JPH04149265A - 良成形性の難燃性樹脂組成物 - Google Patents
良成形性の難燃性樹脂組成物Info
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- JPH04149265A JPH04149265A JP27337890A JP27337890A JPH04149265A JP H04149265 A JPH04149265 A JP H04149265A JP 27337890 A JP27337890 A JP 27337890A JP 27337890 A JP27337890 A JP 27337890A JP H04149265 A JPH04149265 A JP H04149265A
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- rubber
- resin
- vinyl aromatic
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は難燃性に優れた樹脂組成物に関する。
更に詳しくは、ハロゲン化合物を含まない難燃性スチレ
ン系樹脂組成物に関する。
ン系樹脂組成物に関する。
[往来の技術と発明が解決しようとする課題]HIPS
に代表されるゴム変性ビニル芳香族樹脂は、成形性、寸
法安定性に優れることに加え、耐衝撃性、剛性、電気絶
縁性に優れていることから、家電部品、OA機器部品を
始めとする多岐の分野で使用されるに至っている。
に代表されるゴム変性ビニル芳香族樹脂は、成形性、寸
法安定性に優れることに加え、耐衝撃性、剛性、電気絶
縁性に優れていることから、家電部品、OA機器部品を
始めとする多岐の分野で使用されるに至っている。
近年かかる分野で使用されるプラスチック材料に対し、
安全上の問題から、難燃性の要求が高まってきており、
種々の難燃性規格が定められてしする。易燃性のかかる
樹脂にU燃性な付与する方法として、種々の方法が考案
されているが、ごく−射的には、難燃効果の高い臭素化
合物などの710ゲン化合物、及び必要に応じ酸化アン
チモンを樹脂に添加する方法が採用されている。臭素化
合物としては、デカブロモジフェニルエーテル、テトラ
ブロモビスフェノールA、ブロム化フタルイミドなどの
核臭素1換芳香族化合物が知られているが、これらの難
燃剤の添加による方法は、優れた難燃性が得られるもの
の、衝撃強度や熱変形温度が低下し、場合によっては難
燃剤が樹脂の成形品表面にブリード・アウトして成形品
外観を悪化させたりするなどの問題を有していた。更に
また樹脂の成形時に、ハロゲン化合物の熱分解により、
人体に有毒なガスを発生したり、金型及びスクリューを
腐食するなどの問題を有していた。
安全上の問題から、難燃性の要求が高まってきており、
種々の難燃性規格が定められてしする。易燃性のかかる
樹脂にU燃性な付与する方法として、種々の方法が考案
されているが、ごく−射的には、難燃効果の高い臭素化
合物などの710ゲン化合物、及び必要に応じ酸化アン
チモンを樹脂に添加する方法が採用されている。臭素化
合物としては、デカブロモジフェニルエーテル、テトラ
ブロモビスフェノールA、ブロム化フタルイミドなどの
核臭素1換芳香族化合物が知られているが、これらの難
燃剤の添加による方法は、優れた難燃性が得られるもの
の、衝撃強度や熱変形温度が低下し、場合によっては難
燃剤が樹脂の成形品表面にブリード・アウトして成形品
外観を悪化させたりするなどの問題を有していた。更に
また樹脂の成形時に、ハロゲン化合物の熱分解により、
人体に有毒なガスを発生したり、金型及びスクリューを
腐食するなどの問題を有していた。
このためハロゲン化合物を用いないでW燻化する方法が
検討されている。かかる方法として、樹脂に水酸化アル
ミニウム、水酸化マグネシウムなどの水和金属化合物を
添加する方法が知られているが、充分な難燃性を得るた
めには、上記水和金属化合物を多量に添加する必要があ
り、樹脂本来の特性が失われるという欠点を有していた
。
検討されている。かかる方法として、樹脂に水酸化アル
ミニウム、水酸化マグネシウムなどの水和金属化合物を
添加する方法が知られているが、充分な難燃性を得るた
めには、上記水和金属化合物を多量に添加する必要があ
り、樹脂本来の特性が失われるという欠点を有していた
。
一方このような水和金属化合物を用いない方法として、
熱可塑性樹脂にフェノール・アルデヒド樹脂、有機窒素
化合物、有機リン化合物を配合してなる難燃性樹脂組成
物(米国特許第4,632.946号明細書)、ABS
樹脂に赤リン、メラミン、熱架橋硬化性樹脂を配合して
なる難燃性樹脂組成物(特開昭6l−291643)が
開示されている。しかしながら、かかる方法では多種多
量の添加剤を必要とし、樹脂本来の特性を損なうという
問題があった。
熱可塑性樹脂にフェノール・アルデヒド樹脂、有機窒素
化合物、有機リン化合物を配合してなる難燃性樹脂組成
物(米国特許第4,632.946号明細書)、ABS
樹脂に赤リン、メラミン、熱架橋硬化性樹脂を配合して
なる難燃性樹脂組成物(特開昭6l−291643)が
開示されている。しかしながら、かかる方法では多種多
量の添加剤を必要とし、樹脂本来の特性を損なうという
問題があった。
一方、米国特許第4.461.874号明細書には、ポ
リフェニレンエーテル、スチレン系樹脂及び赤リンより
なる難燃性樹脂組成物が開示されている。
リフェニレンエーテル、スチレン系樹脂及び赤リンより
なる難燃性樹脂組成物が開示されている。
上記樹脂組成物は、ハロゲン化合物を用いない有用な難
燃性樹脂材料ではあるが、流動性の低いポリフェニレン
エーテルを多量に含んでいるため、樹脂組成物の成形性
が劣るという問題があった。
燃性樹脂材料ではあるが、流動性の低いポリフェニレン
エーテルを多量に含んでいるため、樹脂組成物の成形性
が劣るという問題があった。
[課題を解決するための手段]
本発明者等は、HIPSに代表されるゴム変性ビニル芳
香族樹脂と、ポリフェニレンエーテル及び赤リンよりな
る難燃性樹脂の流動性を改善すべく鋭意検討した結果、
特定構造のゴム変性ビニル芳香族樹脂、少量のポリフェ
ニレンエーテル、赤リン及び必要に応じミネラルオイル
を加えて成る樹脂組成物が上記課題を効率良く解決する
ことを見出し、本発明を完成するに至った。
香族樹脂と、ポリフェニレンエーテル及び赤リンよりな
る難燃性樹脂の流動性を改善すべく鋭意検討した結果、
特定構造のゴム変性ビニル芳香族樹脂、少量のポリフェ
ニレンエーテル、赤リン及び必要に応じミネラルオイル
を加えて成る樹脂組成物が上記課題を効率良く解決する
ことを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、
A)ゴム変性ビニル芳香族樹脂97〜75重量部、B)
ポリフェニレンエーテル3〜25重量部、の合計100
重量部に対し C)赤リン1〜15重量部 D)ミネラルオイル 0〜10重量部 を配合して成る樹脂組成物であって、前記ゴム変性ビニ
ル芳香族樹脂のマトリックス部分の重量平均分子量が、
8×104〜15X 10’の範囲にあることを特徴と
する成形性にすぐれた難燃性樹脂組成物を提供するもの
である。以下、本発明の内容を順を追って説明する。
ポリフェニレンエーテル3〜25重量部、の合計100
重量部に対し C)赤リン1〜15重量部 D)ミネラルオイル 0〜10重量部 を配合して成る樹脂組成物であって、前記ゴム変性ビニ
ル芳香族樹脂のマトリックス部分の重量平均分子量が、
8×104〜15X 10’の範囲にあることを特徴と
する成形性にすぐれた難燃性樹脂組成物を提供するもの
である。以下、本発明の内容を順を追って説明する。
本発明の樹脂組成物は、前記A成分に言うゴム変性ビニ
ル芳香族樹脂及び前記B成分に言うポリフェニレンエー
テルより構成される樹脂成分と、難燃性付与成分である
赤リン及び必要に応じ加えられる流動性付与成分である
ミネラルオイルよりなるが、上記樹脂成分に占めるB成
分の割合は、3〜25重量%の範囲である。B成分の割
合が、3重量%に満だないものは難燃性が十分でなく、
25重量%を越えるものは、成形加工性が著しく劣った
ものとなり、本発明の範囲に属さない、B成分のより好
ましい範囲は、5〜1,5重量%である。
ル芳香族樹脂及び前記B成分に言うポリフェニレンエー
テルより構成される樹脂成分と、難燃性付与成分である
赤リン及び必要に応じ加えられる流動性付与成分である
ミネラルオイルよりなるが、上記樹脂成分に占めるB成
分の割合は、3〜25重量%の範囲である。B成分の割
合が、3重量%に満だないものは難燃性が十分でなく、
25重量%を越えるものは、成形加工性が著しく劣った
ものとなり、本発明の範囲に属さない、B成分のより好
ましい範囲は、5〜1,5重量%である。
上記A成分のゴム変性ビニル芳香族樹脂とは、ビニル芳
香族重合体よりなるマトリックス中にゴム状重合体が粒
子状に分散して成る重合体を言い−M的にはゴム状重合
体をビニル芳香族単量体(及び不活性溶媒を加えた液)
に溶解し、撹拌下に塊状重合、塊状懸濁重合、または溶
液重合を行ない、ゴム状重合体を析出、粒子化すること
により得られる。
香族重合体よりなるマトリックス中にゴム状重合体が粒
子状に分散して成る重合体を言い−M的にはゴム状重合
体をビニル芳香族単量体(及び不活性溶媒を加えた液)
に溶解し、撹拌下に塊状重合、塊状懸濁重合、または溶
液重合を行ない、ゴム状重合体を析出、粒子化すること
により得られる。
上記のビニル芳香族単量体としては、スチレンのほか、
0−メチルスチレン、p−メチルスチレン、m−メチル
スチレン、2.4ジメチルスチレン、エチルスチレン、
p−ターシャリ−ブチルスチレン等の核アルキル置換ス
チレン、a−メチルスチレン、α−メチル−p−メチル
スチレン等のa−アルキル置換スチレン等を挙げること
ができるが、代表的なものはスチレンである。これらは
その2種以上を併用してもよい。
0−メチルスチレン、p−メチルスチレン、m−メチル
スチレン、2.4ジメチルスチレン、エチルスチレン、
p−ターシャリ−ブチルスチレン等の核アルキル置換ス
チレン、a−メチルスチレン、α−メチル−p−メチル
スチレン等のa−アルキル置換スチレン等を挙げること
ができるが、代表的なものはスチレンである。これらは
その2種以上を併用してもよい。
また前記ゴム状重合体としては、ポリブタジェン、スチ
レン・ブタジェン共重合体、ポリイソプレン、ブタジェ
ン・イソプレン共重合体、天然ゴム、エチレン・プロピ
レン共重合体等を挙げることができるが、−射的には、
ポリブタジェン、スチレン・ブタジェン共重合体が好ま
しい。
レン・ブタジェン共重合体、ポリイソプレン、ブタジェ
ン・イソプレン共重合体、天然ゴム、エチレン・プロピ
レン共重合体等を挙げることができるが、−射的には、
ポリブタジェン、スチレン・ブタジェン共重合体が好ま
しい。
従来、ビニル芳香族樹脂の代表とされるポリスチレンの
重量平均分子量は、強度の観点から15X104以上の
範囲に調節されるのが通例であった。
重量平均分子量は、強度の観点から15X104以上の
範囲に調節されるのが通例であった。
例えば、エンサイクロペディア 才ブ ポリマーサイエ
ンス アンド エンジニアリング(Eneyclope
dia of Po1yver 5cience an
d Engineeringl第16巻(1989年)
69頁、第1図に図示されているように、ポリスチレン
の重量平均分子量が、15X104を下回るとポリスチ
レンの強度が急激に低下することが指摘されていた。
ンス アンド エンジニアリング(Eneyclope
dia of Po1yver 5cience an
d Engineeringl第16巻(1989年)
69頁、第1図に図示されているように、ポリスチレン
の重量平均分子量が、15X104を下回るとポリスチ
レンの強度が急激に低下することが指摘されていた。
しかしながらゴム変性ビニル芳香族樹脂に少量のポリフ
ェニレンエーテルを配合してなる樹脂組成物の場合には
、上記知見に反し、ポリスチレン部分の重量平均分子量
が15X 10’をはるかに下回る場合においても、衝
撃強度を保持し、結果として成形性と耐衝撃性の程よく
バランスされた樹脂材料が得られることが見いだされた
のである。
ェニレンエーテルを配合してなる樹脂組成物の場合には
、上記知見に反し、ポリスチレン部分の重量平均分子量
が15X 10’をはるかに下回る場合においても、衝
撃強度を保持し、結果として成形性と耐衝撃性の程よく
バランスされた樹脂材料が得られることが見いだされた
のである。
従って本発明の樹脂組成物を構成するゴム変性ビニル芳
香族樹脂のマトリックス部分の重量平均分子量は、上記
文献等が教示するところと異なる特定の範囲にあること
が肝要である。即ち、本発明のゴム変性ビニル芳香族樹
脂は、マトリックス部分の重量平均分子量が、8×10
4〜15x 10’の範囲でなければならない0重量平
均分子量が8×104に満たない場合には、最終的に得
られる樹脂組成物の衝撃強度が劣るようになり、15x
10’を越える場合には樹脂組成物の成形性が劣った
ものとなる。マトリックス部分の重量平均分子量のより
好ましい範囲はIOX 10’〜15X 10’である
。
香族樹脂のマトリックス部分の重量平均分子量は、上記
文献等が教示するところと異なる特定の範囲にあること
が肝要である。即ち、本発明のゴム変性ビニル芳香族樹
脂は、マトリックス部分の重量平均分子量が、8×10
4〜15x 10’の範囲でなければならない0重量平
均分子量が8×104に満たない場合には、最終的に得
られる樹脂組成物の衝撃強度が劣るようになり、15x
10’を越える場合には樹脂組成物の成形性が劣った
ものとなる。マトリックス部分の重量平均分子量のより
好ましい範囲はIOX 10’〜15X 10’である
。
ゴム変性ビニル芳香族樹脂を調整するに際し、マトリッ
クス部分の重量平均分子量に関する上記要件を満足させ
るための一般的な方法としては、塊状重合、塊状懸濁重
合、または溶液重合を行う際の重合温度を高くしたり、
必要に応じ常用の連鎖移動剤を加えたりする方法を挙げ
ることが出来る。
クス部分の重量平均分子量に関する上記要件を満足させ
るための一般的な方法としては、塊状重合、塊状懸濁重
合、または溶液重合を行う際の重合温度を高くしたり、
必要に応じ常用の連鎖移動剤を加えたりする方法を挙げ
ることが出来る。
上記ゴム変性ビニル芳香族樹脂中のゴム状重合体含量に
ついて特に制約はないが一般的には4〜15重量%、よ
り好ましくは6〜10重量%である。
ついて特に制約はないが一般的には4〜15重量%、よ
り好ましくは6〜10重量%である。
さらに上記ゴム変性ビニル芳香族樹脂中のゴム粒子の平
均粒子径は、05〜6.Oミ)ロンの範囲に、より好ま
しくは0゜8〜3.0ミク助の範囲に制御される。
均粒子径は、05〜6.Oミ)ロンの範囲に、より好ま
しくは0゜8〜3.0ミク助の範囲に制御される。
上記ゴム粒子径は、ゴム変性ビニル芳香族樹脂の超薄切
片法による透過型電子顕mH写真を撮影し、1.000
個のゴム粒子についてその直径を求め、次式に従って求
める。
片法による透過型電子顕mH写真を撮影し、1.000
個のゴム粒子についてその直径を求め、次式に従って求
める。
Σ n 、D +
ゴム粒子径=
Σ n l D +
但し D、二分散ゴム粒子の直径。
n、:直径Diのゴム粒子の個数。
また前記ゴム変性ビニル芳香族樹脂中のゲル含R(トル
エン不溶分)は、常法の15〜40重量%に調整される
が、より好ましくは20〜35重量%である。
エン不溶分)は、常法の15〜40重量%に調整される
が、より好ましくは20〜35重量%である。
つぎに、本発明のB成分に言うポリフェニレンエーテル
(以下PPEと略称する。)とは、下記−数式で示され
る結合単位: (ここに、R,、R,、R,、R4は、それぞれ水素、
炭化水素、または置換炭化水素基からなる群から選択さ
れるものであり、互いに同一でも異なっていてもよい、
)からなり、還元粘度(0,5g/d l、クロロフォ
ルム溶液、30℃測定)が、tl、15〜0.70dl
/gの範囲、より好ましくは0.20〜0.60dl/
gの範囲にあるホモ重合体及び/または共重合体である
。このPPEの具体的な例としては、ポリ(2,6−シ
メチルー1.4−フェニレンエーテル)。
(以下PPEと略称する。)とは、下記−数式で示され
る結合単位: (ここに、R,、R,、R,、R4は、それぞれ水素、
炭化水素、または置換炭化水素基からなる群から選択さ
れるものであり、互いに同一でも異なっていてもよい、
)からなり、還元粘度(0,5g/d l、クロロフォ
ルム溶液、30℃測定)が、tl、15〜0.70dl
/gの範囲、より好ましくは0.20〜0.60dl/
gの範囲にあるホモ重合体及び/または共重合体である
。このPPEの具体的な例としては、ポリ(2,6−シ
メチルー1.4−フェニレンエーテル)。
2.6−シメチルフエノールと2.3.6− トリメチ
ルフェノールとの共重合体等が好ましく、中でも、ポ)
(2,6−シメチルー1.4−)エコしンエーテル)
が好ましい。
ルフェノールとの共重合体等が好ましく、中でも、ポ)
(2,6−シメチルー1.4−)エコしンエーテル)
が好ましい。
かかるPPEの製造方法は公知の方法で得られるもので
あれば特に限定されるものではなく、例えば、米国特許
第3.306.874号明細書記載の方法による第一銅
塩とアミンのコンプレックスを触媒として用い1例えば
2.6キシレノールを酸化重合することにより容易に製
造出来、そのほかにも、米国特許第3.306.875
号明細書、米国特許第3,257.357号明細書、米
国特許第3,257,358号明細書、及び特公昭52
−17880号公報、特開昭50−51197号公報に
記載された方法で容易に製造出来る。
あれば特に限定されるものではなく、例えば、米国特許
第3.306.874号明細書記載の方法による第一銅
塩とアミンのコンプレックスを触媒として用い1例えば
2.6キシレノールを酸化重合することにより容易に製
造出来、そのほかにも、米国特許第3.306.875
号明細書、米国特許第3,257.357号明細書、米
国特許第3,257,358号明細書、及び特公昭52
−17880号公報、特開昭50−51197号公報に
記載された方法で容易に製造出来る。
次に本発明では、第三の成分として赤リンを用いる。赤
リンとしては、微粒子状のものであれば良いが、取り扱
いの上からは、表面を樹脂、ミネラルオイル、または金
属水和物にてコーティングしたものが好ましい。
リンとしては、微粒子状のものであれば良いが、取り扱
いの上からは、表面を樹脂、ミネラルオイル、または金
属水和物にてコーティングしたものが好ましい。
上紀赤リンの配合量としては、前記A成分及びB成分よ
りなる樹脂成分100重量部に対し、1〜15重量部で
あることが必要である。配合量が1重量部に満たない場
合には、充分な難燃性が得られない、また配合量が15
重量部を越える場合には、最終的に得られる組成物の衝
撃強度、成形性及び外観が劣ったものとなる。より好ま
しい配合量は2〜10重量部であり、さらに好ましい配
合量は3〜8重量部である。
りなる樹脂成分100重量部に対し、1〜15重量部で
あることが必要である。配合量が1重量部に満たない場
合には、充分な難燃性が得られない、また配合量が15
重量部を越える場合には、最終的に得られる組成物の衝
撃強度、成形性及び外観が劣ったものとなる。より好ま
しい配合量は2〜10重量部であり、さらに好ましい配
合量は3〜8重量部である。
本発明においては上記Al、B1.C1成分に、必要に
応じ、D)ミネラルオイルを、A)、Bl 両成分の合
計100重量部に対し、10重量部を上限に加えること
ができる。ミネラルオイルの添加量が10重量部を越え
ると、最終的に得られる樹脂組成物の熱変形温度が低下
し、また成形加工時に金型表面に油状の物質が蓄積する
ようになり好ましくない、ミネラルオイルのより好まし
い添加量は3〜6重量部である。ミネラルオイルとして
は、常用のものを使用することができるが、101!l
mHgにおける初留点が210℃以上のものがより好ま
しい、このような条件を満たすミネラルオイルとしては
、例えばエッソ石油■製のミネラルオイルであるクリス
トル352などを挙げることが出来る。また上記ミネラ
ルオイルの全量もしくはその一部を前記B成分のゴム変
性ビニル芳香族樹脂を重合する際に、その重合液中に投
入して、ミネラルオイル含有のゴム変性ビニル芳香族樹
脂を調整し、最終的に得られる樹脂組成物中のミネラル
オイルの含有凰を調整することもできる。
応じ、D)ミネラルオイルを、A)、Bl 両成分の合
計100重量部に対し、10重量部を上限に加えること
ができる。ミネラルオイルの添加量が10重量部を越え
ると、最終的に得られる樹脂組成物の熱変形温度が低下
し、また成形加工時に金型表面に油状の物質が蓄積する
ようになり好ましくない、ミネラルオイルのより好まし
い添加量は3〜6重量部である。ミネラルオイルとして
は、常用のものを使用することができるが、101!l
mHgにおける初留点が210℃以上のものがより好ま
しい、このような条件を満たすミネラルオイルとしては
、例えばエッソ石油■製のミネラルオイルであるクリス
トル352などを挙げることが出来る。また上記ミネラ
ルオイルの全量もしくはその一部を前記B成分のゴム変
性ビニル芳香族樹脂を重合する際に、その重合液中に投
入して、ミネラルオイル含有のゴム変性ビニル芳香族樹
脂を調整し、最終的に得られる樹脂組成物中のミネラル
オイルの含有凰を調整することもできる。
以上のA−C(またはA−C及びD)の各成分の配合方
法に特に制約は無く、押出し機、ニーダ、バンバリーミ
キサ−等の常用の混合機により、上記成分を溶融混合す
ればよい、この際、出来得れば、C成分の混合に先立ち
、予めA成分及びB成分の混練りを実施しし、然るのち
C成分を加えて潰練りを実施するほうがB成分が均一に
分散し好ましい。
法に特に制約は無く、押出し機、ニーダ、バンバリーミ
キサ−等の常用の混合機により、上記成分を溶融混合す
ればよい、この際、出来得れば、C成分の混合に先立ち
、予めA成分及びB成分の混練りを実施しし、然るのち
C成分を加えて潰練りを実施するほうがB成分が均一に
分散し好ましい。
以下実施例により本発明を更に詳しく説明するC実施例
] 以下の実施例、比較例では、下記の試料を用いた。
] 以下の実施例、比較例では、下記の試料を用いた。
[参考例:ゴム変性ビニル芳香族樹脂の調整](参考例
1−ゴム変性ビニル芳香族樹脂、SL]下記組成の重合
原液を調整した。
1−ゴム変性ビニル芳香族樹脂、SL]下記組成の重合
原液を調整した。
ポリブタジェンゴム=8.0重量部
(旭化成工業■製NF35A)
・スチレン ニア7.0重量部・エチルベンゼ
ン : 15.0Iiffi部・ a −メチルスチ
レンタイマー ・ 0.16重i部・ ステ1リ
ル3−(3,5−ジターシャリブチル−4−ヒドロキシ
フェニル) プロピオx−ト : 0.1
0重量部次いで上記重合原液を撹拌棒を備えた多段式反
応機に連続的に送液し、重合を行った。ゴム粒子の平均
粒子径が:?、6ミクロン、最終反応操出の固形分濃度
が80重量%となるように、重合温度及び撹拌数を調節
した。引き続き重合液を脱揮装置に導き、ゴム含量10
重量%のゴム変性ビニル芳香族樹脂を得た。得られたゴ
ム変性ビニル芳香族樹脂のマトリックス部分の重量平均
分子量は、13.6X 10’であった。
ン : 15.0Iiffi部・ a −メチルスチ
レンタイマー ・ 0.16重i部・ ステ1リ
ル3−(3,5−ジターシャリブチル−4−ヒドロキシ
フェニル) プロピオx−ト : 0.1
0重量部次いで上記重合原液を撹拌棒を備えた多段式反
応機に連続的に送液し、重合を行った。ゴム粒子の平均
粒子径が:?、6ミクロン、最終反応操出の固形分濃度
が80重量%となるように、重合温度及び撹拌数を調節
した。引き続き重合液を脱揮装置に導き、ゴム含量10
重量%のゴム変性ビニル芳香族樹脂を得た。得られたゴ
ム変性ビニル芳香族樹脂のマトリックス部分の重量平均
分子量は、13.6X 10’であった。
[参考例2−ゴム変性ビニル芳香族樹脂、S2.1参考
例■ において、 α−メチルスチレンタイ?−の添加
量を増し、かつ反応機の撹拌数を高めた他は同様にして
、ゴム粒子の平均粒子径が2.5ミクロン、ゴム含量1
0重量%、マトリックス部分の重量平均分子量が10.
4X 10’のゴム変性ビニル芳香族樹脂を得た。
例■ において、 α−メチルスチレンタイ?−の添加
量を増し、かつ反応機の撹拌数を高めた他は同様にして
、ゴム粒子の平均粒子径が2.5ミクロン、ゴム含量1
0重量%、マトリックス部分の重量平均分子量が10.
4X 10’のゴム変性ビニル芳香族樹脂を得た。
[参考例3−ゴム変性ビニル芳香族樹脂、S3]参考例
1 において、 α−メチル又チレンタイ7−の添加
量を減じ、かつ反応機の撹拌数を低めた他は同様にして
、ゴム粒子の平均粒子径が2.8ミクロン、ゴム含量1
0重量%、マトリックス部分の重量平均分子量が20.
8x 10’のゴム変性ビニル芳香族樹脂を得た。
1 において、 α−メチル又チレンタイ7−の添加
量を減じ、かつ反応機の撹拌数を低めた他は同様にして
、ゴム粒子の平均粒子径が2.8ミクロン、ゴム含量1
0重量%、マトリックス部分の重量平均分子量が20.
8x 10’のゴム変性ビニル芳香族樹脂を得た。
[g前例4−ゴム変性ビニル芳香族樹脂、7S4]参考
例2 において、 a−Jチルスチレンタイ7−の添加
量をさらに増し、かつ反応機の撹拌数をさらに高めた他
は同様にして、ゴム粒子の平均粒子径が2.8ミクロン
、ゴム含量10重量%、マトリックス部分の重量平均分
子量が6.8x 10’のゴム変性ビニル芳香族樹脂を
得た。
例2 において、 a−Jチルスチレンタイ7−の添加
量をさらに増し、かつ反応機の撹拌数をさらに高めた他
は同様にして、ゴム粒子の平均粒子径が2.8ミクロン
、ゴム含量10重量%、マトリックス部分の重量平均分
子量が6.8x 10’のゴム変性ビニル芳香族樹脂を
得た。
[参考例5コPPEの調整]
酸素吹き込み口を反応機底部に有し、内部に冷却用コイ
ル、撹拌朋根を有するステンレス製反応機の内部を窒素
で十分置換したのち、臭化第2銅54.8g 、ジ−n
−ブチルアミン1110g 、及びトルエン20J2.
n−ブタノ一ル16℃、メタノール4I2の混合溶媒に
2.6−キシレノール8.75kgを溶解して反応機に
仕込んだ、攪拌しながら反応機内部に酸素を吹き込み続
け、内温を30℃に制御しながら180分間重合を行な
った0重合終了後、析出しなポリマーを口利しメタノー
ル/塩酸混合液を添加し、ポリマー中の残存触媒を分解
し、さらにメタノールを用いて十分洗浄した後乾燥し、
粉末状のPPEを得た。還元粘度は0.55dl/gで
あった。
ル、撹拌朋根を有するステンレス製反応機の内部を窒素
で十分置換したのち、臭化第2銅54.8g 、ジ−n
−ブチルアミン1110g 、及びトルエン20J2.
n−ブタノ一ル16℃、メタノール4I2の混合溶媒に
2.6−キシレノール8.75kgを溶解して反応機に
仕込んだ、攪拌しながら反応機内部に酸素を吹き込み続
け、内温を30℃に制御しながら180分間重合を行な
った0重合終了後、析出しなポリマーを口利しメタノー
ル/塩酸混合液を添加し、ポリマー中の残存触媒を分解
し、さらにメタノールを用いて十分洗浄した後乾燥し、
粉末状のPPEを得た。還元粘度は0.55dl/gで
あった。
[実施例1〜5、比較例1〜6]
参考例にて調整したゴム変性ビニル芳香族樹脂PPE及
び赤リン(燐化学工業■製、ノーバレット# 120.
赤リン含量85重量%)及びミネラルオイル(エッソ石
油■製のミネラルオイル、クリストール352゜10m
mHgにおける初留点237℃)を表1の割合にて配合
し、2軸押出機にて混練りし、樹脂組成物のペレットを
得た。
び赤リン(燐化学工業■製、ノーバレット# 120.
赤リン含量85重量%)及びミネラルオイル(エッソ石
油■製のミネラルオイル、クリストール352゜10m
mHgにおける初留点237℃)を表1の割合にて配合
し、2軸押出機にて混練りし、樹脂組成物のペレットを
得た。
次いで、射出成形機にて、試験片を作成し、機械的物性
及び燃焼性試験を行なった。なお物性、燃焼性試験は下
記方法に従った。
及び燃焼性試験を行なった。なお物性、燃焼性試験は下
記方法に従った。
・アイゾツト衝撃強度: ASTM D−256(ノツ
チ付き) ・曲げ弾性率 : ASTM D−790・メル
トフローレート: l5O−R1133 200℃。
チ付き) ・曲げ弾性率 : ASTM D−790・メル
トフローレート: l5O−R1133 200℃。
5kg
荷重)
燃焼性
: UL−94fl、/1.2インチ)結果を表1に
示す。
示す。
(以下余白)
[実施例6]
実施例2の樹脂組成物を用いて、射出成形機(東芝機械
側製I 5800B−75)にて、シリンダー温度23
0℃、金型温度45℃の条件で、平均肉厚3IIIJI
+の、テレビ受像機外殻部品の成形体を得た[比較例7
] 実施例2の樹脂組成物に変えて、比較例1の樹脂組成物
を用いる他は、実施例6と同様の操作を行ったが、樹脂
の流動性が悪く、成形体を得ることが出来なかった。
側製I 5800B−75)にて、シリンダー温度23
0℃、金型温度45℃の条件で、平均肉厚3IIIJI
+の、テレビ受像機外殻部品の成形体を得た[比較例7
] 実施例2の樹脂組成物に変えて、比較例1の樹脂組成物
を用いる他は、実施例6と同様の操作を行ったが、樹脂
の流動性が悪く、成形体を得ることが出来なかった。
[実施例7]
実施例2の樹脂組成物に変えて、実施例5の樹脂組成物
を用い、シリンダー温度を220℃とした他は、実施例
6と同様の操作を行い、テレビ受像機外殻部品の成形体
を得た。
を用い、シリンダー温度を220℃とした他は、実施例
6と同様の操作を行い、テレビ受像機外殻部品の成形体
を得た。
(以下余白)
[発明の効果]
表1に明らかなように、本発明の樹脂組成物は、衝撃強
度、難燃性及び流動性に優れたものであり、射出成形用
素材として有用である。また本発明の樹脂組成物は、特
に流動性に優れているのでテレビ受像機の外殻部品など
の大型成形品を得るのに適している。
度、難燃性及び流動性に優れたものであり、射出成形用
素材として有用である。また本発明の樹脂組成物は、特
に流動性に優れているのでテレビ受像機の外殻部品など
の大型成形品を得るのに適している。
特許出願人 旭化成工業株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)A)ゴム変性ビニル芳香族樹脂97〜75重量部、 B)ポリフェニレンエーテル3〜25重量部、の合計1
00重量部に対し C)赤リン1〜15重量部 D)ミネラルオイル0〜10重量部 を配合して成る樹脂組成物において、前記ゴム変性ビニ
ル芳香族樹脂のマトリックス部分の重量平均分子量が、
8×10^4〜15×10^4の範囲にあることを特徴
とする難燃性樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27337890A JPH0689206B2 (ja) | 1990-10-15 | 1990-10-15 | 良成形性の難燃性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27337890A JPH0689206B2 (ja) | 1990-10-15 | 1990-10-15 | 良成形性の難燃性樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04149265A true JPH04149265A (ja) | 1992-05-22 |
| JPH0689206B2 JPH0689206B2 (ja) | 1994-11-09 |
Family
ID=17527067
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27337890A Expired - Fee Related JPH0689206B2 (ja) | 1990-10-15 | 1990-10-15 | 良成形性の難燃性樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0689206B2 (ja) |
-
1990
- 1990-10-15 JP JP27337890A patent/JPH0689206B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0689206B2 (ja) | 1994-11-09 |
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