JPH0424340B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0424340B2 JPH0424340B2 JP15423089A JP15423089A JPH0424340B2 JP H0424340 B2 JPH0424340 B2 JP H0424340B2 JP 15423089 A JP15423089 A JP 15423089A JP 15423089 A JP15423089 A JP 15423089A JP H0424340 B2 JPH0424340 B2 JP H0424340B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- general formula
- compound
- carbonate
- methyl
- chloro
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
本発明は一般式()
〔式中、Xは塩素原子または臭素原子を表わす。〕
で示される炭酸エステルに関するものである。 一般式()で示される本発明化合物は、除草
作用を有する下記一般式()で示される化合物
等の合成中間体として有用なものである。 〔式中、Rはアルキル基、アルケニル基またはア
ルキニル基を表わし、Xは前述と同じ意味を表わ
す。〕 一般式()で示される化合物は、トウモロコ
シ、コムギ、イネ、ダイズ、タワ等の重要作用に
対して薬害が少なく、かつ雑草に対して強力な殺
草力を有するものであり、代表的な化合物とし
て、たとえば2−(4−クロロ−2−フルオロ−
5−イソプロポキシフエニル)−3,4,5,6
−テトラヒドロフタルイミド(第1表の化合物
1)、2−(4−クロロ−2−フルオロ−5−プロ
パルギルオキシフエニル)−3,4,5,6−テ
トラヒドロフタルイミド(第1表の化合物2)、
2−(4−クロロ−2−フルオロ−5−アリルオ
キシフエニル)−3,4,5,6−テトラヒドロ
フタルイミド(第1表の化合物3)があり、それ
らの除草活性は後述のとおりである。
で示される炭酸エステルに関するものである。 一般式()で示される本発明化合物は、除草
作用を有する下記一般式()で示される化合物
等の合成中間体として有用なものである。 〔式中、Rはアルキル基、アルケニル基またはア
ルキニル基を表わし、Xは前述と同じ意味を表わ
す。〕 一般式()で示される化合物は、トウモロコ
シ、コムギ、イネ、ダイズ、タワ等の重要作用に
対して薬害が少なく、かつ雑草に対して強力な殺
草力を有するものであり、代表的な化合物とし
て、たとえば2−(4−クロロ−2−フルオロ−
5−イソプロポキシフエニル)−3,4,5,6
−テトラヒドロフタルイミド(第1表の化合物
1)、2−(4−クロロ−2−フルオロ−5−プロ
パルギルオキシフエニル)−3,4,5,6−テ
トラヒドロフタルイミド(第1表の化合物2)、
2−(4−クロロ−2−フルオロ−5−アリルオ
キシフエニル)−3,4,5,6−テトラヒドロ
フタルイミド(第1表の化合物3)があり、それ
らの除草活性は後述のとおりである。
【表】
除草剤としての以下の試験例(参考例)におい
て、栽培植物に対する薬害と雑草に対する効力と
の評価はすべて以下に述べる基準にしたがい、0
から5までの整数による評価値で表わした。調査
時点に枯れ残つた植物体の地上部の生重量をはか
り、無処理区の植物体の生重量と比較したときの
比率(%)を計算する。栽培植物と雑草について
下表のような基準にもとずき、薬害と除草効果を
0から5までの数字で評価した。栽培植物に対す
る評価値0または1あるいは雑草に対する評価値
5または4は一般に妥当な栽培植物保護効果、あ
るいは雑草防除効果とみなされる。
て、栽培植物に対する薬害と雑草に対する効力と
の評価はすべて以下に述べる基準にしたがい、0
から5までの整数による評価値で表わした。調査
時点に枯れ残つた植物体の地上部の生重量をはか
り、無処理区の植物体の生重量と比較したときの
比率(%)を計算する。栽培植物と雑草について
下表のような基準にもとずき、薬害と除草効果を
0から5までの数字で評価した。栽培植物に対す
る評価値0または1あるいは雑草に対する評価値
5または4は一般に妥当な栽培植物保護効果、あ
るいは雑草防除効果とみなされる。
【表】
【表】
参考例 トウモロコシ除草試験(茎葉処理)
縦35cm、横25cm、高さ10cmのプラスチツクトレ
ーに畑地土壌を詰め、トウモロコシ、イチビ、ヒ
マワリ、エビスグザ、マルバアサガオ、ノハラガ
ラシ、ハコベおよびエノコログサを播種し、温室
内で2週間育成したあと、縦50cm、横100cm、高
さ40cmの枠内にこのトレーを2個並べ、植物体の
上方から小型噴霧器で各薬剤の所定量を枠内全面
に茎葉処理した。薬剤散布後さらに3週間室温内
で育成したあと、各植物ごとに薬害あるいは除草
効力を調査した。その結果を第2表に示す。なお
処理薬剤は乳剤を使用し、展着剤を加えた水に乳
化させたものを供試した。薬剤処理時の植物の大
きさは種類によつて異なるが、ほぼ本葉1〜3葉
期で草丈2〜20cmであつた。
ーに畑地土壌を詰め、トウモロコシ、イチビ、ヒ
マワリ、エビスグザ、マルバアサガオ、ノハラガ
ラシ、ハコベおよびエノコログサを播種し、温室
内で2週間育成したあと、縦50cm、横100cm、高
さ40cmの枠内にこのトレーを2個並べ、植物体の
上方から小型噴霧器で各薬剤の所定量を枠内全面
に茎葉処理した。薬剤散布後さらに3週間室温内
で育成したあと、各植物ごとに薬害あるいは除草
効力を調査した。その結果を第2表に示す。なお
処理薬剤は乳剤を使用し、展着剤を加えた水に乳
化させたものを供試した。薬剤処理時の植物の大
きさは種類によつて異なるが、ほぼ本葉1〜3葉
期で草丈2〜20cmであつた。
【表】
【表】
一般式()で示される除草剤として有用な化
合物は、一般式()で示される本発明化合物よ
り下記の反応経路で合成することができる。 〔式中、XおよびRは前述のとおりである。〕 すなわち、一般式()のフエノール誘導体
は、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシ
ド等の溶媒中、炭酸カリウム等のアルカリ金属炭
酸塩、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化
物、水素化ナトリウム等のアルカリ金属水素化
物、ナトリウムアルコキシド等のアルカリ金属ア
ルコキシド等の縁切の存在下、好ましくはアルカ
リ金属炭酸塩の存在下、アルキルハライド、アル
ケニルハライド、アルキニルハライドと0〜100
℃、好ましくは70〜90℃で反応させることにより
一般式()のN−フエニルテトラヒドロフタル
イミド誘導体に変換される。 一般式()のフエノール誘導体は、一般式
()のアミノフエノール誘導体と3,4,5,
6−テトラヒドロフタル酸無水物とを酢酸等の不
活性な溶媒中、1〜6時間、一般には2〜4時間
還流することにより製造できる。一般式()の
アミノフエノール誘導体は、一般式()のニト
ロフエノール誘導体を還元することにより得るこ
とができる。 芳香環のニトロ基の一般的な還元手段である接
触還元、鉄粉を用いた還元、硫酸ナトリウムによ
る還元、硫黄化したNaBH4による還元等のいず
れの手段も可能であるが、二酸化白金を触媒と
し、エタノール溶媒中常温、常圧、水素による還
元が好ましい。この接触還元によつて得られた一
般式()のアミノフエノール誘導体は、ほとん
ど精製することなしに3,4,5,6−テトラヒ
ドロフタル酸無水物との反応に使用できる。 一般式()のニトロフエノール誘導体は、一
般式()の本発明化合物を水酸化ナトリウム等
のアルカリ水溶液を用いて、好ましくは40〜80℃
で加水分解を行なうことにより得ることができ
る。 一般式()の本発明化合物は、一般式()
のハロフエノールより下記反応式に従つて製造で
きる。 〔式中、Xは前述のとおりである。〕 一般式()のハロフエノールは、G.C.
Fingerら、J.Am.Chem.Soc.8194(1959)で公知
である。一般式()のハロフエノールを水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム等の水溶液でアルカ
リ金属塩とした後、クロロ蟻酸メチルと水溶液
中、好ましくは0〜10℃で反応させることにより
一般式()の炭酸エステル誘導体を得ることが
できる。さらに農硫酸−濃硝酸を用いたニトロ化
を常温で行なうことにより一般式()の本発明
化合物が製造できる。 実施例 1 メチル2−クロロ−4−フルオロ−5−ニトロ
フエニルカルボナートの合成 2−クロロ−4−フルオロフエノール83.4gを
水酸化ナトリウム27.7gおよび水450mlより調整
した水酸化ナトリウム水溶液に加え、10℃以下で
クロロ蟻酸メチル69.2gを滴下した。生じた結晶
を別、水洗して134.8gの粗製のメチル2−ク
ロロ−4−フルオロフエニルカルボナートを得
た。mp69〜71℃ メチル2−クロロ−4−フルオロフエニルカル
ボナート134.8を濃硫酸50mlにけん濁し、これに
混酸(濃硫酸50ml、濃硝酸50ml)を30℃付近で滴
下し、さらに1時間その温度で撹拌した。反応液
を氷にあけ、生じた結晶は繰り返し水洗し、143
gのメチル2−クロロ−4−フルオロ−5−ニト
ロフエニルカルボナートを得た。 mp58〜55℃ 実施例 2 メチル2−ブロモ−4−フルオロ−5−ニトロ
フエニルカルボナートの合成 2−ブロモ−4−フルオロフエノール28gを水
酸化ナトリウム水溶液(水酸化ナトリウム7gを
100mlの水に溶解したもの)に加え、10℃以下で
クロロ蟻酸メチル滴下し、生じた結晶は別、水
洗し、41gのメチル2−ブロモ−4−フルオロフ
エニルカルボナートを得た。 mp80.7℃ これを13mlの濃硫酸に懸濁し、濃硫酸を13ml、
濃硝酸13mlの混酸を30℃付近で滴下した。さらに
30分撹拌し、氷にそそぎ生じた結晶を良く水洗
し、38.3gの黄色結晶としてメチル2−ブロモ−
4−フルオロ−5−ニトロフエニルカルボナート
を得た。mp63.5〜64.5℃。
合物は、一般式()で示される本発明化合物よ
り下記の反応経路で合成することができる。 〔式中、XおよびRは前述のとおりである。〕 すなわち、一般式()のフエノール誘導体
は、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシ
ド等の溶媒中、炭酸カリウム等のアルカリ金属炭
酸塩、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化
物、水素化ナトリウム等のアルカリ金属水素化
物、ナトリウムアルコキシド等のアルカリ金属ア
ルコキシド等の縁切の存在下、好ましくはアルカ
リ金属炭酸塩の存在下、アルキルハライド、アル
ケニルハライド、アルキニルハライドと0〜100
℃、好ましくは70〜90℃で反応させることにより
一般式()のN−フエニルテトラヒドロフタル
イミド誘導体に変換される。 一般式()のフエノール誘導体は、一般式
()のアミノフエノール誘導体と3,4,5,
6−テトラヒドロフタル酸無水物とを酢酸等の不
活性な溶媒中、1〜6時間、一般には2〜4時間
還流することにより製造できる。一般式()の
アミノフエノール誘導体は、一般式()のニト
ロフエノール誘導体を還元することにより得るこ
とができる。 芳香環のニトロ基の一般的な還元手段である接
触還元、鉄粉を用いた還元、硫酸ナトリウムによ
る還元、硫黄化したNaBH4による還元等のいず
れの手段も可能であるが、二酸化白金を触媒と
し、エタノール溶媒中常温、常圧、水素による還
元が好ましい。この接触還元によつて得られた一
般式()のアミノフエノール誘導体は、ほとん
ど精製することなしに3,4,5,6−テトラヒ
ドロフタル酸無水物との反応に使用できる。 一般式()のニトロフエノール誘導体は、一
般式()の本発明化合物を水酸化ナトリウム等
のアルカリ水溶液を用いて、好ましくは40〜80℃
で加水分解を行なうことにより得ることができ
る。 一般式()の本発明化合物は、一般式()
のハロフエノールより下記反応式に従つて製造で
きる。 〔式中、Xは前述のとおりである。〕 一般式()のハロフエノールは、G.C.
Fingerら、J.Am.Chem.Soc.8194(1959)で公知
である。一般式()のハロフエノールを水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム等の水溶液でアルカ
リ金属塩とした後、クロロ蟻酸メチルと水溶液
中、好ましくは0〜10℃で反応させることにより
一般式()の炭酸エステル誘導体を得ることが
できる。さらに農硫酸−濃硝酸を用いたニトロ化
を常温で行なうことにより一般式()の本発明
化合物が製造できる。 実施例 1 メチル2−クロロ−4−フルオロ−5−ニトロ
フエニルカルボナートの合成 2−クロロ−4−フルオロフエノール83.4gを
水酸化ナトリウム27.7gおよび水450mlより調整
した水酸化ナトリウム水溶液に加え、10℃以下で
クロロ蟻酸メチル69.2gを滴下した。生じた結晶
を別、水洗して134.8gの粗製のメチル2−ク
ロロ−4−フルオロフエニルカルボナートを得
た。mp69〜71℃ メチル2−クロロ−4−フルオロフエニルカル
ボナート134.8を濃硫酸50mlにけん濁し、これに
混酸(濃硫酸50ml、濃硝酸50ml)を30℃付近で滴
下し、さらに1時間その温度で撹拌した。反応液
を氷にあけ、生じた結晶は繰り返し水洗し、143
gのメチル2−クロロ−4−フルオロ−5−ニト
ロフエニルカルボナートを得た。 mp58〜55℃ 実施例 2 メチル2−ブロモ−4−フルオロ−5−ニトロ
フエニルカルボナートの合成 2−ブロモ−4−フルオロフエノール28gを水
酸化ナトリウム水溶液(水酸化ナトリウム7gを
100mlの水に溶解したもの)に加え、10℃以下で
クロロ蟻酸メチル滴下し、生じた結晶は別、水
洗し、41gのメチル2−ブロモ−4−フルオロフ
エニルカルボナートを得た。 mp80.7℃ これを13mlの濃硫酸に懸濁し、濃硫酸を13ml、
濃硝酸13mlの混酸を30℃付近で滴下した。さらに
30分撹拌し、氷にそそぎ生じた結晶を良く水洗
し、38.3gの黄色結晶としてメチル2−ブロモ−
4−フルオロ−5−ニトロフエニルカルボナート
を得た。mp63.5〜64.5℃。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 〔式中、Xは塩素原子または臭素原子を表わす。〕
で示される炭酸エステル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15423089A JPH0242042A (ja) | 1989-06-15 | 1989-06-15 | 炭酸エステル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15423089A JPH0242042A (ja) | 1989-06-15 | 1989-06-15 | 炭酸エステル |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18202481A Division JPS5883652A (ja) | 1981-03-30 | 1981-11-12 | 4−フルオロ−5−ニトロフエノ−ル誘導体およびその製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0242042A JPH0242042A (ja) | 1990-02-13 |
| JPH0424340B2 true JPH0424340B2 (ja) | 1992-04-24 |
Family
ID=15579695
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15423089A Granted JPH0242042A (ja) | 1989-06-15 | 1989-06-15 | 炭酸エステル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0242042A (ja) |
-
1989
- 1989-06-15 JP JP15423089A patent/JPH0242042A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0242042A (ja) | 1990-02-13 |
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