JPH0425544A - 樹脂組成物 - Google Patents
樹脂組成物Info
- Publication number
- JPH0425544A JPH0425544A JP13021090A JP13021090A JPH0425544A JP H0425544 A JPH0425544 A JP H0425544A JP 13021090 A JP13021090 A JP 13021090A JP 13021090 A JP13021090 A JP 13021090A JP H0425544 A JPH0425544 A JP H0425544A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- parts
- bromine
- polystyrene resin
- composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
r産業上の利用分野]
本発明は耐衝撃性および難燃性の要求される種々の成形
品、たとえば、家電製品、0AII器、自動車部品など
の成形材料として利用される樹脂組成物に関する。 [従来の技術1 スチレン系樹脂は、加工性、種々の物性がすくれている
ために工業的に生産され、多方面にtたって利用されて
いる。とりわけ、弱電の分艷(たとえば、家電の分野、
OA機器の分野)に之いて難燃性の要求が高まっている
6 スチレン系樹脂に難燃性を付与するため、ハロゲン系難
燃剤とアンチモン化合物を配合することが提案されてい
る(特開昭53−149244号、同6〇−13834
号)。しかし、これらの組成物は燃焼中にドリッピング
を起こし易く、難燃性が不安定であり、多量に難燃剤を
加えると、耐衝撃性が低下する。 この耐衝撃性の低下を防ぐために高シスポリブタジエン
ゴムを用いることが提案されている(特公昭57−26
695号。特開昭62−179552号)。 さらに、スチレン系樹脂の難燃性を向上するものとして
、スチレン系樹脂にハロゲン含有エポキシ樹脂、ビス(
トリブロモフェノキシ)エタン、テトラブロモビスフェ
ノールA (TBA)などのハロゲン化ll燃化剤を添
加することが提案されている(特開昭62−4737号
、特公昭54−44298号、特開昭60−19276
1号)。また、TEAとTEAの高分子量化物を併用す
ることも提案されている(特開昭54−68854号)
。 最近、難燃性がすぐれているばかりでなく、耐熱性およ
び耐衝撃性が良好なスチレン系樹脂組成物を得るために
スチレン系樹脂に難燃助剤として酸化アンチモン、さら
に難燃化剤として塩素化ビスフェノール型エポキシ重合
体およびビス(トリブロモフェノキシ)エタンまたはテ
トロブロモビスフェノールASよび臭素化ビスフェノー
ルA型エポキシ重合体を併用した組成物が提案されてい
る(特開平1−182342号、同1−182343号
)。 さらに、本発明者の一部らは、耐熱性がすぐれているば
かりでなく、耐衝撃性が良好であり、しかも難燃性につ
いてもすぐれている電子機器、電気機器などの部品の材
料として有望な樹脂組成物として、(A)スチレン系化
合物とα、β−不飽和ジカルボン酸のイミド系化合物と
の共重合体またはゴム補強材によって補強されたこれら
の化合物の共重合体、fil各種ゴムにスチレンとアク
ソロニトリルまたはスチレンとメチルメタクリレートを
グラフト共重合させることによって得られる耐衝撃性樹
脂などの熱可塑性樹脂(必ずしも配合する必要はない)
、 IcI m化アンチモン、IDI 臭素含有エポ
キシ系化合物と 1.3.5−トリブロモフェノールと
を反応させることによって得られる臭素含有反応生成物
ならびにIE)シリコーンオイルからなる組成物につい
て以前に提案した(特願昭63−1585013号)。
品、たとえば、家電製品、0AII器、自動車部品など
の成形材料として利用される樹脂組成物に関する。 [従来の技術1 スチレン系樹脂は、加工性、種々の物性がすくれている
ために工業的に生産され、多方面にtたって利用されて
いる。とりわけ、弱電の分艷(たとえば、家電の分野、
OA機器の分野)に之いて難燃性の要求が高まっている
6 スチレン系樹脂に難燃性を付与するため、ハロゲン系難
燃剤とアンチモン化合物を配合することが提案されてい
る(特開昭53−149244号、同6〇−13834
号)。しかし、これらの組成物は燃焼中にドリッピング
を起こし易く、難燃性が不安定であり、多量に難燃剤を
加えると、耐衝撃性が低下する。 この耐衝撃性の低下を防ぐために高シスポリブタジエン
ゴムを用いることが提案されている(特公昭57−26
695号。特開昭62−179552号)。 さらに、スチレン系樹脂の難燃性を向上するものとして
、スチレン系樹脂にハロゲン含有エポキシ樹脂、ビス(
トリブロモフェノキシ)エタン、テトラブロモビスフェ
ノールA (TBA)などのハロゲン化ll燃化剤を添
加することが提案されている(特開昭62−4737号
、特公昭54−44298号、特開昭60−19276
1号)。また、TEAとTEAの高分子量化物を併用す
ることも提案されている(特開昭54−68854号)
。 最近、難燃性がすぐれているばかりでなく、耐熱性およ
び耐衝撃性が良好なスチレン系樹脂組成物を得るために
スチレン系樹脂に難燃助剤として酸化アンチモン、さら
に難燃化剤として塩素化ビスフェノール型エポキシ重合
体およびビス(トリブロモフェノキシ)エタンまたはテ
トロブロモビスフェノールASよび臭素化ビスフェノー
ルA型エポキシ重合体を併用した組成物が提案されてい
る(特開平1−182342号、同1−182343号
)。 さらに、本発明者の一部らは、耐熱性がすぐれているば
かりでなく、耐衝撃性が良好であり、しかも難燃性につ
いてもすぐれている電子機器、電気機器などの部品の材
料として有望な樹脂組成物として、(A)スチレン系化
合物とα、β−不飽和ジカルボン酸のイミド系化合物と
の共重合体またはゴム補強材によって補強されたこれら
の化合物の共重合体、fil各種ゴムにスチレンとアク
ソロニトリルまたはスチレンとメチルメタクリレートを
グラフト共重合させることによって得られる耐衝撃性樹
脂などの熱可塑性樹脂(必ずしも配合する必要はない)
、 IcI m化アンチモン、IDI 臭素含有エポ
キシ系化合物と 1.3.5−トリブロモフェノールと
を反応させることによって得られる臭素含有反応生成物
ならびにIE)シリコーンオイルからなる組成物につい
て以前に提案した(特願昭63−1585013号)。
【発明が解決しようとする課題1
一般に熱可塑性樹脂にTBAやビス(トリブロモフェノ
キシ)エタンをそれぞれ単独に添加した場合、難燃性の
点については改良されるが、耐熱性の低下がある。その
ために特開昭60−192761号公報に記載された発
明では、高分子量化されたハロゲン化ビスフェノールA
のカーボネートオリゴマーとビス(トリブロモフェノキ
シ)エタンを併用することにより、耐熱性、耐衝撃性な
どのバランスを維持しようとしているが、充分な耐衝撃
性、耐熱性、耐候性などを有するスチレン系樹脂組成物
を得ることができなかった。また、特開昭54−688
54号公報によって開示されている発明についでも、ス
チレン系樹脂に適用したとしても充分な効果を発揮する
組成物を得ることができなかった。 さらに、特開平1−182342号公報および同1−1
8234:1号公報に記載された発明では、耐衝撃性ポ
リスチレン樹脂に適用したとしても、ll燃性、特にド
リッピングの点において充分に満足させることが難しく
、多量の難燃化剤を配合しなければならず、そのために
機械的特性が低下する。 また1本発明者の一部らがすでに提案した特願昭63−
158509号明細書に記載された発明では、耐衝撃性
、引張強度などの機械的特性がすぐれているばかりでな
く、耐熱性も良好であり、かつ成形性(流動性)もすぐ
れており、しかも難燃性、とりわけドリッピングが改良
された組成物である。 以上のことから1本発明は耐衝撃性、引張強度などの機
械的強度がすぐれ、かつ耐候性も良好であり、成形性も
すぐれており、帯電防止性にすぐれ、しかも特願昭63
−158508号明細書に記載された発明のごとく、難
燃性、とりわけドリッピングが改良された組成物を得る
ことを目的とするものである。 [課題を解決するための手段および作用]本発明にした
がえば、これらの課題は、(A)「ポリブタジェンゴム
および/またはスチレン−ブタジエン共重合ゴム」 (
以下「ゴム分」と云う)に芳香族モノビニル単量体がグ
ラフトしたグラフト重合体、 (81ポリスチレン系樹脂、 (C1酸化アンチモン、 101臭素含有エポキシ系化合物と 1.3.5−トリ
ブロモフェノールとを反応させることによって得られる
分子量が1.200〜6.000であり、かつ臭素含有
量が5.0〜60重量%である臭素含有反応生成物 fEl シリコーンオイル fF)塩素化ポリエチレン ならびに fGl有機スズ系安定剤 からなり、該グラフト重合体およびポリスチレン系樹脂
の合計量中に占めるグラフトされていないおよびグラフ
トされたポリブタジェンならびにスチレン−ブタジエン
共重合ゴムの割合はそれらの合計量として1−15重量
%であり、グラフト重合体、ポリスチレン系樹脂および
塩素化ポリエチレンの合計量中に占める塩素化ポリエチ
レンの割合は5〜25重量%であり、グラフト重合体、
ポリスチレン系樹脂および塩素化ポリエチレンの合計量
100重量部に対する他の組成成分の割合は、酸化アン
チモンが1.0〜15重量部であり、かつ臭素含有反応
生成物が3.0〜30重量部であり、シリコーンオイル
が0.1〜3.0重量部であり、有機スズ系安定剤が0
.旧〜15重量部である樹脂組成物。 によって解決することができる。以下、本発明を具体的
に説明する。 (Al グラフト重合体 本発明において使われるクラフト重合体は後記のゴム分
に芳香族モノビニル単量体をグラフトさせることによっ
て得られるものである。 ゴム分はポリブタジェンゴム(ブタジェン単独重合ゴム
)およびスチレン−ブタジエン共重合ゴムである。これ
らのゴム分のうち、スチレン−ブタジエン共重合ゴムは
ブタジェンを主成分(60重量%)とするスチレンとの
共重合ゴムであり、フッ−ラジカル重合触媒を用いて共
重合させることによって得られるランダム共重合ゴムで
もよく、有機リチウム触媒を使用して共重合させること
によって得られるブロック共重合ゴムでもよい。これら
のゴム分のムーニー粘度(ML、、、、100℃)は通
常20−150であり、特に30〜130が好ましい。 また、芳香族モノビニル単量体としては、スチレン、a
−メチルスチレン、p−メチルスチレンなどがあげられ
、なかでもスチレンが好んで用いられる。これらの芳香
族モノビニル単量体は一種のみでもよく、二種以上を併
用してもよい。 グラフト方法としては、塊状重合法、溶液重合法、乳化
重合法および水性懸濁重合法のうち、いずれの方法でも
よく、これらの方法を結合させる方法(たとえば、一部
塊状重合した後、水性懸濁重合する方法)で実施しても
よい。 100重量部のグラフト重合体を製造するにあたり、使
われるゴム分の使用割合は一般には3〜30重量部であ
り、 3〜25重量部が望ましく、とりわけ4〜20重
量部が好適である。100重量部のクラフト重合体を製
造するためにゴム分の使用割合が3重量部未満では、得
られる組成物の耐衝撃性がよくない、なお、比較的に多
量の前記のゴム分を用いてゴム分を多く含有するグラフ
ト重合体を製造し、このグラフト重合物に後記のポリス
チレン系樹脂を混合してもよい。 ゴム分にグラフト鎖としで結合している芳香族モノビニ
ル単量体の分子量は通常5万〜30万であリ、特に7万
〜25万が好ましい。一般に、ゴムに七ツマ−をグラフ
ト重合すると、ゴムに完全に千ツマ−が結合することは
稀である。そのため、得られるグラフト物中には、グラ
フト重合体のほかに、ゴムに結合しないモノマーの重合
体および七ツマ−がグラフトされていないゴムが共存す
る。本発明においては、ゴム分に結合しない芳香族モノ
ビニル単量体の重合体をポリスチレン系樹脂として使っ
てもよい。さらに、芳香族モノビニル単量体がグラフト
されていないゴム分を分離しないでそのまま用いてもよ
い。 本発明のクラフト重合体(ポリスチレン系樹脂やゴム分
を含有するものも含めて)は工業的に製造されて多方面
にわたって利用されているものであり、それらの製造方
法、特性については広く知られているものである。 IBIポリスチレン系樹脂 また、本発明において用いられるポリスチレン系樹脂は
前記の芳香族モノビニル単量体を塊状重合法、溶液重合
法、乳化重合法および水性懸濁重合法のうちいずれの方
法で重合してもよく、これらの方法を結合させて重合し
ても得ることができる。芳香族モノビニル単量体は一種
のみでもよく、二種以上を併用してもよい。 該ポリスチレン系樹脂の分子量は一般には5万〜30万
であり、特に7万〜25万が好ましい。 本発明の組成物において、前記のようにしてグラフト重
合によって得られるゴム分に結合しない芳香族モノビニ
ル単量体の重合体を含有するクラフト重合体を用いる場
合でも、またグラフト重合体とポリスチレン系樹脂とを
併用する場合でも、グラフト重合体とポリスチレン系樹
脂との合計量中に占めるグラフトされていないおよびグ
ラフトされたゴム分の割合はそれらの合計量として1〜
15重量%であり、2〜15重置%が望ましく、とりわ
け3〜12重量%が好適である。グラフト重合体とポリ
スチレン系樹脂との合計量中に占めるグラフトされてい
ないおよびグラフトされたゴム分の割合が合計量として
1重量%未満では、得られる組成物の耐衝撃性がよくな
い。一方、15重量%を超えると、引張強度などの機械
的強度の点で問題がある。 (C)#化アンチモン さらに、本発明において使われる酸化アンチモンは一般
の臭素含有化合物のti燃化助剤として広(用いられて
いるものである。三酸化アンチモン、五酸化アンチモン
が代表例としてあげられる。該酸化アンチモンの平均粒
径は05〜150μ■である。 10)臭素含有反応生成物 また、本発明において使われる臭素含有反応生成物の代
表例は(I)式で示される臭素含有エポキシ系化合物と
1.3.5−トリブロモフェノールとを反応させるこ
とによって得られるものであり、主成分として(Iり式
で示されるものである。その結果、(1)式で示される
臭素含有エポキシ系化合物の末端のエポキシ基は反応し
、その残存エポキシ基ははじめのエポキシ量の多(とも
15%である。 (I)式および(II)式において、各iが1〜4個の
ものが好ましい。 (I)式で示される臭素含有エポキシ系化合物は、少な
くとも一個の臭素原子を含有する4、4°−ジオキシジ
フェニルプロパン(ビスフェノールA)とエピクロルヒ
ドリンとを一般のエーテル型エポキシ樹脂と同様な方法
で製造することもできる。また、臭素を含まないエーテ
ル型エポキシ樹脂に臭素を反応させることによって製造
することができる。 該臭素含有反応生成物の分子量は1.200〜6、00
0であり、特に1.400〜5,000のものが好まし
い。また、臭素含有量は5.0〜60重量%であり、と
りわけ10〜60重量%のものが望ましい。 (El シリコーンオイル さらに1本発明において用いられるシリコーンオイルの
粘度は、25℃の温度において、一般にはlO〜100
.000cP (センチポアズ)であり、50〜50
、000cPのものが望ましく、とりわけ50〜20,
000cPのものが好適である。25℃の温度における
粘度が10cP未溝のシリコーンオイルを使用するなら
ば、混線中に揮散のおそれがある。一方、100.00
0cPを超えたものを使うと、相溶性がよくない。 該シリコーンオイルの代表例としては、ポリジメチルシ
ロキサン、ポリメチルフェニルシロキサン、ポリメチル
ハイドロジエンシロキサンが主として使用される。さら
に、ポリジアルキル(アルキル基の炭素数は通常1〜1
8個)シロキサンのアルキル基をエポキシ変性、アルキ
ル変性、アミノ変性、カルボキシル変性およびアルコー
ル変性させることによって得られる変性シリコーンオイ
ルも用いることができる。 (Fl塩素化ポリエチレン 本発明において使われる塩素化ポリエチレンは後記のポ
リエチレンの粉末または粒子を水性懸濁液中で塩素化す
るか、あるいは有機溶媒にポリエチレンを溶解し、塩素
化することによって製造することができる。なかでも、
水性懸濁液中で塩素化する方法が好ましい。塩素化ポリ
エチレンは工業的に製造され、多方面にわたって利用さ
れており、前記の製造方法および各種物性はよく知られ
ていることである。 ポリエチレンはエチレンを単独重合またはエチレンと多
くとも20重量%(好ましくは、10重量%以下)の炭
素数が多くとも12個(好ましくは3〜8個)のα−オ
レフィンとを共重合することによって得られるものであ
る。該ポリエチレンの密度は、一般には0.910〜0
.970g/cゴであり、とりわけ0.920〜0.9
70 g/cゴのものが望ましい、また、その分子量は
、通常少なくとも3万であり、特に5万〜60万のもの
が好ましい。 本発明の塩素化ポリエチレンの塩素含有量は20〜45
重量%であり、25〜45重量%のものが望ましく、と
りわけ25〜42重量%が好適である。塩素含有量が2
0重量%未満では、得られる組成物の耐衝撃性および難
燃性がよくない。一方、45重量%を超えると、耐衝撃
性がよくないのみならず、熱安定性の点で問題がある。 また、ムーニー粘度(ML、や、、100℃)は、一般
には30〜150であり、40−150が好ましく、特
に40〜130のものが好適である。ムーニー粘度(M
L、、、 、 100℃)が30未満では、得られる
機械的強度が低い。 一方、 150を超えると、加工性の点で問題がある。 fGl有機スズ系安定剤 さらに、本発明において使用される有機スズ系安定剤は
該塩化ビニル系重合体の脱塩化水素防止剤として広く利
用されているものであり、その代表例として、ジブチル
・チン・ジラウレート、オクチル・スズ系安定剤、ジメ
チルスズ系化合物、ジブチル・チン・マレート、含イオ
ウ有機スズ化合物およびスタナン・ジオール誘導体なら
びにこれらの有機スズ系安定剤を主成分とする混合物が
あげられる。 IHI組成割合 本発明の組成物において、前記のグラフト重合体、ポリ
スチレン系樹脂および塩素化ポリエチレンの合計量中に
占める塩素化ポリエチレンの割合は5〜25重量%であ
り、5〜20重量%が好ましく、特に7〜20重置%が
好適である。グラフト重合体、ポリスチレン系樹脂およ
び塩素化ポリエチレンの合計量中に占める塩素化ポリエ
チレンの組成割合が5%未満では帯電防止効果が不充分
となる。一方、25重量%を超えると得られる組成物の
剛性および成形性がよくない。 グラフト重合体、ポリスチレン系樹脂および塩素化ポリ
エチレンの合計量100重量部に対する他の組成成分、
すなわち酸化アンチモン、臭素含有反応生成物、シリコ
ーンオイルおよび有機スズ系安定剤の組成割合はそれぞ
れ下記の通りである。 酸化アンチモンについては、 1.0〜15重量部であ
り、 1.5〜12重量部が好ましく、特に2.0〜1
0重■部が好適である。酸化アンチモンの組成割合が1
.0重量部未満では、臭素含有反応生成物および塩素化
ポリエチレンとの相乗的難燃性の効果が充分に発揮する
ことができない。一方、15重量部を超えると、得られ
る組成物の機械的強度が低下する。 また、臭素含有反応生成物では3.0〜30重量部であ
り、とりわけ5.0〜25重1部が望ましい。臭素含有
反応生成物の組成割合が3.0重量部未満では、充分な
難燃性を発揮する組成物が得られない。一方、30重量
部を超えると、得られる組成物が高価になるばかりでな
く耐衝撃性の点で問題がある。 さらに、シリコーンオイルについては0.1〜3.0重
量部であり、特に0.1〜2.5重量部が好ましい。シ
リコーンオイルの組成割合が0.1重量部未満では、得
られる組成物がドリッピング防止効果を充分に発揮する
ことができず、したがって難燃性の点で問題がある。一
方、3.0重量部を超えるならば、組成物を製造するさ
いにスリップを起こす。 有機スズ系安定剤では、0.01−15重量部であり、
0.1−10重量部が好ましく、とりわけ0.5〜7
重量部が好適である。有機スズ系安定剤の組成割合が0
.01重量部未満では組成物の熱安定性が不充分である
。15重量部を超えると難燃性を低下させる上にコスト
が高くなる。 [1組成物の製造、成形方法など 本発明の組成物を製造するには、前記のポリスチレン系
樹脂を含むグラフト重合体またはクラフト重合体とポリ
スチレン系樹脂、酸化アンチモン、臭素含有反応生成物
、シリコーンオイル、塩素化ポリエチレンおよび有機ス
ズ系安定剤とを均一に配合させることによって目的を達
成することができるけれども、前記高分子物質の分野に
おいて広く利用されている熱、酸素および光に対する安
定剤、脱塩化水素防止剤、充填剤、着色剤、滑剤、可塑
剤ならびに帯電防止剤のごとき添加剤を組成物の使用目
的に応じて本発明の組成物の特性を本質的にそこなわな
い範囲で添加してもよい。 組成物を製造するにあたり、全組成成分を同時に混合し
てもよく、組成成分のうち一部をあらかじめ混合させ、
得られる混合物と残余の組成成分とを混合させてもよい
。 混合方法としては、合成樹脂の分野において一般に行な
われているヘンシェルミキサーのごとき混合機を使って
トライブレンドさせる方法ならびにオーブンロール、押
出混合機、ニーダ−およびバンバリーのごとき混合機を
用いて溶融しながら混合させる方法があげられる。これ
らの混合方法のうち、−層均一な組成物を得るにはこれ
らの混合方法を二種以上併用させればよい(たとえば、
あらかじめトライブレンドさせた後、その混合物を溶融
混合させる)。なかでも、トライブレンドを併用する場
合でも、溶融混練させる方法を一種または二種以上を併
用する場合でも、後期の成形方法によって成形物を製造
するにあたり、ペレタイザーを使用してペレットに製造
して用いることが好ましい。 以上の混合方法のうち、溶融混練する場合でも、後記の
成形方法によって成形する場合でも、使われる高分子物
質が溶融する温度で実施しなければならない。しかし、
高い温度で実施するならば、高分子物質が熱分解や劣化
を起こしたり、臭素含有エポキシ系化合物が分解を起こ
したりする恐れがあるために、230℃以下において実
施する必要がある。 本発明の組成物は合成樹脂の分野において一般に実施さ
れている射出成形法、押出成形法、圧縮成形法および中
空成形法のごとき成形方法を適用して所望の形状物に成
形させてもよい。また、押出成形機を用いてシート状に
成形させた後、このシートを真空成形法、圧空成形法な
どの二次加工方法によって所望の形状物に成形してもよ
い。 〔実施例および比較例1 以下、実施例によって本発明をさらにくわしく説明する
。 なお、実施例および比較例において、メルトフローレー
ト(以下rMFRJと云う)はJISK7210にした
がい、温度が200℃および荷重が5kgで測定した。 また、引張降伏強度はAST&I D638に準じてA
STM 1号ダンベルを用い、歪速度が5■/分にて
測定した。さらに、アイゾツト衝撃強度はASTM D
256に準じ、23℃の温度においてノツチ付きで測定
した。また、難燃性については、厚さが1.6mm (
1/ 16インチ)の試験片を用い、UL94法にした
がって評価した。さらに、耐候性試験についてはサンシ
ャインウエザオメーターを使い、60℃の温度において
400時間後の変色の状態を目視で評価し、第2表にほ
とんど変色しない場合を“O″、褐色に変色した場合を
−×”として示す、さらに、帯電防止性については、ダ
ートチャンバーテストを行ない、粉末カーボンの強制吹
きつけテストで吹きつけた後、20℃の恒温室に一昼夜
放置してカーボンの付着の程度を調べた。 付着量の多いときを−×−1はとんどない場合を“○“
とした。 さらに、熱安定性については、シリンダー温度200℃
の射出成形機内に10分滞留させた後に130■■X
130m■X2s■(厚さ)の平板を成形し、スプル
ーランナー及び成形品の変色の状態を目視で評価し、第
2表にほとんど変色しない場合を“O”褐色に変色した
場合を−×−として示す。 さらに、ゲル分率は0.5gのサンプルをメチルエチル
ケトンとメチルアルコールのlO対lの混合溶媒中に室
温で18時間浸漬した後、遠心分離を行なった。ついで
不溶分を凝集した。この不溶分を減圧下で60℃の温度
において14時間乾燥し、重量を測定した。 なお、実施例および比較例において使用したグラフト重
合体、ポリスチレン系樹脂、酸化アンチモン、臭素含有
反応生成物、シリコーンオイル、塩素化ポリエチレンお
よび有機スズ系安定剤の製造方法、種類、物性などを下
記に示す。 〔(A)グラフト重合体およびポリスチレン系樹脂] グラフト重合体として、24βのオートクレーブに24
kgのスチレンを加え、ムーニー粘度(M L 、、、
、 100℃)が40であるブタジェン単独重合ゴム1
.5kgを加えて完全に溶解した。ついで1.5gの第
三級−ドデシルメルカプタンおよび7.4gのn−ドデ
シルメルカプタンを加え、 120℃の温度において3
.5時間先分撹拌しながら重合を行なった。この溶液の
うち、8kgの重合体を含む溶液を取り出し、0.5重
量%のポリビニルアルコール水渚液8I2を加えた20
εのオートクレーブに前記溶液を注入し、20gのベン
ゾイルパーオキサイドおよび8.0gの第三級−ブチル
−パーオキシアセテートを加え、90℃の温度に4時間
先分に撹拌しながら重合を行ない、ついで重合系を13
5℃に上昇させ、この温度において1時間先分に撹拌し
ながら重合を行なった。重合系をほぼ室温まで放冷した
後、ビーズ状ポリマーを枦集し、充分水洗した後、減圧
下で60℃の温度において18時間乾燥を行なうことに
よって重合体[以下rHIPS (a)Jと云う1を得
た。このHI PS (a)のゲル分率は14.5%で
あり、可溶分中のポリスチレン系樹脂の平均分子量は約
23万であった。 また、HI PS (a)を製造するさいに使ったブタ
ジェン単独重合ゴムのかわりに、ムーニー粘度(ML、
、、、 100℃)が39であるブタジェン単独重合体
1.4kgおよびムーニー粘度(M L 1.、、10
0℃)が120であり、ブロックスチレンを30重量%
含み、かつスチレン含量が40重量%であるスチレン−
ブタジエン共重合ゴム0.8kgを用い、また第三級−
ドデシルメルカプタンの使用量を9.6g、さらにn−
ドデシルメルカプタンの使用量を12.0gにかえ、ま
た第三級−ブチル−パーオキシアセテートの使用量を2
4gにかえたほかは〔スチレン、ポリビニルアルコール
およびベンゾイルパーオキサイドの使用量はHIPS(
a)の製造の場合と同様)、HIPS (a)の製造と
同じ条件で重合および重合後の処理(水洗、乾燥など)
を行なった。得られた重合体c以下rHIPs(b)」
と云うJのゲル分率は15%であった。また可溶分のポ
リスチレン系樹脂の平均分子量は約21万であった。 さらに、HIPSC&)を製造するさいに用いたブタジ
ェン単独重合ゴムのかわりに、ムーニ粘度(ML、、、
、 1(10℃)が35であるブタジェン単独重合ゴム
を同じ量便用し、第三級−ドデシルメルカプタンを使用
せず、そのかわりに8.0gのn−ドデシルメルカプタ
ンを使い、またベンゾイルパーオキサイドの使用Iを2
2gにかえ、さらに第三級−ブチル−パーオキシアセテ
ートの使用量を15gにかえたほかは〔スチレンおよび
ポリビニルアルコールの使用量はHIPS(a)の製造
の場合と同様〕、HIPS (a)の製造と同じ条件で
重合および重合後の処理を行なった。得られた重合体r
以下rHIPs (C)Jと云う1のゲル分率は15.
7%であった。また可溶分のポリスチレン系樹脂の平均
分子量は約19万であった。このようにして得られた重
合体50重量部とMFRがlOg/】0分であるスチレ
ン単独重合体50重量部を混線し、樹脂組成物r以下r
HI PS (c)Jと云う]を製造した。 [fBliil化アンチモン1 さらに、酸化アンチモンとして、三酸化アンチモン(以
下rsb、0.4と云う)を使った。 〔(C)臭素含有物〕 また、臭素含有物のうち、臭素含有反応生成物として、
いずれも前記の(1)式において11が水素原子であり
、かつR2がメチル基である臭素含有反応生成物(平均
分子量 約2,000、臭素含有量56重量%、以下「
臭素物(a)」と云う)および臭素含有量が55重量%
であり、かつ平均分子量が約3.600である臭素含有
反応生成物(以下「臭素物(b)」と云う)を用いた。 また、比較のために、デカブロモジフェニルエーテル(
以下「臭素物(C)」という)を使用した。 〔(D)シリコーンオイル〕 さらに、シリコーンオイルとして粘度(25℃において
測定、以下同様)が5.000cPであるポリジメチル
シリコーンオイル(以下rsifl) Jと云う)、粘
度が19口00cPであるポリメチルフェニルシリコー
ンオイル(以下r si (2) Jと云う)、粘度が
1.000cPであるポリメチルハイドロジエンシリコ
ーンオイル(以下r Si (31Jと云う)、粘度が
1.000cPであるエポキシシリコーンオイル(以下
r Si f41 Jと云う)および粘度が600cP
であるアミノシリコーンオイル(以下r Si f51
Jと云う)を使用した。 [(E)塩素化ポリエチレン] 塩素化ポリエチレンとして、ブテン−1の共重合割合が
3.0重量%であり、密度が0.946g / c r
dであり、しかも平均分子量が約17万であるエチレン
−ブテン−1共重合体を水性懸濁液中で塩素化させるこ
とによって製造した塩素含有量が40.2重量%であり
、かつムーニー粘度(ML、や□、、lO口℃)が 1
10であり、ポリエチレンの残存結晶量が0.9重量%
である塩素化ポリエチレン〔以下rCPE(AIJと云
う]および前記のエチレン−ブテン−1共重合体を用い
て製造した塩素含有量が32.5重量%であり、かっム
ーニー粘度(M L +、、 、 100℃)が12
8であり、しかもポリエチレンの残存結晶量が15.3
重量%である塩素化ポリエチレン「以下rCPE(B)
」と云う]を使った。 [(F)有機スズ系安定剤] また、有機スズ系安定剤として、ジブチル・チンマレー
ト(以下rSt−BMJと云う)およびジオクチル・ス
ズ・マレート(以下rSt・OMJと云う)を使用した
。さらに比較のため2.6−ジーt−ブチル−4−メチ
ルフェノール(以下rBHTJと云う)を使用した。 実施例1〜10、比較例1〜7 第1表に「グラフト重合体、ポリスチレン系樹脂」 (
以下「樹脂分」と云う)、臭素含有物、シリコーンオイ
ル、塩素化ポリエチレンおよび有機スズ系安定剤の種類
ならびに配合量が示されている各組成成分ならびにそれ
ぞれの配合量が第1表に示されている5btOz (
酸化アンチモン)をそれぞれヘンシェルミキサーを使用
して2分間トライブレンドを行なった。得られた各混合
物をシリンダー温度を200℃に設定された二軸押出機
(径30m−)を使って混線させながらペレット(組成
物)を製造した。 得られた各組成物についてMFR,引張降伏強度および
アイゾツト衝撃強度(ノツチ付)の測定ならびに難燃性
および耐候性試験、帯電防止性、熱安定性について評価
した。これらの結果を第2表に示す。 以上の実施例および比較例の結果から、本発明によって
得られる樹脂組成物は難燃性、耐衝撃性がすぐれている
ことが明白である。 [発明の効果1 すなわち、臭素含有反応生成物および塩素化ポリエチレ
ンとシリコーンオイルを組み合わせることによって物性
バランスのとれた樹脂組成物を得ることができる。また
、難燃性、とりわけドリッピングが改良される。 本発明によって得られる樹脂組成物は、難燃性および耐
衝撃性がすぐれているのみならず、下記のごとき効果(
特徴)を発揮する組成物である。 I)成形性が良い(流動性ン。 2)成形物の光沢がよい。 3)耐候性がすぐれ、変色が少ない。 4)帯電防止性にすぐれている。 本発明によって得られる樹脂組成物は上記のごときすぐ
れた特徴を有していることによって下記のごと(多方面
に使用することができる。 1)テレビジョン受像機 2)ファクシミリ、ワードプロセッサー、マイクロコン
ピュータ−、プリンターなどの0Alil器のハウジン
グ 3)家電機器のハウジング類
キシ)エタンをそれぞれ単独に添加した場合、難燃性の
点については改良されるが、耐熱性の低下がある。その
ために特開昭60−192761号公報に記載された発
明では、高分子量化されたハロゲン化ビスフェノールA
のカーボネートオリゴマーとビス(トリブロモフェノキ
シ)エタンを併用することにより、耐熱性、耐衝撃性な
どのバランスを維持しようとしているが、充分な耐衝撃
性、耐熱性、耐候性などを有するスチレン系樹脂組成物
を得ることができなかった。また、特開昭54−688
54号公報によって開示されている発明についでも、ス
チレン系樹脂に適用したとしても充分な効果を発揮する
組成物を得ることができなかった。 さらに、特開平1−182342号公報および同1−1
8234:1号公報に記載された発明では、耐衝撃性ポ
リスチレン樹脂に適用したとしても、ll燃性、特にド
リッピングの点において充分に満足させることが難しく
、多量の難燃化剤を配合しなければならず、そのために
機械的特性が低下する。 また1本発明者の一部らがすでに提案した特願昭63−
158509号明細書に記載された発明では、耐衝撃性
、引張強度などの機械的特性がすぐれているばかりでな
く、耐熱性も良好であり、かつ成形性(流動性)もすぐ
れており、しかも難燃性、とりわけドリッピングが改良
された組成物である。 以上のことから1本発明は耐衝撃性、引張強度などの機
械的強度がすぐれ、かつ耐候性も良好であり、成形性も
すぐれており、帯電防止性にすぐれ、しかも特願昭63
−158508号明細書に記載された発明のごとく、難
燃性、とりわけドリッピングが改良された組成物を得る
ことを目的とするものである。 [課題を解決するための手段および作用]本発明にした
がえば、これらの課題は、(A)「ポリブタジェンゴム
および/またはスチレン−ブタジエン共重合ゴム」 (
以下「ゴム分」と云う)に芳香族モノビニル単量体がグ
ラフトしたグラフト重合体、 (81ポリスチレン系樹脂、 (C1酸化アンチモン、 101臭素含有エポキシ系化合物と 1.3.5−トリ
ブロモフェノールとを反応させることによって得られる
分子量が1.200〜6.000であり、かつ臭素含有
量が5.0〜60重量%である臭素含有反応生成物 fEl シリコーンオイル fF)塩素化ポリエチレン ならびに fGl有機スズ系安定剤 からなり、該グラフト重合体およびポリスチレン系樹脂
の合計量中に占めるグラフトされていないおよびグラフ
トされたポリブタジェンならびにスチレン−ブタジエン
共重合ゴムの割合はそれらの合計量として1−15重量
%であり、グラフト重合体、ポリスチレン系樹脂および
塩素化ポリエチレンの合計量中に占める塩素化ポリエチ
レンの割合は5〜25重量%であり、グラフト重合体、
ポリスチレン系樹脂および塩素化ポリエチレンの合計量
100重量部に対する他の組成成分の割合は、酸化アン
チモンが1.0〜15重量部であり、かつ臭素含有反応
生成物が3.0〜30重量部であり、シリコーンオイル
が0.1〜3.0重量部であり、有機スズ系安定剤が0
.旧〜15重量部である樹脂組成物。 によって解決することができる。以下、本発明を具体的
に説明する。 (Al グラフト重合体 本発明において使われるクラフト重合体は後記のゴム分
に芳香族モノビニル単量体をグラフトさせることによっ
て得られるものである。 ゴム分はポリブタジェンゴム(ブタジェン単独重合ゴム
)およびスチレン−ブタジエン共重合ゴムである。これ
らのゴム分のうち、スチレン−ブタジエン共重合ゴムは
ブタジェンを主成分(60重量%)とするスチレンとの
共重合ゴムであり、フッ−ラジカル重合触媒を用いて共
重合させることによって得られるランダム共重合ゴムで
もよく、有機リチウム触媒を使用して共重合させること
によって得られるブロック共重合ゴムでもよい。これら
のゴム分のムーニー粘度(ML、、、、100℃)は通
常20−150であり、特に30〜130が好ましい。 また、芳香族モノビニル単量体としては、スチレン、a
−メチルスチレン、p−メチルスチレンなどがあげられ
、なかでもスチレンが好んで用いられる。これらの芳香
族モノビニル単量体は一種のみでもよく、二種以上を併
用してもよい。 グラフト方法としては、塊状重合法、溶液重合法、乳化
重合法および水性懸濁重合法のうち、いずれの方法でも
よく、これらの方法を結合させる方法(たとえば、一部
塊状重合した後、水性懸濁重合する方法)で実施しても
よい。 100重量部のグラフト重合体を製造するにあたり、使
われるゴム分の使用割合は一般には3〜30重量部であ
り、 3〜25重量部が望ましく、とりわけ4〜20重
量部が好適である。100重量部のクラフト重合体を製
造するためにゴム分の使用割合が3重量部未満では、得
られる組成物の耐衝撃性がよくない、なお、比較的に多
量の前記のゴム分を用いてゴム分を多く含有するグラフ
ト重合体を製造し、このグラフト重合物に後記のポリス
チレン系樹脂を混合してもよい。 ゴム分にグラフト鎖としで結合している芳香族モノビニ
ル単量体の分子量は通常5万〜30万であリ、特に7万
〜25万が好ましい。一般に、ゴムに七ツマ−をグラフ
ト重合すると、ゴムに完全に千ツマ−が結合することは
稀である。そのため、得られるグラフト物中には、グラ
フト重合体のほかに、ゴムに結合しないモノマーの重合
体および七ツマ−がグラフトされていないゴムが共存す
る。本発明においては、ゴム分に結合しない芳香族モノ
ビニル単量体の重合体をポリスチレン系樹脂として使っ
てもよい。さらに、芳香族モノビニル単量体がグラフト
されていないゴム分を分離しないでそのまま用いてもよ
い。 本発明のクラフト重合体(ポリスチレン系樹脂やゴム分
を含有するものも含めて)は工業的に製造されて多方面
にわたって利用されているものであり、それらの製造方
法、特性については広く知られているものである。 IBIポリスチレン系樹脂 また、本発明において用いられるポリスチレン系樹脂は
前記の芳香族モノビニル単量体を塊状重合法、溶液重合
法、乳化重合法および水性懸濁重合法のうちいずれの方
法で重合してもよく、これらの方法を結合させて重合し
ても得ることができる。芳香族モノビニル単量体は一種
のみでもよく、二種以上を併用してもよい。 該ポリスチレン系樹脂の分子量は一般には5万〜30万
であり、特に7万〜25万が好ましい。 本発明の組成物において、前記のようにしてグラフト重
合によって得られるゴム分に結合しない芳香族モノビニ
ル単量体の重合体を含有するクラフト重合体を用いる場
合でも、またグラフト重合体とポリスチレン系樹脂とを
併用する場合でも、グラフト重合体とポリスチレン系樹
脂との合計量中に占めるグラフトされていないおよびグ
ラフトされたゴム分の割合はそれらの合計量として1〜
15重量%であり、2〜15重置%が望ましく、とりわ
け3〜12重量%が好適である。グラフト重合体とポリ
スチレン系樹脂との合計量中に占めるグラフトされてい
ないおよびグラフトされたゴム分の割合が合計量として
1重量%未満では、得られる組成物の耐衝撃性がよくな
い。一方、15重量%を超えると、引張強度などの機械
的強度の点で問題がある。 (C)#化アンチモン さらに、本発明において使われる酸化アンチモンは一般
の臭素含有化合物のti燃化助剤として広(用いられて
いるものである。三酸化アンチモン、五酸化アンチモン
が代表例としてあげられる。該酸化アンチモンの平均粒
径は05〜150μ■である。 10)臭素含有反応生成物 また、本発明において使われる臭素含有反応生成物の代
表例は(I)式で示される臭素含有エポキシ系化合物と
1.3.5−トリブロモフェノールとを反応させるこ
とによって得られるものであり、主成分として(Iり式
で示されるものである。その結果、(1)式で示される
臭素含有エポキシ系化合物の末端のエポキシ基は反応し
、その残存エポキシ基ははじめのエポキシ量の多(とも
15%である。 (I)式および(II)式において、各iが1〜4個の
ものが好ましい。 (I)式で示される臭素含有エポキシ系化合物は、少な
くとも一個の臭素原子を含有する4、4°−ジオキシジ
フェニルプロパン(ビスフェノールA)とエピクロルヒ
ドリンとを一般のエーテル型エポキシ樹脂と同様な方法
で製造することもできる。また、臭素を含まないエーテ
ル型エポキシ樹脂に臭素を反応させることによって製造
することができる。 該臭素含有反応生成物の分子量は1.200〜6、00
0であり、特に1.400〜5,000のものが好まし
い。また、臭素含有量は5.0〜60重量%であり、と
りわけ10〜60重量%のものが望ましい。 (El シリコーンオイル さらに1本発明において用いられるシリコーンオイルの
粘度は、25℃の温度において、一般にはlO〜100
.000cP (センチポアズ)であり、50〜50
、000cPのものが望ましく、とりわけ50〜20,
000cPのものが好適である。25℃の温度における
粘度が10cP未溝のシリコーンオイルを使用するなら
ば、混線中に揮散のおそれがある。一方、100.00
0cPを超えたものを使うと、相溶性がよくない。 該シリコーンオイルの代表例としては、ポリジメチルシ
ロキサン、ポリメチルフェニルシロキサン、ポリメチル
ハイドロジエンシロキサンが主として使用される。さら
に、ポリジアルキル(アルキル基の炭素数は通常1〜1
8個)シロキサンのアルキル基をエポキシ変性、アルキ
ル変性、アミノ変性、カルボキシル変性およびアルコー
ル変性させることによって得られる変性シリコーンオイ
ルも用いることができる。 (Fl塩素化ポリエチレン 本発明において使われる塩素化ポリエチレンは後記のポ
リエチレンの粉末または粒子を水性懸濁液中で塩素化す
るか、あるいは有機溶媒にポリエチレンを溶解し、塩素
化することによって製造することができる。なかでも、
水性懸濁液中で塩素化する方法が好ましい。塩素化ポリ
エチレンは工業的に製造され、多方面にわたって利用さ
れており、前記の製造方法および各種物性はよく知られ
ていることである。 ポリエチレンはエチレンを単独重合またはエチレンと多
くとも20重量%(好ましくは、10重量%以下)の炭
素数が多くとも12個(好ましくは3〜8個)のα−オ
レフィンとを共重合することによって得られるものであ
る。該ポリエチレンの密度は、一般には0.910〜0
.970g/cゴであり、とりわけ0.920〜0.9
70 g/cゴのものが望ましい、また、その分子量は
、通常少なくとも3万であり、特に5万〜60万のもの
が好ましい。 本発明の塩素化ポリエチレンの塩素含有量は20〜45
重量%であり、25〜45重量%のものが望ましく、と
りわけ25〜42重量%が好適である。塩素含有量が2
0重量%未満では、得られる組成物の耐衝撃性および難
燃性がよくない。一方、45重量%を超えると、耐衝撃
性がよくないのみならず、熱安定性の点で問題がある。 また、ムーニー粘度(ML、や、、100℃)は、一般
には30〜150であり、40−150が好ましく、特
に40〜130のものが好適である。ムーニー粘度(M
L、、、 、 100℃)が30未満では、得られる
機械的強度が低い。 一方、 150を超えると、加工性の点で問題がある。 fGl有機スズ系安定剤 さらに、本発明において使用される有機スズ系安定剤は
該塩化ビニル系重合体の脱塩化水素防止剤として広く利
用されているものであり、その代表例として、ジブチル
・チン・ジラウレート、オクチル・スズ系安定剤、ジメ
チルスズ系化合物、ジブチル・チン・マレート、含イオ
ウ有機スズ化合物およびスタナン・ジオール誘導体なら
びにこれらの有機スズ系安定剤を主成分とする混合物が
あげられる。 IHI組成割合 本発明の組成物において、前記のグラフト重合体、ポリ
スチレン系樹脂および塩素化ポリエチレンの合計量中に
占める塩素化ポリエチレンの割合は5〜25重量%であ
り、5〜20重量%が好ましく、特に7〜20重置%が
好適である。グラフト重合体、ポリスチレン系樹脂およ
び塩素化ポリエチレンの合計量中に占める塩素化ポリエ
チレンの組成割合が5%未満では帯電防止効果が不充分
となる。一方、25重量%を超えると得られる組成物の
剛性および成形性がよくない。 グラフト重合体、ポリスチレン系樹脂および塩素化ポリ
エチレンの合計量100重量部に対する他の組成成分、
すなわち酸化アンチモン、臭素含有反応生成物、シリコ
ーンオイルおよび有機スズ系安定剤の組成割合はそれぞ
れ下記の通りである。 酸化アンチモンについては、 1.0〜15重量部であ
り、 1.5〜12重量部が好ましく、特に2.0〜1
0重■部が好適である。酸化アンチモンの組成割合が1
.0重量部未満では、臭素含有反応生成物および塩素化
ポリエチレンとの相乗的難燃性の効果が充分に発揮する
ことができない。一方、15重量部を超えると、得られ
る組成物の機械的強度が低下する。 また、臭素含有反応生成物では3.0〜30重量部であ
り、とりわけ5.0〜25重1部が望ましい。臭素含有
反応生成物の組成割合が3.0重量部未満では、充分な
難燃性を発揮する組成物が得られない。一方、30重量
部を超えると、得られる組成物が高価になるばかりでな
く耐衝撃性の点で問題がある。 さらに、シリコーンオイルについては0.1〜3.0重
量部であり、特に0.1〜2.5重量部が好ましい。シ
リコーンオイルの組成割合が0.1重量部未満では、得
られる組成物がドリッピング防止効果を充分に発揮する
ことができず、したがって難燃性の点で問題がある。一
方、3.0重量部を超えるならば、組成物を製造するさ
いにスリップを起こす。 有機スズ系安定剤では、0.01−15重量部であり、
0.1−10重量部が好ましく、とりわけ0.5〜7
重量部が好適である。有機スズ系安定剤の組成割合が0
.01重量部未満では組成物の熱安定性が不充分である
。15重量部を超えると難燃性を低下させる上にコスト
が高くなる。 [1組成物の製造、成形方法など 本発明の組成物を製造するには、前記のポリスチレン系
樹脂を含むグラフト重合体またはクラフト重合体とポリ
スチレン系樹脂、酸化アンチモン、臭素含有反応生成物
、シリコーンオイル、塩素化ポリエチレンおよび有機ス
ズ系安定剤とを均一に配合させることによって目的を達
成することができるけれども、前記高分子物質の分野に
おいて広く利用されている熱、酸素および光に対する安
定剤、脱塩化水素防止剤、充填剤、着色剤、滑剤、可塑
剤ならびに帯電防止剤のごとき添加剤を組成物の使用目
的に応じて本発明の組成物の特性を本質的にそこなわな
い範囲で添加してもよい。 組成物を製造するにあたり、全組成成分を同時に混合し
てもよく、組成成分のうち一部をあらかじめ混合させ、
得られる混合物と残余の組成成分とを混合させてもよい
。 混合方法としては、合成樹脂の分野において一般に行な
われているヘンシェルミキサーのごとき混合機を使って
トライブレンドさせる方法ならびにオーブンロール、押
出混合機、ニーダ−およびバンバリーのごとき混合機を
用いて溶融しながら混合させる方法があげられる。これ
らの混合方法のうち、−層均一な組成物を得るにはこれ
らの混合方法を二種以上併用させればよい(たとえば、
あらかじめトライブレンドさせた後、その混合物を溶融
混合させる)。なかでも、トライブレンドを併用する場
合でも、溶融混練させる方法を一種または二種以上を併
用する場合でも、後期の成形方法によって成形物を製造
するにあたり、ペレタイザーを使用してペレットに製造
して用いることが好ましい。 以上の混合方法のうち、溶融混練する場合でも、後記の
成形方法によって成形する場合でも、使われる高分子物
質が溶融する温度で実施しなければならない。しかし、
高い温度で実施するならば、高分子物質が熱分解や劣化
を起こしたり、臭素含有エポキシ系化合物が分解を起こ
したりする恐れがあるために、230℃以下において実
施する必要がある。 本発明の組成物は合成樹脂の分野において一般に実施さ
れている射出成形法、押出成形法、圧縮成形法および中
空成形法のごとき成形方法を適用して所望の形状物に成
形させてもよい。また、押出成形機を用いてシート状に
成形させた後、このシートを真空成形法、圧空成形法な
どの二次加工方法によって所望の形状物に成形してもよ
い。 〔実施例および比較例1 以下、実施例によって本発明をさらにくわしく説明する
。 なお、実施例および比較例において、メルトフローレー
ト(以下rMFRJと云う)はJISK7210にした
がい、温度が200℃および荷重が5kgで測定した。 また、引張降伏強度はAST&I D638に準じてA
STM 1号ダンベルを用い、歪速度が5■/分にて
測定した。さらに、アイゾツト衝撃強度はASTM D
256に準じ、23℃の温度においてノツチ付きで測定
した。また、難燃性については、厚さが1.6mm (
1/ 16インチ)の試験片を用い、UL94法にした
がって評価した。さらに、耐候性試験についてはサンシ
ャインウエザオメーターを使い、60℃の温度において
400時間後の変色の状態を目視で評価し、第2表にほ
とんど変色しない場合を“O″、褐色に変色した場合を
−×”として示す、さらに、帯電防止性については、ダ
ートチャンバーテストを行ない、粉末カーボンの強制吹
きつけテストで吹きつけた後、20℃の恒温室に一昼夜
放置してカーボンの付着の程度を調べた。 付着量の多いときを−×−1はとんどない場合を“○“
とした。 さらに、熱安定性については、シリンダー温度200℃
の射出成形機内に10分滞留させた後に130■■X
130m■X2s■(厚さ)の平板を成形し、スプル
ーランナー及び成形品の変色の状態を目視で評価し、第
2表にほとんど変色しない場合を“O”褐色に変色した
場合を−×−として示す。 さらに、ゲル分率は0.5gのサンプルをメチルエチル
ケトンとメチルアルコールのlO対lの混合溶媒中に室
温で18時間浸漬した後、遠心分離を行なった。ついで
不溶分を凝集した。この不溶分を減圧下で60℃の温度
において14時間乾燥し、重量を測定した。 なお、実施例および比較例において使用したグラフト重
合体、ポリスチレン系樹脂、酸化アンチモン、臭素含有
反応生成物、シリコーンオイル、塩素化ポリエチレンお
よび有機スズ系安定剤の製造方法、種類、物性などを下
記に示す。 〔(A)グラフト重合体およびポリスチレン系樹脂] グラフト重合体として、24βのオートクレーブに24
kgのスチレンを加え、ムーニー粘度(M L 、、、
、 100℃)が40であるブタジェン単独重合ゴム1
.5kgを加えて完全に溶解した。ついで1.5gの第
三級−ドデシルメルカプタンおよび7.4gのn−ドデ
シルメルカプタンを加え、 120℃の温度において3
.5時間先分撹拌しながら重合を行なった。この溶液の
うち、8kgの重合体を含む溶液を取り出し、0.5重
量%のポリビニルアルコール水渚液8I2を加えた20
εのオートクレーブに前記溶液を注入し、20gのベン
ゾイルパーオキサイドおよび8.0gの第三級−ブチル
−パーオキシアセテートを加え、90℃の温度に4時間
先分に撹拌しながら重合を行ない、ついで重合系を13
5℃に上昇させ、この温度において1時間先分に撹拌し
ながら重合を行なった。重合系をほぼ室温まで放冷した
後、ビーズ状ポリマーを枦集し、充分水洗した後、減圧
下で60℃の温度において18時間乾燥を行なうことに
よって重合体[以下rHIPS (a)Jと云う1を得
た。このHI PS (a)のゲル分率は14.5%で
あり、可溶分中のポリスチレン系樹脂の平均分子量は約
23万であった。 また、HI PS (a)を製造するさいに使ったブタ
ジェン単独重合ゴムのかわりに、ムーニー粘度(ML、
、、、 100℃)が39であるブタジェン単独重合体
1.4kgおよびムーニー粘度(M L 1.、、10
0℃)が120であり、ブロックスチレンを30重量%
含み、かつスチレン含量が40重量%であるスチレン−
ブタジエン共重合ゴム0.8kgを用い、また第三級−
ドデシルメルカプタンの使用量を9.6g、さらにn−
ドデシルメルカプタンの使用量を12.0gにかえ、ま
た第三級−ブチル−パーオキシアセテートの使用量を2
4gにかえたほかは〔スチレン、ポリビニルアルコール
およびベンゾイルパーオキサイドの使用量はHIPS(
a)の製造の場合と同様)、HIPS (a)の製造と
同じ条件で重合および重合後の処理(水洗、乾燥など)
を行なった。得られた重合体c以下rHIPs(b)」
と云うJのゲル分率は15%であった。また可溶分のポ
リスチレン系樹脂の平均分子量は約21万であった。 さらに、HIPSC&)を製造するさいに用いたブタジ
ェン単独重合ゴムのかわりに、ムーニ粘度(ML、、、
、 1(10℃)が35であるブタジェン単独重合ゴム
を同じ量便用し、第三級−ドデシルメルカプタンを使用
せず、そのかわりに8.0gのn−ドデシルメルカプタ
ンを使い、またベンゾイルパーオキサイドの使用Iを2
2gにかえ、さらに第三級−ブチル−パーオキシアセテ
ートの使用量を15gにかえたほかは〔スチレンおよび
ポリビニルアルコールの使用量はHIPS(a)の製造
の場合と同様〕、HIPS (a)の製造と同じ条件で
重合および重合後の処理を行なった。得られた重合体r
以下rHIPs (C)Jと云う1のゲル分率は15.
7%であった。また可溶分のポリスチレン系樹脂の平均
分子量は約19万であった。このようにして得られた重
合体50重量部とMFRがlOg/】0分であるスチレ
ン単独重合体50重量部を混線し、樹脂組成物r以下r
HI PS (c)Jと云う]を製造した。 [fBliil化アンチモン1 さらに、酸化アンチモンとして、三酸化アンチモン(以
下rsb、0.4と云う)を使った。 〔(C)臭素含有物〕 また、臭素含有物のうち、臭素含有反応生成物として、
いずれも前記の(1)式において11が水素原子であり
、かつR2がメチル基である臭素含有反応生成物(平均
分子量 約2,000、臭素含有量56重量%、以下「
臭素物(a)」と云う)および臭素含有量が55重量%
であり、かつ平均分子量が約3.600である臭素含有
反応生成物(以下「臭素物(b)」と云う)を用いた。 また、比較のために、デカブロモジフェニルエーテル(
以下「臭素物(C)」という)を使用した。 〔(D)シリコーンオイル〕 さらに、シリコーンオイルとして粘度(25℃において
測定、以下同様)が5.000cPであるポリジメチル
シリコーンオイル(以下rsifl) Jと云う)、粘
度が19口00cPであるポリメチルフェニルシリコー
ンオイル(以下r si (2) Jと云う)、粘度が
1.000cPであるポリメチルハイドロジエンシリコ
ーンオイル(以下r Si (31Jと云う)、粘度が
1.000cPであるエポキシシリコーンオイル(以下
r Si f41 Jと云う)および粘度が600cP
であるアミノシリコーンオイル(以下r Si f51
Jと云う)を使用した。 [(E)塩素化ポリエチレン] 塩素化ポリエチレンとして、ブテン−1の共重合割合が
3.0重量%であり、密度が0.946g / c r
dであり、しかも平均分子量が約17万であるエチレン
−ブテン−1共重合体を水性懸濁液中で塩素化させるこ
とによって製造した塩素含有量が40.2重量%であり
、かつムーニー粘度(ML、や□、、lO口℃)が 1
10であり、ポリエチレンの残存結晶量が0.9重量%
である塩素化ポリエチレン〔以下rCPE(AIJと云
う]および前記のエチレン−ブテン−1共重合体を用い
て製造した塩素含有量が32.5重量%であり、かっム
ーニー粘度(M L +、、 、 100℃)が12
8であり、しかもポリエチレンの残存結晶量が15.3
重量%である塩素化ポリエチレン「以下rCPE(B)
」と云う]を使った。 [(F)有機スズ系安定剤] また、有機スズ系安定剤として、ジブチル・チンマレー
ト(以下rSt−BMJと云う)およびジオクチル・ス
ズ・マレート(以下rSt・OMJと云う)を使用した
。さらに比較のため2.6−ジーt−ブチル−4−メチ
ルフェノール(以下rBHTJと云う)を使用した。 実施例1〜10、比較例1〜7 第1表に「グラフト重合体、ポリスチレン系樹脂」 (
以下「樹脂分」と云う)、臭素含有物、シリコーンオイ
ル、塩素化ポリエチレンおよび有機スズ系安定剤の種類
ならびに配合量が示されている各組成成分ならびにそれ
ぞれの配合量が第1表に示されている5btOz (
酸化アンチモン)をそれぞれヘンシェルミキサーを使用
して2分間トライブレンドを行なった。得られた各混合
物をシリンダー温度を200℃に設定された二軸押出機
(径30m−)を使って混線させながらペレット(組成
物)を製造した。 得られた各組成物についてMFR,引張降伏強度および
アイゾツト衝撃強度(ノツチ付)の測定ならびに難燃性
および耐候性試験、帯電防止性、熱安定性について評価
した。これらの結果を第2表に示す。 以上の実施例および比較例の結果から、本発明によって
得られる樹脂組成物は難燃性、耐衝撃性がすぐれている
ことが明白である。 [発明の効果1 すなわち、臭素含有反応生成物および塩素化ポリエチレ
ンとシリコーンオイルを組み合わせることによって物性
バランスのとれた樹脂組成物を得ることができる。また
、難燃性、とりわけドリッピングが改良される。 本発明によって得られる樹脂組成物は、難燃性および耐
衝撃性がすぐれているのみならず、下記のごとき効果(
特徴)を発揮する組成物である。 I)成形性が良い(流動性ン。 2)成形物の光沢がよい。 3)耐候性がすぐれ、変色が少ない。 4)帯電防止性にすぐれている。 本発明によって得られる樹脂組成物は上記のごときすぐ
れた特徴を有していることによって下記のごと(多方面
に使用することができる。 1)テレビジョン受像機 2)ファクシミリ、ワードプロセッサー、マイクロコン
ピュータ−、プリンターなどの0Alil器のハウジン
グ 3)家電機器のハウジング類
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (A)ポリブタジエンゴムおよび/またはスチレン−ブ
タジエン共重合ゴムに芳香族モノビニル単量体がグラフ
トしたグラフト重合体、 (B)ポリスチレン系樹脂、 (C)酸化アンチモン、 (D)臭素含有エポキシ系化合物と1,3,5−トリブ
ロモフェノールとを反応させることによって得られる分
子量が1,200〜6,000であり、かつ臭素含有量
が5.0〜60重量%である臭素含有反応生成物 (E)シリコーンオイル (F)塩素化ポリエチレン ならびに (G)有機スズ系安定剤 からなり、該グラフト重合体およびポリスチレン系樹脂
の合計量中に占めるグラフトされていないおよびグラフ
トされたポリブタジエンならびにスチレン−ブタジエン
共重合ゴムの割合はそれらの合計量として1〜15重量
%であり、グラフト重合体、ポリスチレン系樹脂および
塩素化ポリエチレンの合計量中に占める塩素化ポリエチ
レンの割合は5〜25重量%であり、グラフト重合体、
ポリスチレン系樹脂および塩素化ポリエチレンの合計量
100重量部中に対する他の組成成分の割合は、酸化ア
ンチモンが1.0〜15重量部であり、かつ臭素含有反
応生成物が3.0〜30重量部であり、シリコーンオイ
ルが0.1〜3.0重量部であり、有機スズ系安定剤が
0.01〜15重量部である樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13021090A JPH0425544A (ja) | 1990-05-22 | 1990-05-22 | 樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13021090A JPH0425544A (ja) | 1990-05-22 | 1990-05-22 | 樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0425544A true JPH0425544A (ja) | 1992-01-29 |
Family
ID=15028724
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13021090A Pending JPH0425544A (ja) | 1990-05-22 | 1990-05-22 | 樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0425544A (ja) |
-
1990
- 1990-05-22 JP JP13021090A patent/JPH0425544A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3954908A (en) | Flame retardant resin composition comprising an acrylonitrile-styrene base terpolymer, a different acrylonitrile-styrene-chlorinated polyethylene terpolymer and antimony trioxide | |
| JP3204412B2 (ja) | 難燃性熱可塑性樹脂組成物 | |
| JPH0425544A (ja) | 樹脂組成物 | |
| JPH03237148A (ja) | 樹脂組成物 | |
| JP3388854B2 (ja) | 難燃性樹脂組成物 | |
| JPH0428744A (ja) | 樹脂組成物 | |
| JPH03244646A (ja) | 樹脂組成物 | |
| JPH03111445A (ja) | 樹脂組成物 | |
| JPH05112693A (ja) | 樹脂組成物 | |
| JP3388855B2 (ja) | 難燃性樹脂組成物 | |
| JPH10120863A (ja) | 難燃性樹脂組成物 | |
| JPH03160050A (ja) | 樹脂組成物 | |
| JPH02279753A (ja) | 樹脂組成物 | |
| JPH0649304A (ja) | 樹脂組成物 | |
| JPH0195143A (ja) | 樹脂組成物 | |
| JPH06172607A (ja) | 難燃性ポリスチレン樹脂組成物 | |
| JPH03122156A (ja) | 樹脂組成物 | |
| JP3003269B2 (ja) | 難燃性abs系樹脂組成物 | |
| JPH01138252A (ja) | 樹脂組成物 | |
| JPH0593120A (ja) | 樹脂組成物 | |
| JPH03199251A (ja) | 樹脂組成物 | |
| JPH06263939A (ja) | 樹脂組成物 | |
| JPH0565389A (ja) | 樹脂組成物 | |
| JPH01139638A (ja) | 樹脂組成物 | |
| JPH0532849A (ja) | 樹脂組成物 |