JPH0429840Y2 - - Google Patents

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JPH0429840Y2
JPH0429840Y2 JP16631688U JP16631688U JPH0429840Y2 JP H0429840 Y2 JPH0429840 Y2 JP H0429840Y2 JP 16631688 U JP16631688 U JP 16631688U JP 16631688 U JP16631688 U JP 16631688U JP H0429840 Y2 JPH0429840 Y2 JP H0429840Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はクツシヨンのカバーを吊込んで、カバ
ー、パツド、フレームを一体にする吊り部材に関
する。
〔従来の技術〕
従来この種のクツシヨンカバーの吊込みは、第
8図、第9図に示すように、幅方向に必要長さの
2倍の吊り綿布50を幅方向の中心線で折り返
し、両端付近を長さ方向に仮縫いをした後、カバ
ー51の裏面にその吊り意匠線52に沿つて仮縫
部分を縫着固定する。その後吊りワイヤ53を袋
状となつた吊り綿布内に挿通し、吊り綿布50と
吊りワイヤ53をホツチキス等で仮固定し、吊り
ワイヤ53の位置ずれや脱落防止をした後、パツ
ド54内にインサートされたインサートワイヤ5
5に吊りワイヤ53をCリング56で締結して吊
り込みを行つていた。
さらにインサートワイヤとCリングとの締結に
替えて、アンカークリツプを樹脂ネツトに係合さ
せる吊込み構造が実開昭57−113065号公報に開示
されている。
また、シート表皮の裏面に係止される係止部を
上端に有し、他端にパツド支持部材と係合する係
合部を有するサスペンダクリツプをパツド支持部
材の貫通孔に貫通し、シート表皮をパツド支持部
材側に吊込む吊込み装置が実開昭60−113000号公
報に開示されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来のCリングによる吊込み作業は作業者の熟
練度が必要で、Cリング、吊り部材、インサート
ワイヤの締結位置のばらつきにより吊り線の蛇
行、カバーとパツドの位置ずれによる組ずれ等が
生じ、クツシヨンの仕上り品質に悪影響を及ぼし
た。また、吊り部材のカバーへの取付けが非能率
的で、縫製工数、吊りワイヤのワイヤ通しの工数
等作業工数を多くかけなければならなかつた。
さらに、Cリングによる吊込みもアンカクリツ
プによる吊込みもパツド中に吊り部材を係止する
ためのインサートワイヤや樹脂ネツトを必要と
し、そのインサートの手間がかかると共にコスト
高となつていた。
また、サスペンダクリツプによるものは搭乗者
の重量や車の振動等によりクツシヨンが撓んだ場
合、サスペンダクリツプが搭乗者に異物感や底突
き感を与える不都合があつた。
そこで、本考案は、熟練度のない作業者でも容
易にしかも迅速に吊込み作業ができ、吊込み位置
のばらつきもなく仕上りが良好であるとともに使
用心地の良いクツシヨンが経済的に製作できる吊
り部材を提供する。
〔課題を解決するための手段〕
本考案によるクツシヨンカバーの裏面に該カバ
ーの意匠線に沿つて縫着された吊り綿布をクツシ
ヨンパツドの溝中に挿入してクツシヨンルームに
係止するクツシヨンカバーの吊り込みに用いる吊
り部材は、弾性と可撓性とを有する柔軟な合成樹
脂材料により一体に形成された取付部と複数個の
アンカー部とを備え、前記取付部は前記吊り綿布
を縫着するための所定の幅を有する薄い帯状の板
状体に形成された縫合部と、該縫合部の一側縁に
形成され、可撓性を有する金属製ワイヤと該ワイ
ヤを芯としてその周面に前記合成樹脂材料を被覆
密着せしめた直線状の円筒状部とからなる基部を
備え、前記アンカー部の夫々は、前記取付部の長
手方向に適宜間隔を隔ててかつ前記取付部とほぼ
同一平面内にあるように前記基部の円筒状部に連
設された前記縫合部と同一厚さを有する矩形板状
の連結部と、該連結部の他端に連設された係止体
とを備え、前記係止体は、前記連結部に連設され
た該連結部とほぼ同一長さを有する柱状体の上部
のアンカー体と、該上部アンカー体と対向せしめ
て配設される柱状体の下部アンカー体と、これら
上部アンカー体及び下部アンカー体とをこれらの
両端部付近で連結する2本の細幅のアンカー体連
結部とによりほぼ矩形の枠体状に形成されるとと
もに、前記下部アンカー体の両端部には前記上部
アンカー体側に指向しかつ外方に拡開するアンカ
ー爪を夫々前記アンカー体連結部の外側に突設形
成し、前記上部アンカー体には前記下部アンカー
体側に指向しかつ外方に拡開する柔軟な弾性を有
する係止爪を夫々前記アンカー体連結部の外側に
突設する構成を具備する。
〔作用〕
吊り部材をカバーに取付けるにあたり、吊り部
材とカバーとの間に介在する吊り綿布を吊り部材
の取付部に重合せ、縫合線に沿つて吊り綿布と吊
り部材とを縫合固定する。そして、吊り綿布上端
をカバーの意匠線に沿つて縫合する。
次に、取付部下端に連結部を介して垂下するア
ンカー体の係止体をパツドおよびフレームに予め
カバーの吊込み個所の間隔に穿孔されているパツ
ド孔及びフレーム孔に引き込む。この時係止体の
下部アンカー体および左右アンカー爪はフレーム
孔径にあわせて内側に弾力変形し、フレーム孔を
通過して突出する。下部アンカー体の変形にあわ
せてアンカー体連結部も弾性変形し、フレーム孔
中を移動するが、上部アンカー部の下部アンカー
体側に指向し外方に拡開する係止爪は、フレーム
に突当る。引き込み力を除くとアンカー体連結
部、下部アンカー体及びアンカー爪の変形はただ
ちに復元し、係止爪の弾力によりアンカー爪がフ
レーム下面に当接することにり係止体はパツド孔
およびフレーム孔中に引き込まれた状態でフレー
ム孔に係止する。そして吊り綿布を介して固定す
るカバーと係止体で係止するパツド及びフレーム
を吊り部材で一体とする吊込み作業が完了する。
〔実施例〕 第1図は本考案の吊り部材によりクツシヨンカ
バーの吊込みを行なう対象である車輛用の一人席
クツシヨンの1例を平面図で示したものであり、
意匠線Aに沿つて本考案の吊り部材が適用され、
適宜の吊込み個所Bで本考案の吊り部材によつて
クツシヨンカバーとクツシヨンパツドとフレーム
の三者が固定される。
第2図は本考案の吊り部材の一実施例を、その
紙面の左右方向の一部を適宜欠截して示した平面
図である。第3図はその側面図を示す。
総括的に符号1で示す吊り部材1は細幅の帯状
の薄い板状体よりなる取付部2と、該取付部2の
一側縁に適宜間隔を隔てて該取付部2の長手方向
に垂直にかつ前記取付部2とほぼ同一平面内に連
設される複数個のアンカー部3とから成り、塩化
ビニール、ナイロン、ポリプロピレン等の弾性に
富み柔軟な可撓性を有する合成樹脂材により一体
に成形される。
前記ほぼ同一幅に形成した帯状の板状体である
取付部2は、前記アンカー部3が接続される一側
縁に弾性に富み可撓性を有する金属製ワイヤ4と
該ワイヤ4を芯としてその周面に前記合成樹脂材
を被覆密着せしめた直線状の円筒状部41とから
なる基部5と、該基部5の円筒状部41に接続す
る板状の縫合部6とから成り、該縫合部6の幅方
向のほぼ中央部には、該縫合部6の長手方向に前
記ワイヤ4ト平行せしめて両面に直線状の溝を形
成して肉薄とした縫合線7を直線状に形成する。
前記取付部2の長手方向に適宜間隔を隔てて連
設されるアンカー部3は前記縫着部6とほぼ同一
厚さの矩形板状の連結部8と係止体9とから成
り、前記取付部2は第1図に示す意匠線Aの長さ
に相当する長さに形成されるのに対し、アンカー
部3は前記意匠線A上に存在する吊込み個所Bの
数だけ、該吊込み個所Bの間隔を隔てて形成され
る。
前記連結部8はその一端縁を前記取付部2の円
筒状部41との間にヒンジ部43を形成して一体
連設されて前記取付部2の縫合部6とほぼ同一面
内にあるように形成され、その前記取付部2より
遠い他端縁は前記係止体9に連結される。係止体
9は前記連結部8に一体に連結される上部アンカ
ー体11と、該上部アンカー体11に対向せしめ
て配設される下部アンカー体13と、上部アンカ
ー体11および下部アンカー体13とをこれらの
両端部付近で接続する一対のアンカー体連結部1
4とにより、ほぼ矩形の枠体状に形成される。上
部アンカー体11は前記連結部8の幅と同一寸法
の長さの柱状体で、その両端に夫々該上部アンカ
ー体11の両端より前記取付部2の延在する面内
において先端が下部アンカー体13側に指向し、
かつ外方に拡開するとともに、前記上部アンカー
体11の幅とほぼ同一幅の短いアンカー爪42,
42が形成され、夫々のアンカー爪42,42の
自由端には、該アンカー爪4ふの延長方向に該ア
ンカー爪42より細幅でより弾性に富む係止爪1
0が形成される。前記下部アンカー体13は前記
上部アンカー体11に平行する短い柱状体で、そ
の両端部に前記上部アンカー体11のアンカー爪
42側に指向しかつ外方に拡開するアンカー爪1
2が夫々一体に形成される。このアンカー爪12
の幅は上部アンカー体11および下部アンカー体
13の幅とほぼ同一の幅を備え、前記上部アンカ
ー体11のアンカー爪42よりは剛性を大に形成
される。2個の前記アンカー体連結部14は互い
に平行に配置され、その各々の一端は上部アンカ
ー体11のアンカー爪42のほぼ先端部に連結さ
れて前記係止爪10を自由状態にするとともに、
他端は下部アンカー爪13のアンカー爪12のほ
ぼ中央部に連結され、アンカー爪12の自由端部
をアンカー体連結部の外側に突出せしめている。
前記アンカー体連結部14の前記取付部2が延在
する面内における幅は前記上部アンカー体11お
よび下部アンカー体13の幅より細幅に形成さ
れ、その剛性はこれらアンカー体11,13の剛
性より低くされているが、前記係止爪10の幅よ
り大に形成されて該係止爪10の剛性よりは高い
剛性を有する。第3図から明らかなように、板状
体である取付部2の延在する面に垂直な面内にお
ける前記アンカー部3の係止体9を構成する各部
分の幅(厚さ)は、前記取付部2の縫合部6及び
アンカー部3の連結体3の厚さの数倍の厚さを有
するように形成し、かつ前記連結部8は前記上部
アンカー体11の厚さ方向のほぼ中央部において
ヒンジ部15を形成して一体に連結される。
上記の構成よりになるアンカー部3の係止体9
は、その自由状態における下部アンカー体13の
一方のアンカー爪12の自由端から他方のアンカ
ー爪12の自由端までの距離に相当する寸法より
小さく、かつ前記アンカー体連結部14の外側面
間の寸法より僅かに大である孔を形成した板状材
を用意して、下部アンカー体13のほぼ中央部を
把持して該下部アンカー体13を前記孔に引き込
むと、下部アンカー体13はその弾性により自由
端を相互に近接せしめる方向に撓曲して板状材の
第1の面より第2の面に通過し、通過後において
その弾性により原形に復元してアンカー爪12が
第2の面に係止され、一方上部アンカー体11の
アンカー爪42の自由端の延長方向に延在する係
止爪10は、その先端が板状材の第1の面に弾性
的に当接する異により、係止体9が前記板状材に
係止されるに至ることが明らかである。
次に、上記構成の吊り部材1の使用方法を説明
する。
第4図は吊込み状態説明図、第5図、第6図、
第7図はそれぞれ使用状態別の意匠線Aに沿つた
吊込み個所の断面図である。
吊り部材1をカバー20に連結するための吊り
綿布21に取付ける。吊り綿布21は吊り部材1
の長手方向長さと同長クツシヨン内部のパツドに
設けた溝(後述)の深さに相当する幅を有する帯
状布であつて、撓みに対して柔軟性を有する布を
材料として使用する。
吊り部材1の基部5の円筒状部41の上部段部
22に吊り綿布21の下端を合致させて、縫合線
7に沿つて縫合し、両者を一体とする。吊り部材
1付きの吊り綿布21上端は、カバー20の意匠
線Aに沿つてカバー20と共に縫合し、カバー2
0の意匠線A内面に吊り部材1を垂下する。
クツシヨンは厚さC1のパツド23の上面にカ
バー20、下面にフレーム24を重積する三重構
造となつている。パツド23には、カバー20の
意匠線Aに対応する位置に溝25を設ける。溝2
5の深さは、ほぼ吊り綿布21と一体の吊り部材
1の取付部2からカバー20までの幅(長さ)
C2に等しい。
溝25の中の吊り部材1のアンカー部3に対す
る個所には、フレーム24を貫通するパツド孔2
6を穿孔する。パツド孔26は吊り部材1のアン
カー部3部分が充分挿通できる大きさの円筒状孔
であり、パツド孔26下端のフレーム24にあけ
るフレーム孔27は、アンカー部3の連結部8お
よびアンカー体連結部14の幅寸法を径とする丸
孔である。そして、この部分にやや大径のパツド
孔26とパツド孔26に対してやや小径のフレー
ム孔27との差寸法のフレーム係止部28を形成
する。
このような構成のパツド23の溝25とカバー
20の意匠線Aに沿つて垂下する吊り綿布21に
固定する吊り部材1を合致させ、アンカー部3を
パツド孔26に入れる。溝25の深さは吊り綿布
21付きの吊り部材1の取付部2の幅C2に等し
いので、溝25中の吊り部材1はそのワイヤ4を
芯とした基部5の下端が溝25底のパツド面にの
つている状態となる。そして、アンカー部3をパ
ツド孔26に入れ、係止体9をフレーム孔27か
ら外方に引出す。この時下部アンカー体13及び
両端部のアンカー爪12は、その弾性、可撓性に
より、フレーム孔27の孔径に合わせて内側に弾
性変形してフレーム孔27を通り抜け外方に突出
する。下部アンカー体13およびアンカー爪12
の変形に伴い矩形両側枠のアンカー体連結部14
も内側に弾性変形し、フレーム孔27中をアンカ
ー部3が挿通する(第6図参照)。この係止部9
の挿通作業は下部アンカー体13、アンカー体連
結部14が弾性変形するため大きな力は必要とし
ない。
アンカー部3のフレーム孔27中への引き込み
後は、アンカー体連結部14、下部アンカー体1
3及びアンカー爪12はすばやく矩形枠体に復帰
し、第5図に示すように、アンカー爪12がフレ
ーム係止部28下面に係止する。一方、上部アン
カー体11の係止爪10はフレーム係止部28上
面に弾性的に当接し、係止体9がフレーム係止部
28に係止する。この状態で吊り部材1は吊り綿
布21を介してカバー20を吊り込む。このよう
にして各アンカー部3をフレーム孔27に係止し
てカバー20の意匠線Aに沿つて、吊り綿布21
を介して適宜間隔で吊込み個所を形成する。
このように構成するクツシヨンに負荷がかかつ
た場合を第7図に参照して説明する。
小さな負荷に対しては吊り綿布21が撓み、撓
み部分29で対応する。
吊り綿布21の撓みでは対処できない負荷に対
しては、第7図に二点鎖線で図示する位置にある
パツドが、実線で示す位置まで撓んだ場合等、吊
り部材1の連結部8が折れ曲がり(第7図符号3
0で示す状態)、かつ係止体9が外方に突出して
対応する。この時、係止体9の係止爪10がフレ
ーム係止部28上面を摺動し、パツド孔26の壁
面でその動きを規制され、ある程度以上の係止体
9の外方への突出を防止する。また、係止爪1
0、アンカー爪12は弾性可撓性を有する合成樹
脂材を使用しているので、クツシヨンが撓んで吊
り部材が上下動する場合、フレーム24との間に
異音を生ずることがない。
この実施例は車輛用クツシヨンに使用した場合
を説明したが、本考案の吊り部材は、カバーの吊
り綿布を吊り込んで吊り意匠を出す構造のクツシ
ヨン例えば、家具、事務椅子等の吊込みに使用で
き、作用、効果にかわりはない。
なお本実施例においてアンカー部3の係止体9
における下部アンカー体13の形状を中央部の直
線状の柱状体とし、その両端部に同様の直線状の
柱状体であるアンカー爪12を一体に形成したも
のとして説明したが、下部アンカー体13および
アンカー爪12を含めて全体を円弧状に形成して
もよいことは明らかである。また前記係止体9に
ける上部アンカー体11のアンカー爪42をアン
カー体連結部14,14の外側に適宜に突出せし
めると、係止体9はフレーム24のフレーム孔2
7から脱出することがない。
本考案における吊り部材は型の割り面を一面割
りとしたインジエクツシヨンモールドにより一体
成形が可能であり、コストを低減できる構成であ
る。
〔考案の効果〕
本考案による吊り部材は弾力性、可撓性を有す
る合成樹脂で一体成形されるので、製造が容易で
経済的、かつ、外力への対応に柔軟であり、復元
力にも優れている。
吊り部材の使用にあたつては、カバーに縫着す
る吊り綿布に取付けた吊り部材のアンカー部の係
止体をフレーム孔から引出すだけで、吊込み個所
が形成でき、従来の吊込み作業のように経験によ
るところがないので熟練度を必要とせず、吊込み
作業が容易にしかも迅速に行なえる。
また、カバーの吊込み個所に対応して吊り部材
のアンカー部、パツド孔、フレーム孔の位置が決
まり、予め設定されているので、カバー、パツ
ド、フレームの位置ずれがなく、クツシヨンの仕
上り品質が向上する。
さらに、吊り部材のアンカー部を直接フレーム
孔に挿通して吊込みを行なうので、パツド内で吊
込みを行なうためのインサートワイヤや樹脂ネツ
トが不要となり、ワイヤや樹脂ネツトのコスト、
インサート工数の削減となる。そして、吊り部材
は予め吊り綿布に縫着固定するので、縫製作業が
容易であり、かつ、縫合線および基部を基準線と
して吊り綿布と吊り部材との位置決めが確実、容
易に行なうことができる。
搭乗者の体重等による負荷に対しては連結部の
撓みや係止体の突出で対応でき、搭乗者に異物感
や底突き感を与えず、さらに吊り部材はその上下
動によつてフレームとの間に摺動音を生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、車輛用1人席クツシヨンの平面図、
第2図は、吊り部材の一部を欠いた平面図、第3
図は、吊り部材の側面図、第4図は、吊込み状態
説明斜視図、第5図は、クツシヨンの意匠線に沿
つた吊込み個所の断面図、第6図は、係止部を引
き込んだ状態のクツシヨンの部分断面図、第7図
は、パツドが撓んだ状態のクツシヨンの部分断面
図、第8図は、吊込み状態の従来例の斜視図、第
9図は、従来の吊込み個所の斜視図。 A……意匠線、B……吊り込み個所、1……吊
り部材、2……取付部、3……アンカー部、4…
…ワイヤ、5……基部、6……縫合部、7……縫
合線、8……連結部、9……係止体、10……係
止爪、11……上部アンカー体、12……アンカ
ー爪、13……下部アンカー体、14……アンカ
ー連結部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 クツシヨンカバーの裏面に該カバーの意匠線に
    沿つて縫着された吊り綿布をクツシヨンパツドの
    溝中に挿入してクツシヨンフレームに係止するク
    ツシヨンカバーの吊り込みに用いる吊り部材にお
    いて、 弾性と可撓性とを有する柔軟な合成樹脂材料に
    より一体に形成された取付部と複数個のアンカー
    部とを備え、 前記取付部は前記吊り綿布を縫着するための所
    定の幅を有する薄い帯状の板状体に形成された縫
    合部と、該縫合部の一側縁に形成され、可撓性を
    有する金属製ワイヤと該ワイヤを芯としてその周
    面に前記合成樹脂材料を被覆密着せしめた直線状
    の円筒状部とからなる基部を備え、 前記アンカー部の夫々は、前記取付部の長手方
    向に適宜間隔を隔ててかつ前記取付部とほぼ同一
    平面内にあるように前記基部の円筒状部に連設さ
    れた前記縫合部と同一厚さを有する矩形板状の連
    結部と、該連結部の他端に連設された係止体とを
    備え、 前記係止体は、前記連結部に連設された該連結
    部とほぼ同一長さを有する柱状体の上部アンカー
    体と、該上部アンカー体と対向せしめて配設され
    る柱状体の下部アンカー体と、これら上部アンカ
    ー体及び下部アンカー体とをこれらの両端部付近
    で連結する2本の細幅のアンカー体連結部とによ
    りほぼ矩形の枠体状に形成されるとともに、前記
    下部アンカー体の両端部には前記上部アンカー体
    側に指向しかつ外方に拡開するアンカー爪を夫々
    前記アンカー体連結部の外側に突設形成し、前記
    上部アンカー体には前記下部アンカー体側に指向
    しかつ外方に拡開する柔軟な弾性を有する係止爪
    を夫々前記アンカー体連結部の外側に突設形成し
    て備えることを特徴とするクツシヨンカバーの吊
    り部材。
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