JPH0531700U - 車両用シート - Google Patents
車両用シートInfo
- Publication number
- JPH0531700U JPH0531700U JP8311391U JP8311391U JPH0531700U JP H0531700 U JPH0531700 U JP H0531700U JP 8311391 U JP8311391 U JP 8311391U JP 8311391 U JP8311391 U JP 8311391U JP H0531700 U JPH0531700 U JP H0531700U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pad
- curved
- surface portion
- plate member
- resin plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 22
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 22
- 210000003491 skin Anatomy 0.000 description 32
- 210000002615 epidermis Anatomy 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000009286 beneficial effect Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 凹凸形状を有する車両用シートにおいて、表
皮の組付性と組付後の美観性とを同時に達成すること。 【構成】 上記表皮5の上記底面部51と側面部52と
の曲線状の縫合部55に、その自由状態において直線状
に延びる帯板状形態を有する樹脂板部材6を、該縫合部
55の曲線形状に沿って取付ける。この際、樹脂板部材
6はこれを撓曲させた状態で曲線状の縫合部55に取り
付けられることから、その取り付け後においては該樹脂
板部材6の弾性復元力によって上記表皮5の側面部52
はその張りが保たれた状態となり、当初予定した通りの
縫合部55の曲線形状が得られ、その美観が良好とな
り、また縫合部55を局部的に多数の箇所で吊り込む場
合に比して部品点数が少なくなり、その組付性が向上す
る。
皮の組付性と組付後の美観性とを同時に達成すること。 【構成】 上記表皮5の上記底面部51と側面部52と
の曲線状の縫合部55に、その自由状態において直線状
に延びる帯板状形態を有する樹脂板部材6を、該縫合部
55の曲線形状に沿って取付ける。この際、樹脂板部材
6はこれを撓曲させた状態で曲線状の縫合部55に取り
付けられることから、その取り付け後においては該樹脂
板部材6の弾性復元力によって上記表皮5の側面部52
はその張りが保たれた状態となり、当初予定した通りの
縫合部55の曲線形状が得られ、その美観が良好とな
り、また縫合部55を局部的に多数の箇所で吊り込む場
合に比して部品点数が少なくなり、その組付性が向上す
る。
Description
【0001】
本考案は、車両用シート、特に凹凸形状を有する車両用シートに関し、さらに 詳しくはかかる構造の車両用シートにおける表皮の組付構造に関するものである 。
【0002】
一般にシートは、フレームに取り付けられる所定形状のパッドの表面を表皮で 覆って構成される。そして、この表皮は、その裏面側に設けた吊り込み部材(通 常、その内部にワイヤーを配置した袋帯状に形成される)をパッドの裏面側から 吊り込むことによって該パッドに密着され、該パッドの形状に沿った表面形状を 形成するようになっている(例えば、実開昭61ー73300号公報参照)。
【0003】 そして、このような表皮の組付構造は、上掲公知例の如くパッドの一つの面が 曲面状に形成されている場合に限らず、例えば実開平2ー89967号公報に示 されるように、相互に略直交状態で交差する面をもったパッドの表面に表皮を取 り付ける場合にも同様に適用されている。即ち、この場合には、この公知例の第 1図に示されるように、その表皮を、パッドの一方の面に対応する部分と他方の 面に対応する部分とに分割されたものを相互に縫合して一体化し、この縫合部を パッドの裏面側へ吊り込むようにしている。
【0004】
しかし、このような表皮の組付構造は、上掲第1図の直線部のようにパッドの 二つの略直交面が直線状に延びている部分においては格別な支障はないが、これ をそのままコーナー部分のようにパッドの二つの略直交面の交差部が湾曲する部 分に適用する場合には、表皮の吊り込みによって縫合部がパッドから浮き上がる 格好となるため、該縫合部の形状をパッド側の形状に沿わせようとすれば該表皮 の縫合部を小刻みな間隔で部分的にパッドの裏面側へ吊り込むことが必要となる 。そして、この吊り込み間隔を小さくすればするほど縫合部を曲線に近付けるこ とができるわけであるが、現実問題として、この吊り込み間隔を小さくすること には限界があり、このためコーナー部分においては部分的な吊り込みにより縫合 部に局部的なくぼみができ、結果として連続した曲線形状を得ることは困難であ り、美観性という点において不満の残るものであった。
【0005】 また、このように表皮の縫合部を小刻みな間隔で吊り込む場合には、それだけ 吊り込み部材の数を多く必要とし、且つ吊り込み作業回数も多くなることから、 作業性という点において好ましくなく、さらにパッドの裏面側に吊り込み用のス ペースを確保する必要上、パッドのみならず、これを取り付けるフレームあるい は該パッドに被せられる表皮の構造が複雑になるという問題もあった。
【0006】 そこで本考案は、表皮の縫合部が曲線状とされる車両用シートにおいて、表皮 のパッドへの組付性と、組付後における美観性とを両立せんとしてなされたもの である。
【0007】
本考案ではかかる課題を解決するための具体的手段として、着座部となる曲面 形状の凹部と該凹部の側部に連続して立設する縦壁部とを有し且つフレームに固 定されるパッドの表面を、上記パッドの凹部に対応する底面部と上記縦壁部に対 応する側面部とを相互に縫合して一体化してなる表皮によって覆うとともに該表 皮の周囲を吊り込んで構成される車両用シートにおいて、上記表皮の上記底面部 と側面部との曲線状の縫合部に、その自由状態において直線状に延びる帯板状形 態を有する樹脂板部材を、該縫合部の曲線形状に沿って取付けたことを特徴とし ている。
【0008】
本考案では、表皮の底面部と側面部との曲線状の縫合部に、その自由状態にお いて直線状に延びる帯板状形態を有する樹脂板部材を、適度に撓曲変形させて該 縫合部の曲線形状に沿わせた状態で取付けることにより、この樹脂板部材の取り 付け後においては、該樹脂板部材がその弾性復元力によって直線状に復帰しよう とする時の引張力により上記側面部に所定の張りが保たれ、該縫合部はその途中 において局部的にくぼむというようなこともなく、当初設計通りの曲線形状を現 出することとなる。
【0009】
従って、本考案の車両用シートによれば、パッドの表面を表皮によって覆った 状態において該表皮の底面部と側面部との縫合部が連続した曲線状とされること から、例えば従来のようにこの縫合部に局部的なくぼみがあるような場合に比し て、車両用シートの美観性が良好ならしめられ、延いてはその商品価値が高めら れるという効果が得られるものである。
【0010】 また、表皮の縫合部の曲線状の形状確保が樹脂板部材の弾性復元力により自動 的に達成されることから、従来のようにこの縫合部に多数の吊り込み部材を設け て吊り込みを行うというような必要がなく、この結果、部品点数の低減とともに 吊り込み作業箇所も少なくなることから、パッドへの表皮の組付作業性がより一 層向上するという効果もある。
【0011】 さらに、上記縫合部においては吊り込みが不要となることから、パッドの裏面 側における吊り込みスペースも不要となり、この結果、該パッドのみならず、フ レーム及び表皮においてもその構造の簡略化が図れ、コスト低減に寄与し得ると いう効果も得られるものである。
【0012】
以下、添付図面に示す実施例に基づいて本考案の車両用シートを具体的に説明 すると、図1には本考案の実施例にかかる自動車のリヤシート1が示されている 。このリヤシート1は、後述するシートクッション2と該シートクッション2の 後端部に立設配置されるシートバック3とで構成されるものであって、その両側 部には車体側トリム20,20がそれぞれ配置される。
【0013】 上記シートクッション2は、図1〜図4に示すように、車体側に固定されるシ ートフレーム(図示省略)に取り付けられる後述のパッド4の表面を後述の表皮5 によって覆って構成されるものであって、車幅方向中央部に設けられたアームレ スト部22の両側に、該アームレスト部22の上面から大きく下方に向けて湾曲 状にくぼんだ着座部21aを有するシート部21,21をそれぞれ備えている。
【0014】 上記パッド4は、上記シートクッション2の着座部21aを構成する湾曲状に くぼんだ左右一対の凹部41,41と、該各凹部41,41の車幅方向内側に連続 して上方に立ち上がる左右一対の縦壁部42,42と、該縦壁部42,42の上端 間を連続して上記アームレスト部22を構成する上壁部43とからなる凹凸状形 態を有している。従って、このパッド4の略直交状態で連続する上記凹部41と 縦壁部42とのコーナー部45は連続して曲線状に延びることとなる。このよう な連続して曲線状に延びるコーナー部に表皮5を被せて該表皮5をこのコーナー 部45の曲線形状に沿わせることは、従来のやり方においては非常に困難である ことは既述の通りであるが、この実施例においては後述の如くこの表皮5の取付 けに際して本考案を適用することにより、至って容易にこれを可能ならしめてい る。以下、これを詳述する。
【0015】 上記表皮5は、上記パッド4の凹部41部分を覆う底面部51と縦壁部42部 分を覆う側面部52と上記上壁部43部分を覆う上面部53とを相互に縫合して 一体化されたものであって、該底面部51と側面部52との縫合部55は上記パ ッド4のコーナー部45に対応した曲線形状とされている。そして、この実施例 においては図1〜図4に示すように、上記底面部51と側面部52との縫合部5 5に、その自由状態において直線状に延びる帯板状形態を有する所定厚さの樹脂 板部材6を、順次適度に撓曲変形させながら該縫合部55に沿わせて縫合固定し ている。
【0016】 従って、この樹脂板部材6の縫合固定後に該樹脂板部材6に対する撓曲変形力 を解除すると(即ち、表皮5をそれ単体のまま自由状態とすると)、該樹脂板部材 6はそれ自身の弾性復元力によって当初の直線形状に復帰しようとするため、何 等外力を与えずとも表皮5の側面部52には上記樹脂板部材6の弾性復元力によ り適度の張りが確保され、上記縫合部55は常時上記パッド4のコーナー部45 の曲線形状に合致した曲線形状を維持することとなる。
【0017】 さらに、図3及び図4に示すように、上記表皮5の底面部51の裏面には、車 幅方向に延びる吊り込み部材11が所定間隔で複数本取り付けられている。この 吊り込み部材11は、上記底面部51をパッド4の凹部41側に引き付けて該底 面部51を凹部41に密接させるためのものであって、その内部にワイヤー(図 示省略)を縫い込んだ袋状部材で構成されている。そして、特にこの実施例にお いては、上記各吊り込み部材11,11,・・のうち、上記樹脂板部材6の下端部 6aに対応する位置に設けられた吊り込み部材11の一端をさらに幅方向外方に 延出させてこれを延長部11aとしている。
【0018】 以上のように構成された表皮5をパッド4に被せてシートクッション2を形成 する。即ち、パッド4に表皮5を被せた後、上記各吊り込み部材11,11,・・ を利用して表皮5の内側部分をパッド4の裏面側に吊り込んでこれをパッド4の 表面に密着させるとともに、該表皮5の周囲も同様に吊り込み部材(図示省略)を 利用して吊り込み、該表皮5とパッド4とを一体化させてシートクッション2を 得る。
【0019】 この場合、上記表皮5の底面部51と側面部52の縫合部55においては、こ こに設けた樹脂板部材6によって既に該側面部52が十分に張られ、該縫合部5 5はパッド4のコーナー部45の形状に可及的に合致した曲線形状に維持されて いることから、格別この縫合部55を吊り込み部材によって吊り込まなくとも該 縫合部55は連続した曲線形状を呈する。従って、従来のようにこの縫合部55 を多数の吊り込み部材によって吊り込む場合のように該縫合部55に局部的なく ぼみが生じるということもなく、その見映えが格段に良好ならしめられるもので ある。
【0020】 尚、この実施例においては、上述のように上記樹脂板部材6の弾性復元力によ って上記縫合部55の形状は適正に確保されるわけであるが、さらにこれをより 確実ならしめるという観点から、図4に示すように樹脂板部材6の下端部6aに 対応して配置された上記吊り込み部材11の延長部11aを上記パッド4に形成 した引き抜き穴44からパッド裏面側に取り出してこれを吊り込むようにしてい る。このようにすると、該延長部11aの吊り込み量とか吊り込み方向等を適宜 に設定することで、既に樹脂板部材6によってその曲線形状が適正に維持された 縫合部55を、さらに適正な配置位置(高さ方向あるいは前後左右方向)に設定す ることができ、シートクッション全体としての形状を確実に当初設計通りとする ことが可能となるものである。
【0021】 さらに、この実施例においては、上述のように基本的には上記縫合部55には 吊り込み部材を設ける必要がないことから、例えば従来のようにこの縫合部55 を多数の吊り込み部材によって吊り込む場合に比して、部品点数を少なくでき、 また吊り込み箇所が少なくなる分だけ表皮5の組付作業における作業性が向上す るものである。
【0022】 また、縫合部55を吊り込まなくてよいことから、パッド4のコーナー部45 の裏面側に吊り込み用の穴とかスペースを設ける必要がなくなる。このことによ り、該パッド4の構造が従来に比して簡略化されることは勿論であるが、これに 付随して上記表皮5あるいはフレームの構造も簡略化でき、コストダウンという 点において有益である。
【図1】本考案の実施例にかかる車両用シートの全体斜
視図である。
視図である。
【図2】図1に示した車両用シートのシートクッション
部における一部破断斜視図である。
部における一部破断斜視図である。
【図3】図2に示したシートクッションの表皮のみの状
態における矢印III方向からの見上げ図である。
態における矢印III方向からの見上げ図である。
【図4】図3のIV-IV縦断面図である。
1はリヤシート、2はシートクッション、3はシートバ
ック、4はパッド、5は表皮、6は樹脂板部材、11は
吊り込み部材、20は車体側トリム、21はシート部、
22はアームレスト部、41は凹部、42は縦壁部、4
3は上壁部、44は引き抜き穴、45はコーナー部、5
1は底面部、52は側面部、53は上面部、55は縫合
部である。
ック、4はパッド、5は表皮、6は樹脂板部材、11は
吊り込み部材、20は車体側トリム、21はシート部、
22はアームレスト部、41は凹部、42は縦壁部、4
3は上壁部、44は引き抜き穴、45はコーナー部、5
1は底面部、52は側面部、53は上面部、55は縫合
部である。
Claims (1)
- 【請求項1】 着座部となる曲面形状の凹部と該凹部の
側部に連続して立設する縦壁部とを有し且つフレームに
固定されるパッドの表面を、上記パッドの凹部に対応す
る底面部と上記縦壁部に対応する側面部とを相互に縫合
して一体化してなる表皮によって覆うとともに該表皮の
周囲を吊り込んで構成される車両用シートであって、上
記表皮の上記底面部と側面部との曲線状の縫合部に、そ
の自由状態において直線状に延びる帯板状形態を有する
樹脂板部材が、該縫合部の曲線形状に沿って取付けられ
ていることを特徴とする車両用シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8311391U JPH0531700U (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | 車両用シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8311391U JPH0531700U (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | 車両用シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0531700U true JPH0531700U (ja) | 1993-04-27 |
Family
ID=13793151
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8311391U Pending JPH0531700U (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | 車両用シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0531700U (ja) |
-
1991
- 1991-10-14 JP JP8311391U patent/JPH0531700U/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2575997Y2 (ja) | 車両用シートにおける表皮材端末固定構造 | |
| JPH04799Y2 (ja) | ||
| JPH0429840Y2 (ja) | ||
| JPH03155Y2 (ja) | ||
| JPH1133247A (ja) | シートバックのトリムカバー吊り込み構造 | |
| JPH04792Y2 (ja) | ||
| JPH0357200Y2 (ja) | ||
| JPH0575025U (ja) | シートクッションにおけるシートベルトのベルトホール部構造 | |
| JP4222793B2 (ja) | 椅子及び椅子のカバー | |
| JP2584389Y2 (ja) | シート表皮の吊込み構造 | |
| JPH03156Y2 (ja) | ||
| JPS606320Y2 (ja) | 車両用シ−トのトリムカバ− | |
| JPH0742400Y2 (ja) | シート被覆構造 | |
| JP2540244Y2 (ja) | 車両用シートにおけるアームレスト格納部のトリムカバー取付構造 | |
| JPH0711959U (ja) | 座席のアームレスト格納部の構造 | |
| JP2860762B2 (ja) | 車両用シート | |
| JPH0719913Y2 (ja) | 車両用吊り天井 | |
| JPH0527920Y2 (ja) | ||
| JPH0671318U (ja) | オーナメント部品の外装カバー構造 | |
| JPS5940872Y2 (ja) | 自動車用座席 | |
| JPH0613695U (ja) | シート装置 | |
| JPH0551200U (ja) | 車両用シートのヘッドレスト一体型バックレスト | |
| JP2026079271A (ja) | シートバック | |
| JPH0711952U (ja) | ヘッドレストのホルダ−取付孔 | |
| JPH0511840Y2 (ja) |