JPH04348757A - 透析液の処理方法並びに処理装置 - Google Patents
透析液の処理方法並びに処理装置Info
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- JPH04348757A JPH04348757A JP2415264A JP41526490A JPH04348757A JP H04348757 A JPH04348757 A JP H04348757A JP 2415264 A JP2415264 A JP 2415264A JP 41526490 A JP41526490 A JP 41526490A JP H04348757 A JPH04348757 A JP H04348757A
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Landscapes
- Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、血液を透析処理するた
めに用いる透析液の処理方法並びに処理装置に関する。
めに用いる透析液の処理方法並びに処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】透析液中に混入している菌体、発熱物質
等を除菌フィルター、ポリアミド膜等を用いて除去する
ことは知られている。
等を除菌フィルター、ポリアミド膜等を用いて除去する
ことは知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】透析膜の改良により、
従来は不可能と思われていたβ2−マイクログロブリン
(以下β2−MGと略称)のような低分子タンパク質ま
でも拡散で除去できるようになった。膜によっては通常
の透析においてβ2−MGのクリアランスが40ml/
min近くにも達するものがある。一方、膜そのものへ
タンパク質を吸着させて除去するタイプもあり、低分子
タンパク質の除去能は臨床での要求に答えるべくますま
す向上すると思われる。しかし、拡散による除去の場合
、血液側から透析液側へ除去できると同時に、透析液側
の同程度の分子量を有するタンパク質等も濃度差があれ
ば血液側へ侵入する。その侵入の程度は限外濾過を多く
してもさほど低下せず、通常の透析条件下では防ぐこと
ができない。これら透析液中の低分子タンパク質等の一
部は生体にとって充分毒性や抗原性があるとみなせ、透
析中の発熱など諸症状をきたすばかりでなく、長期にわ
たる場合は免疫系の異常につながる恐れもある。そのた
め、高透過性膜を有するダイアライザーを用いるには、
透析液中の抗原性物質等をできる限り除去しなければな
らない。
従来は不可能と思われていたβ2−マイクログロブリン
(以下β2−MGと略称)のような低分子タンパク質ま
でも拡散で除去できるようになった。膜によっては通常
の透析においてβ2−MGのクリアランスが40ml/
min近くにも達するものがある。一方、膜そのものへ
タンパク質を吸着させて除去するタイプもあり、低分子
タンパク質の除去能は臨床での要求に答えるべくますま
す向上すると思われる。しかし、拡散による除去の場合
、血液側から透析液側へ除去できると同時に、透析液側
の同程度の分子量を有するタンパク質等も濃度差があれ
ば血液側へ侵入する。その侵入の程度は限外濾過を多く
してもさほど低下せず、通常の透析条件下では防ぐこと
ができない。これら透析液中の低分子タンパク質等の一
部は生体にとって充分毒性や抗原性があるとみなせ、透
析中の発熱など諸症状をきたすばかりでなく、長期にわ
たる場合は免疫系の異常につながる恐れもある。そのた
め、高透過性膜を有するダイアライザーを用いるには、
透析液中の抗原性物質等をできる限り除去しなければな
らない。
【0004】透析液中から菌体を除去するには透析液ラ
インの頻繁な洗浄を行い、除菌フィルターを取り付けれ
ばよいが、菌体をダイアライザー直前でトラップしても
それから出てきうる低分子タンパク質等までもトラップ
することはできない。カットオフポイントが20,00
0程度のポリアミド膜を用いてダイアライザー直前で菌
体と一緒に発熱物質までをも除去する方法もあるが、膜
面積が2m2必要であり、洗浄やコストを考えると普及
は難しいと思われる。
インの頻繁な洗浄を行い、除菌フィルターを取り付けれ
ばよいが、菌体をダイアライザー直前でトラップしても
それから出てきうる低分子タンパク質等までもトラップ
することはできない。カットオフポイントが20,00
0程度のポリアミド膜を用いてダイアライザー直前で菌
体と一緒に発熱物質までをも除去する方法もあるが、膜
面積が2m2必要であり、洗浄やコストを考えると普及
は難しいと思われる。
【0005】本発明は、上述した従来技術の有する問題
点を解消し、取り扱いも容易で圧力損失も少なく、透析
液中に含まれる低分子量のタンパク質等を有効に除去す
るための透析液の処理方法、並びに処理装置を提供する
ことを目的とする。
点を解消し、取り扱いも容易で圧力損失も少なく、透析
液中に含まれる低分子量のタンパク質等を有効に除去す
るための透析液の処理方法、並びに処理装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、透析液流量
、圧力損失、取り扱いやすさなどの種々の条件を考える
と、それらを除去するにはダイアライザー直前で吸着す
ることが最適と考え、かかる観点に立脚して、検討を行
い、本発明を完成した。そして、吸着剤として多孔質ガ
ラス、合成高分子、セルローズ、活性炭に着目し、いく
つかのタンパク質について吸着の度合を調べた。
、圧力損失、取り扱いやすさなどの種々の条件を考える
と、それらを除去するにはダイアライザー直前で吸着す
ることが最適と考え、かかる観点に立脚して、検討を行
い、本発明を完成した。そして、吸着剤として多孔質ガ
ラス、合成高分子、セルローズ、活性炭に着目し、いく
つかのタンパク質について吸着の度合を調べた。
【0007】本発明は、上述した研究結果に基づく新た
なる提案であり、血液を透析処理するために用いる透析
液を、多数の細孔を有する多孔質物質よりなる吸着層中
を通過させ、透析液中に含まれる低分子量タンパク質を
吸着層中に吸着、除去することを特徴とする透析液の処
理方法並びに透析液の送給孔と、多数の小孔を有する多
孔質物質よりなる吸着層と透析液の排出孔とを有する透
析液の処理装置に関するものである。本発明処理装置の
好ましい態様においては、多孔質吸着物質として多孔質
ガラス、合成高分子、セルローズ又は活性炭を使用する
。
なる提案であり、血液を透析処理するために用いる透析
液を、多数の細孔を有する多孔質物質よりなる吸着層中
を通過させ、透析液中に含まれる低分子量タンパク質を
吸着層中に吸着、除去することを特徴とする透析液の処
理方法並びに透析液の送給孔と、多数の小孔を有する多
孔質物質よりなる吸着層と透析液の排出孔とを有する透
析液の処理装置に関するものである。本発明処理装置の
好ましい態様においては、多孔質吸着物質として多孔質
ガラス、合成高分子、セルローズ又は活性炭を使用する
。
【0008】本発明者は、本発明の方法並びに装置を具
体化するための諸元を求めるため、先づビーカーによる
バッチテストを行った。このバッチテストにおいて、伊
勢化学工業株式会社製の多孔質ガラス(商品名MPG)
微粉末(粒径100〜200μm)を使用し、又タンパ
ク質として表1記載のものを使用した。
体化するための諸元を求めるため、先づビーカーによる
バッチテストを行った。このバッチテストにおいて、伊
勢化学工業株式会社製の多孔質ガラス(商品名MPG)
微粉末(粒径100〜200μm)を使用し、又タンパ
ク質として表1記載のものを使用した。
【表1】
次に、バッチテストの具体的方法並びにその結果に就い
て説明する。実験は、まずビーカー内にこれらタンパク
質溶液を各々入れ、その濃度の経時変化を調べた。溶媒
には酢酸透析液を用い、各タンパク質の初期濃度は1〜
10mg/dl とした。多孔質ガラス微粉末の量は1
g、溶液量は100mlとした。いずれの濃度も同一の
酢酸透析液をベースとした高感度直接比色法により分析
した。
て説明する。実験は、まずビーカー内にこれらタンパク
質溶液を各々入れ、その濃度の経時変化を調べた。溶媒
には酢酸透析液を用い、各タンパク質の初期濃度は1〜
10mg/dl とした。多孔質ガラス微粉末の量は1
g、溶液量は100mlとした。いずれの濃度も同一の
酢酸透析液をベースとした高感度直接比色法により分析
した。
【0009】図1にビーカーバッチによる吸着実験結果
を示す。濃度は経時的に減少しており、約60分後には
遊離濃度と吸着量が平衡に達する。この平衡状態の関係
をまとめると、図2のようになる。リゾチームが最もよ
く吸着され、チトクロムC、リボヌクレアーゼA、α−
ラクトアルブミンの順に吸着されていることがわかる。 この吸着傾向は等電点と同一であり、低分子タンパク質
の吸着能は電荷の影響を強く受けることがわかった。
を示す。濃度は経時的に減少しており、約60分後には
遊離濃度と吸着量が平衡に達する。この平衡状態の関係
をまとめると、図2のようになる。リゾチームが最もよ
く吸着され、チトクロムC、リボヌクレアーゼA、α−
ラクトアルブミンの順に吸着されていることがわかる。 この吸着傾向は等電点と同一であり、低分子タンパク質
の吸着能は電荷の影響を強く受けることがわかった。
【0010】この図より、式1で示されるフロイントリ
ッヒの吸着等温式の係数を求めると、リゾチームの場合
はkが0.012、nが11であった。これらパラメー
タはそのタンパク質が吸着されやすいかどうかの目安で
ある。α−ラクトアルブミンではkが0.001、nが
4である。プロットが少ないものの、これらをグラフ化
すると図3、図4のように右上がりの傾向となり、多孔
質ガラス微粉末には明らかに高等電点側のタンパク質が
吸着されやすいことが判明した。
ッヒの吸着等温式の係数を求めると、リゾチームの場合
はkが0.012、nが11であった。これらパラメー
タはそのタンパク質が吸着されやすいかどうかの目安で
ある。α−ラクトアルブミンではkが0.001、nが
4である。プロットが少ないものの、これらをグラフ化
すると図3、図4のように右上がりの傾向となり、多孔
質ガラス微粉末には明らかに高等電点側のタンパク質が
吸着されやすいことが判明した。
【数1】
【0011】次に、本発明の方法並びに装置を図5,図
6に基いて、更に具体的に説明する。本発明において多
数の小孔を有する多孔質物質としては、多孔質ガラス、
合成高分子、セルローズ、活性炭、特に多孔質ガラスが
好ましい。又多孔質ガラスとしてはバイコールガラス、
或はSiO245〜70wt%、B2O38〜30wt
%、CaO 8〜25wt%、Al2O3 5〜15w
t%、 Na2O 3〜8%、K2O 1〜5wt%、
Na2O +K2O 4〜13wt%、MgO 0〜
8wt%なる組成を有するガラス(以下ガラスAという
)又はSiO245〜70wt%、B2O38〜30w
t%、CaO 8〜25wt%、Al2O3 5〜15
%なる組成を有するガラス(以下ガラスBという)を熱
処理してB2O3、CaO を主体とする相を分相せし
め、この相を溶解除去することによって得られる多孔質
ガラス(以下、多孔質ガラスA又Bと呼ぶ)が適当であ
る。
6に基いて、更に具体的に説明する。本発明において多
数の小孔を有する多孔質物質としては、多孔質ガラス、
合成高分子、セルローズ、活性炭、特に多孔質ガラスが
好ましい。又多孔質ガラスとしてはバイコールガラス、
或はSiO245〜70wt%、B2O38〜30wt
%、CaO 8〜25wt%、Al2O3 5〜15w
t%、 Na2O 3〜8%、K2O 1〜5wt%、
Na2O +K2O 4〜13wt%、MgO 0〜
8wt%なる組成を有するガラス(以下ガラスAという
)又はSiO245〜70wt%、B2O38〜30w
t%、CaO 8〜25wt%、Al2O3 5〜15
%なる組成を有するガラス(以下ガラスBという)を熱
処理してB2O3、CaO を主体とする相を分相せし
め、この相を溶解除去することによって得られる多孔質
ガラス(以下、多孔質ガラスA又Bと呼ぶ)が適当であ
る。
【0012】又、合成高分子としてはポリスルフォン等
が、セルローズとしてはイオン交換型セルロース等を用
いるのが好ましい。活性炭としては粒度8〜200メッ
シュ望ましくは16〜32メッシュのものが好ましい。 図5,図6において、1は透析液の処理装置(カラム)
で、透析液の入口2、透析液の出口3を有するパイプ4
中に充填された多孔質ガラス粒よりなる吸着層5及び多
数の小孔を有する目板6,6とを備えている。
が、セルローズとしてはイオン交換型セルロース等を用
いるのが好ましい。活性炭としては粒度8〜200メッ
シュ望ましくは16〜32メッシュのものが好ましい。 図5,図6において、1は透析液の処理装置(カラム)
で、透析液の入口2、透析液の出口3を有するパイプ4
中に充填された多孔質ガラス粒よりなる吸着層5及び多
数の小孔を有する目板6,6とを備えている。
【0013】透析液の処理装置の入口2側にはパイプ7
が気密に接続され、パイプ7は透析液の供給装置(図示
せず)に接続され、入口から所定流量の透析液が供給さ
れ、吸着層5で透析液中に含まれる低分子量タンパク質
等が吸着除去される。
が気密に接続され、パイプ7は透析液の供給装置(図示
せず)に接続され、入口から所定流量の透析液が供給さ
れ、吸着層5で透析液中に含まれる低分子量タンパク質
等が吸着除去される。
【0014】透析液の処理装置1の出口3側には、パイ
プ8が気密に接続され、パイプ8は透析装置9に接続さ
れている。透析装置9は半透膜よりなる多数の透析管1
0、外管11、血液の供給管12、血液の排出管13、
透析液の出口14を備え、血液は透析管10の内部を、
透析液は透析管10の外側を、夫々矢印のように流れ、
透析管10を構成する半透膜を通して血液の透析が行な
われる。この間に血液中の有害成分は透析液中に移行し
、この有害成分を含んだ透析液は出口14からポンプ等
(図示せず)により廃棄される。
プ8が気密に接続され、パイプ8は透析装置9に接続さ
れている。透析装置9は半透膜よりなる多数の透析管1
0、外管11、血液の供給管12、血液の排出管13、
透析液の出口14を備え、血液は透析管10の内部を、
透析液は透析管10の外側を、夫々矢印のように流れ、
透析管10を構成する半透膜を通して血液の透析が行な
われる。この間に血液中の有害成分は透析液中に移行し
、この有害成分を含んだ透析液は出口14からポンプ等
(図示せず)により廃棄される。
【0015】なお、吸着層は多孔質ガラスパウダー、活
性炭のような粉末状の多孔質物質を充填したものを好適
に用いることができるが、薄板状の多孔質ガラス板を用
いることもでき、更に又ブロック状もしくは、ファイバ
ー状の合成高分子またはセルロースを用いることもでき
る。
性炭のような粉末状の多孔質物質を充填したものを好適
に用いることができるが、薄板状の多孔質ガラス板を用
いることもでき、更に又ブロック状もしくは、ファイバ
ー状の合成高分子またはセルロースを用いることもでき
る。
【0016】多孔質物質の細孔直径は、吸着、除去する
タンパク質の分子量等に応じて実験的に定めることがで
きる。
タンパク質の分子量等に応じて実験的に定めることがで
きる。
【0017】例えば分子量が12,000〜15,00
0の場合、平均細孔直径1,500Åの多孔質ガラスを
用いて好適な結果をうることができた。吸着層の厚みは
、吸着速度、透析液の流速に応じ、吸着層中の透析液の
滞留時間が所定値以上となるよう実験的に定める。
0の場合、平均細孔直径1,500Åの多孔質ガラスを
用いて好適な結果をうることができた。吸着層の厚みは
、吸着速度、透析液の流速に応じ、吸着層中の透析液の
滞留時間が所定値以上となるよう実験的に定める。
【0018】吸着速度はタンパク質の拡散係数、すなわ
ちタンパク質分子の大きさと吸着するときの溶液温度に
よって左右されるが、吸着剤側の因子として、パウダー
周囲の流れ具合い、すなわち流れの均一化及び多孔質物
質近傍にできる境膜での移動具合いと、多孔質物質表面
や内部(細孔内)への拡散しやすさに大別される。多孔
質物質周囲の流れ具合いは多孔質物質の粒径、パイプ(
カラム)への充填状態、パイプ形状、透析液流量が影響
を与える。一方、多孔質物質そのものへの拡散状態は多
孔質物質の表面構造、細孔半径およびその分布により左
右される。接触面積を考えると、多孔質物質粒径は小さ
い方が有利である。しかし、圧力損失が大きくなるため
、極端な微細化はできない。
ちタンパク質分子の大きさと吸着するときの溶液温度に
よって左右されるが、吸着剤側の因子として、パウダー
周囲の流れ具合い、すなわち流れの均一化及び多孔質物
質近傍にできる境膜での移動具合いと、多孔質物質表面
や内部(細孔内)への拡散しやすさに大別される。多孔
質物質周囲の流れ具合いは多孔質物質の粒径、パイプ(
カラム)への充填状態、パイプ形状、透析液流量が影響
を与える。一方、多孔質物質そのものへの拡散状態は多
孔質物質の表面構造、細孔半径およびその分布により左
右される。接触面積を考えると、多孔質物質粒径は小さ
い方が有利である。しかし、圧力損失が大きくなるため
、極端な微細化はできない。
【0019】例えば、粒径100〜200μm、平均細
孔直径1,500Åのガラス粉末を充填した、充填層の
厚さ10mm、内径10mmの透析液の処理装置(カラ
ム)を用いた場合、透析液の滞留時間0.1〜11秒で
は除去率が変らず100%程度であった。
孔直径1,500Åのガラス粉末を充填した、充填層の
厚さ10mm、内径10mmの透析液の処理装置(カラ
ム)を用いた場合、透析液の滞留時間0.1〜11秒で
は除去率が変らず100%程度であった。
【0020】いま、仮りにダイアライザー直前に吸着カ
ラムを取り付けることを想定する。ダイアライザーの透
析液入口ポート部の内直径は9mmほどなので、透析液
流量500ml/minのときに滞留時間が0.1秒と
なるカラム長さを求めると3cm程度である。なお、こ
こで多孔質物質パウダーの充填密度を50%とした。理
想的にはダイアサイザー同様使い捨てにできるとよい。 充分な吸着がなされるかどうかは多孔質物質パウダー形
状の外に充填状態が大きく影響を与えると思われる。ま
た、5時間もしくはそれ以上にわたって流れる透析液を
処理できるかどうかは充填量に左右され、透析液中の除
去すべきタンパク質濃度等がおおよそ決まれば必要量は
おのずと決定され、カラムの形状を定めることができる
。
ラムを取り付けることを想定する。ダイアライザーの透
析液入口ポート部の内直径は9mmほどなので、透析液
流量500ml/minのときに滞留時間が0.1秒と
なるカラム長さを求めると3cm程度である。なお、こ
こで多孔質物質パウダーの充填密度を50%とした。理
想的にはダイアサイザー同様使い捨てにできるとよい。 充分な吸着がなされるかどうかは多孔質物質パウダー形
状の外に充填状態が大きく影響を与えると思われる。ま
た、5時間もしくはそれ以上にわたって流れる透析液を
処理できるかどうかは充填量に左右され、透析液中の除
去すべきタンパク質濃度等がおおよそ決まれば必要量は
おのずと決定され、カラムの形状を定めることができる
。
【0021】上述したように、カラムを小型化するため
には、実験的に解決すべき問題点は残されているが、本
発明の方法装置を用いることにより透析液中の低分子タ
ンパク質等を効果的に除去できることが判明した。
には、実験的に解決すべき問題点は残されているが、本
発明の方法装置を用いることにより透析液中の低分子タ
ンパク質等を効果的に除去できることが判明した。
【0022】
【作用】血液を透析処理するために用いる透析液を、多
数の小孔を有する多孔質物質よりなる吸着層中を通過さ
せ、透析液中に含まれる低分子量タンパク質等を吸着層
に吸着、除去することにより、透析液中の菌体、発熱物
質の増加を有効に防止する。
数の小孔を有する多孔質物質よりなる吸着層中を通過さ
せ、透析液中に含まれる低分子量タンパク質等を吸着層
に吸着、除去することにより、透析液中の菌体、発熱物
質の増加を有効に防止する。
【0023】
【実施例】内径10mmのガラス管内に、100〜20
0μmの大きさの、細孔直径1,500Åのガラス粉末
を1g充填してなる、吸着層の厚み10mmのカラムを
用いリゾチームを濃度1,000ng/mlの割合で含
む酢酸透析液を通過させ、流量を0.2〜0.55ml
/secの割合で変化させ、カラム中の平均滞留時間2
.7sec 、5.6sec 、10.8sec にお
ける除去率及び除去率の経時変化を求めた。ここで除去
率は、
0μmの大きさの、細孔直径1,500Åのガラス粉末
を1g充填してなる、吸着層の厚み10mmのカラムを
用いリゾチームを濃度1,000ng/mlの割合で含
む酢酸透析液を通過させ、流量を0.2〜0.55ml
/secの割合で変化させ、カラム中の平均滞留時間2
.7sec 、5.6sec 、10.8sec にお
ける除去率及び除去率の経時変化を求めた。ここで除去
率は、
【数2】
により計算した。平均滞留時間0.1から10sec
で除去率に差がみられず、平均滞留時間0.1sec
でも、除去率はほぼ100%で有効にリゾチームを除去
できることが判明した。
で除去率に差がみられず、平均滞留時間0.1sec
でも、除去率はほぼ100%で有効にリゾチームを除去
できることが判明した。
【0024】又この操作を30分間継続した場合のでも
除去率の低下傾向は認められなかった。なお、プロット
がややバラついているのは出口濃度が低いための誤差で
ある。滞留時間がこの範囲内のとき除去率が一定とみな
せるということは、多孔質物質へのタンパク質吸着がき
わめて速やかに行われ、0.1秒以内にカラム出口で濃
度平衡に達していると理解することができる。なお、こ
の結果はビーカーバッチの結果と大きく異なるような感
じを受けるが、これはビーカーバッチではタンパク質濃
度が経時的に変化すること、多孔質物質パウダーと溶液
の接触状態が異なることが原因であり、低濃度タンパク
質の吸着が0.1秒以内で平衡に達することと矛盾しな
い。
除去率の低下傾向は認められなかった。なお、プロット
がややバラついているのは出口濃度が低いための誤差で
ある。滞留時間がこの範囲内のとき除去率が一定とみな
せるということは、多孔質物質へのタンパク質吸着がき
わめて速やかに行われ、0.1秒以内にカラム出口で濃
度平衡に達していると理解することができる。なお、こ
の結果はビーカーバッチの結果と大きく異なるような感
じを受けるが、これはビーカーバッチではタンパク質濃
度が経時的に変化すること、多孔質物質パウダーと溶液
の接触状態が異なることが原因であり、低濃度タンパク
質の吸着が0.1秒以内で平衡に達することと矛盾しな
い。
【0025】
【実施例2】実施例1のガラス粉末に代え、活性炭の微
粉末(平均粒径80μm)を用いて同様な実験を行なっ
てほぼ同様の結果を得た。
粉末(平均粒径80μm)を用いて同様な実験を行なっ
てほぼ同様の結果を得た。
【0026】
【発明の効果】短時間で、透析液中の低分子量タンパク
質等を効率的に除去できる。
質等を効率的に除去できる。
【0027】
【図1】ビーカーテストによる接触時間と濃度の関係を
示すグラフである。
示すグラフである。
【図2】平衡時における濃度と吸着量の関係を示すグラ
フである。
フである。
【図3】等電点と係数Kとの関係を示すグラフである。
【図4】等電点と係数nとの関係を示すグラフである。
【図5】本発明の装置の断面図である。
【図6】図5の拡大断面図である。
1 透析液の処理装置
2 透析液の入口
3 透析液の出口
4 パイプ
5 吸着層
9 透析装置
Claims (3)
- 【請求項1】 血液を透析処理するために用いる透析
液を、多数の細孔を有する多孔質物質よりなる吸着層中
を通過させ、透析液中に含まれる低分子量タンパク質を
吸着層に吸着、除去することを特徴とする透析液の処理
方法 - 【請求項2】 透析液の送給孔と、多数の小孔を有す
る多孔質物質よりなる吸着層と、透析液の排出孔とを有
する透析液の処理装置 - 【請求項3】 多孔物質は多孔質ガラス、合成高分子
、セルローズ又は活性炭である請求項2記載の処理装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2415264A JPH04348757A (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 透析液の処理方法並びに処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2415264A JPH04348757A (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 透析液の処理方法並びに処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04348757A true JPH04348757A (ja) | 1992-12-03 |
Family
ID=18523642
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2415264A Pending JPH04348757A (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 透析液の処理方法並びに処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04348757A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7241272B2 (en) | 2001-11-13 | 2007-07-10 | Baxter International Inc. | Method and composition for removing uremic toxins in dialysis processes |
| JP2010279461A (ja) * | 2009-06-03 | 2010-12-16 | Daicen Membrane Systems Ltd | 人工透析液又は人工透析用水の清浄化方法 |
| US9764074B1 (en) | 2002-07-19 | 2017-09-19 | Baxter International Inc. | Systems and methods for performing dialysis |
| US10646634B2 (en) | 2008-07-09 | 2020-05-12 | Baxter International Inc. | Dialysis system and disposable set |
-
1990
- 1990-12-27 JP JP2415264A patent/JPH04348757A/ja active Pending
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10980931B2 (en) | 2001-11-13 | 2021-04-20 | Baxter International Inc. | System, method, and composition for removing uremic toxins in dialysis processes |
| US7241272B2 (en) | 2001-11-13 | 2007-07-10 | Baxter International Inc. | Method and composition for removing uremic toxins in dialysis processes |
| US7955290B2 (en) | 2001-11-13 | 2011-06-07 | Baxter International Inc. | Method and composition for removing uremic toxins in dialysis processes |
| US8002726B2 (en) | 2001-11-13 | 2011-08-23 | Baxter International Inc. | Method and composition for removing uremic toxins in dialysis processes |
| US8066658B2 (en) | 2001-11-13 | 2011-11-29 | Baxter International Inc. | Method and composition for removing uremic toxins in dialysis processes |
| US11235094B2 (en) | 2002-07-19 | 2022-02-01 | Baxter International Inc. | System for peritoneal dialysis |
| US9764074B1 (en) | 2002-07-19 | 2017-09-19 | Baxter International Inc. | Systems and methods for performing dialysis |
| US9814820B2 (en) | 2002-07-19 | 2017-11-14 | Baxter International Inc. | Weight-controlled sorbent system for hemodialysis |
| US10179200B2 (en) | 2002-07-19 | 2019-01-15 | Baxter International Inc. | Disposable cassette and system for dialysis |
| US10646634B2 (en) | 2008-07-09 | 2020-05-12 | Baxter International Inc. | Dialysis system and disposable set |
| US11918721B2 (en) | 2008-07-09 | 2024-03-05 | Baxter International Inc. | Dialysis system having adaptive prescription management |
| US11311658B2 (en) | 2008-07-09 | 2022-04-26 | Baxter International Inc. | Dialysis system having adaptive prescription generation |
| US12472295B2 (en) | 2008-07-09 | 2025-11-18 | Baxter International Inc. | Dialysis system having adaptive prescription management |
| JP2010279461A (ja) * | 2009-06-03 | 2010-12-16 | Daicen Membrane Systems Ltd | 人工透析液又は人工透析用水の清浄化方法 |
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