JPH0437896Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0437896Y2 JPH0437896Y2 JP4600385U JP4600385U JPH0437896Y2 JP H0437896 Y2 JPH0437896 Y2 JP H0437896Y2 JP 4600385 U JP4600385 U JP 4600385U JP 4600385 U JP4600385 U JP 4600385U JP H0437896 Y2 JPH0437896 Y2 JP H0437896Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sleeve
- elongated body
- drum device
- annealing furnace
- feeding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000137 annealing Methods 0.000 claims description 37
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 24
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 22
- 238000000034 method Methods 0.000 description 15
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 7
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 7
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 7
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
- 230000008569 process Effects 0.000 description 2
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 2
- 239000002390 adhesive tape Substances 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案は、長尺体を巻き付けるドラム装置に関
するもので、詳しくは、横型の連続焼鈍炉等に使
用して好適な新規構成のドラム装置に係るもので
ある。
するもので、詳しくは、横型の連続焼鈍炉等に使
用して好適な新規構成のドラム装置に係るもので
ある。
「従来の技術」
横型の連続焼鈍炉は、未焼鈍の長尺体(以下、
未処理長尺体、あるいは単に長尺体と呼ぶ)を水
平に搬送しつつ順に連続的に焼鈍してゆく形式の
焼鈍炉で、前記長尺体を水平方向に搬送する搬送
装置と、該搬送装置の途中に設けられて搬送され
てくる長尺体を順に焼鈍してゆく焼鈍炉等とが必
須構成となる。
未処理長尺体、あるいは単に長尺体と呼ぶ)を水
平に搬送しつつ順に連続的に焼鈍してゆく形式の
焼鈍炉で、前記長尺体を水平方向に搬送する搬送
装置と、該搬送装置の途中に設けられて搬送され
てくる長尺体を順に焼鈍してゆく焼鈍炉等とが必
須構成となる。
ところで、前記搬送装置へ未処理長尺体を供給
する方法としては、次の2つのものが考えられ
る。
する方法としては、次の2つのものが考えられ
る。
一つは、予め所定の長さに切断した長尺体を、
人手で、あるいは機械で順次搬送装置の所定位置
に載せてゆく方法で、 他の一つは、予め未処理長尺体をドラムに巻き
とつておき、このドラムを搬送装置の基端に設置
して、ドラムに巻かれている未処理長尺体を所定
の速度で搬送装置に繰り出してゆく方法である。
人手で、あるいは機械で順次搬送装置の所定位置
に載せてゆく方法で、 他の一つは、予め未処理長尺体をドラムに巻き
とつておき、このドラムを搬送装置の基端に設置
して、ドラムに巻かれている未処理長尺体を所定
の速度で搬送装置に繰り出してゆく方法である。
「考案が解決しようとする問題点」
前述の2つの方法の内、前者のものは、従来よ
り良く利用されてきた方法であるが、未処理長尺
体の長さが、搬送装置の大きさや未処理長尺体を
搬送装置上へ運び入れる能力によつて制限されて
しまう。言い換えれば、より長尺のものを焼鈍し
ようとすれば、それに応じて搬送装置を長大化し
なければならず、また、処理量が増えれば、それ
に応じて長尺体の搬入・搬出回数が増え、作業者
にかかる負担が増大するという問題があつた。
り良く利用されてきた方法であるが、未処理長尺
体の長さが、搬送装置の大きさや未処理長尺体を
搬送装置上へ運び入れる能力によつて制限されて
しまう。言い換えれば、より長尺のものを焼鈍し
ようとすれば、それに応じて搬送装置を長大化し
なければならず、また、処理量が増えれば、それ
に応じて長尺体の搬入・搬出回数が増え、作業者
にかかる負担が増大するという問題があつた。
一方、後者の方法では、搬送装置の長さは、焼
鈍炉の長さより幾分か大きければ良く、焼鈍すべ
き長尺体自体の長さには関係せず、したがつて、
前者の方法における問題点を解決することができ
る。
鈍炉の長さより幾分か大きければ良く、焼鈍すべ
き長尺体自体の長さには関係せず、したがつて、
前者の方法における問題点を解決することができ
る。
そこで、最近では、後者の方法を利用すること
が種々研究されているが、この後者の方法を利用
するにあたつては、次の技術的課題の解決が必要
となる。
が種々研究されているが、この後者の方法を利用
するにあたつては、次の技術的課題の解決が必要
となる。
前記長尺体が金属製の板材(圧延材)や線条
体で、ドラムに巻きつけられている未処理長尺
体に巻きぐせがついている場合には、その巻き
ぐせを取つて搬送装置に供給しなければならな
いこと。
体で、ドラムに巻きつけられている未処理長尺
体に巻きぐせがついている場合には、その巻き
ぐせを取つて搬送装置に供給しなければならな
いこと。
搬送装置による長尺体の搬送速度の変動を防
止して、焼鈍中の長尺体に不要な張力が作用し
ないように配慮すること。
止して、焼鈍中の長尺体に不要な張力が作用し
ないように配慮すること。
未処理長尺体を巻き付けておくためのドラム
や焼鈍された長尺体を巻き付けてゆくためのド
ラム等に長尺体を巻き始める際に、長尺体の先
端を固定する作業が、簡単になるように、配慮
しておくこと。
や焼鈍された長尺体を巻き付けてゆくためのド
ラム等に長尺体を巻き始める際に、長尺体の先
端を固定する作業が、簡単になるように、配慮
しておくこと。
前記の課題については、上下2段に配列され
た複数個の矯正用のローラーの内、一方の段のロ
ーラーの中心軸を他方の段の隣合うローラー相互
の中間に位置させて、上下のローラー配列を千鳥
状とした、いわゆるレベラーと呼ばれる装置を設
備することによつて解決できる。
た複数個の矯正用のローラーの内、一方の段のロ
ーラーの中心軸を他方の段の隣合うローラー相互
の中間に位置させて、上下のローラー配列を千鳥
状とした、いわゆるレベラーと呼ばれる装置を設
備することによつて解決できる。
しかし、ドラムに巻かれる長尺体の板厚や直径
等の寸法が小さくて該長尺体の可撓性が高い場合
には、巻きぐせはつきにくく、そのような場合に
は、逆に前記レベラーでは、長尺体をうまくドラ
ムから繰り出してゆくことができない。したがつ
て、このような場合には、上下のローラーの中心
軸の位置を同一鉛直面上に設定した、いわゆるピ
ンチローラーと呼ばれる装置が必要になるが、レ
ベラーとピンチローラーとの双方を常備しておく
ことは、設置スペースの点からも、また、設備費
の点からも無駄が多い。
等の寸法が小さくて該長尺体の可撓性が高い場合
には、巻きぐせはつきにくく、そのような場合に
は、逆に前記レベラーでは、長尺体をうまくドラ
ムから繰り出してゆくことができない。したがつ
て、このような場合には、上下のローラーの中心
軸の位置を同一鉛直面上に設定した、いわゆるピ
ンチローラーと呼ばれる装置が必要になるが、レ
ベラーとピンチローラーとの双方を常備しておく
ことは、設置スペースの点からも、また、設備費
の点からも無駄が多い。
一方、前記の課題については、前記レベラー
やピンチローラーによる未処理長尺体の繰り出し
速度と、焼鈍炉内に未処理長尺体を送り込む前記
搬送装置による搬送速度とを同期させることによ
つて解決できるが、焼鈍には長時間必要であり、
そのために前記搬送速度自体が非常に遅遅とした
ものとなるため、正確に同期させること自体が比
較的に難しく、また、製作費の低減を図るととも
に保守を容易化する上で、同期させるための機構
が簡単になるように創意工夫することが、重要な
用件となる。
やピンチローラーによる未処理長尺体の繰り出し
速度と、焼鈍炉内に未処理長尺体を送り込む前記
搬送装置による搬送速度とを同期させることによ
つて解決できるが、焼鈍には長時間必要であり、
そのために前記搬送速度自体が非常に遅遅とした
ものとなるため、正確に同期させること自体が比
較的に難しく、また、製作費の低減を図るととも
に保守を容易化する上で、同期させるための機構
が簡単になるように創意工夫することが、重要な
用件となる。
また、前記の課題については、これまで、粘
着テープで長尺体の先端をドラムの外周面に張り
付ける方法が実施されてきたが、このような方法
では、長尺体の板厚寸法や直径等の寸法が大き
く、巻き付ける長尺体の可撓性が低い、(剛性が
高い)場合には、強固な固定が難しく、そのため
に、確実に巻き付けがなされてゆくかどうか、巻
き取り作業が数回繰り返されるまで、監視してい
なければならない等の問題があつた。
着テープで長尺体の先端をドラムの外周面に張り
付ける方法が実施されてきたが、このような方法
では、長尺体の板厚寸法や直径等の寸法が大き
く、巻き付ける長尺体の可撓性が低い、(剛性が
高い)場合には、強固な固定が難しく、そのため
に、確実に巻き付けがなされてゆくかどうか、巻
き取り作業が数回繰り返されるまで、監視してい
なければならない等の問題があつた。
この考案は、前記事情に鑑みてなされたもの
で、長尺体を巻き始める際に、長尺体の可撓性等
に左右されずに長尺体の先端を強固に、かつ容易
に固定することができ、連続焼鈍炉等に使用して
好適なドラム装置を提供することを目的とする。
で、長尺体を巻き始める際に、長尺体の可撓性等
に左右されずに長尺体の先端を強固に、かつ容易
に固定することができ、連続焼鈍炉等に使用して
好適なドラム装置を提供することを目的とする。
「問題点を解決するための手段」
この考案に係る連続焼鈍炉用ドラム装置は、前
述の目的を達成することから、外周に長尺体を巻
き付ける円筒状のスリーブと、該スリーブ内で半
径方向に移動可能なつめが複数個同心円状に並ぶ
とともに、これらのつめを半径方向外側に移動さ
せて前記スリーブの内周面に密着させることによ
つてスリーブを固定するスリーブ保持機構とを備
え、かつ、前記スリーブの周壁には、前記長尺体
の先端を差し込む貫通孔を設けることを必須とし
ている。
述の目的を達成することから、外周に長尺体を巻
き付ける円筒状のスリーブと、該スリーブ内で半
径方向に移動可能なつめが複数個同心円状に並ぶ
とともに、これらのつめを半径方向外側に移動さ
せて前記スリーブの内周面に密着させることによ
つてスリーブを固定するスリーブ保持機構とを備
え、かつ、前記スリーブの周壁には、前記長尺体
の先端を差し込む貫通孔を設けることを必須とし
ている。
「作用」
このような構成のドラム装置では、複数個のつ
め相互によつて形成される円の直径を縮めた状態
にして、これらのつめが前記スリーブ内に挿通す
るように、スリーブを前記スリーブ保持機構に装
着し、次いで前述の各つめを半径方向外側に移動
させることによつて、前記スリーブが保持された
状態となるが、前記つめを半径方向外側に移動さ
せる前に、長尺体の先端がスリーブ内に突出する
ように、該長尺体の先端を前記スリーブの貫通孔
に挿通させておけば、スリーブを保持する動作の
時に、つめに与えられている強い力で、長尺体の
先端が前記つめとスリーブの内周面との間に挟持
され、スリーブの保持動作の完了と同時に、長尺
体の先端が強固に固定された状態となる。
め相互によつて形成される円の直径を縮めた状態
にして、これらのつめが前記スリーブ内に挿通す
るように、スリーブを前記スリーブ保持機構に装
着し、次いで前述の各つめを半径方向外側に移動
させることによつて、前記スリーブが保持された
状態となるが、前記つめを半径方向外側に移動さ
せる前に、長尺体の先端がスリーブ内に突出する
ように、該長尺体の先端を前記スリーブの貫通孔
に挿通させておけば、スリーブを保持する動作の
時に、つめに与えられている強い力で、長尺体の
先端が前記つめとスリーブの内周面との間に挟持
され、スリーブの保持動作の完了と同時に、長尺
体の先端が強固に固定された状態となる。
換言すれば、長尺体をスリーブに固定する作業
は、単に長尺体の先端をスリーブに設けた貫通孔
に挿通させるだけで良く、しかもスリーブをスリ
ーブ保持機構に保持させる動作で同時に長尺体の
固定作業まで完了するから、余分に作業時間が必
要になることもなく、極めて容易に、かつ短時間
で、しかも強固に長尺体の先端をスリーブに固定
することができ、例えば横型連続焼鈍装置等に使
用することによつて、長尺体の交換作業を簡便
に、かつ短時間で済ませることが可能になり、よ
り使用し易い横型連続焼鈍炉を構成し得るように
なる。
は、単に長尺体の先端をスリーブに設けた貫通孔
に挿通させるだけで良く、しかもスリーブをスリ
ーブ保持機構に保持させる動作で同時に長尺体の
固定作業まで完了するから、余分に作業時間が必
要になることもなく、極めて容易に、かつ短時間
で、しかも強固に長尺体の先端をスリーブに固定
することができ、例えば横型連続焼鈍装置等に使
用することによつて、長尺体の交換作業を簡便
に、かつ短時間で済ませることが可能になり、よ
り使用し易い横型連続焼鈍炉を構成し得るように
なる。
「実施例」
第1図は、この考案に係るドラム装置の一実施
例が使用された横型連続焼鈍炉を示している。
例が使用された横型連続焼鈍炉を示している。
この横型連続焼鈍炉1は、未処理長尺体として
圧延によつて生産された薄板を対象としたもの
で、回転自在に支持された繰り出し用ドラム装置
2と、該繰り出し用ドラム装置2に巻かれている
未処理長尺体3を順に繰り出してゆく繰り出し装
置4と、該繰り出し装置4によつて繰り出された
未処理長尺体3を所定の速度で水平方向に搬送す
る搬送装置5と、該搬送装置5の先端に配置され
て搬送されてきた未処理長尺体3を巻きとつてゆ
く巻き取り用ドラム装置6と、前記搬送装置によ
る搬送路イの途中に配設されて該搬送装置5によ
つて搬送されてくる未処理長尺体3を連続的に焼
鈍する焼鈍炉7と、巻き取り制御装置8とを備え
るものであるが、搬送速度と繰り出し速度とを同
期させることから、前記繰り出し装置4および搬
送装置5の駆動力が、単一の駆動源(モーター)
9からとられ、また、設置スペースや製作費のを
低減させることから、前記繰り出し装置4の構成
に工夫がなされており、また、前記長尺体3の巻
き取り作業時の手間を軽減すること等から、前記
巻き取り用ドラム装置6には、本考案に係るドラ
ム装置が流用されている。
圧延によつて生産された薄板を対象としたもの
で、回転自在に支持された繰り出し用ドラム装置
2と、該繰り出し用ドラム装置2に巻かれている
未処理長尺体3を順に繰り出してゆく繰り出し装
置4と、該繰り出し装置4によつて繰り出された
未処理長尺体3を所定の速度で水平方向に搬送す
る搬送装置5と、該搬送装置5の先端に配置され
て搬送されてきた未処理長尺体3を巻きとつてゆ
く巻き取り用ドラム装置6と、前記搬送装置によ
る搬送路イの途中に配設されて該搬送装置5によ
つて搬送されてくる未処理長尺体3を連続的に焼
鈍する焼鈍炉7と、巻き取り制御装置8とを備え
るものであるが、搬送速度と繰り出し速度とを同
期させることから、前記繰り出し装置4および搬
送装置5の駆動力が、単一の駆動源(モーター)
9からとられ、また、設置スペースや製作費のを
低減させることから、前記繰り出し装置4の構成
に工夫がなされており、また、前記長尺体3の巻
き取り作業時の手間を軽減すること等から、前記
巻き取り用ドラム装置6には、本考案に係るドラ
ム装置が流用されている。
以下、上記各部材について順に説明してゆく。
前記繰り出し用ドラム装置2には、前記繰り出
し装置4による繰り出し速度よりも速い速度で回
転しないように、第2図に示すように、ブレーキ
装置10が設けられている。
し装置4による繰り出し速度よりも速い速度で回
転しないように、第2図に示すように、ブレーキ
装置10が設けられている。
前記繰り出し装置4は、第3図および第4図に
示すように、前記未処理長尺体3を上下から挟み
込むように、2個の上部ローラー11と3個の下
部ローラー12とを上下2段に配列した構成にな
つている。
示すように、前記未処理長尺体3を上下から挟み
込むように、2個の上部ローラー11と3個の下
部ローラー12とを上下2段に配列した構成にな
つている。
前記上部ローラー11および下部ローラー12
は、円筒状をなしたもので、これらのローラー1
1,12の外径は等しく設定されており、また上
段のものも下段のものも、水平方向(長尺体3の
送り方向)に離間して配列されるとともに、水平
方向に隣接するローラー相互の間隔(ピツチ)P
が等しくされている。
は、円筒状をなしたもので、これらのローラー1
1,12の外径は等しく設定されており、また上
段のものも下段のものも、水平方向(長尺体3の
送り方向)に離間して配列されるとともに、水平
方向に隣接するローラー相互の間隔(ピツチ)P
が等しくされている。
2個の上部ローラー11は、第4図に示すよう
に、両端がローラー支持枠13によつて回転自在
に支持されており、該支持枠13はローラーの軸
方向に離間した両端部がその外側に位置した一対
の上部支持台14,15のガイド部14a,15
aによつて上下方向に移動自在に支持されるとと
もに、これら上部支持台14,15の上端に固定
された流体圧シリンダ16によつて上下方向に進
退可能にされている。そして、前記一対の上部支
持台14,15は、中間部支持台17にねじ止め
され、該中間部支持台17を介して後述の下部支
持台18に固定されている。
に、両端がローラー支持枠13によつて回転自在
に支持されており、該支持枠13はローラーの軸
方向に離間した両端部がその外側に位置した一対
の上部支持台14,15のガイド部14a,15
aによつて上下方向に移動自在に支持されるとと
もに、これら上部支持台14,15の上端に固定
された流体圧シリンダ16によつて上下方向に進
退可能にされている。そして、前記一対の上部支
持台14,15は、中間部支持台17にねじ止め
され、該中間部支持台17を介して後述の下部支
持台18に固定されている。
前記シリンダ16の上部支持台14,15への
固定は、該上部支持台14,15の上端に橋渡し
した支持ビーム19を介して行なわれている。
固定は、該上部支持台14,15の上端に橋渡し
した支持ビーム19を介して行なわれている。
前記上部支持台14,15には、中間部支持台
17へねじ止めするために、ローラー11の配列
方向(長尺体3の送り方向)に沿つて、ローラー
相互の間隔Pの1/2の間隔で5箇所にねじ挿通孔
20が設けられている。これら5箇所の挿通孔2
0の内、端から3番目に位置した挿通孔20の中
心軸線ロは、一対のローラー11,11相互のの
中間位置を通るように位置の設定がなされてい
る。
17へねじ止めするために、ローラー11の配列
方向(長尺体3の送り方向)に沿つて、ローラー
相互の間隔Pの1/2の間隔で5箇所にねじ挿通孔
20が設けられている。これら5箇所の挿通孔2
0の内、端から3番目に位置した挿通孔20の中
心軸線ロは、一対のローラー11,11相互のの
中間位置を通るように位置の設定がなされてい
る。
一方、前記中間部支持台17の取り付け用上板
17aには、前記ねじ挿通孔20に対応する雌ね
じ21が、同様にして、ローラー12の配列方向
に沿つて、ローラー相互の間隔Pの1/2の間隔で、
6箇所に設けられている。これら6箇所の雌ねじ
21の内、第3図で右端に位置したものの中心軸
線ハは、3個の下部ローラー12の内、第3図で
右端のものの中心を通るように設定されている。
17aには、前記ねじ挿通孔20に対応する雌ね
じ21が、同様にして、ローラー12の配列方向
に沿つて、ローラー相互の間隔Pの1/2の間隔で、
6箇所に設けられている。これら6箇所の雌ねじ
21の内、第3図で右端に位置したものの中心軸
線ハは、3個の下部ローラー12の内、第3図で
右端のものの中心を通るように設定されている。
3個の下部ローラー12は、ローラー支持台2
2に回転自在に支持されており、該支持台22
は、第3図で右端のローラー12が右端の雌ねじ
21にに合うように、前記中間部支持台17との
位置関係が設定されて、前記下部支持台18に固
定されている。
2に回転自在に支持されており、該支持台22
は、第3図で右端のローラー12が右端の雌ねじ
21にに合うように、前記中間部支持台17との
位置関係が設定されて、前記下部支持台18に固
定されている。
この下部支持台18は、第5図に示すように、
車輪23を持つフレーム24上に、前記繰り出し
用ドラム装置2とともに据え付けられている。
車輪23を持つフレーム24上に、前記繰り出し
用ドラム装置2とともに据え付けられている。
前述の各ローラー12の中心軸12aの前記支
持台22の外に突出した端部には、第4図に示す
ように、スプロケツト26,27,28が設けら
れている。
持台22の外に突出した端部には、第4図に示す
ように、スプロケツト26,27,28が設けら
れている。
前述の3個の下部ローラー12は、前記スプロ
ケツトにチエーンをかけることによつて、2個ず
つ連結され、どれか1つのローラー12に回転力
が伝達されれば、他の2つのローラー12もそれ
に連動して回転するようになされている。
ケツトにチエーンをかけることによつて、2個ず
つ連結され、どれか1つのローラー12に回転力
が伝達されれば、他の2つのローラー12もそれ
に連動して回転するようになされている。
以上までの説明で、上部支持台14,15に
は、ねじ挿通孔20を5箇所に設け、一方、中間
部支持台17には、雌ねじ21を6箇所に設けた
ことを述べたが、このようにしたのは、前記繰り
出し装置4をレベラーとしても、ピンチローラー
としても簡単に切り換えて使用できるようにする
ためである。
は、ねじ挿通孔20を5箇所に設け、一方、中間
部支持台17には、雌ねじ21を6箇所に設けた
ことを述べたが、このようにしたのは、前記繰り
出し装置4をレベラーとしても、ピンチローラー
としても簡単に切り換えて使用できるようにする
ためである。
つまり、ねじ挿通孔20と雌ねじ21との位置
を合わせる場合に、第3図で右端に位置したもの
同士を位置合わせして上部支持台14,15を中
間部支持台17に固定すれば、第3図に示すよう
に、上下のローラー11,12相互の配列が、互
いに1/2ピッチずつずれた千鳥状の配列となるた
め、レベラーとして機能するようになり、一方、
第3図で左端に位置したもの同士を位置合わせし
て上部支持台14,15を中間部支持台17に固
定すれば、上下ローラーの中心軸の位置が、上下
に一致して、ピンチローラーとして機能するよう
になる。
を合わせる場合に、第3図で右端に位置したもの
同士を位置合わせして上部支持台14,15を中
間部支持台17に固定すれば、第3図に示すよう
に、上下のローラー11,12相互の配列が、互
いに1/2ピッチずつずれた千鳥状の配列となるた
め、レベラーとして機能するようになり、一方、
第3図で左端に位置したもの同士を位置合わせし
て上部支持台14,15を中間部支持台17に固
定すれば、上下ローラーの中心軸の位置が、上下
に一致して、ピンチローラーとして機能するよう
になる。
この実施例では、第5図及び第6図から理解さ
れるように、前述の3個の下部ローラー12の
内、中間に位置したローラーのスプロケツトが、
フレーム24上に設けられたスプロケツト30
a,30b、前述の搬送装置5側に位置した一対
のスプロケツト31,32、スプロケツト33、
該スプロケツト33が出力軸に固設されたウオー
ム減速機34、チエーン35等を介して前記モー
ター9に連結されていて、この中間の下部ローラ
ー12が駆動力が入力されることによつて、繰り
出し装置4による繰り出しが開始される。
れるように、前述の3個の下部ローラー12の
内、中間に位置したローラーのスプロケツトが、
フレーム24上に設けられたスプロケツト30
a,30b、前述の搬送装置5側に位置した一対
のスプロケツト31,32、スプロケツト33、
該スプロケツト33が出力軸に固設されたウオー
ム減速機34、チエーン35等を介して前記モー
ター9に連結されていて、この中間の下部ローラ
ー12が駆動力が入力されることによつて、繰り
出し装置4による繰り出しが開始される。
前述の一対のスプロケツト31,32は、前記
搬送装置5の一部である駆動ローラー36の端部
に固定されている。
搬送装置5の一部である駆動ローラー36の端部
に固定されている。
前記搬送装置5は、繰り出し装置4を側に位置
した駆動ローラー36と巻き取り用ドラム装置6
側に位置した従動ローラー37(第1図および第
2図参照)とで無端状のステンレス製ベルト38
を回転駆動するベルトコンベヤ式のもので、前記
駆動ローラー36が前記モーター9によつて前記
スプロケツト31,32と一体に回転駆動され
る。言い換えると、前記繰り出し装置4と搬送装
置5とは、単一のモーター9を、駆動源として共
有するもので、減速機34やスプロケツト32,
33等が搬送装置5への動力伝達機構となり、こ
の動力伝達機構にさらにスプロケツト26,30
a,30b,31等を付加したものが繰り出し装
置4への動力伝達機構となつている。前記モータ
ー9としては、低速運転を安定して行うことので
きる可変速モーターが選定され、搬送速度や繰り
出し速度の安定化が図られている。
した駆動ローラー36と巻き取り用ドラム装置6
側に位置した従動ローラー37(第1図および第
2図参照)とで無端状のステンレス製ベルト38
を回転駆動するベルトコンベヤ式のもので、前記
駆動ローラー36が前記モーター9によつて前記
スプロケツト31,32と一体に回転駆動され
る。言い換えると、前記繰り出し装置4と搬送装
置5とは、単一のモーター9を、駆動源として共
有するもので、減速機34やスプロケツト32,
33等が搬送装置5への動力伝達機構となり、こ
の動力伝達機構にさらにスプロケツト26,30
a,30b,31等を付加したものが繰り出し装
置4への動力伝達機構となつている。前記モータ
ー9としては、低速運転を安定して行うことので
きる可変速モーターが選定され、搬送速度や繰り
出し速度の安定化が図られている。
前記巻き取り用ドラム装置6は、専用のモータ
ーによつて回転駆動されるが、このモーターによ
る回転数等は、搬送装置5による搬送速度に応じ
て、前記巻き取り制御装置8によつて制御され
る。
ーによつて回転駆動されるが、このモーターによ
る回転数等は、搬送装置5による搬送速度に応じ
て、前記巻き取り制御装置8によつて制御され
る。
この巻き取り制御装置8は、簡単に説明する
と、第2図に示すように、基端を回動自在に支持
したアーム40の先端にローラー41を設けてお
き、このローラー41をいわゆるダンサーローラ
ーの如く搬送装置5とを巻き取り用ドラム装置6
との間の長尺体3の上面に載せ、搬送速度が変動
した場合には、前記アーム40の角度を検出して
おき、搬送速度の変動によつてアーム40の角度
が変化し場合には、それに合わせて、ドラム6を
駆動するモーターの回転数を変えるもので、前述
のモーター9の回転数を検出する回転数検出器4
2、位置制御盤43、自動変速比設定装置44、
無段変速機45、ドラム6の回転速度が搬送装置
5による搬送速度に同期するように、前記アーム
40の角度を検出してその角度に応じた信号を出
力する同期信号発信器46等とを備えた構成にな
つている。
と、第2図に示すように、基端を回動自在に支持
したアーム40の先端にローラー41を設けてお
き、このローラー41をいわゆるダンサーローラ
ーの如く搬送装置5とを巻き取り用ドラム装置6
との間の長尺体3の上面に載せ、搬送速度が変動
した場合には、前記アーム40の角度を検出して
おき、搬送速度の変動によつてアーム40の角度
が変化し場合には、それに合わせて、ドラム6を
駆動するモーターの回転数を変えるもので、前述
のモーター9の回転数を検出する回転数検出器4
2、位置制御盤43、自動変速比設定装置44、
無段変速機45、ドラム6の回転速度が搬送装置
5による搬送速度に同期するように、前記アーム
40の角度を検出してその角度に応じた信号を出
力する同期信号発信器46等とを備えた構成にな
つている。
先に述べたように、ドラム装置6は、本考案に
係るもので、第7図および第8図に示すように、
外周に長尺体を巻き付ける円筒状のスリーブ50
と、該スリーブ50を保持するとともに、巻き取
り時に前記スリーブ50に回転力を伝達するスリ
ーブ保持機構51と、前記スリーブ50の両側に
着脱可能に設けられるフランジ52等とから構成
されている。
係るもので、第7図および第8図に示すように、
外周に長尺体を巻き付ける円筒状のスリーブ50
と、該スリーブ50を保持するとともに、巻き取
り時に前記スリーブ50に回転力を伝達するスリ
ーブ保持機構51と、前記スリーブ50の両側に
着脱可能に設けられるフランジ52等とから構成
されている。
前記スリーブ保持機構51は、同心円状に配置
されて前記スリーブ50内に挿通可能な複数個
(実施例では、3個)のつめ53を、それぞれ一
種の平行リンク機構54を介して中心軸55に連
結し、該中心軸55をその軸線方向(図に矢印ホ
で示した方向)に進退させることによつて、前記
各つめ53を同時に半径方向に進退可能にしたも
ので、前記スリーブ50内に挿通させた各つめ5
3のなす円の直径を広げて前記つめ53をスリー
ブ50の内周面に押し当てることによつて、前記
スリーブ50を保持する。前記各つめ53のスリ
ーブ50の内周面に押し当たる力が十分に強く、
スリーブ50の固定が強固になし得るように、前
記平行リンク機構54および中心軸55の強度や
該中心軸55に伝達される進退力が設定されてい
る。
されて前記スリーブ50内に挿通可能な複数個
(実施例では、3個)のつめ53を、それぞれ一
種の平行リンク機構54を介して中心軸55に連
結し、該中心軸55をその軸線方向(図に矢印ホ
で示した方向)に進退させることによつて、前記
各つめ53を同時に半径方向に進退可能にしたも
ので、前記スリーブ50内に挿通させた各つめ5
3のなす円の直径を広げて前記つめ53をスリー
ブ50の内周面に押し当てることによつて、前記
スリーブ50を保持する。前記各つめ53のスリ
ーブ50の内周面に押し当たる力が十分に強く、
スリーブ50の固定が強固になし得るように、前
記平行リンク機構54および中心軸55の強度や
該中心軸55に伝達される進退力が設定されてい
る。
前記スリーブ50の周壁には、前述の各つめ5
3と対応して、前記長尺体3の先端を差し込む貫
通孔56が設けられている。この貫通孔56は、
第8図に示すように、法線ヘに対して45度傾斜し
て設けられている。
3と対応して、前記長尺体3の先端を差し込む貫
通孔56が設けられている。この貫通孔56は、
第8図に示すように、法線ヘに対して45度傾斜し
て設けられている。
このようなドラム装置6においては、3個のつ
め53相互によつて形成される円の直径を縮めた
状態にしてねこれらのつめ53が前記スリーブ5
0内に挿通するように、スリーブ50を前記スリ
ーブ保持機構51に装着し、次いで前述の各つめ
53を半径方向外側に移動させることによつて、
前記スリーブ50が保持された状態となるが、前
記つめ53を半径方向外側に移動させる前に、長
尺体3の先端がスリーブ50内に突出するよう
に、該長尺体3の先端を第8図の矢印トに沿つて
押し進めて前記スリーブ50の貫通孔56に挿通
させておけば、スリーブ50を保持する動作の時
に、つめ53に与えられている強い力で、長尺体
3の先端が前記つめ53とスリーブ50の内周面
との間に挟持され、スリーブ50の保持動作の完
了と同時に、長尺体3の先端が強固に固定された
状態となる。
め53相互によつて形成される円の直径を縮めた
状態にしてねこれらのつめ53が前記スリーブ5
0内に挿通するように、スリーブ50を前記スリ
ーブ保持機構51に装着し、次いで前述の各つめ
53を半径方向外側に移動させることによつて、
前記スリーブ50が保持された状態となるが、前
記つめ53を半径方向外側に移動させる前に、長
尺体3の先端がスリーブ50内に突出するよう
に、該長尺体3の先端を第8図の矢印トに沿つて
押し進めて前記スリーブ50の貫通孔56に挿通
させておけば、スリーブ50を保持する動作の時
に、つめ53に与えられている強い力で、長尺体
3の先端が前記つめ53とスリーブ50の内周面
との間に挟持され、スリーブ50の保持動作の完
了と同時に、長尺体3の先端が強固に固定された
状態となる。
換言すれば、長尺体3をスリーブ50に固定す
る作業は、単に長尺体3の先端をスリーブ50に
設けた貫通孔56に挿通させるだけで良く、しか
もスリーブ50をスリーブ保持機構51に保持さ
せる動作で同時に長尺体3の固定作業まで完了す
るから、余分に作業時間が必要になることもな
く、極めて容易に、かつ短時間で、しかも強固に
長尺体3の先端をスリーブ50に固定することが
でき、もつて前記横型連続焼鈍炉1における作業
能率を高めることが可能になる。
る作業は、単に長尺体3の先端をスリーブ50に
設けた貫通孔56に挿通させるだけで良く、しか
もスリーブ50をスリーブ保持機構51に保持さ
せる動作で同時に長尺体3の固定作業まで完了す
るから、余分に作業時間が必要になることもな
く、極めて容易に、かつ短時間で、しかも強固に
長尺体3の先端をスリーブ50に固定することが
でき、もつて前記横型連続焼鈍炉1における作業
能率を高めることが可能になる。
以下、前記焼鈍炉1によつて長尺体3を焼鈍す
る場合について、簡単に説明する。
る場合について、簡単に説明する。
予め、焼鈍する長尺体3の板厚等を考慮して、
繰り出し装置4をレベラーとして機能させるか、
ピンチローラーとして機能させるか選択し、繰り
出し装置4の上下ローラー11,12相互の位置
関係をそのように設定しておく。
繰り出し装置4をレベラーとして機能させるか、
ピンチローラーとして機能させるか選択し、繰り
出し装置4の上下ローラー11,12相互の位置
関係をそのように設定しておく。
そして、繰り出し用ドラム装置2に巻かれてい
る長尺体3の先端を前記上下ローラー11,12
間に通して、モーター9を作動させれば、繰り出
し装置4と搬送装置5とが同期運転され、所定の
速度で焼鈍炉7内に長尺体3が送り込まれて、連
続的に焼鈍が行なわれ、焼鈍が完了したものは順
次巻き取り用ドラム装置6側に送られる。ドラム
装置6側に送られてきた長尺体3の先端は、前記
スリーブ50の貫通孔56に差し込むだけで容易
に該スリーブ50に固定することができ、該スリ
ーブ50を搬送速度に応じて回転駆動することに
よつて、順にスリーブ50に巻き取られてゆく。
る長尺体3の先端を前記上下ローラー11,12
間に通して、モーター9を作動させれば、繰り出
し装置4と搬送装置5とが同期運転され、所定の
速度で焼鈍炉7内に長尺体3が送り込まれて、連
続的に焼鈍が行なわれ、焼鈍が完了したものは順
次巻き取り用ドラム装置6側に送られる。ドラム
装置6側に送られてきた長尺体3の先端は、前記
スリーブ50の貫通孔56に差し込むだけで容易
に該スリーブ50に固定することができ、該スリ
ーブ50を搬送速度に応じて回転駆動することに
よつて、順にスリーブ50に巻き取られてゆく。
このように、前記焼鈍炉1においては、単一の
モーター9から繰り出し装置4および搬送装置5
の双方に駆動力を供給する構成であるから、実施
例の如く、スプロケツトやチエーン等の簡単な部
材の組み合せによる単純な伝達機構だけで、繰り
出し装置4による繰り出し速度と搬送速度5によ
る搬送速度とを正確に同期させて、連続的に焼鈍
を行わせることができ、したがつて、焼鈍作業時
に長尺体3に無理な張力が作用することを防止す
るができ、かつ、同期させるための駆動機構や制
御機構の繁雑化を避けることができる。
モーター9から繰り出し装置4および搬送装置5
の双方に駆動力を供給する構成であるから、実施
例の如く、スプロケツトやチエーン等の簡単な部
材の組み合せによる単純な伝達機構だけで、繰り
出し装置4による繰り出し速度と搬送速度5によ
る搬送速度とを正確に同期させて、連続的に焼鈍
を行わせることができ、したがつて、焼鈍作業時
に長尺体3に無理な張力が作用することを防止す
るができ、かつ、同期させるための駆動機構や制
御機構の繁雑化を避けることができる。
また、繰り出し装置4は、上部支持台14,1
5と中間部支持台17との相互のねじ止め位置を
変えるだけで、簡単にレベラーとしてもピンチロ
ーラーとしても機能させることができるため、前
記繰り出し用ドラム装置2に巻き取られている長
尺体3を、その長尺体3の可撓性等に左右されず
に繰り出して搬送装置5に供給することができ、
しかも、レベラー専用機とピンチローラー専用機
との双方を単純に並設した場合と比較すると、設
置スペースや制作費を大幅に低減させることがで
きる。
5と中間部支持台17との相互のねじ止め位置を
変えるだけで、簡単にレベラーとしてもピンチロ
ーラーとしても機能させることができるため、前
記繰り出し用ドラム装置2に巻き取られている長
尺体3を、その長尺体3の可撓性等に左右されず
に繰り出して搬送装置5に供給することができ、
しかも、レベラー専用機とピンチローラー専用機
との双方を単純に並設した場合と比較すると、設
置スペースや制作費を大幅に低減させることがで
きる。
また、前記焼鈍炉1において、焼鈍を開始した
時に、焼鈍炉7を通過した長尺体3の先端を巻き
取り用ドラム装置6のスリーブ50に固定する作
業は、単に長尺体3の先端をスリーブ50に設け
た貫通孔56に挿通させるだけで良く、しかもス
リーブ50をスリーブ保持機構51に保持させる
動作で同時に長尺体3の固定作業まで完了するか
ら、余分に作業時間が必要になることもなく、極
めて容易に、かつ短時間で、しかも強固に長尺体
3の先端をスリーブ50に固定することができ、
もつて前記横型連続焼鈍炉1における作業能率も
高められる。
時に、焼鈍炉7を通過した長尺体3の先端を巻き
取り用ドラム装置6のスリーブ50に固定する作
業は、単に長尺体3の先端をスリーブ50に設け
た貫通孔56に挿通させるだけで良く、しかもス
リーブ50をスリーブ保持機構51に保持させる
動作で同時に長尺体3の固定作業まで完了するか
ら、余分に作業時間が必要になることもなく、極
めて容易に、かつ短時間で、しかも強固に長尺体
3の先端をスリーブ50に固定することができ、
もつて前記横型連続焼鈍炉1における作業能率も
高められる。
なお、前述の焼鈍炉1においては、巻き取り用
ドラム装置6だけを、本考案に係るドラム装置と
したが、繰り出し用ドラム装置2も同様な構成と
しても良い。
ドラム装置6だけを、本考案に係るドラム装置と
したが、繰り出し用ドラム装置2も同様な構成と
しても良い。
「考案の効果」
以上の説明で明らかなように、本考案のドラム
装置は、外周に長尺体を巻き付ける円筒状のスリ
ーブと、該スリーブ内で半径方向に移動可能なつ
めが複数個同心円状に並ぶとともに、これらのつ
めを半径方向外側に移動させて前記スリーブの内
周面に密着させることによつてスリーブを固定す
るスリーブ保持機構とを備えるとともに、前記ス
リーブの周壁に、前記長尺体の先端を差し込む貫
通孔を設けた構成で、複数個のつめ相互によつて
形成される円の直径を縮めた状態にして、これら
のつめが前記スリーブ内に挿通するように、スリ
ーブを前記スリーブ保持機構に装着し、次いで前
述の各つめを半径方向外側に移動させることによ
つて、前記スリーブが保持された状態となるが、
前記つめを半径方向外側に移動させる前に、長尺
体の先端がスリーブ内に突出するように、該長尺
体の先端を前記スリーブの貫通孔に挿通させてお
けば、スリーブを保持する動作の時に、つめに与
えられている強い力で、長尺体の先端が前記つめ
とスリーブの内周面との間に挟持され、スリーブ
の保持動作の完了と同時に、長尺体の先端が強固
に固定された状態となる。
装置は、外周に長尺体を巻き付ける円筒状のスリ
ーブと、該スリーブ内で半径方向に移動可能なつ
めが複数個同心円状に並ぶとともに、これらのつ
めを半径方向外側に移動させて前記スリーブの内
周面に密着させることによつてスリーブを固定す
るスリーブ保持機構とを備えるとともに、前記ス
リーブの周壁に、前記長尺体の先端を差し込む貫
通孔を設けた構成で、複数個のつめ相互によつて
形成される円の直径を縮めた状態にして、これら
のつめが前記スリーブ内に挿通するように、スリ
ーブを前記スリーブ保持機構に装着し、次いで前
述の各つめを半径方向外側に移動させることによ
つて、前記スリーブが保持された状態となるが、
前記つめを半径方向外側に移動させる前に、長尺
体の先端がスリーブ内に突出するように、該長尺
体の先端を前記スリーブの貫通孔に挿通させてお
けば、スリーブを保持する動作の時に、つめに与
えられている強い力で、長尺体の先端が前記つめ
とスリーブの内周面との間に挟持され、スリーブ
の保持動作の完了と同時に、長尺体の先端が強固
に固定された状態となる。
換言すれば、長尺体をスリーブに固定する作業
は、単に長尺体の先端をスリーブに設けた貫通孔
に挿通させるだけで良く、しかもスリーブをスリ
ーブ保持機構に保持させる動作で同時に長尺体の
固定作業まで完了するから、余分に作業時間が必
要になることもなく、極めて容易に、かつ短時間
で、しかも強固に長尺体の先端をスリーブに固定
することができ、例えば横型連続焼鈍炉等に使用
することによつて、長尺体の交換作業を簡便に、
かつ短時間で済ませることが可能になり、より使
用し易い横型連続焼鈍炉を構成し得るようになる
等の優れた効果を得ることができる。
は、単に長尺体の先端をスリーブに設けた貫通孔
に挿通させるだけで良く、しかもスリーブをスリ
ーブ保持機構に保持させる動作で同時に長尺体の
固定作業まで完了するから、余分に作業時間が必
要になることもなく、極めて容易に、かつ短時間
で、しかも強固に長尺体の先端をスリーブに固定
することができ、例えば横型連続焼鈍炉等に使用
することによつて、長尺体の交換作業を簡便に、
かつ短時間で済ませることが可能になり、より使
用し易い横型連続焼鈍炉を構成し得るようになる
等の優れた効果を得ることができる。
第1図は本考案の一実施例を使用した横型連続
焼鈍炉の側面図、第2図は前記横型連続焼鈍炉に
おける巻き取り制御装置の構成説明図、第3図お
よび第4図は前記横型連続焼鈍炉の繰り出し装置
の詳細を示したもので、第3図は第1図とは逆の
側から見た側面図、第4図は第3図の−線に
沿う断面図、第5図は第1図における繰り出し装
置の周辺を第1図とは逆の側から見た拡大側面
図、第6図は第5図の矢視図、第7図および第
8図は本考案に係るドラム装置を示したもので、
第7図は側断面図、第8図は第7図の−線に
沿う断面図である。 1……横型連続焼鈍炉、2……繰り出し用ドラ
ム装置、3……未処理長尺体、4……繰り出し装
置、5……搬送装置、6……巻き取り用ドラム装
置、7……焼鈍炉、8……巻き取り制御装置、9
……駆動源(モーター)、11……上部ローラー、
12……下部ローラー、P……ピツチ、13……
ローラー支持枠、14,15……上部支持台、1
6……流体圧シリンダ、17……中間部支持台、
17a……取り付け用上板、18……下部支持
台、20……ねじ挿通孔、21……雌ねじ、22
……ローラー支持台、26,27,28,30
a,30b,31,32,33……スプロケツ
ト、34……ウオーム減速機、35……チエー
ン、36……駆動ローラー、50……スリーブ、
51……スリーブ保持機構、53……つめ、54
……平行リンク機構、55……中心軸、56……
貫通孔。
焼鈍炉の側面図、第2図は前記横型連続焼鈍炉に
おける巻き取り制御装置の構成説明図、第3図お
よび第4図は前記横型連続焼鈍炉の繰り出し装置
の詳細を示したもので、第3図は第1図とは逆の
側から見た側面図、第4図は第3図の−線に
沿う断面図、第5図は第1図における繰り出し装
置の周辺を第1図とは逆の側から見た拡大側面
図、第6図は第5図の矢視図、第7図および第
8図は本考案に係るドラム装置を示したもので、
第7図は側断面図、第8図は第7図の−線に
沿う断面図である。 1……横型連続焼鈍炉、2……繰り出し用ドラ
ム装置、3……未処理長尺体、4……繰り出し装
置、5……搬送装置、6……巻き取り用ドラム装
置、7……焼鈍炉、8……巻き取り制御装置、9
……駆動源(モーター)、11……上部ローラー、
12……下部ローラー、P……ピツチ、13……
ローラー支持枠、14,15……上部支持台、1
6……流体圧シリンダ、17……中間部支持台、
17a……取り付け用上板、18……下部支持
台、20……ねじ挿通孔、21……雌ねじ、22
……ローラー支持台、26,27,28,30
a,30b,31,32,33……スプロケツ
ト、34……ウオーム減速機、35……チエー
ン、36……駆動ローラー、50……スリーブ、
51……スリーブ保持機構、53……つめ、54
……平行リンク機構、55……中心軸、56……
貫通孔。
Claims (1)
- 外周に長尺体を巻き付ける円筒状のスリーブ
と、該スリーブ内で半径方向に移動可能なつめが
複数個同心円状に並ぶとともに、これらのつめを
半径方向外側に移動させて前記スリーブの内周面
に密着させることによつてスリーブを固定するス
リーブ保持機構とを備えて、連続焼鈍炉の繰り出
し用ドラム装置や巻き取り用ドラム装置に使用さ
れるドラム装置であつて、前記スリーブの周壁
に、前記長尺体の先端を差し込む貫通孔を設けた
ことを特徴とする連続焼鈍炉用ドラム装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4600385U JPH0437896Y2 (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4600385U JPH0437896Y2 (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61164263U JPS61164263U (ja) | 1986-10-11 |
| JPH0437896Y2 true JPH0437896Y2 (ja) | 1992-09-04 |
Family
ID=30560004
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4600385U Expired JPH0437896Y2 (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0437896Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-03-29 JP JP4600385U patent/JPH0437896Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61164263U (ja) | 1986-10-11 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH10265018A (ja) | 基板の搬送装置 | |
| JPH0437896Y2 (ja) | ||
| JPH0437877Y2 (ja) | ||
| JPH0437876Y2 (ja) | ||
| JP4225658B2 (ja) | 金属製波形管製造装置及び金属製波形製品の製造方法 | |
| ES431697A1 (es) | Perfeccionamientos en dispositivos de transferencia para tubos espiroarrollados. | |
| JP2560110B2 (ja) | 多軸ロータリー式巻取機 | |
| JPH1111447A (ja) | ラベル剥離装置 | |
| US3558068A (en) | Coil winding apparatus | |
| JPH0250839B2 (ja) | ||
| JPH084172Y2 (ja) | 長尺材蛇行曲げ装置用旋回テーブル | |
| NZ552368A (en) | Mandrel assembly for manufacturing tubular products using a first plate with a drive roller and at least one idler roller | |
| CN221827647U (zh) | 用于非直线管件的绕包系统 | |
| US3718247A (en) | Machine for the helical movement of cylindrical objects | |
| CN120696690A (zh) | 压路机滚筒卷板后加工焊接设备 | |
| ATE186494T1 (de) | Vorrichtung und verfahren zum aufwickeln | |
| JPH09206834A (ja) | 異径ロール群による丸断面材料の矯正方法及びその装置 | |
| CN120715559B (zh) | 一种装配式钢结构对接辅助夹持设备 | |
| JPH04116017A (ja) | ワーク反転装置 | |
| JPH09104548A (ja) | ハブアッセンブリを備えたシート材給送装置 | |
| JP4137342B2 (ja) | 帯状材の進行方向変更装置 | |
| JPH0451460B2 (ja) | ||
| JPS5819564B2 (ja) | 搬送装置のセット方法 | |
| JPS591025A (ja) | ベンデイング装置 | |
| JPH0117533Y2 (ja) |