JPH0446921B2 - - Google Patents
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- JPH0446921B2 JPH0446921B2 JP57150140A JP15014082A JPH0446921B2 JP H0446921 B2 JPH0446921 B2 JP H0446921B2 JP 57150140 A JP57150140 A JP 57150140A JP 15014082 A JP15014082 A JP 15014082A JP H0446921 B2 JPH0446921 B2 JP H0446921B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compound
- damage
- weeds
- test
- herbicides
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
この発明は除草剤組成物、特に水田雑草に対し
て優れた除草活性を有する除草剤組成物に関する
ものである。 わが国の水田用除草剤は使用時期の面から、初
期用除草剤、中期用除草剤、および後期用除草剤
の3つに大別されるが、前二者で使用量の大半を
占めている。初期用除草剤としては、2,4,6
−トリクロロフエニル−4−ニトロフエニルエー
テルおよび2,4−ジクロロフエニル−4−ニト
ロ−3−メトキシフエニルエーテルが、又中期用
除草剤としては、S−(4−クロロベンジル)−
N,N−ジエチルチオールカーバメートと2−メ
チルチオ−4,6−ビス(エチルアミノ)−S−
トリアジンとの混合剤、S−エチル−N,N−ヘ
キサメチレンチオールカーバメートと2−メチル
チオ−4,6−ビス(エチルアミノ)−S−トリ
アジンとγ−(2−メチル−4−クロロフエノキ
シ)酪酸エチルエステルとの混合剤、および3−
イソプロピル−1H−2,1,3−ベンゾチアジ
アジン−(4)−3H−オン−2,2−ジオキシド等
がある。 初期用除草剤は雑草の発生始期での使用では極
めて効果的であるが、発生盛期で使用すると著し
く効果が低下する。一方、中間用除草剤は雑草の
発生始期から生育期まで有効であるが、発芽期で
の使用では水稲に対する薬害が著しく、その使用
期間は水稲の生育がかなり進んだ時期に限定され
る。又、これらの除草剤は多年生雑草に対する効
果が充分でなく、さらに温度、土壌、水管理等の
条件によつて効果の低下や水稲への薬害の発生を
きたす事もしばしば見られる。近年では農作業の
省力化の点からも、一回の処理によつて多年生雑
草を含めたすべての雑草を防除できて、しかも使
用適期幅が広く、水稲に無害な除草剤の出現が望
まれている。しかし既在除草剤はこの様な要求を
満足しているとは言えない。 本発明はこれらの要望に合致した、田植直後の
雑草発生始期から生育期までの任意の時期に使用
して的確な防除効果を有し、かつ水稲に無害な除
草組成物を提供する事を目的としている。 本発明はα−(2−ナフトキシ)プロピオンア
ニリド(以下「化合物A」と称す)、2−ベンゾ
チアゾール−2−イルオキシ−N−メチルアセト
アニリド(以下「化合物B」と称す)およびN−
(α,α−ジメチルベンジル)−α−ブロモターシ
ヤリーブチルアセトアミド(以下「化合物C」と
称す)を有効成分として含有することを特徴とす
る水田用除草剤組成物に関するものである。 化合物A、B、Cはそれぞれ下記の化学構造式
()、()、()で表わされる。 本発明に従う組成物に含まれる化合物はいずれ
も下記文献記載の既知化合物である。 特公昭46−14077号公報、特開昭54−154762号
公報、特開昭55−43014号公報、特開昭56−
110655号公報、特公昭48−35454号公報。しかし
ながらその活性化合物を各々単独で使用した場
合、除草活性は常に充分満足できるものではなく
使用できる草種、適期は限定され、水稲に対する
薬害がしばしば見うけられる。例えば化合物Aは
一年生広葉雑草およびウリカワに対しては顕著な
効果を示すが、イネ科雑草のヒエにはほとんど効
果を示さない。 化合物Bはヒエには卓効を示すが、多年生雑草
や広葉雑草には効果が劣る。 化合物Cはいずれもカヤツリグサ科雑草のホタ
ルイには効果が高いが、ヒエや多年生雑草には効
果が劣り、いずれも使用時期によつては水稲に対
する薬害の心配がある。 本発明による除草剤組成物は個々の活性化合物
で防除困難な雑草に対して補足しあうばかりでな
く、各化合物の相乗的除草効果により各活性化合
物単独では到底防除する事ができない様な少量の
薬量で、一年生雑草はもちろん最近多発化してき
ている多年生雑草に対しても顕著な防除効果を示
し、しかも田植直後から生育期までの全期間に渡
り、水稲に対する薬害がない。 本発明除草剤組成物はある組成比率にて特に強
力な相乗効果をあらわすが、3種の活性化合物の
混合割合はかなり広い範囲内で変化してよい。特
に化合物A1重量部に対し、化合物B2〜0.2重量
部、化合物Cを2〜0.2重量部とするのが望まし
い。 本発明の除草剤組成物は使用に当つて粒剤に製
剤するのが最も効果的である。すなわち前記活性
化合物をベントナイト、クレー、タルク、石灰石
などを用いて増量し、リグニンスルホン酸ソー
ダ、ポリビニルアルコール、アルキルベンゼンス
ルホン酸ソーダなどの結合剤を加えて水で練り合
わせ押出造粒後乾燥する方法、または適当な溶媒
に溶解して、粒状ケイソウ土、パーミユキライト
等に均一に吸着させる方法等によつて粒剤として
製剤するのが最も望ましい。また粒剤の他、水和
剤または粉剤等に製剤し水で希釈の上散布した
り、または直接散布してもよい。さらに必要に応
じて殺虫剤、殺菌剤または他の除草剤との混合使
用や製剤化も可能である。 次に本発明の除草剤組成物の実施例をあげるが
本発明はこれのみに限定されるものではない。な
お実施例中の混合割合はすべて重量比である。 実施例 1 粒剤 化合物A7%、化合物B3.5%、化合物C5%、ベ
ントナイト60%、タルク21.5%、アルキルナフタ
リンスルホン酸縮合物2%、およびジオクチルス
ルホンサクシネート1%を混合した後適量の水を
加えて混練し、造粒機を用いて通常の方法で造粒
し粒剤とする。 以下、試験例により本発明組成物の除草効果を
具体的に説明する。 試験例 1 雑草発芽始期における除草試験 水田用土壌をアール/2.000ワグネルポツトに
入れ、これにN,P2O5およびK2Oとして各1g
を含む化成肥料で全層に施把し、適量の水を加え
て充分にかきまぜ湛水状態とする。あらかじめ温
室で生育させた水稲苗(葉冷2.5)の2本を一株
とし、ポツト当りその2株を深さ3cmにそう苗し
て、これにタイヌビエ、ホタルイ、ヘラオモダカ
の種子を播種した。またこれにウリカワの塊茎を
移植し、湛水深3cmに保ちながら温室で生育させ
た。 そう苗10日後雑草発生始期に供試化合物の所定
量を前記実施例に示した方法に準じて製剤した粒
剤を用いて処理した。処理後は1日あたり1cmの
漏水を与えた。薬剤処理1ケ月後に除草効果及び
水稲の薬害について調査した。その結果を次の第
1表に示す。 この表中で各草種に対する除草効果と薬害は下
記の評価基準に従い、「0」から「9」までの10
段階の数値を用いて表わし、水稲に対する薬害程
度の表示区分は「甚害」「大害」「中毒」「小害」
「微害」および「無害」の6段階とした。 評価基準 0 残草量対無処理比 85以上(重量%) 1 〃 71−84 2 〃 56−70 3 〃 41−55 4 〃 31−40 5 〃 21−30 6 〃 11−20 7 〃 6−10 8 〃 1− 5 9 〃 0 無害:薬害症状なし 微害:回復大 小害:減収予想5%以下 中害: 〃 6−15% 大害: 〃 16−30% 甚害: 〃 31%以上
て優れた除草活性を有する除草剤組成物に関する
ものである。 わが国の水田用除草剤は使用時期の面から、初
期用除草剤、中期用除草剤、および後期用除草剤
の3つに大別されるが、前二者で使用量の大半を
占めている。初期用除草剤としては、2,4,6
−トリクロロフエニル−4−ニトロフエニルエー
テルおよび2,4−ジクロロフエニル−4−ニト
ロ−3−メトキシフエニルエーテルが、又中期用
除草剤としては、S−(4−クロロベンジル)−
N,N−ジエチルチオールカーバメートと2−メ
チルチオ−4,6−ビス(エチルアミノ)−S−
トリアジンとの混合剤、S−エチル−N,N−ヘ
キサメチレンチオールカーバメートと2−メチル
チオ−4,6−ビス(エチルアミノ)−S−トリ
アジンとγ−(2−メチル−4−クロロフエノキ
シ)酪酸エチルエステルとの混合剤、および3−
イソプロピル−1H−2,1,3−ベンゾチアジ
アジン−(4)−3H−オン−2,2−ジオキシド等
がある。 初期用除草剤は雑草の発生始期での使用では極
めて効果的であるが、発生盛期で使用すると著し
く効果が低下する。一方、中間用除草剤は雑草の
発生始期から生育期まで有効であるが、発芽期で
の使用では水稲に対する薬害が著しく、その使用
期間は水稲の生育がかなり進んだ時期に限定され
る。又、これらの除草剤は多年生雑草に対する効
果が充分でなく、さらに温度、土壌、水管理等の
条件によつて効果の低下や水稲への薬害の発生を
きたす事もしばしば見られる。近年では農作業の
省力化の点からも、一回の処理によつて多年生雑
草を含めたすべての雑草を防除できて、しかも使
用適期幅が広く、水稲に無害な除草剤の出現が望
まれている。しかし既在除草剤はこの様な要求を
満足しているとは言えない。 本発明はこれらの要望に合致した、田植直後の
雑草発生始期から生育期までの任意の時期に使用
して的確な防除効果を有し、かつ水稲に無害な除
草組成物を提供する事を目的としている。 本発明はα−(2−ナフトキシ)プロピオンア
ニリド(以下「化合物A」と称す)、2−ベンゾ
チアゾール−2−イルオキシ−N−メチルアセト
アニリド(以下「化合物B」と称す)およびN−
(α,α−ジメチルベンジル)−α−ブロモターシ
ヤリーブチルアセトアミド(以下「化合物C」と
称す)を有効成分として含有することを特徴とす
る水田用除草剤組成物に関するものである。 化合物A、B、Cはそれぞれ下記の化学構造式
()、()、()で表わされる。 本発明に従う組成物に含まれる化合物はいずれ
も下記文献記載の既知化合物である。 特公昭46−14077号公報、特開昭54−154762号
公報、特開昭55−43014号公報、特開昭56−
110655号公報、特公昭48−35454号公報。しかし
ながらその活性化合物を各々単独で使用した場
合、除草活性は常に充分満足できるものではなく
使用できる草種、適期は限定され、水稲に対する
薬害がしばしば見うけられる。例えば化合物Aは
一年生広葉雑草およびウリカワに対しては顕著な
効果を示すが、イネ科雑草のヒエにはほとんど効
果を示さない。 化合物Bはヒエには卓効を示すが、多年生雑草
や広葉雑草には効果が劣る。 化合物Cはいずれもカヤツリグサ科雑草のホタ
ルイには効果が高いが、ヒエや多年生雑草には効
果が劣り、いずれも使用時期によつては水稲に対
する薬害の心配がある。 本発明による除草剤組成物は個々の活性化合物
で防除困難な雑草に対して補足しあうばかりでな
く、各化合物の相乗的除草効果により各活性化合
物単独では到底防除する事ができない様な少量の
薬量で、一年生雑草はもちろん最近多発化してき
ている多年生雑草に対しても顕著な防除効果を示
し、しかも田植直後から生育期までの全期間に渡
り、水稲に対する薬害がない。 本発明除草剤組成物はある組成比率にて特に強
力な相乗効果をあらわすが、3種の活性化合物の
混合割合はかなり広い範囲内で変化してよい。特
に化合物A1重量部に対し、化合物B2〜0.2重量
部、化合物Cを2〜0.2重量部とするのが望まし
い。 本発明の除草剤組成物は使用に当つて粒剤に製
剤するのが最も効果的である。すなわち前記活性
化合物をベントナイト、クレー、タルク、石灰石
などを用いて増量し、リグニンスルホン酸ソー
ダ、ポリビニルアルコール、アルキルベンゼンス
ルホン酸ソーダなどの結合剤を加えて水で練り合
わせ押出造粒後乾燥する方法、または適当な溶媒
に溶解して、粒状ケイソウ土、パーミユキライト
等に均一に吸着させる方法等によつて粒剤として
製剤するのが最も望ましい。また粒剤の他、水和
剤または粉剤等に製剤し水で希釈の上散布した
り、または直接散布してもよい。さらに必要に応
じて殺虫剤、殺菌剤または他の除草剤との混合使
用や製剤化も可能である。 次に本発明の除草剤組成物の実施例をあげるが
本発明はこれのみに限定されるものではない。な
お実施例中の混合割合はすべて重量比である。 実施例 1 粒剤 化合物A7%、化合物B3.5%、化合物C5%、ベ
ントナイト60%、タルク21.5%、アルキルナフタ
リンスルホン酸縮合物2%、およびジオクチルス
ルホンサクシネート1%を混合した後適量の水を
加えて混練し、造粒機を用いて通常の方法で造粒
し粒剤とする。 以下、試験例により本発明組成物の除草効果を
具体的に説明する。 試験例 1 雑草発芽始期における除草試験 水田用土壌をアール/2.000ワグネルポツトに
入れ、これにN,P2O5およびK2Oとして各1g
を含む化成肥料で全層に施把し、適量の水を加え
て充分にかきまぜ湛水状態とする。あらかじめ温
室で生育させた水稲苗(葉冷2.5)の2本を一株
とし、ポツト当りその2株を深さ3cmにそう苗し
て、これにタイヌビエ、ホタルイ、ヘラオモダカ
の種子を播種した。またこれにウリカワの塊茎を
移植し、湛水深3cmに保ちながら温室で生育させ
た。 そう苗10日後雑草発生始期に供試化合物の所定
量を前記実施例に示した方法に準じて製剤した粒
剤を用いて処理した。処理後は1日あたり1cmの
漏水を与えた。薬剤処理1ケ月後に除草効果及び
水稲の薬害について調査した。その結果を次の第
1表に示す。 この表中で各草種に対する除草効果と薬害は下
記の評価基準に従い、「0」から「9」までの10
段階の数値を用いて表わし、水稲に対する薬害程
度の表示区分は「甚害」「大害」「中毒」「小害」
「微害」および「無害」の6段階とした。 評価基準 0 残草量対無処理比 85以上(重量%) 1 〃 71−84 2 〃 56−70 3 〃 41−55 4 〃 31−40 5 〃 21−30 6 〃 11−20 7 〃 6−10 8 〃 1− 5 9 〃 0 無害:薬害症状なし 微害:回復大 小害:減収予想5%以下 中害: 〃 6−15% 大害: 〃 16−30% 甚害: 〃 31%以上
【表】
試験例 2
圃場試験
水田一般雑草が自然混在している水田を、通常
の方法で耕起、施肥(N,P2O5,K2Oとして各
1Kg/a)、代かき、および整地を行ない、一区
10m2(2.5m×4m)に区画し、これに葉令2.5の
水稲稚苗2本を一株としてあぜ間隔30cm、横間隔
15cmで移植した。移植後は湛水深を3〜5cmに保
ちながら雑草発芽始期(田植3日後)およびタイ
ヌビエの3.0〜3.5葉期(田植15日後)に前記実施
例に示した方法に準じて調製した供試化合物の混
合または単剤粒剤を手まきで散布した。 散布1ケ月後の雑草量および4ケ月後の水稲の
収量を調査し、その結果を第2表に示す。
の方法で耕起、施肥(N,P2O5,K2Oとして各
1Kg/a)、代かき、および整地を行ない、一区
10m2(2.5m×4m)に区画し、これに葉令2.5の
水稲稚苗2本を一株としてあぜ間隔30cm、横間隔
15cmで移植した。移植後は湛水深を3〜5cmに保
ちながら雑草発芽始期(田植3日後)およびタイ
ヌビエの3.0〜3.5葉期(田植15日後)に前記実施
例に示した方法に準じて調製した供試化合物の混
合または単剤粒剤を手まきで散布した。 散布1ケ月後の雑草量および4ケ月後の水稲の
収量を調査し、その結果を第2表に示す。
【表】
本発明除草剤組成物によつてもたらされたすぐ
れた相乗作用については、前記試験例に示した除
草効果から充分に理解できるところであるが、従
来の除草剤では到底防除できないミズガヤツリを
供試雑草として下記に更に詳しく説明する。 通常3種の除草剤の任意の組合わせによる相互
作用の検定には次のような方法が用いられる。 (S.R.Colby.,“Calculating Synergistic and
Antagonistic Responses of Herbicide
Combinations”Weeds 15,20−22(1973)参
照)。 X=除草剤Aをpg/a使用した時の損害% Y=除草剤Bをqg/a使用した時の損害% Z=除草剤Cをrg/a使用した時の損害% E=除草剤A,BおよびCをそれぞれp,qお
よびrg/a混用した時の予期される損害% とするとE=X+Y+Z−(XY+XZ+YZ)/100+ XYZ/10000である。 もし実際の損害の測定値が予期される損害の計
算値を上まわるならば、除草剤組成物には相乗作
用が存在していることを示している。以下本発明
除草剤組成物の相互作用を検定した結果をつぎの
試験例3によつて示す。 試験例 3 相互作用検定試験 水田用土壌1Kgをアール/10.000ポツトに充て
んし、これにN,P2O5およびK2Oとして各0.3g
を化成肥料で全層に施肥した。これにミズガヤツ
リの塊茎を10個体/ポツトに植え込み、適量の水
を静かに加え、たん水状態とした。 ミズガヤツリが2−3葉期に達したとき、供試
化合物の所定量を前記実施例に記載した方法に準
拠して調製した粒剤を用いて、たん水下に処理し
た。 処理20日後にミズガヤツリを抜き取り風乾重を
測定し、無処理対照区と比較した%損害にて評価
し、その結果を第3表に示した。 この表の中で測定値と計算値の数字は次のこと
をあらわす。 0%=作用性なし 100%=完全駆除
れた相乗作用については、前記試験例に示した除
草効果から充分に理解できるところであるが、従
来の除草剤では到底防除できないミズガヤツリを
供試雑草として下記に更に詳しく説明する。 通常3種の除草剤の任意の組合わせによる相互
作用の検定には次のような方法が用いられる。 (S.R.Colby.,“Calculating Synergistic and
Antagonistic Responses of Herbicide
Combinations”Weeds 15,20−22(1973)参
照)。 X=除草剤Aをpg/a使用した時の損害% Y=除草剤Bをqg/a使用した時の損害% Z=除草剤Cをrg/a使用した時の損害% E=除草剤A,BおよびCをそれぞれp,qお
よびrg/a混用した時の予期される損害% とするとE=X+Y+Z−(XY+XZ+YZ)/100+ XYZ/10000である。 もし実際の損害の測定値が予期される損害の計
算値を上まわるならば、除草剤組成物には相乗作
用が存在していることを示している。以下本発明
除草剤組成物の相互作用を検定した結果をつぎの
試験例3によつて示す。 試験例 3 相互作用検定試験 水田用土壌1Kgをアール/10.000ポツトに充て
んし、これにN,P2O5およびK2Oとして各0.3g
を化成肥料で全層に施肥した。これにミズガヤツ
リの塊茎を10個体/ポツトに植え込み、適量の水
を静かに加え、たん水状態とした。 ミズガヤツリが2−3葉期に達したとき、供試
化合物の所定量を前記実施例に記載した方法に準
拠して調製した粒剤を用いて、たん水下に処理し
た。 処理20日後にミズガヤツリを抜き取り風乾重を
測定し、無処理対照区と比較した%損害にて評価
し、その結果を第3表に示した。 この表の中で測定値と計算値の数字は次のこと
をあらわす。 0%=作用性なし 100%=完全駆除
【表】
試験例 4
水田土壌を1/2000アールワグネルポツトに入
れ、これにN、P2O5およびK2Oとして各1gを
含む化成肥料を全層に施肥し、適量の水を加えて
充分にかきまぜ、湛水状態とする。予め温室で生
育させた水稲苗(葉令2.5)の2本を1株として
ポツト当り2株を深さ3cmにそう苗して、これに
タイヌビエ、ホタルイの種子を播種した。また、
これにウリカワの塊茎を移植し、湛水深3cmに保
ちながら温室内で生育させた。 移植後20日後の雑草生育期に供試化合物の所定
量を前記実施例に示した方法に準じて調製した粒
剤を用いて処理した。処理後は1日当り1cmの漏
水をあたえた。薬剤処理30日後に除草効果につい
て調査した。 その結果を第4表に示す。 表中で各草種に対する除草効果は、試験例1と
同様の基準で表した。 またこの試験においても相互作用の検定を行う
ために効果の予測値を前記Colbyの式を用いて計
算した。 試験例3、4の結果、本発明の3種の化合物の
混合剤は、種々の雑草に対して、それぞれ2種の
化合物の混用では予測できない大きな相乗作用を
示した。
れ、これにN、P2O5およびK2Oとして各1gを
含む化成肥料を全層に施肥し、適量の水を加えて
充分にかきまぜ、湛水状態とする。予め温室で生
育させた水稲苗(葉令2.5)の2本を1株として
ポツト当り2株を深さ3cmにそう苗して、これに
タイヌビエ、ホタルイの種子を播種した。また、
これにウリカワの塊茎を移植し、湛水深3cmに保
ちながら温室内で生育させた。 移植後20日後の雑草生育期に供試化合物の所定
量を前記実施例に示した方法に準じて調製した粒
剤を用いて処理した。処理後は1日当り1cmの漏
水をあたえた。薬剤処理30日後に除草効果につい
て調査した。 その結果を第4表に示す。 表中で各草種に対する除草効果は、試験例1と
同様の基準で表した。 またこの試験においても相互作用の検定を行う
ために効果の予測値を前記Colbyの式を用いて計
算した。 試験例3、4の結果、本発明の3種の化合物の
混合剤は、種々の雑草に対して、それぞれ2種の
化合物の混用では予測できない大きな相乗作用を
示した。
【表】
以上の結果から明らかなように本発明組成物は
田植直後の雑草の発芽始期から最盛期までいずれ
の時期に使用しても水稲に対しては無害で、しか
も3種の薬剤の相乗作用により個々の薬剤では防
除できない薬量を用い、1回の散布ですべての雑
草を防除でき、環境汚染の面からも好ましい除草
剤であり、従来多く使用さている除草剤に較べて
著しく優れている。
田植直後の雑草の発芽始期から最盛期までいずれ
の時期に使用しても水稲に対しては無害で、しか
も3種の薬剤の相乗作用により個々の薬剤では防
除できない薬量を用い、1回の散布ですべての雑
草を防除でき、環境汚染の面からも好ましい除草
剤であり、従来多く使用さている除草剤に較べて
著しく優れている。
Claims (1)
- 1 α−(2−ナフトキシ)プロピオンアニリド、
2−ベンゾチアゾール−2−イルオキシ−N−メ
チルアセトアニリドおよびN−(α,α−ジメチ
ルベンジル)−α−ブロモターシヤリーブチルア
セトアミドを有効成分として含有することを特徴
とする水田用除草剤組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15014082A JPS5939805A (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | 水田用除草剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15014082A JPS5939805A (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | 水田用除草剤組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5939805A JPS5939805A (ja) | 1984-03-05 |
| JPH0446921B2 true JPH0446921B2 (ja) | 1992-07-31 |
Family
ID=15490361
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15014082A Granted JPS5939805A (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | 水田用除草剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5939805A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013145548A1 (en) | 2012-03-26 | 2013-10-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Method of producing hollow particles, method of producing antireflection coating, and method of producing optical element |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS554301A (en) * | 1978-01-31 | 1980-01-12 | Inst Kantakujino | Drug in using for rheumatic therapy and its manufacture |
| JPS5665806A (en) * | 1979-10-31 | 1981-06-03 | Nippon Tokushu Noyaku Seizo Kk | Herbicide |
| JPS5842864B2 (ja) * | 1980-02-06 | 1983-09-22 | 出光興産株式会社 | N−(α,α−ジアルキルベンジル)フエニルアセトアミド誘導体およびそれを含有する除草剤 |
-
1982
- 1982-08-31 JP JP15014082A patent/JPS5939805A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013145548A1 (en) | 2012-03-26 | 2013-10-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Method of producing hollow particles, method of producing antireflection coating, and method of producing optical element |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5939805A (ja) | 1984-03-05 |
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