JPH0464718B2 - - Google Patents

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JPH0464718B2
JPH0464718B2 JP59097053A JP9705384A JPH0464718B2 JP H0464718 B2 JPH0464718 B2 JP H0464718B2 JP 59097053 A JP59097053 A JP 59097053A JP 9705384 A JP9705384 A JP 9705384A JP H0464718 B2 JPH0464718 B2 JP H0464718B2
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transistor
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Kichihei Niiyama
Koji Ito
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【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明はパチンコ遊技機の打球装置に関し、詳
しくは、例えばロータリーソレノイド等のように
ソレノイドのオン・オフ作動により発生する磁束
変化に応答して打球杆を例えば回動駆動する駆動
力源を具備する打球装置において、長時間の遊技
によりソレノイドが発熱することによつて生じる
内部抵抗の上昇に起因する弾発力の低下を有効に
防止できるようにしたパチンコ遊技機の打球装置
に関する。
〔発明の技術的背景〕
近年例えばロータリーソレノイド等ソレノイド
のオン・オフ作動によつて生じる磁束の変化に応
答して打球杆を駆動する駆動力源を具備する打球
装置が案出されている。
該種の打球装置においては、ソレノイドのオフ
時に打球杆の自重や復帰バネ等によつて打球杆を
初期位置に復帰させるとともに、ソレノイドのオ
ン時に打球杆を付勢して打球位置にあるパチンコ
球を弾発している。
ところが該種打球装置の場合、遊技時間の経過
によりソレノイドが発生するジユール熱の影響で
ソレノイドの抵抗値が上昇することに伴い、ソレ
ノイドに流れる電流が減少し、その磁束密度が低
下して、弾発力が低下するという現象が発生し、
遊技時間の経過とともに、弾発力調整レバーを逐
次操作しなければ安定した弾発力を得られないと
いう欠点がある。
〔発明の目的〕
本発明はこのような欠点に鑑みてなされたもの
であり、ソレノイドの発熱によつて生じる内部抵
抗の上昇に起因する弾発力の低下を有効に防止で
きるようにしたパチンコ遊技機の打球装置を提供
することを目的とするものである。
〔発明の概要〕
要約すれば、本発明のパチンコ遊技機の打球装
置はソレノイドの発熱量の上昇に対応して駆動電
力を増大させるようになされており、遊技時間が
経過しても弾発力調整レバーの回動量を一定にし
ている限り、安定した弾発力を得られるようにし
てある。
〔発明の実施例〕
以下図面を参照して本発明の1実施例を詳細に
説明する。
先ず、第1図はパチンコ遊技機の打球装置の機
構図であり、遊技機の機枠1には打球機構の可動
部分を積載した発射基板2が固定される。この発
射基板2の略中央には駆動力源の1例として機枠
1の厚み内に収まるロータリーソレノイド3が固
定され、その回転軸4には打球杆5がナツト6に
より固着されている。又、7,8,9は各々打球
時の衝撃を和らげる緩衝部材である。更に、10
は所望により配設される復帰バネであり、その牽
引力によつて打球杆5を初期位置におくためのも
のである。
又、図中11は打球機構の可動部材を差動させ
る操作機構の例を示しており、具体的には操作機
構11は、機枠1に対する取り付け部材となる椀
状基部12、この椀状基部12と同軸で遊技客の
触手による浮遊容量の変化を検出する公知のタツ
チセンサを有する椀状蓋部13、椀状基部12と
椀状蓋部13の間に挟まれ回動操作により弾発力
を調整する弾発力調整レバー14、弾発力調整レ
バー14の回動量を増やすのにつれて摺動子が移
動してその抵抗値が上昇する可変抵抗15とを具
備し、椀状蓋部13に設けられたタツチセンサの
検出出力と可変抵抗15の出力はリード線16を
介して制御回路17に加えられる。
制御回路17の詳細に関しては後述するが、制
御回路17は遊技客の触手時にパルス周期に同期
し、且つ弾発力調整レバー14の回動量に対応し
た振幅の駆動電流をリード線18を介してロータ
リーソレノイド3に対して供給するようにされて
いる。又、ロータリーソレノイド3はその固定子
であるソレノイドが形成する磁界内に回転子を置
いた構造であり、上記ソレノイドに対する駆動電
流の供給時に、上記回転子対して作用する電磁力
により回転子が急激に回転し、その回転軸4に固
着された打球杆5を図面において時計廻りに回転
するので、打球杆5の杆先19はガイドレール2
0の打球位置21に置かれたパチンコ球を弾発す
る。
斯くして打球位置21にあるパチンコ球が弾発
されると、この時の打球杆5の弾発動作に連動し
て原動レバー22は軸23を中心に揺動し、同軸
の従動レバー24も揺動する。従つて、天秤25
も揺動し、供給皿26から供給されているパチン
コ球を1個順次供給窓27から打球位置21に送
り込む。
ところで該種打球装置において弾発力を最終的
に決定するのは、ロータリーソレノイド3の回転
子に作用する電磁力であるが、既述の通り、該種
打球装置の場合遊技時間の経過による発熱に伴い
ソレノイドの抵抗値が高くなると、ソレノイドに
流れる電流が減少するためにその磁束密度が低下
して、ロータリーソレノイド3の回転子に作用す
る電磁力は低下し、ひいては弾発力も低下してく
る。
そこで、本発明では制御回路17に熱損失を検
出する手段を設け、熱損失に応答してロータリー
ソレノイド3に対する駆動電力を制御することに
より安定した弾発力を得られるようにしている。
そこで、第2図以下において、制御回路17の
具体例を、その作用とともに説明する。
第2図は制御回路17の回路例を示す回路図で
あり、先ず、3,13,15は第1図にも示した
ロータリーソレノイド3、椀状蓋部13、可変抵
抗15を各々示し、32は椀状蓋部13に対する
遊技客の触手を検出するタツチセンサ、33はタ
ツチセンサ32がオン状態の時に発振する発振器
を各々示す。又、34は発振器33が発生するパ
ルスを分周する分周回路を示し、発振器33が発
振を開始すると、分周回路34は周期が610ms
でパルス幅が60msの正パルスを出力する。
又、35は電圧源36とグランド間において、
ロータリーソレノイド3と直列接続されたスイツ
チング素子の1例であるトランジスタを示し、ト
ランジスタ35は分周回路34のオンパルスをベ
ース電流としてオン状態になり、ロータリーソレ
ノイド3に対して電圧源36から駆動電流を流す
ためのものである。
又、37は発熱によるロータリーソレノイド3
の抵抗値の変化を磁束密度の変化として検出する
磁束密度検出器を示し、磁束密度検出器37は、
具体的にはホール素子により構成され、ロータリ
ーソレノイド3を構成するソレノイドの磁界中に
置かれる。この磁束密度検出器37の検出出力は
磁束密度の低下に伴いそのレベルが低下し、この
磁束密度検出器37の出力電圧はオペアンプ38
の反転入力に加えられている。
一方、オペアンプ38の非反転入力には、電圧
源36の出力レベルと抵抗R1・可変抵抗15及
び抵抗R2の分圧比によつて決定されるレベルが
加えられており、オペアンプ38の差動出力は電
圧源36の制御入力に加えられている。そしてこ
の電圧源36は制御入力レベルが上昇すると出力
レベルを上昇させるようになされている。そし
て、電圧源36の出力である駆動電流はトランジ
スタ35が分周回路34のオンパルスによつてオ
ン状態になつた時にロータリーソレノイド3に加
えられる。
さて、次ぎに第2図に示す実施例の作用を説明
しよう。
先ず、遊技客が第1図に示す弾発力調整レバー
14を回動すると、その回動量に伴い可変抵抗1
5の抵抗値が決定されるとともに、遊技客の椀状
蓋部13に対する触手により、タツチセンサ32
はオンする。このタツチセンサ32のオンにより
発振器33は発振を開始し、正パルスを分周回路
34に加える。分周回路34はこれを分周してト
ランジスタ35のベース入力に加えるとともに、
トランジスタ35は分周回路34のオンパルスの
タイミングでオン状態になるので、トランジスタ
35は610ms周期で60msの時間オン状態にな
る。
そしてロータリーソレノイド3は電圧源36と
グランド間においてトランジスタ35と直列接続
されているので、トランジスタ35がオンする毎
にロータリーソレノイド3には駆動電流が流れ、
この駆動電流に対応した電磁力がその回転子に作
用する。従つて、回転子は上記駆動電流に対応し
た弾発力で打球装置21にあるパチンコ球を弾発
する。
ところでこのようにして遊技時間が経過してい
くと、ロータリーソレノイド3自体のジユール熱
により、ロータリーソレノイド3の抵抗値は上昇
するので、一定の電圧を印加し続けた場合ロータ
リーソレノイド3に流れる駆動電流は低下し、そ
の弾発力も低下する。
そこで、第2図に示す実施例では磁束密度検出
器37の作用により、発熱に起因する弾発力の低
下を保障している。
即ち、磁束密度検出器37はロータリーソレノ
イド3が発生する磁束と鎖交する位置に配設され
ており、その出力レベルはロータリーソレノイド
3の磁束密度と比例するので、ロータリーソレノ
イド3の抵抗値の上昇に起因してロータリーソレ
ノイド3の磁束密度が低下すると、磁束密度検出
器37がオペアンプ38の反転入力に加えるレベ
ルも低下する。従つてオペアンプ38の出力レベ
ルは上昇し、電圧源36はその出力レベルを上昇
させて、ロータリーソレノイド3に流れる駆動電
流を上昇させる方向に作用するので、打球杆5に
よる弾発力は回復する。
尚、可変抵抗15は既述の通り弾発力調整レバ
ー14の回動量に対応して抵抗値が上昇するよう
に構成されているので、遊技客が弾発力調整レバ
ー14を多く回動させると、オペアンプ38の非
反転入力レベルは上昇して、オペアンプ38の出
力レベルは上昇する。従つて、電圧源36の出力
レベルは上昇するので、弾発力は上昇する。
次ぎに第3図は第2図に示す実施例の変形例を
示しており、第2図に示す例と共通の要素に関し
ては第2図と同一の符号を付して、冗長な説明は
省略するが、第3図に示す実施例ではサーミスタ
等の温度センサ39によつて発熱による弾発力の
低下を保障している。
即ち、第3図に示す実施例では温度センサ39
は、その組成的には検出温度の上昇に対して正特
性の抵抗値を示す様に構成されている。又、温度
センサ39は回路的には電源−グランド間に抵抗
R3と直列接続されており、構造的にはロータリ
ーソレノイド3の磁心内に埋設される等ロータリ
ーソレノイド3の発熱の影響を受ける箇所に配置
される。
この第3図の実施例によれば、オペアンプ38
の非反転入力のレベルは抵抗R3と温度センサ3
9の分圧比によつて決定される。そして、長時間
の遊技の結果ロータリーソレノイド3の温度、即
ち、温度センサ39の温度が上昇すると、温度セ
ンサ39の抵抗値は上昇して、オペアンプ38の
非反転入力のレベルは上昇する。従つて、オペア
ンプ38の出力レベルは上昇して、電圧源36の
出力レベルも上昇するので、ロータリーソレノイ
ド3の駆動電流は上昇して安定した弾発力を得る
ことができる。
次ぎに第4図は本発明の他の実施例を示す回路
図であり、ロータリーソレノイド3・椀状蓋部1
3・可変抵抗15・タツチセンサ32・発振器3
3・抵抗R1,R2等は第2図及び第3図の例と
同一である。又、分周回路40もその出力周期や
パルス幅は第2図及び第3図に示す分周回路34
と同様であるが、第4図の例では分周回路40は
第5図に示す様な負のパルスを出力する。
そして分周回路40の出力はトランジスタ41
のベース入力に加えられるとともに、インバータ
42を介してトランジスタ43のベース入力に加
えられて、トランジスタ41及び43を同時にオ
ン・オフする。そして本実施例では、トランジス
タ43がオン状態の時に検出電源44からダイオ
ード45−抵抗R4−トランジスタ43を介して
コンデンサ46を充電して、ロータリーソレノイ
ド3の抵抗値の変化をコンデンサ46の充電レベ
ルの変化として検出する。
一方、トランジスタ41がオン状態になると、
駆動電源47から抵抗R5を介してトランジスタ
48にベース電流が流れてトランジスタ48をオ
ン状態にし、駆動電源47からトランジスタ48
を介してロータリーソレノイド3に駆動電流が供
給される。
そして本実施例ではコンデンサ46の充電レベ
ルに対応してトランジスタ48に流れるベース電
流を制御することにより、ロータリーソレノイド
3の抵抗値が変化しても、ロータリーソレノイド
3に流れる駆動電流量を安定化せしめ、長時間の
遊技の結果ロータリーソレノイド3の抵抗値が上
昇しても安定した弾発力を得ることができるよう
になされている。
尚、図中、49及び50はオペアンプを、51
はオペアンプ50に基準レベルを与える基準電源
を、R6及びR7はオペアンプ49のゲイン調整
用の抵抗を、52はトランジスタ48のベース電
流を制御するダイオードを各々示している。
次ぎにこの第4図に示す実施例の動作を説明し
よう。
先ず、その動作を概説すると、第4図に示す実
施例の場合、駆動電源47からトランジスタ48
を介してロータリーソレノイド3に駆動電流が供
給され、この駆動電流量が決定されるとロータリ
ーソレノイド3の磁束密度が決定されて、その弾
発力も決定される。そして温度上昇によつてロー
タリーソレノイド3の抵抗値が上昇すると、ロー
タリーソレノイド3に流れる駆動電流が減少する
ように作用するが、本実施例では温度上昇による
ロータリーソレノイド3の抵抗値の変化をコンデ
ンサ46の充電レベルの変化として検出し、コン
デンサ46の充電レベルの変化に対応してトラン
ジスタ48の導電率を変化せしめ、ロータリーソ
レノイド3の抵抗値が変化してもロータリーソレ
ノイド3に流れる駆動電流が安定するようになさ
れている。
次ぎに、その動作をより具体的に説明しよう。
先ず、分周回路40の出力はトランジスタ41
のベースに加えられるので、トランジスタ41は
T1の時間がオフ状態でT2の時間がオン状態の断
続的なオン・オフを繰り返す。そして、トランジ
スタ41がオン状態の時はトランジスタ48のベ
ースはグランドに落ちるので、トランジスタ48
はカツトオフされてロータリーソレノイド3には
駆動電流は供給されず、打球杆5は復帰バネ10
の引張力によつて初期位置に置かれる。又、トラ
ンジスタ41がオフ状態の時はトランジスタ48
には抵抗R5を介して駆動電源47からベース電
流が供給されるので、トランジスタ48はオン状
態になつて、ロータリーソレノイド3にはトラン
ジスタ48を介して駆動電源47から駆動電流が
供給されて、打球杆5はコイルスプリング10の
引張力に抗して弾発動作を行う。
このようにして弾発動作を実行していくと、既
に述べたように、ロータリーソレノイド3は発熱
し、その抵抗値は上昇していくので、ロータリー
ソレノイド3に対する印加電圧を一定とした場合
はロータリーソレノイド3に流れる電流量は減少
して打球杆5の弾発力は低下する。
そこで、本実施例ではトランジスタ43がオン
状態になつているT2の時間において、ロータリ
ーソレノイド3の抵抗値をコンデンサ46の充電
レベルとして検出して、このコンデンサ46の充
電レベルに対応して、トランジスタ48のベース
電流を制御し、ロータリーソレノイド3の抵抗値
が変動しても、トランジスタ48とロータリーソ
レノイド3との合成抵抗を安定化せしめ、ロータ
リーソレノイド3に対して安定した駆動電流が供
給されるようにしている。
即ち、分周回路40の出力はインバータ42に
よつて反転されてトランジスタ43のベースに加
えられるので、トランジスタ43にはT2の時間
ベース電流が流れてトランジスタ43はオンす
る。
又、ロータリーソレノイド3には検出電流44
からダイオード45及び抵抗R4を介して電圧が
印加されており、ロータリーソレノイド3の端子
レベルは抵抗R4の抵抗値とロータリーソレノイ
ド3自身の抵抗値との分圧比によつて決定され
る。そして、トランジスタ43がオン状態になる
と、コンデンサ46はロータリーソレノイド3の
端子レベルまで充電されるが、抵抗R4の抵抗値
は一定であるので、コンデンサ46の充電レベル
はロータリーソレノイド3の抵抗値のみに依存し
て決定されることになる。
先ず、遊技開始直後はロータリーソレノイド3
の発熱量は少なく、その抵抗値も低いので、コン
デンサ46の充電レベルは相対的に低く、又、遊
技時間の経過による温度上昇に伴いロータリーソ
レノイド3の抵抗値が上昇すると、コンデンサ4
6の充電レベルは相対的に高くなる。
そしてコンデンサ46の充電レベルはオペアン
プ49の非反転入力に加えられて、基準電源51
のレベルと比較され、このオペアンプ49の出力
はオペアンプ50の非反転入力に加えられて増幅
されるので、オペアンプ50の出力レベルはコン
デンサ46の出力レベルに対応して変動すること
になり、具体的にはコンデンサ46の充電レベル
が上昇するにつれてオペアンプ50の出力レベル
も上昇することになる。
そしてT2の時間が終了してT1の時間になる
と、トランジスタ41は分周回路40の出力によ
つてカツトオフされる。
一方、本実施例では、駆動電源47のレベルは
30V前後に、又、オペアンプ50のレベルは20V
前後で増減するように設定されている。そしてト
ランジスタ48のベースとトランジスタ41のコ
レクタとダイオード52のアノードの共通の端子
点には駆動電源47から抵抗R5を介して電流が
供給されているので、トランジスタ41がオン状
態の時は抵抗R5を介して供給された電流は全て
トランジスタ41を介してグランドに流れるが、
上記のようにしてT1の時間においてトランジス
タ41がカツトオフされると、この電流はトラジ
スタ48のベースに流れるとともに、ダイオード
52を介して、オペアンプ50の出力側に扱い込
まれる。
そして既に述べたように遊技時間の経過によつ
てロータリーソレノイド3の抵抗値が上昇するほ
どコンデンサ46の充電レベルは上昇し、オペア
ンプ50の出力レベルも上昇するので、ダイオー
ド52のアノードとカソード間の順方向電圧は低
下し、ダイオード52を介してオペアンプ50の
出力に扱い込まれる電流量は減少していく。そし
てこのオペアンプ50の出力に扱い込まれる電流
量の減少分はトランジスタ48のベース電流とな
つて流れるので、トランジスタ48の導電率は上
昇して、ロータリソレノイド3に対して供給され
る駆動電流を上昇させる方向に作用する。
従つて、本実施例によれば、遊技時間の経過に
よる発熱のためにロータリーソレノイド3の抵抗
値が変化してもロータリーソレノイド3に供給さ
れる電流量は安定するので、可変抵抗15の抵抗
値を人為的に変化させない限り、打球杆5による
弾発力も安定する。
次ぎに第6図は本発明の他の実施例を示す回路
図である。この第6図に示す実施例は構成や作用
において第4図に示す実施例とその大半が共通す
るので、第4図に示す実施例と同一の構成要素に
関しては、第4図と同一の符号を付して重複した
説明を省略する。又、その基本的な作用も第4図
に示す実施例と同様に、コンデンサ46の充電レ
ベルに対応して、トランジスタ48の導電率を決
定し、長時間の遊技による発熱の影響でロータリ
ーソレノイド3の抵抗値が変動しても、トランジ
スタ48とロータリーソレノイド3との合成抵抗
を安定化させ、ロータリーソレノイド3に流れる
駆動電流が一定化する様になされている。
そして第4図との相違点を述べると、分周回路
53は、第7図に示す如く、第4図の分周回路4
0と同様に周期が610msでパルス幅が60msの
ネガテイブパルスφ1発生させる他に、周期が同
じく610ms・パルス幅50msで且つ位相が50m
s進んだネガテイブパルスφ2を発生させる。
そして、本実施例では第7図に示すT3の時間
において、分周回路53が発生するパルスφ2に
よつてトランジスタ43及びトランジスタ54を
オン状態にしてコンデンサ46を充電し、以下に
第4図に示す実施例と同様に、コンデンサ46の
充電レベルに対応してT1の時間におけるトラン
ジスタ48導電率を決定するようになされてい
る。
より具体的には、パルスφ2によつてトランジ
スタ43及びトランジスタ54がオン状態になる
と、コンデンサ46は抵抗R4の抵抗値とロータ
リーソレノイド3の抵抗値の分圧比によつて決定
されるレベルに充電される。
従つて、遊技時間の経過による温度上昇に伴つ
てロータリーソレノイド3の抵抗値が上昇する程
コンデンサ46の充電レベルは上昇する。そして
本実施例もその他の点は第4図の実施例と同様に
構成されるので、コンデンサ46の充電レベルが
上昇するほどT1の時間におけるトランジスタ4
8ベース電流は上昇して、トランジスタ48の導
電率は上昇する。従つて、本実施例の場合も発熱
の影響によつてロータリーソレノイド3の抵抗値
が変化しても、トランジスタ48とロータリーソ
レノイド3の合成抵抗は一定化し、ロータリーソ
レノイド3には安定した駆動電流が供給され、打
球杆5は安定した弾発力で弾発動作をする。
尚、第6図に示す実施例の場合は、T3という
微少時間においてロータリーソレノイド3に検出
電源44から電流が供給されるのみであるので、
特に復帰バネ10を設けなくとも、打球杆5はト
ランジスタ48が遮断されている時は、その自重
で初期位置に戻ることができる。
次ぎに、第8図は本発明の他の実施例を示す回
路図であり、この第8図の実施例はソレノイドが
形成する磁界中に打球杆5を駆動するための回転
子を置くとともに、ソレノイドが形成する磁束の
方向を反転して、回転子を左右両方向に回転する
ようにした駆動力源を差動させるための回路例を
示している。
尚、この駆動力源の構造を第9図を参照して説
明すると、この駆動力源はソレノイド3a,bが
形成する磁界中にSN極を有する回転子3cを置
いた構造であり、端子点P2は常時グランドレベ
ルに置かれている。そして、弾発時には端子点P
1,P3を正電位として電流I1,I2を流し、
非弾発時には端子点P1を正電位及び端子点P3
を負電位として電流I3,I4を流す。
そして、電流I1,I2を流すことにより、ソ
レノイド3a,bは各々磁束B1,B2を発生す
るので、回転子3cは初期位置から時計方向に回
転して図示の状態になり、回転子3cに固着され
た打球杆5はこれに伴い弾発動作を行う。又、電
流I3,I4を流すことにより、ソレノイド3
a,bは各々磁束B3,B4を発生し、この磁束
B3,B4は相互に打ち消しあい、回転子には磁
力は働かなくなり、打球杆5は自重で初期位置に
復帰する。従つて、第9図に示す駆動力源を使用
すると、復帰バネ10は不要になる。
第8図に示す実施例も基本的には発熱によるソ
レノイド3a,bの抵抗値の上昇に対応してトラ
ンジスタ48の導電率を上昇させて、トランジス
タ48及びソレノド3a,bの合成抵抗を安定化
せしめ、ソレノイド3a,bの抵抗変化にかかわ
らず安定した駆動電流をソレノイド3a,bに供
給できるようになされているものであり、従つ
て、そ構成要素の多くは第4図、第6図の実施例
と共通する。そこで共通する要素に関しては第4
図及び第6図と同一の符号を付して、説明の重複
を避けるとともに、相違する要素を以下に説明す
ると、図中55は打球杆5の初期位置復帰時にソ
レノイド3aに電流I3を流すトランジスタ、5
6は打球杆5の同じく初期位置復帰時にソレノイ
ド3bに電流I4を流すトランジスタ、57は打
球杆5の初期位置復帰時に電流の逆流を防止する
ダイオード、58は電流I4を流すための負の補
助電源を各々示している。
次ぎに第8図、第9図に示す実施例の動作を、
第5図のタイムチヤートを参照して説明しよう。
先ず、分周回路40が発生するパルスφ1はト
ランジスタ41のベースに加えられて、T2の時
間トランジスタ41をオン状態にする。従つて、
T2の時間トランジスタ48のベースはグランド
に落ちるので、トランジスタ48は遮断され、ソ
レノイド3a,bには駆動電源47からの電流は
供給されない。
又、分周回路40が発生するパルスφ1はイン
バータ42を介してトランジスタ43,55,5
6のベースに加えられているので、T2の時間ト
ランジスタ44,55,56も一斉にオン状態に
なる。
先ず、トランジスタ55がオン状態になるとソ
レノイド3aを経由して検出電源44からグラン
ドに電流I3が流れ、又、トランジスタ56がオ
ン状態になると、ソレノイド3bを経由してグラ
ンドから補助電源58に電流I4が流れる。
従つて、第9図でも説明したように、ソレノイ
ド3aは磁束B3を、ソレノイド3bは磁束B4
を各々発生し、この磁束B3,B4は相互に打ち
消しあうので、回転子3cには磁力は作用せず、
回転子3cに連結された、打球杆5はその自重で
初期位置に復帰する。
又、この時同時にトランジスタ43がオン状態
になることによりコンデンサ46は端子点P1の
レベルまで充電される。そして本実施例でも、コ
ンデンサ46の充電レベルはソレノイド3aと抵
抗R4の分圧比によつて決定されるので、発熱の
影響により、ソレノイド3aの抵抗値が上昇する
ほどコンデンサ46の充電レベルは上昇すること
になる。
そして本実施例でも、T2の時間におけるコン
デンサ46の充電レベルに対応してT1の時間に
おけるトランジスタ48の導電率を制御するため
の回路系は第4図や第6図に示す実施例と同様に
構成されるので、温度上昇に伴いソレノイド3a
の抵抗値が上昇すると、トランジスタ48の導電
率も上昇し、発熱の影響によりソレノイド3a,
bの抵抗値が上昇しても、T1の時間におけるト
ランジスタ48とソレノイド3a,bの合成抵抗
は安定する。従つて、発熱によるソレノイド3
a,bの抵抗値の変化にかかわらず、ソレノイド
3a,bには各々安定した量の駆動電流I1,I
2が供給され、打球杆5の弾発力は安定する。
尚、上記では弾発力調整レバー14に連動した
可変抵抗15により、弾発力を調整する例に本発
明を適用した実施例を示したが、弾発力調整レバ
ー14に連動するカムにより打球杆5の初期位置
を変動せしめ、弾発力を調整するような打球装置
に本発明を適用することも可能である。
又、上記では遊技客の触手に起因する浮遊容量
の変化を検出して打球指示を与えるタツチセンサ
を使用した例を示したが、打球指示はこれ以外で
も公知の全てのスイツチ機構を使用することがで
きる。
又、上記ではソレノイドのオン・オフに対応し
て回動する打球装置に本発明を適用した例を示し
たが、ソレノイドの動作によつて直線的に摺動す
る打球装置に本発明を適用することもできる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、長時間
の遊技によるソレノイドの発熱に伴つて生じるソ
レノイド内部抵抗の上昇に起因する弾発力の低下
を防止できるので、打球の所謂むら飛びを有効に
防止することができるばかりでなく、弾発力調整
レバーの回動量に対応した安定した弾発力を得る
ことができ、遊技客による自由な弾発力の微調整
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例にかかるパチンコ遊
技機の打球装置の機構図、第2図・第3図・第4
図・第6図・第8図は各々本発明の実施例の回路
例を示す回路図、第5図及び第7図は各々タイミ
ング図、第9図は駆動力源の機構図を示す。 3……ロータリーソレノイド、5……打球杆、
15……可変抵抗、36……電圧源、37……磁
束密度検出器、39……温度センサ、44……検
出電源、46……コンデンサ、47……駆動電
源、48……トランジスタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 パルス状の駆動電力により間欠作動するソレ
    ノイドと、該ソレノイドの間欠作動により弾発動
    作をする弾発部とを少なくとも有するパチンコ遊
    技機の打球装置において、 前記ソレノイドの弾発力を指令するための指令
    値を発生する指令値発生手段と、 前記ソレノイドの発熱量を検出する検出手段
    と、 前記指令値発生手段が発生する指令値と、前記
    検出手段が検出した検出値の偏差に対応して前記
    ソレノイドの駆動電力を制御する作動増幅手段と
    を備えることを特徴とするパチンコ遊技機の打球
    装置。 2 特許請求の範囲第1項記載のパチンコ遊技機
    の打球装置において、 前記検出手段は、前記ソレノイドの発熱量を、
    該ソレノイドの発熱に対応した該ソレノイドの抵
    抗値の変動に起因する該ソレノイドが発生する磁
    束密度の変化として検出する磁束密度検出器を具
    備し、該磁束密度検出器の出力が前記差動増幅手
    段にフイードバツクされることを特徴とするパチ
    ンコ遊技機の打球装置。 3 特許請求の範囲第1項記載のパチンコ遊技機
    の打球装置において、 前記検出手段は、前記ソレノイドの発熱量を直
    接検出する温度センサを具備し、該温度センサの
    出力が前記差動増幅手段にフイードバツクされる
    ことを特徴とするパチンコ遊技機の打球装置。 4 特許請求の範囲第1項記載のパチンコ遊技機
    の打球装置において、 前記検出手段は、前記ソレノイドの発熱量を、
    該ソレノイドの発熱に対応した該ソレノイドの抵
    抗値の変動に起因して変化する該ソレノイドの電
    流供給点電圧として検出し、該ソレノイドの電流
    供給点電圧が前記差動増幅手段にフイードバツク
    されることを特徴とするパチンコ遊技機の打球装
    置。
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