JPH0510543Y2 - - Google Patents

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JPH0510543Y2
JPH0510543Y2 JP3600086U JP3600086U JPH0510543Y2 JP H0510543 Y2 JPH0510543 Y2 JP H0510543Y2 JP 3600086 U JP3600086 U JP 3600086U JP 3600086 U JP3600086 U JP 3600086U JP H0510543 Y2 JPH0510543 Y2 JP H0510543Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 (1) 産業上の利用分野 本考案はエンジンの燃料噴射制御系等に用いら
れる信号発生装置、特にハウジングと;該ハウジ
ングおよび該ハウジングにねじ止めされた磁性体
製の軸受ホルダに回転可能に支承される駆動軸
と;前記軸受ホルダの両側にそれぞれ配設される
第1および第2パルスジエネレータと;を備え、
前記第1および第2パルスジエネレータはそれぞ
れステータと、前記駆動軸に嵌着されて外周面に
突起を有するシグナルロータとよりなり、前記ス
テータはシグナルロータの前記突起と所定の間隔
を存して対向もする鉄心、該鉄心に巻装されるコ
イルおよび前記鉄心に連結されるマグネツトを有
し、前記第1パルスジエネレータの前記ステータ
を前記軸受ホルダに固定し、また前記第2パルス
ジエネレータの前記ステータを前記ハウジングに
固定したものの改良に関する。
(2) 従来の技術 前記パルスジエネレータは、シグナルロータの
突起が鉄心に対向した後食違うことによる磁束変
化に基づいてコイルにパルス状電圧を発生するも
のである。
したがつて、両パルスジエネレータ間の信号発
信時期関係は、第1パルスジエネレータにおける
前記突起と鉄心との対向時期および第2パルスジ
エネレータにおける前記突起と鉄心との対向時期
により決定される。
そこで従来は、一方のシグナルロータを駆動軸
に固定し、他方のシグナルロータをその突起を前
記一方のシグナルロータの突起に対して所定の位
相差、または同一位相を以て固定し、ハウジング
に固定される第2パルスジエネレータの鉄心にそ
れに対応するシグナルロータの突起を対向させ、
その状態で第1パルスジエネレータの鉄心をそれ
に対応するシグナルロータの突起に対して所定の
位相差を以て、または鉄心を突起に対向させて鉄
心、したがつてステータを軸受ホルダにねじ止め
している。
この場合ステータの位置を調節し得るようにそ
のステータのねじ挿通孔はねじの外径よりも大き
く形成される。
(3) 考案が解決しようとする問題点 しかしながら前記従来装置は、第1パルスジエ
ネレータにおけるステータの位置調節用ガイド手
段を備えていないので、鉄心の位置決めを行うの
が面倒であり、その位置決め作業を能率良く行う
ことができないという問題がある。
本考案は前記問題を解決し得る前記信号発生装
置を提供することを目的とする。
B 考案の構成 (1) 問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために本考案は、ハウジン
グの内周面に、駆動軸の軸線を中心とする弧状の
立上り面を有する弧状段部を設け、この弧状段部
に軸受ホルダを、該ホルダに形成した弧状摺接部
と前記立上り面との摺接により該ホルダが前記軸
線回りに回動し得るように載置し、前記軸受ホル
ダのねじ挿通孔を前記弧状摺接部に沿つて延びる
長孔に形成したことを特徴とする。
(2) 作用 前記のように構成すると、軸受ホルダを段部の
立上り面に摺接させながら回動させて第1パルス
ジエネレータの鉄心をそれに対応するシグナルロ
ータの突起に対し容易に位置決めすることができ
る。また軸受ホルダは段部と駆動軸に安定に支承
されており、鉄心の位置決め後その鉄心、したが
つて軸受ホルダを固定することは極めて容易であ
る。
これにより鉄心の位置決め作業を能率良く行う
ことができる。
(3) 実施例 第1、第2図において、信号発生装置としての
配電器Dのハウジング1は、一端に開口部を持ち
筒状をなすアルミニウム合金製ハウジング本体2
と、その開口部にシール部材3を介して開閉可能
にねじ4により結着される合成樹脂製キヤツプ5
とよりなる。
ハウジング1内に、エンジンのクランク位置に
対応したクランク位置信号を発生する第1パルス
ジエネレータP1、エンジン回転速度信号を発生
する第2パルスジエネレータP2、閉磁路型点火
コイルIおよび点火プラグ(図示せず)への配電
機構Dmが配設される。
ハウジング本体2の端壁2aと、そのハウジン
グ本体2の開口部にねじ止めされた磁性体よりな
る軸受ホルダ6に、第1、第2パルスジエネレー
タP1,P2を駆動する駆動軸7が軸受8(一方の
み示す)を介して回転自在に支承される。
駆動軸7のハウジング本体2からの突出端にオ
ルダム継手9が取付けられ、そのオルダム継手9
は図示しないエンジンにより駆動されるカム軸等
の回転軸に取付けられたオルダム継手に噛合す
る。これにより駆動軸7はエンジンより駆動され
る。
軸受ホルダ6は、第2、第3図に明示するよう
に、平面欠円状をなす平板であり、その中心の孔
部10に軸受8が圧入される。
ハウジング本体2の内周面には、駆動軸7の軸
線を中心とする弧状の立上り面12を有する弧状
段部11が形成されており、この段部11に前記
軸受ホルダ6が、該ホルダ6の外周縁部に形成し
た弧状摺接部6aと前記立上り面12との摺接に
より駆動軸7軸線回りに回動し得るように載置さ
れる。
前記軸受ホルダ6には、その外周縁部近傍にお
いてその周方向に間隔をおいて複数(図示例では
3つ)のねじ挿通孔13が穿設され、このねじ挿
通孔13は、前記弧状摺接部6aに沿つて延びる
長孔に形成されており、それらねじ挿通孔13を
貫通するねじ14が段部11の雌ねじ孔15に螺
合される。
軸受ホルダ6の一面側に第1パルスジエネレー
タP1が、また他面側に第2パルスジエネレータ
P2がそれぞれ配設される。
第1〜第3図に示すように、第1パルスジエネ
レータP1は以下に述べるように構成される。
即ち、駆動軸7の外周面に4個の突起161
有するシグナルロータ171が圧入により嵌着さ
れる。
軸受ホルダ6の一面に磁性体よりなるL形支持
金具181が配設される。その支持金具181は、
一対のねじ191により軸受ホルダ6に固着され
る取付板201と、その取付板201におけるハウ
ジング本体2側の側縁より立上がる支持板211
とよりなる。
支持板211におけるシグナルロータ171との
対向面に、非磁性体よりなるコイル用抜止め板2
1の基端部が重合され、また支持板211におけ
るハウジング本体2との対向面にマグネツト23
および板状鉄心241の基端部がこの順序で重合
され、これら四部材211,221,231.241
は抜止め板221、支持板211およびマグネツト
231を貫通して鉄心241の基端部に螺着される
一対のねじ251により一体に結着される。
鉄心241は、前記基端部を有しハウジング本
体2内面に沿うように折曲げられた取付板261
と、その取付板261にそれと略直角をなすよう
に連設されたコイル巻装板271とよりなり、そ
のコイル巻装板271の先端部e1はシグナルロー
タ171の各突起161と対向し得るようになつて
いる。
コイルとしてのピツクアツプコイル281にお
けるボビン291の挿通孔301は鉄心241のコ
イル巻装板271に嵌合され、これによりピツク
アツプコイル281がコイル巻装板271に巻装さ
れる。
抜止め板221の先端部に挿通孔31が形成さ
れ、その挿通孔31にコイル巻装板271の先端
部e1が貫通し、ピツクアツプコイル281が取付
板261と抜止め板221間に挟着される。この挟
着状態において前記のように抜止め板221の基
端部が支持板211にねじ251により結着される
ので、ピツクアツプコイル281の抜止めおよび
鉄心241、マグネツト231および抜止め板22
の結着が同一工程で行われる。321,331
ピツクアツプコイル281の巻始め端末および巻
終り端末にそれぞれ接続されたリード線である。
前記支持金具181、抜止め板221、マグネツ
ト231鉄心241およびピツクアツプコイル28
は、ステータ341を構成する。
第1、第4図に明示するように、第2パルスジ
エネレータP2は第1パルスジエネレータP1と同
一の構成を有するので、第1パルスジエネレータ
P1と同一構成部材には同一の大符号に小符号「2
を付してある。ただし、シグナルロータ172
外周面に24個の突起162を有し、また支持金具
182の取付板202は一対のねじ192によりハ
ウジング本体2の一対の支持台35に固定され
る。
点火コイルIの鉄心37は、合成樹脂製コイル
ケース36の周壁外面に露出する一対の取付部3
7aを有し、それら取付部37aをハウジング本
体2の開口部に立設された一対の支柱38に複数
のねじ39により固定し、これにより点火コイル
Iがハウジング本体2に取付けられる。コイルケ
ース36内には、鉄心37の巻心37bに内外二
重に巻装された1次および2次コイル40,41
が収納され、それらはポツテイング処理により合
成樹脂R内に埋設される。
コイルケース36の開口部において、2次コイ
ル41の出力側端末に接続される高圧端子421
を備えた合成樹脂製接続筒43がその開口部をコ
イルケース36外に位置させて合成樹脂R内に埋
設される。422は、点火コイルIにおける1次
コイル40の入力側端末等に接続される低圧端子
である。
配電機構Dmの配電ロータ44は、駆動軸7に
嵌合されてねじ45により固定される合成樹脂体
46と、その合成樹脂体46に埋設保持された配
電電極47とよりなる。合成樹脂体46より突出
する配電電極47の先端は、キヤツプ5内に一端
を突出させてそのキヤツプ5に埋設保持された側
電極48に対向し得るようになつている。側電極
48は機関の気筒数に合わせて複数設けられてお
り、それらは図示しない複数の点火プラグにそれ
ぞれ接続される。配電電極47の基端は合成樹脂
体46の端面中心部に露出し、その基端にはキヤ
ツプ5に設けられたカーボン製中心電極49が摺
接するようになつている。
中心電極49はキヤツプ5に埋設された導電筒
50内に導電性ばね51を介して保持されてお
り、その導電筒50にキヤツプ5に埋設された導
電棒52の一端が接続される。導電棒52の他端
に形成された導電筒53はキヤツプ5の頂壁内面
に突設された筒部54内に埋設されてキヤツプ5
内に開口し、その導電筒53内に導電性ばね55
を介して中心電極49と同一構成の導電子56が
保持される。これによりキヤツプ5をハウジング
本体2の開口部に被せたとき筒部54が点火コイ
ルIの接続筒43に嵌合され、また中心電極49
および導電子56が配電電極47および高圧端子
421にそれぞれ突当て接続され、それらの接続
状態はばね51,55の弾発力で中心電極49が
配電電極47に、また導電子56が高圧端子42
に向けてそれぞれ付勢されることにより確実に
維持される。
次に、第1パルスジエネレータP1において、
そのシグナルロータ171に対する鉄心241の位
置決め作業について説明する。
第1パルスジエネレータP1のシグナルロータ
171は、その相隣る突起161間に第2パルスジ
エネレータP2のシグナルロータ172の突起162
が5個宛配設されるように、第2パルスジエネレ
ータP2のシグナルロータ172に対して位置決め
されている。
まず、第2パルスジエネレータP2における鉄
心242の先端部e2を、それに対応するシグナル
ロータ172の一個の突起162に対向させて駆動
軸7を固定する。
そして軸受ホルダ6の各ねじ14が緩んでいる
状態で軸受ホルダ6の外周面を段部11の立上り
面12に摺接させながら回動させて第1パルスジ
エネレータP1における鉄心241の先端部e1をそ
れに対応するシグナルロータ171の突起161
対応させて鉄心241の位置決めを行う。この場
合、軸受ホルダ6の回動はねじ挿通孔13が長孔
であることにより許容される。また軸受ホルダ6
が立上り面12にガイドされているので、鉄心2
1の位置決めが容易に行われる。
次いで各ねじ14を締付けて軸受ホルダ6を段
部11に固定する。この場合、軸受ホルダ6は段
部11と駆動軸7に安定に支承されており、鉄心
241の位置決め後その鉄心241、したがつて軸
受ホルダ6を固定することは極めて容易である。
これにより鉄心241の位置決め作業を能率良
く行うことができる。
次に、第1、第2パルスジエネレータP1,P2
の信号発生作用について説明する。
エンジンを運転して駆動軸7を回転すると、第
1および第2パルスジエネレータP1,P2のシグ
ナルロータ171,172が回転する。
第1パルスジエネレータP1において、シグナ
ルロータ171の1個の突起161が鉄心241
先端部e1に対向すると、マグネツト231、鉄心
241、シグナルロータ171、駆動軸7、軸受ホ
ルダ6、支持金具181およびマグネツト231
間に磁路が形成され、次いで突起161と先端部
e1とが食違うことによつて上記磁路の磁束が変化
するのでピツクアツプコイル281にパルス状の
電圧、したがつてクランク位置信号が発生する。
このクランク位置信号は、シグナルロータ171
が4個の突起161を有するので、駆動軸7の1
回転毎に4個発信される。
一方、第2パルスジエネレータP2においても、
シグナルロータ172の一個の突起162が鉄心2
2の先端部e2に対向すると、マグネツト232
鉄心242、シグナルロータ172、駆動軸7、支
持金具182(この支持金具182における取付板
202の中間彎曲部は第4図に示す如く駆動軸7
の外周に十分に近接している)及びマグネツト2
2の間に磁路が形成され、次いで突起162と先
端部e2とが食い違うことによつて前記磁路の磁束
が変化するので、ピツクアツプコイル282にパ
ルス状の電圧、したがつてエンジン回転速度信号
が発生する。このエンジン回転速度信号は、シグ
ナルロータ172が24個の突起162を有するの
で、駆動軸7の1回転毎に24個発信される。
この場合、第1パルスジエネレータP1の鉄心
241がそれに対応するシグナルロータ171に対
して正しく位置決めされているので、第1パルス
ジエネレータP1によるクランク位置信号の発信
時期と第2パルスジエネレータP2のエンジン回
転速度信号の発信時期とが完全に合致する。
前記クランク位置信号、エンジン回転速度信号
および各センサ(エアフローメータ等)からの信
号は、図示しないエンジンコントロールコンピユ
ータに入力され、そこで点火時期および点火コイ
ルIの1次コイル40への通電時間が決定され
る。
エンジンコントロールコンピユータからの点火
信号により、図示しないイグナイタユニツトが点
火コイルIの1次コイル40を流れる1次電流を
遮断するように動作させるので、2次コイル41
に高電圧が発生し、その高電圧は高圧端子421
導電子56、導電棒52、中心電極49および配
電電極47を介して該当する側電極48に分配さ
れ、点火プラグをスパークさせるものである。
C 考案の効果 本考案によれば、軸受ホルダをハウジングに設
けられた弧状段部の立上り面に摺接させながら回
動させて第1パルスジエネレータの鉄心をそれに
対応するシグナルロータの突起に対し容易に位置
決めすることができる。また軸受ホルダは段部と
駆動軸に安定に支承されており、鉄心の位置決め
後その鉄心、したがつて軸受ホルダを固定するこ
とは極めて容易である。
これにより鉄心の位置決め作業を能率良く行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は全体
の縦断正面図、第2図は第1図−線断面図、
第3図は第1パルスジエネレータの要部斜視図、
第4図は第1図−線断面図である。 D……信号発生装置としての配電器、P1,P2
……第1、第2パルスジエネレータ、1……ハウ
ジング、6……軸受ホルダ、6a……弧状摺接
部、7……駆動軸、11……段部、12……立上
り面、13……ねじ挿通孔、14……ねじ、16
,162……突起、171,172……シグナルロ
ータ、231,232……マグネツト、241,2
2……鉄心、281,282……コイルとしての
ピツクアツプコイル、341,342……ステー
タ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハウジング1と;該ハウジング1および該ハウ
    ジング1にねじ止めされた磁性体製の軸受ホルダ
    6に回転可能に支承される駆動軸7と;前記軸受
    ホルダ6の両側にそれぞれ配設される第1および
    第2パルスジエネレータP1,P2と;を備え、前
    記第1および第2パルスジエネレータP1,P2
    それぞれステータ341,342と、前記駆動軸7
    に嵌着されて外周面に突起161,162を有する
    シグナルロータ171,172とよりなり、前記ス
    テータ341,342はシグナルロータ171,1
    2の前記突起161,162と所定の間隔を存し
    て対向する鉄心241,242、該鉄心241,2
    2に巻装されるコイル281,282および前記
    鉄心241,242に連結されるマグネツト231
    232を有し、前記第1パルスジエネレータP1
    前記ステータ341を前記軸受ホルダ6に固定し、
    また前記第2パルスジエネレータP2の前記ステ
    ータ342を前記ハウジング1に固定した信号発
    生装置において、前記ハウジング1の内周面に、
    前記駆動軸7の軸線を中心とする弧状の立上り面
    12を有する弧状段部11を設け、この段部11
    に前記軸受ホルダ6を、該ホルダ6に形成した弧
    状摺接部6aと前記立上り面12との摺接により
    該ホルダ6が前記軸線回りに回動し得るように載
    置し、前記軸受ホルダ6のねじ挿通孔13を前記
    弧状摺接部6aに沿つて延びる長孔に形成したこ
    とを特徴とする信号発生装置。
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