JPH05121744A - Soi型半導体装置とその製造方法 - Google Patents
Soi型半導体装置とその製造方法Info
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- JPH05121744A JPH05121744A JP28171391A JP28171391A JPH05121744A JP H05121744 A JPH05121744 A JP H05121744A JP 28171391 A JP28171391 A JP 28171391A JP 28171391 A JP28171391 A JP 28171391A JP H05121744 A JPH05121744 A JP H05121744A
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- semiconductor device
- silicon layer
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 絶縁性領域上にシリコン(Si)層を有する
SOI型半導体装置とその製造方法に関し、チャネル領
域を構成するゲート電極下の半導体層の厚さを十分薄く
し、かつソース領域、ドレイン領域の抵抗を低く保つこ
とのできるSOI型半導体装置を提供するを目的とす
る。 【構成】 一部に突起状酸化物領域7を備えた絶縁性領
域1と、前記絶縁性領域1上で前記突起状酸化物領域7
をまたいで形成され、前記突起状酸化物領域上でその両
側の領域よりも小さい厚さを有するシリコン層2と、前
記突起状酸化物領域の上方で前記シリコン層2上に形成
されたゲート電極3とを有する。
SOI型半導体装置とその製造方法に関し、チャネル領
域を構成するゲート電極下の半導体層の厚さを十分薄く
し、かつソース領域、ドレイン領域の抵抗を低く保つこ
とのできるSOI型半導体装置を提供するを目的とす
る。 【構成】 一部に突起状酸化物領域7を備えた絶縁性領
域1と、前記絶縁性領域1上で前記突起状酸化物領域7
をまたいで形成され、前記突起状酸化物領域上でその両
側の領域よりも小さい厚さを有するシリコン層2と、前
記突起状酸化物領域の上方で前記シリコン層2上に形成
されたゲート電極3とを有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置に関し、特
に絶縁性領域上にシリコン(Si)層を有するSOI型
半導体装置とその製造方法に関する。
に絶縁性領域上にシリコン(Si)層を有するSOI型
半導体装置とその製造方法に関する。
【0002】半導体装置の特性向上の要求に従い、SO
I型半導体装置の開発が行なわれている。SOI基板に
作成したMIS(金属−絶縁体−半導体)構造の半導体
装置は、耐放射線特性の向上、ラッチアップ効果の解
消、相互コンダクタンスの向上といった利点を有する。
I型半導体装置の開発が行なわれている。SOI基板に
作成したMIS(金属−絶縁体−半導体)構造の半導体
装置は、耐放射線特性の向上、ラッチアップ効果の解
消、相互コンダクタンスの向上といった利点を有する。
【0003】
【従来の技術】SOI基板に作成した従来のMIS構造
半導体装置は、絶縁層上に均一な厚さの半導体結晶層を
有している。
半導体装置は、絶縁層上に均一な厚さの半導体結晶層を
有している。
【0004】半導体結晶層の上に、絶縁電極を形成して
ゲート電極とし、ゲート電極の両側に低抵抗率の領域を
イオン注入等によって形成し、ソース領域、ドレイン領
域を形成する。
ゲート電極とし、ゲート電極の両側に低抵抗率の領域を
イオン注入等によって形成し、ソース領域、ドレイン領
域を形成する。
【0005】高集積化、高速化のために、トランジスタ
の寸法を小さくしていくと、いわゆるショートチャネル
効果が生じる。ソース領域とドレイン領域との間のチャ
ネル領域の長さが短くなると、チャネル領域下部の電位
をゲート電極によって十分制御できなくなり、ドレイン
領域による電界の効果が強くなる。
の寸法を小さくしていくと、いわゆるショートチャネル
効果が生じる。ソース領域とドレイン領域との間のチャ
ネル領域の長さが短くなると、チャネル領域下部の電位
をゲート電極によって十分制御できなくなり、ドレイン
領域による電界の効果が強くなる。
【0006】SOI型MIS構造トランジスタにおいて
は、絶縁層上の半導体結晶層の厚さを十分薄くすること
により、チャネル領域をゲート電極の影響のみで完全に
空乏化することが容易になる。このように、チャネル領
域をゲート電極のみで制御することにより、ショートチ
ャネル効果を有効に防止することが可能となる。
は、絶縁層上の半導体結晶層の厚さを十分薄くすること
により、チャネル領域をゲート電極の影響のみで完全に
空乏化することが容易になる。このように、チャネル領
域をゲート電極のみで制御することにより、ショートチ
ャネル効果を有効に防止することが可能となる。
【0007】また、半導体結晶層の厚さを薄くすること
により、半導体結晶層内に含まれる不純物の総量を少な
くすることができ、ゲート電極によるチャネル制御を容
易にする。
により、半導体結晶層内に含まれる不純物の総量を少な
くすることができ、ゲート電極によるチャネル制御を容
易にする。
【0008】また、チャネル領域内に生じる空乏層に含
まれる空間電荷の量が少なくでき、その結果チャネル領
域縦方向に生じる電界成分を少なくすることができる。
このため、キャリアの移動度を大きく保つことが容易と
なる。
まれる空間電荷の量が少なくでき、その結果チャネル領
域縦方向に生じる電界成分を少なくすることができる。
このため、キャリアの移動度を大きく保つことが容易と
なる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来技術
によるSOI型MIS構造半導体装置においては、チャ
ネル領域を構成する半導体結晶層の厚さを薄くすると、
ソース領域、ドレイン領域の厚さも薄くなる。このた
め、ソース領域、ドレイン領域に限界近くの不純物をド
ープしても、ソース領域、ドレイン領域の抵抗が高くな
ってしまう。この現象は半導体結晶層の厚さが100n
m程度以下となった時により顕著になる。
によるSOI型MIS構造半導体装置においては、チャ
ネル領域を構成する半導体結晶層の厚さを薄くすると、
ソース領域、ドレイン領域の厚さも薄くなる。このた
め、ソース領域、ドレイン領域に限界近くの不純物をド
ープしても、ソース領域、ドレイン領域の抵抗が高くな
ってしまう。この現象は半導体結晶層の厚さが100n
m程度以下となった時により顕著になる。
【0010】本発明の目的は、チャネル領域を構成する
ゲート電極下の半導体層の厚さを十分薄くし、かつソー
ス領域、ドレイン領域の抵抗を低く保つことのできるS
OI型半導体装置を提供することである。
ゲート電極下の半導体層の厚さを十分薄くし、かつソー
ス領域、ドレイン領域の抵抗を低く保つことのできるS
OI型半導体装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のSOI型半導体
装置は、一部に突起状酸化物領域を備えた絶縁性領域
と、前記絶縁性領域上で前記突起状酸化物領域をまたい
で形成され、前記突起状酸化物領域上の領域でその両側
の領域よりも小さい厚さを有するシリコン層と、前記突
起状酸化物領域の上方で前記シリコン層上に形成された
ゲート電極とを有する。
装置は、一部に突起状酸化物領域を備えた絶縁性領域
と、前記絶縁性領域上で前記突起状酸化物領域をまたい
で形成され、前記突起状酸化物領域上の領域でその両側
の領域よりも小さい厚さを有するシリコン層と、前記突
起状酸化物領域の上方で前記シリコン層上に形成された
ゲート電極とを有する。
【0012】
【作用】絶縁性領域がその一部に突起状酸化物領域を有
するので、その上に形成したシリコン層は突起状酸化物
領域の上で、その両側の領域よりも厚さが小さくなる。
この薄いシリコン層の部分にチャネルを形成し、両側の
厚い部分にソース領域、ドレイン領域を形成すれば、チ
ャネル領域を必要なだけ薄くし、かつソース領域、ドレ
イン領域の抵抗を低く保つことが可能となる。
するので、その上に形成したシリコン層は突起状酸化物
領域の上で、その両側の領域よりも厚さが小さくなる。
この薄いシリコン層の部分にチャネルを形成し、両側の
厚い部分にソース領域、ドレイン領域を形成すれば、チ
ャネル領域を必要なだけ薄くし、かつソース領域、ドレ
イン領域の抵抗を低く保つことが可能となる。
【0013】
【実施例】図1に、本発明の基本的な実施例を示す。図
1(A)は半導体装置の構成を示す概略断面図、図1
(B)は半導体装置の製造方法を説明するための概略断
面図である。
1(A)は半導体装置の構成を示す概略断面図、図1
(B)は半導体装置の製造方法を説明するための概略断
面図である。
【0014】図1(A)において、絶縁性領域1は、そ
の一部表面上に突起状酸化物領域7を有する。このた
め、絶縁性領域1の表面は、突起状酸化物領域7の部分
で盛り上がった形状を有する。
の一部表面上に突起状酸化物領域7を有する。このた
め、絶縁性領域1の表面は、突起状酸化物領域7の部分
で盛り上がった形状を有する。
【0015】絶縁性領域1の上に、シリコン層2が形成
されている。シリコン層2は、突起状酸化物領域7の上
で比較的小さな厚さを有し、その両側で比較的大きな厚
さを有する。シリコン層2の上に、絶縁されたゲート電
極3が形成されている。
されている。シリコン層2は、突起状酸化物領域7の上
で比較的小さな厚さを有し、その両側で比較的大きな厚
さを有する。シリコン層2の上に、絶縁されたゲート電
極3が形成されている。
【0016】ゲート電極3は突起状酸化物領域7の上方
に配置されている。このゲート電極3の両側において、
シリコン層2に不純物がドープされ、ソース領域4、ド
レイン領域5が形成される。
に配置されている。このゲート電極3の両側において、
シリコン層2に不純物がドープされ、ソース領域4、ド
レイン領域5が形成される。
【0017】このソース領域4およびドレイン領域5
は、シリコン層2の比較的厚い部分に形成される。ソー
ス領域4、ドレイン領域5に挟まれた中間のシリコン層
2は、比較的薄い厚さを有する部分に配置され、チャネ
ル領域6を構成する。
は、シリコン層2の比較的厚い部分に形成される。ソー
ス領域4、ドレイン領域5に挟まれた中間のシリコン層
2は、比較的薄い厚さを有する部分に配置され、チャネ
ル領域6を構成する。
【0018】このような構成によれば、チャネル領域6
の厚さを十分薄くしても、ソース領域4、ドレイン領域
5の厚さを必要な厚さに保つことができる。図1(B)
は、図1(A)に示す構成を製造する方法を示す。絶縁
性領域1の上に、シリコン層2が配置されたSOI型基
板を準備する。このSOI型基板の表面に、酸素イオン
のイオン注入に対して遮蔽能を有する物質で形成したマ
スク8を作成する。
の厚さを十分薄くしても、ソース領域4、ドレイン領域
5の厚さを必要な厚さに保つことができる。図1(B)
は、図1(A)に示す構成を製造する方法を示す。絶縁
性領域1の上に、シリコン層2が配置されたSOI型基
板を準備する。このSOI型基板の表面に、酸素イオン
のイオン注入に対して遮蔽能を有する物質で形成したマ
スク8を作成する。
【0019】このマスク8を介して、酸素イオンOをシ
リコン層2に向かってイオン注入する。イオン注入の加
速電圧は、注入された酸素イオンがシリコン層2の下部
に到達するように選択する。このようにして、絶縁性領
域1に近接して酸素イオン打ち込み領域9が形成され
る。
リコン層2に向かってイオン注入する。イオン注入の加
速電圧は、注入された酸素イオンがシリコン層2の下部
に到達するように選択する。このようにして、絶縁性領
域1に近接して酸素イオン打ち込み領域9が形成され
る。
【0020】このように、シリコン層内に打ち込まれた
酸素イオンは、その後所望の温度で熱処理を行なうこと
により、シリコン原子と化合し、酸化シリコンを形成す
る。なお、熱処理によって同時に、打ち込まれた酸素イ
オンが通過した領域のシリコン層の結晶の乱れも修復さ
れる。
酸素イオンは、その後所望の温度で熱処理を行なうこと
により、シリコン原子と化合し、酸化シリコンを形成す
る。なお、熱処理によって同時に、打ち込まれた酸素イ
オンが通過した領域のシリコン層の結晶の乱れも修復さ
れる。
【0021】シリコン層2に打ち込む酸素イオンの量お
よびその加速電圧を調整することにより、酸素イオン打
ち込み領域9の上に残るシリコン層2の厚さを制御する
ことができる。
よびその加速電圧を調整することにより、酸素イオン打
ち込み領域9の上に残るシリコン層2の厚さを制御する
ことができる。
【0022】シリコン層2の厚さを十分なものとするこ
とにより、酸素イオン打ち込み領域9の上に、ショート
チャネル効果等を防止するのに十分な比較的薄い厚さを
有するチャネル領域、その両側に抵抗の低いソース領
域、ドレイン領域を形成するのに十分な比較的厚い厚さ
を有するシリコン領域を形成することができる。
とにより、酸素イオン打ち込み領域9の上に、ショート
チャネル効果等を防止するのに十分な比較的薄い厚さを
有するチャネル領域、その両側に抵抗の低いソース領
域、ドレイン領域を形成するのに十分な比較的厚い厚さ
を有するシリコン領域を形成することができる。
【0023】図2は、本発明の実施例によるSOI型半
導体装置の製造方法の前半を示す断面図である。図2
(A)〜(F)は、それぞれ製造方法の各工程における
半導体基板の断面図を示す。
導体装置の製造方法の前半を示す断面図である。図2
(A)〜(F)は、それぞれ製造方法の各工程における
半導体基板の断面図を示す。
【0024】図2(A)に示すように、まずシリコン基
板11を準備し、このシリコン基板11表面から酸素イ
オンをイオン注入し、所定の深さに酸素イオン打ち込み
領域12を形成する。
板11を準備し、このシリコン基板11表面から酸素イ
オンをイオン注入し、所定の深さに酸素イオン打ち込み
領域12を形成する。
【0025】なお、この際、酸素イオン打ち込み領域1
2の上に、所定の厚さを有するシリコン層11aが残る
ようにする。たとえば、酸素イオンの加速電圧は150
〜300KeVであり、酸素イオン打ち込み領域12の
上に、たとえば厚さ約230nmのシリコン層11aが
残るようにイオン打ち込み量を調整する。たとえば、ド
ース量は1〜5×1018cm-2である。
2の上に、所定の厚さを有するシリコン層11aが残る
ようにする。たとえば、酸素イオンの加速電圧は150
〜300KeVであり、酸素イオン打ち込み領域12の
上に、たとえば厚さ約230nmのシリコン層11aが
残るようにイオン打ち込み量を調整する。たとえば、ド
ース量は1〜5×1018cm-2である。
【0026】次に図2(B)に示すように、酸素イオン
打ち込み領域12上のシリコン層11a表面に、たとえ
ば厚さ約10nmのSiO2 層で形成された酸化膜13
を形成する。酸化膜13は、熱酸化によって形成して
も、CVDによって形成してもよい。
打ち込み領域12上のシリコン層11a表面に、たとえ
ば厚さ約10nmのSiO2 層で形成された酸化膜13
を形成する。酸化膜13は、熱酸化によって形成して
も、CVDによって形成してもよい。
【0027】次に、図2(C)に示すように、酸化膜1
3の上に、以下に説明する2回目の酸素イオン打ち込み
に対して、十分マスクとしての機能を果たす厚さを有す
る多結晶シリコン(ポリSi)層14を形成する。たと
えば、CVDにより厚さ約0.3〜0.5μmのポリS
i層14を形成する。
3の上に、以下に説明する2回目の酸素イオン打ち込み
に対して、十分マスクとしての機能を果たす厚さを有す
る多結晶シリコン(ポリSi)層14を形成する。たと
えば、CVDにより厚さ約0.3〜0.5μmのポリS
i層14を形成する。
【0028】次に、図2(D)に示すように、ポリSi
層14の上に、レジスト層を塗布し、露光、現像するこ
とによってパターニングし、レジストマスク16を形成
する。このレジストマスク16をマスクとし、ポリSi
層14をエッチングすることにより、図2(E)に示す
ようなポリSiマスク14aを形成する。エッチング
は、たとえばリアクティブイオンエッチング(RIE)
による異方性エッチングとする。
層14の上に、レジスト層を塗布し、露光、現像するこ
とによってパターニングし、レジストマスク16を形成
する。このレジストマスク16をマスクとし、ポリSi
層14をエッチングすることにより、図2(E)に示す
ようなポリSiマスク14aを形成する。エッチング
は、たとえばリアクティブイオンエッチング(RIE)
による異方性エッチングとする。
【0029】次に、図2(F)に示すように、ポリSi
マスク14aを介して酸素イオンを基板にイオン注入す
る。この2回目の酸素イオン注入における加速電圧は、
図2(A)に示す1回目の酸素イオン注入よりも低い
か、または等しい加速電圧とする。
マスク14aを介して酸素イオンを基板にイオン注入す
る。この2回目の酸素イオン注入における加速電圧は、
図2(A)に示す1回目の酸素イオン注入よりも低い
か、または等しい加速電圧とする。
【0030】このようにして、酸素イオン打ち込み領域
12の上に、追加的な酸素イオン打ち込み領域17を形
成する。なお、追加的な酸素イオン打ち込み領域17が
酸素イオン打ち込み領域12と重複していても構わな
い。
12の上に、追加的な酸素イオン打ち込み領域17を形
成する。なお、追加的な酸素イオン打ち込み領域17が
酸素イオン打ち込み領域12と重複していても構わな
い。
【0031】この2回目の酸素イオン打ち込みの加速電
圧は、100〜200KeVとし、酸素イオン打ち込み
領域12の上に、さらに厚さ約150nmの酸化膜を形
成するドース量とする。
圧は、100〜200KeVとし、酸素イオン打ち込み
領域12の上に、さらに厚さ約150nmの酸化膜を形
成するドース量とする。
【0032】図3(A)〜(F)は、本発明の実施例に
よる半導体装置の製造方法の後半を示す断面図である。
図3(A)に示すように、酸素イオン打ち込みにおいて
マスクとして使用したポリSiマスク14aを除去す
る。
よる半導体装置の製造方法の後半を示す断面図である。
図3(A)に示すように、酸素イオン打ち込みにおいて
マスクとして使用したポリSiマスク14aを除去す
る。
【0033】図3(B)に示すように、露出した酸化膜
13の上に、窒化膜18を厚さ約0.1μm堆積する。
この窒化膜堆積は、たとえばCVDによって行なう。堆
積した窒化膜18は、次のアニール工程における酸素遮
蔽膜として機能する。
13の上に、窒化膜18を厚さ約0.1μm堆積する。
この窒化膜堆積は、たとえばCVDによって行なう。堆
積した窒化膜18は、次のアニール工程における酸素遮
蔽膜として機能する。
【0034】次に、図3(C)に示すように、半導体基
板をアニールし、打ち込んだ酸素と基板のSi原子とを
結合させ、酸化シリコンを形成する。このアニールは、
乾燥N2 雰囲気中で約1200℃以上のアニール温度で
行なう。たとえば、アニール温度1350℃で、約30
分間のアニールを行なう。
板をアニールし、打ち込んだ酸素と基板のSi原子とを
結合させ、酸化シリコンを形成する。このアニールは、
乾燥N2 雰囲気中で約1200℃以上のアニール温度で
行なう。たとえば、アニール温度1350℃で、約30
分間のアニールを行なう。
【0035】このようにして、シリコン基板11の中
に、薄い部分が約400nmの厚さを有し、その一部に
厚さ約550nmの部分を有する酸化物領域を形成す
る。別の見方をすれば、シリコン基板11内に一様な厚
さを有する酸化物領域19が形成され、その上に接触し
て突起状酸化物領域20が形成される。
に、薄い部分が約400nmの厚さを有し、その一部に
厚さ約550nmの部分を有する酸化物領域を形成す
る。別の見方をすれば、シリコン基板11内に一様な厚
さを有する酸化物領域19が形成され、その上に接触し
て突起状酸化物領域20が形成される。
【0036】なお、アニール工程において、SiO2 が
形成されることに伴い、突起状酸化物領域20上方のシ
リコン層11bも持ち上がり、盛り上がった表面21を
形成する。
形成されることに伴い、突起状酸化物領域20上方のシ
リコン層11bも持ち上がり、盛り上がった表面21を
形成する。
【0037】なお、シリコン層11bは、突起状酸化物
領域20の上で約100nmの厚さを有し、均一な厚さ
を有する酸化物領域19の上で約230nmの厚さを有
する。
領域20の上で約100nmの厚さを有し、均一な厚さ
を有する酸化物領域19の上で約230nmの厚さを有
する。
【0038】シリコン層11bの表面は、酸化膜13と
その上の窒化膜18によって覆われているため、表面か
ら酸素が侵入してシリコン層11bが酸化されることが
防止される。
その上の窒化膜18によって覆われているため、表面か
ら酸素が侵入してシリコン層11bが酸化されることが
防止される。
【0039】その後、図3(D)に示すように、窒化膜
18、酸化膜13を除去し、シリコン層11b表面を露
出する。次に、図3(E)に示すように、露出したシリ
コン層11b表面を熱酸化し、熱酸化膜23を形成す
る。たとえば、厚さ約60nmの熱酸化膜23を形成す
る。
18、酸化膜13を除去し、シリコン層11b表面を露
出する。次に、図3(E)に示すように、露出したシリ
コン層11b表面を熱酸化し、熱酸化膜23を形成す
る。たとえば、厚さ約60nmの熱酸化膜23を形成す
る。
【0040】その後、図3(F)に示すように、形成し
た熱酸化膜23を除去する。このようにして、突起状酸
化物領域20の上で、約70nmの厚さを有し、均一な
厚さを有する酸化物領域19の上で約200nmの厚さ
を有するシリコン層11bを得る。
た熱酸化膜23を除去する。このようにして、突起状酸
化物領域20の上で、約70nmの厚さを有し、均一な
厚さを有する酸化物領域19の上で約200nmの厚さ
を有するシリコン層11bを得る。
【0041】なお、熱酸化膜を成長し、続いて除去する
工程は、表面近傍における不純物を熱酸化膜中に取込
み、除去することによって清浄なシリコン表面を形成す
るためである。
工程は、表面近傍における不純物を熱酸化膜中に取込
み、除去することによって清浄なシリコン表面を形成す
るためである。
【0042】その後、突起状酸化物領域20上方にゲー
ト電極を形成し、その両側にソース領域、ドレイン領域
を形成することにより、図1(A)に示すような半導体
装置を形成する。
ト電極を形成し、その両側にソース領域、ドレイン領域
を形成することにより、図1(A)に示すような半導体
装置を形成する。
【0043】なお、必要な半導体装置を形成した後、不
要部分のシリコン層11bは酸化するか、エッチングに
よって除去することが望ましい。図4は、以上説明した
ようなSOI基板を用いて形成したインバータの構成例
を示す。図4(A)は構成を示す断面図、図4(B)は
その等価回路を示す。
要部分のシリコン層11bは酸化するか、エッチングに
よって除去することが望ましい。図4は、以上説明した
ようなSOI基板を用いて形成したインバータの構成例
を示す。図4(A)は構成を示す断面図、図4(B)は
その等価回路を示す。
【0044】図4(A)において、シリコン基板11に
酸化領域19が形成され、その一部に突起状酸化物領域
20a、20bが形成されている。この突起状酸化物領
域20a、20bをまたぐように、厚さ分布を有するシ
リコン領域が形成されており、その一方にnチャネルM
OSトランジスタが形成され、他方にpチャネルMOS
トランジスタが形成される。
酸化領域19が形成され、その一部に突起状酸化物領域
20a、20bが形成されている。この突起状酸化物領
域20a、20bをまたぐように、厚さ分布を有するシ
リコン領域が形成されており、その一方にnチャネルM
OSトランジスタが形成され、他方にpチャネルMOS
トランジスタが形成される。
【0045】nチャネルMOSトランジスタにおいて
は、シリコン層の上に絶縁ゲート電極24が形成され、
このゲート電極24を挟むようにソース領域/チャネル
領域26、27が形成されている。
は、シリコン層の上に絶縁ゲート電極24が形成され、
このゲート電極24を挟むようにソース領域/チャネル
領域26、27が形成されている。
【0046】また、pチャネルMOSトランジスタにお
いては、シリコン層上に絶縁ゲート電極25が形成さ
れ、このゲート電極を挟むようにソース/ドレイン領域
28、29が形成されている。これらのnMOS、pM
OSは、ソース/ドレイン領域27と28を直結するこ
とにより、接続され、そのゲート電極24、25に共通
に入力信号INを印加することによってインバータが構
成されている。
いては、シリコン層上に絶縁ゲート電極25が形成さ
れ、このゲート電極を挟むようにソース/ドレイン領域
28、29が形成されている。これらのnMOS、pM
OSは、ソース/ドレイン領域27と28を直結するこ
とにより、接続され、そのゲート電極24、25に共通
に入力信号INを印加することによってインバータが構
成されている。
【0047】なお、nMOS、pMOSの周囲は、エッ
チングによって除去され、絶縁膜で覆われることによ
り、完全な誘電体分離がなされている。nMOS、pM
OSのチャネル領域の厚さを十分薄くすることにより、
ショートチャネル効果を有効に防止し、かつソース/ド
レイン領域の厚さを十分厚く、その不純物濃度を高くす
ることにより、ソース/ドレイン領域の抵抗を低く抑え
たトランジスタを得ることができる。このようにして、
高性能のインバータが形成される。
チングによって除去され、絶縁膜で覆われることによ
り、完全な誘電体分離がなされている。nMOS、pM
OSのチャネル領域の厚さを十分薄くすることにより、
ショートチャネル効果を有効に防止し、かつソース/ド
レイン領域の厚さを十分厚く、その不純物濃度を高くす
ることにより、ソース/ドレイン領域の抵抗を低く抑え
たトランジスタを得ることができる。このようにして、
高性能のインバータが形成される。
【0048】なお、図4(B)は、図4(A)に示す構
成の等価回路である。以上説明したように、ソース/ド
レイン領域の厚さを薄くすることなく、ゲート電極下の
半導体結晶層の厚さを薄くすることができ、このためソ
ース/ドレイン領域のシート抵抗を増大させることな
く、相互コンダクタンスの向上を図れる。
成の等価回路である。以上説明したように、ソース/ド
レイン領域の厚さを薄くすることなく、ゲート電極下の
半導体結晶層の厚さを薄くすることができ、このためソ
ース/ドレイン領域のシート抵抗を増大させることな
く、相互コンダクタンスの向上を図れる。
【0049】以上実施例に沿って本発明を説明したが、
本発明はこれらに制限されるものではない。たとえば、
種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者
に自明であろう。
本発明はこれらに制限されるものではない。たとえば、
種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者
に自明であろう。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
チャネル領域の厚さを十分薄くし、かつその両側の領域
を必要な厚さとすることができる。
チャネル領域の厚さを十分薄くし、かつその両側の領域
を必要な厚さとすることができる。
【0051】このため、ソース/ドレイン領域の抵抗を
低く保ち、かつ高い相互コンダクタンス、ショートチャ
ネル効果の有効な防止等を実現することができる。
低く保ち、かつ高い相互コンダクタンス、ショートチャ
ネル効果の有効な防止等を実現することができる。
【図1】本発明の実施例を示す。図1(A)は半導体装
置の構成を概略的に示す断面図、図1(B)は半導体装
置の製造方法を説明するための概略断面図である。
置の構成を概略的に示す断面図、図1(B)は半導体装
置の製造方法を説明するための概略断面図である。
【図2】本発明の実施例による半導体装置の製造方法の
前半を示す。図2(A)〜(F)は、製造方法の各工程
における半導体基板の断面図である。
前半を示す。図2(A)〜(F)は、製造方法の各工程
における半導体基板の断面図である。
【図3】本発明の実施例による半導体装置の製造方法の
後半を示す。図3(A)〜(F)は、製造方法の各工程
における半導体基板の断面図である。
後半を示す。図3(A)〜(F)は、製造方法の各工程
における半導体基板の断面図である。
【図4】インバータの構成例を示す。図4(A)は構成
を示す断面図、図4(B)はその等価回路である。
を示す断面図、図4(B)はその等価回路である。
1 絶縁性領域 2 シリコン層 3 ゲート電極 4 ソース領域 5 ドレイン領域 6 チャネル領域 7 突起状酸化物領域 8 マスク 9 酸素イオン打ち込み領域 11 シリコン基板 12 酸素イオン打ち込み領域 13 酸化膜 14 ポリシリコン層 16 レジストマスク 17 酸素イオン打ち込み領域 18 窒化膜 19 酸化物領域 20 突起状酸化物領域 21 盛り上がった表面 23 熱酸化膜
Claims (5)
- 【請求項1】 一部に突起状酸化物領域(7)を備えた
絶縁性領域(1)と、 前記絶縁性領域(1)上で前記突起状酸化物領域(7)
をまたいで形成され、前記突起状酸化物領域上の領域
(6)でその両側の領域(4、5)よりも小さい厚さを
有するシリコン層(2)と、 前記突起状酸化物領域の上方で前記シリコン層上に形成
されたゲート電極(3)とを有するSOI型半導体装
置。 - 【請求項2】 前記シリコン層(2)は、前記突起状酸
化物領域(7)上で盛り上がった表面を有する請求項1
記載のSOI型半導体装置。 - 【請求項3】 さらに、前記ゲート電極(3)の両側で
前記シリコン層(2)内に形成されたソース/ドレイン
領域(4、5)を有する請求項1ないし2記載のSOI
型半導体装置。 - 【請求項4】 絶縁性領域(1)上にシリコン層(2)
を有するシリコン基板に選択的に酸素イオンを打ち込む
工程と、 前記シリコン基板を熱処理して前記絶縁性領域上に突起
状酸化物領域(7)を形成する工程とを含むSOI型半
導体装置の製造方法。 - 【請求項5】 さらに、シリコン基板に酸素イオンを打
ち込むことにより、前記絶縁性領域(1)を形成する工
程を含む請求項4記載のSOI型半導体装置の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28171391A JPH05121744A (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | Soi型半導体装置とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28171391A JPH05121744A (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | Soi型半導体装置とその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05121744A true JPH05121744A (ja) | 1993-05-18 |
Family
ID=17642950
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28171391A Withdrawn JPH05121744A (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | Soi型半導体装置とその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05121744A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07221318A (ja) * | 1994-02-03 | 1995-08-18 | Nec Corp | 薄膜トランジスタとその製造方法 |
| JP2007142402A (ja) * | 2005-11-18 | 2007-06-07 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 電界効果トランジスタ・デバイスと形成方法(電界効果トランジスタのミラー容量を低減させるための構造および方法) |
| JP2007531294A (ja) * | 2004-03-31 | 2007-11-01 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | 歪みシリコンオンインシュレータ構造を製造する方法およびそれによって形成された歪みシリコンオンインシュレータ構造 |
-
1991
- 1991-10-28 JP JP28171391A patent/JPH05121744A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07221318A (ja) * | 1994-02-03 | 1995-08-18 | Nec Corp | 薄膜トランジスタとその製造方法 |
| JP2007531294A (ja) * | 2004-03-31 | 2007-11-01 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | 歪みシリコンオンインシュレータ構造を製造する方法およびそれによって形成された歪みシリコンオンインシュレータ構造 |
| US8450806B2 (en) | 2004-03-31 | 2013-05-28 | International Business Machines Corporation | Method for fabricating strained silicon-on-insulator structures and strained silicon-on insulator structures formed thereby |
| JP2007142402A (ja) * | 2005-11-18 | 2007-06-07 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 電界効果トランジスタ・デバイスと形成方法(電界効果トランジスタのミラー容量を低減させるための構造および方法) |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990107 |