JPH053303B2 - - Google Patents

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JPH053303B2
JPH053303B2 JP60156976A JP15697685A JPH053303B2 JP H053303 B2 JPH053303 B2 JP H053303B2 JP 60156976 A JP60156976 A JP 60156976A JP 15697685 A JP15697685 A JP 15697685A JP H053303 B2 JPH053303 B2 JP H053303B2
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JP
Japan
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stone
parts
crushing agent
hydration reaction
weight
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60156976A
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English (en)
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JPS6219154A (ja
Inventor
Shiro Ishii
Senzo Oinuma
Kazumi Tanaka
Kazuo Shiino
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Agency of Industrial Science and Technology
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は臓器内に生ずる結石を静的に破砕する
結石破砕剤に関するものである。
[従来の技術] 腎臓、尿管、膀胱といつた尿の通路にしばしば
結石ができるが、この結石が尿の流れを妨げる結
果種々の症状がこのように本発明によれば、現れ
るため、切開手術による摘出が行なわれるのが普
通であつた。
近年、切開手術を行なうことなく体外に結石を
取り出す手法として、臓器内で機械的に結石を挟
み潰す方法の実用化がなされている。しかし、こ
の方法の使用は結石が小さい場合に限られてい
る。また、水中放電で発生する衝撃波や、レーザ
ー或いは超音波などを利用する結石破砕法も検討
されているが、副作用を考慮した場合破砕エネル
ギーに限界があるため破砕効果が悪い。更に、微
量の爆薬を用いる方法も開発されているが、爆発
ガスによる傷害が生ずることが予測される。特に
尿管のような狭いところでは危険である。
[発明が解決しようとする問題点] このように従来法においては、副作用を考慮す
るため破砕効果が悪く、また、爆発ガスによる傷
害が予測されるなどの欠点を有していた。
本発明者らはこのような欠点を解決するために
種々検討した結果、水と反応して水和膨張し膨張
圧を発現する物質を、予め穿孔した破砕しようと
する結石に充填することによつて、爆薬によるガ
スや衝撃波などによる傷害の発生を伴うことなく
結石を破砕する薬剤が有効であることを見出し
た。
[問題点を解決するための手段] 即ち本発明は、水との水和反応に伴つて膨張圧
を発現する膨張材であつて該膨張材100重量部に
対して35〜40℃で軟化する樹脂粉末を2〜50重量
部添加してなることを特徴とする結石破砕剤であ
る。
[作用] 本発明においては、腎臓、尿管、膀胱などの臓
器内に生ずる結石を穿孔し、この孔中に結石破砕
剤を充填した後、水を注入すること、あるいは臓
器内の尿素の排出液が吸収されることにより結石
を一定の大きさまで破砕するものである。
本発明で使用する膨張材としては、酸化カルシ
ウム、焼成ドロマイト、市販セメントコンクリー
ト用膨張材(例えば「デンカCSA」(電気化学工
業社製商品名)、「サツクス」(住友セメント社製
商品名)、「ジプカル」(日本セメント社製商品
名)、「エクスパン」(小野田セメント社製商品名)
等)、及び市販の静的破砕剤(例えば「ケミアツ
クス」(電気化学工業社製商品名)、「S−マイト」
(住友セメント社製商品名)、「カームマイト」(日
本セメント社製商品名)、「ブライスター」(小野
田セメント社製商品名)、「スプリツター」(吉澤
石灰工業社製商品名)、「サイレツクス」(セント
ラル硝子社製商品名)、「ロツクパンチ」(三菱鉱
業セメント社製商品名)、「宇部マイト」(宇部興
産社製商品名)等)などの1種または2種以上を
混合した粉体を基礎に使用が可能である。
本発明による結石破砕剤は、膨張材100重量部
に対して35〜40℃で軟化する樹脂粉末を2〜50重
量部添加する。樹脂粉末としてはポリエチレン、
ポリプロピレン、スチロール、アクリル、ポリア
セタール、塩化ビニル、ポリメチルメタクリレー
ト等の熱可塑性樹脂粉末の1種又は2種以上が使
用でき、これに必要ならばジブチルフタレート、
ジオクチルフタレート等のフタル酸エステル系、
トリブチルホスヘート等のリン酸エステル系、ポ
リエチレングリコール、クエン酸トリブチル等の
グリコール、及びグリセロール系等の可塑剤を添
加し、35〜40℃で軟化するように調整する。
この樹脂粉末を添加した結石破砕剤を後述する
臓器内の結石に穿孔した孔内へ挿入すると、前記
樹脂が臓器内の温度(体温35〜40℃)で軟化する
ことにより、破砕剤が粉化せず(バラバラになら
ず)、破砕剤による臓器内の水素イオン(PH)濃
度の上昇が防止でき、臓器及び臓器内に対する破
砕剤の影響をなくすことができる。
樹脂粉末の添加量は、少なすぎると軟化時に破
砕剤の形を保つ効果がなくなり、逆に添加量が多
くなり過ぎると、樹脂により膨張材が被覆されす
ぎ破砕剤の水和反応が抑止されるので、膨張材
100重量部に対して樹脂粉末を2〜50重量部添加
するのが好ましい。
本発明による結石破砕剤は、水和反応抑制剤を
添加してもよい。この水和反応抑制剤は膨張材に
予め添加してもよく、又は膨張材と水との接触時
に混合してもよい。好適な水和反応抑制剤として
は珪フツ化ソーダ、クエン酸、及び酒石酸から1
種又は2種以上が選択される。
また、本発明による結石破砕剤は、パーライ
ト、食塩、ぼうしよう、おが屑、及び綿屑等の多
孔質物質の1種又は2種以上を混合しても良い。
この多孔質物質は容積比で5〜30%混入されるこ
とにより、結石破砕剤の吸水性が改良され、水和
反応を促進する。
本発明の実施には、まず、膀胱などの臓器に挿
入した膀胱鏡のカテーテル導入口から穿孔用電気
ドリルなどを用いて結石に穿孔する。この穿孔に
は、爆薬等による結石破砕用爆薬を装填するため
の装填装置や結石穿孔機など従来から使用されて
いるものを使用することができる。次に、穿孔し
た孔中に樹脂粉末を添加した結石破砕剤を注入す
る。
結石破砕剤が棒状、カプセル状、顆粒状等のも
のは、これらを予め穿孔された孔に挿入した後に
水を注入する。尿管などの場合には尿等の排出液
を吸収して膨張するので、水の注入は行わなくて
もよい。
[実施例] 以下実施例に基づき本発明をさらに詳細に説明
する。
実施例 1 市販のセメントコンクリート膨張材(「エクス
パン」(小野田セメント株式会社製商品名))100
重量部と、35℃で軟化を始めるように可塑剤を入
れて調製したポリエチレン樹脂の粉末20重量部を
混和した粉末20gとを水8c.c.で練り混ぜ、スラリ
ー状結石破砕剤を調製した。この結石破砕剤を予
め孔径3.2mm、孔長40mmの孔を穿孔した直径50mm
の石膏球の孔4本に充填したところ、2時間後に
石膏球は5分割した。この時充填したスラリーは
棒状に固まつていた。
実施例 2 市販の静的破砕剤(「ブライスター」(小野田セ
メント社製商品名))100重量部に対して40℃で軟
化を始めるように可塑剤を添加して調製したポリ
プロピレン樹脂粉末10重量部を混合し、内径3
mm、長さ10mmの金属製パイプ中に充填し、このパ
イプを45℃で加熱した後冷却して充填物を押し出
すと、棒状の固化物となる。この固化物を予め孔
径3.2mm、孔長40mmの孔を穿孔した直径50mmの石
膏球の孔4本に各孔4本、計16本充填し、35℃の
水中に浸漬したところ、3時間後に石膏球が5分
割した。
実施例 3 市販の生石灰を粉末度3000cm2/gに粉砕し、こ
の粉末100重量部に対し、水和反応抑制剤として
珪フツ化ソーダ3重量部と、35℃で軟化を始める
よう調整したスチロール樹脂粉末20重量部を添加
して混合し、この粉末を圧縮成型して0.6mmの篩
を通過する程度に粉砕した顆粒を、ゼラチンで成
型した外径4mm、膜厚100μm、長さ10mmのカプ
セル容器内に充填した。このカプセル錠剤型結石
破砕剤を予め孔径4.2mm、孔長20mmの孔を穿孔し
た直径30mmのセメントペースト球に2本挿入し、
35℃の水中に浸漬したところ、4時間後に3分割
した。この時充填したカプセルは棒状に固まつて
いた。
[発明の効果] このように本発明によれば、水との水和反応に
よつて時間の経過とともに膨張圧が発現するた
め、爆薬などのようなガスの発生はなく、且つ膨
張圧の発現が緩慢であるため衝撃波などの発生が
ない。また、結石内で膨張するだけであるため、
結石に穿孔、充填しさえすれば破砕が可能となる
ので、結石の大きさに応じて穿孔数を調整するだ
けで良く安全性に、優れ、破砕効果が大きい。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 水との水和反応に伴つて膨張圧を発現する膨
    張材であつて該膨張材100重量部に対して35〜40
    ℃で軟化する樹脂粉末を2〜50重量部添加してな
    ることを特徴とする結石破砕剤。 2 膨張材が静的破砕剤、セメントコンクート用
    膨張材、生石灰、焼成ドロマイトからなる群から
    1種又は2種以上選ばれてなる特許請求の範囲第
    1項記載の結石破砕剤。 3 膨張材に水和反応抑制剤を予め添加してなる
    か、又は水和反応抑制剤を膨張剤と水との接触時
    に混合してなる特許請求の範囲第1項記載の結石
    破砕剤。 4 水和反応抑制剤が珪フツ化ソーダ、クエン
    酸、酒石酸からなる群から1種又は2種以上選ば
    れてなる特許請求の範囲第3項記載の結石破砕
    剤。
JP60156976A 1985-07-18 1985-07-18 結石破砕剤 Granted JPS6219154A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60156976A JPS6219154A (ja) 1985-07-18 1985-07-18 結石破砕剤

Applications Claiming Priority (1)

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JP60156976A JPS6219154A (ja) 1985-07-18 1985-07-18 結石破砕剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6219154A JPS6219154A (ja) 1987-01-27
JPH053303B2 true JPH053303B2 (ja) 1993-01-14

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ID=15639444

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JP60156976A Granted JPS6219154A (ja) 1985-07-18 1985-07-18 結石破砕剤

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