JPH0538800A - 印刷方法 - Google Patents

印刷方法

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JPH0538800A
JPH0538800A JP3303279A JP30327991A JPH0538800A JP H0538800 A JPH0538800 A JP H0538800A JP 3303279 A JP3303279 A JP 3303279A JP 30327991 A JP30327991 A JP 30327991A JP H0538800 A JPH0538800 A JP H0538800A
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JP3303279A
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Akihiro Mori
明広 毛利
Retsu Shibata
烈 柴田
Yuji Kondo
祐司 近藤
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/26Processing photosensitive materials; Apparatus therefor
    • G03F7/34Imagewise removal by selective transfer, e.g. peeling away
    • G03F7/343Lamination or delamination methods or apparatus for photolitographic photosensitive material

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 支持体100と剥離フィルム19との間に重合層101
を有する感光性印刷用原版12を、前記版胴13に取り
付ける工程と、前記重合層101に重合・未重合パター
ンを形成する工程と、前記剥離フィルム19を剥離して
前記感光性印刷用原版12を印刷版とする工程と、前記
印刷版を用いて印刷を行う工程とを有する。 【効果】 感光性印刷用原版を版胴に取り付けた後に、
剥離フィルムを除去するので、キズや汚れの非常に少な
い良好な印刷版を得ることができ、従って鮮明な印刷物
を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷版を用いる印刷方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、平版などの印刷版を形成する方法
として、PS版に代表されるように、フォトレジストに
リスフィルム等のマスクを介して水銀灯などの光源を用
いて露光し、現像液などによってエッチングを行う方法
が用いられている。しかしながら、この方法は現像処理
に溶剤を使用するために処理に手間がかかったり、排液
の処分が必要となるなどの欠点がある。
【0003】この欠点を解消する方法として剥離現像方
法がある。この方法は、光重合層に含まれる光重合開始
剤に対応する波長の光源を用いて、光重合層を選択的に
露光させて、露光部と未露光部との間に、第1の支持体
と第2の支持体とに対する接着力の差異を生じさせ、こ
の差を利用して、露光後、第2の支持体を光重合層の未
露光部とともに、第1の支持体より剥離除去することに
より、第1の支持体上に光重合層の露光部によるレジス
ト画像を形成するものである。この方法では、溶剤によ
る湿式処理が行われないので比較的容易に印刷版を形成
できるという特徴がある。
【0004】剥離現像方式に用いられる感光性印刷用原
版として、例えば特開昭55−50246号公報に開示
されるように、銀塩等を含む熱現像型感光性組成物層、
剥離現像型光重合性組成物層、剥離フィルム、支持体等
からなるものが知られている。熱現像型感光性組成物は
露光及び加熱により像形成できるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の剥離現
像方法では、第2の支持体を光重合層の未重合部と共に
第1の支持体から剥離するために剥離専用の機械が使用
されているが、このため印刷機本体と剥離機が独立して
存在することになり、印刷機全体が大型で複雑になると
いう欠点があり、さらに、印刷版を作成した後に、版胴
に印刷版を装着するので、装着時に印刷版にキズや汚れ
が生じやすく、画質を劣化させてしまうという欠点もあ
った。
【0006】本発明は、上記実情に鑑みなされたもの
で、キズや汚れのない印刷版を用いて、鮮明な印刷物を
得る印刷方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の印刷方法は、版
胴に印刷版を取り付けて印刷を行うもので、支持体と剥
離フィルムとの間に重合層を有する感光性印刷用原版
を、前記版胴に取り付ける工程と、前記重合層に重合・
未重合パターンを形成する工程と、前記剥離フィルムを
剥離して前記感光性印刷用原版を印刷版とする工程と、
前記印刷版を用いて印刷を行う工程とを有することを特
徴とするものである。
【0008】また、本発明の印刷方法は、版胴に印刷版
を取り付けて印刷を行うもので、支持体と剥離フィルム
との間に重合・未重合パターンの形成された重合層を有
する感光性印刷用原版を、前記版胴に取り付ける工程
と、前記剥離フィルムを剥離して前記感光性印刷用原版
を印刷版とする工程と、前記印刷版を用いて印刷を行う
工程とを有することを特徴とするものである。
【0009】更に、本発明の印刷方法は、版胴に印刷版
を取り付けて印刷を行うもので、支持体と剥離フィルム
との間に潜像の形成された熱現像型重合層を有する感光
性印刷用原版を、前記版胴に取り付ける工程と、前記潜
像に対応して前記重合層に重合・未重合パターンを形成
する工程と、前記剥離フィルムを剥離して前記感光性印
刷用原版を印刷版とする工程と、前記印刷版を用いて印
刷を行う工程とを有することを特徴とするものである。
【0010】更に、本発明の印刷方法は、版胴に印刷版
を取り付けて印刷を行うもので、支持体と剥離フィルム
との間に重合層を有すると共に前記剥離フィルム上に潜
像の形成された熱現像型感光層を有する感光性印刷用原
版を、前記版胴に取り付ける工程と、前記潜像に対応し
て前記重合層に重合・未重合パターンを形成する工程
と、前記剥離フィルムを剥離して前記感光性印刷用原版
を印刷版とする工程と、前記印刷版を用いて印刷を行う
工程とを有することを特徴とするものである。
【0011】本発明の印刷方法は、剥離フィルムを有す
る感光性印刷用原版を用いる。本発明ではこの感光性印
刷用原版を、印刷装置の版胴に取り付けた後、版胴上で
剥離フィルムを除去して印刷画像パターンを有する印刷
版を製造し、その後印刷を行うものである。
【0012】図1に示す印刷装置は本発明の印刷方法を
実施するもので、主として印刷画像形成部Aと剥離部B
と印刷部Cによって構成されている。印刷画像形成部A
は場合によっては設けなくてもよい。
【0013】印刷画像形成部Aは、版胴13の周面に取
り付けられた感光性印刷用原版12に印刷画像パターン
を形成するものである。印刷画像パターンは、例えば親
水部分と揆水部分とからなるパターンで、インクの付着
する部分と付着しない部分とを有する。
【0014】印刷画像形成部Aは光学ユニット130か
らなる光学系によって主に構成されている。光学ユニッ
ト130の光源は半導体レーザー等のレーザー光源や水
銀灯や蛍光灯等である。版胴13上の感光性印刷用原版
12に印刷画像パターンの書込みを行なうには、外部デ
ジタル信号源からの入力に対応して発光し、かつ走査す
る光学ユニット130により印刷用原版12を像露光す
るか、フォトマスク等を介して光学ユニット130によ
り印刷用原版12を像露光する。版胴13には、原版1
2を版胴の周面に取り付けるための装着チャック17及
び18が設けられている。版胴13としては、従来公知
のものが使用できる。版胴の直径は60mm〜100m
m程度が好ましい。
【0015】剥離部Bは、感光性印刷用原版12上の剥
離フィルム19を剥離するもので、図2に示すように、
例えば分離ガイド20及び搬送ローラ21により剥離フ
ィルム19が剥離される。剥離された剥離フィルム19
は回収トレイ22に送り込まれる。更に、剥離部Bに
は、感光性印刷用原版12の先端が剥離部Bに達したこ
とを検知する不図示の剥離位置検知センサと、剥離フィ
ルム19が完全に分離されていることを検知する不図示
の剥離フィルム検知センサとを設けるとよい。
【0016】印刷部Cはインキング部と記録部とを有す
る。インキング部は、印刷画像パターンの形成された印
刷版上にインク3を供給するもので、例えば、インク留
まりブレード4を備えたインク担持ローラ5、膜厚規制
ローラ6〜10、インク3を印刷版上に供給するインク
供給ローラ11を有する。
【0017】インキング部は、印刷画像形成部A及び剥
離部Bが稼働中は、例えば版胴13から離されることに
より印刷用原版12にインク3供給しないように構成さ
れている。
【0018】記録部は版の画像パターンに応じてインク
3を紙等の被記録材23に転写するもので、例えば、感
光性印刷用原版12が装着される版胴13、ブランケッ
ト14を備えたブランケット胴15および圧胴16とを
有する。
【0019】ブランケット14及びブランケット胴15
は必要に応じ設けるもので、なくても印刷は可能であ
る。ブランケット14は例えば約2mmのウレタンある
いはエチレンプロピレンなどのゴムから成り、その内部
に強化繊維含有して変形などを少なくするようにすると
よい。ブランケット胴15は、例えば直径60〜100
mmのアルミニウム、ステンレスなどの金属製のものが
好ましく、ブランケット14を取り付けるためのチャッ
ク24、25を有している。圧胴16は例えば直径60
〜100mmのアルミニウム、ステンレスなどの金属製
である。なお、版胴13、ブランケット胴15、圧胴1
6は同径であり、各胴は不図示の歯車で連動して駆動さ
れ、周速は各々等しくなるように構成されている。
【0020】印刷部Cには、必要に応じ湿し水供給部を
有する。湿し水供給部は、図1に示すように湿し水だめ
210及び複数の湿し水供給ローラ211を有し、湿し
水だめ210内の湿し水212を供給ローラ211で印
刷版上に供給する。湿し水は、従来からよく知られてい
るように、印刷版の印刷画像パターンが親水性及び揆水
性で形成されている場合に使用される。湿し水供給部
も、インキング部同様に印刷画像形成部A及び剥離部B
が稼働中は、例えば版胴13から離されることにより印
刷用原版に湿し水を供給しないように構成されている。
【0021】感光性印刷用原版12は、図7に示すよう
に支持体100と剥離フィルム19との間に重合性ポリ
マー前駆体及び光重合開始剤を含有し、光により重合し
得る層101(以下、重合層101)を有するものであ
る。感光性印刷原版12は、像露光に応じて重合層10
1内に重合・未重合のパターンが形成され、剥離フィル
ム19を支持体100より剥離することにより、いわゆ
る“ピールアパート”が可能なものである。すなわち、
剥離フィルム19を支持体100から剥離することによ
り重合層101の未重合部分が剥離フィルム19と共に
除去され、版胴に残った支持体100及び重合部分が印
刷版として使用されるものである。
【0022】また、感光性印刷原版12としては、ピー
ルアパート可能なもの以外に、次のものでもかまわな
い。
【0023】即ち、本出願人の提案した特願平3−19
2046号に記載したように、重合層101に重合・未
重合パターンを形成して剥離フィルム19を剥離したと
きに、重合部分と未重合部分とが分離せず両方とも支持
体100に残る感光性印刷原版12を使用してもかもわ
ない(このような印刷原版を、以下表面改質性印刷用原
版という)。表面改質性印刷用原版の重合部分表面には
剥離フィルム19の性状が転写されるため、剥離フィル
ム19として親水性あるいは揆水性のものを使用すれ
ば、重合性101表面に重合・未重合パターンに応じて
親水性・揆水性のパターンが形成され印刷版として使用
できる。
【0024】重合層101中に含有する重合性ポリマー
前駆体としては、1分子中に反応性ビニル基を少なくと
も1個持つ化合物が使用できる。このような化合物の反
応性ビニル基としては、スチレン系ビニル基、アクリル
酸系ビニル基、メタクリル酸系ビニル基、アリル系ビニ
ル基、ビニルエーテルなどの他に酢酸ビニルなどのエス
テル系ビニル基など重合反応性を有する置換もしくは非
置換のビニル基が挙げられる。
【0025】かかる条件を満たす重合性ポリマー前駆体
の具体例は次の通りである。
【0026】例えば、スチレン、メチルスチレン、クロ
ルスチレン、プロモスチレン、メトキシスチレン、ジメ
チルアミノスチレン、シアノスチレン、ニトロスチレ
ン、ヒドロキシスチレン、アミノスチレン、カルボキシ
スチレン、アクリル酸、アクリル酸メチル、アクリル酸
エチル、アクリス酸シクロヘキシル、アクリルアミド、
メタクリル酸、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチ
ル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸ブチル、メタ
クリル酸フェニル、メタクリル酸シクロヘキシル、ビニ
ルピリジン、N−ビニルピロリドン、N−ビニルイミダ
ゾール、2−ビニルイミダゾール、N−メチル−2−ビ
ニルイミダゾール、ポロピルビニルエーテル、ブチルビ
ニルエーテル、イソブチルビニルエーテル、β−クロロ
エチルビニルエーテル、フェニルビニルエーテル、p−
メチルフェニルビニルエーテル、p−クロロフェニルビ
ニルエーテルなどの一価の単量体;例えばジビニルベン
ゼン、シュウ酸ジスチリル、マロン酸ジスチリル、コハ
ク酸ジスチリル、グルタル酸ジスチリル、アジピン酸ジ
スチリル、マレイン酸ジスチリル、フマル酸ジスチリ
ル、β,β−ジメチルグルタル酸ジスチリル、2−ブロ
モグルタル酸ジスチリル、α,α′−ジクロログルタル
酸ジスチリル、テレフタル酸ジスチリル、シュウ酸ジ
(エチルアクリレート)、シュウ酸ジ(メチルエチルア
クリレート)、マロン酸ジ(エチルアクリレート)、マ
ロン酸ジ(メチルエチルアクリレート)、コハク酸ジ
(エチルアクリレート)、グルタル酸ジ(エチルアクリ
レート)、アジピン酸ジ(エチルアクリレート)、マレ
イン酸ジ(ジエチルアクリレート)、フマル酸ジ(エチ
ルアクリレート)、β,β−ジメチルグルタル酸ジ(エ
チルアクリレート)、エチレンジアクリルアミド、プロ
ピレンジアクリルアミド、1,4−フェニレンジアクリ
ルアミド、1,4−フェニレンビス(オキシエチルアク
リレート)、1,4−フェニレンビス(オキシメチルエ
チルアクリレート)、1,4−ビス(アクリロイルオキ
シエトキシ)シクロヘキサン、1,4−ビス(アクリロ
イルオキシメチルエトキシ)シクロヘキサン、1,4−
ビス(アクリロイルオキシエトキシカルバモイル)ベン
ゼン、1,4−ビス(アクリロイルオキシメチルエトキ
シカルバモイル)ベンゼン、1,4−ビス(アクリロイ
ルオキシエトキシカルバモイル)シクロヘキサン、ビス
(アクリロイルオキシエトキシカルバモイルシクロヘキ
シル)メタン、シュウ酸ジ(エチルメタクリレート)、
シュウ酸ジ(メチルエチルメタクリレート)、マロン酸
ジ(エチルメタクリレート)、マロン酸ジ(メチルエチ
ルメタクリレート)、コハク酸ジ(エチルメタクリレー
ト)、コハク酸ジ(メチルエチルメタクリレート)、グ
ルタル酸ジ(エチルメタクリレート)、アジピン酸ジ
(エチルメタクリレート)、マレイン酸ジ(エチルメタ
クリレート)、フマル酸ジ(エチルメタクリレート)、
フマル酸ジ(メチルエチルメタクリレート)、β,β′
−ジメチルグルタル酸ジ(エチルメタクリレート)、
1,4−フェニレンビス(オキシエチルメタクリレー
ト)、1,4−ビス(メタクリロイルオキシエトキシ)
シクロヘキサンアクリロイルオキシエトキシエチルビニ
ルエーテルなどの2価の単量体;例えばペンタエリスリ
トールトリアクリレート、ペンタエリスリトールトリメ
タクリレート、ペンタエリスリトールトリ(ヒドロキシ
スチレン)、シアヌル酸トリアクリレート、シアヌル酸
トリメタクリレート、1,1,1−トリメチロールプロ
パントリアクリレート、1,1,1−トリメチロールプ
ロパントリメタクリレート、シアヌル酸トリ(エチルア
クリレート)、1,1,1−トリメチロールプロパント
リ(エチルアクリレート)、シアヌル酸トリ(エチルビ
ニルエーテル)、1,1,1−トリメチロールプロパン
トリ(トルエンジイソシアネート)とヒドロキシエチル
アクリレートとの縮合物、1,1,1−トリメチロール
プロパントリ(ヘキサンジイソシアネート)とp−ヒド
ロキシスチレンとの縮合物などの3価の単量体;例えば
エチレンテトラアクリルアミド、プロピレンテトラアク
リルアミドなどの4価の単量体などを挙げることができ
る。尚、前述のようにこれらの重合性ポリマー前駆体を
2種以上用いてもよい。
【0027】重合層101に含有する光重合開始剤とし
ては、カルボニル化合物、イオウ化合物、ハロゲン化合
物、レドックス系光重合開始剤等を挙げることができ
る。
【0028】具体的には、カルボニル化合物としては、
例えばベンジル、4,4′−ジメトキシベンジル、ジア
セチル、カンファーキノンなどのジケトン類;例えば
4,4′−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン、
4,4′−ジメトキシベンゾフェノンなどのベンゾフェ
ノン類;例えばアセトフェノン、4−メトキシアセトフ
ェノンなどのアセトフェノン類;ベンゾイナルキルエー
テル類;例えば2−ジクロロチオキサントン、2,4−
ジエチルチオキサントン、チオキサントン−3−カルボ
ン酸−β−メトキシエチルエステルなどのチオキサント
ン類;ジアルキルアミノ基を有するカルコン類およびス
チリルケトン類;3,3′−カルボニルビス(7−メト
キシクマリン)、3,3′−カルボニルビス(7−ジエ
チルアミノクマリン)などのクマリン類等が挙げられ
る。
【0029】イオウ化合物としては、例えばジベンゾチ
アゾリルスルフィド、デシルフェニルスルフィド、ジス
ルフィド類などが挙げられる。
【0030】ハロゲン化合物としては、例えば四臭化炭
素、キノリンスルホニルクロライド、トリハロメチル基
を有するS−トリアジン類などが挙げられる。
【0031】レドックス系の光重合開始剤としては、3
価の鉄イオン化合物(例えばクエン酸第2鉄アンモニウ
ム)と過酸化物などを組み合せて用いるものや、リボフ
ラビン、メチレンブルーなどの光還元性色素とトリエタ
ノールアミン、アスコルビン酸などの還元剤を組み合せ
て用いるものなどが挙げられる。
【0032】また以上に述べた光重合開始剤において、
2種以上を組み合せてより効率の良い光重合を行なうこ
ともできる。
【0033】この様な光重合開始剤の組み合せとして
は、ジアルキルアミノ基を有するカルコンおよびスチリ
ルケトン類やクマリン類と、トリハロメチル基を有する
S−トリアジン類やカンファーキノンとの組み合せなど
が挙げられる。
【0034】また、重合性ポリマー前駆体及び光重合開
始剤の他に、感光性ハロゲン化銀、有機銀塩及び還元剤
を重合層101に含有して熱現像型の重合層としてもよ
い。この場合、像露光後に加熱(熱現像)及び重合露光
することにより重合層101に重合・未重合パターンガ
形成されるものである。従って、熱現像型重合層の感光
性印刷用原版を用いる場合、印刷装置として図6に示す
ように、光学ユニット130による像露光後に熱現像す
るためのヒーター200と、熱現像後に重合露光するた
めの光源201とを版胴13の周囲に配置するとよい。
【0035】熱現像型の重合層の場合、含有する還元剤
の種類により、像露光部分の方が像未露光部分よりも重
合が進行する場合と、この逆の場合があるが、後者の方
がコントラスト良く重合・未重合パターンが形成され
る。
【0036】還元剤を選ぶことにより、像未露光部分の
方が、像露光部分よりも重合が進行するようになるが、
これは像露光部分で有機銀塩と還元剤とが酸化還元反応
し、この反応によって生成された酸化体(還元剤が酸化
されたもの)が光吸収性を有するためである。即ち、酸
化体の生成した像露光部分では特定波長の光が酸化体に
吸収されるため、重合が実質的に進行しないのに対し、
酸化体の生成されなかった像未露光部分では光が実質的
に吸収されないので重合が進行する。こうして熱現像型
重合層に重合・未重合パターンが形成される。
【0037】尚、ハロゲン化銀は像露光により銀核を生
成するもので、銀核は有機銀塩と還元剤との酸化還元反
応の触媒となる。つまり、銀核により潜像が形成され
る。
【0038】熱現像型重合層に含有されるハロゲン化銀
としては、写真技術等において公知のハロゲン化銀を用
いることができ、例えば塩化銀、臭化銀、沃化銀、塩臭
化銀、塩沃化銀、沃臭化銀、塩沃臭化銀のいずれも用い
ることができる。
【0039】ハロゲン化銀粒子のハロゲン組成は、表面
と内部が均一であっても不均一であってもよい。ハロゲ
ン化銀の粒子サイズは平均粒径が0.001μmから1
0μmが好ましく、0.001μmから5μmが更に好
ましい。
【0040】これらは通常の写真乳剤に対して行われる
ような化学増感、光学増感が施されていてもよい。つま
り、化学増感としては、硫黄増感、貴金属増感、還元増
感などを用いることができ、光学増感としては、シアニ
ン色素、メロシアニン色素等の光学増感色素を用いた方
法などを適用できる。
【0041】有機銀塩としては、脂肪族カルボン酸、芳
香族カルボン酸、メルカプト基またはα−水素を有する
チオカルボニル基化合物、もしくはイミノ基含有化合物
などの銀塩が使用できる。
【0042】脂肪族カルボン酸としては、酢酸、酪酸、
コハク酸、セバシン酸、アジピン酸、オレイン酸、リノ
ール酸、リノレン酸、酒石酸、パルミチン酸、ステアリ
ン酸、ベヘン酸、樟脳酸などがあるが、一般的に炭素数
が少ない程、銀塩としては不安定であるため、適度な炭
素数を有するものがよい。
【0043】芳香族カルボン酸としては、安息香酸誘導
体、キノリン酸誘導体、ナフタレンカルボン酸誘導体、
サリチル酸誘導体、没食子酸、タンニン酸、フタル酸、
フェニル酢酸誘導体、ピロメリット酸などがある。
【0044】メルカプト又はα−水素を有するチオカル
ボニル基を有する化合物としては、3−メチルカプト−
4−フェニル−1,2,4−トリアゾール、2−メルカ
プトベンゾイミダゾール、2−メルカプト−5−アミノ
チアジアゾール、2−メルカプトベンゾチアゾール、s
−アルキルチオグリコール酸(アルキル基炭素数12〜
22)、ジチオ酢酸などジチオカルボン酸類、チオステ
アロアミドなどチオアミド類、5−カルボキシ−1−メ
チル−2−フェニル−4−チオピリジン、メルカプトト
リアジン、2−メルカプトベンゾオキサゾール、メルカ
プトオキサジアゾール又は3−アミノ−5−ベンジルチ
オ−1,2,4−トリアゾールなど米国特許第4,12
3,274号記載のメルカプト化合物などが挙げられ
る。
【0045】イミノ基を有する化合物としては、特公昭
44−30270号又は同45−18416号記載のベ
ンゾトリアゾールもしくはその誘導体、例えばベンゾト
リアゾール、メチルベンゾトリアゾールなどアルキル置
換ベンゾトリアゾール類、5−クロロベンゾトリアゾー
ルなどのハロゲン置換ベンゾトリアゾール類、ブチルカ
ルボイミドベンゾトリアゾールなどのカルボイミドベン
ゾトリアゾール類、特開昭58−118639号記載の
ニトロベンゾトリアゾール類、特開昭58−11563
8号記載のスルホベンゾトリアゾール、カルボキシベン
ゾトリアゾールもしくはその塩、又はヒドロキシベンゾ
トリアゾールなど、米国特許4,220,709号記載
の1,2,4−トリアゾールや1−H−テトラゾール、
カルバゾール、サッカリン、イミダゾールおよびその誘
導体などが代表例として挙げられる。
【0046】還元剤としては、感光性ハロゲン化銀上の
銀潜像を触媒として有機銀塩等との加熱下での酸化還元
反応で銀を生成し、生成した銀像により光重合層中の光
重合開始剤の吸収波長域の光を吸収し、透過光量を減少
させる働きを持つものや、同じように酸化還元反応で生
成した酸化体が光重合開始剤の吸収波長域の光を吸収す
る働きを持つものがよい。
【0047】本発明に使用可能な還元剤としては、「写
真光学の基礎、非銀塩編、p250」に記載された還元
剤や、一次発色現像主薬、二次発色現像主薬などが使用
できる。これらは例えば、フェノール類、ハイドロキノ
ン類、カテコール類、p−アミノフェノール、p−置換
アミノフェノール類、p−フェニレンジアミン類、3−
ピラゾリドン類などの他に、レゾルシン類、ピロガロー
ル類、o−アミノフェノール類、m−アミノフェノール
類、m−フェニレンジアミン類、5−ピラゾロン類、ア
ルキルフェノール類、アルコキシフェノール類、ナフト
ール類、アミノナフトール類、ナフタレンジオール類、
アルコキシナフトール類、ヒドラジン類、ヒドラゾン
類、ヒドロキシクロマン・ヒドロキシクラマン類、スル
ホナミドフェノール類、アミノナフトール類、アスコル
ビン酸類、ヒドロキシインダン類、ビスフェノール類、
オルソビスフェノール類などが使用できる。
【0048】また、色素を還元したロイコベースを還元
剤として使用することもできる。さらに以上に述べた還
元剤などを二種以上組合わせて用いることも可能であ
る。二次発色現像主薬を使用する場合は、これらの酸化
生成物と反応して、光吸収性化合物を生成するカプラー
を併用することが望ましい。
【0049】還元剤の具体例を挙げると、例えば、ヒド
ロキノン、ホドロキノンモノメチルエーテル、2,4−
ジメチル−6−t−ブチルフェノール、カテコール、ジ
クロロカテコール、2−メチルカテコール、没食子酸メ
チル、没食子酸エチル、没食子酸プロピル、o−アミノ
フェノール、3,5−ジメチル−2−アミノフェノー
ル、p−アミノフェノール、p−アミノ−o−メチルフ
ェノール、m−ジメチルアミノフェノール、m−ジエチ
ルアミノフェノール、2,6−ジシクロヘキシル−4−
メチルフェノール、1−ナフトール、2−メチル−1−
ナフトール、2,4−ジクロロ−1−ナフトール、1,
1−ジ−2−ナフトール、2,2′−メチレンビス(4
−メチル−6−t−ブチルフェノール)、2,2′−メ
チレンビス(4−エチル−6−t−ブチルフェノー
ル)、2,2′−ブチリデンビス(4−メチル−6−t
−ブチルフェノール)、4,4′−ブチリデンビス(3
−メチル−6−t−ブチルフェノール)、4,4′−メ
チレンビス(2,6−ジ−t−ブチルフェノール)、
1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5
−t−ブチルフェノール)ブタン、4,4′−チオビス
(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)、2,4−
ビス(エチルチオ)−6−(4−ヒドロキシ−3,5−
ジ−t−ブチルアニリノ)−1,3,5−トリアジン、
2,4−ビス(オクチルチオ)−6−(4−ヒドロキシ
−3,5−ジ−t−ブチルアニリノ)−1,3,5−ト
リアジン、2,6−ジクロロ−4−ベンゼンスルホンア
ミドフェノール、2−クロロ−4−ベンゼンスルホンア
ミドフェノール、2,6−ジブロモ−4−ベンゼンスル
ホンアミドフェノール、チオインドキシル、インドキシ
ル、1,3−ジメチルピロガロール、4−メトキシナフ
トール、4−エトキシナフトール、2−シアノアセチル
クマロン、N,N−ジメチルフェニレンジアミン、N,
N−ジエチルフェニレンジアミン、N′,N′−ジエチ
ル−3−メチルフェニレンジアミンなどが挙げられる。
【0050】また、二次発色現像主薬(例えば、フェニ
レンジアミン系、p−アミノフェノール系)を使用した
場合のカプラーとしては、例えば、1−ヒドロキシ−N
−ブチル−2−ナフタミド、ベンゾイルアセトン、ベン
ゾイルアセトアニリド、o−メトキシベンゾイルアセト
−o−メトキシアニリド、ジベンゾイルメタン、2−ク
ロロ−1−ナフトール、2,6−ジブロモ−1,5−ナ
フタレンジオール、3−メチル−1−フェニルピラゾロ
ンなどが挙げられる。
【0051】光吸収性の酸化体としては、色素としての
範疇に入るものであっても、そうでなくても良く、実質
的に光重合開始剤の感度を減感することができれば良
い。例えば、紫外部の吸収を利用する場合は、可視部の
吸収は問題とならない。
【0052】光吸収性の酸化体と光重合開始剤の組合せ
の具体例としては、例えば還元剤として、4,4′メチ
レンビス(2−メチル−6−t−ブチルフェノール)、
4,4′メチレンビス(2,6−ジ−t−ブチルフェノ
ール)などを使用した場合、380〜390nmに感度
を有する光重合開始剤、例えば、2−クロロチオキサン
トン、2−メチルチオキサントン、2,4−ジメチルチ
オキサントン、2,4,6−トリメチルベンゾイルジフ
ェニルホスフィンオキサイド、ベンジルなどが使用でき
る。
【0053】また2,6−ジ−t−ブチル−4−ベンジ
ルフェノール、1−(3,5−ジ−tブチル−4−ヒド
ロキシフェニル)−1−フェニルエタンなどや二次発色
現像主薬によりシアン色素を形成するものは、可視部以
外に300〜370nmに感度を有する光重合開始剤、
例えば1−フェニル−2−ヒドロキシ−2−メチルプロ
パン−1−オン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニ
ルケトン、ベンゾインジメチルエーテル、ベンゾフェノ
ン、4−ベンゾイル−4′−メチルジフェニルサルファ
イドなどが使用できる。
【0054】重合層101には、以上のほかに必要に応
じてバインダーや色調剤、皮膜形成剤、かぶり防止剤、
光変色防止剤、固体溶媒、界面活性剤、帯電防止剤など
を加えることができる。
【0055】本発明で使用可能なバインダー、皮膜形成
剤としては、広範な樹脂から選択することが出来るが、
具体的には、例えばニトロセルロース、リン酸セルロー
ス、硫酸セルロース、酢酸セルロース、プロピオン酸セ
ルロース、酪酸セルロース、ミリスチン酸セルロース、
パルミチン酸セルロース、酢酸・プロピオン酸セルロー
ス、酢酸・酪酸セルロースなどのセルロースエステル
類;例えばメチルセルロース、エチルセルロース、プロ
ピルセルロース、ブチルセルロースなどのセルロースエ
ーテル類;例えばポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリ
酢酸ビニル、ポリビニルブチラート、ポリビニルアセタ
ール、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドンな
どのビニル樹脂類;例えばスチレン−ブタジエンコポリ
マー、スチレン−アクリロニトリルコポリマー、スチレ
ン−ブタジエン−アクリロニトリルコポリマー、塩化ビ
ニル−酢酸ビニルコポリマーなどの共重合樹脂類;例え
ばポリメチルメタクリレート、ポリメチルアクリレー
ト、ポリブチルアクリレート、ポリアクリル酸、ポリメ
タクリル酸、ポリアクリルアミド、ポリアクリロニトリ
ルなどのアクリル樹脂類;例えばポリエチレンテレフタ
レートなどのポリエステル類;例えば、ポリ(4,4′
−イソプロピリデン、ジフェニレン−コ−1,4−シク
ロヘキシレンジメチレンカーボネート)、ポリ(エチレ
ンジオキシ−3,3′−フェニレンチオカーボネー
ト)、ポリ(4,4′−イソプロピリデンジフェニレン
カーボネート−コ−テレフタレート)、ポリ(4,4′
−イソプロピリデンジフェニレンカーボネート)、ポリ
(4,4′−sec−ブチリデンジフェニレンカーボネ
ート)、ポリ(4,4′−イソプロピリデンジフェニレ
ンカーボネート−ブロックオキシエチレン)などのポリ
アクリレート樹脂類;ポリアミド類;ポリイミド類;エ
ポキシ樹脂類;フェノール樹脂類;例えばポリエチレ
ン、ポリプロピレン、塩素化ポリエチレンなどのポリオ
レフィン類;およびゼラチンなどの天然高分子などが挙
げられる。
【0056】また、ハロゲン化銀、有機銀塩及び還元剤
を重合層101中に含有せずに、ハロゲン化銀、有機銀
塩及び還元剤を含有する熱現像型感光層を重合層101
とは別に設けてもよい。この場合、図8に示すように剥
離フィルム19上に熱現像型感光層102を設けて、剥
離フィルム19を支持体100から剥離する際に剥離フ
ィルム19と一緒に熱現像型感光層102も除去される
ようにするとよい。
【0057】図8において、保護フィルム103は熱現
像型感光層102を保護するためのフィルムである。
【0058】支持体5、剥離フィルム19及び保護フィ
ルム103としては、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リプロピレン、ポリエチレン、セロファン、ポリイミ
ド、6,6−ナイロン、ポリスチレン等の各種プラスチ
ックフィルムや、ポリビニルアルコール、ポリビニルブ
チラール等の樹脂類の中から適宜選択して使用するとよ
い。
【0059】表面改質性印刷用原版に使用する剥離フィ
ルムとしては、撥水性の機能を重合体表面に付加する目
的に対しては、表面エネルギーの低いポリテトラフルオ
ロエチレン、テトラフルオロエチレン−パーフルオロア
ルキルビニルエーテル共重合体、テトラフルオロエチレ
ン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、テトラフルオ
ロエチレン−エチレン共重合体、ポリクロロトリフルオ
ロエチレン等のフッ素系樹脂フィルムや、フッ素系樹
脂、シリコン系樹脂を適当な溶媒に溶解させ、ポリエチ
レンテレフタレート等の基材上に塗布乾燥したものを用
いることができる。
【0060】また、親水性の機能を重合体表面に付加す
る目的に対しては、剥離フィルムには親水性高分子等が
良く、例えばグアーガム、ローカストビーンガム、アラ
ビアガム、タラガント、カラギナン、ベクチン、マンナ
ン、デンプン等の植物系高分子;キサンタンガム、デキ
ストリン、サクシノグルカン、カードラン等の微生物系
高分子;ゼラチン、カゼイン、アルブミン、コラーゲン
等の動物系高分子;メチルセルロース、エチルセルロー
ス、ヒドロキシエチレンセルロース等のセルロース系高
分子、あるいは可溶性デンプン、カルボキシメチルデン
プン、メチルデンプン等のデンプン系高分子、アルギン
酸プロピレングリコール、アルギン酸塩等のアルギン酸
系高分子、その他多糖類系の誘導体等の半合成高分子;
ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリビ
ニルメチルエーテル、カルボキシビニルポリマー、ポリ
アクリル酸ナトリウム、ポリアクリルアミド等のビニル
系高分子;その他ポリエチレングリコール、酸化エチレ
ン、酸化プロピレンブロック共重合体等の合成高分子;
上記高分子に二酸化ケイ素、二酸化チタン、架橋剤、界
面活性剤等が添加されたもの;特公平2−15383号
公報、特開平2−80472号公報、特開平2−105
873号公報、特開平1−238935号公報、特開平
2−110119号公報、特開平2−107678号公
報、特開平2−72号公報に記載の親水性高分子等;更
にそのもの自身は疎水性であるが、エッチ液や湿し水に
より加水分解あるいは加水素分解して親水性基を生成す
る官能基を含有する樹脂;特開平1−306856号公
報、特開平1−306855号公報、特開平1−267
093号公報、特開平1−269593号公報記載の樹
脂等を単独であるいは必要に応じて2種以上組合わせて
用いることができる。
【0061】重合層101中に含有する重合性ポリマー
前駆体の量は、重合層101に対して5〜99重量%、
更には10〜80重量%、特に20〜60重量%が好ま
しい。光重合開始剤の量は、重合性ポリマー前駆体10
0重量部に対して0.1重量部〜30重量部、更には
0.3〜25重量部が好ましい。
【0062】感光性印刷用原版にハロゲン化銀、有機銀
塩及び還元剤を含有する場合、有機銀塩の量は、0.3
g/m2〜30g/m2、特に0.7g/m2〜15g/
2、更には1.2g/m2〜8g/m2が好ましい。ま
た、有機銀塩1モルに対して、感光性ハロゲン化銀は好
ましくは0.001モル〜2モル、より好ましくは0.
05モル〜0.4モル含有させるのが望ましい。また、
有機銀塩1モルに対して還元剤は好ましくは0.05モ
ル〜3モル、より好ましくは0.2モル〜1.3モル含
有させるのが望ましい。
【0063】重合層101の厚みは0.2μm〜100
μm、特に0.5〜50μmが好ましい。
【0064】熱現像型重合層101の厚みは0.2μm
〜2mm、特に1μm〜0.5mmが好ましい。
【0065】熱現像型感光層102の厚みは0.1μm
〜2mm、特に1μm〜0.2mmが好ましい。
【0066】支持体5、剥離フィルム19及び保護フィ
ルム103の厚みは、1μm〜3mmが好ましい。
【0067】また感光性印刷用原版12に、特開昭59
−181341号、同60−69650号、同60−2
25151号等の公報に記載のような剥離開始を容易に
するための剥離端部を設けても構わない。
【0068】本発明の印刷方法は、上記の感光性印刷用
原版12を用いて次のように印刷を行う。
【0069】まず、感光性印刷用原版12を装着チャッ
ク17、18により版胴13に固定する(ステップ3
0)。チャックは感光性印刷用原版12を版胴13に固
定できるものであればどのようなものでもよい。この
時、感光性印刷用原版12の剥離フィルム19は、チャ
ック17、18によって固定されない状態におく。感光
性印刷用原版12の固定は、手動により行ってもよい
し、版胴13の矢印方向への回転によって自動的に行わ
れるようにしてもよい。
【0070】感光性印刷用原版12の固定後、印刷画像
形成工程において、版胴13の矢印方向への回転によっ
て、感光性印刷用原版12の重合層101に重合・未重
合パターンが形成される(ステップ31)。重合・未重
合パターンは、光学ユニット130によって形成され
る。熱現像型重合層あるいは熱現像型感光層を有する印
刷用原版(以下、熱現像型印刷用原版という)を使用す
る場合、重合・未重合パターンは、図6に示す光学ユニ
ット130、ヒーター200及び光源201により形成
される。
【0071】感光性印刷用原版12の先端が剥離部に達
すると、不図示の剥離位置検知センサーにより、剥離位
置が検知され、版胴駆動モータがオフして版胴13が停
止する(ステップ32、33)。
【0072】版胴13が停止したとき、剥離フィルム1
9の端部19aが、図2に示すように分離ガイド20に
保持されていることが不図示の剥離フィルム検知センサ
ーにより検知されると、不図示の版胴駆動モータと搬送
モータがオンされて版胴13と搬送ローラ21が駆動さ
れる(ステップ34、35)。剥離フィルム19の端部
19aは、もともと重合層101に接着していないよう
に構成するのがよい。このようにすれば、感光性印刷用
原版12を版胴13に取り付けたとき、剥離フィルム1
9の端部19aは、図1に示すように感光性印刷用原版
12から分離した状態となる。
【0073】剥離工程において、版胴13の回転により
剥離フィルム19は分離ガイド20及び搬送ローラ21
に挟まれ、更に版胴13及び搬送ローラ21の回転によ
り感光性印刷用原版12から除去されて回収トレイ22
に収納される。
【0074】剥離フィルム19が完全に剥離されたこと
を剥離フィルム検知センサが検知すると版胴駆動モータ
と搬送モータがオフされて版胴13と搬送ローラ21の
駆動が停止する(ステップ36、37)。剥離フィルム
19の剥離の際の版胴13と搬送ローラ21の周速度は
使用される原版によって異なるが、10mm/s〜10
0mm/sであることが望ましい。また、剥離時におい
ては版胴13と搬送ローラ21の周速度は等速であるか
もしくは搬送ローラ21の周速度の方が大きいことが好
ましい。以上の剥離工程によって版胴13上にインキン
グ可能な印刷版が形成される。
【0075】剥離工程終了後、印刷工程に移ると版胴1
3の回転スピードが上昇すると共に、インキング部が版
胴13上の印刷版に接触し(ステップ38)、インクが
印刷版に供給される(ステップ39)。また必要に応
じ、インキング部と同じように湿し水供給部も印刷版に
接触する。
【0076】印刷工程において、版胴13の回転スピー
ドは100mm/s〜1000mm/sが好ましい。
【0077】印刷版上のインクはブランケット14に転
写され、さらに圧胴16の加圧により記録紙23上に画
像が形成される。印刷が終了するとインキング部及び湿
し水供給部が版胴13から離れる(ステップ40、4
1)。
【0078】以上の説明では、感光性印刷用原版12を
版胴13に装着し、その後感光性印刷用原版12に印刷
画像パターンを形成する例を示したが、印刷画像パター
ンの形成された感光性印刷用原版12を版胴13に装着
してもよい。この場合、図3に示すフローチャートでス
テップ32以降の工程を行えばよい。また、熱現像型印
刷用原版を使用する場合、像露及び熱現像して印刷用原
版に潜像を形成し、その後印刷用原版を版胴13に装着
して重合露光を行うようにしてもよい。
【0079】印刷画像形成工程において、熱現像型では
ない印刷用原版に対する像露光及び熱現像型印刷用原版
に対する重合露光は、印刷用原版の面上で概ね500m
J/cm2までの光で行うとよい。また熱現像型印刷用
原版に対する像露光は、印刷用原版の面上で概ね1mJ
/cm2の光で行うとよい。熱現像型印刷用原版に対す
る熱現像は、80℃〜160℃の温度で、3秒間〜20
秒間行うとよい。
【0080】剥離フィルム19の剥離は、図4及び図5
に示すように剥離ローラ26を用いて行ってもよい。剥
離ローラ26の周面には粘着部26aと非粘着部26b
が交互に設けられており、剥離フィルム19は粘着部2
6に接着すると共にガイド29に導かれ感光性印刷用原
版から除去される。剥離ローラ26の粘着部26aに接
着した剥離フィルム19は分離ヅメ27により剥離ロー
ラ26からはがされ回収トレイ22に収納される。分離
ヅメ27は、図5に示すように分離ツメ支持棒28に支
持されている。剥離ローラ26は、印刷画像形成工程及
び印刷工程では版胴13から離れた状態にあり、剥離工
程でのみ剥離フィルム26に接触するようになってい
る。尚、図5ではガイド29の図示を省略した。
【0081】図4及び図5に示す態様によれば、感光性
印刷用原版に剥離ローラ26が押しあてられるため、剥
離フィルム19の剥離の際に感光性印刷用原版が振動す
るのを低減することができる。
【0082】以上説明したように、本発明によれば感光
性印刷用原版を版胴に取り付けた後に、剥離フィルムを
除去するので、キズや汚れの非常に少ない良好な印刷版
を得ることができ、従って鮮明な印刷物を得ることがで
きる。また、剥離フィルムを剥離する専用の剥離機が不
要なため、印刷装置を小型化することができる。
【0083】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。以下の記載で「部」は重量基準である。
【0084】実施例1 長繊維パルプを主体としたサイズ度、耐水性、及び平滑
度の優れた坪量140g/m2の上質紙の片面に(他面
は、ポリエステル樹脂で耐水化処理されている)、下記
組成の溶液を乾燥膜厚15μmになるようにワイヤーバ
ーを用いて塗工し、親水層を得た。
【0085】ポリビニルアルコール(商品名ゴーセノー
ルNH−18、日本合成化学工業(株)製)の10%水
溶液…10部 コロイダルシリカ(商品名スノーテックス−O、日産化
学工業(株)製)…2.7部 ペンタエリスリトールトリアクリレート(商品名KAY
ARAD PET−30、日本化薬(株)製)…0.4
【0086】次に9μm厚のポリエチレンテレフタレー
トフィルム(商品名ルミラーT、東レ(株)製)上に、
下記組成の溶液を乾燥膜厚2〜3μmになるようにワイ
ヤーバーを用いて塗工し、重合層を得た。重合層はポリ
エチレンテレフタレートの全面に塗布せずポリエチレン
テレフタレートの外縁から20mmの範囲には重合層を
塗布しなかった。
【0087】塩化ゴム(商品名スーパークロンCR−
5、山陽国策パルプ(株)製)…5.0部 オリゴエステルアクリレート(商品名アロニックスM6
300、東亜合成化学工業(株)製)…3.5部 2,4−ジエチルチオキサントン(商品名、KAYAC
URE DETX、日本化薬(株)製)…0.7部 4−ジメチルアミノ安息香酸エチル(商品名、KAYA
CURE EPA、日本化薬(株)製)…0.7部 ヒドロキノンモノメチルエーテル…0.05部 銅フタロシアニン顔料…0.1部 メチルエチルケトン…15部 トルエン…15部
【0088】更に上記親水層と上記重合層を対接させ5
0℃に加熱されたラミネーター(ニップ圧5Kgf/c
2)に通してA4サイズの印刷用原版を得た。
【0089】こうして得た印刷用原版を図1の装置にポ
リエチレンテレフタレートフィルムを外側にして装着し
た。装着チャック17及び18には、印刷用原版を長辺
を固定した。
【0090】更にこの印刷用原版上にフォトマスクを貼
り付けた。こうして版胴13を周速100mm/sec
で回転させ、同時に光学ユニット130により印刷用原
版を露光した。露光は印刷用原版より50mm離れたと
ころから15秒間行った。光学ユニット130の光源に
は紫外線蛍光灯(消費電力30W)を用いた。また、印
刷装置の版胴13、ブランケット胴15及び圧胴16の
直径は、いずれも100mmであった。
【0091】光学ユニット130による露光終了後、先
に説明したシーケンス通りにポリエチレンテレフタレー
トフィルムの剥離及び印刷を行ったところ、画像に乱れ
のない鮮明な印刷物が得られた。画像の品位は3000
枚印刷後もかわらなかった。
【0092】ポリエチレンテレフタレートフィルムの剥
離時の版胴13の周速は100mm/secであった。
また、印刷速度は、120枚/分であった。インクには
(株)文祥堂製のBSDニューラバー墨シルバー(商品
名)を用い、湿し水には脱イオン水を用いた。
【0093】実施例2 6μm厚のポリエチレンテレフタレートフィルム(商品
名ルミラーT、東レ(株)製)上に、実施例1と同様に
して重合層を形成し、この重合層と離型用のシリコーン
のコートされた25μm厚のポリエチレンテレフタレー
トフィルム(商品名ルミラーシリコーンコート加工、東
レ(株)製)とをラミネートした。
【0094】AgBr…0.9部 ベヘン酸銀…5.0部 ベヘン酸…4.0部 フタラジノン…1.0部 2−メチル−4−(3,5−ジ−tert−ブチル−4
−ヒドロキシベンジル)−1−ナフトール…2.6部 ポリビニルブチラール(商品名エスレックBM−2、積
水化学工業(株)製)…10部 メチルエチルケトン…90部 キシレン…50部 n−ブタノール…30部
【0095】次いで、暗室において上記組成物に、下記
一般式で表される増感色素化合物0.001部をN,N
−ジメチルホルムアミド1.0部に溶解した溶液を添加
したものをペイントシェーカーを用いて充分溶解、分散
混合して熱現像型感光層用乳剤を得て、上記6μm厚の
ポリエチレンテレフタレート上に乾燥膜厚4〜5μmに
なるようにワイヤーバーを用いて塗工し、更にこの熱現
像型感光層上に保護層として、ポリビニルアルコールの
10%水溶液(商品名ゴーセノールNH−17Q、日本
合成化学工業(株)製)を用い、乾燥膜厚2〜3μmに
なるようにワイヤーバーを用いて塗工した。
【0096】
【外1】
【0097】上記の重合層と熱現像型感光層の積層体か
ら、重合層にラミネートされているシリコーンのコート
されたポリエチレンテレフタレートフィルムを剥離し、
別途、実施例1と同様にして形成された上質紙上の親水
層と重合層が対接するようにして実施例1と同様にラミ
ネートして、A4サイズの印刷用原版を得た。
【0098】この印刷用原版も、実施例1と同様に6μ
m厚のポリエチレンテレフタレートフィルムの外縁から
20mmの範囲には重合層が塗布されていない。
【0099】こうして得た印刷用原版に対してドラムス
キャン式レーザービームプリンター(阿部設計製)を用
い、He−Neレーザ(出力5mW)で像露光を行い、
次に100℃、10秒の条件で加熱現像した。
【0100】像露光及び加熱現像終了後、この印刷用原
版を、図1の装置に熱現像型感光層を外側にして装着し
た。装着チャック17及び18には印刷用原版の長辺を
固定した。
【0101】こうして、版胴13を周速6mm/sec
で回転させ、同時に光学ユニット130により印刷用原
版を全面的に露光した。露光は印刷用原版から10mm
離れたところから行った。光学ユニット130の光源に
は波長380mmに発光ピークを有する蛍光灯(消費電
力15W)を用いた。印刷装置の版胴13、ブランケッ
ト胴15及び厚胴16の直径は、いずれも100mmで
あった。
【0102】光学ユニット130による露光終了後、先
に説明したシーケンス通りに、熱現像性感光層の積層し
たポリエチレンテレフタレートフィルムの剥離及び印刷
を行ったところ、画像に乱れのない鮮明な印刷物が得ら
れた。画像の品位は3000枚印刷後もかわらなかっ
た。
【0103】剥離工程における版胴13の周速は50m
m/secであった。印刷速度、インク及び湿し水は実
施例1と同様とした。
【0104】実施例3 ポリビニルブチラール樹脂(商品名エスレックBL−
2、積水化学工業(株)製)…1部 トリメチロールプロパントリアクリレート(商品名アロ
ニックスM−309、東亜合成化学工業(株)製)…1
部 2,4−ジエチルチオキサントン(商品名カヤキュアー
DETX、日本化薬(株)製)…0.1部 4−ジメチルアミノ安息香酸エチル(商品名カヤキュア
ーEPA、日本化薬(株)製)…0.1部 n−ブタノール…13部
【0105】上記組成からなる液を調整し、この液を1
00μm厚のポリカーボネートフィルム(商品名パンラ
イト、帝人化成(株)製)上に乾燥膜厚5〜6μmにな
るようにワイヤーバーを用いて塗工して重合層とした。
次いで、剥離フィルムとして9μm厚のポリエステルフ
ィルム(商品名ルミラーT、東レ(株)製)上にポリビ
ニルアルコール(商品名ゴーセノールGL−05、日本
合成化学工業(株)製)の10%水溶液を乾燥膜厚2μ
mになるようにアプリケータで塗工したものを用意し
た。この剥離フィルムのポリビニルアルコール塗膜面と
上記重合層とが接するようにラミネートし、A4サイズ
の表面改質性印刷用原版を得た。この印刷用原版も、実
施例1と同様に剥離フィルムの外縁から20mmの範囲
には重合層が塗布されていない。
【0106】こうして得た印刷用原版のポリエステルフ
ィルム上に、光透過部と光非透過部とからなる印刷画像
パターンを有するマスクを介してホットプレートを用い
90℃に媒体を加熱した状態で、60秒間露光を行っ
た。露光は波長380nmに蛍光ピークを有する蛍光灯
を用い、印刷用原版から約3cmの距離から行った。
【0107】露光終了後、この印刷用原版を図1の装置
に剥離フィルムを外側にして装着した。装着チャック1
7及び18には印刷用原版の長辺を固定した。印刷装置
の版胴13、ブランケット胴15及び圧胴16の直径
は、いずれも100mmであった。
【0108】こうして、先に説明したシーケンス通りに
剥離フィルムの剥離及び印刷を行ったところ、画像に乱
れのない鮮明な印刷物が得られた。画像の品位は300
0枚印刷後もかわらなかった。
【0109】剥離工程において版胴13の周速は20m
m/secであった。印刷速度、インク及び湿し水は実
施例1と同様とした。
【0110】実施例4 アクリロニトリル−ポリオキシアルキレン単量体(CH
2=C(CH3)CO−(OCH2CH230OCH3)の
共重合体(アクリロニトリル26:ポリオキシアルキレ
ン単量体74)…5部 水分散アクリル樹脂(商品名アクリセットEX−14、
日本触媒化学工業(株)製)…40部 界面活性剤(商品名エマルゲン909、花王(株)製)
…10部 ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(商品名カ
ヤラッドDPHA、日本化薬(株)製)…34部 2,4−ジエチルチオキサントン(商品名カヤキュア
ー、DETX、日本化薬(株)製)…0.5部 4−ジメチルアミノ安息香酸エチル(商品名カヤキュア
ー、EPA、日本化薬(株)製)…0.5部 ブチルセロソルブ…10部 脱イオン水…35部
【0111】上記組成からなる液を調整し、この液を1
00μm厚のポリエステルフィルム(商品名ルミラー
T、東レ(株)製)上に乾燥膜厚5〜6μmになるよう
にワイヤーバーを用いて塗工して重合層とした。次い
で、剥離フィルムとして9μm厚のポリエステルフィル
ム(商品名ルミラーT、東レ(株)製)上にフッ素系樹
脂(商品名フロラードFC−721、住友3M(株)
製)を乾燥膜厚2μmになるようにアプリケータで塗工
したものを用意した。この剥離フィルムのフッ素系樹脂
塗膜面と上記重合層とが接するようにラミネートし、A
4サイズの表面改質性印刷用原版を得た。この印刷用原
版も、実施例1と同様に剥離フィルムの外縁から20m
mの範囲には重合層が塗布されていない。
【0112】こうして得た印刷用原版の9μm厚のポリ
エステルフィルム上に、光透過部と光非透過部とからな
る印刷画像パターンを有するマスクを介してホットプレ
ートを用い50℃に媒体を加熱した状態で、60秒間露
光を行った。露光は波長380nmに蛍光ピークを有す
る蛍光灯を用い、印刷用原版から約3cmの距離から行
った。
【0113】露光終了後、この印刷用原版についても実
施例3と同様の装置及び条件で剥離フィルムの剥離及び
印刷を行ったところ、画像に乱れのない鮮明な印刷物が
得られた。画像の品位は3000枚印刷後もかわらなか
った。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印刷方法を実施する印刷装置の一例を
示す側面図である。
【図2】図1に示す印刷装置の剥離部を拡大した部分図
である。
【図3】本発明による印刷方法の動作の一例を示す流れ
図である。
【図4】図1に示す印刷装置の剥離部の他の例を示す部
分図である。
【図5】図4に示す剥離部の平面図である。
【図6】本発明の印刷方法を実施する印刷装置の他の例
を示す側面図である。
【図7】本発明の印刷方法に使用する感光性印刷用原版
の一例を示す側面図である。
【図8】本発明の印刷方法に使用する感光性印刷用原版
の他の例を示す側面図である。
【符号の説明】
3 インク 12 印刷用原版 13 版胴 14 ブランケット 15 ブランケット胴 16 圧胴 17、18、24、25 装着チャック 19 剥離フィルム 20 分離ガイド 22 回収トレイ 23 記録紙 27 分離ヅメ 29 ガイド 100 支持体 101 重合層 102 熱現像型感光層 103 保護フィルム 130 光学ユニット 200 ヒーター 201 光源 210 湿し水だめ 211 湿し水供給ローラ 212 湿し水

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 版胴に印刷版を取り付けて印刷を行う印
    刷方法において、 支持体と剥離フィルムとの間に重合層を有する感光性印
    刷用原版を、前記版胴に取り付ける工程と、 前記重合層に重合・未重合パターンを形成する工程と、 前記剥離フィルムを剥離して前記感光性印刷用原版を印
    刷版とする工程と、 前記印刷版を用いて印刷を行う工程とを有することを特
    徴とする印刷方法。
  2. 【請求項2】 前記剥離フィルムを剥離する際に、 前記剥離フィルムに前記重合層の未重合部分が付着し、
    前記支持体上に重合部分が残る請求項1記載の印刷方
    法。
  3. 【請求項3】 前記剥離フィルムを剥離する際、 前記重合層が実質的に全て前記支持体上に残り、しかも
    前記重合層の重合部分表面に前記剥離フィルムの性状が
    転移する請求項1記載の印刷方法。
  4. 【請求項4】 版胴に印刷版を取り付けて印刷を行う印
    刷方法において、 支持体と剥離フィルムとの間に重合・未重合パターンの
    形成された重合層を有する感光性印刷用原版を、前記版
    胴に取り付ける工程と、 前記剥離フィルムを剥離して前記感光性印刷用原版を印
    刷版とする工程と、 前記印刷版を用いて印刷を行う工程とを有することを特
    徴とする印刷方法。
  5. 【請求項5】 前記剥離フィルムを剥離する際に、 前記剥離フィルムに前記重合層の未重合部分が付着し、
    前記支持体上に重合部分が残る請求項4記載の印刷方
    法。
  6. 【請求項6】 前記剥離フィルムを剥離する際、前記重
    合層が実質的に全て前記支持体上に残り、しかも前記重
    合層の重合部分表面に前記剥離フィルムの性状が転移す
    る請求項4記載の印刷方法。
  7. 【請求項7】 版胴に印刷版を取り付けて印刷を行う印
    刷方法において、 支持体と剥離フィルムとの間に潜像の形成された熱現像
    型重合層を有する感光性印刷用原版を、前記版胴に取り
    付ける工程と、 前記潜像に対応して前記重合層に重合・未重合パターン
    を形成する工程と、 前記剥離フィルムを剥離して前記感光性印刷用原版を印
    刷版とする工程と、 前記印刷版を用いて印刷を行う工程とを有することを特
    徴とする印刷方法。
  8. 【請求項8】 前記剥離フィルムを剥離する際に、 前記剥離フィルムに前記熱現像型重合層の未重合部分が
    付着し、前記支持体上に重合部分が残る請求項7記載の
    印刷方法。
  9. 【請求項9】 前記剥離フィルムを剥離する際に、 前記熱現像型重合層が実質的に全て前記支持体上に残
    り、しかも前記熱現像型重合層の重合部分表面に前記剥
    離フィルムの性状が転移する請求項7記載の印刷方法。
  10. 【請求項10】 版胴に印刷版を取り付けて印刷を行う
    印刷方法において、 支持体と剥離フィルムとの間に重合層を有すると共に前
    記剥離フィルム上に潜像の形成された熱現像型感光層を
    有する感光性印刷用原版を、前記版胴に取り付ける工程
    と、 前記潜像に対応して前記重合層に重合・未重合パターン
    を形成する工程と、 前記剥離フィルムを剥離して前記感光性印刷用原版を印
    刷版する工程と、 前記印刷版を用いて印刷を行う工程とを有することを特
    徴とする印刷方法。
  11. 【請求項11】 前記剥離フィルムを剥離する際に、 前記剥離フィルムに前記重合層の未重合部分が付着し、
    前記支持体上に重合部分が残る請求項10記載の印刷方
    法。
  12. 【請求項12】 前記剥離フィルムを剥離する際、 前記重合層が実質的に全て前記支持体上に残り、しかも
    前記重合層の重合部分表面に前記剥離フィルムの性状が
    転移する請求項10記載の印刷方法。
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