JPH0539209Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0539209Y2 JPH0539209Y2 JP1988148819U JP14881988U JPH0539209Y2 JP H0539209 Y2 JPH0539209 Y2 JP H0539209Y2 JP 1988148819 U JP1988148819 U JP 1988148819U JP 14881988 U JP14881988 U JP 14881988U JP H0539209 Y2 JPH0539209 Y2 JP H0539209Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- clip
- hanging
- hole
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Insertion Pins And Rivets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、クツシヨンシートを構成しているシ
ート表皮を吊込んで、シート表皮とパツドとをシ
ートパネルに固定するためのシート表皮吊込み用
クリツプ(以下、単にクリツプと略称する)に関
するものである。
ート表皮を吊込んで、シート表皮とパツドとをシ
ートパネルに固定するためのシート表皮吊込み用
クリツプ(以下、単にクリツプと略称する)に関
するものである。
クツシヨンシートにおける従来のシート表皮の
吊込み構造は、第8図及び第9図に示されるよう
に、シート表皮31に縫着された吊り綿布32に
吊りワイヤー33を挿通し、この吊り綿布32と
吊りワイヤー33とで吊込み部材34を構成し、
吊りワイヤー33と、パツド35内にインサート
されたインサートワイヤー36とをCリング37
を使用して締結する構造であつた。
吊込み構造は、第8図及び第9図に示されるよう
に、シート表皮31に縫着された吊り綿布32に
吊りワイヤー33を挿通し、この吊り綿布32と
吊りワイヤー33とで吊込み部材34を構成し、
吊りワイヤー33と、パツド35内にインサート
されたインサートワイヤー36とをCリング37
を使用して締結する構造であつた。
このCリング37を使用する吊込み作業は、作
業者の熟練に依存する割合の高い作業であるの
で、Cリング37により吊込み部材34とインサ
ートワイヤー36との締結位置がばらつき易く、
これによりシートの仕上がり品質を悪くしてい
た。即ち、締結位置がシートの深さ方向にばらつ
いた場合には、シート表皮に現れる吊り意匠線が
蛇行することになり、それがシート面の方向に沿
つてばらついた場合には、ヒート表皮31とパツ
ド35との位置ずれが生ずることになる。
業者の熟練に依存する割合の高い作業であるの
で、Cリング37により吊込み部材34とインサ
ートワイヤー36との締結位置がばらつき易く、
これによりシートの仕上がり品質を悪くしてい
た。即ち、締結位置がシートの深さ方向にばらつ
いた場合には、シート表皮に現れる吊り意匠線が
蛇行することになり、それがシート面の方向に沿
つてばらついた場合には、ヒート表皮31とパツ
ド35との位置ずれが生ずることになる。
また、このCリング37を使用する吊込み構造
は、パツド35内にインサートするインサートワ
イヤー36が不可欠であり、そのためにコストが
嵩むとともに、インサートのための工数が必要と
なる。
は、パツド35内にインサートするインサートワ
イヤー36が不可欠であり、そのためにコストが
嵩むとともに、インサートのための工数が必要と
なる。
本考案は、シートの深さ方向、及び面方向の双
方におけるシート表皮の吊込み位置が一定するよ
うにして、シートの仕上がり品質を高めると共
に、作業者の熟練を要することなくシート表皮の
吊込み作業を容易に、しかも迅速に行えるように
することを課題としてなされたものである。
方におけるシート表皮の吊込み位置が一定するよ
うにして、シートの仕上がり品質を高めると共
に、作業者の熟練を要することなくシート表皮の
吊込み作業を容易に、しかも迅速に行えるように
することを課題としてなされたものである。
本考案は、クツシヨンシートを構成しているシ
ート表皮の裏面に縫着された吊込み部材の吊りワ
イヤーに係合される吊りワイヤー保持部と、シー
トパネルに設けられた吊込み穴に係合保持される
アンカー部とが連結部を介して連結されていて、
前記シート表皮を吊り込んで、該シート表皮とパ
ツドとを前記シートパネルに固定するためのシー
ト表皮吊込み用クリツプであつて、前記アンカー
部は、弾性変形可能な箱枠状の本体の穴部が引込
み穴になつていると共に、該本体の下板部が引込
み具の先端部を引つ掛けるための引込み部となつ
ていて、該本体の両側板部の上下端部に弾性変形
可能な一対の上側爪、及び下側爪がそれぞれ下方
及び上方を向いて設けられた構成であり、前記連
結部は、薄板材で形成されていると共に、前記ア
ンカー部との結合部はヒンジ結合構造になつてい
ることを特徴としている。
ート表皮の裏面に縫着された吊込み部材の吊りワ
イヤーに係合される吊りワイヤー保持部と、シー
トパネルに設けられた吊込み穴に係合保持される
アンカー部とが連結部を介して連結されていて、
前記シート表皮を吊り込んで、該シート表皮とパ
ツドとを前記シートパネルに固定するためのシー
ト表皮吊込み用クリツプであつて、前記アンカー
部は、弾性変形可能な箱枠状の本体の穴部が引込
み穴になつていると共に、該本体の下板部が引込
み具の先端部を引つ掛けるための引込み部となつ
ていて、該本体の両側板部の上下端部に弾性変形
可能な一対の上側爪、及び下側爪がそれぞれ下方
及び上方を向いて設けられた構成であり、前記連
結部は、薄板材で形成されていると共に、前記ア
ンカー部との結合部はヒンジ結合構造になつてい
ることを特徴としている。
シートが取付けられるシートパネルには、クリ
ツプのアンカー部を係合させるための多数の吊込
み穴が定められた位置に設けられている。
ツプのアンカー部を係合させるための多数の吊込
み穴が定められた位置に設けられている。
シート表皮には、吊り綿布が縫着されていると
共に、この吊り綿布には吊りワイヤーが挿入され
ており、吊り綿布と、吊りワイヤーとで吊込み部
材を構成している。
共に、この吊り綿布には吊りワイヤーが挿入され
ており、吊り綿布と、吊りワイヤーとで吊込み部
材を構成している。
そして、吊込み部材を構成している吊りワイヤ
ーに、クリツプのクリツプ保持部を係合させた後
に、このクリツプをパツドに設けられたクリツプ
穴に挿入し、クリツプのアンカー部に設けられた
引込み穴に引込み具の先端部を挿入して引込み部
に引掛け、この引込み具によつてクリツプを吊込
み穴まで引込む。
ーに、クリツプのクリツプ保持部を係合させた後
に、このクリツプをパツドに設けられたクリツプ
穴に挿入し、クリツプのアンカー部に設けられた
引込み穴に引込み具の先端部を挿入して引込み部
に引掛け、この引込み具によつてクリツプを吊込
み穴まで引込む。
このようにすると、本体の両側板部及び一対の
下側爪が弾性変形して吊込み穴に挿入され、弾性
変形されていた一対の下側爪が吊込み穴を通過す
ると、原形状に復元し、一対の上側爪及び一対の
下側爪を介して、クリツプのアンカー部がシート
パネルに設けられた吊込み穴の周縁部に係合され
る。
下側爪が弾性変形して吊込み穴に挿入され、弾性
変形されていた一対の下側爪が吊込み穴を通過す
ると、原形状に復元し、一対の上側爪及び一対の
下側爪を介して、クリツプのアンカー部がシート
パネルに設けられた吊込み穴の周縁部に係合され
る。
これにより、吊込み部材及びクリツプを介して
シート表皮がシートパネルに吊込まれる。
シート表皮がシートパネルに吊込まれる。
シートパネルに設けられている多数の吊込み穴
の位置は、定められているので、上記のようにし
てクリツプを使用してシート表皮をシートパネル
に吊込めば、シートの深さ方向、及び面方向の双
方におけるシート表皮の吊込み位置が一定して、
シートの仕上がり品質が高められると共に、作業
者の熟練を要することなくシート表皮の吊込み作
業を容易に、しかも迅速に行うことができる。ま
た、使用時にシートが大きくたわんだ場合には、
アンカー部に対してヒンジ結合されている薄板状
の連結部が側方に倒れたり、アンカー部に設けら
れた一対の上側爪が弾性変形して開いて、シート
パネルに対してクリツプが下がつて対応するの
で、搭乗者に異物感、底突き感を与えない。
の位置は、定められているので、上記のようにし
てクリツプを使用してシート表皮をシートパネル
に吊込めば、シートの深さ方向、及び面方向の双
方におけるシート表皮の吊込み位置が一定して、
シートの仕上がり品質が高められると共に、作業
者の熟練を要することなくシート表皮の吊込み作
業を容易に、しかも迅速に行うことができる。ま
た、使用時にシートが大きくたわんだ場合には、
アンカー部に対してヒンジ結合されている薄板状
の連結部が側方に倒れたり、アンカー部に設けら
れた一対の上側爪が弾性変形して開いて、シート
パネルに対してクリツプが下がつて対応するの
で、搭乗者に異物感、底突き感を与えない。
第1図ないし第7図に本考案の実施例が示され
ている。
ている。
第1図及び第2図は、それぞれ本考案に係わる
クリツプCの斜視図及び正面図であり、最初にこ
のクリツプCについて説明する。
クリツプCの斜視図及び正面図であり、最初にこ
のクリツプCについて説明する。
クリツプCは、吊りワイヤー保持部C1と、ア
ンカー部C2と、これらを連結している連結部C3
とで構成されている。クリツプCは、塩化ビニー
ル、ナイロン、ポリプロピレンなどの弾力性を有
する樹脂で成形される。
ンカー部C2と、これらを連結している連結部C3
とで構成されている。クリツプCは、塩化ビニー
ル、ナイロン、ポリプロピレンなどの弾力性を有
する樹脂で成形される。
吊りワイヤー保持部C1は、ハウシング状の本
体1の一部が弾性変形可能な抜止め片2となつて
おり、この抜止め片2と相対向する部分に吊りワ
イヤー案内片3が配置されて本体1に一体に設け
られている。抜止め片2の先端と、吊りワイヤー
案内片3の基端とは近接しており、この部分の本
体1に吊りワイヤー保持穴4が水平方向に沿つて
設けられている。本体1及び吊りワイヤー案内片
3の長さ方向に沿つた中央部分には、補強用のリ
ブ5が設けられている。
体1の一部が弾性変形可能な抜止め片2となつて
おり、この抜止め片2と相対向する部分に吊りワ
イヤー案内片3が配置されて本体1に一体に設け
られている。抜止め片2の先端と、吊りワイヤー
案内片3の基端とは近接しており、この部分の本
体1に吊りワイヤー保持穴4が水平方向に沿つて
設けられている。本体1及び吊りワイヤー案内片
3の長さ方向に沿つた中央部分には、補強用のリ
ブ5が設けられている。
アンカー部C2は、箱枠状の本体6の両側板部
7の上下端部に、弾性変形可能な一対の上側爪
8、及び一対の下側爪9がそれぞれ下方及び上方
を向いて一体に設けられた構成である。箱枠状の
本体6の両側板部7は、上下方向に沿つて弾性変
形可能な構造になつている。箱枠状の本体6の穴
部は、引込み具23の先端部を挿入させるための
引込み穴10となつていると共に、本体6の下部
は、引込み具23の先端部を引掛けてクリツプC
を引込むための引込み部20となつている。
7の上下端部に、弾性変形可能な一対の上側爪
8、及び一対の下側爪9がそれぞれ下方及び上方
を向いて一体に設けられた構成である。箱枠状の
本体6の両側板部7は、上下方向に沿つて弾性変
形可能な構造になつている。箱枠状の本体6の穴
部は、引込み具23の先端部を挿入させるための
引込み穴10となつていると共に、本体6の下部
は、引込み具23の先端部を引掛けてクリツプC
を引込むための引込み部20となつている。
吊りワイヤー保持部C1と、アンカー部C2とは、
薄板状の連結部C3により連結されており、アン
カー部C2と連結部C3との連結部分は、折れ曲り
可能なヒンジ部11となつている。
薄板状の連結部C3により連結されており、アン
カー部C2と連結部C3との連結部分は、折れ曲り
可能なヒンジ部11となつている。
第3図は、一人席の車輛用シートの平面図であ
り、第4図は、第3図のX−X線断面部分におけ
るシート表皮12を吊込む前の斜視図であり、第
5図ないし第7図は、それぞれ異なる状態におけ
る第3図のX−X線断面図である。なお、第3図
において、Aはシート表皮12の吊込み部を示
す。
り、第4図は、第3図のX−X線断面部分におけ
るシート表皮12を吊込む前の斜視図であり、第
5図ないし第7図は、それぞれ異なる状態におけ
る第3図のX−X線断面図である。なお、第3図
において、Aはシート表皮12の吊込み部を示
す。
シート表皮12には、吊り綿布13が縫着され
ていると共に、この吊り綿布13の下端部に吊り
ワイヤー14がほぼ水平に挿入されており、吊り
綿布13と吊りワイヤー14とで、吊込み部分1
5を構成している。吊り綿布13における前記吊
込み部Aに対応する部分には、クリツプCの吊り
ワイヤー案内片3を挿入するための切込み穴16
が設けられている。
ていると共に、この吊り綿布13の下端部に吊り
ワイヤー14がほぼ水平に挿入されており、吊り
綿布13と吊りワイヤー14とで、吊込み部分1
5を構成している。吊り綿布13における前記吊
込み部Aに対応する部分には、クリツプCの吊り
ワイヤー案内片3を挿入するための切込み穴16
が設けられている。
パツド17には、吊込み部材15が挿入される
パツド溝18が上面に開口して設けられていると
共に、パツド溝18における前記吊込み部Aに対
応する部分には、クリツプ穴19が貫通して設け
られている。
パツド溝18が上面に開口して設けられていると
共に、パツド溝18における前記吊込み部Aに対
応する部分には、クリツプ穴19が貫通して設け
られている。
シートが取付けられるシートパネル21におけ
る前記吊込み部Aに対応する部分には、クリツプ
Cのアンカー部C2を係合させるための多数の吊
込み穴22が設けられている(第5図ないし第7
図参照)この吊込み穴22は、アンカー部C2の
本体6に対応した大きさになつている。
る前記吊込み部Aに対応する部分には、クリツプ
Cのアンカー部C2を係合させるための多数の吊
込み穴22が設けられている(第5図ないし第7
図参照)この吊込み穴22は、アンカー部C2の
本体6に対応した大きさになつている。
次に、このクリツプCを使用して、シート表皮
12をシートパネル21に吊込む作業について説
明する。
12をシートパネル21に吊込む作業について説
明する。
まず、吊込み部材15を構成している吊りワイ
ヤー14における前記吊込み部Aに対応する部分
にそれぞれクリツプCを取付ける。
ヤー14における前記吊込み部Aに対応する部分
にそれぞれクリツプCを取付ける。
吊りワイヤー14に対するクリツプCの取付け
は、第1図、第2図及び第4図に示されるよう
に、吊り綿布13に設けられた切込み穴16にク
リツプCの吊りワイヤー案内片3を挿入し、この
吊りワイヤー案内片3と、抜止め片2との間に吊
りワイヤー14を押込むと、第2図で二点鎖線で
示されるように抜止め片2が弾性変形されて、こ
の吊りワイヤー14は、吊りワイヤー保持部C1
の本体1に設けられた吊りワイヤー保持穴4に挿
入されて保持され、第4図に示されるように、吊
りワイヤー14にクリツプCが取付けられる。
は、第1図、第2図及び第4図に示されるよう
に、吊り綿布13に設けられた切込み穴16にク
リツプCの吊りワイヤー案内片3を挿入し、この
吊りワイヤー案内片3と、抜止め片2との間に吊
りワイヤー14を押込むと、第2図で二点鎖線で
示されるように抜止め片2が弾性変形されて、こ
の吊りワイヤー14は、吊りワイヤー保持部C1
の本体1に設けられた吊りワイヤー保持穴4に挿
入されて保持され、第4図に示されるように、吊
りワイヤー14にクリツプCが取付けられる。
吊りワイヤー14が、吊りワイヤー保持穴4に
挿入されると、弾性変形されていた抜止め片2が
原形状に復元して、吊りワイヤー14の抜止めの
機能を果たす。
挿入されると、弾性変形されていた抜止め片2が
原形状に復元して、吊りワイヤー14の抜止めの
機能を果たす。
吊りワイヤー14が吊りワイヤー保持穴4に挿
入された場合に、抜止め片2、吊りワイヤー案内
片3などの吊りワイヤー保持穴4を形成している
周辺の部材の弾性復元力によつて、吊りワイヤー
14を保持するようにすれば、吊りワイヤー14
の回動、及び軸方向への摺動を防止することがで
きる。これにより、シート表皮12の吊込み位置
を安定させることができる。
入された場合に、抜止め片2、吊りワイヤー案内
片3などの吊りワイヤー保持穴4を形成している
周辺の部材の弾性復元力によつて、吊りワイヤー
14を保持するようにすれば、吊りワイヤー14
の回動、及び軸方向への摺動を防止することがで
きる。これにより、シート表皮12の吊込み位置
を安定させることができる。
クリツプCの吊りワイヤー保持部C1は、上記
したような構成になつているために、吊りワイヤ
ー14を小さな力で、しかも迅速に吊りワイヤー
保持穴4に挿入できると共に、一旦挿入された後
には抜止め片2の作用によつて素抜けることがな
い。
したような構成になつているために、吊りワイヤ
ー14を小さな力で、しかも迅速に吊りワイヤー
保持穴4に挿入できると共に、一旦挿入された後
には抜止め片2の作用によつて素抜けることがな
い。
次に、このクリツプCをパツド17に設けられ
たクリツプ穴19に挿入し、クリツプCのアンカ
ー部C2に設けられた引込み穴10に引込み具2
3の先端部を挿入して引込み部20に引掛け、こ
の引込み具23によつてクリツプCを吊込み穴2
2まで引込む(第4図参照)。
たクリツプ穴19に挿入し、クリツプCのアンカ
ー部C2に設けられた引込み穴10に引込み具2
3の先端部を挿入して引込み部20に引掛け、こ
の引込み具23によつてクリツプCを吊込み穴2
2まで引込む(第4図参照)。
このようにすると、第5図に示されるように、
アンカー部C2の本体6の両側板部7、及びこの
両側板部7に取付けられている一対の下側爪9が
それぞれ弾性変形して吊込み穴22に挿入され、
弾性変形されていた一対の下側爪9が吊込み穴2
2を通過すると、原形状に復元して、一対の上側
爪8及び一対の下側爪9を介して、クリツプCの
アンカー部C2がシートパネル21に設けられた
吊込み穴22の周縁部に係合される。これによ
り、第6図に示されるように、吊込み部材15及
びクリツプCを介してシート表皮12がシートパ
ネル21に吊込まれる。
アンカー部C2の本体6の両側板部7、及びこの
両側板部7に取付けられている一対の下側爪9が
それぞれ弾性変形して吊込み穴22に挿入され、
弾性変形されていた一対の下側爪9が吊込み穴2
2を通過すると、原形状に復元して、一対の上側
爪8及び一対の下側爪9を介して、クリツプCの
アンカー部C2がシートパネル21に設けられた
吊込み穴22の周縁部に係合される。これによ
り、第6図に示されるように、吊込み部材15及
びクリツプCを介してシート表皮12がシートパ
ネル21に吊込まれる。
車輛用シートは、搭乗者の体重に応じて自在に
たわんだり、走行時に生ずる振動を効果的に吸収
する特性が要求される。
たわんだり、走行時に生ずる振動を効果的に吸収
する特性が要求される。
第7図は、シートがたわんだ状態を示し、小さ
なたわみに対しては、吊り綿布13がたわんで対
応し、大きなたわみに対しては、クリツプCのヒ
ンジ部11が折れ曲がつて対応する。これにより
シートが大きくたわんだ場合においても、搭乗者
に異物感、底突き感を与えない。シートが大きく
たわむ場合には、アンカー部C2の両側板部7に
設けられた一対の上側爪8の作用によつて、クリ
ツプCが極度に下方に移動するのを防止してい
る。
なたわみに対しては、吊り綿布13がたわんで対
応し、大きなたわみに対しては、クリツプCのヒ
ンジ部11が折れ曲がつて対応する。これにより
シートが大きくたわんだ場合においても、搭乗者
に異物感、底突き感を与えない。シートが大きく
たわむ場合には、アンカー部C2の両側板部7に
設けられた一対の上側爪8の作用によつて、クリ
ツプCが極度に下方に移動するのを防止してい
る。
走行中における振動などが原因でシートがたわ
むと、クリツプCが上下動して、アンカー部C2
に設けられた一対の上側爪8、及び一対の下側爪
9がシートパネル21の上下面に当接するが、ク
リツプCが弾力性を有する樹脂で成形されている
ために、不快な異音は発生しない。
むと、クリツプCが上下動して、アンカー部C2
に設けられた一対の上側爪8、及び一対の下側爪
9がシートパネル21の上下面に当接するが、ク
リツプCが弾力性を有する樹脂で成形されている
ために、不快な異音は発生しない。
また、上記実施例のクリツプは、吊りワイヤー
保持部C1に設けられる吊りワイヤー保持穴4の
方向と、アンカー部C2に設けられる引込み穴1
0の方向とが一致しているので、上記した各穴
4,10の方向に沿つて開くことかできる二つ割
の金型で成形できる利点も有している。
保持部C1に設けられる吊りワイヤー保持穴4の
方向と、アンカー部C2に設けられる引込み穴1
0の方向とが一致しているので、上記した各穴
4,10の方向に沿つて開くことかできる二つ割
の金型で成形できる利点も有している。
なお、上記実施例は、車輛用シートのシート表
皮の吊込みに本考案を実施した場合であるが、本
考案は、シート表皮を吊込んで吊り意匠を生じさ
せる構成のシートであれば、事務用椅子のシー
ト、或いは家具のシートなどにも適用できるもの
である。
皮の吊込みに本考案を実施した場合であるが、本
考案は、シート表皮を吊込んで吊り意匠を生じさ
せる構成のシートであれば、事務用椅子のシー
ト、或いは家具のシートなどにも適用できるもの
である。
(1) 吊込み部材を構成している吊りワイヤーにク
リツプの吊りワイヤー保持部を係合保持させた
後に、クリツプを構成しているアンカー部の本
体の引込み穴に引込み具の先端部を挿入して、
この本体の下板部である引込み部に該引込み具
の先端部を引つ掛けて、クリツプの全体をパツ
ドに設けられたクリツプ穴に落し込み、その後
にクリツプを更に下方に引き込むことにより、
アンカー部全体を弾性変形させて、その一対の
下側爪をシートパネルの前記吊込み穴を通過さ
せ、これによりシートパネルにクリツプを係合
保持させる構成であるので、作業者の熟練を要
することなく、シート表皮の吊込み作業を容易
にし、しかも迅速に行うことができる。
リツプの吊りワイヤー保持部を係合保持させた
後に、クリツプを構成しているアンカー部の本
体の引込み穴に引込み具の先端部を挿入して、
この本体の下板部である引込み部に該引込み具
の先端部を引つ掛けて、クリツプの全体をパツ
ドに設けられたクリツプ穴に落し込み、その後
にクリツプを更に下方に引き込むことにより、
アンカー部全体を弾性変形させて、その一対の
下側爪をシートパネルの前記吊込み穴を通過さ
せ、これによりシートパネルにクリツプを係合
保持させる構成であるので、作業者の熟練を要
することなく、シート表皮の吊込み作業を容易
にし、しかも迅速に行うことができる。
(2) シートパネルに設けられている吊込み穴の位
置は定められているので、クリツプを使用して
シート表皮を吊込んで、シート表皮とパツドと
をシートパネルに固定すれば、シートの深さ方
向、及び面方向の双方におけるシート表皮の吊
込み位置が必ず一定するので、吊込み位置のバ
ラツキがなくなつて、シートの仕上り品質を高
めることができる。
置は定められているので、クリツプを使用して
シート表皮を吊込んで、シート表皮とパツドと
をシートパネルに固定すれば、シートの深さ方
向、及び面方向の双方におけるシート表皮の吊
込み位置が必ず一定するので、吊込み位置のバ
ラツキがなくなつて、シートの仕上り品質を高
めることができる。
(3) Cリングを使用する従来の吊り込み作業と比
較した場合には、パツド内にインサートするイ
ンサートワイヤーが不要になるため、シート表
皮の吊込みのためのコストを下げることができ
ると共に、これをインサートするための工数が
なくなるので、吊込みに要する時間も短縮され
る。
較した場合には、パツド内にインサートするイ
ンサートワイヤーが不要になるため、シート表
皮の吊込みのためのコストを下げることができ
ると共に、これをインサートするための工数が
なくなるので、吊込みに要する時間も短縮され
る。
(4) 使用時にシートが大きくたわんだ場合には、
アンカー部に対してヒンジ結合されている薄板
状の連結部が側方に倒れたり、アンカー部に設
けられた一対の上側爪が弾性変形して開いて、
シートパネルに対してクリツプが下がつて対応
するので、搭乗者に異物感、底突き感を与えな
い。
アンカー部に対してヒンジ結合されている薄板
状の連結部が側方に倒れたり、アンカー部に設
けられた一対の上側爪が弾性変形して開いて、
シートパネルに対してクリツプが下がつて対応
するので、搭乗者に異物感、底突き感を与えな
い。
第1図ないし第7図は、本考案を説明するため
の図であつて、第1図及び第2図は、それぞれ本
考案に係わるクリツプCの斜視図及び正面図、第
3図は、一人席の車輛用シートの平面図、第4図
は、第3図のX−X線断面部分におけるシート表
皮12を吊込む前の状態の斜視図、第5図は、シ
ートパネル21にシート表皮12を吊込んでいる
状態の第3図におけるX−X線断面図、第6図
は、シートパネル21にシート表皮12が吊込ま
れた状態の第3図におけるX−X線断面図、第7
図は、シートが大きくたわんだ状態における第3
図のX−X線断面図である。第8図及び第9図
は、従来の技術を説明するための図であつて、そ
れぞれシート表皮31を吊込む前後の斜視図であ
る。 本考案を構成している主要部分の符号の説明は
以下の通りである。C……クリツプ、C1……ク
リツプの吊りワイヤー保持部、C2……クリツプ
のアンカー部、C3……クリツプの連結部、1…
…吊りワイヤー保持部の本体、2……抜止め片、
3……吊りワイヤー案内片、4……吊りワイヤー
保持穴、6……アンカー部の本体、7……アンカ
ー部の側板部、8……上側爪、9……下側爪、1
0……アンカー部に設けられた引込み穴、13…
…吊り綿布、14……吊りワイヤー、15……吊
込み部材、20……アンカー部に設けられた引込
み部、21……シートパネル、22……吊込み
穴。
の図であつて、第1図及び第2図は、それぞれ本
考案に係わるクリツプCの斜視図及び正面図、第
3図は、一人席の車輛用シートの平面図、第4図
は、第3図のX−X線断面部分におけるシート表
皮12を吊込む前の状態の斜視図、第5図は、シ
ートパネル21にシート表皮12を吊込んでいる
状態の第3図におけるX−X線断面図、第6図
は、シートパネル21にシート表皮12が吊込ま
れた状態の第3図におけるX−X線断面図、第7
図は、シートが大きくたわんだ状態における第3
図のX−X線断面図である。第8図及び第9図
は、従来の技術を説明するための図であつて、そ
れぞれシート表皮31を吊込む前後の斜視図であ
る。 本考案を構成している主要部分の符号の説明は
以下の通りである。C……クリツプ、C1……ク
リツプの吊りワイヤー保持部、C2……クリツプ
のアンカー部、C3……クリツプの連結部、1…
…吊りワイヤー保持部の本体、2……抜止め片、
3……吊りワイヤー案内片、4……吊りワイヤー
保持穴、6……アンカー部の本体、7……アンカ
ー部の側板部、8……上側爪、9……下側爪、1
0……アンカー部に設けられた引込み穴、13…
…吊り綿布、14……吊りワイヤー、15……吊
込み部材、20……アンカー部に設けられた引込
み部、21……シートパネル、22……吊込み
穴。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 クツシヨンシートを構成しているシート表皮の
裏面に縫着された吊込み部材の吊りワイヤーに係
合される吊りワイヤー保持部と、シートパネルに
設けられた吊込み穴に係合保持されるアンカー部
とが連結部を介して連結されていて、前記シート
表皮を吊り込んで、該シート表皮とパツドとを前
記シートパネルに固定するためのシート表皮吊込
み用クリツプであつて、 前記アンカー部は、弾性変形可能な箱枠状の本
体の穴部が引込み穴になつていると共に、該本体
の下板部が引込み具の先端部を引つ掛けるための
引込み部となつていて、該本体の両側板部の上下
端部に弾性変形可能な一対の上側爪、及び下側爪
がそれぞれ下方及び上方を向いて設けられた構成
であり、前記連結部は、薄板材で形成されている
と共に、前記アンカー部との結合部はヒンジ結合
構造になつていて、前記アンカー部の本体の引込
み穴に引込み具の先端部を挿入して、その下板部
である引込み部に該引込み具の先端部を引つ掛け
て、クリツプ全体をパツドに設けられたクリツプ
穴に落し込んで、アンカー部全体を弾性変形させ
ることにより、その一対の下側爪をシートパネル
の前記吊込み穴を通過させて、一対の上側爪と一
対の下側爪とで前記シートパネルを挟持するよう
にして、該シートパネルにクリツプを係合保持さ
せたことを特徴とするシート表皮吊込み用クリツ
プ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988148819U JPH0539209Y2 (ja) | 1988-11-15 | 1988-11-15 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988148819U JPH0539209Y2 (ja) | 1988-11-15 | 1988-11-15 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0269107U JPH0269107U (ja) | 1990-05-25 |
| JPH0539209Y2 true JPH0539209Y2 (ja) | 1993-10-05 |
Family
ID=31420488
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988148819U Expired - Lifetime JPH0539209Y2 (ja) | 1988-11-15 | 1988-11-15 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0539209Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9004591B2 (en) * | 2010-07-28 | 2015-04-14 | Ykk Corporation | Fixture unit and cover fixing method |
| JP2017006601A (ja) * | 2015-06-26 | 2017-01-12 | 株式会社タチエス | シートの吊り込み構造およびシートにおけるトリムカバーの吊り込み方法 |
| JP6753176B2 (ja) * | 2016-07-04 | 2020-09-09 | トヨタ紡織株式会社 | 乗物用シート |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6111009U (ja) * | 1984-06-26 | 1986-01-22 | アラコ株式会社 | 留め具 |
-
1988
- 1988-11-15 JP JP1988148819U patent/JPH0539209Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0269107U (ja) | 1990-05-25 |
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