JPH0553796B2 - - Google Patents
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- JPH0553796B2 JPH0553796B2 JP59041758A JP4175884A JPH0553796B2 JP H0553796 B2 JPH0553796 B2 JP H0553796B2 JP 59041758 A JP59041758 A JP 59041758A JP 4175884 A JP4175884 A JP 4175884A JP H0553796 B2 JPH0553796 B2 JP H0553796B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polymaleimide
- resins
- polymerization
- resin
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
- Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
- Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
Description
本発明は熱安定性、可撓性、溶剤に対する溶解
性等に優れた硬化可能な新規なイミド基を有する
化合物に関するものである。このポリイミドは特
に接着剤、フイルム、積層材料として有用であ
る。 近年、電子部品の小型軽量化、高性能化にとも
ない該分野で使用されるプラスチツクへの要求性
能もより高性能化の傾向が著しい。 該分野で用いられるプラスチツクとしてはフエ
ノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、
ポリイミド樹脂等が挙げられるが、これらはいず
れも欠点を有しており満足すべきものではない。
例えばフエノール樹脂は耐熱性、可撓性、電気特
性の点で不充分であり、エポキシ樹脂、ポリエス
テル樹脂は耐熱性が不足しておりハンダ工程上で
問題がある。また、カプトンに代表されるポリイ
ミド樹脂は非常に優れた耐熱性を有しているが、
縮合型ポリマーであるためにボイドが発生しやす
くまた寸法安定性も不充分である。 本発明者らはこれらの欠点を改善し、熱安定
性、可撓性に優れ、ボイドのない樹脂を開発すべ
く鋭意検討を行つた結果、次式()で示される
特定の構造を有するマレイミド化合物が優れた特
性を示すことを見い出し、本発明に到達した。 ポリマレイミドとしてはN,N′−4,4′−ジフ
エニルメタンビスマレイミド、N,N′−1,6
−ジアミノヘキサンビスマレイミド等が挙げられ
るが、前者の場合は優れた耐熱性を示すが、得ら
れる硬化物は脆弱であり、後者の場合は耐熱性が
不充分である。 本発明のポリマレイミドは、熱重合または付加
重合により三次元に架橋した強靭な硬化物を与え
る。熱重合の場合は単独でもよいし、パーオキサ
イドを重合開始剤として用いることも可能であ
る。付加重合の場合はアミン類、フエノール類、
メルカプタン類、活性メチレンを有する化合物等
の活性な水素を有するものの使用が可能である。 本発明のポリマレイミドは3,9−ビス(3−
アミノプロピル)−2,4,8,10テトラオキサ
スピロ〔5,5〕ウンデカンと化学量論量の無水
マレイン酸とを反応させることにより容易に合成
できる。例えば、J.V.CRIVELLO等の方法
(Journal of Polymer Science:Polymer
Chemistry Eddi−tion Vol.14、P.159−182
(1976年)に従つて、2モルの無水マレイン酸と
1モルのジアミンをアセトン中、室温で反応させ
た後、酢酸ニツケル1.0g及びトリエチルアミン
2.5ml加え還流させる。ついで、無水酢酸127.5g
を系に加え、3時間還流下に反応させた後、500
mlの水中に投入し、結晶を析出させ、別、乾燥
により目的のポリイミドが得られる。本発明で
は、原料が脂肪族アミンであるために反応性が高
いので、無水マレイン酸との反応は反応系を氷水
浴で充分に冷却し、第3級アミンを滴下する方が
好ましい。また、反応は溶媒、触媒の存在下で行
うのがよい。 反応溶媒としては特に制約は無いが、好ましく
は、アセトン、2−ブタノン等のケトン類、N,
N′−ジメチルホルムアミド、N,N′−ジメチル
アセトアミド、N−メチルピロリドン、ジメチル
スルホキシド等の非プロトン性極性溶媒が挙げら
れる。また触媒としては酢酸ニツケルの他に、酢
酸コバルト、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属
塩、2価のニツケル塩、2価又は3価の鉄塩及び
コバルト塩、この他にこれら金属の塩化物、臭化
物、炭酸塩、酢酸塩等も使用できる。第3級アミ
ンとしては、トリエチルアミン、トリ−n−プロ
ピルアミン、トリ−n−ブチルアミン等があげら
れる。 本発明の式()で示されるがポリマレイミド
は必要によりパーオキサイドの存在下、加熱によ
りラジカル重合して高分子体を形成する。 また、硬化剤としてアミン等を用い加熱すると
上記のラジカル重合の他に付加重合が併存して起
こり耐熱性の優れた硬化物を与える。 かかるポリマレイミドの重合に用いることので
きるパーオキサイドの例としては、t−ブチルハ
イドロパーオキサイド、キユメンハイドロパーオ
キサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイド、ジク
ミルパーオキサイド、ラウロイルパーオキサイ
ド、ベンゾイルパーオキサイド、t−ブチルパー
オキシピバレート、t−ブチルパーオキシベンゾ
エート等である。また付加重合で使用される硬化
剤としては、 (A) ジアミノジフエニルメタン、m−フエニレン
ジアミン、o−又はp−フエニレンジアミン、
ジアミノジフエニルスルホン等の芳香族アミ
ン;2,6−ジアミノピリジン、ジエチレント
リアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエ
チレンペンタミン、ジメチルエタノールアミ
ン、エチレンジアミン、1,4−ジアミノブタ
ン、1,6−ジアミノヘキサン、1,8−ジア
ミノオクタン、3,9−ビス(3−アミノプロ
ピル)−2,4,8,10テトラオキサスピロ
〔5,5〕ウンデカン等のアミン類。 (B) ノボラツクフエノール類(たとえば詳栄化学
社商品名MP−617、120M);アルキルフエノ
ールノボラツク類、たとえばクレゾールノボラ
ツク、ブチルフエノールノボラツク、ノニルフ
エノールノボラツク;ポリアルケニルフエノー
ル類、たとえばポリ−P−ビニルフエノール、
ポリ−P−イソプロペニルフエノール等のフエ
ノール類。 (C) 1,2エタンジチオール、1,3プロパンジ
チオール、1,2プロパンジチオール、1,6
ヘキサンジチオール、1,10デカンジチオール
等のメルカプタン類。 (D) マロノニトリル、α−カルバモイルアセトニ
トリル、フエニルアセトニトリル、α−カルボ
キシアセトニトリル、α−フエニルスルホニル
アセトニトリル、α−カルボアルコキシアセト
ニトリル、1,4−ビス(シアノメチル)ベン
ゼン、α−ハロカルボニルアセトニトリル、α
−クロロアセトニトリル、ニトロアルカン、ア
セチルアセトン、マロン酸ジエチル、ジアルキ
ルアセトアセテート等の活性メチレン類等があ
げられる。 この硬化剤の配合量はポリマレイミド100重量
部に対し、5〜100重量部の割合で使用される。 本発明のポリマレイミドには重合開始剤、硬化
剤の他に、必要に応じてつぎの成分を添加するこ
とができる。 (1) 粉末状の補強剤や充てん剤、たとえば酸化ア
ルミニウム、酸化マグネシウムなどの金属酸化
物、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウムなどの
金属炭酸塩、ケイソウ土粉、塩基性ケイ酸マグ
ネシウム、焼成クレイ、微粉末シリカ、溶融シ
リカ、結晶シリカ、カーボンブラツク、カオリ
ン、微粉末マイカ、石英粉末、水酸化アルミニ
ウムなどの金属水酸化物、グラフアイト、アス
ベスト、二硫化モリブデン、三酸化アンチモン
など。さらに繊維質の補強材や充てん剤、たと
えばガラス繊維、ロツクウール、セラミツク繊
維アスベスト、およびカーボンフアイバーなど
の無機質繊維や紙、パルプ、木粉、リンターな
らびにポリアミド繊維などの合成繊維などであ
る。これらの粉末もしくは繊維質の補強材や充
てん剤の使用量は用途により異なるが積層材料
や成形材料としてはポリマレイミド100重量部
に対して500重量部まで使用できる。 (2) 着色剤、顔料、難燃剤たとえば二酸化チタ
ン、黄鉛カーボンブラツク、鉄黒、モリブデン
赤、紺青、群青、カドミウム黄、カドミウム
赤、赤リン等の無機リントリフエニルフオスフ
エイト等の有機リンなどである。 (3) さらに、最終的な塗膜、接着層、樹脂成形
品、プリント基板、などにおける樹脂の性質を
改善する目的で種々の合成樹脂を配合すること
ができる。たとえばフエノール樹脂、アルキツ
ド樹脂、メラミン樹脂、フツ素樹脂、塩化ビニ
ル樹脂、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、ポリ
エステル樹脂等の1種または2種以上の組み合
せを挙げることができる。これらの樹脂の使用
量は本発明のポリマレイミド本来の性質を損わ
ない範囲量、すなわち、全樹脂量の50重量%未
満が好ましい。 なお、このポリマレイミドに種々の添加剤及び
合成樹脂を配合する手段としては、加熱溶融混
合、ロール、ニーダー等を用いての混練、適当な
有機溶剤を用いての混合及び乾式混合等があげら
れる。 以下、実施例、応用例により本発明を更に詳細
に説明する。 実施例 1 温度計、冷却器、滴下ロート及び撹拌装置を備
えた1000mlの四口フラスコ内に、3,9−ビス
(3−アミノプロピル)−2,4,8,10テトラオ
キサスピロ〔5,5〕ウンデカン137.2gとN,
N−ジメチルホルムアミド343gを仕込み、撹拌
して3,9−ビス(3−アミノプロピル)−2,
4,8,10テトラオキサスピロ〔5,5〕ウンデ
カンを溶解させた。 次いで無水マレイン酸98.1gをN,N−ジメチ
ルホルムアミド196.2gに溶解した液を、フラス
コの温度を20〜30℃に保ちながら滴下し、滴下終
了後、同温度で30分間撹拌を続けた。 次に、このフラスコ内に、酢酸ニツケル1g、
トリエチルアミン25mlおよび無水酢酸153.1gを
添加し、60℃に保ちながら3時間撹拌して脱水環
化反応を行つた。 反応終了後、反応生成物を大量の水に投入し、
目的物であるポリマレイミドの結晶を析出させ
た。これを別後、該結晶を水洗し、乾燥して淡
黄色のポリマレイミドを151.2g(収率69.7%)
得た。この目的物であるポリマレイミドの元素分
析値は炭素57.8%、水素6.0%、窒素6.4%であつ
た(理論値は炭素58.1%、水素6.0%、窒素6.4%
である)。 このポリマレイミドの軟化点(毛細管法)は75
〜80℃であつた。このポリマレイミドの赤外線吸
収スペクトル図を第1図に、該磁気共鳴スペクト
ル図を第2図に示す。 応用例 1 前記実施例で得たポリマレイミドを150℃で溶
融後、十分に脱気し、次いで金型内に注入し、
250℃で10時間硬化行わせて、硬化物を得た。 得た硬化物の物性を表1に示す。 比較応用例 1 4,4′−メチレンジアニリンと無水マレイン酸
とから得られたビスマレイミドを応用例1と同様
の条件で熱重合させて表1に示す硬化物を得た。
性等に優れた硬化可能な新規なイミド基を有する
化合物に関するものである。このポリイミドは特
に接着剤、フイルム、積層材料として有用であ
る。 近年、電子部品の小型軽量化、高性能化にとも
ない該分野で使用されるプラスチツクへの要求性
能もより高性能化の傾向が著しい。 該分野で用いられるプラスチツクとしてはフエ
ノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、
ポリイミド樹脂等が挙げられるが、これらはいず
れも欠点を有しており満足すべきものではない。
例えばフエノール樹脂は耐熱性、可撓性、電気特
性の点で不充分であり、エポキシ樹脂、ポリエス
テル樹脂は耐熱性が不足しておりハンダ工程上で
問題がある。また、カプトンに代表されるポリイ
ミド樹脂は非常に優れた耐熱性を有しているが、
縮合型ポリマーであるためにボイドが発生しやす
くまた寸法安定性も不充分である。 本発明者らはこれらの欠点を改善し、熱安定
性、可撓性に優れ、ボイドのない樹脂を開発すべ
く鋭意検討を行つた結果、次式()で示される
特定の構造を有するマレイミド化合物が優れた特
性を示すことを見い出し、本発明に到達した。 ポリマレイミドとしてはN,N′−4,4′−ジフ
エニルメタンビスマレイミド、N,N′−1,6
−ジアミノヘキサンビスマレイミド等が挙げられ
るが、前者の場合は優れた耐熱性を示すが、得ら
れる硬化物は脆弱であり、後者の場合は耐熱性が
不充分である。 本発明のポリマレイミドは、熱重合または付加
重合により三次元に架橋した強靭な硬化物を与え
る。熱重合の場合は単独でもよいし、パーオキサ
イドを重合開始剤として用いることも可能であ
る。付加重合の場合はアミン類、フエノール類、
メルカプタン類、活性メチレンを有する化合物等
の活性な水素を有するものの使用が可能である。 本発明のポリマレイミドは3,9−ビス(3−
アミノプロピル)−2,4,8,10テトラオキサ
スピロ〔5,5〕ウンデカンと化学量論量の無水
マレイン酸とを反応させることにより容易に合成
できる。例えば、J.V.CRIVELLO等の方法
(Journal of Polymer Science:Polymer
Chemistry Eddi−tion Vol.14、P.159−182
(1976年)に従つて、2モルの無水マレイン酸と
1モルのジアミンをアセトン中、室温で反応させ
た後、酢酸ニツケル1.0g及びトリエチルアミン
2.5ml加え還流させる。ついで、無水酢酸127.5g
を系に加え、3時間還流下に反応させた後、500
mlの水中に投入し、結晶を析出させ、別、乾燥
により目的のポリイミドが得られる。本発明で
は、原料が脂肪族アミンであるために反応性が高
いので、無水マレイン酸との反応は反応系を氷水
浴で充分に冷却し、第3級アミンを滴下する方が
好ましい。また、反応は溶媒、触媒の存在下で行
うのがよい。 反応溶媒としては特に制約は無いが、好ましく
は、アセトン、2−ブタノン等のケトン類、N,
N′−ジメチルホルムアミド、N,N′−ジメチル
アセトアミド、N−メチルピロリドン、ジメチル
スルホキシド等の非プロトン性極性溶媒が挙げら
れる。また触媒としては酢酸ニツケルの他に、酢
酸コバルト、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属
塩、2価のニツケル塩、2価又は3価の鉄塩及び
コバルト塩、この他にこれら金属の塩化物、臭化
物、炭酸塩、酢酸塩等も使用できる。第3級アミ
ンとしては、トリエチルアミン、トリ−n−プロ
ピルアミン、トリ−n−ブチルアミン等があげら
れる。 本発明の式()で示されるがポリマレイミド
は必要によりパーオキサイドの存在下、加熱によ
りラジカル重合して高分子体を形成する。 また、硬化剤としてアミン等を用い加熱すると
上記のラジカル重合の他に付加重合が併存して起
こり耐熱性の優れた硬化物を与える。 かかるポリマレイミドの重合に用いることので
きるパーオキサイドの例としては、t−ブチルハ
イドロパーオキサイド、キユメンハイドロパーオ
キサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイド、ジク
ミルパーオキサイド、ラウロイルパーオキサイ
ド、ベンゾイルパーオキサイド、t−ブチルパー
オキシピバレート、t−ブチルパーオキシベンゾ
エート等である。また付加重合で使用される硬化
剤としては、 (A) ジアミノジフエニルメタン、m−フエニレン
ジアミン、o−又はp−フエニレンジアミン、
ジアミノジフエニルスルホン等の芳香族アミ
ン;2,6−ジアミノピリジン、ジエチレント
リアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエ
チレンペンタミン、ジメチルエタノールアミ
ン、エチレンジアミン、1,4−ジアミノブタ
ン、1,6−ジアミノヘキサン、1,8−ジア
ミノオクタン、3,9−ビス(3−アミノプロ
ピル)−2,4,8,10テトラオキサスピロ
〔5,5〕ウンデカン等のアミン類。 (B) ノボラツクフエノール類(たとえば詳栄化学
社商品名MP−617、120M);アルキルフエノ
ールノボラツク類、たとえばクレゾールノボラ
ツク、ブチルフエノールノボラツク、ノニルフ
エノールノボラツク;ポリアルケニルフエノー
ル類、たとえばポリ−P−ビニルフエノール、
ポリ−P−イソプロペニルフエノール等のフエ
ノール類。 (C) 1,2エタンジチオール、1,3プロパンジ
チオール、1,2プロパンジチオール、1,6
ヘキサンジチオール、1,10デカンジチオール
等のメルカプタン類。 (D) マロノニトリル、α−カルバモイルアセトニ
トリル、フエニルアセトニトリル、α−カルボ
キシアセトニトリル、α−フエニルスルホニル
アセトニトリル、α−カルボアルコキシアセト
ニトリル、1,4−ビス(シアノメチル)ベン
ゼン、α−ハロカルボニルアセトニトリル、α
−クロロアセトニトリル、ニトロアルカン、ア
セチルアセトン、マロン酸ジエチル、ジアルキ
ルアセトアセテート等の活性メチレン類等があ
げられる。 この硬化剤の配合量はポリマレイミド100重量
部に対し、5〜100重量部の割合で使用される。 本発明のポリマレイミドには重合開始剤、硬化
剤の他に、必要に応じてつぎの成分を添加するこ
とができる。 (1) 粉末状の補強剤や充てん剤、たとえば酸化ア
ルミニウム、酸化マグネシウムなどの金属酸化
物、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウムなどの
金属炭酸塩、ケイソウ土粉、塩基性ケイ酸マグ
ネシウム、焼成クレイ、微粉末シリカ、溶融シ
リカ、結晶シリカ、カーボンブラツク、カオリ
ン、微粉末マイカ、石英粉末、水酸化アルミニ
ウムなどの金属水酸化物、グラフアイト、アス
ベスト、二硫化モリブデン、三酸化アンチモン
など。さらに繊維質の補強材や充てん剤、たと
えばガラス繊維、ロツクウール、セラミツク繊
維アスベスト、およびカーボンフアイバーなど
の無機質繊維や紙、パルプ、木粉、リンターな
らびにポリアミド繊維などの合成繊維などであ
る。これらの粉末もしくは繊維質の補強材や充
てん剤の使用量は用途により異なるが積層材料
や成形材料としてはポリマレイミド100重量部
に対して500重量部まで使用できる。 (2) 着色剤、顔料、難燃剤たとえば二酸化チタ
ン、黄鉛カーボンブラツク、鉄黒、モリブデン
赤、紺青、群青、カドミウム黄、カドミウム
赤、赤リン等の無機リントリフエニルフオスフ
エイト等の有機リンなどである。 (3) さらに、最終的な塗膜、接着層、樹脂成形
品、プリント基板、などにおける樹脂の性質を
改善する目的で種々の合成樹脂を配合すること
ができる。たとえばフエノール樹脂、アルキツ
ド樹脂、メラミン樹脂、フツ素樹脂、塩化ビニ
ル樹脂、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、ポリ
エステル樹脂等の1種または2種以上の組み合
せを挙げることができる。これらの樹脂の使用
量は本発明のポリマレイミド本来の性質を損わ
ない範囲量、すなわち、全樹脂量の50重量%未
満が好ましい。 なお、このポリマレイミドに種々の添加剤及び
合成樹脂を配合する手段としては、加熱溶融混
合、ロール、ニーダー等を用いての混練、適当な
有機溶剤を用いての混合及び乾式混合等があげら
れる。 以下、実施例、応用例により本発明を更に詳細
に説明する。 実施例 1 温度計、冷却器、滴下ロート及び撹拌装置を備
えた1000mlの四口フラスコ内に、3,9−ビス
(3−アミノプロピル)−2,4,8,10テトラオ
キサスピロ〔5,5〕ウンデカン137.2gとN,
N−ジメチルホルムアミド343gを仕込み、撹拌
して3,9−ビス(3−アミノプロピル)−2,
4,8,10テトラオキサスピロ〔5,5〕ウンデ
カンを溶解させた。 次いで無水マレイン酸98.1gをN,N−ジメチ
ルホルムアミド196.2gに溶解した液を、フラス
コの温度を20〜30℃に保ちながら滴下し、滴下終
了後、同温度で30分間撹拌を続けた。 次に、このフラスコ内に、酢酸ニツケル1g、
トリエチルアミン25mlおよび無水酢酸153.1gを
添加し、60℃に保ちながら3時間撹拌して脱水環
化反応を行つた。 反応終了後、反応生成物を大量の水に投入し、
目的物であるポリマレイミドの結晶を析出させ
た。これを別後、該結晶を水洗し、乾燥して淡
黄色のポリマレイミドを151.2g(収率69.7%)
得た。この目的物であるポリマレイミドの元素分
析値は炭素57.8%、水素6.0%、窒素6.4%であつ
た(理論値は炭素58.1%、水素6.0%、窒素6.4%
である)。 このポリマレイミドの軟化点(毛細管法)は75
〜80℃であつた。このポリマレイミドの赤外線吸
収スペクトル図を第1図に、該磁気共鳴スペクト
ル図を第2図に示す。 応用例 1 前記実施例で得たポリマレイミドを150℃で溶
融後、十分に脱気し、次いで金型内に注入し、
250℃で10時間硬化行わせて、硬化物を得た。 得た硬化物の物性を表1に示す。 比較応用例 1 4,4′−メチレンジアニリンと無水マレイン酸
とから得られたビスマレイミドを応用例1と同様
の条件で熱重合させて表1に示す硬化物を得た。
【表】
応用例 2
実施例1で得たポリマレイミド6.34gに硬化剤
としての3,9−ビス(3−アミノプロピル)−
2,4,8,10テトラオキサスピロ〔5,5〕ウ
ンデカン(味の素社製)2.0gを配合し、次いで
樹脂部の濃度が20重量%になる様にN,N−ジメ
チルホルムアミド33.36gに溶解した。 この溶液をキヤストし、150℃で1.5時間前硬化
を、230℃で3時間後硬化を行わせて可撓性に富
む強靭なフイルムを得た。 得たフイルムの物性を表2に示す。 比較応用例 2 ヘキサメチレンジアミンと無水マレイン酸を反
応させて得られたビスマレイミド9.52gに硬化剤
としてヘキサメチレンジアミン2.0gを当量配合
で用いる他は応用例2と同様にしてフイルムを作
製した。 表2に得られたフイルムの物性を示す。 比較応用例 3 油化シエルエポキシ(株)製ビスフエノールAのジ
グリシジルエーテルエピコートE828 100重量部
に、硬化剤として油化シエルエポキシ(株)製のエポ
メートBOO2(商品名)を50重量部配合し、次い
で樹脂部の濃度が20重量%になる様にメチルエチ
ルケトンに溶解した。 この溶液をキヤストし、80℃で3時間硬化を行
わせて表2に示す物性のフイルムを得た。
としての3,9−ビス(3−アミノプロピル)−
2,4,8,10テトラオキサスピロ〔5,5〕ウ
ンデカン(味の素社製)2.0gを配合し、次いで
樹脂部の濃度が20重量%になる様にN,N−ジメ
チルホルムアミド33.36gに溶解した。 この溶液をキヤストし、150℃で1.5時間前硬化
を、230℃で3時間後硬化を行わせて可撓性に富
む強靭なフイルムを得た。 得たフイルムの物性を表2に示す。 比較応用例 2 ヘキサメチレンジアミンと無水マレイン酸を反
応させて得られたビスマレイミド9.52gに硬化剤
としてヘキサメチレンジアミン2.0gを当量配合
で用いる他は応用例2と同様にしてフイルムを作
製した。 表2に得られたフイルムの物性を示す。 比較応用例 3 油化シエルエポキシ(株)製ビスフエノールAのジ
グリシジルエーテルエピコートE828 100重量部
に、硬化剤として油化シエルエポキシ(株)製のエポ
メートBOO2(商品名)を50重量部配合し、次い
で樹脂部の濃度が20重量%になる様にメチルエチ
ルケトンに溶解した。 この溶液をキヤストし、80℃で3時間硬化を行
わせて表2に示す物性のフイルムを得た。
第1図は本発明のポリマレイミドの赤外線吸収
スペクトル図、第2図はその該磁気共鳴スペクト
ル図である。
スペクトル図、第2図はその該磁気共鳴スペクト
ル図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下式で表わされるポリイミド
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59041758A JPS60185784A (ja) | 1984-03-05 | 1984-03-05 | ポリイミド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59041758A JPS60185784A (ja) | 1984-03-05 | 1984-03-05 | ポリイミド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60185784A JPS60185784A (ja) | 1985-09-21 |
| JPH0553796B2 true JPH0553796B2 (ja) | 1993-08-10 |
Family
ID=12617306
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59041758A Granted JPS60185784A (ja) | 1984-03-05 | 1984-03-05 | ポリイミド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60185784A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2514272Y2 (ja) * | 1991-05-16 | 1996-10-16 | 株式会社名機製作所 | 射出成形機の逆流防止弁 |
-
1984
- 1984-03-05 JP JP59041758A patent/JPS60185784A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60185784A (ja) | 1985-09-21 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |