JPH0558364B2 - - Google Patents
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- JPH0558364B2 JPH0558364B2 JP1662190A JP1662190A JPH0558364B2 JP H0558364 B2 JPH0558364 B2 JP H0558364B2 JP 1662190 A JP1662190 A JP 1662190A JP 1662190 A JP1662190 A JP 1662190A JP H0558364 B2 JPH0558364 B2 JP H0558364B2
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- JP
- Japan
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- water
- layer
- concrete
- formwork
- fiber
- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B28—WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
- B28B—SHAPING CLAY OR OTHER CERAMIC COMPOSITIONS; SHAPING SLAG; SHAPING MIXTURES CONTAINING CEMENTITIOUS MATERIAL, e.g. PLASTER
- B28B7/00—Moulds; Cores; Mandrels
- B28B7/36—Linings or coatings, e.g. removable, absorbent linings, permanent anti-stick coatings; Linings becoming a non-permanent layer of the moulded article
- B28B7/368—Absorbent linings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は複合型透水シート、特にコンクリート
施工に用いられる型枠に貼り付け使用される吸
水・排水両性能を備えた上記複合型透水シートに
関する。
施工に用いられる型枠に貼り付け使用される吸
水・排水両性能を備えた上記複合型透水シートに
関する。
(従来の技術)
コンクリート構造物の構築時に使用される型枠
はコンクリート表面の美観化、即ち、型枠の当た
る面に生じる水あばた、空気泡の除去やコンクリ
ート表面の耐久性の向上、余剰水排除によるコン
クリート組成の緻密化に影響を及ぼすものであ
り、従来、合板パネル、鋼製パネル(メタルフオ
ーム)が一般的に用いられていたが、近時、これ
が実際の工法として開発施工に使用されると共に
型枠に特殊な材料を貼り付けて型枠面に接するコ
ンクリートのあばたを除去する試みが種々提案さ
れて来た。
はコンクリート表面の美観化、即ち、型枠の当た
る面に生じる水あばた、空気泡の除去やコンクリ
ート表面の耐久性の向上、余剰水排除によるコン
クリート組成の緻密化に影響を及ぼすものであ
り、従来、合板パネル、鋼製パネル(メタルフオ
ーム)が一般的に用いられていたが、近時、これ
が実際の工法として開発施工に使用されると共に
型枠に特殊な材料を貼り付けて型枠面に接するコ
ンクリートのあばたを除去する試みが種々提案さ
れて来た。
例えば、特公昭57−42782号公報では型枠表面
に親水性シートを貼りつけて型離れをよくし、使
用回数の増加を図つており、特開昭60−43528号
公報及び特公昭61−137923号公報では型枠の内面
に多孔性質材を貼設したり、堰板に孔を設けてそ
の上に多孔性資材を貼設してコンクリートの気泡
を外部へ放出させたり、余剰水をその孔を通して
下方へ流出させている。
に親水性シートを貼りつけて型離れをよくし、使
用回数の増加を図つており、特開昭60−43528号
公報及び特公昭61−137923号公報では型枠の内面
に多孔性質材を貼設したり、堰板に孔を設けてそ
の上に多孔性資材を貼設してコンクリートの気泡
を外部へ放出させたり、余剰水をその孔を通して
下方へ流出させている。
また実開昭62−9642号公報では水分や空気は透
過させるが、セメント粒子等の固形分は透過させ
ない密な組織密度の外層組織と、粗な組織密度の
内層組織との2重組織のシートと、このシートを
通して出てくる空気、水を突起間隙部に連通させ
る突起群を有する合成樹脂板とからなる型枠が提
案されている。
過させるが、セメント粒子等の固形分は透過させ
ない密な組織密度の外層組織と、粗な組織密度の
内層組織との2重組織のシートと、このシートを
通して出てくる空気、水を突起間隙部に連通させ
る突起群を有する合成樹脂板とからなる型枠が提
案されている。
更に最近、文献「建築材料」特集、vol.44,No.
4,(1988)などにおいて「余剰水を素早く吸水
し、以後、30分間で一定量に達し、吸着した水を
放出せずに保持する」ことが効果的であることか
ら高吸水ポリマーに期待する方法と特殊な加工を
した厚手の長繊維不織布を型枠に貼り、吸水効果
を繊維自体の吸水力に期待する方法とが吸水型枠
として紹介され、合板、メタルフオームに布、不
織布など、とりわけ高吸水性繊維からある厚さ
0.4mm程度の不織布を貼付けした型枠が説明され
ている。
4,(1988)などにおいて「余剰水を素早く吸水
し、以後、30分間で一定量に達し、吸着した水を
放出せずに保持する」ことが効果的であることか
ら高吸水ポリマーに期待する方法と特殊な加工を
した厚手の長繊維不織布を型枠に貼り、吸水効果
を繊維自体の吸水力に期待する方法とが吸水型枠
として紹介され、合板、メタルフオームに布、不
織布など、とりわけ高吸水性繊維からある厚さ
0.4mm程度の不織布を貼付けした型枠が説明され
ている。
一方、透水型枠としては型枠に細かい排水孔を
設けたり、型枠と吸水用織物の間に集水ネツトや
集水合繊樹脂板などを設けることが従来、行われ
たが、前記文献「建築材料」特集)では型枠に設
けられた細かい排水孔から余剰水、空気を排水す
るにあたつてこれに貼付けする繊維材料に対する
要求性能としてコンクリートから分離される水と
空気のみを通過させ、微細なセメント粒子は型枠
内に留めるというフイルター効果が必要とされ、
高い通気性、透水性をもつポリエステルの特殊織
物の使用が好適であることが述べられている。
設けたり、型枠と吸水用織物の間に集水ネツトや
集水合繊樹脂板などを設けることが従来、行われ
たが、前記文献「建築材料」特集)では型枠に設
けられた細かい排水孔から余剰水、空気を排水す
るにあたつてこれに貼付けする繊維材料に対する
要求性能としてコンクリートから分離される水と
空気のみを通過させ、微細なセメント粒子は型枠
内に留めるというフイルター効果が必要とされ、
高い通気性、透水性をもつポリエステルの特殊織
物の使用が好適であることが述べられている。
ところが、上記の如き排水、透水型枠に用いら
れる不織布シートなど繊維材料では現在、未だ充
分満足できるものはなく、産業界において広く使
用されるまでには至つていない。
れる不織布シートなど繊維材料では現在、未だ充
分満足できるものはなく、産業界において広く使
用されるまでには至つていない。
これは従来の不織布など、繊維材料にあつては
平滑加工が行われていないため、毛羽が生じ、こ
れがコンクリート打設時にコンクリートとの密着
性を高め、1回しか使用できないためと思われ
る。
平滑加工が行われていないため、毛羽が生じ、こ
れがコンクリート打設時にコンクリートとの密着
性を高め、1回しか使用できないためと思われ
る。
そこで、上記の如き実状に着目し、好適なコン
クリートパネル用透水性、通気性シート状物とし
て打設コンクリートに対して離型性が良く、かつ
通水、通気細孔を多数備えた表層と、この表層の
裏面に具備され、該表層の細孔に連通する通水、
通気空隙を多数厚み方向に具有し、打設コンクリ
ートの重圧に座屈もしくは圧偏しない層〓保持用
基層よりなるシート状物が提案され(特開昭63−
6385号公報参照)また本出願人においても特願昭
63−282851号公報をもつて改良した吸水、排水用
不織布を提案した。
クリートパネル用透水性、通気性シート状物とし
て打設コンクリートに対して離型性が良く、かつ
通水、通気細孔を多数備えた表層と、この表層の
裏面に具備され、該表層の細孔に連通する通水、
通気空隙を多数厚み方向に具有し、打設コンクリ
ートの重圧に座屈もしくは圧偏しない層〓保持用
基層よりなるシート状物が提案され(特開昭63−
6385号公報参照)また本出願人においても特願昭
63−282851号公報をもつて改良した吸水、排水用
不織布を提案した。
これは合成繊維よりなる繊維層と、合成繊維基
布とをニードルパンチによつて一体化した後、該
繊維層の表面のみを熱加工によつて毛羽立ちのな
い平滑な層とした表層と、それに続く前記繊維層
及び基布よりなる比較的密度の粗な中間層と、上
記基布の裏面に出た繊維を熱処理にて基布面と一
体化してなる接着面裏層との3層からなり、全体
としての通気量が2.0〜0.5c.c./cm2/sec、垂直透水
係数が10-2〜10-4cm/secであり、かつ前記表層
部はセメントペーストの固形分を透過させない程
度の小孔または繊維間隙を有する不織布である。
布とをニードルパンチによつて一体化した後、該
繊維層の表面のみを熱加工によつて毛羽立ちのな
い平滑な層とした表層と、それに続く前記繊維層
及び基布よりなる比較的密度の粗な中間層と、上
記基布の裏面に出た繊維を熱処理にて基布面と一
体化してなる接着面裏層との3層からなり、全体
としての通気量が2.0〜0.5c.c./cm2/sec、垂直透水
係数が10-2〜10-4cm/secであり、かつ前記表層
部はセメントペーストの固形分を透過させない程
度の小孔または繊維間隙を有する不織布である。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、上記の各シート状物は、使用に
際し、コンクリートの水分を吸収し、かつコンク
リート表面の仕上がりを良くし、しかも型離れも
頗る良好で数回の使用が可能であるなどの各効果
を有する反面、次の如き問題があることが分かつ
た。
際し、コンクリートの水分を吸収し、かつコンク
リート表面の仕上がりを良くし、しかも型離れも
頗る良好で数回の使用が可能であるなどの各効果
を有する反面、次の如き問題があることが分かつ
た。
即ち、上記の如きシート状物をコンクリート型
枠内面に貼り付けコンクリート施工を行うときに
は、裏層と型枠との間の接着は通常、全面接着に
よらず通水可能なように間隔をおいて接着がなさ
れることから、コンクリート締め固め時にコンク
リートから分離する水分は第4図に示すように表
層4を通して中間層5に流入し、中間層5が吸着
して矢示の如く中間層5の下方からと、型枠P及
び裏層2の間の接着間隙lを通して下方へ排出さ
れる。そしてこのとき流下する水分流量は全体と
してシート状物の通気量、透水係数に影響される
ことは勿論、更にコンクリートがシート状物に及
ぼす圧力によつて決まつてくる。
枠内面に貼り付けコンクリート施工を行うときに
は、裏層と型枠との間の接着は通常、全面接着に
よらず通水可能なように間隔をおいて接着がなさ
れることから、コンクリート締め固め時にコンク
リートから分離する水分は第4図に示すように表
層4を通して中間層5に流入し、中間層5が吸着
して矢示の如く中間層5の下方からと、型枠P及
び裏層2の間の接着間隙lを通して下方へ排出さ
れる。そしてこのとき流下する水分流量は全体と
してシート状物の通気量、透水係数に影響される
ことは勿論、更にコンクリートがシート状物に及
ぼす圧力によつて決まつてくる。
ところが数回の使用を重ねるうちにコンクリー
ト圧のシート状物への影響が増加し、これにつれ
てシート状物はその圧力を受け、裏層2と型枠P
との間の間隙lは次第に密着状態に接近し、同間
隙lを流下する水分が減少して排水効率を悪くし
コンクリート仕上げ面に影響することである。
ト圧のシート状物への影響が増加し、これにつれ
てシート状物はその圧力を受け、裏層2と型枠P
との間の間隙lは次第に密着状態に接近し、同間
隙lを流下する水分が減少して排水効率を悪くし
コンクリート仕上げ面に影響することである。
本発明はかかる実状に着目し、上記コンクリー
ト圧による排水効率の低下を阻止することを課題
とし、特に小さな凹凸を備えた樹脂板を併用する
ことによりシート状物裏層と型枠との間の通水間
〓を長時間にわたり確保し、数回の繰り返し使用
においても排水能力を保持させコンクリート打設
面の仕上がりを良好ならしめることを目的とする
ものである。
ト圧による排水効率の低下を阻止することを課題
とし、特に小さな凹凸を備えた樹脂板を併用する
ことによりシート状物裏層と型枠との間の通水間
〓を長時間にわたり確保し、数回の繰り返し使用
においても排水能力を保持させコンクリート打設
面の仕上がりを良好ならしめることを目的とする
ものである。
(課題を解決するための手段)
即ち、上記目的と適合する本発明透水シートの
特徴は前記本出願人の提案に係る吸排水用不織布
の如き、合成繊維の繊維層と合成繊維の基布とを
ニードルパンチによつて一体化してなり、かつ繊
維層表面を熱溶融することによつて、通気、通水
性細孔をもつ平滑多孔面とした表層と、前記細孔
に連通する通気、通水性空隙を有し、厚み方向に
クツシヨン機能をもたせた中間繊維層と、透水性
のよい基布を有する補強材裏層との3層構成を有
する不織布を基材とし、その不織布基材裏層基布
面に面して連続した通路間隙を形成する多数の小
凹凸を有する合成樹脂板をその凸部頂面を接合面
として接合せしめた構成にある。
特徴は前記本出願人の提案に係る吸排水用不織布
の如き、合成繊維の繊維層と合成繊維の基布とを
ニードルパンチによつて一体化してなり、かつ繊
維層表面を熱溶融することによつて、通気、通水
性細孔をもつ平滑多孔面とした表層と、前記細孔
に連通する通気、通水性空隙を有し、厚み方向に
クツシヨン機能をもたせた中間繊維層と、透水性
のよい基布を有する補強材裏層との3層構成を有
する不織布を基材とし、その不織布基材裏層基布
面に面して連続した通路間隙を形成する多数の小
凹凸を有する合成樹脂板をその凸部頂面を接合面
として接合せしめた構成にある。
ここで本発明において用いられる不織布は一般
的には前述した特願昭63−282851号で提案した吸
排水用不織布である。しかし目的を逸脱しない限
り、同効の不織布の利用も可能である。この場
合、何れの不織布においても、平滑多孔性表層、
クツシヨン機能をもつ中間層及び基布を有する裏
層の3層構成をもつことは重要である。
的には前述した特願昭63−282851号で提案した吸
排水用不織布である。しかし目的を逸脱しない限
り、同効の不織布の利用も可能である。この場
合、何れの不織布においても、平滑多孔性表層、
クツシヨン機能をもつ中間層及び基布を有する裏
層の3層構成をもつことは重要である。
不織布の平滑化された表層は繊維層表面のみを
既知の手段に従つて適宜加熱処理することによつ
て得られる。
既知の手段に従つて適宜加熱処理することによつ
て得られる。
この表層には排水のため通気、通水性の多数の
細孔を具備することが必要であり、就中、ゆつく
り排水させることが肝要である。そのため、この
表層に形成される多数の細孔は、打設されたコン
クリートの水分のみを通過させる大きさ、即ち、
セメント粒子群(凝集体)を微細なものを除いて
阻止する大きさが選ばれると共に全体として通気
量を2.0〜0.5c.c./cm2/sec好ましくは1.0〜0.5c.c./
cm2/sec、垂直透水係数が10-2〜10-4cm/sec好ま
しくは10-2〜10-3cm/sec程度に抑制することが
望まれる。
細孔を具備することが必要であり、就中、ゆつく
り排水させることが肝要である。そのため、この
表層に形成される多数の細孔は、打設されたコン
クリートの水分のみを通過させる大きさ、即ち、
セメント粒子群(凝集体)を微細なものを除いて
阻止する大きさが選ばれると共に全体として通気
量を2.0〜0.5c.c./cm2/sec好ましくは1.0〜0.5c.c./
cm2/sec、垂直透水係数が10-2〜10-4cm/sec好ま
しくは10-2〜10-3cm/sec程度に抑制することが
望まれる。
一方、小凹凸を有する合成樹脂板はその凹凸形
状が溝状、丸形、正方形、菱形の何れの形状であ
つてもよいが、前述の如く該小凹凸の凸部頂面を
接合面として裏層と接合させたとき、凸部間の通
路が連続した排水通路を形成する形状にあること
が、最低限、必要であると共に、同時に基布接合
面側への凸部が表層側に突出してコンクリート表
面に跡を残さないこと、不織布の基布とコンクリ
ート型枠面への接着に何ら支障を与えないことも
望ましい。
状が溝状、丸形、正方形、菱形の何れの形状であ
つてもよいが、前述の如く該小凹凸の凸部頂面を
接合面として裏層と接合させたとき、凸部間の通
路が連続した排水通路を形成する形状にあること
が、最低限、必要であると共に、同時に基布接合
面側への凸部が表層側に突出してコンクリート表
面に跡を残さないこと、不織布の基布とコンクリ
ート型枠面への接着に何ら支障を与えないことも
望ましい。
通常、かかる合成樹脂板は市販されているもの
が使用される。
が使用される。
(作用)
以上のような構成を有する本発明複合型透水シ
ートはコンクリート型枠(パネル)の内面にその
樹脂板の凸部頂面を介して接着剤等で貼り合わ
せ、透水シートの表層側を内側にして型を組み、
コンクリートを打設する。
ートはコンクリート型枠(パネル)の内面にその
樹脂板の凸部頂面を介して接着剤等で貼り合わ
せ、透水シートの表層側を内側にして型を組み、
コンクリートを打設する。
打設されたコンクリートは、透水シートの不織
布表層の多数の孔を通してゆつくりと吸水され、
この吸水された水分は、中間繊維層からそのまま
下方へ流下すると共に更に基布裏層を経て該裏層
と樹脂板の凹部とによつて形成された連続せる排
水通路を通じ下方につたうようにして排出され
る。
布表層の多数の孔を通してゆつくりと吸水され、
この吸水された水分は、中間繊維層からそのまま
下方へ流下すると共に更に基布裏層を経て該裏層
と樹脂板の凹部とによつて形成された連続せる排
水通路を通じ下方につたうようにして排出され
る。
そして、前述の如く平滑になされている表層に
よつてコンクリート表面の仕上がりを滑らかにす
ると共に、型離れも容易にし、表面に付勢したノ
ロ(セメント溶解物)が乾燥しても水洗などで容
易に除去可能となり、数回の繰り返し使用にも容
易に耐えられる。
よつてコンクリート表面の仕上がりを滑らかにす
ると共に、型離れも容易にし、表面に付勢したノ
ロ(セメント溶解物)が乾燥しても水洗などで容
易に除去可能となり、数回の繰り返し使用にも容
易に耐えられる。
しかして、上記の如き排水の間において、殊に
数回の繰り返し使用を行ううちにコンクリートの
圧力によつて不織布基材は次第に押圧され、裏層
とコンクリート型枠との間が段々と詰まつてゆこ
うとするが樹脂板の凹部底面と不織布基材の裏層
の間に形成された通路間隙は樹脂板のある程度の
保形性によつて潰れることなく長時間にわたり排
水通路を確保し、排水効率は殆ど低下することが
なくコンクリート打設面の良好な仕上がりを助け
る。しかもコンクリート型枠との接着は樹脂板に
よつてなされるので、通水間隙を考慮した縞状の
接着を考える煩雑さが省かれ、透水シートの型枠
への貼り付けが容易となる。
数回の繰り返し使用を行ううちにコンクリートの
圧力によつて不織布基材は次第に押圧され、裏層
とコンクリート型枠との間が段々と詰まつてゆこ
うとするが樹脂板の凹部底面と不織布基材の裏層
の間に形成された通路間隙は樹脂板のある程度の
保形性によつて潰れることなく長時間にわたり排
水通路を確保し、排水効率は殆ど低下することが
なくコンクリート打設面の良好な仕上がりを助け
る。しかもコンクリート型枠との接着は樹脂板に
よつてなされるので、通水間隙を考慮した縞状の
接着を考える煩雑さが省かれ、透水シートの型枠
への貼り付けが容易となる。
(実施例)
以下、更に添付図面を参照し、本発明の実施例
を説明する。
を説明する。
第1図は本発明に係る複合型透水シートの1例
を示す使用状態断面図であり、1は合成繊維より
なる繊維層、2は透水性良好な合成繊維基布を有
する裏層を示し、両者1,2はニードルパンチに
よつて一体に形成されており、繊維層1の表面は
加熱処理により融着されて平滑な表層4となつて
いる。そしてこの平滑な表層4は全面にわたり当
然のこととして型枠P内部に充填されるコンクリ
ートCより分離された水を通水するための通気、
通水用の細孔がセメントペーストの固形分を透過
させない大きさで設けられている。
を示す使用状態断面図であり、1は合成繊維より
なる繊維層、2は透水性良好な合成繊維基布を有
する裏層を示し、両者1,2はニードルパンチに
よつて一体に形成されており、繊維層1の表面は
加熱処理により融着されて平滑な表層4となつて
いる。そしてこの平滑な表層4は全面にわたり当
然のこととして型枠P内部に充填されるコンクリ
ートCより分離された水を通水するための通気、
通水用の細孔がセメントペーストの固形分を透過
させない大きさで設けられている。
また、5は上記表層4に続く繊維を主とするク
ツシヨン機能をもつ中間層5であり、これにも前
記表層4の通気、通水性細孔に連通して毛細管現
象によつて吸水する空隙が具備されていてその裏
面側に前記基布を有する裏層2が通常、表面側か
らのみニードルパンチされることによつて一体に
交絡されて3層構造となつており、この裏層2に
面して本発明の要部とする連続した通路間隙を形
成する小凹凸3a,3bを有する合成樹脂板3が
その凹凸3b頂面を裏層2に対する接合面として
接着されている。従つて裏層2と樹脂板3の凹部
3a底面との間には第2図、第3図でより明らか
に知られるように連続した通路間隙が形成され
る。
ツシヨン機能をもつ中間層5であり、これにも前
記表層4の通気、通水性細孔に連通して毛細管現
象によつて吸水する空隙が具備されていてその裏
面側に前記基布を有する裏層2が通常、表面側か
らのみニードルパンチされることによつて一体に
交絡されて3層構造となつており、この裏層2に
面して本発明の要部とする連続した通路間隙を形
成する小凹凸3a,3bを有する合成樹脂板3が
その凹凸3b頂面を裏層2に対する接合面として
接着されている。従つて裏層2と樹脂板3の凹部
3a底面との間には第2図、第3図でより明らか
に知られるように連続した通路間隙が形成され
る。
ここで上記構成繊維層1を形成する合成繊維と
してはナイロン、ポリエステル、ポリプロピレン
繊維など各種の繊維が使用可能であるが、最も実
用的なものとしてポリプロピレンの細デニール短
繊維層とポリプロピレン扁平糸織物基布との組み
合わせが挙げられる。この場合、短繊維は普通の
ポリプロピレン繊維でも、また低融点部分をも
つ、例えば芯が普通のポリプロピレン、鞘が低融
点のポリエステルまたはポリプロピレンなどから
なる繊維でもよく、これらは夫々熱加工の方法を
それに応じて行うことによつて所期の構造とする
ことができる。
してはナイロン、ポリエステル、ポリプロピレン
繊維など各種の繊維が使用可能であるが、最も実
用的なものとしてポリプロピレンの細デニール短
繊維層とポリプロピレン扁平糸織物基布との組み
合わせが挙げられる。この場合、短繊維は普通の
ポリプロピレン繊維でも、また低融点部分をも
つ、例えば芯が普通のポリプロピレン、鞘が低融
点のポリエステルまたはポリプロピレンなどから
なる繊維でもよく、これらは夫々熱加工の方法を
それに応じて行うことによつて所期の構造とする
ことができる。
しかして、3層構成をもつ不織布を作成するに
際しては、前記繊維層1と合成繊維基布2とをニ
ードルパンチを施して一体化した後、その繊維層
表面を熱加工することによつて表面繊維を溶融せ
しめ、部分的にフイルムに近い状態に平滑化して
表層4とすると共に、一方、裏面に出た繊維を熱
処理によつて基布と一体化し基布を有する裏層と
することによつて得られる。
際しては、前記繊維層1と合成繊維基布2とをニ
ードルパンチを施して一体化した後、その繊維層
表面を熱加工することによつて表面繊維を溶融せ
しめ、部分的にフイルムに近い状態に平滑化して
表層4とすると共に、一方、裏面に出た繊維を熱
処理によつて基布と一体化し基布を有する裏層と
することによつて得られる。
この場合、表面の熱加工は熱盤上を摺擦する方
法、赤外線加熱などの加工手段が用いられ、略20
℃前後の温度下で数秒〜数十秒間、熱加工するこ
とによつて行われ、一方、裏面側の熱処理は通
常、毛焼き加工程度で基布と一体化され剥離の起
こらない状態ができれば充分である。
法、赤外線加熱などの加工手段が用いられ、略20
℃前後の温度下で数秒〜数十秒間、熱加工するこ
とによつて行われ、一方、裏面側の熱処理は通
常、毛焼き加工程度で基布と一体化され剥離の起
こらない状態ができれば充分である。
なお、前記3層構造の不織布基材は通常、目付
が300〜800g/m2、厚さが1mm前後でコンクリー
ト側枠用とし通気量が2.0〜0.5c.c./cm2/sec、好ま
しくは1.0〜0.5c.c./cm2/sec、垂直透水係数が10-2
〜10-4cm/sec、好ましくは、10-2〜10-3cm/sec
の値を有していることが好適である。
が300〜800g/m2、厚さが1mm前後でコンクリー
ト側枠用とし通気量が2.0〜0.5c.c./cm2/sec、好ま
しくは1.0〜0.5c.c./cm2/sec、垂直透水係数が10-2
〜10-4cm/sec、好ましくは、10-2〜10-3cm/sec
の値を有していることが好適である。
勿論、この数値は臨界的ではないが、我々の実
験によれば吸水速度とセメント粒子持ち運びの恐
れなどから上記範囲の値をもつことが極めて有効
であることが知見された。
験によれば吸水速度とセメント粒子持ち運びの恐
れなどから上記範囲の値をもつことが極めて有効
であることが知見された。
一方、小凹凸を有する合成樹脂板3はその形状
が溝状、円柱状突起、正方形状突起、菱形突起な
どの如何を問わず、任意の凸起形状を全面に有す
るものであればよいが、少なくとも全体としてみ
れば、凸部が排水を上から下に流しうる形である
こと、基布2と型枠Pに充分に装着すること、そ
の凸部が表層4の表面に突出してコンクリート表
面に跡を残さないことが肝要である。また凸部の
先端を平坦になしたり粗面を設けたりして基布2
に充分に接着できるようにすることも望ましい。
が溝状、円柱状突起、正方形状突起、菱形突起な
どの如何を問わず、任意の凸起形状を全面に有す
るものであればよいが、少なくとも全体としてみ
れば、凸部が排水を上から下に流しうる形である
こと、基布2と型枠Pに充分に装着すること、そ
の凸部が表層4の表面に突出してコンクリート表
面に跡を残さないことが肝要である。また凸部の
先端を平坦になしたり粗面を設けたりして基布2
に充分に接着できるようにすることも望ましい。
そして、その凹凸の形状は、単板形の透水シー
トの場合には、第2図イ,ロに示すように縦の凹
溝3cと凸状3dとによるもので充分であるが、
ロール状透水シートの場合(ロール状に巻いて運
送する場合)には、上記のものであると巻回し難
いので、第3図イ〜ハに示すように、各形状の小
さな突起3eがランダム或いは規則的に配列され
ている方が望ましい。殊に、これら第2図、第3
図に示すものは、突起の頂部はもちろんのこと、
谷底部の外側(形枠に当接する部分)も平坦であ
ることが接着のために望ましい。また、コンクリ
ート打設時に、側圧のためにこれらの突起が不織
布表層からコンクリート表面に残ると欠点となる
ので、突起の数は多くして、1個当たりの大きさ
は小さくする方がよく、さらに溝幅や突起の直径
等も数mm以下とし、突起の高さも数mm前後とする
のが好適である。
トの場合には、第2図イ,ロに示すように縦の凹
溝3cと凸状3dとによるもので充分であるが、
ロール状透水シートの場合(ロール状に巻いて運
送する場合)には、上記のものであると巻回し難
いので、第3図イ〜ハに示すように、各形状の小
さな突起3eがランダム或いは規則的に配列され
ている方が望ましい。殊に、これら第2図、第3
図に示すものは、突起の頂部はもちろんのこと、
谷底部の外側(形枠に当接する部分)も平坦であ
ることが接着のために望ましい。また、コンクリ
ート打設時に、側圧のためにこれらの突起が不織
布表層からコンクリート表面に残ると欠点となる
ので、突起の数は多くして、1個当たりの大きさ
は小さくする方がよく、さらに溝幅や突起の直径
等も数mm以下とし、突起の高さも数mm前後とする
のが好適である。
以上説明した本発明透水シートは、使用に際し
第1図に示すようにコンクリート側枠Pに貼り付
け、表層4がコンクリートC打設側になるように
して用いるが、型枠Pへの貼り合わせは、最も簡
便な隔離紙の付いた粘着剤が好適である。
第1図に示すようにコンクリート側枠Pに貼り付
け、表層4がコンクリートC打設側になるように
して用いるが、型枠Pへの貼り合わせは、最も簡
便な隔離紙の付いた粘着剤が好適である。
そして、上記透水シートを貼着した型枠内にコ
ンクリートを打設すると、表層4からはモルタル
の水分のみがその細孔を通して吸収され、セメン
ト粒子群は微細なものを除いて阻止される。ここ
で余り流速が大きいとセメント粒子が表層4の細
孔から中層5へ侵入しやすくなつたり、コンクリ
ート表面の強度低下を惹起したりするので、不織
布基材全体の通気量を前記の如く約1.0cm2/sec以
下、垂直透水係数を10-2cm/sec〜10-4cm/secに
おさえておくようにすると、吸水された水は基布
を通つて樹脂板へと流れ、樹脂板の凹部と基布が
形成する空間を通つて、下方に抵抗を受けること
なく排水される。
ンクリートを打設すると、表層4からはモルタル
の水分のみがその細孔を通して吸収され、セメン
ト粒子群は微細なものを除いて阻止される。ここ
で余り流速が大きいとセメント粒子が表層4の細
孔から中層5へ侵入しやすくなつたり、コンクリ
ート表面の強度低下を惹起したりするので、不織
布基材全体の通気量を前記の如く約1.0cm2/sec以
下、垂直透水係数を10-2cm/sec〜10-4cm/secに
おさえておくようにすると、吸水された水は基布
を通つて樹脂板へと流れ、樹脂板の凹部と基布が
形成する空間を通つて、下方に抵抗を受けること
なく排水される。
次に本発明透水シートの具体例を揚げる。
(例 1)
合成繊維として、繊維層、基布ともにポリプロ
ピレン繊維を使用し、繊維層は200〜400g/m2、
基布は扁平糸織物として両者をニードルパンチに
より一体化し、不織布を作成した。
ピレン繊維を使用し、繊維層は200〜400g/m2、
基布は扁平糸織物として両者をニードルパンチに
より一体化し、不織布を作成した。
そして不織布繊の維層を表面を熱カレンダーロ
ーラーにて加熱、加圧して、溶融させ、圧縮せし
めることによつて平滑な表層を形成した。一方、
合成樹脂板としてたて溝型突起を有する樹脂板を
ポリエチレン板をプレスすることによつて作成し
溝は幅2mm、高さ2mmとした。そして、上記両者
を突起頂面を接着面として不織布の基布側と接着
し、透水シートした。
ーラーにて加熱、加圧して、溶融させ、圧縮せし
めることによつて平滑な表層を形成した。一方、
合成樹脂板としてたて溝型突起を有する樹脂板を
ポリエチレン板をプレスすることによつて作成し
溝は幅2mm、高さ2mmとした。そして、上記両者
を突起頂面を接着面として不織布の基布側と接着
し、透水シートした。
(例 2)
次に繊維層として2〜15デニール混綿のポリプ
ロピレン繊維、基布にポリプロピレン扁平糸織物
を用い、500g/m2のニードルパンチ型不織布を
作成した。そして、不織布側の表面繊維を熱溶融
処理して平滑多孔性の表層部として、これに続く
クツシヨン機能を持つた空隙率の大きな繊維中間
層と、さらに補強材としての透水性の大きな基布
から成る層構造の厚さ1mmの不織布を作成した。
この不織布は、全体として通気量0.5c.c./cm2/
sec、垂直透水係数が2×10-4cm/sec、水滴吸水
速度10分(JIS−L−1096−6.26、吸水性にある
滴下法による)の性能のゆつくりした吸水速度を
持つものであつた。そして、次にこの不織布に対
し直径4mm、高さ2.5mm円柱状突起を間隙2mmに
て千鳥状に配置したポリエチレンシート(第3図
イ)をその突起頂面(粗面にしてある)と、不織
布基布面とを接着剤により接合して一体化し、透
水シートとした。
ロピレン繊維、基布にポリプロピレン扁平糸織物
を用い、500g/m2のニードルパンチ型不織布を
作成した。そして、不織布側の表面繊維を熱溶融
処理して平滑多孔性の表層部として、これに続く
クツシヨン機能を持つた空隙率の大きな繊維中間
層と、さらに補強材としての透水性の大きな基布
から成る層構造の厚さ1mmの不織布を作成した。
この不織布は、全体として通気量0.5c.c./cm2/
sec、垂直透水係数が2×10-4cm/sec、水滴吸水
速度10分(JIS−L−1096−6.26、吸水性にある
滴下法による)の性能のゆつくりした吸水速度を
持つものであつた。そして、次にこの不織布に対
し直径4mm、高さ2.5mm円柱状突起を間隙2mmに
て千鳥状に配置したポリエチレンシート(第3図
イ)をその突起頂面(粗面にしてある)と、不織
布基布面とを接着剤により接合して一体化し、透
水シートとした。
上記例1、例2で得られた各透水シートについ
て、夫々これをコンクリート型枠内面に貼り付
け、同様な条件下でコンクリート打設を行つたと
ころ、きれいな水が下方にゆつくり排水され、コ
ンクリート固化後に型枠を取り外したが、型離れ
も全くスムーズであり、ノロの固形化したものが
表層面に付着していたが水洗により容易に除去さ
れた。また、不織布を型枠に取り付ける作業も問
題なく、勿論、コンクリートの表面は平滑、緻密
に仕上がり、その強度も所期の値を充分満足した
ものであつた。
て、夫々これをコンクリート型枠内面に貼り付
け、同様な条件下でコンクリート打設を行つたと
ころ、きれいな水が下方にゆつくり排水され、コ
ンクリート固化後に型枠を取り外したが、型離れ
も全くスムーズであり、ノロの固形化したものが
表層面に付着していたが水洗により容易に除去さ
れた。また、不織布を型枠に取り付ける作業も問
題なく、勿論、コンクリートの表面は平滑、緻密
に仕上がり、その強度も所期の値を充分満足した
ものであつた。
しかも、上記例1、例2で得られた各合成樹脂
板を接合したものは、該樹脂板を接合しないもの
に比し、より長時間にわたり吸排水が行われ、全
体としての吸排水量も多く、吸排水作用が極めて
円滑に行われることが確認された。
板を接合したものは、該樹脂板を接合しないもの
に比し、より長時間にわたり吸排水が行われ、全
体としての吸排水量も多く、吸排水作用が極めて
円滑に行われることが確認された。
(発明の効果)
本発明は以上のように平滑な表層と中間層及び
基布を有する裏層の3層からなる不織布基材の裏
層に小凹凸を有する合成樹脂板を、その凸部頂面
を介して一体に接合したものであり、上記平滑な
表層によりセメント粒子の流入を阻止してブリー
ジング現象により浮かび上がつてくる水、空気を
余り早くない速度で適度に抑えてゆつくりと中間
層に流入せしめると共に、該中間層により濾過せ
しめて、たとえセメント粒子が一部、混じつてい
たとしても、これを捕捉し、澄んだ水として空気
と共に外部にゆつくり排水し、吸水速度の早さに
よるコンクリート表面の脆化を防ぎ、所要の強度
をコンクリート面に保持させるのみならず、平滑
な面をコンクリート表面に接せしめることから、
コンクリート表面の平滑性、緻密性を高め、外観
仕上げを良好ならしめる顕著な効果を有する。
基布を有する裏層の3層からなる不織布基材の裏
層に小凹凸を有する合成樹脂板を、その凸部頂面
を介して一体に接合したものであり、上記平滑な
表層によりセメント粒子の流入を阻止してブリー
ジング現象により浮かび上がつてくる水、空気を
余り早くない速度で適度に抑えてゆつくりと中間
層に流入せしめると共に、該中間層により濾過せ
しめて、たとえセメント粒子が一部、混じつてい
たとしても、これを捕捉し、澄んだ水として空気
と共に外部にゆつくり排水し、吸水速度の早さに
よるコンクリート表面の脆化を防ぎ、所要の強度
をコンクリート面に保持させるのみならず、平滑
な面をコンクリート表面に接せしめることから、
コンクリート表面の平滑性、緻密性を高め、外観
仕上げを良好ならしめる顕著な効果を有する。
また、コンクリート表面に上記平滑な表層が接
することから型離れが全く容易であり、表面に付
着したノロが乾燥しても水洗で容易に除去され、
数回の使用に充分耐えられ、経済性に富むと共に
基布と繊維層は一体化されて型離れの際にも層間
剥離の起こる心配もないなどの種々の利点もあ
り、コンクリート型枠用の透水シートとしてその
実用的効果が頗る大である。
することから型離れが全く容易であり、表面に付
着したノロが乾燥しても水洗で容易に除去され、
数回の使用に充分耐えられ、経済性に富むと共に
基布と繊維層は一体化されて型離れの際にも層間
剥離の起こる心配もないなどの種々の利点もあ
り、コンクリート型枠用の透水シートとしてその
実用的効果が頗る大である。
しかも本発明透水シートは更に前記の如く不織
布裏層と合成樹脂板が一体に接合されているの
で、不織布基材を通過した水分は不織布シートと
合成樹脂板の凹部底面との間の間隙を通つて連続
的に下方へ排水され、従つて数回の使用を繰り返
すうちにコンクリート圧によつて型枠側へ押圧さ
れたとしても型枠接合面への影響を与えることな
く、以前の不織布基材と型枠内面の間のように密
着状態を呈して排水効率を低下するような恐れは
なく数回の繰り返し使用に耐え、長時間にわたり
中間層を通しての下方への排水及び型枠接合面を
通しての下方への排水を続けることが可能となり
極めて良好なコンクリート打設を達成することが
できる効果を奏する。
布裏層と合成樹脂板が一体に接合されているの
で、不織布基材を通過した水分は不織布シートと
合成樹脂板の凹部底面との間の間隙を通つて連続
的に下方へ排水され、従つて数回の使用を繰り返
すうちにコンクリート圧によつて型枠側へ押圧さ
れたとしても型枠接合面への影響を与えることな
く、以前の不織布基材と型枠内面の間のように密
着状態を呈して排水効率を低下するような恐れは
なく数回の繰り返し使用に耐え、長時間にわたり
中間層を通しての下方への排水及び型枠接合面を
通しての下方への排水を続けることが可能となり
極めて良好なコンクリート打設を達成することが
できる効果を奏する。
また、上記の如き構成から小凹凸を有する合成
樹脂板によつて型枠に接着されることになるため
接着剤塗布面と排水間隙面とが完全に分かれるこ
とになり、従つて型枠への貼り合わせは種々の方
法があるにしても最も簡便な接着剤(剥離紙付
き)が可能となつて施工作業の簡略化を促進する
実効を有する。
樹脂板によつて型枠に接着されることになるため
接着剤塗布面と排水間隙面とが完全に分かれるこ
とになり、従つて型枠への貼り合わせは種々の方
法があるにしても最も簡便な接着剤(剥離紙付
き)が可能となつて施工作業の簡略化を促進する
実効を有する。
第1図は本発明に係る複合型透水シートの1例
を示す使用状態における一部断面図、第2図イは
合成樹脂の1例を示す断面図、同図ロは同樹脂板
の平面図、第3図イ,ロ,ハは夫々他の形状の各
合成樹脂板を示す1部平面図、第4図は透水シー
トの吸排水の流れを説明する説明断面図である。 1……繊維層、2……基布、3……樹脂板、4
……表層、5……中間層、C……コンクリート、
P……型枠。
を示す使用状態における一部断面図、第2図イは
合成樹脂の1例を示す断面図、同図ロは同樹脂板
の平面図、第3図イ,ロ,ハは夫々他の形状の各
合成樹脂板を示す1部平面図、第4図は透水シー
トの吸排水の流れを説明する説明断面図である。 1……繊維層、2……基布、3……樹脂板、4
……表層、5……中間層、C……コンクリート、
P……型枠。
Claims (1)
- 1 合成繊維よりなる繊維層と、合成繊維基布と
をニードルパンチによつて一体化してなり、その
繊維層表面を加熱処理して平滑化すると共に、通
気、通水性細孔を具備せしめた表層と、それに続
く繊維層で上記通気、通水性細孔に連通する通
気、通水性空隙を具備し、厚み方向にクツシヨン
機能を有する中間層と、透水性良好な基布を有す
る裏層との3層構造からなる不織布を基材とし、
これに連続した通路間隙を形成する多数の小凹凸
を有する合成樹脂板をその裏層に面して凸部頂面
を接合面として接合一体化せしめたことを特徴と
する複合型透水シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1662190A JPH03219919A (ja) | 1990-01-26 | 1990-01-26 | 複合型透水シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1662190A JPH03219919A (ja) | 1990-01-26 | 1990-01-26 | 複合型透水シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03219919A JPH03219919A (ja) | 1991-09-27 |
| JPH0558364B2 true JPH0558364B2 (ja) | 1993-08-26 |
Family
ID=11921413
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1662190A Granted JPH03219919A (ja) | 1990-01-26 | 1990-01-26 | 複合型透水シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03219919A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2440149A (en) * | 2006-07-14 | 2008-01-23 | Andrew Neil Mountain | Concrete formwork filter vent |
| CN103406982B (zh) * | 2013-08-12 | 2015-05-20 | 太原钢铁(集团)有限公司 | 一种快速判别加气混凝土砌块发气方向的方法 |
| JP6731242B2 (ja) * | 2015-12-10 | 2020-07-29 | 戸田建設株式会社 | 山岳トンネルにおける覆工コンクリート構造体及びそのための複合機能性シート |
-
1990
- 1990-01-26 JP JP1662190A patent/JPH03219919A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03219919A (ja) | 1991-09-27 |
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