JPH0596557U - 出力軸の過負荷防止機構 - Google Patents
出力軸の過負荷防止機構Info
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- JPH0596557U JPH0596557U JP3694892U JP3694892U JPH0596557U JP H0596557 U JPH0596557 U JP H0596557U JP 3694892 U JP3694892 U JP 3694892U JP 3694892 U JP3694892 U JP 3694892U JP H0596557 U JPH0596557 U JP H0596557U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 出力軸に過負荷がかかったとき、これを回転
駆動源に伝達しない。 【構成】 回転駆動源により回転させられる第1出力軸
3と、折曲部4cを有する第2出力軸4と、第1出力軸
3と第2出力軸4とを連結する連結部材5と、摩擦板5
1と、ばね部材53とを有していて、第1出力軸3及び
第2出力軸4の何れか一方に連結部材52を、他方に摩
擦板51を固定し、連結部材52と摩擦板53との間に
圧接状態でばね部材53を配設した。
駆動源に伝達しない。 【構成】 回転駆動源により回転させられる第1出力軸
3と、折曲部4cを有する第2出力軸4と、第1出力軸
3と第2出力軸4とを連結する連結部材5と、摩擦板5
1と、ばね部材53とを有していて、第1出力軸3及び
第2出力軸4の何れか一方に連結部材52を、他方に摩
擦板51を固定し、連結部材52と摩擦板53との間に
圧接状態でばね部材53を配設した。
Description
【0001】
この考案は、回転駆動源によって回転させられる出力軸に掛る過負荷を防止す る過負荷防止機構に関する。
【0002】
人形の上半身や頭部を揺動させる揺動機構を備えた玩具として実開昭60−1 82099号公報や実開昭62−18196号公報に記載されたものが知られて いる。これらの公報に記載された揺動機構は、オルゴールの全舞を駆動源として いて、くの字状に折曲された出力軸の一端は、ドラムと一体回転するように連結 され、他端は人形の上半身や頭部に遊嵌されている。人形の上半身や頭部は、下 半身や胴体に対して柔軟な部材で接続されている。そして、全舞の解放力でドラ ムが回転して曲を鳴奏するとき、これに合わせて出力軸が回転し人形の上半身や 頭部を揺動させるようになっている。
【0003】
ところで、揺動している人形の上半身や頭部にその動きを妨げるような大きな 力(過負荷)が加わえられると、出力軸で連結された下半身や胴体に収納されて いるオルゴールムーブメントが破損するか、最悪の場合には破壊されるという不 具合が発生する。また、破壊はされないまでも、くの字状に曲げられている出力 軸がまっすぐになる向きに延びてしまい、上半身や頭部に揺動運動を伝達できな くしてしまう、という不具合も発生する。
【0004】 そこで、本考案の目的は、出力軸に過負荷がかかったとき、これを回転駆動源 に伝達しないようにした出力軸の過負荷防止機構の提供にある。
【0005】
請求項1にかかる出力軸の過負荷防止機構は、回転駆動源により回転させられ る第1出力軸と、折曲部を有する第2出力軸と、上記第1出力軸と上記第2出力 軸とを連結する連結部材と、摩擦板と、ばね部材とを有していて、上記第1出力 軸及び上記第2出力軸の何れか一方に連結部材を、他方に上記摩擦板を固定し、 上記連結部材と上記摩擦板との間に圧接状態で上記ばね部材を配したことを特徴 とする。
【0006】 請求項2にかかる出力軸の過負荷防止機構は、上記第1出力軸及び第2出力軸 の何れか一方の端部が他方を軸支していることを特徴とする。
【0007】
第1出力軸が回転すると、これに連結部材と摩擦板で連結された第2出力軸が 一体的に回転する。第2出力軸に過負荷がかかると、連結部材と摩擦板の間がス リップして過負荷を第1出力軸に伝達しない。
【0008】
以下、図示の実施例に基づいて本考案を詳細に説明する。
【0009】 図1において、符号1はオルゴールのフレームに回転自在に支持されたドラム を示している。ドラム1は、端部に固嵌された歯車2を、図示されない全舞の解 放力で回転する歯車に噛み合わせている。歯車2には、ドラム1の他方の端板を 貫通して挿通された第1出力軸3の一端3aが圧入されている。
【0010】 第1出力軸3の他端3bは、折曲部分4cで「く」の字状に折曲された第2出 力軸4の一端部4aに形成された軸受孔4bに回転自在に嵌合されている。第2 出力軸4の他端4dは、図示されない人形の上半身や頭部等の可動体に嵌合され る。第1出力軸3と第2出力軸4は過負荷防止機構5を介して互いに連結されて いる。
【0011】 過負荷防止機構5は、図2にも示すように、第1出力軸3の端部のローレット 加工部に圧入し固定された円盤状の摩擦板51と、第2出力軸4の端部4aに固 定された連結部材52と、摩擦板51と連結部材52との間に配設されたばね部 材53とからなっている。ばね鋼からなるばね部材53は、図3(a)に示すよ うな形状に形成されていて、その中心には第1出力軸の端部3bに遊嵌される嵌 合孔53aを形成されている。また、ばね部材53は、図3(b)に示すように 湾曲されていて、軸方向の押圧力を出すようになっている。
【0012】 合成樹脂で形成されている連結部材52は、図5に示すように、第2出力軸4 に嵌合されるボス部52aと、外周から軸方向に4つに分割されて立ち上げられ た係合部52bと、この係合部52bとの間に貫通孔52dをおいたばね用位置 決め突部52cとからなっている。係合部52bは、その端部に、外周壁から内 方に向かって延びた係合片52baを有していて、この係合片52baは、摩擦 板51の周縁の端面51aに係合して両軸を軸方向に一体化する。
【0013】 ばね部材53は、外周寄りの幅狭部53b,53bを相隣るばね用位置決め突 部52c,52c間に位置させることによって、連結部材52に対して相対回転 しないように位置決めされる。
【0014】 そして、過負荷防止機構5は、図1に示すように、第1出力軸3と第2出力軸 4を連結する。すなわち、連結部材52にばね部材53を位置決めして係合させ たのち、軸受孔4bに第1出力軸3の端部3bを嵌合させて両軸3,4を互いに 軸方向に押動する。すると、摩擦板53の周縁が係合片52baの斜面52bb (図5(b)参照)に衝合して係合部52bを弾性変形させて拡開させたのち、 係合片52baで摩擦板の端面51aに係合する。連結部材52と摩擦板51が 互いに係合させられたとき、撓ませられたばね部材53は、その弾性で連結部材 52と摩擦板53を互いに離間させる向きに付勢する。
【0015】 換言すると、摩擦板53は、その幅狭部53bをばね用位置決め突部52cで 回転止めされた状態で摩擦板51の端面51bに摺動可能に圧接されたことにな る。これにより、第1出力軸3と第2出力軸4は、軸方向には一体となった状態 であって、回転方向には摩擦結合して共に回転可能である。
【0016】 いま、図1において、巻き上げられたオルゴールムーブメントの全舞の蓄勢力 が解放されると、ドラム1が示矢方向に回転駆動され、図示されない振動板を弾 いて曲を鳴奏する。ドラム1の回転に連れて第1出力軸3が同方向に回転する。 この第1出力軸3の回転は、摩擦板51に圧接しているばね部材53を介して連 結部材52に伝達され、これと一体の第2出力軸4を示矢方向に回転させる。第 2出力軸4は、その他端部4dに係合されている図示されない可動体を揺動させ る。
【0017】 第2出力軸4に対してこれの回転を妨げるような所定値以上の過負荷がかかる と、駆動源によって回転駆動されている第1出力軸3は、その回転を継続される が、摩擦板51とばね部材53との間がスリップすることにより、第2出力軸4 への回転力伝達は断たれる。従って、第2出力軸4にかかった過負荷は第1出力 軸3には伝達されないことになって、ドラム1を駆動したり歯車2に連動する歯 車列(図示せず)を損傷したり破壊することがない。
【0018】 また、第1出力軸3と第2出力軸4は、端部3bと軸受孔4bで回転自在に係 合されているので、第2出力軸4(可動体)に対してこの軸を曲げる向きの過負 荷がかかった場合であっても、互いの回転軸線がずれることがなく、第2出力軸 4の曲げ角度がそのままに保たれる。このことは、第2出力軸4に係合されてい る上半身や頭部等の可動体の位置がずれたり、その揺動範囲が不安定になるとい う不具合を防止する。
【0019】 図示の実施例では、第1出力軸3の端部3bを第2出力軸4の軸受孔4bに支 持させたが、両軸の軸支構造は、互いに逆であっても良い。また、摩擦板51を 第2出力軸4に固定し、連結部材を第1出力軸3に固定して互いに軸支した構造 であっても良い。さらに、第1出力軸3を回転駆動する駆動源としては、全舞に 限らず、モータも含まれるものである。
【0020】
以上のように、本考案によれば、第1出力軸を駆動する機構を破壊するような 過負荷が第2出力軸にかかっても、摩擦板と連結部材の間がスリップするので、 機構を破壊することがない。また、第2出力軸で大型の人形などを可動させる場 合、該軸を曲げる向きの力が加えられても、該軸と第1出力軸が互いに軸支され ているので、可動体の位置ずれや揺動範囲が不安定になることがない。
【図1】本考案の一実施例を示す出力軸の過負荷防止機
構の断面図である。
構の断面図である。
【図2】過負荷防止機構を分解して示す断面図である。
【図3】(a)はばね部材の一例を示す正面図、(b)
は(a)中のA−A線断面図である。
は(a)中のA−A線断面図である。
【図4】摩擦板を示す正面図である。
【図5】(a)は連結部材の正面図、(b)は(a)中
のA−A線断面図である。
のA−A線断面図である。
1・・・ドラム 2・・・歯車 3・・・第1出力軸 4・・・第2出力軸 5・・・過負荷防止機構 51・・・摩擦板 52・・・連結部材 53・・・ばね部材
Claims (2)
- 【請求項1】回転駆動源により回転させられる第1出力
軸と、 折曲部を有する第2出力軸と、 上記第1出力軸と上記第2出力軸とを連結する連結部材
と、 摩擦板と、 ばね部材とを有していて、 上記第1出力軸及び上記第2出力軸の何れか一方に連結
部材を、他方に上記摩擦板を固定し、上記連結部材と上
記摩擦板との間に圧接状態で上記ばね部材を配してなる
出力軸の過負荷防止機構。 - 【請求項2】上記第1出力軸及び第2出力軸の何れか一
方の端部が他方を軸支してなる請求項1記載の出力軸の
過負荷防止機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3694892U JPH0596557U (ja) | 1992-06-01 | 1992-06-01 | 出力軸の過負荷防止機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3694892U JPH0596557U (ja) | 1992-06-01 | 1992-06-01 | 出力軸の過負荷防止機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0596557U true JPH0596557U (ja) | 1993-12-27 |
Family
ID=12483978
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3694892U Pending JPH0596557U (ja) | 1992-06-01 | 1992-06-01 | 出力軸の過負荷防止機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0596557U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20140026460A (ko) * | 2011-04-22 | 2014-03-05 | 터보메카 | 기계적 보호 장치 |
-
1992
- 1992-06-01 JP JP3694892U patent/JPH0596557U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20140026460A (ko) * | 2011-04-22 | 2014-03-05 | 터보메카 | 기계적 보호 장치 |
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