JPH06100715A - 積層板の製造法 - Google Patents
積層板の製造法Info
- Publication number
- JPH06100715A JPH06100715A JP25331292A JP25331292A JPH06100715A JP H06100715 A JPH06100715 A JP H06100715A JP 25331292 A JP25331292 A JP 25331292A JP 25331292 A JP25331292 A JP 25331292A JP H06100715 A JPH06100715 A JP H06100715A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tung oil
- prepreg
- added
- modified
- phenolic resin
- Prior art date
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- Pending
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- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】桐油変性フェノール樹脂を含浸乾燥したプリプ
レグの自然硬化反応の進行を、通常の貯蔵温度(20
℃)でも抑制できるようにする。 【構成】桐油とメタ,パラクレゾールをパラトルエンス
ルホン酸存在下で反応させる。フェノール、パラホルム
アルデヒドを加え、トリメチルアミン存在下でさらに反
応を進めた後メタノール、トルオールを加えて冷却す
る。これにパラトルエンスルホン酸を加え、弱酸性に調
整した桐油変性桐油変性フェノール樹脂ワニスを紙基材
に含浸乾燥してプリプレグを製造する。
レグの自然硬化反応の進行を、通常の貯蔵温度(20
℃)でも抑制できるようにする。 【構成】桐油とメタ,パラクレゾールをパラトルエンス
ルホン酸存在下で反応させる。フェノール、パラホルム
アルデヒドを加え、トリメチルアミン存在下でさらに反
応を進めた後メタノール、トルオールを加えて冷却す
る。これにパラトルエンスルホン酸を加え、弱酸性に調
整した桐油変性桐油変性フェノール樹脂ワニスを紙基材
に含浸乾燥してプリプレグを製造する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、桐油変性フェノール樹
脂積層板の製造法に関し、殊に積層板の中間材であるプ
リプレグの製造法に関するものである。
脂積層板の製造法に関し、殊に積層板の中間材であるプ
リプレグの製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】紙をシート状基材とする桐油変性フェノ
ール樹脂積層板は、桐油変性フェノール樹脂ワニスをク
ラフト紙またはリンター紙などのシート状基材に含浸乾
燥したプリプレグを複数枚重ね、必要に応じてその両面
または片面に接着剤付銅箔を載置し、加熱加圧成形して
製造される。桐油変性フェノール樹脂は、桐油とフェノ
ール類を酸性触媒下で反応させた後、フェノール類とホ
ルムアルデヒドを加えて塩基性触媒下でさらに反応を進
めて製造したものであり、調製したワニスは塩基性にな
っている。シート状基材に上記ワニスを含浸乾燥して製
造したプリプレグは、製造してから積層成形するまでの
貯蔵期間中に樹脂の自然硬化反応が進行しやすく、特性
上支障のない積層板を製造しようとすると、プリプレグ
の貯蔵期間は通常の20℃保管で5日程度である。そこ
で、低温(10゜C以下)貯蔵方法などで自然硬化反応
の進行を抑制し、貯蔵期間を延ばす方法が検討されてい
る。
ール樹脂積層板は、桐油変性フェノール樹脂ワニスをク
ラフト紙またはリンター紙などのシート状基材に含浸乾
燥したプリプレグを複数枚重ね、必要に応じてその両面
または片面に接着剤付銅箔を載置し、加熱加圧成形して
製造される。桐油変性フェノール樹脂は、桐油とフェノ
ール類を酸性触媒下で反応させた後、フェノール類とホ
ルムアルデヒドを加えて塩基性触媒下でさらに反応を進
めて製造したものであり、調製したワニスは塩基性にな
っている。シート状基材に上記ワニスを含浸乾燥して製
造したプリプレグは、製造してから積層成形するまでの
貯蔵期間中に樹脂の自然硬化反応が進行しやすく、特性
上支障のない積層板を製造しようとすると、プリプレグ
の貯蔵期間は通常の20℃保管で5日程度である。そこ
で、低温(10゜C以下)貯蔵方法などで自然硬化反応
の進行を抑制し、貯蔵期間を延ばす方法が検討されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プリプ
レグの貯蔵温度を下げるためには、空調設備費を要し空
調のためのエネルギーも膨大である。本発明が解決しよ
うとする課題は、桐油変性フェノール樹脂を含浸乾燥し
たプリプレグの自然硬化反応の進行を、通常の貯蔵温度
(20℃)でも抑制できるようにすることである。
レグの貯蔵温度を下げるためには、空調設備費を要し空
調のためのエネルギーも膨大である。本発明が解決しよ
うとする課題は、桐油変性フェノール樹脂を含浸乾燥し
たプリプレグの自然硬化反応の進行を、通常の貯蔵温度
(20℃)でも抑制できるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る方法は、紙よりなるシート状基材に含
浸する桐油変性フェノール樹脂ワニスのpH値を7以下
に調整し、このワニスを含浸乾燥して得たプリプレグを
所定枚数重ねて加熱加圧成形するものである。
に、本発明に係る方法は、紙よりなるシート状基材に含
浸する桐油変性フェノール樹脂ワニスのpH値を7以下
に調整し、このワニスを含浸乾燥して得たプリプレグを
所定枚数重ねて加熱加圧成形するものである。
【0005】
【作用】桐油変性フェノール樹脂ワニスのpH値を上記
のように調整することにより、プリプレグを常温下に貯
蔵してもプリプレグ中の樹脂の自然硬化反応が促進され
ることなく貯蔵安定性にすぐれ、また、貯蔵期間を長く
しても特性の安定した桐油変性フェノール樹脂積層板を
製造できる。
のように調整することにより、プリプレグを常温下に貯
蔵してもプリプレグ中の樹脂の自然硬化反応が促進され
ることなく貯蔵安定性にすぐれ、また、貯蔵期間を長く
しても特性の安定した桐油変性フェノール樹脂積層板を
製造できる。
【0006】
実施例1 三つ口フラスコに桐油450g、メタ,パラクレゾール
350g、およびパラトルエンスルホン酸0.3gを混
合投入し、80℃で1時間で反応させた。トリメチルア
ミン12.3g、フェノール300g、86%パラホル
ムアルデヒド280gを加え、80℃でさらに6時間反
応を進めた後メタノール、トルオールを加えて冷却し
た。これにパラトルエンスルホン酸を加え、pH値6.
8の弱酸性に調整した桐油変性フェノール樹脂ワニスを
得た。ワニスの固形分重量は55%である。
350g、およびパラトルエンスルホン酸0.3gを混
合投入し、80℃で1時間で反応させた。トリメチルア
ミン12.3g、フェノール300g、86%パラホル
ムアルデヒド280gを加え、80℃でさらに6時間反
応を進めた後メタノール、トルオールを加えて冷却し
た。これにパラトルエンスルホン酸を加え、pH値6.
8の弱酸性に調整した桐油変性フェノール樹脂ワニスを
得た。ワニスの固形分重量は55%である。
【0007】実施例2 実施例1において、桐油変性フェノール樹脂ワニスのp
H値を7に調整した。
H値を7に調整した。
【0008】従来例 実施例1において、反応後のpH値を調整しないままと
した。pH値は7.5である。
した。pH値は7.5である。
【0009】上記の実施例、従来例における桐油変性フ
ェノール樹脂ワニスを紙基材に含浸乾燥し樹脂量50重
量%のプリプレグを得た。このプリプレグを20℃にお
いて1日、7日、14日、21日、28日と貯蔵した後
で積層板を製造した。成形条件は、温度160℃、圧力
100Kg/cm2で60分間の加熱加圧成形であり、厚さ
1.6mmの片面銅張り積層板を製造した。それぞれの貯
蔵期間を経たプリプレグの成形結果を表1に、また、そ
の積層板の特性を表2に示す。
ェノール樹脂ワニスを紙基材に含浸乾燥し樹脂量50重
量%のプリプレグを得た。このプリプレグを20℃にお
いて1日、7日、14日、21日、28日と貯蔵した後
で積層板を製造した。成形条件は、温度160℃、圧力
100Kg/cm2で60分間の加熱加圧成形であり、厚さ
1.6mmの片面銅張り積層板を製造した。それぞれの貯
蔵期間を経たプリプレグの成形結果を表1に、また、そ
の積層板の特性を表2に示す。
【0010】
【表1】
【0011】
【表2】
【0012】
【発明の効果】表1、表2から明らかなように、本発明
に係る方法によれば、プリプレグの常温における貯蔵期
間を延長しても安定した成形性を維持し、特性のバラツ
キがすくない桐油変性フェノール樹脂積層板の製造が可
能になる。
に係る方法によれば、プリプレグの常温における貯蔵期
間を延長しても安定した成形性を維持し、特性のバラツ
キがすくない桐油変性フェノール樹脂積層板の製造が可
能になる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29K 1:00 61:04 105:06 4F
Claims (1)
- 【請求項1】紙よりなるシート状基材に桐油変性フェノ
ール樹脂を含浸乾燥して得たプリプレグを重ねて加熱加
圧成形する積層板の製造において、シート状基材に含浸
する桐油変性フェノール樹脂ワニスのpH値を7以下に
することを特徴とする積層板の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25331292A JPH06100715A (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | 積層板の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25331292A JPH06100715A (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | 積層板の製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06100715A true JPH06100715A (ja) | 1994-04-12 |
Family
ID=17249548
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25331292A Pending JPH06100715A (ja) | 1992-09-24 | 1992-09-24 | 積層板の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06100715A (ja) |
-
1992
- 1992-09-24 JP JP25331292A patent/JPH06100715A/ja active Pending
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