JPH0617048U - 避雷ユニット付き碍子 - Google Patents
避雷ユニット付き碍子Info
- Publication number
- JPH0617048U JPH0617048U JP5572992U JP5572992U JPH0617048U JP H0617048 U JPH0617048 U JP H0617048U JP 5572992 U JP5572992 U JP 5572992U JP 5572992 U JP5572992 U JP 5572992U JP H0617048 U JPH0617048 U JP H0617048U
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- protection unit
- insulator
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 雷サージを受けて非直線抵抗体が破壊しても
碍子を破損せず、電線の絶縁支持に支障を来すおそれを
防ぐ。 【構成】 第1電極28と第2電極29との間に非直線
抵抗体31を挟着すると共に、それらを弾力質の絶縁被
覆35内に包蔵して、筒状の避雷ユニット20を構成す
る。この避雷ユニット20を碍子本体1の外周に課電部
9から離隔した状態で同心状に装着する。第1電極28
を課電部9に対し所定距離をおいて対向させると共に、
第2電極29を接地部4に対し接続または近接対向させ
る。
碍子を破損せず、電線の絶縁支持に支障を来すおそれを
防ぐ。 【構成】 第1電極28と第2電極29との間に非直線
抵抗体31を挟着すると共に、それらを弾力質の絶縁被
覆35内に包蔵して、筒状の避雷ユニット20を構成す
る。この避雷ユニット20を碍子本体1の外周に課電部
9から離隔した状態で同心状に装着する。第1電極28
を課電部9に対し所定距離をおいて対向させると共に、
第2電極29を接地部4に対し接続または近接対向させ
る。
Description
【0001】
この考案は、電線路を絶縁支持すると共に、雷サージから保護するための避雷 ユニット付き碍子に関するものである。
【0002】
従来、この種の避雷機能を備えた碍子としては、例えば、実公昭64−530 5号公報や、実公平1−29934号公報に示すような構成のものが知られてい る。
【0003】 前者の従来構成では、碍子本体が中空状に形成されて、その中空部内に非直線 抵抗体が密閉収容されている。また、後者の従来構成では、碍子本体の側部に非 直線抵抗体を内蔵した避雷ユニットが、所定間隔をおいて平行に付設配置されて いる。
【0004】
ところが、前者の従来構成においては、過大な雷サージを受けて非直線抵抗体 が破壊すると、続流が碍子本体内を流れて、続流アークの高熱や圧力衝撃により 碍子本体が破損し、電線の落下等による二次災害を招くという問題があった。
【0005】 また、後者の従来構成においては、碍子本体の側方に避雷ユニットを配置する ので、電柱上のスペースを必要として、柱上作業の際の障害になり易いという問 題があった。
【0006】 この考案は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたもの であって、その目的とするところは、雷サージを受けて非直線抵抗体が破壊して も、電線の絶縁支持に支障を来すおそれがなく、しかも、大きな配置スペースを 必要としないで、既設の碍子にも容易に実施することができる避雷ユニット付き 碍子を提供することにある。
【0007】
上記の目的を達成するために、この考案の避雷ユニット付き碍子においては、 第1電極と第2電極との間に非直線抵抗体を挟着すると共に、それらを弾力質の 絶縁被覆内に包蔵して筒状の避雷ユニットを構成し、この避雷ユニットを碍子本 体の外周に課電部から離隔した状態で同心状に装着し、前記第1電極を課電部に 対し所定距離をおいて対向させると共に、第2電極を接地部に対し接続させたも のである。
【0008】
上記のように構成された避雷ユニット付き碍子において、雷サージは課電部か ら第1電極に放電された後、非直線抵抗体を介して第2電極から接地部に放電さ れる。これにより、線路の電圧上昇が抑制されると共に、続流が遮断される。
【0009】 このとき、過大な雷サージにより非直線抵抗体が破壊することがあっても、続 流アークが碍子本体の外周域に拡散すると共に、絶縁被覆により遮蔽及び緩和さ れる。従って、続流アークの高熱や圧力衝撃により碍子本体が破損することはな く、電線の絶縁支持に支障を来すおそれを防止することができる。
【0010】 また、避雷ユニットが碍子本体の外周に同心状に装着配置されているため、大 きな配置スペースを必要とせず、既設の碍子にも容易に実施することができる。
【0011】
以下、この考案を具体化した避雷ユニット付き碍子の第1実施例を、図1及び 図2に基づいて詳細に説明する。
【0012】 図1に示すように、磁器製の碍子本体1は、胴部2とその外周に一体に形成さ れた一対の笠部3とから構成されている。接地部としてのベース金具4はセメン トにより碍子本体1の下端部に嵌着固定され、その下部にはピン金具5が突設さ れている。そして、このピン金具5をナット6により腕金等の接地金具7に締付 固定することにより、碍子本体1が図示しない電柱上に施設されている。
【0013】 課電部としてのキャップ金具9はセメントにより前記碍子本体1の上端部に嵌 着固定され、その上面の電線溝10にはライナ11を介して電線Wが挿通支持さ れる。一対の植込ボルト12,13はキャップ金具9の上面に立設され、この植 込ボルト12,13には押え具14がナット15により締付固定されている。
【0014】 圧縮バネ16が前記一方の植込ボルト12に嵌挿され、そのバネ力によって押 え具14が弾発的に支持され、かつ切欠部17が他方の植込ボルト13と係脱す るように押え具14に形成され、押え具14を圧縮バネ16により支持したまま の状態で、植込ボルト12側を中心に回動させて、電線Wを容易に着脱できるよ うになっている。
【0015】 ほぼ円筒状の避雷ユニット20は前記キャップ金具9から離隔した状態で、碍 子本体1の胴部2の下部外周に同心状に装着され、その内周面には磁器製のスペ ーサ21が突設されている。そして、このスペーサ21が胴部2の外周面の環状 溝22に係合することにより、避雷ユニット20が胴部2に対して所定の下部位 置に位置決め保持されている。
【0016】 そこで、この避雷ユニット20の構成について詳述すると、図1及び図2に示 すように、この避雷ユニット20は一対のほぼ半円筒状の分割体23A,23B から構成されている。そして、この分割体23A,23Bは対向面の一側端にお いてピン24により開閉回動可能に連結され、他側端の連結片25を絶縁ボルト 26及びナット27で締め付けることにより、碍子本体1の胴部2の外周に同心 状に配設される。
【0017】 ほぼ半円環状の第1電極28及び第2電極29は前記各分割体23A,23B 内に所定間隔をおいて配設され、第1電極28の外周縁には突片30が上方に向 かって折曲形成されている。酸化亜鉛(ZnO)系の非直線抵抗体31は一方の 分割体23A内において両電極28,29間に挟着して絶縁ボルト32により締 付け固定されている。磁器製のスペーサ33は他方の分割体23B内において両 電極28,29間に挟着して絶縁ボルト34により締付け固定されている。
【0018】 EPゴム等よりなる弾力質の絶縁被覆35は各分割体23A,23Bにおいて 、両電極28,29と非直線抵抗体31または両電極28,29とスペーサ33 を包蔵するように、それらの外周にモールド形成されている。複数の絶縁ひだ3 6,37は前記絶縁被覆35の外周面及び内周面に形成されて絶縁被覆35の絶 縁距離が拡大されている。38は非直線抵抗体31と第2電極29間の接続板で ある。
【0019】 接続支持金具39は前記各分割体23A,23Bにおいて第2電極29の下面 にネジ40により取り付けられている。そして、この接続支持金具39を前記ベ ース金具4の上端外周縁に弾発下に係合させることにより、避雷ユニット20の 下端部がベース金具4に対し所定位置に位置決め保持されると共に、第2電極2 9がベース金具4に対して電気的に接続されている。また、前記第1電極28の 突片30は、キャップ金具9に対し所定の気中放電距離Gをおいて対向配置され ている。
【0020】 次に、前記のように構成された第1実施例の避雷ユニット付き碍子について動 作を説明する。 さて、この避雷ユニット付き碍子において、電線Wに雷サージが侵入すると、 このサージがキャップ金具9から気中放電距離Gを介して第1電極28にフラッ シオーバし、非直線抵抗体31及び第2電極29を介して接続支持金具39から ベース金具4に流れ、接地金具7等を通して放電される。これにより、線路の電 圧上昇が抑制されると共に、続流が遮断される。
【0021】 避雷ユニット20は碍子本体1の外側に装着されると共に、その避雷ユニット 20の非直線抵抗体31が弾力質の絶縁被覆35内に包蔵された状態にあるため 、過大な雷サージにより非直線抵抗体31が破壊することがあっても、続流アー クが碍子本体1の外周域に拡散すると共に、絶縁被覆35により遮蔽及び緩和さ れる。従って、続流アークの高熱や圧力衝撃により碍子本体1が破損することは なく、電線Wの絶縁支持に支障を来すおそれを防止することができる。
【0022】 また、この実施例においては、避雷ユニット20が碍子本体1の外周に同心状 に装着配置されているため、碍子本体1の側方に避雷ユニット20のための大き な配置スペースを必要としない。従って、既設の碍子に対しても避雷ユニット2 0を装着して容易に実施することができる。
【0023】 さらに、この実施例においては、避雷ユニット20が2つのほぼ半円筒状の分 割体23A,23Bに分割して構成されている。このため、両分割体23A,2 3Bを碍子本体1の胴部2の外周に周回配置した状態で、絶縁ボルト26及びナ ット27により連結片25を連結すれば、碍子本体1の胴部2の外周に避雷ユニ ット20を簡単に取り付けることができる。
【0024】 しかも、この実施例では、避雷ユニット20が碍子本体1の外周に課電部とし てのキャップ金具9から離隔した状態で装着され、ベース金具4に接続されるよ うになっているため、避雷ユニット20の着脱作業や点検作業を安全に行うこと ができる。
【0025】 また、この実施例では、碍子本体1に対する避雷ユニット20の装着状態にお いて、第2電極29の下部に取り付けられた複数の接続支持金具39がベース金 具4の上端外周縁に弾発下に係合している。このため、避雷ユニット20に外力 等が加わった場合でも、避雷ユニット20が破損したり位置ずれを生じたりする ことはない。
【0026】
次に、この考案の避雷ユニット付き碍子の第2実施例を図3に基づいて説明す る。
【0027】 この実施例においては、大径の笠部41及び環状の電線溝42が碍子本体1の 上端外周に形成され、この電線溝42内に電線Wをバインド線43等で巻き付け 固定できるようになっている。課電部としてのキャップ状の放電金具44は笠部 41の外周に嵌着固定され、この放電金具44に対して避雷ユニット20の第1 電極28が所定の気中放電距離Gをおいて配置されている。
【0028】 従って、この第2実施例においても、前述した第1実施例と同様に動作して、 過大な雷サージにより非直線抵抗体31が破壊しても、碍子本体1が破損するこ とはなく、電線Wの絶縁支持に支障を来すおそれを防止することができる。また 、この第2実施例においても、碍子本体1の側方に避雷ユニット20のための大 きな配置スペースを必要としないので、既設の碍子に対して容易に実施すること ができる。
【0029】 なお、この考案は前記実施例の構成に限定されるものではなく、この考案の趣 旨から逸脱しない範囲で、次のように変更して具体化することも可能である。 (1)避雷ユニット20を分割構成することなく、ほぼ円筒状に一体形成するこ と。 (2)避雷ユニット20における分割体23A,23Bの連結片25を、ホック 状の係止体と係合孔との係合により連結するように構成すること。 (3)避雷ユニット20内にスペーサ33を設けることなく、非直線抵抗体31 を一対またはそれ以上の複数個設けること。 (4)接続支持金具39をベース金具4に接触させることなく、そのベース金具 4に対して離隔して対向させること。この場合、避雷ユニット20を図1よりも 下方に、例えばベース金具4の周囲に配置することができる。 (5)前記放電金具44を設けることなく、電線Wから直接に、避雷ユニット2 0へフラッシオーバさせるように構成すること。
【0030】
この考案は、以上説明したように構成されているため、雷サージを受けて非直 線抵抗体が破壊しても、電線の絶縁支持に支障を来すおそれがなく、しかも、碍 子本体の側方に避雷ユニットのための大きな配置スペースを必要としないで、既 設の碍子にも容易に実施することができるという優れた効果を奏する。
【0031】 また、この考案では、特に避雷ユニットを碍子本体の外周に課電部から離隔し た状態で装着しているため、避雷ユニットの着脱作業や交換作業を安全に行うこ とができるという効果もある。
【図1】この考案を具体化した避雷ユニット付き碍子の
第1実施例を示す部分破断正面図である。
第1実施例を示す部分破断正面図である。
【図2】図1のA−A線における断面図である。
【図3】この考案の避雷ユニット付き碍子の第2実施例
を示す部分破断正面図である。
を示す部分破断正面図である。
1…碍子本体、4…接地部としてのベース金具、9…課
電部としてのキャップ金具、20…避雷ユニット、28
…第1電極、29…第2電極、31…非直線抵抗体、3
5…絶縁被覆。
電部としてのキャップ金具、20…避雷ユニット、28
…第1電極、29…第2電極、31…非直線抵抗体、3
5…絶縁被覆。
Claims (1)
- 【請求項1】 第1電極と第2電極との間に非直線抵抗
体を挟着すると共に、それらを弾力質の絶縁被覆内に包
蔵して筒状の避雷ユニットを構成し、この避雷ユニット
を碍子本体の外周に課電部から離隔した状態で同心状に
装着し、前記第1電極を課電部に対し所定距離をおいて
対向させると共に、第2電極を接地部に対し接続させた
ことを特徴とする避雷ユニット付き碍子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5572992U JPH0617048U (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 避雷ユニット付き碍子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5572992U JPH0617048U (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 避雷ユニット付き碍子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0617048U true JPH0617048U (ja) | 1994-03-04 |
Family
ID=13006948
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5572992U Pending JPH0617048U (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 避雷ユニット付き碍子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0617048U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS605896A (ja) * | 1983-06-24 | 1985-01-12 | Hosono Metarikon Kogyosho:Kk | アルミニウム及びその合金の下地処理法 |
-
1992
- 1992-08-07 JP JP5572992U patent/JPH0617048U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS605896A (ja) * | 1983-06-24 | 1985-01-12 | Hosono Metarikon Kogyosho:Kk | アルミニウム及びその合金の下地処理法 |
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