JPH061745U - ディーゼルエンジンのガバナの停止操作力軽減装置 - Google Patents
ディーゼルエンジンのガバナの停止操作力軽減装置Info
- Publication number
- JPH061745U JPH061745U JP4527492U JP4527492U JPH061745U JP H061745 U JPH061745 U JP H061745U JP 4527492 U JP4527492 U JP 4527492U JP 4527492 U JP4527492 U JP 4527492U JP H061745 U JPH061745 U JP H061745U
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- rack
- governor
- operation tool
- governor lever
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- High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ディーゼルエンジンのガバナの停止操作力軽
減装置に関し、簡単な構造でエンジンの回転のハンチン
グを防止する。 【構成】 ガバナレバー1に直線状の受け止め案内面4
0を、ラック操作具3の下端部41に直線状の摺動面4
3を夫々形成し、ラック操作具3の摺動面43をガバナ
レバー1の受け止め案内面40上に面接触状に載置し
て、ラック操作具3を受け止め案内面40に沿って摺動
可能に構成する。長くて面積の広い受け止め案内面40
でラック操作具3を受け止め摺動して接触面の摩耗を少
なくし、ラック操作具3のガタつきをなくしてエンジン
Eの回転のハンチングを円滑に防止できる。
減装置に関し、簡単な構造でエンジンの回転のハンチン
グを防止する。 【構成】 ガバナレバー1に直線状の受け止め案内面4
0を、ラック操作具3の下端部41に直線状の摺動面4
3を夫々形成し、ラック操作具3の摺動面43をガバナ
レバー1の受け止め案内面40上に面接触状に載置し
て、ラック操作具3を受け止め案内面40に沿って摺動
可能に構成する。長くて面積の広い受け止め案内面40
でラック操作具3を受け止め摺動して接触面の摩耗を少
なくし、ラック操作具3のガタつきをなくしてエンジン
Eの回転のハンチングを円滑に防止できる。
Description
【0001】
本考案はディーゼルエンジンのガバナの停止操作力軽減装置に関し、簡単な構 造でエンジンの回転のハンチングを防止できるものを提供する。
【0002】
ディーゼルエンジンでは、ガバナレバーにラック操作具を摺動自在に付設し、 このラック操作具のみを燃料噴射ポンプの噴射ラックに係合し、ガバナレバーを 噴射ラックに係合しないように構成すると、噴射ラックをエンジン停止操作具で 無噴射位置に押し戻してディーゼルエンジンを停止する場合、ラック操作具を弱 い戻しバネのバネ力に抗して楽に操作でき、ガバナスプリングの強いスプリング フォースに抗して押し戻す必要がなくなる。
【0003】 本考案はこの形式のディーゼルエンジンのガバナを対象とし、その基本構造は 、図1、図3又は図5に示すように、 ディーゼルエンジンEにガバナレバー1を揺動自在に支持し、ガバナレバー1 の出力部2に支持ピン11を突出し、板状のラック操作具3に長穴10を空け、 当該長穴10に支持ピン11を嵌挿してガバナレバー1にラック操作具3を燃料 噴射ポンプ4の噴射ラック5の操作方向Aに沿わせて摺動自在に支持し、ラック 操作具3を噴射ラック5に係合し、ラック操作具3を戻しバネ6で燃料増量側に 付勢し、ガバナフォースGFとガバナスプリング7のスプリングフォースとの不 釣合い力をガバナレバー1からラック操作具3を介して噴射ラック5に伝達可能 に構成するとともに、エンジン停止操作具28をラック操作具3と噴射ラック5 とのいずれかに臨ませたものである。
【0004】 この形式の従来技術1としては、図5に示すように、2個の支持ピン11・1 1を長穴10に嵌挿しながらガバナレバー1に固定し、ラック操作具3をガバナ レバー1に抜け外れ不能にして、長穴10の上端面を2個の支持ピン11で受け 止めて摺動可能に構成したものがある。
【0005】 また、長穴と支持ピンとの組み合わせ形式とは異なるが、函状の案内体でラッ ク操作具を案内するものとして従来技術2がある。これは、図3及び図4に示す ように、ガバナレバー1の出力部2に断面コ字状で函体のスライド案内枠60を 設け、スライド案内枠60の貫通路61に板状のラック操作具3を嵌挿可能に構 成したものがある。
【0006】
上記従来技術1では、支持ピン11に長穴10の上端面が点接触しながらラッ ク操作具3が摺動するので、長期使用によって長穴10が摩耗すると摺動時にラ ック操作具3がガタついてエンジンEの回転をハンチングさせる虞れがある。 また、従来技術2では、スライド操作具3は函状のスライド案内枠60で方向 付けられながら摺動するので、当該操作具3のガタつきは防止されるが、スライ ド案内枠60の付設のために構造が複雑になる。 本考案は、簡単な構造でエンジン回転のハンチングを防止することを技術的課 題とする。
【0007】
上記課題を達成するための手段を、実施例を示す図面により以下に説明する。 即ち、本考案は、前記基本構造のディーゼルエンジンのガバナにおいて、 ガバナレバー1の出力部2に直線状の受け止め案内面40を形成し、ラック操 作具3の下端部41に直線状の摺動面43を形成し、ラック操作具3の摺動面4 3をガバナレバー1の受け止め案内面40上に面接触状に載置して、ラック操作 具3を受け止め案内面40に沿って摺動可能に構成したことを特徴とするディー ゼルエンジンのガバナの停止操作力軽減装置である。 上記ラック操作具3は戻しバネ6により燃料増量側に付勢されるが、当該戻し バネ6は例えばスタートスプリングで兼用しても良いが、専用のバネを用いても 差し支えない。
【0008】
直線状の広い受け止め案内面40でラック操作具3を受け止め摺動可能に構成 するので、この受け止め案内面40は長くてその面積が広くなるため長期使用に よっても摩耗が少なく、ラック操作具3はガバナレバー1の受け止め案内面40 に上から面接触して滑らかに摺動する。このため、従来技術1のように、支持ピ ン11のみの点接触で摺動時にラック操作具3がガタつくことはなくなる。 また、ガバナレバー1に受け止め案内面40を形成するだけなので、従来技術 2のようにガバナレバー1に複雑な案内枠を付設する必要はない。
【0009】
(1)長くてその面積が広い受け止め案内面でラック操作具を面接触状に受け止 め摺動して、接触面の摩耗を少なくできるので、ラック操作具のガタつきをなく してエンジンの回転のハンチングを長期に亘り円滑に防止できる。 (2)ガバナレバーに複雑な案内枠を付設する必要はなく、ガバナレバーに直線 状の受け止め案内面を形成してラック操作具を面接触状に受け止めるだけなので 、構造が簡単で安価に実施できる。
【0010】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて述べる。図1は縦型ディーゼルエンジ ンのガバナレバーの分解斜視図、図2は同ディーゼルエンジンのポンプ室周辺の 概略縦断面図である。 図1及び図2に示すように、縦型ディーゼルエンジンEの前部にギヤ室12を 設け、ギヤ室12の後方にポンプ室14を隔壁13を介して連通状に臨ませる。 上記ポンプ室14内に燃料噴射ポンプ4を上方より収容し、その下方に燃料噴 射カム軸15を前後方向に支持し、燃料噴射カム軸15を燃料カムギヤ16を介 してクランク軸に連動し、燃料噴射ポンプ4を燃料噴射カム軸15に燃料噴射駆 動可能に連動する。 上記隔壁13にガバナレバー1を支点19を介して揺動自在に支持し、燃料カ ムギヤ16にガバナウエイト17を付設し、ガバナウエイト17をガバナスリー ブ18を介してガバナレバー1の入力ピン21に連動し、ガバナレバー1の出力 部2をラック操作具3を介して燃料噴射ポンプ4の噴射ラック5のラックピン5 aに連動し、ガバナレバー1の作用部22をガバナスプリング7を介して調速レ バー20に連動する。これにより、ガバナスプリング7のスプリングフォースと ガバナウエイト17のガバナフォースGFとの不釣合い力で燃料噴射ポンプ4を 適正噴射位置に整えて、エンジンEの実回転数を設定回転数に調整可能に構成す る。
【0011】 図1に示すように、上記ガバナレバー1は2本のフォークレバー1a・1bか ら成り、背面のフォークレバー1bはガバナスプリング7の懸架によりスプリン グフォースを受け、前面のフォークレバー1aはガバナウエイト17によるガバ ナフォースを入力ピン21で受けるように構成され、押圧面23と受け止めピン 24によりスプリングフォースはフォークレバー1bからフォークレバー1aに 伝達可能になっている。 また、フォークレバー1aの出力部2に板状のラック操作具3を噴射ラック5 の操作方向Aに沿わせて摺動自在に支持し、ラック操作具3のフォーク部25を 噴射ラック5に係合し、フォークレバー1aは噴射ラック5に係合せず燃料減量 側からのみ臨むようにして、ガバナレバー1の作用力をラック操作具3を介して 噴射ラック5に伝達可能に構成してある。 上記ラック操作具3はスタートスプリング6で燃料増量側に付勢され、始動時 に当該スプリング6の作用で噴射ラック5は始動位置に変移可能に構成される。 但し、スタートスプリングとは別途にラック操作具3を燃料増量側に付勢する専 用の戻しバネを設けても良い。
【0012】 上記ラック操作具3には摺動方向Aに沿わせて長穴10を空け、2個の支持ピ ン11・11を長穴10に嵌挿しながらフォークレバー1aに固定し、長穴10 の上端面で支持ピン11を受け止めるようにして、前述のようにラック操作具3 をガバナレバー1に抜け外れ不能で摺動可能に構成する。 即ち、図1に示すように、ガバナレバー1の出力部2に直線状の受け止め案内 面40を形成し、ラック操作具3の下端部41に直線状の摺動面43を形成し、 ラック操作具3の摺動面43をガバナレバー1の受け止め案内面40上に面接触 状に載置して、ラック操作具3を受け止め案内面40に沿って摺動可能に構成す るのである。 ラック操作具3のうちのスタートスプリング6の係合側先端面を湾曲して停止 操作受け止め面31を形成し、この受け止め面31をエンジン停止レバー28で 燃料減量側に押し戻して、噴射ラック5を無噴射位置に移動させてディーゼルエ ンジンEを停止操作可能に構成する。当該ラック操作具3の先端面を受け止め面 31として湾曲すると、板状のラック操作具3にコーナーエッジが立たたないの で、下方の受け止め案内面40との間の引っ掛かりがなくなりラック操作具3の 摺動が円滑になるうえ、当該操作具3の停止操作側の強度も増す。 また、上記ラック操作具3は二つ折りにした板バネ状の弾圧バネ8を介してガ バナレバー1に押圧される。
【0013】 そこで、このディーゼルエンジンのガバナの機能を述べる。 直線状の長くて面積の広い受け止め案内面40でラック操作具3を受け止め摺 動可能に構成するので、ラック操作具3に面接触する分だけ面積が増して受け止 め案内面40は長期使用によっても摩耗が少なくなる。このため、冒述の従来技 術1のように、支持ピン11のみの点接触で摺動時にラック操作具3がガタつく ことはなく、エンジンEの回転のハンチングを長期に亘り円滑に防止できる。 また、従来技術2のようにガバナレバー1に複雑な案内枠を付設する必要もな く、ガバナレバー1に直線上の受け止め案内面40を形成するだけなので、構造 も簡単になる。
【図1】縦型ディーゼルエンジンのガバナレバーの分解
斜視図である。
斜視図である。
【図2】同ディーゼルエンジンのポンプ室周辺の概略縦
断面図である。
断面図である。
【図3】従来技術2を示すガバナレバーの要部斜視図で
ある。
ある。
【図4】同従来技術2を示すガバナレバーの概略縦断面
図である。
図である。
【図5】従来技術1を示す図2の相当図である。
1 ガバナレバー 2 1の出力部 3 ラック操作具 4 燃料噴射ポンプ 5 噴射ラック 6 戻しバネ 7 ガバナスプリング 8 弾圧バネ 10 3の長穴 11 支持ピン 28 エンジン停止操作具 40 1の受け止め案内面 41 3の下端面 43 30摺動面 A 3の摺動方向 E ディーゼルエンジン
Claims (1)
- 【請求項1】 ディーゼルエンジン(E)にガバナレバー
(1)を揺動自在に支持し、ガバナレバー(1)の出力部
(2)に支持ピン(11)を突出し、板状のラック操作具
(3)に長穴(10)を空け、当該長穴(10)に支持ピン
(11)を嵌挿してガバナレバー(1)にラック操作具(3)
を燃料噴射ポンプ(4)の噴射ラック(5)の操作方向(A)
に沿わせて摺動自在に支持し、ラック操作具(3)を噴射
ラック(5)に係合し、ラック操作具(3)を戻しバネ(6)
で燃料増量側に付勢し、ガバナフォースGFとガバナス
プリング(7)のスプリングフォースとの不釣合い力をガ
バナレバー(1)からラック操作具(3)を介して噴射ラッ
ク(5)に伝達可能に構成するとともに、エンジン停止操
作具(28)をラック操作具(3)と噴射ラック(5)とのい
ずれかに臨ませたディーゼルエンジンのガバナにおい
て、 ガバナレバー(1)の出力部(2)に直線状の受け止め案内
面(40)を形成し、ラック操作具(3)の下端部(41)に
直線状の摺動面(43)を形成し、ラック操作具(3)の摺
動面(43)をガバナレバー(1)の受け止め案内面(40)
上に面接触状に載置して、ラック操作具(3)を受け止め
案内面(40)に沿って摺動可能に構成したことを特徴と
するディーゼルエンジンのガバナの停止操作力軽減装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4527492U JPH061745U (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | ディーゼルエンジンのガバナの停止操作力軽減装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4527492U JPH061745U (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | ディーゼルエンジンのガバナの停止操作力軽減装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH061745U true JPH061745U (ja) | 1994-01-14 |
Family
ID=12714738
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4527492U Pending JPH061745U (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | ディーゼルエンジンのガバナの停止操作力軽減装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH061745U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006170028A (ja) * | 2004-12-14 | 2006-06-29 | Yanmar Co Ltd | ガバナ装置のガバナレバー調整機構 |
| JP2012067709A (ja) * | 2010-09-27 | 2012-04-05 | Kubota Corp | ディーゼルエンジンの燃料調量装置 |
-
1992
- 1992-06-05 JP JP4527492U patent/JPH061745U/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006170028A (ja) * | 2004-12-14 | 2006-06-29 | Yanmar Co Ltd | ガバナ装置のガバナレバー調整機構 |
| JP2012067709A (ja) * | 2010-09-27 | 2012-04-05 | Kubota Corp | ディーゼルエンジンの燃料調量装置 |
| US8875679B2 (en) | 2010-09-27 | 2014-11-04 | Kubota Corporation | Apparatus for adjusting fuel amount of diesel engine |
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