JPH0620130Y2 - 接着力測定装置の動力伝達機構 - Google Patents

接着力測定装置の動力伝達機構

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JPH0620130Y2
JPH0620130Y2 JP1987101782U JP10178287U JPH0620130Y2 JP H0620130 Y2 JPH0620130 Y2 JP H0620130Y2 JP 1987101782 U JP1987101782 U JP 1987101782U JP 10178287 U JP10178287 U JP 10178287U JP H0620130 Y2 JPH0620130 Y2 JP H0620130Y2
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JP
Japan
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adhesive
fixed
clutch
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昭 七條
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、紙等の被接着材に非常な高速で接着剤を塗布
すると共に、被接着剤の塗布位置に正確に塗布し、その
接着力の測定を行う接着力測定装置の動力伝達機構に関
するものである。
〔従来の技術と問題点〕
近年の高速包装機やたばこの高速巻上機などのように接
着剤を用いて極めて短時間に紙などを接着する場合にお
いては、その接着条件すなわち接着剤塗布速度,接着剤
塗布量,接着剤塗布時間,接着時間,接着温度,接着圧
力及び接着後の放置時間などが接着力を左右する重要な
ファクターとなり、これらの接着条件を実際の場合と同
一条件に設定して接着力の測定を行わなければならな
い。
しかしながら、塗布速度が高速、例えば1.5m/sec以上
の条件下においては、第二試料取付部材の停止位置にお
いては、従来機では停止位置のばらつきが大きくなり、
角度で1〜2度以上の誤差を生ずることがあった。
このため接着位置がずれ、接着力測定上の誤差要因とな
る問題があった。
従来の接着力測定装置の動力伝達機構においては、第二
試料片取付部材の回転駆動は主モーターの回転力をクラ
ッチを介して伝達し、停止させる場合には、停止位置直
前でクラッチを切り、ほぼ同時にブレーキを働かせて所
定位置で停止させる機構を採用していたが、前述の第二
試料片取付部材の接着位置の停止誤差が大となる原因と
して以下のことが考えられた。
(a)第二試料片取付部材,糊付部材などを含めた駆動系
の質量が大きいため、特に接着剤塗布速度を高速にした
場合、第二試料片取付部材を含めた駆動系の慣性モーメ
ントが大きくなり、ブレーキ力が不足すること、 (b)接着剤塗布速度は接着条件に応じてその速度を変え
るため、その時々の慣性モーメントも変化する。
従って、一定のブレーキ力を与えたのでは停止位置が変
化する。
そこで、(a)に対しては十分なブレーキ力をもつブレー
キを装備し、(b)に対してはその塗布速度に応じてブレ
ーキ力を働かせるタイミングを変える(このとき、ブレ
ーキ力は一定)などの処置を講ずることによって、塗布
速度が高速のとき停止位置のばらつきは減少したが、そ
れでも前述のごとく角度で1〜2度程度のばらつきがあ
った。
この原因はブレーキ力が機械的摩擦力に依るものであ
り、摩擦面の摩耗,温湿度などの影響を受けて、ある範
囲でばらつきを生ずるためと考えられる。
本考案はかかる問題点に対してなされたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は2つの課題解決手段により構成され、第一の手
段は、接着力測定装置の第二試料片取付部材,接着剤撹
拌ロール,第一試料片と第二試料片とを圧着する圧着部
材にそれぞれ別個の動力伝達機構を設けることにより、
第二試料片取付部材の動力伝達機構の慣性質量を減少
し、第二試料片取付部材の位置決め停止を容易にした。
第二の手段は、第二試料片取付部材の動力伝達機構に、
相互に入り切り動作が逆になる2個のクラッチを設け、
一方のクラッチに位置決め精度の高い主モーターを接続
し、他方のクラッチに高トルクの測定モーターを接続し
た。
そして、本考案の構成は、 引張力検出器に取付けられる第一試料片に近接して回動
可能に設けられた第二試料片取付部材に第二試料片を取
付け、上記第二試料片取付部材の回転に同期して回転す
る糊付部材の接着剤転写セグメントにより糊付けされた
第二試料片が上記第一試料片に近接する位置で停止した
後に第一試料片に接着され、上記第二試料片取付部材の
回転により接着部の粘度強度が測定される接着力測定装
置において、 上記第二試料片取付部材(5)を固設した回転軸(6)
にクラッチ(28)を介して軸(26)を接続し、該軸
(26)に固設されたギヤー(27)を主モーター(2
4)の出力軸に固設されたギヤー(25)に噛合し、 クラッチ(28)が入り或いは切り操作されるときに切
り或いは入り操作されるクラッチ(32)を上記回転軸
(6)に設け、測定モーター(29)の出力軸に固設さ
れたピニオン(30)に噛合するギヤー(31)を上記
クラッチ(32)に固設し、 上記接着剤転写セグメント(17)を固設した軸(1
6)をタイミングベルトを介して軸(34)に連結し、
該軸(34)に固設されたピニオン(35)に、上記回
転軸(6)に固設され上記クラッチ(28)及び(3
2)の間に位置するギヤー(33)を噛合し、 接着剤撹拌ロール(20)を固設した軸(19)に、主
モーター(24)と同期駆動されるモーター(39)の
出力軸を接続したことを特徴とするものである。
〔作用〕
第二試料片の停止精度に影響する第二試料片取付部材及
びその駆動系の慣性質量が最小限となったために、第二
試料片取付部材の停止位置決めが容易になった。
又、第二試料片取付部材の位置決めに使用する主モータ
ーにステッピングモーターを使用することが可能にな
り、第二試料片取付部材の位置決め精度が向上した。
又、試料片の引張時には、第二試料片取付部材を高トル
クの測定モーターで回転するようにしたので引張試験の
測定が容易になり、且つ、正確になった。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面を参照して説明する。
測定装置の測定部については、特公昭57−42184
と基本的に同構造をなすものである。
すなわち、第2図に示すように、機枠1に引張力検出器
2例えば応力−抵抗変換式検出器を設け、該引張力検出
器2の検出端に第一試料片3を垂下して取付けるための
取付具4を設ける。
そして、第一試料片3に近接して第二試料片取付部材5
が機枠1に枢着された回転軸6に固着される。
第二試料片取付部材5の外周面7の回転方向先端に第二
試料片8を取付けるための取付具9が設けられ、第二試
料片8が取付けられる外周面7は回転軸6を中心とする
円周面10上を回動する。
なお、取付具9の構造はばね11に付勢された爪により
第二試料片8を挟む形式を示すが、第二試料片8を外周
面7に真空吸着する方式としてもよい。
円周面10の左側には圧着部材12が機枠1上に着設さ
れ、軸13の往復回動によってレバー14が揺動し、押
圧部15が第一試料片3及び接着剤の塗布された第二試
料片8を押圧する。
又、円周面10の右上方には以下に示す糊付部材が設け
られる。
すなわち、機枠1に枢着された軸16と共に回転する接
着剤転写セグメント17が設けられ、セグメント17の
先端の回転軌跡18は円周面10に接する位置関係にあ
る。
回転軌跡18は軸19共に回転する接着剤撹拌ロール2
0とも接し、接着剤撹拌ロール20は接着剤容器21内
の接着剤に接触する。
接着剤容器21は支持軸22を支点として傾動可能であ
り、調整ねじ23により接着剤容器21と接着剤撹拌ロ
ール20との間隔を調整することができる。
以上のように構成された接着力測定装置の測定部は、第
1図に示す動力伝達機構によって運転される。
同図において、機枠1は前壁1Aと後壁1Bとを有し、
後壁1Bの後方に配設されるモーター24は指令された
パルス数に応じて回転するステッピングモーターなどが
用いられ、主モーター24の出力軸端にはギヤー25が
固設され、ギヤー25は軸26に固設されたギヤー27
と歯合する。
軸26はクラッチ28を介して回転軸6に連結される。
一方、後壁1Bに固着される測定モーター29は、回転
速度が一定で回転に脈動等のない正確な高トルクのモー
ターが用いられる。
測定モーター29の出力軸端にはピニオン30が固設さ
れ、ピニオン30に歯合するギヤー31は回転軸6上に
設けられたクラッチ32に固着される。
従って、クラッチ32が入り側に作動したときは測定モ
ーター29の動力は回転軸6に伝達されるが、クラッチ
32が切り側に作動したときには測定モーター29の動
力は回転軸6に伝達されない。
又、回転軸6にはギヤー33が固着され、ギヤー33は
後壁1Bに回動自在に支承された軸34に固着されたピ
ニオン35に歯合すると共に、軸34に固着されたタイ
ミングプーリー36と軸16に固着されたタイミングプ
ーリー37にタイミングベルト38が巻回される。
従って、第二試料片取付部材5と接着剤転写セグメント
17とは常に同期して回転し、第二試料片8の糊付位置
が接着剤転写セグメント17に対して位置ずれを生ずる
ことはない。
接着剤撹拌ロール20を先端に固着し前壁1A及び後壁
1Bに回動自在に支承された軸19を回転駆動するモー
ター39は主モーター24と同期回転するもので、第二
試料片取付部材5が主モーター24によって回転すると
きには接着剤撹拌ロール20もこれに同期して回転する
が、測定モーター29によって回転するときには接着剤
撹拌ロール20は停止する。
尚、第1図において左側に配設される圧着用モーター4
0はレバー14を揺動させるもので、レバー14の揺動
範囲はカム(図示しない)によって作動するリミットス
イッチにより制限される。
以上のように構成された動力伝達機構による測定部の動
作を説明する。
第2図に示すように、取付具4には第一試料片3がセッ
トされ、取付具9には第二試料片8がセットされ、第二
試料片取付部材5は基点位置にある。
そしてクラッチ32は切れクラッチ28は入った状態に
ある。
次に、主モーター24を接着剤塗布速度で反時計方向に
回転すると、接着剤転写セグメント17は時計方向に、
接着剤撹拌ロール20が反時計方向にそれぞれ同期回転
し、接着剤容器21内の接着剤は接着剤撹拌ロール20
から接着剤転写セグメント17を介して第二試料片8の
接着剤塗布位置に所定の糊が所定速度で塗布される。
そして、第二試料片取付部材5は点Pにて一端停止し、
予め任意に設定された接着剤塗布放置時間経過後に再び
第二試料片取付部材5は同設定速度で回転し、接着位置
Qで停止する。
塗布速度が高速であると、例えば1.5m/sec以上の条件
下においては、第二試料片取付部材5の停止位置決め精
度が大きくばらつき、角度にして1〜2度以上の誤差を
生じることがあった。
このため、接着長さに変化を生じ接着力測定誤差要因と
なっていた。
そこで、本考案では駆動系の慣性モーメントを小さくす
る構造とした。
すなわち、測定モーター29の動力系はクラッチ32に
よって隔絶され、接着剤撹拌ロール20の駆動系は別系
統とされている。
接着位置Qに位置決め停止後、予め任意の設定された接
着時間,接着温度,接着圧力の各条件下で、圧着用モー
ター40により圧着部材12を第一試料片3及び第二試
料片8に押圧し接着を行う。
接着終了後予め任意に設定された放置時間だけ停止した
後に、クラッチ28を切ると共にクラッチ32をつない
で、測定モーター29を測定速度で回転し、そのときの
接着力を引張検出器2で測定する。
このとき、セグメント17は第二試料片取付部材5に対
して同期した位置になければならないので、第二試料片
取付部材5の回転に伴って回転する。
かくして、接着力測定装置による自動測定の一サイクル
が完了する。
〔効果〕
本考案の接着力測定装置の動力伝達機構は、接着力測定
装置の第二試料片取付部材,接着剤撹拌ロール、第一試
料片と第二試料片とを圧着する圧着部材にそれぞれ別個
の動力伝達機構を設けることにより、第二試料片取付部
材の動力伝達機構の慣性質量を減少し、第二試料片取付
部材の位置決め停止を容易にした。
又、第二試料片取付部材の動力伝達機構に、相互に入り
切り動作が逆になる2個のクラッチを設け、一方のクラ
ッチに位置決め精度の高い主モーターを接続し、他方の
クラッチに高トルクの測定モーターを接続したので、第
二試料片取付部材の位置決め精度が高まると共に、試料
片の引張試験の精度が向上した。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の実施例を示し、第1図は測
定装置の正面図、 第2図は動力伝達機構の動力伝達系統図である。 1…機枠、2…引張試験器、3…第一試料片、5…第二
試料片取付部材、6…回転軸、8…第二試料片、12…
圧着部材、16…軸、17…接着剤転写セグメント、2
0…接着剤撹拌ロール、24…主モーター、28…クラ
ッチ、29…測定モーター、32…クラッチ、39…モ
ーター、40…圧着用モーター。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】引張力検出器に取付けられる第一試料片に
    近接して回動可能に設けられた第二試料片取付部材に第
    二試料片を取付け、上記第二試料片取付部材の回転に同
    期して回転する糊付部材の接着剤転写セグメントにより
    糊付けされた第二試料片が上記第一試料片に近接する位
    置で停止した後に第一試料片に接着され、上記第二試料
    片取付部材の回転により接着部の粘着強度が測定される
    接着力測定装置において、 上記第二試料片取付部材(5)を固設した回転軸(6)
    にクラッチ(28)を介して軸(26)を接続し、該軸
    (26)に固設されたギヤー(27)を主モーター(2
    4)の出力軸に固設されたギヤー(25)に噛合し、 クラッチ(28)が入り或いは切り操作されるときに切
    り或いは入り操作されるクラッチ(32)を上記回転軸
    (6)に設け、測定モーター(29)の出力軸に固設さ
    れたピニオン(30)に噛合するギヤー(31)を上記
    クラッチ(32)に固設し、 上記接着剤転写セグメント(17)を固設した軸(1
    6)をタイミングベルトを介して軸(34)に連結し、
    該軸(34)に固設されたピニオン(35)に、上記回
    転軸(6)に固設され上記クラッチ(28)及び(3
    2)の間に位置するギヤー(33)を噛合し、 接着剤撹拌ロール(20)を固設した軸(19)に、主
    モーター(24)と同期駆動されるモーター(39)の
    出力軸を接続したことを特徴とする接着力測定装置の動
    力伝達機構。
JP1987101782U 1987-07-03 1987-07-03 接着力測定装置の動力伝達機構 Expired - Lifetime JPH0620130Y2 (ja)

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JPS648657U JPS648657U (ja) 1989-01-18
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