JPH0622707U - 燃焼器具用灯芯 - Google Patents

燃焼器具用灯芯

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JPH0622707U
JPH0622707U JP6572192U JP6572192U JPH0622707U JP H0622707 U JPH0622707 U JP H0622707U JP 6572192 U JP6572192 U JP 6572192U JP 6572192 U JP6572192 U JP 6572192U JP H0622707 U JPH0622707 U JP H0622707U
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JP
Japan
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ignition
wick
fluff
heat
thin film
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Pending
Application number
JP6572192U
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English (en)
Inventor
厚夫 橋詰
康郎 浜辺
秀一 平松
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Silver Co Ltd
Original Assignee
Silver Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目 的】 灯芯の点火部表面に存在する毛羽を抑える
ことによって、点火ヒータのフィラメントが毛羽に触れ
て熱を奪われ赤熱不十分になったり、フィラメントが毛
羽に絡んで変形したり断線したりするのを防ぐ。 【構 成】 ガラス繊維・耐炎繊維等からなる耐熱布で
形成した燃焼部を有する燃焼器具用灯芯において、該燃
焼部の表面の一部に窒化ほう素とアルミナを主成分とす
る薄膜を形成して表面の毛羽を抑えて点火部を設けた燃
焼器具用灯芯からなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、石油ストーブ・石油こんろ等に使用される燃焼器具用灯芯(以下 「灯芯」という。)の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
灯芯21は、一部の例外を除いて図6に示すように、燃焼部22と吸上部23 とを接合部24を介して縫糸25で縫合して形成しているのが通例である。そし て突き合わせ部28を縫糸29で縫合して円筒状に形成している。燃焼部22は 、図6の円形部分を拡大した図7に示すようにガラス繊維・耐炎繊維等の耐熱性 繊維30からなる耐熱性糸31で製織ないし製編した耐熱布32で構成されてい る。又吸上部23は、燃料吸上性の低い綿布・不織布等で形成し、その下方には 灯芯上下動時の余長部を吸収するための屈伸部26が切条部27によって形成さ れている。
【0003】 ところで灯芯21への点火は、一般に図8および図8の円形部分を拡大した図 9に示すように燃焼部22の上端33に近い表面34にフィラメント35を有す る点火ヒーター36を接近させて加熱することによって行われている。表面34 には、耐熱性繊維30からなる毛羽37が多数存在しているため、点火ヒータ3 6を表面34に接近させたとき、毛羽37がフィラメント35に触れて熱を奪わ れるため、フィラメント35が赤熱不十分になったり、毛羽37にフィラメント 35が絡んで変形したり切断されて通電不良や点火ミスを起す等の問題がしばし ば発生した。
【0004】 この問題に対して提案された従来技術について次に説明する。まず特開昭58 −153011号には、耐熱性繊維を主体とした編繊布を、気化部外周又は内周 側に出るように埋めこんで点火芯とする提案がある。この提案によれば点火部の 毛羽を抑えるために、点火芯にコロイダルシリカやアルミナゾルからなる無機結 合剤を含浸させ、治具で押圧成形、乾燥させている。しかしながらこのような無 機結合剤による含浸は、実施例からも明らかなように有効固形分濃度が低いため 治具で押圧成形乾燥を行っても毛羽抑え効果が十分発揮されなかったり、手段が 複雑である等の問題があったのである。
【0005】 実開昭51−128338号は、点火ヒータの当接する部分をガラステープ等 の耐炎性、非揮発油性材料からなる布板にて補強している。この考案の布板は、 燃焼部の毛羽は抑えることができても、布板の材質がガラステープ等であるから 、わずかの摩擦でもその表面に毛羽が発生しやすく目的を達成していない。
【0006】 又灯芯が縦方向に配置する無数の繊維により構成され、この灯芯の上端縁に臨 む繊維の端末を、少なくとも灯芯の同方向に沿う一定区間にわたって横糸で結束 することにより拘束部を形成して変形を抑える実開昭58−58129号の考案 がある。この考案は、上端縁に臨む繊維のバラけによる灯芯の変形を防ぐ程度の 効果であって、毛羽抑えの効果はない。
【0007】 実開昭61−106710号は、点火部に微細繊維発生防止用の被膜が形成さ れるというものであり、具体的には被膜は澱粉質糊によるコーティングや、表面 の一部をガスバーナー等で焼いて微細繊維を焼き切る等が開示されている。しか し澱粉質糊によるコーティング層は、耐熱性に欠けるから短時間で焼失して効果 を失い、又微細繊維の焼き切りは、ガラス繊維からなる微細繊維のうち太手の繊 維(10ミクロン程度)の場合には焼かれて形成した先端の溶融魂がかえって点 火ヒータのフィラメントに絡みやすいので逆効果となる。
【0008】 実開昭61−186973号は、切欠きを設けた灯芯先端部に多数の通気孔が 形成された耐熱性及び吸油性の保護材が貼着された考案である。この考案の実施 例によれば保護材は、ガラス布からなり0.1〜2.5mm2の通気孔が3〜8 00個/100mm2の密度で設けられており、一般に5〜10ミクロン程度の 太さのガラス繊維からなる燃焼部の毛羽が上記通気孔から洩れて保護材からはみ 出すことがあるので、毛羽抑え効果は完全とはいい難い。
【0009】 又実開昭62−52710号によれば、点火装置に対応する着火部を薄い綿布 で被覆している。しかし綿布は耐熱性に乏しく、150℃程度で熱分解するから 着火部の灯油の燃焼温度である約600℃には耐えられず短期間でその機能を失 ってしまう。
【0010】 実開昭64−1218号は、点火部にセラミックペーパーを貼着する提案であ るが、セラミックペーパーは本来強度が低いうえ有機バインダを用いて抄紙して いるから耐熱性がなく、短時間の燃焼でバインダが焼失してその機能が劣化して しまう。
【0011】 さらに実開平3−56014号と実開平3−64310号は、点火部に耐熱性 繊維糸を縫着して毛羽を抑える考案であるが、耐熱性繊維糸を隙間なく点火部に 縫着することは実質的にむずかしく、かつ耐熱性繊維糸自身にも縫着時にミシン 各部との摩擦による毛羽が発生するので効果は小さい。
【0012】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、点火部表面に存在する耐熱性繊維からなる毛羽を抑えることによ って、点火ヒータのフィラメントが毛羽に触れて熱を奪われて赤熱不十分になっ たリフィラメントが毛羽に絡んで変形したり断線したりするのを防ぐことを目的 とする。さらには従来技術にみられるような毛羽抑え効果が十分でないこと、手 段が複雑であること、効果の耐久性がないこと、あるいは保護材の強度が不足で ある等の問題点を解決することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
この考案は、ガラス繊維・耐炎繊維等からなる耐熱布で形成した燃焼部を有す る燃焼器具用灯芯において、該燃焼部の表面の一部に窒化ほう素とアルミナを主 成分とする薄膜を形成して表面の毛羽を抑えて点火部を設けた燃焼器具用灯芯か らなる。
【0014】
【作 用】
この考案によれば、燃焼部の表面に形成された窒化ほう素とアルミナを主成分 とする薄膜が、燃焼部表面に存在する耐熱性繊維からなる毛羽を抑えて表面を平 滑にする作用がある。この場合、窒化ほう素は平滑性を、又アルミナはバインダ としての作用を有すると考えられる。又この薄膜は、窒化ほう素とアルミナの微 粒子で構成されているから灯油の透過性があり、薄膜の表面には点火に必要な灯 油が供給される。窒化ほう素は900℃、アルミナは2000℃の耐熱性を有す るから、灯芯の正常燃焼時又は空焼燃焼時の温度にも十分耐える。
【0015】
【実施例】
図1は第1の実施例を示す斜視図、図2は図1のA−A線による断面図である 。灯芯1は、吸上部2の上部に継部4を介して燃焼部3を縫糸7によって接合し 、さらに突き合わせ部8を縫糸9で接合して円筒状に形成されている。吸上部2 の下部には、屈伸部5が切条部6によって形成されている。そして、燃焼部3の 上部に近い区域の外表面に、窒化ほう素とアルミナを主成分とする薄膜11を被 覆して点火部10を設けている。薄膜11は、燃焼部3の外表面の毛羽をその下 に抑え込むよう被覆形成され、その表面12は毛羽が存在しない平滑な形状にな るよう構成されている。薄膜11は、窒化ほう素とアルミナの微粒子で構成され ているので、灯油が透過する微孔が存在している。
【0016】 図3は第2の実施例を示す斜視図、図4は図3のB−B線による断面図である 。この例では、点火部10は、燃焼部3の上部に近い区域の内表面に、薄膜11 を形成して設けられている。そしてこの灯芯は、点火ヒータ(不図示)が芯内筒 の内部に設けられる構成の燃焼器具に適用される。
【0017】 図5は第3の実施例を示す斜視図であって、点火部10は、燃焼部3の上部に 近い区域の外表面全周に薄膜11を形成して設けられている。この実施例の灯芯 は、点火部10が灯芯の全周にわたっているから燃焼器具への取付けに当って、 点火部10の位置決めが不要であるから取付作業が容易であるし、又万一使用中 に点火部にタール等が蓄積して点火しにくくなったときには、円周方向に灯芯を ずらすだけで新たな点火ポイントを形成できるので灯芯そのものを取り替える必 要がなく経済的である。
【0018】 なお、窒化ほう素とアルミナを主成分とする薄膜は、窒化ほう素とアルミナの 微粉末とを、前者が90〜60%、後者が10〜40%の割合になるよう混合し て少量の水でペースト状に練り、それを燃焼部の表面に塗布・乾燥するだけの簡 単な手段で形成することができる。
【0019】
【考案の効果】
この考案は、ガラス繊維・耐炎繊維等からなる耐熱布で形成した燃焼部を有す る燃焼器具用灯芯において、該燃焼部の表面の一部に窒化ほう素とアルミナを主 成分とする薄膜を形成して表面の毛羽を抑えて点火部を設けた燃焼器具用灯芯で あるから次の効果を有する。 (1)窒化ほう素とアルミナを主成分とする薄膜は、従来技術より極めて簡単な 手段で形成できる。 (2)点火部の表面の毛羽は、薄膜の下に抑えられて薄膜の表面に出ないよう構 成しているから、薄膜の表面は平滑で点火ヒータのフィラメントと接触して支障 を生ずることがなく、信頼性の高い点火が行える。 (3)薄膜の主成分である窒化ほう素とアルミナは、ともに高温度に耐えるから 点火部は長期使用で劣化を起すことがなく、長期間安定した点火が行える。 (4)薄膜は、主として窒化ほう素とアルミナの微粒子で構成されているから、 微細な孔が形成されており、その表面に適量の灯油が滲み出て点火ヒータによる 着火がスムースに行える。 (5)又薄膜は、凹凸のある燃焼部表面にいわゆるアンカー効果(投錨効果とも いう。)で接着しているから接着力は強固であり、かつその薄膜の強度と相俟っ て、長期間使用しても損傷したり剥離したりすることがなくいつまでも効果を維 持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1の実施例を示す斜視図である。
【図2】図1のA−A線による断面図である。
【図3】第2の実施例を示す斜視図である。
【図4】図3のB−B線による断面図である。
【図5】第3の実施例を示す斜視図である。
【図6】従来技術を示す斜視図である。
【図7】図6の部分拡大図である。
【図8】従来技術の点火部と点火ヒータの関係を示す断
面図である。
【図9】図8の部分拡大図である。
【符号の説明】
1 灯 芯 2 吸上部 3 燃焼部 4 継ぎ部 5 屈伸部 6 切条部 7 縫 糸 8 突き合わせ部 9 縫 糸 10 点火部 11 薄 膜 12 表 面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス繊維・耐炎繊維等からなる耐熱布
    で形成した燃焼部を有する燃焼器具用灯芯において、該
    燃焼部の表面の一部に窒化ほう素とアルミナを主成分と
    する薄膜を形成して表面の毛羽を抑えて点火部を設けた
    燃焼器具用灯芯。
JP6572192U 1992-08-06 1992-08-06 燃焼器具用灯芯 Pending JPH0622707U (ja)

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JP6572192U JPH0622707U (ja) 1992-08-06 1992-08-06 燃焼器具用灯芯

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JPH0622707U true JPH0622707U (ja) 1994-03-25

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