JPH0644711B2 - アナログ−デイジタル変換装置 - Google Patents

アナログ−デイジタル変換装置

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JPH0644711B2
JPH0644711B2 JP62230787A JP23078787A JPH0644711B2 JP H0644711 B2 JPH0644711 B2 JP H0644711B2 JP 62230787 A JP62230787 A JP 62230787A JP 23078787 A JP23078787 A JP 23078787A JP H0644711 B2 JPH0644711 B2 JP H0644711B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、DAT(ディジタル・オーディオ・テープレ
コーダ)等において、オーディオ信号等のアナログ信号
を、デイザ(dither)信号の加算及び減算を伴なってデ
ィジタル信号に変換するためのアナログ−ディジタル変
換装置に関するものである。
[従来の技術] オーディオ信号のPCM記録再生において、量子化雑音
(量子化出力と入力標本値との差)が問題になる。特に
入力信号レベルが低く量子化ステップ数が少ない場合に
は、量子化雑音は入力と強い相関を有し、雑音というよ
りも入力信号の一種の歪(高次高調波)となる。また、
入力信号レベルが高くても、極くゆっくり変化する信号
に対しては、量子化ステップが変化する毎に不快な雑音
が発生する。また、アナログ−ディジタル(A/D)変
換器自体の量子化ステップにもバラツキがあり、A/D
変換時に非線形歪を発生する。上述の如き問題を解決す
るために、デイザと呼ばれる白色性雑音を入力信号に加
えてA/D変換し、しかる後デイザを減算することは公
知である。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、アナログ情報信号にアナログデイザを加算す
ると、この加算値がA/D変換器の許容最大入力レベル
よりも大きくなる可能性がある。デイザ加算情報信号の
最大値に適合する加算器及びA/D変換器を用意すれ
ば、問題が生じないが、加算器及びA/D変換器のコス
トが高くなる。一方、加算器の出力及びA/D変化器の
入力を一定値に制限すれば、アナログ情報信号のダイナ
ミックレンジをデイザの分だけ狭くなる。
上述の如き問題を解決するために、入力アナログ情報レ
ベルが高い時にデイザの加算を停止する方法が特開昭6
2−13142号公報に開示されている。また、特願昭
61−176980号によってアナログデイザのレベル
を制御することが提案されている。これ等の方法によれ
ば、情報信号とデイザとの加算値が所定値以上になるこ
とが阻止される。しかし、構成が比較的複雑になる。
そこで、本発明の目的は、比較的簡単に大振幅入力時の
問題を解決することができるアナログ−ディジタル変換
装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するための本発明は、アナログ情報信号
のレベルを調整する可変抵抗を有してアナログ情報信号
を供給するための入力回路と、アナログデイザ信号発生
手段と、前記入力回路から供給されたアナログ情報信号
に前記アナログデイザ信号発生手段から発生したアナロ
グデイザ信号を加算する加算手段と、前記加算手段から
得られるアナログデイザ加算情報信号をこれに対応する
ディジタルデイザ加算情報信号に変換するものであっ
て、前記アナログデイザ信号の最大レベルよりも大きな
許容最大入力レベルを有し、且つ前記許容最大入力レベ
ル以上の入力が供給された時には前記許容最大入力レベ
ル以上の部分を切り捨てた信号に対応する出力を発生す
るように構成されているアナログ−ディジタル変換器
と、前記ディジタルデイザ加算情報信号から前記アナロ
グデイザ信号に対応するディジタルデイザ信号を減算す
る減算回路と、前記アナログ−ディジタル変換器の許容
最大入力レベル(+L)よりも前記アナログデイザ信号
のレベルと同一又はほぼ同一のレベルだけ低いアナログ
レベルに対応するプラス側の検出レベル(L1)と前記
アナログ−ディジタル変換器の許容小入力レベル(マイ
ナス側の許容最大入力レベル)よりも前記アナログデイ
ザ信号のレベルと同一又はほぼ同一のレベルだけ高いア
ナログレベルに対応するマイナス側の検出レベル(L
2)との内の少なくとも一方に前記減算回路の出力が達
しているか否かを検出するレベル検出回路と、前記レベ
ル検出回路によって前記減算回路の出力が前記プラス側
及び/又はマイナス側の検出レベルに達していることが
検出されたことに応答して前記出力を前記プラス側及び
/又はマイナス側の検出レベルに制限するリミッタと、
前記レベル検出回路に接続され、前記減算回路の出力が
前記プラス側及び/又はマイナス側の検出レベルに達し
ていることを示す前記レベル検出回路の出力に対応した
表示をなす表示器とを備えたアナログ−ディジタル変換
装置に係るものである。
[発明の作用及び効果] 本発明は次の作用及び効果を有する。
(イ) アナログ−ディジタル変換器がオーバーフロー
した時には一定値にクリップされた出力が発生する。こ
のクリップされた出力が減算回路に入力し、ここからデ
ィジタルデイザが減算されると、ディジタルデイザによ
る変動分を含む信号が発生する。この信号をこのまま出
力するとデイザ成分がノイズとして残る。しかし、本発
明では、減算回路の出力段にリミッタ回路を設け、前記
オーバーフロー時には減算回路の出力をそのまま送出し
ないでリミッタで制限した信号を送出するようにしてい
るので、過大入力時におけるデイザの減算動作によるノ
イズの発生を防ぐことができる。
(ロ) 表示器を設けたので、リミッタ回路の動作を監
視して適切なアナロク−ディジタル変換を行うことがで
きる。
[実施例] 次に、本発明の実施例に係わるDATのA/D変換装置
を第1図〜第4図を参照して説明する。第1図に示すオ
ーディオ信号から成るアナログ情報信号をディジタル信
号(PCM信号)に変換するためのA/D変換装置は、
入力端子1、第1の増幅器2、レベル調整可変抵抗3、
ローパスフィルタ4、第2の増幅器5、サンプル・ホー
ルド(S・H)回路6、デイザ加算器7、バッファ増幅
器8、A/D変換器9、デイザ減算回路10、リミッタ
11、マルチプレクサ12、及びディジタルフィルタ1
3をこの順番に接続した回路を含む。
加算器7よりも前段に設けられている可変抵抗3はサン
プルホールド回路6から加算器7に与えるアナログ情報
信号A1のレベルを調整するものである。
ローパスフィルタ4は、0〜20kHz 程度のオーディオ
信号を通過させるように構成されている。
サンプルホールド回路6は、情報信号A1を一定の周波
数(例えば88.2kHz )でサンプリングし、これによ
り得られるサンプルをホールドして出力するものであ
り、この出力端子はアナログ加算器7の一方の入力端子
に接続されている。
14はデイザ発生回路であり、16ビットのディジタル
デイザ発生器15と、16ビットのD/A変換器16
と、デイザレベル調整用可変抵抗17,18と、ディジ
タルレベル低減回路19とを含む,ディジタルデイザ発
生器15は、実質的にランダムに16ビットのディジタ
ル信号をサンプル・ホールド回路6のサンプリング周波
数(例えば88.2kHz 〕と同一のサンプリング周波数
で発生するM系列(Maximal-length Pulse Sequences
)擬似ランダムパルス発生回路から成り、アナログの
白色性雑音をディジタル信号に変換したものと実質的に
同じものを出力する。ディジタルデイザ発生器15に接
続されたD/A変換器16は16ビットのディジタルデ
イザをこれに対応したアナログデイザ信号に変換する。
減算回路10が実質的に10ビットのレベルのデイザ信
号を要求しているのにも拘らず、デイザ発生器15及び
D/A変換器16はいずれも16ビット構成であるの
で、精度の高いアノログデイザを得ることができる。D
/A変換器16と加算器7の入力端子との間に接続され
たデイザレベル調整用抵抗17は、10ビットのレベル
のディジタルデイザ信号に対応するようにアナログデイ
ザ信号B1のレベルを調整して加算器7に与えるもので
ある。
ディジタルデイザ発生器15に接続されたディジタルレ
ベル低減回路19は、16ビットのディジタルデイザ信
号を変化範囲が10ビットのディジタルデイザ信号B2
に変換するものであり、Dタイプフリップフロップから
成る。例えば、正極性の16ビットのディジタルデイザ
信号が [0101101100101110] であったとすれば、MSBから10SBまでの10ビッ
トを7SBからLSBまでシフトし、この上位に6個の
0を付けたディジタルデイザ信号 [0000000101101100] を形成して出力する。また、負極性の16ビットのディ
ジタルデイザ信号が [1011100111001001] であったとすれば、MSBから10SBまでの10ビッ
トを7SBからLSBにシフトし、この上位に6個の1
を付したディジタルデイザ信号 [1111111011100111] を形成して出力する。
加算器7は、サンプルホールド回路6から与えられる好
ましくはプラスピーク及びマイナスピークがそれぞれ約
3V以下であるアナログ情報信号A1と、0V〜−9
3.6mVの範囲に一方及び他方のピークが位置するよ
うに調整されたアナログデイザ信号B1とを加算してア
ナログデイザ加算情報信号(A1+B1)を形成するも
のである。第3図はアナログ情報信号A1とアナログデ
イザ信号B1とアナログデイザ加算情報信号A1+B1
とを原理的に示す。各信号は大きな振幅で示されている
が、勿論、振幅は種々変化する。
A/D変換器9は例えばPCM−779から成り、許容
入力範囲が+3V〜−3Vのものである。このA/D変
換器9からはアナログ入力即ち、アナログデイザ加算情
報信号A1+B1に対応する16ビットのディジタル出
力即ちディジタルデイザ加算情報信号A2+B2が得ら
れる。なお、このA/D変換器9が量子化ステップとバ
ラツキを有し、A/D変換時に非線形歪を発生するもの
であっても、デイザを加算してA/D変換することによ
って非線形歪を低減することができる。
一方の入力端子がA/D変換器9に接続され、他方の入
力端子がディジタルレベル低減回路19に接続されてい
るディジタル減算回路10は、16ビットのディジタル
デイザ加算情報信号A2+B2から実質的に10ビット
のレベルのディジタルデイザ信号B2を減算し、理想的
にはディジタル情報信号A2のみを出力する。減算回路
10に入力させるディジタルデイザ信号B2は加算した
アナログデイザ信号B1と同一のサンプリング区間のも
のであるので、理想的には加算したアナログデイザ信号
B1に対応するディジタル成分は完全に除去される。デ
イザのレベルが極めて低い場合には、デイザを減算しな
くてもさほど問題が生じない場合があるが、本実施例の
ようにデイザのレベルが高い場合には、デイザを減算し
ないとデイザがノイズになる。
ところで、アナログデイザ加算情報信号A1+B1のレ
ベルがA/D変換器9の許容入力レベル+3V〜−3V
以内であれば、デイザ加算及び減算の効果を良好に得る
ことができる。しかし、A/D変換器9の入力信号のレ
ベルがその許容最大入力レベル±3Vを越えるおそれが
ある。第2図はA/D変換器9の入力及び出力と減算器
10の出力とをそれぞれアナログ表示したものである。
第2図(A)はA/D変換器9の許容最大入力レベルL
に一致するピークを有するアナログ情報信号A1を示
す。この様にピークレベルの高いアナログ情報信号A1
にアナログデイザ信号B1を加算すると、第2図(B)
に示す如く許容最大入力レベルLを越える部分を有する
アナログデイザ加算情報信号A1+B1となる。A/D
変換器9は許容最大入力レベルL以上の部分をA/D変
換することができないので、レベルL以上を切り捨てた
状態の出力を発生する。即ち、アナログデイザ信号B1
に対応するディジタルデイザ成分を含まないA/D変換
出力が得られる。減算回路10においてデイザを含まな
い部分からデイザ信号B2を減算すると、第2図(C)
にアナログ的に示されているようにデイザを含む減算出
力が得られる。このまま出力すると、デイザ成分がノイ
ズとなって不快な音を発生するので、本実施例では第2
図(D)に示す如くリミッタ11でデイザの成分を除去
した出力を得る。また、歪が発生するレベルに達したこ
とを表示器20に表示し、入力レベルが過大であること
を使用者に知らせる。
リミッタ11及び表示器20を動作させるために、レベ
ル検出回路21が設けられている。このレベル検出回路
21は減算回路10の出力に接続されたプラス側オーバ
ーフローレベル検出回路22とマイナス側オーバーフロ
ーレベル検出回路23とを有し、これ等の出力はORゲ
ート24を介してリミッタ11と表示器20に接続され
ている。この実施例では第3図で説明したようにアナロ
グデイザ信号B1が0〜−93.6mVの範囲に設定さ
れている。従って、第3図のアナログ情報信号A1にア
ナログデイザ信号B1を加算すると、アナログデイザ加
算情報信号A1+B1の一方のエンベロープはアナログ
情報信号A1に一致し、他方のエンベロープは点線で示
す位置になる。従ってA1+B1の振幅は実線と点線の
間で変化する。この結果、プラス側においては、A/D
変換器9のプラス許容最大入力レベル+Lに一致するレ
ベルのアナログ情報信号A1にデイザ信号B1を加算し
た信号A1+B1がA/D変換のプラス許容最大入力レ
ベル+Lを越えない。従って、この信号A1+B1をA
/D変換した後にディジタルデイザ信号B2を減算して
も何ら問題が生じない。そこで、第1図のプラス側オー
バーフローレベル検出回路22の検出レベルL1はA/
D変換器9のプラスの許容最大入力レベル+Lに設定さ
れている。A/D変換器9は2の補数の形式でディジタ
ル信号を出力するので、プラスの最大出力は [0111111111111111] である。そこで、プラス側オーバーフローレベル検出回
路22は入力ディジタル信号のMSBを反転し、その他
を反転しないでANDゲートに入力させるように構成さ
れている。この結果、プラス側オーバーフロー検出回路
22にレベルL1の信号が入力すると、高レベル出力が
発生し、リミッタ11と表示器20に与えられる。この
検出レベルL1以上のアナログ入力は出力に歪を発生さ
せるので、表示器20にオーバーフローが表示された時
は可変抵抗3で入力レベルを下げる。
一方、マイナス側オーバーフローレベル検出回路23
は、第3図に示すA/D変換器9のマイナス側の許容最
大入力レベル−L(許容最小レベル)よりもデイザレベ
ル(93.6mV)だけ低い絶対値を有するマイナス側
オーバーフロー検出レベルL2を有するように設定され
ている。マイナス側出力の最大許容入力レベルL1は1
6ビットの2の補数 [1000000000000000] であり、マイナス側オーバーフロー検出レベルL2はこ
れよりもデイザ信号レベル即ち93.6mV(約0.1
4dB)だけ高く(マイナス側の絶対値では低く)設定
されている。このマイナス側オーバーフロー検出レベル
L2のディジタル値は、例えば [100000XXX……………XX] で示すことができる。但し、ここでxは1又は0であ
る。マイナス側オーバーフロー検出回路23も論理回路
から成り、入力ディジタル信号がマイナス側オーバーフ
ロー検出レベルL2のディジタル値に一致した時に高レ
ベル出力が発生し、ORゲート24を介してリミッタ1
1及び表示器20に与えられる。
リミッタ11はレベル検出回路21から発生するオーバ
ーフローを示す出力(高レベル)に対応してオーバーフ
ローレベルL1又はL2の値をオーバーフロー期間のみ
出し続けるように構成されている。これにより、デイザ
による変動分(ノイズ)が出力されなくなり、第2図
(D)に原理的に示すようなデータが出力され、不快音
が少なくなる。リミッタ11が働くと波形歪が生じるの
で、出来るだけ可変抵抗3で入力レベルを調整し、オー
バーフローしないようにする。
表示器20はレベル検出回路21に接続され、信号がオ
ーバーフロー検出レベルL1,L2になったことを表示
する。この表示器20はマイナス側の信号に対してはA
/D変換器9のマイナス側の許容入力の最大値(絶対
値)に応答せずに、これよりもデイザレベルだけ低い検
出レベルL2をマイナス側に越える信号に応答してオー
バーフローを表示するので、入力信号のレベル調整を正
確に行うことができる。
DATは左チャネルと右チャネルとを有しているので、
左チャネルの入力端子1の他に右チャネル入力端子2
5、及び右チャネルA/D変換部26を有し、両チャネ
ルの出力ラインがマルチプレクサ12に接続されてい
る。マルチプレクサ12の出力はディジタルフィルタ1
3を介して記録回路(図示せず)に送られる。
第3図の例では、アナログデイザ信号B1を0〜−9
3.6mVのマイナス側に発生させたが、これとは逆に
第4図に示す如く0〜+93.6mVのプラス側に発生
させてもよい。この場合には、A1+B1のレベルがA
1よりも高くなるので、プラス側のオーバーフロー検出
レベルL1をA/D変換器9の許容最大入力レベル+L
より93.6mV即ち約0.14dBだけ低く設定し、
一方、マイナス側のオーバーフロー検出レベルL2は−
Lに一致させる。
また、第5図に示す如くデイザ信号を−46.8mV〜
+46.8mVの範囲で発生させることもできる。この
場合にはプラス側のオーバーフロー検出レベルL1をプ
ラス許容最大入力レベル+Lよりも小さく設定すると共
に、マイナス側のオーバーフロー検出レベルL2よりも
マイナス側の許容最大入力レベルよりも小さく設定す
る。
ところで、第3図又は第4図に示す如くデイザ信号B1
に偏りを与えると、アナログ情報信号A1の振幅が低レ
ベルになった時の歪を低減させることができる。即ち、
第3図で微小振幅のアナログ情報信号A1に0〜−9
3.6mVのデイザ信号B1が加算されても、情報信号
A1の振幅がマイナスの期間(半サイクル)においてA
1+B1がゼロレベルを横切ることがない。一方、情報
信号A1の振幅がプラスの期間においてはA1+B1が
ゼロレベルを横切る可能性があり、量子化がプラス側と
マイナス側との両方で行われ、誤差即ち歪が増加するお
それがある。従って、第3図又は第4図の方法を採用す
ると、ゼロクロスの確率が第5図の方法の半分になり、
歪低減が可能になる。
[別の実施例] 次に、第6図に示す本発明の別の実施例に係わるA/D
変換方式を説明する。但し、第1図と共通する部分には
同一の符号を付してその説明を省略する。この第6図で
は、コストの低減及びA/D変換誤差に基づく減算誤差
の発生の防止のために、1つのA/D変換器9によって
A1+B1と、B1との両方をA/D変換している。こ
のために、サンプルホールド回路6と加算器7との間に
多重化用ゲート回路31が設けられている。このゲート
回路31は1サンプリング期間の1部においてアナログ
情報信号A1を抽出して加算器7の一方の入力としてい
る。加算器7の他方の入力端子にはアナログデイザ信号
B1が常に出力しているので、アナログ情報信号A1が
入力している期間にはA1+B1の出力が得られ、その
他の期間にはB1の出力が得られる。A/D変換器9は
A1+B1とB1とを時分割でそれぞれA/D変換す
る。A/D変換器9の出力の分岐ラインのメモリ32
は、B1対応するディジタルデイザ信号B2を選択的に
読み込み、A2+B2の出力期間に同期して読み出す。
これにより、減算回路1らA2+B2−B2=A2の出
力が得られる。メモリ32からB2が出力されていない
期間のデータは不要なものであるから、減算回路10の
出力ラインに接続されたサンプリングゲート33によっ
てA2のみを抽出する。この第5図の時分割多重処理の
方式は、特開昭62−13124号公報に開示されてい
る方法と実質的に同一である。
第6図の場合は、デイザ発生回路14からディジタルデ
イザ信号を減算回路10に直接に送る必要がないので、
第1図のディジタルレベル低減回路19は不要であり、
デイザ発生回路14はディジタルデイザ発生回路15と
D/A変換器16と各変抵抗17とによって構成されて
いる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係わるDATのA/D変換装
置を示すブロック図、 第2図は大振幅のアナログ情報信号にデイザ信号を加算
することによって生じる問題とこれを解決する方法を説
明するための波形図、 第3図、第4図及び第5図はアナログデイザ信号の位置
を変えた場合のオーバーフロー検出レベルの変化を説明
するための波形図、 第6図は本発明の別の実施例のA/D変換装置を示すブ
ロック図である。 7……加算器、9……A/D変換器、10……減算回
路、11……リミッタ、14……デイザ発生回路、15
……ディジタルデイザ発生器、16……D/A変換器、
20……表示器、21……レベル検出回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アナログ情報信号のレベルを調整する可変
    抵抗を有してアナログ情報信号を供給するための入力回
    路と、 アナログデイザ信号発生手段と、 前記入力回路から供給されたアナログ情報信号に前記ア
    ナログデイザ信号発生手段から発生したアナログデイザ
    信号を加算する加算手段と、 前記加算手段から得られるアナログデイザ加算情報信号
    をこれに対応するディジタルデイザ加算情報信号に変換
    するものであって、前記アナログデイザ信号の最大レベ
    ルよりも大きな許容最大入力レベルを有し、且つ前記許
    容最大入力レベル以上の入力が供給された時には前記許
    容最大入力レベル以上の部分を切り捨てた信号に対応す
    る出力を発生するように構成されているアナログ−ディ
    ジタル変換器と、 前記ディジタルデイザ加算情報信号から前記アナログデ
    イザ信号に対応するディジタルデイザ信号を減算する減
    算回路と、 前記アナログ−ディジタル変換器の許容最大入力レベル
    (+L)よりも前記アナログデイザ信号のレベルと同一
    又はほぼ同一のレベルだけ低いアナログレベルに対応す
    るプラス側の検出レベル(L1)と前記アナログ−ディ
    ジタル変換器の許容最小入力レベル(マイナス側の許容
    最大入力レベル)よりも前記アナログデイザ信号のレベ
    ルと同一又はほぼ同一のレベルだけ高いアナログレベル
    に対応するマイナス側の検出レベル(L2)との内の少
    なくとも一方に前記減算回路の出力が達しているか否か
    を検出するレベル検出回路と、 前記レベル検出回路によって前記減算回路の出力が前記
    プラス側及び/又はマイナス側の検出レベルに達してい
    ることが検出されたことに応答して前記出力を前記プラ
    ス側及び/又はマイナス側の検出レベルに制限するリミ
    ッタと、 前記レベル検出回路に接続され、前記減算回路の出力が
    前記プラス側及び/又はマイナス側の検出レベルに達し
    ていることを示す前記レベル検出回路の出力に対応した
    表示をなす表示器とを備えたアナログ−ディジタル変換
    装置。
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