JPH064549Y2 - 差込みプラグ - Google Patents

差込みプラグ

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JPH064549Y2
JPH064549Y2 JP1989138906U JP13890689U JPH064549Y2 JP H064549 Y2 JPH064549 Y2 JP H064549Y2 JP 1989138906 U JP1989138906 U JP 1989138906U JP 13890689 U JP13890689 U JP 13890689U JP H064549 Y2 JPH064549 Y2 JP H064549Y2
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JP1989138906U
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治男 荒川
達雄 磯崎
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平河ヒュ−テック株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は差込みプラグに関し、特に、ノイズフィルタ素
子を内蔵した一体成形差込みプラグを簡潔な構成にし、
形状の小型化を図り、品質、生産性ともに向上させた差
込みプラグに関する。
〔従来の技術〕
ノイズフィルタ素子を内蔵した差込みプラグとして、例
えば、実願昭62-177788号(昭和62年11月20日出願)に
提案されたものがある。これはノイズフィルタとして磁
性体環状コアーに一対の巻線を巻回したチョークコイル
をプラグ端子とコード間に接続配置したものであり、環
状のチョークコイルコアーの外周に環状の絶縁カバーを
被覆し、絶縁カバー上に一対の絶縁線からなる巻線を巻
回している。この差込みプラグはチョークコイルの孔に
挿入される突出体とその外周を覆う複数の周壁を有した
ノイズフィルタ素子保持部と、前記ノイズフィルタ素子
のコード側リード端とコード導体の接続部を収容する接
続収容部と、前記プラグ端子に所定の間隔寸法を与えな
がらプラグ端子の後部を固定する絶縁ベースより成る一
体固定部材で構成されており、チョークコイルを一対の
プラグ端子とコード間に接続配置する際、ノイズフィル
タ素子保持部の突出体にチョークコイルの孔を貫通さ
せ、複数の周壁でチョークコイルを保護しながら保持
し、チョークコイルの巻線端をコード接続部収容部に固
着された接続端子に接続することによってコード導体と
接続し、もう一方の巻線端をプラグ端子に接続してい
る。この後、プラグ端子後端からコード端にかけて射出
成形にてプラグ本体を一体成形している。
この差込みプラグはチョークコイルの孔に絶縁ベースの
突出体を挿入嵌合し、チョークコイルの外周を複数の周
壁で覆っているため、プラグ本体の一体成形時に起きる
成形圧力によるチョークコイルの移動をなくし、かつプ
ラグ本体表面へのチョークコイルの露出を防止し、巻線
の接続部の断線、短絡も改善され、品質の向上を測るこ
とができる。また、チョークコイルをプラグ本体内に保
持する際、ノイズフィルタ素子保持部の突出体にチョー
クコイルの孔部をもって挿入嵌合するだけで良く、その
作業は簡便であり、生産性が向上する等の多くの利点を
有している。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、提案中の差込みプラグによると、以下の不都合
を有する。
(1)環状コアーに予め成形した絶縁カバーを被覆してそ
の上に巻線を巻回してチョークコイルを形成し、更に、
予め一体成形してある絶縁ベースのノイズフィルタ素子
保持部にチョークコイルを嵌挿するため、絶縁カバーの
成形、嵌合および絶縁ベースの成形、ノイズフィルタ素
子保持部へのチョークコイル嵌挿と、工程数および部品
数が多く、差込みプラグのコストが低減できず、かつ、
生産性の向上に限界がある。
(2)環状コアーには絶縁カバーの嵌合、巻線の巻回がな
されており、更に、ノイズフィルタ素子保持部がチョー
クコイルを覆うため、プラグ本体を小型化することが難
しい。
(3)環状コアーに絶縁カバーを被覆し、更に、巻線を巻
回しているため、環状コアーの破損等の有無がチェック
できない。環状コアーはフェライト等の磁性体を焼結し
ているため、衝撃に弱く破損しやすい。このため、ノイ
ズフィルタ素子としての特性をチェックして破損の有無
を識別する必要があり、コストの低減、生産性の向上に
支障をきたす。
したがって、本考案の目的は、部品数を減少することに
より、プラグの小型化およびコストダウンを図った差込
みプラグを提供することである。
本考案の他の目的は、環状コアーの破損、欠陥のチェッ
クを容易にし、品質の向上を図った差込みプラグを提供
することである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は以上述べた目的を実現するため、中央に孔を有
し、その内部に環状コアーを収容する環状コアー収容部
と、 環状コアー収容部の一端に一体的に設けられ、一対のプ
ラグ端子の一端が所定の間隔を有して固定される絶縁ベ
ースと、 環状コアー収容部の他端に一体的に設けられた、一対の
接続端子を有する接続部とを備え、 環状コアー収容部は、中央の孔を通して一対の巻線が巻
回されることによりノイズフィルタ素子を構成し、 一対の巻線の両端は、それぞれ一対のプラグ端子及び一
対の接続端子に接続され、 一対のプラグ端子から前記コードにかけてプラグ本体が
形成されていることを特徴とする差込みプラグを提供す
る。
すなわち、本考案の差込みプラグは以下の手段を備えて
いる。
(1)環状コアー Mn(マンガン)フェライト等の磁性体を焼結して環状
に成形したものであり、一対のコイルを巻回してノイズ
フィルタ素子を構成している。
(2)環状コアー収容部 前述の環状コアーを収容するところである。
この環状コアー収容部は以下の(イ)環状コアー収容体及
び(ロ)蓋体より構成されても良く、環状コアー収容体と
蓋体をモールドによって一体成形しても良い。
(イ)環状コアー収容体 この環状コアー収容体は中央から内筒周壁が突出し、そ
の外周を円筒上周壁で覆ってドーナツ状の器を構成して
おり、環状コアーの孔を突出した内筒周壁に貫通させ、
円筒状周壁内に載置する。プラグ端子を固定する絶縁ベ
ースとコード導体と接続される接続部の間に位置し、絶
縁ベース、接続部の成形時に一体成形される。
(ロ)蓋体 環状コアーを収容する本体の開口部を閉塞するものであ
る。この蓋には巻線区分板が挿入され、巻線区分板を境
にして一対の巻線が区分されることが好ましい。
〔作用〕
環状コアー収容部にノイズフィルタ素子の環状コアーを
収容し、その外周に一対の巻線を巻回してノイズフィル
タ素子を構成している。このため、環状コアー収容部が
チョークコイルの絶縁カバーをかねるので、絶縁カバー
が削除された分、環状コアー収容部を小さくでき、その
サイズを変えない場合はコアーサイズを大きくできる。
コアーサイズも変えない場合は、巻線のサイズを太くと
ることができ、コイルの発熱を低くとれる。発熱量を同
じにすると電流値を大きくとれ、差込みプラグの定格電
流を大きく取れる。更に、コアーの破損を個々にチェッ
クして収容可能となる。
〔実施例〕
以下、本考案の差込みプラグを詳細に説明する。
第1図は本考案の一実施例を示し、差込みプラグ60に
は、後述する絶縁ベース20に固定されたプラグ端子1
0と、コード保護部62に保護され、ノイズフィルタ素
子を介してプラグ端子10に接続されたコード50と、
塩化ビニール等の熱可塑性プラスチックによって射出成
形により一体成形されたプラグ本体61で構成されてい
る。
第2図は、プラグ本体61を一体成形する前の構成を示
し、射出成形された絶縁ベース20には所定の間隔寸法
を持たせた一対のプラグ端子10が固定されており、前
記絶縁ベース20の後端には延長部211を介して環状
フェライトコアー36を収容する環状コアー収容体21
0が設けられている。環状フェライトコアー36はフェ
ライト等の磁性体を環状に成形して焼結したものであ
り、中央に孔37を有している。環状コアー収容体21
0には円筒状に突出して環状コアー36の孔37に嵌挿
する内筒周壁215と、円筒状に突出してその回りを覆
う円筒状周壁212と、内壁周壁215及び円筒状周壁
212と一体成形された底部214を有している。環状
コアー収容体210は環状蓋体220と嵌合するように
なっており、環状蓋体220には内周壁222、外周壁
221及び上面部225によってドーナツ形状が形成さ
れている。環状コアー収容体210には、この環状蓋体
220の内周壁222と嵌合する内筒周壁215の嵌合
部217と、外周壁221と嵌合する円筒状周壁212
の嵌合部216が設けられ、これによって環状蓋体22
0と環状コアー収容体210を嵌合させる。環状コアー
収容体210の一側には、接続端子40を有した接続部
21が設けられている。
第3図は、第2図に示した各部材が所定の関係で組立ら
れ、かつ、巻線が巻回された状態を示し、プラグ本体が
モールドされる前の状態である。環状コアー収容体21
0及び環状蓋体220には、一対の巻線32,33が巻
回されており、ノイズフィルタ素子30を構成してい
る。巻線32,33は、巻線区分板224によって区分
されており、そのコード側リード端35は、接続端子4
0の溝に挿入され、プラグ側リード端31は、プラグ端
子10と接続されている。図示から明らかなように、ノ
イズフィルタ素子の構成を簡潔化し、部品数を削減する
ことができ、プラグを小型化することができる。
以上の構成において、本考案の差込みプラグの製造方法
を説明する。
一対のプラグ端子10を固着する絶縁ベース20と、接
続端子40を固着する接続部21と、前記絶縁ベースと
接続部の間に環状コアー収容体210を、例えば、ガラ
ス繊維30%重量比入りポリアミド樹脂にて射出成形に
より厚さ0.8mm以上で一体成形する。また、環状蓋体
220及び巻線区分板224も絶縁ベース20等と同一
材質、同一厚さで成形する、環状フェライトコアー36
は、Mn(マンガン)フェライトで孔径10.5mm、直
径16.5mm、厚さ6mmの寸法で成形、焼結したもの
で、環状コアー収容体210の内筒周壁215に孔37
を嵌合させ、底面が収容体の底部214に当接するよう
に載置する。その後、環状蓋体220を環状コアー収容
体210の嵌合部216,217に嵌合させる。すなわ
ち、嵌合部217には、環状蓋体220の内周壁222
が嵌合し、嵌合部216には、環状蓋体220の外周壁
221が嵌合する。この嵌合により環状フェライトコア
ー36は、環状コアー収容体210と環状蓋体220に
より被覆され、この被覆体の中で環状フェライトコアー
36が密接するように配置されている。そして、この被
覆体の孔223を通して一対の巻線(0.75φの銅線
にポリウレタン絶縁を施したもの)32,33を巻回す
る。巻回は手による巻回もしくは自動巻回機によって行
われ、巻回数は、後述する巻線区分板224の挿入溝2
26を境にして10〜15回ターン程度とする。このと
き、巻線はプラグ本体の成形時に成形圧力によって巻回
された形状を変化しない程度の張力で巻回される必要が
あり、その張力は約3.0kg以上であることが望まし
い。巻線32,33が所定巻数だけ巻回されると、環状
蓋体220の挿入溝226及び内筒周壁215の挿入溝
218に巻線区分板224を挿入して一対の巻線32,
33を区分する。このようにして、ノイズフィルタ素子
30は、プラグ端子等を固着した絶縁ベース20の一側
に形成され、ノイズフィルタ素子30のコード側リード
端35とコード50の導体を接続部21の接続端子40
の溝に挿入し、圧縮、半田付け等によって接続し、ま
た、ノイズフィルタ素子30の他のリード端31は、絶
縁ベース20に固定された一対のプラグ端子10に接続
する。この後、射出成形の金型内に配置し、コード50
側からプラグ端子10の後端にかけてコード保護部62
とプラグ本体61を形成し、差込みプラグが製造され
る。
第4図は、本考案の第2の実施例を示し、絶縁ベース2
0及び接続部21を射出成形によって成形する場合に環
状フェライトコアー36を一対のプラグ端子及び接続端
子等と共に金型のキャビテイ内に配置し、絶縁ベース2
0と接続部21と環状被覆体212′を一体成形してい
る。この後、前述の第1の実施例と同様に巻線の巻回、
巻線区分板224の挿入、巻線のリード端の接続を行
い、プラグ本体を成形する。
〔考案の効果〕
以上説明した通り、本考案の差込みプラグによると、プ
ラグ端子に所定間隔寸法を持たせてプラグ端子の後部を
固定する絶縁ベースの一側にノイズフィルタ素子の環状
コアーを収容する環状コアー収容部を設け、その回りに
一対の巻線を巻回するようにしたため、部品数が減少
し、プラグを小型にすることができる。したがって、コ
ストダウンを図ることができる。また、部品数の減少に
加えて工程数を減少することができ、生産性を向上する
ことができる。更に、環状コアーの破損をチェックしな
がら環状コアー収容部に収容できるため、品質を向上す
ることができる。そのため、個々にノイズフィルタ素子
としての特性をチェックする必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の差込みプラグを示す説明図、第2図は
本考案の第1の実施例を示す説明図、第3図はモールド
される前の構成を示す説明図、第4図は本考案の第2の
実施例を示す説明図。 符号の説明 10……プラグ端子、20……絶縁ベース 21……接続部 30……ノイズフィルタ素子 31……プラグ端子側リード端 32,33……巻線 34,35……コード側リード端 36……環状フェライトコアー 37……孔、40……接続端子 50……コード、60……差込みプラグ 61……プラグ本体、62……コード保護部 210……環状コアー収容体 211……延長部、212……円筒状周壁 214……底部、215……円筒周壁 216,217……嵌合部 218,226……挿入溝 220……環状蓋体、221……外周壁 222……内周壁、223……孔 224……巻線区分板、225……上面部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対のプラグ端子とコードの間に、電源ラ
    インに重畳したノイズを減衰させるノイズフィルタ素子
    を備えた差込みプラグにおいて、 中央に孔を有し、その内部に環状コアーを収容する環状
    コアー収容部と、 前記環状コアー収容部の一端に一体的に設けられ、前記
    一対のプラグ端子の一端が所定の間隔を有して固定され
    る絶縁ベースと、 前記環状コアー収容部の他端に一体的に設けられた、一
    対の接続端子を有する接続部とを備え、 前記環状コアー収容部は、前記中央の孔を通して一対の
    巻線が巻回されることにより前記ノイズフィルタ素子を
    構成し、 前記一対の巻線の両端は、それぞれ前記一対のプラグ端
    子及び前記一対の接続端子に接続され、 前記一対のプラグ端子から前記コードにかけてプラグ本
    体が形成されていることを特徴とする差込みプラグ。
  2. 【請求項2】前記環状コアー収容部が、底部と内外の周
    壁によって形成された環状コアー収容体と、前記環状コ
    アー収容体に被嵌される環状蓋体より構成される請求項
    第1記載の差込みプラグ。
  3. 【請求項3】前記環状コアー収容部が、前記環状コアー
    の全外面を包囲し、前記絶縁ベース及び前記接続部と一
    体に成形された環状モールド成形体より構成される請求
    項第1記載の差込みプラグ。
JP1989138906U 1989-11-30 1989-11-30 差込みプラグ Expired - Lifetime JPH064549Y2 (ja)

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JPH0324281U JPH0324281U (ja) 1991-03-13
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