JPH066491Y2 - 段積み変圧器 - Google Patents

段積み変圧器

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JPH066491Y2
JPH066491Y2 JP4899190U JP4899190U JPH066491Y2 JP H066491 Y2 JPH066491 Y2 JP H066491Y2 JP 4899190 U JP4899190 U JP 4899190U JP 4899190 U JP4899190 U JP 4899190U JP H066491 Y2 JPH066491 Y2 JP H066491Y2
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良二 河村
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Aichi Electric Co Ltd
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Aichi Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば、複数台の配電用変圧器本体を積み上
げて設置した、所謂、段積み変圧器の改良に関する。
〔従来の技術〕
近年、配電の近代化の一環として、都市部を中心に架空
配電系統の外観を改良する要求が高まっている。このた
め、電柱に取付けられる配電用変圧器もこれらの要求に
対応した形状のものを用いる必要があった。
然るに、従来、前記配電用変圧器の装柱に対しては、需
要家側の負荷に対応して、例えば、電灯負荷と三相の動
力用負荷とが近隣に共存している場合、一つの電柱に容
量の大きい電灯動力共用相の単相変圧器と、比較的容量
の小さい動力専用の三相変圧器を個別に装柱していたの
で、装柱作業に手間がかかるとともに、装柱腕木や金具
等の装柱部品は変圧器の装柱台数に応じて必要となるた
め、非常に不経済であった。
〔考案が解決するための課題〕 前記の問題に鑑み、最近では単相の電灯負荷と三相の動
力負荷とが近隣して共存している場合、三相変圧器の代
りに、2台の単相変圧器を用いて、V結線を行い、例え
ば、200Vの三相出力と、100/200Vの単相出
力とが得られるようにし、このあと、前記2台の単相変
圧器の本体を段積みし、これを円筒形のケース内に装着
して電柱に取付ける等していた。このように、複数台の
変圧器の本体を一つのケースに収容して装柱を行うこと
は、装柱腕木等装柱資材の節約が可能になるばかりか、
配電用変圧器を電柱の頂部付近に美観を向上させた状態
で装柱できる利点がある。
しかし、前記のように、1つの円筒状ケースに複数台の
変圧器本体を段積みして配電用変圧器を構成する場合、
従来は例えば、ケースの底板に、下段の変圧器本体の鉄
心締付金具の四隅を係止させるための止金具を4ケ所設
け、又、前記下段の変圧器本体と上段の変圧器本体とは
縦方向に配置して、両本体に締着した鉄心締付金具を利
用してスタッドボルト等により締着して、前記上,下段
に配置した変圧器本体同志を一体に固定し、更に、上段
の変圧器本体の鉄心締付金具上にはスタッドボルトを取
付け、このボルトをケースのカバー体に止着し、このカ
バー体を上,下段の変圧器本体ごと吊り上げてケース上
に移動し、この状態でケース内に収容し、下段の変圧器
本体の鉄心締付金具をケース底板に設けた止金具に係止
させたあと、カバー体をケースにカバー締付ボルトを用
いて冠着することにより段積み変圧器の組立を行ってい
た。
然るに、前記の構成においては、上,下段の変圧器本体
を直接スタッドボルトを用いて一体に縦配置した状態で
固定しているので、変圧器の運転中、例えば、下段の変
圧器本体の鉄心が、変圧器の運転により励磁されると、
振動音が発生し、この振動音は上段の変圧器本体の鉄心
が励磁されて発生する振動音と共鳴し、スタッドボルト
→カバー体を経てケースの外に大きな騒音となって伝播
する問題があった。
又、縦方向に段積みした複数の変圧器本体をケース内に
設置する場合、変圧器本体はチエーンブロック等により
宙吊りの状態でケース内に収容していたので、ケース内
に挿入した場合、ケース底面に設けた止金具に下段の変
圧器本体の鉄心締付金具の四隅を迅速に係止させること
が難しく、段積み変圧器の組立に手間がかかる問題があ
った。
更に、上,下段の変圧器本体の組付及び上段の変圧器本
体とカバー体との組付に際しては、多くのスタッドボル
トを必要とするとともに、特に、上,下段の変圧器本体
同志をスタッドボルトにて締着する場合、該ボルトを締
め過ぎると、鉄心締付金具とコイル間に介挿したコイル
押えによりコイルを無用に圧迫することとなり、コイル
自体を損傷するおそれがあった。
その上、上,下に段積みを行う変圧器本体は、それぞ
れ、コイルの端面と鉄心締付金具との間にコイル押えが
介挿されているので、この状態で変圧器本体を段積みし
てケースに収容した場合、ケース内において、前記コイ
ル押えの存在により、絶縁油を良好に対流させることが
難しく、コイルの冷却に悪影響を及ぼすおそれがあっ
た。
本考案は、前記の問題点に鑑み、複数台の変圧器本体を
振動音を生ずることなく、簡素な構造で迅速確実に段積
みを行うとともに、この段積みを行った複数の変圧器本
体をケース内に迅速に位置決めを行って段積み変圧器の
組立作業を円滑に行うようにした量産性に優れた段積み
変圧器を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、段積みを行う手段の変圧器本体の上部側に取
付けた鉄心締付金具と、上段の変圧器本体の下部側に取
付けた鉄心締付金具との間に、ゴム等吸音性に優れた緩
衝部材を介在させて上,下の変圧器本体を段積みすると
ともに、前記鉄心締付金具同志を係止手段により移動不
能に係止させて段積み変圧器を形成し、この段積みを行
った上下一対の変圧器本体を、その側端において連結板
により連結し、前記上,下に連結した下段側の変圧器本
体下部の鉄心締付金具と、この締付金具と対応するケー
ス底板には、一方に凹部を、他方には前記凹部に嵌合す
る凸部をそれぞれ形成し、更に、前記段積みを行った変
圧器本体を収容するケースの開口端側には、連結板と係
合する案内ガイドを縦設し、前記段積みを行った変圧器
本体をケースに収容する場合は、上,下段の変圧器本体
を、緩衝部材を介して係止手段により縦方向に段積み
し、かつ、これらの変圧器本体を連結板にて連結したあ
と、これを吊設した状態で連結板をケースに設けた案内
ガイドに沿って係合させた状態でケース内に挿入するこ
とにより、段積みを行った変圧器本体を下段の変圧器本
体に取付けた鉄心締付金具と、この締付金具と対応する
ケース底板とに嵌合可能に設けた凹,凸部材とを係合さ
せてケース内に収容設置し、この状態で、ケースの開口
端において、案内ガイドと連結板とを固定して段積み変
圧器を構成するようにしたことを特徴とする。
〔作用〕
本考案は前記のように構成されているので、段積み変圧
器の運転中に鉄心の励磁によって振動音が生じても、こ
の振動音は、上,下段の変圧器本体の間に介在された緩
衝部材により吸収して振動音がケース外に伝播するのを
防ぐとともに、段積み変圧器の組立に際しては、下段の
変圧器本体の上に上段の変圧器本体の、係止手段により
移動不能に係止させて乗載し、この状態で両変圧器本体
を連結板にて連結固定するようになっているので、複数
台の変圧器本体を段積みした場合、コイルに無用の圧迫
を加えることなく段積み変圧器の組立が行い得、更に、
ケースへの収容に際しては、前記連結板をケースの開口
端に縦設した案内ガイドを利用して定位置にほぼ一動作
で設置することができるため、この種変圧器の組立作業
が円滑に、しかも、迅速確実に行うことが可能となり、
段積み変圧器の生産性を著しく向上させることができ
る。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を第1図ないし第6図により説明
する。
1は電灯動力共用相の大容量単相変圧器本体(以下電灯
用単相変圧器本体という)で、鉄心2にコイル3を組付
け、このコイル3の上,下部にコイル押え4を介在させ
た状態で、横長な鉄心締付金具5,6を、鉄心2の上,
下に位置するヨーク部に締着することによって下段変圧
器本体を構成する。7は前記電灯用単相変圧器本体1の
上側に乗載される動力専用相の小容量単相変圧器本体
(以下動力用単相変圧器本体という)で、鉄心2aにコ
イル3aを組付けるとともに、鉄心2aの上,下に位置
するヨーク部に鉄心締付金具5a,6aを締着して上段
変圧器本体を構成する。
次に前記電灯用単相変圧器1上に動力用単相変圧器本体
7を乗載する構造について説明する。
第4図は第1図のP部分を拡大して示す縦断面図で、動
力用単相変圧器本体7の下部鉄心締付金具6aには、そ
の長さ方向及び幅方向の中央に、プレス加工によって筒
状の突起8が形成され、又、電灯用単相変圧器1の上部
鉄心締付金具5には、前記突起8と対応する位置におい
てプレス加工により突起8の固定用穴9を穿孔し、動力
用単相変圧器本体7の乗載に際しては、一方の鉄心締付
金具5に穿孔した固定用穴9の周囲にゴム等吸音性に優
れた緩衝部材10を載置した状態で、他方の鉄心締付金
具6aに突設した突起8を嵌合させることにより、電灯
用単相用変圧器本体1上に緩衝部材10を介して動力用
単相変圧器本体7を揺動しないように載置することがで
きる。前記のようにして電灯用及び動力用の両単相変圧
器本体1,7を段積みしたあと、これら両変圧器本体
1,7の両側面に横断面をコ字形に形成した縦長な連結
板11,12を当がい、これら連結板11,12を第2
図で示すように、電灯用単相変圧器本体1の上,下部に
位置する鉄心締付金具5,6と、動力用単相変圧器本体
7の上部に位置する鉄心締付金具5aとに締付ボルト1
3を用いて締着することにより、電灯用単相変圧器本体
1上に動力用単相変圧器本体7を載置固定させて段積み
変圧器14を形成する。
次に、前記段積み変圧器14をケース(第3図参照)1
5に収容した場合、これを前記ケース15の底板15a
に係合保持させる構造について説明する。
第5図は第1図のX部分を拡大して示す縦断面図で、電
灯用単相変圧器本体1の下部鉄心締付金具6の長さ方向
とその幅方向のほぼ中央には、プレス加工によって筒状
の係止凸起16を突設し、ケース15底板15aの上記
係止凸起16と対応する位置には、該係止凸起16と嵌
合できるようその外径寸法に合せて係合凹部17を陥没
させて形成し、段積み変圧器14をケース15内に挿入
したとき、鉄心締付金具6の係止凸起16を前記ケース
15底板15aの係合凹部17に嵌合させることによっ
て、段積み変圧器14をケース15内の所定位置に移動
することなく確実に保持させることができる。
なお、段積み変圧器14をケース15に収容する場合
は、次に説明するケース15に設けた案内ガイド18を
利用することにより、段積み変圧器14のケース15内
における位置決めを一動作で行うことができる。
即ち、第6図は第3図のY部分を拡大して示す縦断面図
で、ケース15の開口端15bには、第3図で示すよう
に、段積み変圧器14をケース15に収容した場合、連
結板11,12の一側端の鉤部11a,12aと対応す
る位置において、縦長な案内ガイド18,18を対角状
に縦設し、前記段積み変圧器14は、この案内ガイド1
8,18に連結板11,12の鉤部11a,12aを摺
接係合させた状態でケース15に挿入すると、揺動する
ことなく一動作で円滑・良好に挿入でき、かつ、鉄心締
付金具6に設けた係止凸部16を自動的にケース15底
板15aの係合凹部17に嵌合させて収容設置すること
ができる。前記段積み変圧器14をケース15に収容し
たあと、第3図で示す連結板11,12の鉤部11a,
12aと案内ガイド18,18とを第6図で示すよう
に、ボルト19,ナット20を用いて締着することによ
って、段積み変圧器14をケース15に揺動することな
く固定支持することができる。このあと、ケース15の
開口端に図示しないカバー体を被着して異種の単相変圧
器本体1,7を組合せて構成した段積み変圧器14の組
立を終える。
なお、前期した案内ガイド18,18は、例えば、ケー
ス15の開口端からケース15の軸線に沿って底板15
a側に、ケース15の高さ寸法のほぼ半分の長さ寸法で
もって設けられている。
又、段積み変圧器14はケース15に挿入する前に所定
の結線が行われていることは云うまでもない。
〔考案の効果〕
本考案は以上説明したように構成されているので、複数
の変圧器本体を段積みした場合、複数の変圧器本体を係
止手段により、一動作で係止させて段積み作業が行える
とともに、係止手段にはゴム等の緩衝部材が介在させて
あるので、変圧器の運転中に生ずる振動音が吸収緩和で
き、低騒音の段積み変圧器を提供することができる。
又、段積みした変圧器本体はその側端において、連結板
により一体的に固定されているので、段積み変圧器のコ
イルを特別に圧迫することなく変圧器本体同志の固定が
可能となり、この結果、上段変圧器本体はコイル押え等
を用いてコイルを固定する必要がないので、上段変圧器
本体は構成が簡素となり得、これにより、絶縁油の対流
が促進でき、冷却性能に優れた段積み変圧器を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案段積み変圧器の正面図、第2図は側面
図、第3図は段積み変圧器をケースに挿入した状態を示
す平面図、第4図は第1図のP部分における拡大断面
図、第5図は同じく第1図のX部分における拡大断面
図、第6図は第3図のY部分における拡大断面図であ
る。 1……下段変圧器本体、 7……上段変圧器本体、 5,6・5a,6a……鉄心締付金具、 11,12……連結板、14……段積み変圧器、 18……案内ガイド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉄心に巻線を巻装した下段変圧器本体と、
    この下段変圧器本体上に鉄心に巻線を施した上段変圧器
    本体を乗載してなる変圧器において、前記下段変圧器本
    体の上部鉄心締付金具と、上段変圧器本体の下部鉄心締
    付金具とに、一方の鉄心締付金具には突起を突設し、他
    方の鉄心締付金具には前記突起が嵌合する固定用穴を穿
    孔して係止手段を構成し、この係止手段により下段変圧
    器本体上に緩衝部材を介して上段変圧器本体を積載して
    係止し、更に、前記下段及び上段の両変圧器をその側端
    部において連結板にて一体的に固定するようにしたこと
    を特徴とする段積み変圧器。
JP4899190U 1990-05-10 1990-05-10 段積み変圧器 Expired - Lifetime JPH066491Y2 (ja)

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JP2012009486A (ja) * 2010-06-22 2012-01-12 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd 段積み変圧器
JP7003542B2 (ja) 2017-09-29 2022-01-20 富士電機株式会社 静止誘導機器及びこれを使用した電力変換装置
JP7171526B2 (ja) * 2019-09-11 2022-11-15 株式会社日立産機システム 静止誘導機器

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