JPH0670784A - 光学活性な4−シクロペンテノン類の製造方法 - Google Patents
光学活性な4−シクロペンテノン類の製造方法Info
- Publication number
- JPH0670784A JPH0670784A JP5147497A JP14749793A JPH0670784A JP H0670784 A JPH0670784 A JP H0670784A JP 5147497 A JP5147497 A JP 5147497A JP 14749793 A JP14749793 A JP 14749793A JP H0670784 A JPH0670784 A JP H0670784A
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- Japan
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- methyl
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- cyclopentenones
- cyclopentenone
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 一般式
(式中、R1 はアルキル基、アルケニル基またはアルキ
ニル基を示す。但し、2位の置換基R1 と3位のメチル
基はシス配位である。)で示されるdl−4−シクロペ
ンテノン類に Pseudomonas属微生物もしくはこれより得
られる加水分解酵素を作用させて加水分解することによ
り、一般式 (式中、R2 はヒドロキシル基またはアセトキシル基を
示し、R1 は前記と同じ意味を有する。但し、2位の置
換基R1 と3位のメチル基はシス配位である。)で示さ
れるd−4−シクロペンテノン類を製造することができ
る。 【効果】 工業的に価値あるd−4−シクロペンテノン
類を工業的有利に製造することができる。
ニル基を示す。但し、2位の置換基R1 と3位のメチル
基はシス配位である。)で示されるdl−4−シクロペ
ンテノン類に Pseudomonas属微生物もしくはこれより得
られる加水分解酵素を作用させて加水分解することによ
り、一般式 (式中、R2 はヒドロキシル基またはアセトキシル基を
示し、R1 は前記と同じ意味を有する。但し、2位の置
換基R1 と3位のメチル基はシス配位である。)で示さ
れるd−4−シクロペンテノン類を製造することができ
る。 【効果】 工業的に価値あるd−4−シクロペンテノン
類を工業的有利に製造することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はd−4−シクロペンテノ
ン類の製造方法に関するものである。
ン類の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】一般
式(I) (式中、Rはヒドロキシル基またはアセトキシル基を示
し、R1 はアルキル基、アルケニル基またはアルキニル
基を示す。但し、2位の置換基R1 と3位のメチル基は
シス配位である。)で示されるd−4−シクロペンテノ
ン類はそれ自身農薬およびその中間体として有用である
ばかりでなく、香料や医薬品の中間体としても有用であ
り、たとえばd−2−置換−3−ヒドロキシ−3−メチ
ル−4−シクロペンテノンを転位させることによりR
(−)の構造を有する2−置換−4−ヒドロキシ−3−
メチル−2−シクロペンテノンのみを立体選択的に合成
することができ、極めて価値ある化合物である。
式(I) (式中、Rはヒドロキシル基またはアセトキシル基を示
し、R1 はアルキル基、アルケニル基またはアルキニル
基を示す。但し、2位の置換基R1 と3位のメチル基は
シス配位である。)で示されるd−4−シクロペンテノ
ン類はそれ自身農薬およびその中間体として有用である
ばかりでなく、香料や医薬品の中間体としても有用であ
り、たとえばd−2−置換−3−ヒドロキシ−3−メチ
ル−4−シクロペンテノンを転位させることによりR
(−)の構造を有する2−置換−4−ヒドロキシ−3−
メチル−2−シクロペンテノンのみを立体選択的に合成
することができ、極めて価値ある化合物である。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、かかるd
−4−シクロペンテノン類が、一般式(II) (式中、R1 は前記と同じ意味を有し、2位のR1 と3
位のメチル基はシス配位を示す。)で示されるdl−4
−シクロペンテノン類に Pseudomonas属微生物もしくは
これより得られる加水分解酵素を作用させて加水分解す
ることにより製造することができることを見いだした。
−4−シクロペンテノン類が、一般式(II) (式中、R1 は前記と同じ意味を有し、2位のR1 と3
位のメチル基はシス配位を示す。)で示されるdl−4
−シクロペンテノン類に Pseudomonas属微生物もしくは
これより得られる加水分解酵素を作用させて加水分解す
ることにより製造することができることを見いだした。
【0004】すなわち本発明は、一般式(II) (式中、R1 はアルキル基、アルケニル基またはアルキ
ニル基を示す。但し、2位の置換基R1 と3位のメチル
基はシス配位である。)で示されるdl−4−シクロペ
ンテノン類に Pseudomonas属微生物もしくはこれより得
られる該シクロペンテノン類のうちのl−体のみを加水
分解する能力を有する加水分解酵素を作用させて加水分
解することを特徴とする一般式(I) (式中、Rはヒドロキシル基またはアセトキシル基を示
し、R1 は前記と同じ意味を有する。但し、2位の置換
基R1 と3位のメチル基はシス配位である。)で示され
るd−4−シクロペンテノン類の製造方法に関するもの
である。
ニル基を示す。但し、2位の置換基R1 と3位のメチル
基はシス配位である。)で示されるdl−4−シクロペ
ンテノン類に Pseudomonas属微生物もしくはこれより得
られる該シクロペンテノン類のうちのl−体のみを加水
分解する能力を有する加水分解酵素を作用させて加水分
解することを特徴とする一般式(I) (式中、Rはヒドロキシル基またはアセトキシル基を示
し、R1 は前記と同じ意味を有する。但し、2位の置換
基R1 と3位のメチル基はシス配位である。)で示され
るd−4−シクロペンテノン類の製造方法に関するもの
である。
【0005】上記加水分解反応において、原料として用
いられるdl−4−シクロペンテノン類は、たとえば以
下に示す方法により容易に製造することができる。
いられるdl−4−シクロペンテノン類は、たとえば以
下に示す方法により容易に製造することができる。
【0006】また、この加水分解反応においては、上記
dl−4−シクロペンテノン類の光学異性体の一方であ
るl−4−シクロペンテノン類のみを加水分解する能力
を有する Pseudomonas属微生物たとえばPseudomonas fr
agi もしくはこれより得られる加水分解酵素が用いられ
るが、その使用形体としては精製酵素、粗酵素、酵素含
有物、微生物培養液、培養物、菌体、培養濾液及びそれ
らを処理した物など種々の形体で必要に応じて用いるこ
とができ、酵素と微生物を組み合わせて用いることもで
きる。
dl−4−シクロペンテノン類の光学異性体の一方であ
るl−4−シクロペンテノン類のみを加水分解する能力
を有する Pseudomonas属微生物たとえばPseudomonas fr
agi もしくはこれより得られる加水分解酵素が用いられ
るが、その使用形体としては精製酵素、粗酵素、酵素含
有物、微生物培養液、培養物、菌体、培養濾液及びそれ
らを処理した物など種々の形体で必要に応じて用いるこ
とができ、酵素と微生物を組み合わせて用いることもで
きる。
【0007】加水分解反応は、上記 Pseudomonas属微生
物もしくはこれより得られる加水分解酵素とdl−4−
シクロペンテノン類を通常緩衝液の中で激しく攪拌する
ことによって行われる。
物もしくはこれより得られる加水分解酵素とdl−4−
シクロペンテノン類を通常緩衝液の中で激しく攪拌する
ことによって行われる。
【0008】緩衝液としては、通常用いられるリン酸ナ
トリウム、リン酸カリウムのごとき無機酸塩の緩衝液、
クエン酸ナトリウムのごとき有機酸塩の緩衝液等が用い
られる。そのpHは5〜10、好ましくは6〜9の範囲
であり、濃度は通常0.05〜2M、好ましくは 0.1〜0.5
Mの範囲である。反応温度は通常約20〜40℃であ
り、反応時間は一般的には約10〜70時間であるが、
これに限定されることはない。この加水分解反応は、光
学収率のうえから原料dl−4−シクロペンテノン類の
反応率が50%未満で終了することが好ましい。
トリウム、リン酸カリウムのごとき無機酸塩の緩衝液、
クエン酸ナトリウムのごとき有機酸塩の緩衝液等が用い
られる。そのpHは5〜10、好ましくは6〜9の範囲
であり、濃度は通常0.05〜2M、好ましくは 0.1〜0.5
Mの範囲である。反応温度は通常約20〜40℃であ
り、反応時間は一般的には約10〜70時間であるが、
これに限定されることはない。この加水分解反応は、光
学収率のうえから原料dl−4−シクロペンテノン類の
反応率が50%未満で終了することが好ましい。
【0009】かかる加水分解反応を行うことにより、加
水分解反応原料である一般式(II)で示されるdl−
4−シクロペンテノン類の一方の光学異性体であるl−
4−シクロペンテノン類のみが加水分解されて、一般式
(I)においてRがヒドロキシル基であるd−2−置換
−3−ヒドロキシ−3−メチル−4−シクロペンテノン
が生成し、原料のもう一方の光学異性体であるd−4−
シクロペンテノン類はそのまま残存することになって、
結局未反応物としてd−2−置換−3−アセトキシ−3
−メチル−4−シクロペンテノンを得ることができる。
水分解反応原料である一般式(II)で示されるdl−
4−シクロペンテノン類の一方の光学異性体であるl−
4−シクロペンテノン類のみが加水分解されて、一般式
(I)においてRがヒドロキシル基であるd−2−置換
−3−ヒドロキシ−3−メチル−4−シクロペンテノン
が生成し、原料のもう一方の光学異性体であるd−4−
シクロペンテノン類はそのまま残存することになって、
結局未反応物としてd−2−置換−3−アセトキシ−3
−メチル−4−シクロペンテノンを得ることができる。
【0010】反応終了後、反応液から両者を分離するた
めには、加水分解反応液をたとえばメチルイソブチルケ
トン、酢酸エチル、エチルエーテル等の溶媒により抽出
処理し、得られた有機層から溶媒を留去したのち濃縮残
渣をカラムクロマトグラフィーで処理する等の方法によ
り、目的とするd−2−置換−3−ヒドロキシ−3−メ
チル−4−シクロペンテノンとd−2−置換−3−アセ
トキシ−3−メチル−4−シクロペンテノンを単離する
ことができる。
めには、加水分解反応液をたとえばメチルイソブチルケ
トン、酢酸エチル、エチルエーテル等の溶媒により抽出
処理し、得られた有機層から溶媒を留去したのち濃縮残
渣をカラムクロマトグラフィーで処理する等の方法によ
り、目的とするd−2−置換−3−ヒドロキシ−3−メ
チル−4−シクロペンテノンとd−2−置換−3−アセ
トキシ−3−メチル−4−シクロペンテノンを単離する
ことができる。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、一般式(I)で示され
るd−4−シクロペンテノン類を工業的有利に製造する
ことができる。
るd−4−シクロペンテノン類を工業的有利に製造する
ことができる。
【0012】
【実施例】以下、実施例により本発明を説明する。 実施例1 500ml坂口フラスコにバクテリア培地200ml(0.05
Mリン酸バッファー;pH7.0)を加え、滅菌後 Pseudom
onas fragi (IFO-3458) を接種し、2日間30℃で振盪
培養した。これにdl−3−アセトキシ−2−アリル−
3−メチル−4−シクロペンテノン 1.5gを加え、30
℃で24時間振盪培養して加水分解を行う。これをメチ
ルイソブチルケトン50mlにて4回抽出する。得られた
有機層から溶媒を留去し、濃縮残渣を酢酸エチルエステ
ル:トルエン=3:5の混合液にてカラムクロマト精製
し、d−2−アリル−3−ヒドロキシ−3−メチル−4
−シクロペンテノン0.28g(収率24%)〔旋光度
〔α〕20 D +22.5°,(c=1、クロロホルム)、屈折率
n20 D 1.4978〕とd−3−アセトキシ−2−アリル−3
−メチル−4−シクロペンテノン0.75g〔旋光度〔α〕
20 D +80.7°,(c=1、クロロホルム)、屈折率n20 D
1.4801〕を得た。上記のd−2−アリル−3−ヒドロキ
シ−3−メチル−4−シクロペンテノンをトリエチルア
ミンで転位して得られたアレスロロンの配位はR(−)
であり、光学純度は94%であった。(光学純度の分析
方法:Agri. Biol. Chem.,41 (10), 2003 〜2006 (197
7))
Mリン酸バッファー;pH7.0)を加え、滅菌後 Pseudom
onas fragi (IFO-3458) を接種し、2日間30℃で振盪
培養した。これにdl−3−アセトキシ−2−アリル−
3−メチル−4−シクロペンテノン 1.5gを加え、30
℃で24時間振盪培養して加水分解を行う。これをメチ
ルイソブチルケトン50mlにて4回抽出する。得られた
有機層から溶媒を留去し、濃縮残渣を酢酸エチルエステ
ル:トルエン=3:5の混合液にてカラムクロマト精製
し、d−2−アリル−3−ヒドロキシ−3−メチル−4
−シクロペンテノン0.28g(収率24%)〔旋光度
〔α〕20 D +22.5°,(c=1、クロロホルム)、屈折率
n20 D 1.4978〕とd−3−アセトキシ−2−アリル−3
−メチル−4−シクロペンテノン0.75g〔旋光度〔α〕
20 D +80.7°,(c=1、クロロホルム)、屈折率n20 D
1.4801〕を得た。上記のd−2−アリル−3−ヒドロキ
シ−3−メチル−4−シクロペンテノンをトリエチルア
ミンで転位して得られたアレスロロンの配位はR(−)
であり、光学純度は94%であった。(光学純度の分析
方法:Agri. Biol. Chem.,41 (10), 2003 〜2006 (197
7))
【0013】実施例2 実施例1に準じて調製した培養溶液にdl−3−アセト
キシ−2−n−ペンチル−3−メチル−4−シクロペン
テノン 2.0gを加え、30℃で30時間振盪培養して加
水分解を行う。これをメチルイソブチルケトン40mlに
て2回抽出する。以下、実施例1に準じて後処理、精製
を実施し、d−3−ヒドロキシ−2−n−ペンチル−3
−メチル−4−シクロペンテノン0.48g(収率30%)
〔旋光度〔α〕20 D +17.5°,(c=1、クロロホル
ム)、屈折率n20 D1.4811〕とd−3−アセトキシ−2
−n−ペンチル−3−メチル−4−シクロペンテノン0.
86g〔旋光度〔α〕20 D +60.8°,(c=1、クロロホル
ム)、屈折率n20 D1.4703〕を得た。上記d−3−ヒド
ロキシ−2−n−ペンチル−3−メチル−4−シクロペ
ンテノンを転位して得られた4−ヒドロキシ−2−n−
ペンチル−3−メチル−2−シクロペンテノンの光学純
度は91%であった。
キシ−2−n−ペンチル−3−メチル−4−シクロペン
テノン 2.0gを加え、30℃で30時間振盪培養して加
水分解を行う。これをメチルイソブチルケトン40mlに
て2回抽出する。以下、実施例1に準じて後処理、精製
を実施し、d−3−ヒドロキシ−2−n−ペンチル−3
−メチル−4−シクロペンテノン0.48g(収率30%)
〔旋光度〔α〕20 D +17.5°,(c=1、クロロホル
ム)、屈折率n20 D1.4811〕とd−3−アセトキシ−2
−n−ペンチル−3−メチル−4−シクロペンテノン0.
86g〔旋光度〔α〕20 D +60.8°,(c=1、クロロホル
ム)、屈折率n20 D1.4703〕を得た。上記d−3−ヒド
ロキシ−2−n−ペンチル−3−メチル−4−シクロペ
ンテノンを転位して得られた4−ヒドロキシ−2−n−
ペンチル−3−メチル−2−シクロペンテノンの光学純
度は91%であった。
【0014】実施例3 実施例1におけるdl−3−アセトキシ−2−アリル−
3−メチル−4−シクロペンテノンにかえてdl−3−
アセトキシ−2−プロパルギル−3−メチル−4−シク
ロペンテノン 1.5gを用いた以外は、実施例1と同様に
反応、後処理、精製し、d−3−ヒドロキシ−2−プロ
パルギル−3−メチル−4−シクロペンテノン0.19g
(収率16%)〔旋光度〔α〕20 D +124.0 °,(c=
1、クロロホルム)、屈折率n20 D1.5103〕とd−3−
アセトキシ−2−プロパルギル−3−メチル−4−シク
ロペンテノン0.82g〔旋光度〔α〕20 D +14.6°,(c=
1、クロロホルム)、屈折率n20 D1.4943〕を得た。上
記d−3−ヒドロキシ−2−プロパルギル−3−メチル
−4−シクロペンテノンを転位して得られた4−ヒドロ
キシ−2−プロパルギル−3−メチル−2−シクロペン
テノンの光学純度は93%であった。
3−メチル−4−シクロペンテノンにかえてdl−3−
アセトキシ−2−プロパルギル−3−メチル−4−シク
ロペンテノン 1.5gを用いた以外は、実施例1と同様に
反応、後処理、精製し、d−3−ヒドロキシ−2−プロ
パルギル−3−メチル−4−シクロペンテノン0.19g
(収率16%)〔旋光度〔α〕20 D +124.0 °,(c=
1、クロロホルム)、屈折率n20 D1.5103〕とd−3−
アセトキシ−2−プロパルギル−3−メチル−4−シク
ロペンテノン0.82g〔旋光度〔α〕20 D +14.6°,(c=
1、クロロホルム)、屈折率n20 D1.4943〕を得た。上
記d−3−ヒドロキシ−2−プロパルギル−3−メチル
−4−シクロペンテノンを転位して得られた4−ヒドロ
キシ−2−プロパルギル−3−メチル−2−シクロペン
テノンの光学純度は93%であった。
【0015】実施例4 実施例1に準じて調整した培養溶液にdl−3−アセト
キシ−2−ω−ブテニル−3−メチル−4−シクロペン
テノン 2.0gを加え、30℃で20時間振盪培養して加
水分解を行う。これをメチルイソブチルケトン40mlに
て2回抽出する。以下、実施例1に準じて後処理、精製
を実施し、d−3−ヒドロキシ−2−ω−ブテニル−3
−メチル−4−シクロペンテノン0.32g(収率20%)
〔旋光度〔α〕20 D +21.1°,(c=1、クロロホル
ム)、屈折率n20 D1.4983〕とd−3−アセトキシ−2
−ω−ブテニル−3−メチル−4−シクロペンテノン1.
02g〔旋光度〔α〕20 D +62°,(c=1、クロロホル
ム)、屈折率n20 D1.4806〕を得た。d−3−ヒドロキ
シ−2−ω−ブテニル−3−メチル−4−シクロペンテ
ノンを転位して得られた4−ヒドロキシ−2−ω−ブテ
ニル−3−メチル−2−シクロペンテノンの光学純度は
92%であった。
キシ−2−ω−ブテニル−3−メチル−4−シクロペン
テノン 2.0gを加え、30℃で20時間振盪培養して加
水分解を行う。これをメチルイソブチルケトン40mlに
て2回抽出する。以下、実施例1に準じて後処理、精製
を実施し、d−3−ヒドロキシ−2−ω−ブテニル−3
−メチル−4−シクロペンテノン0.32g(収率20%)
〔旋光度〔α〕20 D +21.1°,(c=1、クロロホル
ム)、屈折率n20 D1.4983〕とd−3−アセトキシ−2
−ω−ブテニル−3−メチル−4−シクロペンテノン1.
02g〔旋光度〔α〕20 D +62°,(c=1、クロロホル
ム)、屈折率n20 D1.4806〕を得た。d−3−ヒドロキ
シ−2−ω−ブテニル−3−メチル−4−シクロペンテ
ノンを転位して得られた4−ヒドロキシ−2−ω−ブテ
ニル−3−メチル−2−シクロペンテノンの光学純度は
92%であった。
Claims (1)
- 【請求項1】一般式 (式中、R1 はアルキル基、アルケニル基またはアルキ
ニル基を示す。但し、2位の置換基R1 と3位のメチル
基はシス配位である。)で示されるdl−4−シクロペ
ンテノン類に Pseudomonas属微生物もしくはこれより得
られる該シクロペンテノン類のうちのl−体のみを加水
分解する能力を有する加水分解酵素を作用させて加水分
解することを特徴とする一般式 (式中、Rはヒドロキシル基またはアセトキシル基を示
し、R1 は前記と同じ意味を有する。但し、2位の置換
基R1 と3位のメチル基はシス配位である。)で示され
るd−4−シクロペンテノン類の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5147497A JPH0811078B2 (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | 光学活性な4−シクロペンテノン類の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5147497A JPH0811078B2 (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | 光学活性な4−シクロペンテノン類の製造方法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57155570A Division JPH0615504B2 (ja) | 1982-09-07 | 1982-09-07 | 光学活性な4−シクロペンテノン類 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0670784A true JPH0670784A (ja) | 1994-03-15 |
| JPH0811078B2 JPH0811078B2 (ja) | 1996-02-07 |
Family
ID=15431723
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5147497A Expired - Lifetime JPH0811078B2 (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | 光学活性な4−シクロペンテノン類の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0811078B2 (ja) |
-
1993
- 1993-06-18 JP JP5147497A patent/JPH0811078B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0811078B2 (ja) | 1996-02-07 |
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