JPH0675703B2 - 艶消し塗装ラッカー補修方法及び艶消し塗装用ラッカー補修塗料 - Google Patents
艶消し塗装ラッカー補修方法及び艶消し塗装用ラッカー補修塗料Info
- Publication number
- JPH0675703B2 JPH0675703B2 JP60264563A JP26456385A JPH0675703B2 JP H0675703 B2 JPH0675703 B2 JP H0675703B2 JP 60264563 A JP60264563 A JP 60264563A JP 26456385 A JP26456385 A JP 26456385A JP H0675703 B2 JPH0675703 B2 JP H0675703B2
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- Japan
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- repair
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車等に施された艶消し塗装部の補修方法
及び同補修方法の実施に直接使用される塗料に関するも
のである。
及び同補修方法の実施に直接使用される塗料に関するも
のである。
(従来の技術) 一般に、自動車等の塗装面の補修は、塗膜の耐久性の観
点から焼付補修を行なうのが勿論好ましいのであるが、
例えば大型トラックのルーフや乗用自動車のサッシュ等
焼付けを行なうことが困難な部位、或いは焼付補修が可
能な塗装面でも顧客の要望によって屡々ラッカー補修が
行われることがある。一方、塗装技術者間に良く知られ
ているように、外観を重視する自動車等の艶消し塗装面
の部分的補修は、焼付補修であれ又ラッカー補修であ
れ、従来極めて困難とされてきた。艶消し塗料は、通常
透明又は半透明の樹脂からなるクリヤーに、所望の色彩
を発現するための顔料と、艶消し剤(フラットベース)
として10乃至40μの大きな粒子からなる顔料(例えばカ
ーボンホワイト)とを加え、更に必要に応じ安定剤等の
添加剤を添加して、溶媒を用い均一に分散混合したもの
であるが、このような艶消し塗料を塗装した塗装面の一
部をラッカー補修するために、実質的に同色に調色され
たラッカー補修塗料を補修部にスプレーした場合、添付
図面(一例としてトラックのドアが示されている)中に
符号10で示した補修部周辺の健全な塗装面12にも補修塗
料が不可避的に塗装され、この部分に二重の艶消し塗膜
が形成されるため、恰もチョークの粉が付着したように
見える環状のダスト部14が発生して、著しく外観を損な
う。このため外観が重んじられる自動車等に艶消し塗装
が施されている場合、塗装面の補修が必要となったとき
は、部分的補修が行われず、例えば、ドア、フェンダパ
ネル等をそっくり交換しなければならないので、補修費
用が著しく高価となり、逆にこの部分的補修の困難さが
自動車等への艶消し塗装の普及を妨げる主たる原因とな
っていたのである。
点から焼付補修を行なうのが勿論好ましいのであるが、
例えば大型トラックのルーフや乗用自動車のサッシュ等
焼付けを行なうことが困難な部位、或いは焼付補修が可
能な塗装面でも顧客の要望によって屡々ラッカー補修が
行われることがある。一方、塗装技術者間に良く知られ
ているように、外観を重視する自動車等の艶消し塗装面
の部分的補修は、焼付補修であれ又ラッカー補修であ
れ、従来極めて困難とされてきた。艶消し塗料は、通常
透明又は半透明の樹脂からなるクリヤーに、所望の色彩
を発現するための顔料と、艶消し剤(フラットベース)
として10乃至40μの大きな粒子からなる顔料(例えばカ
ーボンホワイト)とを加え、更に必要に応じ安定剤等の
添加剤を添加して、溶媒を用い均一に分散混合したもの
であるが、このような艶消し塗料を塗装した塗装面の一
部をラッカー補修するために、実質的に同色に調色され
たラッカー補修塗料を補修部にスプレーした場合、添付
図面(一例としてトラックのドアが示されている)中に
符号10で示した補修部周辺の健全な塗装面12にも補修塗
料が不可避的に塗装され、この部分に二重の艶消し塗膜
が形成されるため、恰もチョークの粉が付着したように
見える環状のダスト部14が発生して、著しく外観を損な
う。このため外観が重んじられる自動車等に艶消し塗装
が施されている場合、塗装面の補修が必要となったとき
は、部分的補修が行われず、例えば、ドア、フェンダパ
ネル等をそっくり交換しなければならないので、補修費
用が著しく高価となり、逆にこの部分的補修の困難さが
自動車等への艶消し塗装の普及を妨げる主たる原因とな
っていたのである。
(発明が解決しようとする問題点) 上述したように、艶消し塗装面に部分的なラッカー補修
を行なう場合に、補修部の周辺に発生するダスト部を解
消し、又は少なくとも外観を損なわない程度に軽減する
ことが、本発明の解決すべき問題点である。
を行なう場合に、補修部の周辺に発生するダスト部を解
消し、又は少なくとも外観を損なわない程度に軽減する
ことが、本発明の解決すべき問題点である。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記に鑑み創案されたもので、補修部と同色
に調色した艶消し塗料に、5乃至20%のクリヤー及び3
乃至10%のフラットベースを添加して再調色したラッカ
ー補修塗料を、上記補修部にスプレー塗装する第1工程
と、クリヤーに15乃至30%のフラットベースを加えて作
られた艶消しクリヤーをラッカー用シンナーに5乃至30
%添加して作られたぼかし液を、上記第1工程の塗装に
より補修部周辺に生成したダスト部にスプレー塗装する
第2工程とを包含することを特徴とする艶消し塗装ラッ
カー補修方法、及び上記補修方法の実施に直接使用され
る専用の補修用ラッカー塗料であって、補修部と同色に
調色した艶消し塗料に、5乃至20%のクリヤー及び3乃
至10%のフラットベースを添加して再調色してなること
を特徴とする艶消し塗装用ラッカー補修塗料を提供する
ものである。
に調色した艶消し塗料に、5乃至20%のクリヤー及び3
乃至10%のフラットベースを添加して再調色したラッカ
ー補修塗料を、上記補修部にスプレー塗装する第1工程
と、クリヤーに15乃至30%のフラットベースを加えて作
られた艶消しクリヤーをラッカー用シンナーに5乃至30
%添加して作られたぼかし液を、上記第1工程の塗装に
より補修部周辺に生成したダスト部にスプレー塗装する
第2工程とを包含することを特徴とする艶消し塗装ラッ
カー補修方法、及び上記補修方法の実施に直接使用され
る専用の補修用ラッカー塗料であって、補修部と同色に
調色した艶消し塗料に、5乃至20%のクリヤー及び3乃
至10%のフラットベースを添加して再調色してなること
を特徴とする艶消し塗装用ラッカー補修塗料を提供する
ものである。
(実施例) 以下本発明の実施例を詳細に説明する。先ず、添付図面
に例示した補修部10に後に詳述するラッカー補修塗料を
スプレー塗装し、次に周辺のダスト部14に後述するぼか
し液をスプレー塗装して自然乾燥させる。上記ラッカー
補修塗料は、既に艶消し塗装が施されている非補修部分
12と実質的に同色に調色された艶消しラッカー塗料をベ
ースとし、これに5%乃至20%のクリヤー及び5%乃至
10%のフラットベース(艶消し剤)を添加して、均一に
混合し再調色して製造される。
に例示した補修部10に後に詳述するラッカー補修塗料を
スプレー塗装し、次に周辺のダスト部14に後述するぼか
し液をスプレー塗装して自然乾燥させる。上記ラッカー
補修塗料は、既に艶消し塗装が施されている非補修部分
12と実質的に同色に調色された艶消しラッカー塗料をベ
ースとし、これに5%乃至20%のクリヤー及び5%乃至
10%のフラットベース(艶消し剤)を添加して、均一に
混合し再調色して製造される。
この際クリヤーの量は、非補修部分12のグロス値(艶の
程度を示す)によって5%から20%の範囲で増減させ、
一般にグロス値が小さい(即ち艶が少ない)場合に少く
し、反対にグロス値が大きい(即ち艶が多い)場合には
増量するが、通常の自動車における艶消し塗装では、概
ね10%程度が適当である。又上記フラットベースには、
好ましくは数μから20μ程度のカーボンホワイトが用い
られ、その添加量は非補修部分12のグロス値によって3
%乃至10%の範囲で増減される。グロス値が著しく小さ
い場合は、10%を限度としてこれに近い量とし、グロス
値の増大と共に3%を下限として概ねグロス値に応じ添
加量を増減する。通常の自動車における艶消し塗装で
は、概ね5%程度が適当である。次に、上記ぼかし液
は、先づクリヤーに対して15%乃至30%のフラットベー
スを添加して艶消しクリヤーを作り、この艶消しクリヤ
ーを、ラッカー用シンナーに5%乃至30%添加して調製
する。上記艶消しクリヤーにおけるフラットベースの添
加量は、前記ラッカー補修塗料のそれと略同様の要領で
非補修部分12のグロス値に応じて増減される。ラッカー
用シンナーに対する艶消しクリヤーの添加量が5%以下
では、相対的にシンナーの量が多すぎてぼかし液が塗装
面から流れ落ちてしまうので実用性がなく、30%以上で
はフラットベースの量が多きに過ぎ、ダスト部14に顕在
する艶消し剤を蔭蔽してぼかす効果が薄れ、外観を改善
し得ない不具合がある。なお、上記シンナーには、通常
のラッカー用シンナーにリターダ(相対的に留出温度が
高いシンナーであって、通称ノンブラッシングと呼ばれ
ているもの)を添加し蒸散を稍々遅くしたものが用いら
れる。リターダの混合割合は、その留出温度によって異
るが、例えば留出温度が100℃乃至120℃のリターダで
は、20%乃至40%、好ましくは30%程度が実用上最も有
効であった。
程度を示す)によって5%から20%の範囲で増減させ、
一般にグロス値が小さい(即ち艶が少ない)場合に少く
し、反対にグロス値が大きい(即ち艶が多い)場合には
増量するが、通常の自動車における艶消し塗装では、概
ね10%程度が適当である。又上記フラットベースには、
好ましくは数μから20μ程度のカーボンホワイトが用い
られ、その添加量は非補修部分12のグロス値によって3
%乃至10%の範囲で増減される。グロス値が著しく小さ
い場合は、10%を限度としてこれに近い量とし、グロス
値の増大と共に3%を下限として概ねグロス値に応じ添
加量を増減する。通常の自動車における艶消し塗装で
は、概ね5%程度が適当である。次に、上記ぼかし液
は、先づクリヤーに対して15%乃至30%のフラットベー
スを添加して艶消しクリヤーを作り、この艶消しクリヤ
ーを、ラッカー用シンナーに5%乃至30%添加して調製
する。上記艶消しクリヤーにおけるフラットベースの添
加量は、前記ラッカー補修塗料のそれと略同様の要領で
非補修部分12のグロス値に応じて増減される。ラッカー
用シンナーに対する艶消しクリヤーの添加量が5%以下
では、相対的にシンナーの量が多すぎてぼかし液が塗装
面から流れ落ちてしまうので実用性がなく、30%以上で
はフラットベースの量が多きに過ぎ、ダスト部14に顕在
する艶消し剤を蔭蔽してぼかす効果が薄れ、外観を改善
し得ない不具合がある。なお、上記シンナーには、通常
のラッカー用シンナーにリターダ(相対的に留出温度が
高いシンナーであって、通称ノンブラッシングと呼ばれ
ているもの)を添加し蒸散を稍々遅くしたものが用いら
れる。リターダの混合割合は、その留出温度によって異
るが、例えば留出温度が100℃乃至120℃のリターダで
は、20%乃至40%、好ましくは30%程度が実用上最も有
効であった。
上述したようなラッカー補修塗料を補修部10にスプレー
塗装し、次に上述したぼかし液をダスト部14にスプレー
塗装したのち、自然乾燥を行なうことによって、ダスト
部14のチョーク粉状の見苦しい外観を解消し、又は少な
くとも外観の見苦しさ即ち元来の艶消し塗装部12との視
覚上の違和感を大はば緩和することができたのである。
塗装し、次に上述したぼかし液をダスト部14にスプレー
塗装したのち、自然乾燥を行なうことによって、ダスト
部14のチョーク粉状の見苦しい外観を解消し、又は少な
くとも外観の見苦しさ即ち元来の艶消し塗装部12との視
覚上の違和感を大はば緩和することができたのである。
(発明の効果) 本発明により、従来困難であった艶消し塗装面のラッカ
ー補修を容易にかつ低コストでしかも品質良く行なうこ
とができるので、極めて有益である。また本発明による
ラッカー補修方法及び、補修用塗料の実現によって、従
来普及が遅れていた自動車等外観が重視される物品への
艶消し塗装が促進される効果も期待される。
ー補修を容易にかつ低コストでしかも品質良く行なうこ
とができるので、極めて有益である。また本発明による
ラッカー補修方法及び、補修用塗料の実現によって、従
来普及が遅れていた自動車等外観が重視される物品への
艶消し塗装が促進される効果も期待される。
添付図面は、艶消し塗装を施した自動車のドアに従来の
補修方法によって補修を行った場合の外観を説明した概
念図である。 10……補修部、14……ダスト部 12……非補修部
補修方法によって補修を行った場合の外観を説明した概
念図である。 10……補修部、14……ダスト部 12……非補修部
Claims (2)
- 【請求項1】補修部と同色に調色した艶消し塗料に、5
乃至20%のクリヤー及び3乃至10%のフラットベースを
添加して再調色したラッカー補修塗料を、上記補修部に
スプレー塗装する第1工程と、クリヤーに15乃至30%の
フラットベースを加えて作られた艶消しクリヤーをラッ
カー用シンナーに5乃至30%添加して作られたぼかし液
を、上記第1工程の塗装により補修部周辺に生成したダ
スト部にスプレー塗装する第2工程とを包含することを
特徴とする艶消し塗装ラッカー補修方法 - 【請求項2】補修部と同色に調色した艶消し塗料に、5
乃至20%のクリヤー及び3乃至10%のフラットベースを
添加し再調色してなることを特徴とする艶消し塗装用ラ
ッカー補修塗料
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60264563A JPH0675703B2 (ja) | 1985-11-25 | 1985-11-25 | 艶消し塗装ラッカー補修方法及び艶消し塗装用ラッカー補修塗料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60264563A JPH0675703B2 (ja) | 1985-11-25 | 1985-11-25 | 艶消し塗装ラッカー補修方法及び艶消し塗装用ラッカー補修塗料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62124161A JPS62124161A (ja) | 1987-06-05 |
| JPH0675703B2 true JPH0675703B2 (ja) | 1994-09-28 |
Family
ID=17405019
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60264563A Expired - Fee Related JPH0675703B2 (ja) | 1985-11-25 | 1985-11-25 | 艶消し塗装ラッカー補修方法及び艶消し塗装用ラッカー補修塗料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0675703B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003236799A (ja) * | 2002-02-20 | 2003-08-26 | Minoru Sasaki | スプレーコーティングによるレジスト膜の成膜方法とこれを実施したレジスト膜の成膜装置 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62124160A (ja) * | 1985-11-25 | 1987-06-05 | Mitsubishi Motors Corp | 艶消し塗装の焼付補修方法及び補修用塗料並びにぼかし液 |
| JP4920251B2 (ja) * | 2005-12-22 | 2012-04-18 | 日本ペイント株式会社 | ぼかし液組成物、および自動車外装塗膜補修方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5217531A (en) * | 1975-08-01 | 1977-02-09 | Kansai Paint Co Ltd | Process for the matte finishing of a motorcar |
| JPS62124160A (ja) * | 1985-11-25 | 1987-06-05 | Mitsubishi Motors Corp | 艶消し塗装の焼付補修方法及び補修用塗料並びにぼかし液 |
-
1985
- 1985-11-25 JP JP60264563A patent/JPH0675703B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003236799A (ja) * | 2002-02-20 | 2003-08-26 | Minoru Sasaki | スプレーコーティングによるレジスト膜の成膜方法とこれを実施したレジスト膜の成膜装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62124161A (ja) | 1987-06-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |