JPH069569A - 1H−ピラゾロ〔1,5−b〕〔1,2,4〕トリアゾールカプラー類の製造方法およびその方法で使用する中間化合物類 - Google Patents

1H−ピラゾロ〔1,5−b〕〔1,2,4〕トリアゾールカプラー類の製造方法およびその方法で使用する中間化合物類

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JPH069569A
JPH069569A JP5033352A JP3335293A JPH069569A JP H069569 A JPH069569 A JP H069569A JP 5033352 A JP5033352 A JP 5033352A JP 3335293 A JP3335293 A JP 3335293A JP H069569 A JPH069569 A JP H069569A
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Ping-Wah Tang
タン ピン−ワー
Terrence C Mungal
シー.ミュンガル テレンス
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Eastman Kodak Co
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Eastman Kodak Co
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D487/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00
    • C07D487/02Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D487/04Ortho-condensed systems
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/32Colour coupling substances
    • G03C7/36Couplers containing compounds with active methylene groups
    • G03C7/38Couplers containing compounds with active methylene groups in rings
    • G03C7/381Heterocyclic compounds
    • G03C7/382Heterocyclic compounds with two heterocyclic rings
    • G03C7/3825Heterocyclic compounds with two heterocyclic rings the nuclei containing only nitrogen as hetero atoms
    • G03C7/3835Heterocyclic compounds with two heterocyclic rings the nuclei containing only nitrogen as hetero atoms four nitrogen atoms

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高収率で簡単にピラゾロトリアゾール化合物
類を製造するための中間体およびその製造方法を提供す
る。 【構成】 下記式(II)で示される中間体およびそれを
出発原料とする1H−ピラゾロ〔1,5−b〕〔1,
2,4〕トリアゾール類の製造方法。 【化1】 (上式中、R,R′およびXは独立してHまたは置換基
であり、YおよびZは独立して少なくとも0.05のハ
メットシグマ値を示す置換基であり、そしてnは0,1
または2である。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、下記式(I)で示され
る1H−ピラゾロ〔1,5−b〕〔1,2,4〕トリア
ゾール化合物類の製造方法およびその方法で使用する中
間体に関する。
【0002】
【化3】
【0003】
【従来の技術】式(I)(式中、RおよびR′は独立し
て水素またはカプラーの望ましい性質に悪影響を及ぼさ
ない写真技術分野で既知のカプラー置換基であり、そし
てXは水素または写真技術分野で既知のカプリング離脱
基である)は、写真ハロゲン化銀材料で使用される色素
生成性1H−ピラゾロ〔1,5−b〕〔1,2,4〕ト
リアゾールカプラー類として有用である。このようなカ
プラー類は、例えば、欧州特許第177,765号およ
び米国特許第4,540,654号明細書に記載されて
いる。さらに、式(I)は、式中のRまたはR′がカプ
ラー置換基に転化されることにより色素生成性1H−ピ
ラゾロ〔1,5−b〕〔1,2,4〕トリアゾールカプ
ラーを提供できる反応性基である化合物類を包含する。
【0004】本発明の中間体は下記式(II)で示され
る。
【0005】
【化4】
【0006】上式中、R,R′およびXは式(I)につ
いて定義されるとおりであり、YおよびZは相互に独立
して少なくとも0.05(−m,p≧0.05)のハメ
ットシグマ値を有する置換基であり、そしてnは0,1
または2である。
【0007】式(II)における、次式
【0008】
【化5】
【0009】の部分は、化合物(II)が本発明の方法に
従い環化反応にかけられて、式(I)の化合物を生成す
るような離脱基である。
【0010】特開平1−25,765号公報は、下記式
の離脱基を有するアミドキシム類を公表する。
【0011】
【化6】
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ピラゾロトリアゾール
化合物類を製造するための前記公報に記載の方法は、中
間体と最終生成物のために多数の分離精製工程を伴う複
雑なものであり、そして相当の困難性を必須的に伴う。
さらに、その方法は満足できない程度の副生成物をもた
らし、収率も低い。
【0013】
【課題を解決するための手段】一の態様では、本発明は
下記式(II)の中間化合物に関する。
【0014】
【化7】
【0015】もう一つの態様では、本発明は、下記一般
的な反応スキームに従い、式(II)の化合物を環化反応
にかけて式(I)の化合物を得る、式(I)の1H−ピ
ラゾロ〔1,5−b〕〔1,2,4〕トリアゾール化合
物の製造方法に関する。
【0016】
【化8】
【0017】他の態様に従えば、本発明は、化合物(I
I)を下記一般的な反応スキームBによって製造する、
化合物(II)から式(I)の1H−ピラゾロ〔1,5−
b〕〔1,2,4〕トリアゾール化合物類の製造に関す
る。
【0018】
【化9】
【0019】上記各式(III),(IV),(V)および(VI)
の R,R′,X,Y,Zおよびnは上記定義のとおり
である。
【0020】
【具体的な態様】上記各式中、Xは当該技術分野で既知
のカプリング離脱基である。カプリング離脱基は当業者
に既知である。このような基は、カプラーの当価を決定
でき、またはカプラーの反応性を変性できるか、あるい
はカプラーからの放出後に、現像抑制、現像促進、漂白
抑制、漂白促進、色補正などの機能を奏することにより
要素のカプラーが塗布された層または他の層に有利な効
果を及ぼしうる。カプリング離脱基の代表的なものとし
ては、ハロゲン(特に、塩素、臭素またはフッ素)、ア
ルコキシ、アリールオキシ、複素環オキシ、複素環式基
(例えば、ヒダントインおよびピラゾール基)、スルホ
ニルオキシ、アシルオキシ、カルボナミド、イミド、ア
シル、複素環式イミド、チオシアノ、アルキルチオ、ア
リールチオ、複素環チオ、スルホナミド、ホスホニルオ
キシおよびアリールアゾが挙げられる。これらは、例え
ば、米国特許第2,355,169号、同3,227,
551号、同3,432,521号、同3,476,5
63号、同3,617,291号、同3,880,66
1号、同4,052,212号および同4,134,7
66号明細書ならびに英国特許および英国特許出願公開
第1,466,728号、同1,531,927号、同
1,533,039号、同2,006,755A号およ
び同2,017,704A号明細書に記載されている
(これらの記載内容は引用により本明細書の内容とな
る)。
【0021】具体的なカプリング離脱基の例としては、
次のものが挙げられる。
【0022】
【化10】
【0023】
【化11】
【0024】Xが塩素の場合が本発明の方法にとって特
に有利である。
【0025】RおよびR′は、独立して水素または、典
型的には、酸化された発色現像主薬とカプラーの反応に
よって生成される色素の溶解度、拡散抵抗性または色相
もしくは色素の安定性を促進する当該技術分野で既知の
カプラー置換基を表す。
【0026】このような置換基の具体例としては、直鎖
もしくは分岐鎖のアルキル基、例えばメチル、エチル、
n−プロピル、n−ブチル、t−ブチル、トリフルオロ
メチル、トリデシルまたは3−(2,4−ジ−t−アミ
ルフェノキシ)プロピル、置換されていてもよいアルコ
キシ基、例えばメトキシまたはエトキシ、置換されてい
てもよいアルキルチオ基、例えばメチルチオまたはオク
チルチオ、置換されていてもよいアリール基、アリール
オキシ基もしくはアリールチオ基、例えばフェニル、4
−t−ブチルフェニル、2,4,6−トリメチルフェニ
ル、フェノキシ、2−メチルフェノキシ、フェニルチオ
または2−ブトキシ−5−t−オクチルフェニルチオ、
複素環式基、複素環オキシ基あるいは複素環式チオ基
(これらの各々は置換されていてもよく、そして炭素原
子ならびに酸素、窒素および硫黄からなる群より選ばれ
たヘテロ原子少なくとも1個とからなる3〜7員の複素
環式環を含む)、例えば2−フリル、2−チエニル、2
−ベンズイミダゾリルオキシまたは2−ベンゾチアゾリ
ル、シアノ基、置換されていてもよいアシルオキシ、例
えばアセトキシまたはヘキサデカノイルオキシ、置換さ
れていてもよいカルバモイルオキシ、例えばN−フェニ
ルカルバモイルオキシまたはN−エチルカルバモイルオ
キシ、置換されていてもよいシリルオキシ基、例えばト
リメチルシリルオキシ、置換されていてもよいスルホニ
ルオキシ基、例えばドデシルスルホニルオキシ、置換さ
れていてもよいアシルアミノ基、例えばアセタミドまた
はベンザミド、置換されていてもよいアニリノ基、例え
ばフェニルアニリノまたは2−クロロアニリノ、置換さ
れていてもよいウレイド基、例えばフェニルウレイドま
たはメチルウレイド、置換されていてもよいイミド基、
例えばN−スクシンイミドまたは3−ベンジルヒダント
イニル、置換されていてもよいスルファモイルアミノ
基、例えばN,N−ジプロピル−スルファモイルアミノ
またはN−メチル−N−デシルスルファモイルアミノが
挙げられる。
【0027】さらなる置換基の具体例としては、置換さ
れていてもよいカルバモイルアミノ基、例えばN−ブチ
ルカルバモイルアミノまたはN,N−ジメチルカルバモ
イルアミノ、置換されていてもよいアルコキシカルボニ
ルアミノ基、例えばメトキシカルボニルアミノまたはテ
トラデシルオキシカルボニルアミノ、置換されていても
よいアリールオキシカルボニルアミノ基、例えばフェニ
ルオキシカルボニルアミノまたは2,4−ジ−t−ブチ
ルフェノキシカルボニルアミノ、置換されていてもよい
スルホナミド基、例えばメタンスルホナミドまたはヘキ
サデカンスルホナミド、置換されていてもよいカルバモ
イル基、例えばN−エチルカルバモイルまたはN,N−
ジブチルカルバモイル、置換されていてもよいアシル
基、例えばアセチルまたは(2,4−ジ−t−アミルフ
ェノキシ)アセチル、置換されていてもよいスルファモ
イル基、例えばN−エチルスルファモイルまたはN,N
−ジプロピルスルファモイル、置換されていてもよいス
ルホニル基、例えばメタンスルホニルまたはオクタンス
ルホニル、置換されていてもよいスルフィニル基、例え
ばオクタンスルフィニルまたはドデシルスルフィニル、
置換されていてもよいアルコキシカルボニル基、例えば
メトキシカルボニルまたはブトキシカルボニル、置換さ
れていてもよいアリールオキシカルボニル基、例えばフ
ェニルオキシカルボニルまたは3−ペンタデシルオキシ
カルボニル、置換されていてもよいアルケニル基炭素原
子、置換されていてもよいカルボキシル基、置換されて
いてもよいスルホ基、ヒドロキシル基、置換されていて
もよいアミノ基、あるいは置換されていてもよいカルボ
ナミド基が挙げられる。
【0028】上記置換されたRまたはR′基の置換基に
は、ピラゾロトリアゾールカプラーの望ましい性質に悪
影響を及ぼさないものが包含される。置換されたRまた
はR′基の代表的な置換基としては、ハロゲン、アルキ
ル基、アリール基、アリールオキシ基、複素環式基もし
くは複素環オキシ基、シアノ基、アルコキシ基、アシル
オキシ基、カルバモイルオキシ基、シリルオキシ基、ス
ルホニルオキシ基、アシルアミノ基、アニリノ基、ウレ
イド基、イミド基、スルホニルアミノ基、カルバモイル
アミノ基、アルキルチオ基、アリールチオ基、複素環チ
オ基、アルコキシカルボニルアミノ基、アリールオキシ
カルボニルアミノ基、スルホナミド基、カルバモイル
基、アシル基、スルファモイル基、スルホニル基、スル
フィニル基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシ
カルボニル基、アルケニル基、カルボキシル基、スルホ
基、ヒドロキシル基、アミノ基またはカルボナミド基が
挙げられる。
【0029】一般的に、アルキル基を含む上記基および
その置換基は、炭素原子1〜16個を有するアルキル基
を包含することができる。アリール基を含む上記基およ
びその置換基は、炭素原子6〜8個を有するアリール基
を、そしてアルケニル基を含む上記基およびその置換基
は炭素原子2〜6個を有するアルケニル基を包含するこ
とができる。
【0030】好ましくは、RまたはR′は、水素、アル
キル基、アリール基、カルボナミド基、スルホナミド
基、スルホン基、チオ基、スルホキシド基、ウレイド基
または多環式基を表す。
【0031】さらに、いくつかの上記RまたはR′基
は、バラスト基、すなわち写真要素にカプラーが塗布さ
れた層からそれを実質的に非拡散性にするのに十分な嵩
をカプラー分子に付与するような大きさと配置の基とし
て写真技術分野で既知である基を構成する。
【0032】本発明のカプラー類は、そのピラゾロトリ
アゾール核上の1以上の基を介してバラスト基またはポ
リマー鎖に結合してもよい。例えば、1個以上のカプラ
ー部分が同じバラスト基に結合できる。代表的なバラス
ト基には、炭素原子8〜32個を含む置換もしくは未置
換のアルキルまたはアルコキシまたはアリールオキシま
たはアリール基が包含される。代表的な置換基として
は、アルキル、アリール、アルコキシ、アリールオキ
シ、アルキルチオ、アリールチオ、ヒドロキシ、ハロゲ
ン、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニ
ル、カルボキシ、アシル、アシルオキシ、カルボナミ
ド、カルバモイル、アルキルスルホニル、アリールスル
ホニル、スルホナミド、およびスルファモイル基が挙げ
られ、これらのアルキルおよびアリール置換基、ならび
にアルコキシ、アリールオキシ、アルキルチオ、アリー
ルチオ、アルコキシカルボニル、アリールカルボニル、
アシル、アシルオキシ、カルボナミド、カルバモイル、
アルキルスルホニル、アリールスルホニル、スルホナミ
ドおよびスルファモイル置換基のアルキルおよびアリー
ル部分は、それぞれ炭素原子1〜30個および6〜30
個を含む置換基であり、そしてさらにこのような置換基
で置換されていてもよい。
【0033】さらに、式(I)のRまたはR′は、上記
で定義されるようなカプラー置換基へ転化されることで
色素生成性1H−ピラゾロ〔1,5−b〕〔1,2,
4〕トリアゾールカプラーを生成できる反応性基を構成
しうる。従って、式(I)は、当該技術分野で既知の方
法で所望の色素生成性1H−ピラゾロ〔1,5−b〕
〔1,2,4〕トリアゾールカプラーを提供するよう
に、RまたはR′置換基を介してその後さらに変性され
うる本発明の方法で製造される化合物も構成しうる。例
えば、RまたはR′がアミノ(−NH2 )である場合、
このアミノ基をR″−CO−Cl(ここでR″はアルキ
ル、アリール、複素環式、アルコキシ、アリールオキ
シ、アルキルアミノまたはアリールアミノ基である)と
反応させてピラゾロトリアゾール環上にR″−CO−N
H−の置換基を形成できる。このような方法の例は、米
国特許第4,540,654号明細書に具体的に記載さ
れている(その内容は引用することにより本明細書の内
容となる)。
【0034】YおよびZは、独立して少なくとも0.0
5(σm,p ≧0.05)のハメットシグマ値を有する置
換基である。好ましくは、YおよびZの各々のハメット
シグマ値が0.060〜0.800の範囲にある。これ
らの値をもつ基は、当業により容易に決定できる(Jour
nal of Medicinal Chemistry,Vol.14,680,1971. 参照)
。かかる基は、式(II)の化合物の環化用に有効な離
脱基を提供する。適当なYおよびZ基としては、水素N
2 およびCOOH、ならびにそのエステルが挙げられ
る。好ましくは、Y基はフェニレン環のパラ位に存在す
る。Zは、Y基について定義したような吸引基を表し、
さらにZはメチルのような低級アルキル基を表すことも
できる。
【0035】下記離脱基が好ましく、これらの離脱基は
環化反応の効率が低下する順に示されている。
【0036】
【化12】
【0037】全体的な反応スキームは下記に具体的に示
される。化合物(III)および(IV)は当該技術分野で既
知の方法により得ることができる。
【0038】
【化13】
【0039】式(III)のアミノピラゾールと式(IV)の
イミデートから式(V)のアミドキシムの製造は、好ま
しくはアセトニトリルまたはプロトン性溶媒(例えば、
メタノール、エタノール、プロパノールまたはイソプロ
パノール)の溶媒中で行うことが好ましい。これらの溶
媒が好ましいが、反応体と生成物に対して不活性であ
り、関連の材料を十分に溶解する他の溶媒も使用でき
る。他の溶媒の具体例としては、エーテル、テトラヒド
ロフラン、ジオキサン、などが挙げられる。大気圧下
で、温和な反応温度、例えば−5℃〜45℃と反応時間
0.5〜8時間が使用される。式(V)のアミドキシム
生成工程には塩基が必要である。好ましい塩基は、低級
アルコールのアルカリ金属塩、例えばナトリウムメトキ
シド、リチウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、な
どである。
【0040】式(II)の中間体の製造は、テトラヒドロ
フラン、ジオキサン、酢酸エチルまたは酢酸メチルなど
の非プロトン性溶媒で実施される。反応体と生成物に対
して不活性の他の溶媒も使用できる。この反応は塩基の
存在下で行れる。好ましい塩基としては、置換もしくは
未置換のピリジンのような芳香族アミン類およびトリア
ルキルアミン類のような三級アミン類が挙げられる。塩
基の量は、0.5〜2当量、好ましくは1当量である。
好ましい反応温度は、−5℃〜100℃であり、好まし
い反応時間は1〜10時間である。
【0041】式(I)の化合物をもたらす式(II)の中
間体からの環化工程は、好ましくは、低級アルコール類
のようなプロトン性溶媒中で行れる。好ましいアルコー
ル類としては、メタノール、エタノール、プロパノー
ル、イソプロパノール、などが挙げられる。環化は塩基
の存在下で行れる。好ましい塩基の性質および量は、式
(II)の中間体の製造について先に特定したようなもの
である。好ましい反応温度は40℃〜100℃であり、
好ましい反応時間は1〜15時間である。
【0042】本発明に従って製造できる式(I)の1H
−ピラゾロ〔1,5−b〕〔1,2,4〕トリアゾール
化合物の具体例は下記のようなものが挙げられる。各カ
プラーは式(I)のR′のバラスト基を含む。
【0043】
【化14】
【0044】
【化15】
【0045】
【化16】
【0046】
【化17】
【0047】
【化18】
【0048】
【化19】
【0049】
【実施例】以下の例は、本発明をさらに具体的に説明す
るものであるが、当該技術分野で既知の式(I)で示さ
れる他の化合物も同様に製造できることが理解されてい
る。
【0050】反応スキーム
【0051】
【化20】
【0052】
【化21】
【0053】アミドキシム(VA)の製造 アセトニトリル1000mL中5−アミノ−3−t−ブチ
ル−4−クロロピラゾール(IIIA)145g(0.83
5モル、1.0当量)の懸濁液を0℃に冷却し、次いで
イミデート(IVA)240.75g(0.876モル、
1.05当量)を少しずつ添加した。この反応混合物を
0℃で3時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮して固体
を得た。この固体にメタノール1000mLを加え、次い
でヒドロキシルアミン塩酸塩63.79g(0.918
モル、1.10当量)を添加した。撹拌した懸濁液を0
℃に冷却し、次いでナトリウムメトキシド(メタノール
中25%w/w)198.4g(0.918モル、1.
10当量)を少しずつ加えた。反応混合物を室温まで加
温し、1夜撹拌した。反応混合物を氷水混合液中へ注ぎ
込んだ。この混合物を2時間撹拌し、得られた固体を吸
収下に集め、洗浄し、次いで減圧下に乾燥した。目的生
成物(VA)の収量は285.40g(86%)であっ
た。すべての分析データが構造と一致した。
【0054】カプラー(IA)の製造 周囲温度で乾燥テトラヒドロフラン35mL中アミドキシ
ム(VA)3.95g(0.010モル、1当量)の溶
液に、ピリジン0.95g(0.012モル、1.2当
量)を加え、次いでp−フルオロベンゼンスルホニルク
ロライド2.14g(0.010モル、1当量)を加え
た。
【0055】反応混合物を1時間撹拌した。このとき、
反応混合物の薄層クロマトグラフィー(TLC)分析に
より出発原料が残存しないことが確認された。溶媒を減
圧下に留去した。残渣にメタノール35mLを加え、次い
でピリジン0.94g(0.012モル、1.2当量)
を加えた。反応混合物を2時間加熱還流した。TLCに
より観察したところ環化は終了していた。反応混合物を
20℃に冷却し、氷水混合液に注ぎ込んだ。固体を集
め、洗浄し、次いで吸収下で乾燥した。粗生成物をメタ
ノール45mLで粉砕することにより精製し、式(IA)
の目的のカプラー2.88g(78%)得た。すべての
分析データは、示した構造に一致した。
【0056】以下に、本発明の態様を請求項に記載した
発明との関連で列挙する。
【0057】式(II)中のYがハロゲン、ニトロ基なら
びにCOOHおよびそれらのエステル類から選ばれる請
求項に記載の化合物。
【0058】Yがフェニレン環のパラ位に存在し、そし
てnが0である請求項に記載の化合物。
【0059】YがFである請求項に記載の化合物。
【0060】YがClである請求項に記載の化合物。
【0061】YがNO2 である請求項に記載の化合物。
【0062】YがBrである請求項に記載の化合物。
【0063】YおよびZがそれぞれClであり、そして
nが1である請求項に記載の化合物。
【0064】XがClである請求項に記載の化合物。
【0065】Yがハロゲン、ニトロ基ならびにCOOH
およびそのエステル類からなる群より選ばれる請求項に
記載の方法。
【0066】Yがフェニレン環のパラ位に存在し、nが
0である請求項に記載の方法。
【0067】YがFである請求項に記載の方法。
【0068】YがClである請求項に記載の方法。
【0069】YがNO2 である請求項に記載の方法。
【0070】YがBrである請求項に記載の方法。
【0071】YおよびZがそれぞれClであり、そして
nが1である請求項に記載の方法。
【0072】XがClである請求項に記載の方法。
【0073】環化反応が塩基の存在下で行れる請求項に
記載の方法。
【0074】
【発明の効果】本発明は、高収率でピラゾロトリアゾー
ル化合物の単純な製造を可能にする中間体およびその製
造方法を提供する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次式(II) 【化1】 (上式中、R,R′およびXは独立してHまたは置換基
    であり、YおよびZは相互に独立して少なくとも0.0
    5のハメットシグマ値を有する置換基であり、そしてn
    は0,1または2である)で示される化合物。
  2. 【請求項2】 下記式(I)で示される1H−ピラゾロ
    〔1,5−b〕〔1,2,4〕化合物の製造方法であっ
    て、 請求項1に記載の化合物を環化反応にかけて式(I)の
    化合物を得る工程を含んでなる方法。 【化2】 (上式中、R,R′およびXは式(II)について定義し
    たとおりである。)
JP5033352A 1992-02-26 1993-02-23 1H−ピラゾロ〔1,5−b〕〔1,2,4〕トリアゾールカプラー類の製造方法およびその方法で使用する中間化合物類 Pending JPH069569A (ja)

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US07/841,484 US5248786A (en) 1992-02-26 1992-02-26 Process for preparation of 1H-pyrazolo [1,5-b][1,2,4]triazole couplers and intermediate compounds
US841484 1992-02-26

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