JPH0715423U - 作業用走行車における変速レバーの位置保持構造 - Google Patents
作業用走行車における変速レバーの位置保持構造Info
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- JPH0715423U JPH0715423U JP5074593U JP5074593U JPH0715423U JP H0715423 U JPH0715423 U JP H0715423U JP 5074593 U JP5074593 U JP 5074593U JP 5074593 U JP5074593 U JP 5074593U JP H0715423 U JPH0715423 U JP H0715423U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 変速レバーの位置保持構造を著しく簡略化す
ると共に、部品点数を大幅に削減し、さらには、組立調
整時の作業性も向上させる。 【構成】 カムプレート22に弾圧接当して変速レバー
6を位置保持するローラ23自身に弾性体23cを介装
した作業用走行車における変速レバーの位置保持構造。
ると共に、部品点数を大幅に削減し、さらには、組立調
整時の作業性も向上させる。 【構成】 カムプレート22に弾圧接当して変速レバー
6を位置保持するローラ23自身に弾性体23cを介装
した作業用走行車における変速レバーの位置保持構造。
Description
【0001】
本考案は、乗用型田植機等の作業用走行車における変速レバーの位置保持構造 に関するものである。
【0002】
一般に、この種の作業用走行車は、走行変速等を行うための変速レバーを備え ているが、例えば無段変速装置の変速レバーの様に操作抵抗が小さい場合には、 レバー位置が機体振動等に基づいて勝手に変化する惧れがある。そこで、レバー 連動部材やレバーガイド部材に弾性的に接当してレバー位置を保持する位置保持 部材を設けることが提案されている。しかるに従来では、例えば図22に示すも のの様に、揺動自在なアーム部材50に位置保持部材51を設けると共に、アー ム部材50に連繋される弾機52の付勢力に基づいて位置保持部材51をカムプ レート53等に弾圧接当せしめるべく構成していたため、どうしても揺動アーム 50や弾機52が必要になつて部品点数が多くなる許りか、構造も複雑になると いう欠点を有し、しかも組立後に位置調整を行う場合には、弾機52に付勢され るアーム部材50上で位置保持部材51の位置調整を行うことになるため、調整 作業が煩雑で作業性にも劣るのが実状であつた。
【0003】
本考案は、上記の如き実情に鑑みこれらの欠点を一掃することができる作業用 走行車における変速レバーの位置保持構造を提供することを目的として創案され たものであつて、レバー操作に連動する部材もしくはレバー操作をガイドする部 材に弾性的に接当して変速レバーを位置保持する位置保持部材を備えてなる作業 用走行車において、前記変速レバーを位置保持する弾性力を、位置保持部材自身 に具備せしめたことを特徴とするものである。 そして本考案は、この構成によつて、変速レバーの位置保持構造を著しく簡略 化すると共に、部品点数を大幅に削減し、さらには、組立調整時の作業性も向上 させることができるようにしたものである。
【0004】
次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図面において、1は乗用 田植機の走行機体であつて、該走行機体1の前部には、エンジン2、トランスミ ツシヨン3等が搭載される一方、機体後部には、昇降リンク機構4を介して植付 け作業部5が昇降自在に連結されているが、これらの基本構成は何れも従来通り である。
【0005】 6は走行機体1に設けられる変速レバーであつて、該変速レバー6の基端部に 固設されたレバープレート7には、前後方向を向くボス部8が突設され、該ボス 部8が支軸9に回動自在に嵌合することによつて変速レバー6が左右揺動自在に 支持されるが、さらに支軸9には、プレート10を介して左右方向を向くボス部 11が一体的に連結され、該ボス部11がステアリングコラム12から突出する 支軸13に回動自在に嵌合することによつて変速レバー6が前後揺動自在に支持 されるようになつている。即ち、変速レバー6は前後および左右に揺動自在であ り、そして変速レバー6を、左右操作範囲の操作端において前後方向に操作した 場合には、前記ボス部11に固設されるアーム14の揺動に基づき、エンジン2 の出力軸2aとトランスミツシヨン3の入力軸3aとの間に介設される無段変速 装置15を無段変速作動せしめる一方、変速レバー6を、前後操作範囲の後端位 置で左右方向に操作した場合には、レバープレート7に突設される連結ピン16 の左右揺動に基づき、トランスミツシヨン3内の前後進切換機構に連結される連 結ロツド18を回動させて前後進切換えを行うことになるが、左右操作範囲の中 間位置は、走行動力の伝動を断つ中立(ニユートラル)位置に設定されている。
【0006】 また、19は前記変速ロツド18の上端部に固設される連結プレートであつて 、該連結プレート19には、前記レバープレート7から下方に突出する連結ピン 16に嵌合する嵌合孔19aが形成されている。該嵌合孔19aは、連結ピン1 6の左右移動(前後進切換え時の移動)に連結プレート19を追随させ、かつ連 結ピン16の前後移動(無段変速時の移動)を許容すべく前後を向く長孔状に形 成されるが、その前端側は連結ピン16の直径に僅かな遊びを付加した幅狭寸法 に形成される一方、後端側が幅広となつた略二等辺三角形に形成されている。つ まり、変速レバー6を、前後操作範囲の後端位置で左右方向に操作した場合には 、嵌合孔19aの前端側に位置する連結ピン16の左右移動に基づき、連結プレ ート19が左右揺動して変速ロツド18の変速作動が行われる一方、変速レバー 6を、左右操作範囲の操作端で前後方向に操作した場合には、連結プレート19 が左右何れかに傾斜して嵌合孔19aの傾斜側辺19bが略前後方向を向き、該 傾斜側辺19bに沿つて連結ピン16が嵌合孔19aの幅広側で前後移動するよ うになつている。
【0007】 さらに、20は変速レバー6の操作ガイドをすべく前記レバープレート7の後 方に立設されるレバーガイドであつて、該レバーガイド20には、前述した無段 変速操作に対応する左右一対の前後操作ガイド部20bと、前後進切換操作に対 応する左右操作ガイド部20cとを有する略凵字状のガイド溝20aが形成され ている。そしてレバーガイド20は、レバープレート7から後方下方に突出する ガイドピン21をガイド溝20aで嵌合ガイドすることにより変速レバー6の操 作ガイドを行うようになつている。
【0008】 またさらに、22は前記ボス部11に一体的に設けられる扇形状のカムプレー トであつて、該カムプレート22の先端面には、後述するローラ23の外周面が 下方から弾圧状に接当するようになつている。即ち、カムプレート22の先端面 には、ローラ23の外周面が弾圧状に嵌入する複数のカム溝22aが所定間隔を 存して並設されるため、各カム溝22aに対応する操作位置(前後位置)で変速 レバー6を位置保持することができるようになつている。
【0009】 さて、前記ローラ23は、取付プレート24に突設される支軸25の先端部に 外嵌状に装着されると共に、一対のCリング26によつて外れ止めされているが 、ローラ23の外周面を形成する外輪23aと、内周面を形成する内輪23bと の間には、ゴム質弾性材からなるドーナツ状の弾性体23cが一体的に介装され ている。このためローラ23は、自らが備える弾性力に基づいてカムプレート2 2に弾圧接当して変速レバー6を位置保持することができるようになつている。
【0010】 また、前記取付プレート24は、ステアリングコラム12に固設されるブラケ ツト27にボルト固定されるが、取付プレート24に穿設されるボルト貫通孔は 上下に長い長孔24aに形成されている。即ち、ローラ23の取付けに際しては 、取付プレート24をボルト28で仮固定した後、取付プレート24を押し上げ てローラ23をカムプレート22のカム溝22aに弾圧接当させ、この状態でボ ルト28を締め付けてローラ23の取付けを完了するようになつている。
【0011】 叙述の如く構成された本考案の実施例において、変速レバー6を、左右操作範 囲の操作端において前後方向に操作すると、無段変速装置15が無段変速作動す る一方、前後操作範囲の後端位置で左右方向に操作すると、前後進切換機構が切 換え作動することになり、そして操作された変速レバー6は各操作位置に確実に 保持されることになる。即ち、変速レバー6の前後操作に連動するカムプレート 22のカム溝22aに、ローラ23を弾圧接当させて操作レバー6を位置保持す るが、ローラ23は自らが備える弾性力に基づいてカムプレート22に弾圧接当 するため、従来の様に、ローラ23を変位自在に支持するためのアーム部材や、 該アーム部材を付勢するための弾機を設ける必要がない。従つて、部品点数を大 幅に削減できるうえに、構造の著しい簡略化が計れることになり、この結果、大 幅なコストダウンを可能にする許りでなく、組立性やメンテナンス性も大いに向 上させることができる。
【0012】 しかも、組立後にローラ23を位置調整する場合には、固定部材であるブラケ ツト27上で取付プレート24の位置調整をすればよく、このため弾機に付勢さ れたアーム部材上で位置調整を行う従来に比して組立調整の作業性を大幅に向上 させることができる。
【0013】 尚、本考案は、前記実施例に限定されないものであることは勿論であつて、例 えば図9〜図11に示す第二実施例、図12および図13に示す第三実施例、図 14および図15に示す第四実施例、図16および図17に示す第五実施例、さ らに図18〜図21に示す第六実施例の様に構成することも可能であり、以下、 各実施例を順次説明する。
【0014】 まず、第二実施例は、前記ガイドピン21の先端部に第一実施例のローラ23 に相当する位置保持部材29(外輪29aと弾性体29bとで構成されるローラ 部材)を設ける一方、レバーガイド20の中立位置に凹溝20dを形成したもの である。即ち、前記位置保持部材29は、自らが備える弾性力でレバーガイド2 0の左右ガイド片20eに弾圧接当するが、中立位置では凹溝20dに嵌入して 変速レバー6を係合状に保持するようになつている。このため、変速レバー6を 中立位置に操作する際には、位置保持部材29が凹溝20dに嵌入する手ごたえ が発生して中立位置の確認が容易になるうえに、中立位置から走行位置にレバー 操作する際には適度な操作抵抗が発生するため、変速レバー6が機体振動等に基 づいて中立位置から外れてしまう不都合も防止することができるようになつてい る。
【0015】 また、第三実施例は、前記第二実施例と同様に、ガイドピン21の先端部に第 一実施例のローラ23に相当する位置保持部材30(外輪30aと弾性体30b とで構成されるローラ部材)を設けたものであるが、前記位置保持部材30の外 輪30aを左右に分割すると共に、径寸法をそれぞれ相違させている。つまり、 左右に分割された外輪30aを、レバーガイド20に形成される前後操作ガイド 部20bの両側縁に弾圧接当させて操作レバー6の位置保持を行うものである。 そしてこのものでは、前記カムプレート22、取付プレート24等を設ける必要 がないため、第一実施例に比して部品点数の削減および構造の簡略化を計れ、し かも、位置保持部材30を溝部に嵌入させるものではないため、変速レバー6の 保持位置を無段階にして操作性も著しく向上させることができる。
【0016】 また、第四実施例は、前記第二実施例と同様に、ガイドピン21の先端部に第 一実施例のローラ23に相当する位置保持部材31(外輪31aと弾性体31b とで構成されるローラ部材)を設けたものであるが、前記位置保持部材31の外 輪31aに、左右に突出する一対の係合爪31cを一体的に設ける一方、左右一 対の前後操作ガイド部20b間にボルト32を垂下状に配設している。即ち、レ バーガイド20の前後操作ガイド部20bにおいては、位置保持部材31に形成 される係合爪31cを、自らが備える弾性力でボルト32の螺子溝に弾圧接当さ せて操作レバー6の位置保持を行うものであり、そしてこのものでは、第三実施 例と略同様の効果を奏することができる。
【0017】 また、第五実施例は、前記第四実施例と略同じ構成を備えるが、ボルト32を 、レバーガイド20の上端部に螺合状に設けると共に、ロツクナツト33で固定 している。このため第五実施例においては、仮令係合爪31cとの摺接に基づい てボルト32の螺子溝が摩耗したとしても、適宜ボルト32を回動させて摺接位 置を変更したり、ボルト32を交換できるという利点がある。
【0018】 またさらに、第六実施例は、変速レバー34を直接ガイドするレバーガイド3 5の前後操作ガイド部35aに、変速レバー34に弾圧状に接当する位置保持部 材36(板状の弾性体)を設けて変速レバー34の位置保持を行うものであるが 、さらにこのものでは、変速レバー34の連結構造において大幅な簡略化を可能 にしている。即ち、第六実施例においては、無段変速機構15の従動側カム部1 5aに連結されるプレート37に、前後方向を向く支持ピン38を介して変速レ バー34の基端ボス部34aを左右回動自在に直接連結し、一方、変速レバー3 4の中間部に突設した係合ピン34bを、前後進切換機構39のシフト軸40に 形成される凹部40aに直接嵌合させている。そして、変速レバー34を左右操 作範囲の操作端において前後方向に操作した場合には、プレート37の前後揺動 に基づいて無段変速装置15が変速作動し、一方、変速レバー34を前後操作範 囲の後端位置で左右方向に操作した場合には、前後操作範囲の後端位置でのみ凹 部40aに嵌合する係合ピン34bがシフト軸40を連動させて前後進切換機構 39の切換作動を行うようになつている。
【0019】
以上要するに、本考案は叙述の如く構成されたものであるから、レバー操作に 連動する部材もしくはレバー操作をガイドする部材に位置保持部材を弾性的に接 当させて変速レバーの位置保持を行うようにしたものでありながら、前記位置保 持部材は、自らが備える弾性力に基づいてレバー連動部材やレバーガイド部材に 弾性的に接当して変速レバーを位置保持することになる。従つて、位置保持部材 を変位自在に支持するためのアーム部材や、該アーム部材を付勢するための弾機 を不要にして部品点数の削減および構造の簡略化を可能にし、この結果、大幅な コストダウンを計れることは勿論のこと、組立性やメンテナンス性も大いに向上 させることができる。
【0020】 しかも、組立後の位置調整を行う場合には、固定部材に対する位置保持部材の 取付位置を調整すればよいため、弾機に付勢されたアーム部材上で位置調整を行 う従来に比して組立調整の作業性を大幅に向上させることができる。
【図1】乗用型田植機の側面図である。
【図2】同上要部側面図である。
【図3】変速レバーの連結構造を示す要部側面図であ
る。
る。
【図4】同上要部後面図である。
【図5】連結プレートの平面図である。
【図6】変速レバーの位置保持構造を示す正面図であ
る。
る。
【図7】同上側面図である。
【図8】ローラの断面図である。
【図9】第二実施例を示すレバーガイド部の正面図であ
る。
る。
【図10】同上側面図である。
【図11】同上要部断面図である。
【図12】第三実施例を示すレバーガイド部の正面図で
ある。
ある。
【図13】同上側面図である。
【図14】第四実施例を示すレバーガイド部の正面図で
ある。
ある。
【図15】同上側面図である。
【図16】第五実施例を示すレバーガイド部の正面図で
ある。
ある。
【図17】同上側面図である。
【図18】第六実施例のレバー連結構造を示す要部側面
図である。
図である。
【図19】図18のA−A断面図である。
【図20】図18のB−B断面図である。
【図21】変速レバーと前後進切換機構との連結状態を
示す展開図である。
示す展開図である。
【図22】従来例を示す要部側面図である。
1 走行機体 6 変速レバー 22 カムプレート 23 ローラ 23a 外輪 23b 内輪 23c 弾性体
Claims (1)
- 【請求項1】 レバー操作に連動する部材もしくはレバ
ー操作をガイドする部材に弾性的に接当して変速レバー
を位置保持する位置保持部材を備えてなる作業用走行車
において、前記変速レバーを位置保持する弾性力を、位
置保持部材自身に具備せしめたことを特徴とする作業用
走行車における変速レバーの位置保持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5074593U JPH0715423U (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | 作業用走行車における変速レバーの位置保持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5074593U JPH0715423U (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | 作業用走行車における変速レバーの位置保持構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0715423U true JPH0715423U (ja) | 1995-03-14 |
Family
ID=12867383
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5074593U Pending JPH0715423U (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | 作業用走行車における変速レバーの位置保持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0715423U (ja) |
-
1993
- 1993-08-25 JP JP5074593U patent/JPH0715423U/ja active Pending
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