JPH07172127A - 車両懸架装置 - Google Patents

車両懸架装置

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JPH07172127A
JPH07172127A JP5321571A JP32157193A JPH07172127A JP H07172127 A JPH07172127 A JP H07172127A JP 5321571 A JP5321571 A JP 5321571A JP 32157193 A JP32157193 A JP 32157193A JP H07172127 A JPH07172127 A JP H07172127A
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JP
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signal
rear wheel
vertical
wheel
vertical movement
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JP5321571A
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English (en)
Inventor
Katsuya Iwasaki
克也 岩崎
Mitsuo Sasaki
光雄 佐々木
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Unisia Jecs Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 周波数依存性を有する信号を得るための信号
処理による高周波側での位相の遅れを後輪側の制御にお
いて解消し、車両の乗り心地を改善できる車両懸架装置
の提供。 【構成】 車体における前輪側の上下方向挙動を検出す
る前輪側上下挙動検出手段cと、車体における後輪より
所定の前方位置の上下方向挙動を検出する後輪側上下挙
動検出手段dと、後輪側上下挙動検出手段dで得られた
後輪より所定の前方位置の上下方向挙動信号から周波数
依存性を有する処理信号を形成するための信号処理回路
eと、前輪側上下挙動検出手段cで得られた前輪側の上
下方向挙動信号に基づく制御信号により前輪側ショック
アブソーバb1 の減衰力特性制御を行なう前輪制御部
f、及び信号処理回路eによる処理信号に基づいて形成
される制御信号によって後輪側ショックアブソーバb2
の減衰力特性制御を行なう後輪制御部gを有する減衰力
特性制御手段hと、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ショックアブソーバの
減衰力特性を最適制御する車両の懸架装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ショックアブソーバの減衰力特性
制御を行う車両懸架装置としては、例えば、特開平4−
191111号公報に記載されたものが知られている。
【0003】この従来の車両懸架装置は、車体と後輪と
の間に介装され後輪に対する上記車体の支持力(減衰力
特性)を増減可能に設けられたアクチュエータ(ショッ
クアブソーバ)と、路面凹凸による前輪からの振動入力
により車体に作用する上下加速度を検出する上下Gセン
サと、車両の走行速度を検出する車速センサと、上記各
センサの出力に基づきアクチュエータの作動を制御する
制御手段とを有し、同制御手段は、上記上下Gセンサか
ら検出される車体の上下加速度が所定値を越えたことを
検知すると、上記車速センサの出力に基づいて同所定値
以上の上下加速度を与えた路面凹凸に上記後輪が到達す
るまでの遅れ時間を演算して上記前輪が上記路面凹凸を
通過した時から上記遅れ時間後に上記上下加速度に基づ
く信号を反転させて得られる制御信号に応じて上記アク
チュエータを作動させるよう構成されたものであった。
【0004】即ち、この従来装置では、前輪の路面凹凸
通過時に比較的大きな振動が車体に発生しても、後輪の
該凹凸通過時には前輪の該凹凸通過時における車体上下
加速度を参照して該車体の上下加速度を相殺する方向に
制御が行なわれ、これにより、後輪の凹凸通過時には前
輪の凹凸通過時より振動入力を低減させることができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来装置にあっては、以下に述べるような問題点があっ
た。
【0006】即ち、一般に、上下Gセンサで検出された
上下加速度信号は、ローパスフィルタ等で積分処理する
ことによって上下速度信号に変換したり、ノイズカット
や不要な成分を除去するための各種フィルタ処理が施さ
れるが、このように周波数依存性を有する信号を得るた
めの信号処理(フィルタ処理)を行なうと、図15の点
線で示すように、その処理信号の位相が、入力信号の位
相に対し低周波側では進み、高周波側では遅れた状態と
なるため、特に、高周波入力時に位相が遅れることで、
目的とする制御信号が得られず、車両の乗り心地を悪化
させることになる。
【0007】尚、上述の従来装置では、制御信号を後輪
側の制御に用いるタイミングを車速に応じて遅らせるプ
レビュー制御を行なうもので、フィルタ処理による信号
の位相のずれを解消するものではない。
【0008】本発明は、上述の従来の問題点に着目して
なされたもので、周波数依存性を有する信号を得るため
の信号処理による高周波側での位相の遅れを後輪側の制
御において解消し、車両の乗り心地を改善することがで
きる車両懸架装置の提供を第1の目的とし、いかなる車
速状態においても車両の乗り心地を改善することができ
る車両懸架装置の提供を第2の目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の車両懸架装置
は、図1のクレーム対応図に示すように、車体側と各車
輪側の間に介在されていて減衰力特性変更手段aにより
減衰力特性を変更可能な前輪側ショックアブソーバb1
及び後輪側ショックアブソーバb2 と、車体における前
輪側の上下方向挙動を検出する前輪側上下挙動検出手段
cと、車体における後輪より所定の前方位置の上下方向
挙動を検出する後輪側上下挙動検出手段dと、後輪側上
下挙動検出手段dで得られた後輪より所定の前方位置の
上下方向挙動信号から周波数依存性を有する処理信号を
形成するための信号処理回路eと、前輪側上下挙動検出
手段cで得られた前輪側の上下方向挙動信号に基づく制
御信号により前輪側ショックアブソーバb1 の減衰力特
性制御を行なう前輪制御部f、及び信号処理回路eによ
る処理信号に基づいて形成される制御信号によって後輪
側ショックアブソーバb2 の減衰力特性制御を行なう後
輪制御部gを有する減衰力特性制御手段hと、を備えた
手段とした。
【0010】また、請求項2記載の車両懸架装置は、請
求項1記載の車両懸架装置において、後輪側上下挙動検
出手段が、後輪位置より所定の前方位置に設けられた上
下挙動センサで構成されている手段とした。
【0011】また、請求項3記載の車両懸架装置は、請
求項1記載の車両懸架装置において、後輪側上下挙動検
出手段が、後輪近傍位置に設けられた後輪側上下挙動セ
ンサ、及び、該後輪側上下挙動センサで検出された後輪
側上下挙動信号と前輪側上下挙動検出手段で検出された
前輪側上下挙動信号に基づき後輪位置から所定の前方位
置における上下挙動信号を演算する演算手段とで構成さ
れている手段とした。また、請求項4記載の車両懸架装
置は、請求項3記載の車両懸架装置において、車両の車
速を検出する車速センサjを設け、後輪位置より所定の
前方位置を、車速に比例して前方へ移動させる構成とし
た。
【0012】
【作用】本発明請求項1記載の車両懸架装置では、上述
のように構成されるので、前輪側上下挙動検出手段で前
輪側の上下方向挙動が検出され、また、後輪側上下挙動
検出手段で車体における後輪より所定の前方位置の上下
方向挙動が検出されると、信号処理回路では、検出され
た前輪側上下方向挙動信号から周波数依存性を有する処
理信号を形成するための処理が行なわれると共に、減衰
力特性制御手段では、その前輪制御部において前輪側の
上下方向挙動信号に基づく制御信号により前輪側ショッ
クアブソーバの減衰力特性制御が行なわれ、また、後輪
制御部においては処理信号に基づいて形成される制御信
号により、後輪側ショックアブソーバの減衰力特性制御
が行なわれる。
【0013】即ち、図15の点線で示すように、信号処
理回路で処理された処理信号の位相が低周波側では進
み、高周波側では遅れた状態(周波数の大きさに比例し
て遅れる方向)となるのに対し、図15の実線で示すよ
うに、後輪側で検出されるばね上上下加速度信号(後輪
側上下方向挙動信号)の位相に対する前輪側で検出され
るばね上上下加速度信号(前輪側上下方向挙動信号)の
位相が、以上とは逆に周波数の大さに比例して進んだ状
態となるため、この位相の進んだ後輪より所定の前方位
置における上下方向挙動信号を後輪側の制御に用いるこ
とにより、後輪側においては信号処理による位相の遅れ
を解消する方向に修正することができ、これにより、位
相の遅れによる車両の乗り心地悪化を改善することがで
きる。
【0014】また、請求項4記載の車両懸架装置では、
図23の(イ),(ロ)にそれぞれ示すように、後輪位
置のばね上上下速度信号(上下挙動信号)に対する前輪
位置のばね上上下速度信号(上下挙動信号)の位相の進
み量が車速が高くなるにつれて小さくなるのに対し、車
両側面から見たばね上上下速度検出位置を示す図24、
及び、該図24に示す各ばね上上下速度検出位置におけ
るばね上上下速度信号の位相の遅れ状態を示す図25の
タイムチャートで明らかなように、後輪位置に対する所
定の前方位置での位相の進み量が車両の前方に行く(前
輪位置に近付く)につれて大きくなる点に鑑み、後輪位
置より所定の前方位置を、車速に比例して前方へ移動さ
せる構成とすることにより、車速変化による位相遅れの
修正量の変動をなくす方向に修正することができ、これ
により、いかなる車速状態においても車両の乗り心地悪
化を改善することができる。
【0015】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。 (第1実施例)まず、本発明第1実施例の車両懸架装置
の構成について説明する。
【0016】図2は、第1実施例の車両懸架装置を示す
構成説明図であり、車体と各車輪との間に介在されて、
4つのショックアブソーバSAFL,SAFR,SARL,S
RR(尚、FLは前輪左側,FRは前輪右側,RLは後輪左
側,RRは後輪右側をそれぞれ示している。そして、ショ
ックアブソーバを説明するにあたり、これら4つをまと
めて指す場合、及びこれらの共通の構成を説明する時に
は単にSAと表示する。)が設けられている。そして、
前輪側の左右両ショックアブソーバSAFL,SAFRの車
体への取付位置(以後、前輪位置という)の車体には、
前輪位置における上下方向の加速度を検出する左右一対
のばね上上下加速度センサ(以後、上下Gセンサとい
う)1FL,1FRが設けられ、後輪側の左右両ショックア
ブソーバSARL,SARRの車体への取付位置(以後、後
輪位置という)の車体には、後輪位置における上下方向
の加速度を検出する左右一対の上下Gセンサ1RL,1RR
が設けられ、さらに、運転席の近傍位置には、前記各上
下Gセンサ1(1FL,1FR,1RL,1RR)からのばね上
上下加速度G(GFL,GFR,GRL,GRR)信号を入力し
て各ショックアブソーバSAのパルスモータ3に駆動制
御信号を出力する信号処理回路及び減衰力特性制御手段
としてのコントロールユニット4が設けられている。
【0017】以上の構成を示すのが図3のシステムブロ
ック図であって、コントロールユニット4は、インタフ
ェース回路4a,CPU4b,駆動回路4cを備え、前
記インタフェース回路4aに、前記各上下Gセンサ1
(1FL,1FR,1RL,1RR)からのばね上上下加速度G
(GFL,GFR,GRL,GRR)信号が入力される。尚、前
記インタフェース回路4a内には、図14に示す信号処
理回路が、各上下Gセンサ1毎に設けられている。即
ち、LPF1は、上下Gセンサ1で得られたばね上上下
加速度G信号の中から高周波域(30Hz以上)のノイズを
除去するためのローパスフィルタ回路である。LPF2
は、ローパスフィルタ回路LPF1を通過した加速度を
示す信号を積分してばね上上下速度に変換するためのロ
ーパスフィルタ回路である。HPFは、カットオフ周波
数1.0 Hzのハイパスフィルタで、LPF3は、カットオ
フ周波数1.5 Hzのローパスフィルタであり、両フィルタ
でばね上共振周波数を含むばね上上下速度Vn 信号を得
るためのバンドパスフィルタを構成している。
【0018】次に、図4は、各ショックアブソーバSA
の構成を示す断面図であって、このショックアブソーバ
SAは、シリンダ30と、シリンダ30を上部室Aと下
部室Bとに画成したピストン31と、シリンダ30の外
周にリザーバ室32を形成した外筒33と、下部室Bと
リザーバ室32とを画成したベース34と、下端にピス
トン31が連結されたピストンロッド7の摺動をガイド
するガイド部材35と、外筒33と車体との間に介在さ
れたサスペンションスプリング36と、バンパラバー3
7とを備えている。
【0019】次に、図5は前記ピストン31の部分を示
す拡大断面図であって、この図に示すように、ピストン
31には、貫通孔31a,31bが形成されていると共
に、各貫通孔31a,31bをそれぞれ開閉する圧側減
衰バルブ20と伸側減衰バルブ12とが設けられてい
る。また、ピストンロッド7の先端に螺合されたバウン
ドストッパ41にはピストン31を貫通したスタッド3
8が螺合して固定されていて、このスタッド38には、
上部室Aと下部室Bとを連通する連通孔39が形成さ
れ、さらに、この連通孔39の流路断面積を変更するた
めの調整子40と、流体の流通の方向に応じて流体の連
通孔39の流通を許容・遮断する伸側チェックバルブ1
7及び圧側チェックバルブ22とが設けられている。
尚、この調整子40は、前記パルスモータ3によりコン
トロールロッド70を介して回転されるようになってい
る(図4参照)。また、スタッド38には、上から順に
第1ポート21,第2ポート13,第3ポート18,第
4ポート14,第5ポート16が形成されている。
【0020】一方、調整子40は、中空部19が形成さ
れると共に、内外を連通する第1横孔24及び第2横孔
25が形成され、さらに、外周部に縦溝23が形成され
ている。
【0021】従って、前記上部室Aと下部室Bとの間に
は、伸行程で流体が流通可能な流路として、貫通孔31
bを通り伸側減衰バルブ12の内側を開弁して下部室B
に至る伸側第1流路Dと、第2ポート13,縦溝23,
第4ポート14を経由して伸側減衰バルブ12の外周側
を開弁して下部室Bに至る伸側第2流路Eと、第2ポー
ト13,縦溝23,第5ポート16を経由して伸側チェ
ックバルブ17を開弁して下部室Bに至る伸側第3流路
Fと、第3ポート18,第2横孔25,中空部19を経
由して下部室Bに至るバイパス流路Gの4つの流路があ
る。また、圧行程で流体が流通可能な流路として、貫通
孔31aを通り圧側減衰バルブ20を開弁する圧側第1
流路Hと、中空部19,第1横孔24,第1ポート21
を経由し圧側チェックバルブ22を開弁して上部室Aに
至る圧側第2流路Jと、中空部19,第2横孔25,第
3ポート18を経由して上部室Aに至るバイパス流路G
との3つの流路がある。
【0022】即ち、ショックアブソーバSAは、調整子
40を回動させることにより、伸側・圧側のいずれとも
図6に示すような特性で減衰力特性を多段階に変更可能
に構成されている。つまり、図7に示すように、伸側・
圧側いずれもソフトとなる領域(以後、ソフト領域SS
という)から、調整子40を反時計方向に回動させる
と、伸側のみ減衰力特性をハード側に多段階に変更可能
で圧側がソフトに固定の領域(以後、伸側ハード領域H
Sという)となり、逆に、調整子40を時計方向に回動
させると、圧側のみ減衰力特性をハード側に多段階に変
更可能で伸側がソフトに固定の領域(以後、圧側ハード
領域SHという)となる構造となっている。
【0023】ちなみに、図7において、調整子40を
,,のポジションに配置した時の、図5における
K−K断面,L−L断面及びM−M断面,N−N断面
を、それぞれ、図8,図9,図10に示し、また、各ポ
ジションの減衰力特性を図11,12,13に示してい
る。
【0024】次に、前記コントロールユニット4の制御
作動のうち、制御信号Vを求める制御作動を図16のフ
ローチャートに基づいて説明する。
【0025】ステップ101では、前輪側上下Gセンサ
F (1FL,1FR)、及び後輪側上下Gセンサ1R (1
RL,1RR)により、前輪側ショックアブソーバSAF
(SAFL,SAFR)の車体への取付位置(前輪位置)に
おけるばね上上下加速度GFL,GFR、及び後輪側ショッ
クアブソーバSAR (SARL,SARR)の車体への取付
位置(後輪位置)におけるばね上上下加速度GRL,GRR
を検出する。
【0026】ステップ102では、次式に基づき、前輪
位置のばね上上下加速度GF 及び後輪位置のばね上上下
加速度GR の値より、後輪位置から所定長さbだけ前方
位置(以後、単に前方位置という場合がある)における
ばね上上下加速度Gr'(Gr'L ,Gr'R )の値を演算す
る(図19を参照)。 Gr'=GR +b/a(GF −GR ) 尚、上記の数式において、aはホイールベースである。
【0027】即ち、この実施例では、前輪側上下Gセン
サ1F (1FL,1FR)と、後輪側上下Gセンサ1R (1
RL,1RR)と、演算回路とで、請求範囲の後輪側上下挙
動検出手段を構成させている。
【0028】ステップ103では、ばね上上下加速度G
FL,GFR,Gr'L ,Gr'R を積分してばね上上下速度信
号に変換すると共に、バンドパスフィルタBPFで処理
することにより、ばね上共振周波数を含むばね上上下速
度Vn (Vn-FL,Vn-FR,Vn'rL,Vn'rR)信号を求め
る。尚、ばね上上下速度Vn は、上方向が正の値で、下
方向が負の値で与えられる。
【0029】ステップ104では、下記の数式に基づい
て各ショックアブソーバSAの制御信号Vを求める。即
ち、後輪側ショックアブソーバSARL,SARRの減衰力
特性を、後輪位置から所定長さbだけ前方位置における
入力ばね上上下速度Vn'rL,Vn'rR信号から求めた制御
信号RLV,RRVによって制御するものである。 FLV=αf ・Vn-FL FRV=αf ・Vn-FR RLV=αr ・Vn'rL RRV=αr ・Vn'rR 尚、上記の数式において、αf は前輪側の比例定数、α
r は後輪側の比例定数である。
【0030】以上で制御信号Vを求める制御フローを終
了し、以後は以上のフローを繰り返すものである。
【0031】以上のように、後輪側の制御信号RLV,RR
Vを、後輪位置から所定長さbだけ前方位置における入
力ばね上上下速度Vn'rL,Vn'rR信号によって求めるこ
とにより、信号処理による位相ずれを修正した制御信号
Vを得ることができる。
【0032】即ち、図15は入力信号周波数に対する各
信号の位相特性を示す図であり、この図の点線で示すよ
うに、入力信号としてのばね上上下加速度G信号の位相
に対し、信号処理回路で処理された処理信号としてのば
ね上上下速度Vn 信号の位相が低周波側では進み、高周
波側では遅れた状態(周波数の大きさに比例して遅れる
方向)となるのに対し、図15の実線で示すように、後
輪側で検出されるばね上上下加速度信号の位相に対する
前輪側で検出されるばね上上下加速度信号の位相が、以
上とは逆に周波数の大さに比例して進んだ状態となるた
め、この位相の進んだ後輪位置から所定長さbだけ前方
位置における入力ばね上上下加速度G信号に基づいて形
成された制御信号を後輪側の制御に用いることにより、
後輪側においては信号処理による位相の遅れを解消する
方向に修正することができ、これにより、ばね上共振周
波数より高周波側における位相の遅れによる車両の乗り
心地悪化を改善することができる。
【0033】尚、図20は、シュミレーションによる第
1実施例装置の効果を示す入力周波数に対するばね上へ
の伝達率を示す特性図であり、点線で示すのが従来例の
特性で、実線で示すのがこの実施例の特性であって、こ
の図に示すように、ばね上共振周波数より高周波側で伝
達率が低減され、これにより、高速走行時におけるヒョ
コヒョコ感や、ゴツゴツ感を低減して車両の乗り心地を
改善することができるようになる。
【0034】次に、前記コントロールユニット4におけ
る制御作動のうち、前記制御信号Vに基づく各ショック
アブソーバASの減衰力特性制御作動を図17のフロー
チャートに基づいて説明する。
【0035】ステップ201では、制御信号Vが所定の
正のしきい値δT 以上である否かを判定し、YESであ
ればステップ202へ進み、NOであればステップ20
3へ進む。
【0036】ステップ202では、ショックアブソーバ
SAを伸側ハード領域HSに制御する。ステップ203
では、制御信号Vが所定の負のしきい値−δC 以下であ
るか否かを判定し、YESであればステップ204へ進
み、NOであればステップ205へ進む。
【0037】ステップ204では、各ショックアブソー
バSAを圧側ハード領域SHに制御する。ステップ20
5は、ステップ201及びステップ203でNOと判断
され、即ち、制御信号Vが所定の正・負両しきい値δ
T ,−δC の間の値である時の処理ステップであり、こ
の時は、各ショックアブソーバSAをソフト領域SSに
制御する。
【0038】次に、減衰力特性制御の作動を図18のタ
イムチャートにより説明する。ばね上上下速度Vn に基
づく制御信号Vが、この図に示すように変化した場合、
図に示すように、制御信号Vが所定の正・負両しきい値
δT ,−δC の間の値である時には、ショックアブソー
バSAをソフト領域SSに制御する。
【0039】また、制御信号Vが所定の正のしきい値δ
T 以上となると、伸側ハード領域HSに制御して、圧側
を低減衰力特性に固定する一方、伸側の減衰力特性を制
御信号Vに比例させて変更する。この時、減衰力特性C
は、C=k・V となるように制御する。尚、kは比例
定数である。
【0040】また、制御信号Vが所定の負のしきい値−
δC 以下となると、圧側ハード領域SHに制御して、伸
側を低減衰力特性に固定する一方、圧側の減衰力特性を
制御信号Vに比例させて変更する。この時も、減衰力特
性Cは、C=k・V となるように制御するものであ
る。
【0041】以上のようにこの実施例の車両懸架装置で
は、ばね上上下速度(制御信号V)とばね上・ばね下間
相対速度とが同符号の時(図18の領域b,d)は、そ
の時のショックアブソーバSAの行程側をハード特性に
制御し、異符号の時(図18の領域a,c)は、その時
のショックアブソーバSAの行程側をソフト特性に制御
するという、スカイフック理論に基づいた減衰力特性制
御と同一の制御を、前輪側左右一対の上下Gセンサ1の
みで行なうことができる。そして、さらに、領域aから
領域b、及び領域cから領域dへ移行する時には、パル
スモータ3を駆動させることなしに減衰力特性の切り換
えが行なわれることになる。
【0042】以上のように、この実施例の車両懸架装置
では、以下に列挙する効果が得られる。 周波数依存性を有する信号を得るための信号処理に
よる高周波側での位相の遅れを後輪側の制御において解
消し、車両の乗り心地を改善することができるようにな
る。
【0043】 従来のスカイフック理論に基づいた減
衰力特性制御に比べ、減衰力特性の切り換え頻度が少な
くなるため、制御応答性を高めることができると共に、
パルスモータの耐久性向上と消費電力の低減化を図るこ
とができるようになる。
【0044】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。尚、これらの実施例を説明するにあたり、第1実施
例と同一構成部分については同一の符号を用いてその説
明を省略し、第1実施例との相違点についてのみ説明す
る。
【0045】(第2実施例)この第2実施例は、図21
のセンサ配置図に示すように、前輪側の左右両ショック
アブソーバSAFL,SAFR取付位置相互間の車体中央位
置(FC)と、後輪側の左右両ショックアブソーバS
RL,SARR取付位置相互間の車体中央位置(RC)にそ
れぞれ1個づつ上下Gセンサ1FC,1RCを設けると共
に、この各上下Gセンサ1FC,1RCから得られる前輪側
中央位置におけるばね上上下速度Vn-FC信号に基づいて
求められた制御信号Vによって、前輪側ショックアブソ
ーバSAFL,SAFRの減衰力特性制御を行なう一方で、
後輪側中央位置におけるばね上上下速度Vn-RC信号から
後輪位置より前方位置におけるばね上上下速度Vn'rC
号を演算で求め、このばね上上下速度Vn'rC信号から求
めた制御信号Vによって、後輪側ショックアブソーバS
RL,SARRの減衰力特性制御を行なうようにしたもの
である。
【0046】従って、この実施例では、前記第1実施例
に比べ、上下Gセンサが2個ですむことから、システム
コストを低減することができる。
【0047】(第3実施例)この第3実施例は、図22
のセンサ配置図、及び図23のシステムブロック図に示
すように、点線で示す左右前輪位置からxだけ後方位置
における上下方向加速度を検出する左右一対の上下Gセ
ンサ1FL,1FRの他に、右側後輪近傍位置(RR)の上下
方向加速度を検出する上下Gセンサ1RRを備えていて、
この3個の上下Gセンサ1FL,1FR,1RRで検出された
3点のばね上上下加速度GFL,GFR,GRR信号に基づい
て、車体における4つの検出目標位置、即ち、点線で示
す左右前輪位置におけるばね上上下加速度Gf'L ,Gf'
R 信号と、点線で示す左右後輪位置よりyだけ前方位置
におけるばね上上下加速度Gr'L ,Gr'R 信号を演算で
求めると共に、後輪側の検出目標位置を車速に比例して
車両の前方方向へ移動させるようにしたものである。
【0048】尚、図23において、2は車速センサ、4
1は距離x,y演算部、42は位置補正演算部、43は
目標位置加速度演算部、44は各成分演算部、45は速
度変換部、46はバンドパスフィルタBPF、47は制
御信号演算部、48は減衰力特性制御部を示す。
【0049】次に、この実施例のコントロールユニット
4の制御作動のうち、各ショックアブソーバの制御信号
Vを求める制御作動を図24のフローチャートに基づい
て説明する。
【0050】ステップ301では、前述のように、3個
の上下Gセンサ1FL,1FR,1RRで検出された車体にお
ける3点のばね上上下加速度GFL,GFR,GRR信号か
ら、次式に基づいて前輪位置における前輪側ばね上上下
加速度Gf'L ,Gf'R 信号と、後輪位置よりyだけ前方
位置における後輪側ばね上上下加速度Gr'L ,Gr'R
号を演算で求める(図22を参照)。
【0051】
【式1】
【0052】尚、図22に示すように、上記式において
L0はホイールベースで、L1はトレッドで、L2は右側後
輪位置に対する上下Gセンサ1RR取付位置の幅方向ずれ
幅である。
【0053】また、前記x,yは次式に示すように、車
速(speed )の1次関数となっていて、車速が高くなる
につれて目標位置が前方へ移動するようになっている。
【0054】x=κf ・speed +x0 y=κr ・speed +y0 尚、κf ,κr はゲイン、x0 ,y0 は初期値である。
【0055】ステップ302では、演算で求められた各
目標位置における前輪側ばね上上下加速度Gf'L ,Gf'
R 信号及び後輪側ばね上上下加速度Gr'L ,Gr'R 信号
から、次式に基づいて、車両のバウンス成分GB ,ピッ
チ成分GPf,GPr,ロール成分GRf,GRrを求める。
【0056】 GB =(Gf'L +Gf'R +Gr'L +Gr'R )/4 GPf=( (Gf'L +Gf'R ) −(Gr'L +Gr'R ) )/
4 GPr=((Gr'L +Gr'R ) − (Gf'L +Gf'R ) )/
4 GRf=(Gf'R −Gf'L )/2=GRr ステップ303では、前記ばね上上下加速度による各成
分GB ,GPf,GPr,GRf,GRrを積分してばね上上下
速度によるバウンス成分Vn-B ,ピッチ成分Vn-Pf,V
n-Pr,ロール成分Vn-Rf,Vn-Rr信号に変換すると共
に、0.5Hz のハイパスフィルタと2.5Hz のローパスフィ
ルタとで構成されるバンドパスフィルタBPFで処理す
ることにより、不要な周波数成分を除去した信号を求め
る。
【0057】尚、各成分信号は、上方向が正の値で、下
方向が負の値で与えられる。
【0058】ステップ304では、下記の数式に基づい
て各ショックアブソーバSAの制御信号Vを求める。
【0059】 FLV=αf ・Vn-B +βf ・Vn-Pf+γf ・Vn-Rf FRV=αf ・Vn-B +βf ・Vn-Pf−γf ・Vn-Rf RLV=αr ・Vn-B +βr ・Vn-Pr+γr ・Vn-Rr RRV=αr ・Vn-B +βr ・Vn-Pr−γr ・Vn-Rr 尚、上記の数式において、αf ,βf ,γf は前輪側の
各比例定数、αr ,βr,γr は後輪側の各比例定数で
あるり、また、FLは前輪左側、FRは前輪右側、RLは後輪
左側、RRは後輪右側をそれぞれ示していて、各ショック
アブソーバSAFL,SAFR,SARL,SARRの位置に対
応させている(以下も同様である)。
【0060】以上で制御信号Vを求める制御フローを終
了し、以後は以上のフローを繰り返すものである。
【0061】即ち、この実施例では、車両が走行時に路
面からの入力を受けた場合、図25の(イ),(ロ)に
それぞれ示すように、鎖線で示す後輪位置のばね上上下
速度信号に対する実線で示す前輪位置のばね上上下速
度信号の位相の進み量T,T’は車速が高くなるにつ
れて小さくなるのに対し、車両側面から見たばね上上下
速度検出位置を示す図26、及び、該図26に示す各ば
ね上上下速度検出位置A,B,C,Dにおけるばね上上
下速度信号a,b,c,dの位相の遅れ状態を示す図2
7のタイムチャートで明らかなように、後輪位置に対す
る所定の前方位置での位相の進み量が車両の前方に行く
(前輪位置Aに近付く)につれて大きくなる点に鑑み、
後輪位置より所定の前方位置を、車速に比例して前方へ
移動させる構成とすることにより、車速変化による位相
遅れの修正量の変動をなくす方向に修正することがで
き、これにより、いかなる車速状態においても車両の乗
り心地悪化を改善することができるようになるという効
果が得られる。
【0062】尚、この実施例では、上下Gセンサとし
て、前輪側左右一対の上下Gセンサ1FL,1FRと、右側
後輪位置(RR)の上下Gセンサ1RRを用いたが、前輪側
と後輪側の中央位置に各1個づつ上下Gセンサを設けた
システム構成とすることもできる。
【0063】以上、実施例について説明してきたが具体
的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明
の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明
に含まれる。
【0064】例えば、実施例では、車両の上下挙動検出
手段として上下Gセンサを用いる場合を示したが、ばね
上・ばね下間相対変位や相対速度センサ等を用い、また
は両者を組み合わせて用いることができる。
【0065】また、実施例では、一方の行程側をハード
特性に制御する時は、その逆行程側がソフト特性となる
構造のショックアブソーバを用いたが、伸行程及び圧行
程側の減衰力特性が同時かつ同一方向に変化する構造の
ショックアブソーバを用いたシステムにも適用すること
ができる。
【0066】また、第1実施例及び第2実施例では、前
輪位置と後輪位置にそれぞれ設けた前後両上下Gセンサ
からのばね上上下加速度信号に基づいて、後輪位置から
所定の前方位置における車体のばね上上下加速度を演算
により求めるようにしたが、目標とする後輪位置から所
定の前方位置に直接上下Gセンサを設けるようにするこ
ともでき、この場合は、この上下Gセンサが請求の範囲
の後輪側上下挙動検出手段を構成することになる。
【0067】また、各実施例相互間において、各実施例
における各要素を任意に組み替え、もしくは組み合わせ
たシステム構成とすることももちろん可能である。
【0068】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明の車両懸
架装置では、車体における前輪側の上下方向挙動を検出
する前輪側上下挙動検出手段と、車体における後輪より
所定の前方位置の上下方向挙動を検出する後輪側上下挙
動検出手段と、後輪側上下挙動検出手段で得られた後輪
より所定の前方位置の上下方向挙動信号から周波数依存
性を有する処理信号を形成するための信号処理回路と、
前輪側上下挙動検出手段で得られた前輪側の上下方向挙
動信号に基づく制御信号により前輪側ショックアブソー
バの減衰力特性制御を行なう前輪制御部、及び信号処理
回路による処理信号に基づいて形成される制御信号によ
って後輪側ショックアブソーバの減衰力特性制御を行な
う後輪制御部を有する減衰力特性制御手段とを備えた構
成としたことで、周波数依存性を有する信号を得るため
の信号処理による高周波側での位相の遅れを後輪側の制
御において解消し、車両の乗り心地を改善することがで
きるようになるという効果が得られる。
【0069】また、本発明請求項4記載の車両懸架装置
では、後輪位置より所定の前方位置を、車速に比例して
前方へ移動させるようにしたことで、車速変化による位
相遅れの修正量の変動をなくす方向に修正することがで
き、これにより、いかなる車速状態においても車両の乗
り心地悪化を改善することができるようになるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両懸架装置を示すクレーム概念図で
ある。
【図2】本発明第1実施例の車両懸架装置を示す構成説
明図である。
【図3】第1実施例の車両懸架装置を示すシステムブロ
ック図である。
【図4】第1実施例装置に適用したショックアブソーバ
を示す断面図である。
【図5】前記ショックアブソーバの要部を示す拡大断面
図である。
【図6】前記ショックアブソーバのピストン速度に対応
した減衰力特性図である。
【図7】前記ショックアブソーバのパルスモータのステ
ップ位置に対応した減衰力特性図である。
【図8】前記ショックアブソーバの要部を示す図5のK
−K断面図である。
【図9】前記ショックアブソーバの要部を示す図5のL
−L,M−M断面図である。
【図10】前記ショックアブソーバの要部を示す図5の
N−N断面図である。
【図11】前記ショックアブソーバの伸側ハード時の減
衰力特性図である。
【図12】前記ショックアブソーバの伸側・圧側ソフト
状態の減衰力特性図である。
【図13】前記ショックアブソーバの圧側ハード状態の
減衰力特性図である。
【図14】第1実施例装置の信号処理回路を示すブロッ
ク図である。
【図15】第1実施例装置における入力信号周波数に対
する各信号の位相特性を示す図である。
【図16】第1実施例装置のコントロールユニットにお
ける制御作動のうち、制御信号を求める制御作動を示す
フローチャートである。
【図17】第1実施例装置のコントロールユニットにお
ける制御作動のうち、減衰力特性制御作動を示すフロー
チャートである。
【図18】第1実施例装置のコントロールユニットにお
ける制御作動のうち、減衰力特性制御作動を示すタイム
チャートである。
【図19】第1実施例装置における車両側面から見たセ
ンサ配置図である。
【図20】第1実施例装置のシュミレーションによる効
果を示す入力周波数に対するばね上への伝達率特性図で
ある。
【図21】第2実施例装置における車両上面から見たセ
ンサ配置図である。
【図22】第3実施例装置における車両上面から見たセ
ンサ配置図である。
【図23】第3実施例装置のシステムブロック図であ
る。
【図24】第3実施例装置のコントロールユニットにお
ける制御作動のうち、制御信号を求める制御作動を示す
フローチャートである。
【図25】第3実施例装置における前車輪位置における
ばね上上下速度信号に対する後車輪位置におけるばね上
上下速度信号の位相の遅れ状態を示すタイムチャートで
あり、(イ)は低車速時、(ロ)は高車速時を示す。
【図26】第3実施例装置における作用を説明するため
の、車両側面から見たばね上上下速度検出位置を示す図
である。
【図27】図26に示す各ばね上上下速度検出位置にお
けるばね上上下速度信号の位相の遅れ状態を示すタイム
チャートである。
【符号の説明】
a 減衰力特性変更手段 b1 前輪側ショックアブソーバ b2 後輪側ショックアブソーバ c 前輪側上下挙動検出手段 d 後輪側上下挙動検出手段 e 信号処理回路 f 前輪制御部 g 後輪制御部 h 減衰力特性制御手段 j 車速センサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側と各車輪側の間に介在されていて
    減衰力特性変更手段により減衰力特性を変更可能な前輪
    側ショックアブソーバ及び後輪側ショックアブソーバ
    と、 車体における前輪側の上下方向挙動を検出する前輪側上
    下挙動検出手段と、 車体における後輪より所定の前方位置の上下方向挙動を
    検出する後輪側上下挙動検出手段と、 後輪側上下挙動検出手段で得られた後輪より所定の前方
    位置の上下方向挙動信号から周波数依存性を有する処理
    信号を形成するための信号処理回路と、 前輪側上下挙動検出手段で得られた前輪側の上下方向挙
    動信号に基づく制御信号により前輪側ショックアブソー
    バの減衰力特性制御を行なう前輪制御部、及び信号処理
    回路による処理信号に基づいて形成される制御信号によ
    って後輪側ショックアブソーバの減衰力特性制御を行な
    う後輪制御部を有する減衰力特性制御手段と、を備えた
    ことを特徴とする車両懸架装置。
  2. 【請求項2】 後輪側上下挙動検出手段が、後輪位置よ
    り所定の前方位置に設けられた上下挙動センサで構成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の車両懸架装
    置。
  3. 【請求項3】 後輪側上下挙動検出手段が、後輪近傍位
    置に設けられた後輪側上下挙動センサ、及び、該後輪側
    上下挙動センサで検出された後輪側上下挙動信号と前輪
    側上下挙動検出手段で検出された前輪側上下挙動信号に
    基づき後輪位置から所定の前方位置における上下挙動信
    号を演算する演算手段とで構成されていることを特徴と
    する請求項1記載の車両懸架装置。
  4. 【請求項4】 車両の車速を検出する車速センサを設
    け、後輪位置より所定の前方位置を、車速に比例して前
    方へ移動させることを特徴とする請求項3記載の車両懸
    架装置。
JP5321571A 1993-12-21 1993-12-21 車両懸架装置 Pending JPH07172127A (ja)

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EP19940120003 EP0659598A1 (en) 1993-12-21 1994-12-16 Apparatus and method for controlling damping force characteristic of vehicular shock absorber
KR1019940035314A KR0163453B1 (ko) 1993-12-21 1994-12-20 차량용 완충기의 감쇠력 특성 제어 장치 및 방법
US08/794,053 US5810384A (en) 1993-12-21 1997-02-04 Apparatus and method for controlling damping force characteristic of vehicular shock absorber
US09/126,415 US5950776A (en) 1993-12-21 1998-07-30 Apparatus and method for controlling damping force characteristic of vehicular shock absorber

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013084311A1 (ja) * 2011-12-07 2013-06-13 トヨタ自動車株式会社 サスペンション制御装置

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