JPH0718907U - 車両用滑止め砂噴射装置 - Google Patents
車両用滑止め砂噴射装置Info
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- JPH0718907U JPH0718907U JP5419793U JP5419793U JPH0718907U JP H0718907 U JPH0718907 U JP H0718907U JP 5419793 U JP5419793 U JP 5419793U JP 5419793 U JP5419793 U JP 5419793U JP H0718907 U JPH0718907 U JP H0718907U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 構成が簡単であり、しかも滑止め砂を必要な
時に確実に車輪の下方に向けて噴射することができる。 【構成】 トラックに搭載する砂供給タンク2はタンク
本体3に大気吸込管4を挿設した構成からなっている。
砂吸上管5は吸込口5A側が隙間6を存して大気吸込管
4に挿入してあり、砂供給タンク2の外側に位置する先
端が砂噴出口5Bになっている。砂噴射管7はトラック
の排気管1Aに排気ガス導入口8A側が接続してある。
砂噴出口5Bの外周を囲繞する途中部分は排気ガス絞り
部9になり、先端はトラックの車輪下方に向けて配置さ
れる砂噴射口になっている。排気ガス導入口8Aと排気
管1Aは排気ガス制御弁11によって択一的に開閉弁す
る。砂吸上管5には大気連通管13が設けてあり、大気
連通管13には排気ガス制御弁11が排気ガス導入口8
Aを開弁するとき閉弁する大気遮断弁14が設けてあ
る。
時に確実に車輪の下方に向けて噴射することができる。 【構成】 トラックに搭載する砂供給タンク2はタンク
本体3に大気吸込管4を挿設した構成からなっている。
砂吸上管5は吸込口5A側が隙間6を存して大気吸込管
4に挿入してあり、砂供給タンク2の外側に位置する先
端が砂噴出口5Bになっている。砂噴射管7はトラック
の排気管1Aに排気ガス導入口8A側が接続してある。
砂噴出口5Bの外周を囲繞する途中部分は排気ガス絞り
部9になり、先端はトラックの車輪下方に向けて配置さ
れる砂噴射口になっている。排気ガス導入口8Aと排気
管1Aは排気ガス制御弁11によって択一的に開閉弁す
る。砂吸上管5には大気連通管13が設けてあり、大気
連通管13には排気ガス制御弁11が排気ガス導入口8
Aを開弁するとき閉弁する大気遮断弁14が設けてあ
る。
Description
【0001】
本考案は、例えば自動車、鉄道車両等の車両が凍結路面での制動時や登坂或は 降坂時にスリップするのを防止するための車両用滑止め砂噴射装置に関する。
【0002】
従来、降雪地、寒冷地において圧雪或は凍結した坂道を走行する自動車のスリ ップを防止する方法としては、路肩に砂箱を設置しておき、登坂或は降坂時に運 転者等が砂箱の砂を路面に散布することが広く行われている。
【0003】
しかし、上述した従来技術においては、全ての坂道に砂箱を設置すること及び 砂箱に砂を常時補充することは費用等の点から不可能である。また、砂箱は路肩 に離間して設けてあるため、散布場所によっては砂箱の所まで歩いて砂を取りに 行かなければならないという欠点がある。このため、道路の渋滞を招くことにも なるし、吹雪の時などには運転者等に極めて酷な作業を強いることになる。
【0004】 ところで、従来機関車には勾配の急な路線を登る際に滑止め砂をレール上に散 布する装置が搭載されている。しかし、この装置は上部砂溜めタンク内の砂を散 布管を通して落下させる構造であるため、搭載できる車両の種類も限られるし、 設置場所も限定されるため、機関車以外の車両に広く利用できるものではなかっ た。
【0005】 本考案は上述した従来技術の欠点に鑑みなされたもので、構成が簡単であり、 しかも滑止め砂を必要な時に確実に車輪の下方に向けて噴射することができる車 両用滑止め砂噴射装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上述した課題を解決するために構成された本考案の手段は、加圧気体噴出手段 を備えた車両に設けられる車両用滑止め砂噴射装置であって、密閉自在な砂充填 口を有するタンク本体に下端側が該タンク本体内に開口し、上端側が外部に開口 した大気吸込管を挿設してなる砂供給タンクと、吸引口が形成してある基端側を 前記大気吸込管との間に隙間を存して挿設し、該砂供給タンクの外側に位置する 先端が砂噴出口になった砂吸上管と、一端側の加圧気体導入口が前記加圧気体噴 出手段の噴出管に連通した状態で接続され、前記砂吸上管の砂噴出口外周を囲繞 する途中部分が加圧気体絞り部になり、他端側が前記車両の車輪下方に向けて配 置される砂噴射口になった砂噴射管と、該砂噴射管又は前記加圧気体噴出手段の 噴出管に設けられ、前記加圧気体導入口及び噴出管を択一的に開閉弁する加圧気 体制御弁とからなる。
【0007】
滑止め砂の非噴射時には、加圧気体制御弁は加圧気体導入口を閉弁しており、 加圧気体は噴出管を介して外部に放出される。 滑止め砂の噴射時には、加圧気体制御弁は加圧気体導入口を開弁する。加圧気 体が加圧気体導入口から砂噴射管内に流入し、加圧気体絞り部を流通することに より砂噴出口側がベンチュリ効果によって負圧になり、砂吸上管を介して大気吸 込管から大気が吸込まれると共に砂供給タンク内の滑止め砂が吸上げられて砂噴 射管内に噴出され、更に加圧気体の圧力によって砂噴射口から車輪の下方に向け て噴射される。
【0008】
以下、本考案の実施例を図面に基づき詳述する。 図において、1は内燃機関としてのガソリンエンジン又はディーゼルエンジン (図示 ず)を搭載したトラックを示し、該トラック1には内熱機関の排気ガス を排出するための排気管1Aが後方に向けて設けてある。
【0009】 2は車両用滑止め砂噴射装置を構成し、前記トラック1に設けられた砂供給タ ンクを示す。3はタンク本体で、該タンク本体3は中心側が略皿状に凹陥した底 部3Aと、側壁部3Bと、蓋部3Cと、蓋部3Cに開口形成した砂充填口3Dと 、該砂充填口3Dを密閉自在に施蓋する蓋体3Eとから構成してある。4は前記 蓋部3Cに挿設した状態でタンク本体3に設けられた大気吸込管を示し、該大気 吸込管4は下側端4Aがタンク本体3の底部3A近傍に開口し、上側端4Bが蓋 部3Cの外側に開口している。そして、上記構成からなる砂供給タンク2内には 滑止め砂Aが充填してある。
【0010】 5は砂供給タンク2内の滑止め砂Aを吸引するための砂吸上管を示す。該砂吸 上管5は基端側開口が砂吸引口5Aに、先端側開口が砂噴出口5Bになっており 、砂吸上管5の内該砂吸引口5A側は前記大気吸込管4に隙間6を存して挿入さ れ、砂噴出口5B側は砂供給タンク2の外側に位置している。
【0011】 7は砂吸上管5を介して砂供給タンク2内の滑止め砂Aを噴射するための砂噴 射管を示し、該砂噴射管7は一端側開口の排気ガス導入口8Aが前記排気管1A の途中に接続された排気ガス導入管部8と、該排気ガス導入管部8の他端側に一 体的に連設され、砂吸上管5の砂噴出口5B外周をテーパー状の壁面9Aで囲繞 した排気ガス絞り部9と、該排気ガス絞り部9の先端に連設され、先端の砂噴射 口10Aが後車輪1Bの下方に向けて配設された噴射管部10とから構成してあ る。
【0012】 11は前記排気ガス導入管部8と排気管1Aの連設部位に設けられた排気ガス 制御弁を示す。該排気ガス制御弁11は電磁式アクチュエータ12によって駆動 され、排気ガス導入口8A及び排気管1Aを択一的に開閉弁するようになってい る。そして、前記電磁式アクチュエータ12は遅延回路を介して電磁リレー(い ずれも図示せず)に接続してあり、該電磁リレーはトラック1の運転室に設けた スイッチによって作動するようになっている。
【0013】 13は砂吸上管5の途中に二又状に連設した大気連通管を示し、該大気連通管 13の連通口13Aから砂吸上管5内に大気を導入するようになっている。更に 、14は前記大気連通管13に設けられた大気遮断弁を示し、該大気遮断弁14 は電磁式アクチュエータ15によって開閉動作する。
【0014】 ここで、該電磁式アクチュエータ15は前記電磁リレーと接続してあり、排気 ガス制御弁11が排気ガス導入口8Aを開弁即ち排気管1Aを閉弁するとき、大 気遮断弁14が大気連通管13を閉弁し、逆に排気ガス制御弁11が排気ガス導 入口8Aを閉弁、即ち排気管1Aを開弁するとき、大気遮断弁14は大気連通管 13を開弁するようになっている。
【0015】 本実施例装置は上述の構成からなるが、次にその作動について説明する。 まず、トラック1の走行時は、図2に示すように排気ガス制御弁11は排気ガ ス導入口8Aを閉弁した状態、即ち排気管1Aを開弁した状態に、他方、大気遮 断弁14は大気連通管13を開弁した状態になっており、エンジンの排気ガスは 排気管1Aを通して外部に排出される。
【0016】 他方、トラック1の制動時或は登坂時に滑止め砂Aを噴射しようとするときは 、運転室のスイッチを操作し、電磁リレーを励磁する。これにより電磁式アクチ ュエータ12が作動して排気ガス制御弁11は排気ガス導入口8Aを開弁し、排 気管1Aを閉弁すると共に、電磁式アクチュエータ15が作動して大気遮断弁1 4が大気連通管13を閉弁する(図3参照)。
【0017】 これにより、エンジンから排出された排気ガスは、排気ガス導入口8Aから砂 噴射管7へ流入し、排気ガス絞り部9で絞られる。この結果、砂噴出口5B近傍 がベンチュリ効果によって負圧になるため、砂吸上管5は大気吸引管4を介して 大気を吸引しつつ砂供給タンク2内の滑止め砂Aを吸引し、砂噴出口5Bから砂 噴射管7へ噴出する。噴出された滑止め砂Aは排気ガスの圧力によって砂噴射口 10Aから後車輪1Bの接地方向前方に向けて噴射される。
【0018】 路面の凍結状況や路面の勾配に応じて制動に必要な時間滑止め砂Aを噴射した ら、スイッチを操作して電磁リレーを消磁する。これにより、排気ガス制御弁1 1は排気ガス導入口8Aを閉弁し、大気遮断弁14は大気連通管13を開弁する 。この際、大気遮断弁14が開弁した1〜2秒後に排気ガス制御弁11が排気ガ ス導入口8Aを閉弁するようになっている。このため、大気遮断弁14が開弁す ることにより、砂吸上管5内は大気圧状態になり滑止め砂Aの吸上げが停止する が、更に所定時間排気ガスが砂噴射管7を介して排出されることにより、砂噴射 管7の排気ガス絞り部9から砂噴射口10Aまでの滑止め砂Aをガス圧によって 噴射してしまう。
【0019】 上述の如く、本実施例によれば滑止め砂Aの噴射停止後、砂噴射管7内に滑止 め砂Aが残留しないようにしたから、次の滑止め砂噴射動作を確実に行うことが できる。
【0020】 また、本実施例ではエンジンの排気ガスを用いて滑止め砂Aを噴射するように したから、トラック1の走行時に砂噴射口10Aに水や雪によって形成される氷 塊を排気ガスの熱によって溶かすことができ、確実に滑止め砂Aを噴射すること ができる。
【0021】 なお、本実施例では排気ガスを用いて滑止め砂Aを噴射するように構成したが 、例えばエアブレーキ装置を搭載した車両にあっては、エアタンク内の圧縮空気 を利用して滑止め砂Aを噴射するようにしてもよい。
【0022】 また、本実施例では大気遮断弁14を有する大気連通管13を砂吸上管5の途 中に設けることにより、砂噴射管7内に滑止め砂Aが残留しないように構成した が、砂噴射管7の排気ガス絞り部9から先の砂噴射管部10を滑止め砂Aが自然 落下するように下向きに配設できる場合には、大気連通管13は必ずしも設ける 必要はない。
【0023】
本考案は以上詳述した如く構成したから、下記の諸効果を奏する。
【0024】 (1)滑止め砂の吸上げ及び噴射を加圧気体を用い、ベンチュリ効果によって行 うようにしたから、可動部が制御弁のみの簡単な構造に構成することができ、誤 作動がなく確実に作動し、かつ保守点検も容易な装置にできる。
【0025】 (2)加圧気体制御弁は滑止め砂と接触しない構成にしたから、制御弁が滑止め 砂を噛み込ん作動不良になる事故がなく、滑止め砂の噴射、停止を確実に行うこ とができる。
【0026】 (3)構造が簡単で小型化できるし、加圧気体として排気ガスを使用できるから 、搭載スペースに制約を受ける小型自動車にも搭載することができる。
【図1】本考案の実施例に係る車両用滑止め砂噴射装置
をトラックに搭載して示す説明図である。
をトラックに搭載して示す説明図である。
【図2】車両用滑止め砂噴射装置の全体構成図である。
【図3】車両用滑止め砂噴射装置の作動状態を示す説明
図である。
図である。
1A 排気管 2 砂供給タンク 3 タンク本体 4 大気吸込み管 5 砂吸上管 5A 吸引口 5B 砂噴出口 6 隙間 7 砂噴射管 8A 排気ガス導入口 9 排気ガス絞り部 10A 砂噴射口 11 排気ガス制御弁 13 大気連通管 13A 大気連通口 14 大気遮断弁
Claims (1)
- 【請求項1】 加圧気体噴出手段を備えた車両に設けら
れる車両用滑止め砂噴射装置であって、密閉自在な砂充
填口を有するタンク本体に下端側が該タンク本体内に開
口し、上端側が外部に開口した大気吸込管を挿設してな
る砂供給タンクと、吸引口が形成してある基端側を前記
大気吸込管との間に隙間を存して挿設し、該砂供給タン
クの外側に位置する先端が砂噴出口になった砂吸上管
と、一端側の加圧気体導入口が前記加圧気体噴出手段の
噴出管に連通した状態で接続され、前記砂吸上管の砂噴
出口外周を囲繞する途中部分が加圧気体絞り部になり、
他端側が前記車両の車輪下方に向けて配置される砂噴射
口になった砂噴射管と、該砂噴射管又は前記加圧気体噴
出手段の噴出管に設けられ、前記加圧気体導入口及び噴
出管を択一的に開閉弁する加圧気体制御弁とから構成し
てなる車両用滑止め砂噴射装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993054197U JP2565185Y2 (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 車両用滑止め砂噴射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993054197U JP2565185Y2 (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 車両用滑止め砂噴射装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0718907U true JPH0718907U (ja) | 1995-04-04 |
| JP2565185Y2 JP2565185Y2 (ja) | 1998-03-11 |
Family
ID=12963824
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993054197U Expired - Lifetime JP2565185Y2 (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 車両用滑止め砂噴射装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2565185Y2 (ja) |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60111705U (ja) * | 1983-12-30 | 1985-07-29 | 中井自動車工業株式会社 | 自動車用スリツプ防止装置 |
| JPS6138202U (ja) * | 1984-08-13 | 1986-03-10 | いすゞ自動車株式会社 | 車両のスリツプ防止装置 |
| JPS62241702A (ja) * | 1986-04-14 | 1987-10-22 | Mitsubishi Electric Corp | 鉄道車両の増粘着装置 |
| JPH0233703U (ja) * | 1988-08-29 | 1990-03-02 | ||
| JPH04334602A (ja) * | 1991-05-09 | 1992-11-20 | Jitsusa Kogyo Kk | 砂を利用した自動車用タイヤの滑り止め装置 |
-
1993
- 1993-09-10 JP JP1993054197U patent/JP2565185Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60111705U (ja) * | 1983-12-30 | 1985-07-29 | 中井自動車工業株式会社 | 自動車用スリツプ防止装置 |
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| JPH0233703U (ja) * | 1988-08-29 | 1990-03-02 | ||
| JPH04334602A (ja) * | 1991-05-09 | 1992-11-20 | Jitsusa Kogyo Kk | 砂を利用した自動車用タイヤの滑り止め装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2565185Y2 (ja) | 1998-03-11 |
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