JPH07196069A - 自動二輪車用制動装置 - Google Patents
自動二輪車用制動装置Info
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- JPH07196069A JPH07196069A JP35396193A JP35396193A JPH07196069A JP H07196069 A JPH07196069 A JP H07196069A JP 35396193 A JP35396193 A JP 35396193A JP 35396193 A JP35396193 A JP 35396193A JP H07196069 A JPH07196069 A JP H07196069A
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- Japan
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- brake
- brake cable
- thrust body
- braking
- cable
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- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動二輪車の前後輪の制動力配分特性を安定
した状態で理想配分特性に近づける。 【構成】 左ブレーキレバーLL に接続された第1ブレ
ーキケーブル1はイコライザ2を介して第2ブレーキケ
ーブル3に接続されており、この第2ブレーキケーブル
3の一端は前輪のディスクブレーキ装置Bfに接続され
るとともに、他端はロックアップ機構R及び第3ブレー
キケーブル4を介して後輪ドラムブレーキ装置Brに接
続される。後輪の制動力が所定値を越えて増加してブレ
ーキパネル12が矢印a方向に回動すると、ロッド28
を介してロックアップ機構Rが回動することにより、第
2ブレーキケーブル3の牽引力が第3ブレーキケーブル
4に伝達されなくなり、後輪の制動力の増加が規制され
る。
した状態で理想配分特性に近づける。 【構成】 左ブレーキレバーLL に接続された第1ブレ
ーキケーブル1はイコライザ2を介して第2ブレーキケ
ーブル3に接続されており、この第2ブレーキケーブル
3の一端は前輪のディスクブレーキ装置Bfに接続され
るとともに、他端はロックアップ機構R及び第3ブレー
キケーブル4を介して後輪ドラムブレーキ装置Brに接
続される。後輪の制動力が所定値を越えて増加してブレ
ーキパネル12が矢印a方向に回動すると、ロッド28
を介してロックアップ機構Rが回動することにより、第
2ブレーキケーブル3の牽引力が第3ブレーキケーブル
4に伝達されなくなり、後輪の制動力の増加が規制され
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブレーキ操作子の操作
力をイコライザを介して後輪制動手段及び前輪制動手段
に伝達するようにした自動二輪車用制動装置に関する。
力をイコライザを介して後輪制動手段及び前輪制動手段
に伝達するようにした自動二輪車用制動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる自動二輪車用制動装置として、実
開平4−7972号公報、実開平4−7973号公報に
記載されたものが公知である。
開平4−7972号公報、実開平4−7973号公報に
記載されたものが公知である。
【0003】上記従来の自動二輪車用制動装置は、イコ
ライザから前輪制動手段に連なるブレーキケーブル或い
はイコライザから後輪制動手段に連なるブレーキケーブ
ルに弾性体を介装し、ブレーキ操作子の操作力の増加に
対して前輪制動手段或いは後輪制動手段の作動を制御す
ることにより、理想配分特性に近い制動力配分特性を得
るようにしたものである。
ライザから前輪制動手段に連なるブレーキケーブル或い
はイコライザから後輪制動手段に連なるブレーキケーブ
ルに弾性体を介装し、ブレーキ操作子の操作力の増加に
対して前輪制動手段或いは後輪制動手段の作動を制御す
ることにより、理想配分特性に近い制動力配分特性を得
るようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
自動二輪車用制動装置は、ブレーキケーブルに介装され
る弾性体の弾発力が微妙に変化すると、それに伴って制
動力配分特性が変化してしまう可能性がある。
自動二輪車用制動装置は、ブレーキケーブルに介装され
る弾性体の弾発力が微妙に変化すると、それに伴って制
動力配分特性が変化してしまう可能性がある。
【0005】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、簡単な構造で前後輪間の制動力配分特性を理想配分
特性に近づけることができ、しかも前記制動力配分特性
を安定して維持することが可能な自動二輪車用制動装置
を提供することを目的とする。
で、簡単な構造で前後輪間の制動力配分特性を理想配分
特性に近づけることができ、しかも前記制動力配分特性
を安定して維持することが可能な自動二輪車用制動装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の自動二輪車用制動装置は、ブレーキ操作子
と、後輪を制動する後輪制動手段と、前輪を制動する前
輪制動手段と、ブレーキ操作子の操作力をイコライザを
介して後輪制動手段及び前輪制動手段に伝達するブレー
キケーブルと、後輪の制動力の増加に伴って後輪制動手
段に連なるブレーキケーブルの牽引力を遮断するロック
アップ機構とを備えたことを特徴とする。
に、本発明の自動二輪車用制動装置は、ブレーキ操作子
と、後輪を制動する後輪制動手段と、前輪を制動する前
輪制動手段と、ブレーキ操作子の操作力をイコライザを
介して後輪制動手段及び前輪制動手段に伝達するブレー
キケーブルと、後輪の制動力の増加に伴って後輪制動手
段に連なるブレーキケーブルの牽引力を遮断するロック
アップ機構とを備えたことを特徴とする。
【0007】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
する。
【0008】図1〜図8は本発明の一実施例を示すもの
で、図1は制動装置を備えた自動二輪車の平面図、図2
は制動装置の全体構成図、図3は図2に対応する作用説
明図、図4は図2の4方向矢視図、図5はロックアップ
機構の構造説明図、図6及び図7は図5に対応する作用
説明図、図8は前後輪の制動力配分特性を示すグラフで
ある。
で、図1は制動装置を備えた自動二輪車の平面図、図2
は制動装置の全体構成図、図3は図2に対応する作用説
明図、図4は図2の4方向矢視図、図5はロックアップ
機構の構造説明図、図6及び図7は図5に対応する作用
説明図、図8は前後輪の制動力配分特性を示すグラフで
ある。
【0009】図1及び図2に示すように、自動二輪車の
操向ハンドルに設けられた左ブレーキレバーLL は第1
ブレーキケーブル1を介してイコライザ2に接続され
る。イコライザ2によって牽引される第2ブレーキケー
ブル3の一端側は、後述するロックアップ機構R及び第
3ブレーキケーブル4を介して後輪Wrのドラムブレー
キ装置Brのブレーキアーム5に接続される。前輪Wf
に設けたディスクブレーキ装置Bfはブレーキキャリパ
Bcと一体のマスタシリンダMcを備えており、前記第
2ブレーキケーブル3の他端側がマスタシリンダMcの
ブレーキアーム6に接続される。ロックアップ機構R
は、第2ブレーキケーブル3から第3ブレーキケーブル
4に伝達される牽引力を遮断し、ドラムブレーキ装置B
rの制動力の増加を抑制する。右ブレーキレバーLR は
第4ブレーキケーブル7を介して前記マスタシリンダM
cのブレーキアーム6に接続される。
操向ハンドルに設けられた左ブレーキレバーLL は第1
ブレーキケーブル1を介してイコライザ2に接続され
る。イコライザ2によって牽引される第2ブレーキケー
ブル3の一端側は、後述するロックアップ機構R及び第
3ブレーキケーブル4を介して後輪Wrのドラムブレー
キ装置Brのブレーキアーム5に接続される。前輪Wf
に設けたディスクブレーキ装置Bfはブレーキキャリパ
Bcと一体のマスタシリンダMcを備えており、前記第
2ブレーキケーブル3の他端側がマスタシリンダMcの
ブレーキアーム6に接続される。ロックアップ機構R
は、第2ブレーキケーブル3から第3ブレーキケーブル
4に伝達される牽引力を遮断し、ドラムブレーキ装置B
rの制動力の増加を抑制する。右ブレーキレバーLR は
第4ブレーキケーブル7を介して前記マスタシリンダM
cのブレーキアーム6に接続される。
【0010】ドラムブレーキ装置Brは後輪Wrの車軸
10に軸支されたブレーキドラム11と、ブレーキパネ
ル12にピン13を介して枢支されてブレーキドラム1
1の内周面に当接可能な一対のブレーキシュー14,1
4と、ブレーキシュー14,14を相互に接近する方向
に付勢するスプリング15,15と、ブレーキパネル1
2に枢支されて前記ブレーキアーム5により回転駆動さ
れ、一対のブレーキシュー14,14をブレーキドラム
11の内周面に圧接するカム16とを備える。ブレーキ
パネル12は通常のように車体に固定されておらずにブ
レーキドラム11に支持されており、所定値以上の制動
力が作用すると後輪Wrの回転に引きずられて戻しばね
17を圧縮しながら図3の矢印a方向に回転可能であ
る。
10に軸支されたブレーキドラム11と、ブレーキパネ
ル12にピン13を介して枢支されてブレーキドラム1
1の内周面に当接可能な一対のブレーキシュー14,1
4と、ブレーキシュー14,14を相互に接近する方向
に付勢するスプリング15,15と、ブレーキパネル1
2に枢支されて前記ブレーキアーム5により回転駆動さ
れ、一対のブレーキシュー14,14をブレーキドラム
11の内周面に圧接するカム16とを備える。ブレーキ
パネル12は通常のように車体に固定されておらずにブ
レーキドラム11に支持されており、所定値以上の制動
力が作用すると後輪Wrの回転に引きずられて戻しばね
17を圧縮しながら図3の矢印a方向に回転可能であ
る。
【0011】次に、図5に基づいて前記ロックアップ機
構Rの構造を説明する。
構Rの構造を説明する。
【0012】ロックアップ機構Rは車体の適所に固定さ
れるもので、3本のボルト21…で一体に結合された左
ハウジング22及び右ハウジング23を備える。左ハウ
ジング22には回転軸241 を介して第1スラストボデ
ィ24が回転自在に支持されるとともに、右ハウジング
23には前記回転軸241 と同軸の回転軸251 を介し
て第2スラストボディ25が回転自在に支持されてお
り、両回転軸241 ,251 間には第1スラストボディ
24及び第2スラストボディ25を相互に離間する方向
に付勢するリターンスプリング26が縮設される。左ハ
ウジング22から外部に延出する回転軸241 の外端に
固着されたレバー27は、ロッド28(図2参照)を介
してブレーキパネル12に連結される。
れるもので、3本のボルト21…で一体に結合された左
ハウジング22及び右ハウジング23を備える。左ハウ
ジング22には回転軸241 を介して第1スラストボデ
ィ24が回転自在に支持されるとともに、右ハウジング
23には前記回転軸241 と同軸の回転軸251 を介し
て第2スラストボディ25が回転自在に支持されてお
り、両回転軸241 ,251 間には第1スラストボディ
24及び第2スラストボディ25を相互に離間する方向
に付勢するリターンスプリング26が縮設される。左ハ
ウジング22から外部に延出する回転軸241 の外端に
固着されたレバー27は、ロッド28(図2参照)を介
してブレーキパネル12に連結される。
【0013】左ハウジング22の内面には前記第1スラ
ストボディ24に対向する第1スラストプレート29が
固設される。図5(D)から明らかなように、第1スラ
ストボディ24及び第1スラストプレート29の対向面
には相互に逆方向に傾斜する各3個のカム溝242 …,
291 …が凹設されており、両カム溝242 …,291
…に嵌合するように3個のスチール製のボール30…が
配設される。第1スラストボディ24における前記カム
溝242 …と反対側の側面には、第2スラストボディ2
5に間隙αを介して対向する環状の摩擦材31が貼設さ
れる。
ストボディ24に対向する第1スラストプレート29が
固設される。図5(D)から明らかなように、第1スラ
ストボディ24及び第1スラストプレート29の対向面
には相互に逆方向に傾斜する各3個のカム溝242 …,
291 …が凹設されており、両カム溝242 …,291
…に嵌合するように3個のスチール製のボール30…が
配設される。第1スラストボディ24における前記カム
溝242 …と反対側の側面には、第2スラストボディ2
5に間隙αを介して対向する環状の摩擦材31が貼設さ
れる。
【0014】右ハウジング23の内面に固設された第2
スラストプレート32には、ニードルベアリング33を
介して第3スラストボディ34が回転自在に支持され
る。図5(A),(B)から明らかなように、第3スラ
ストボディ34に突設された3個の突起341 …が第2
スラストボディ25に開設された3個の長孔252 …に
係合しており、従って第3スラストボディ34と第2ス
ラストボディ25とは所定角度だけ相対回転可能であ
る。また、図5(D)から明らかなように、第2スラス
トボディ25及び第3スラストボディ34の対向面には
相互に逆方向に傾斜する各3個のカム溝253 …,34
2 …が凹設されており、両カム溝253 …,342 …に
嵌合するように3個のスチール製のボール35…が配設
される。
スラストプレート32には、ニードルベアリング33を
介して第3スラストボディ34が回転自在に支持され
る。図5(A),(B)から明らかなように、第3スラ
ストボディ34に突設された3個の突起341 …が第2
スラストボディ25に開設された3個の長孔252 …に
係合しており、従って第3スラストボディ34と第2ス
ラストボディ25とは所定角度だけ相対回転可能であ
る。また、図5(D)から明らかなように、第2スラス
トボディ25及び第3スラストボディ34の対向面には
相互に逆方向に傾斜する各3個のカム溝253 …,34
2 …が凹設されており、両カム溝253 …,342 …に
嵌合するように3個のスチール製のボール35…が配設
される。
【0015】第2スラストボディ25の下部に突設した
アーム254 に接続された前記第3ブレーキケーブル4
は、両ハウジング22,23のケーブル挿通孔36から
外部に延出する。また、第3スラストボディ34の下部
に突設したアーム343 に接続された第2ブレーキケー
ブル3は、両ハウジング22,23のケーブル挿通孔開
口37から外部に延出する。第3スラストボディ34の
アーム343 と開口37との間には、戻しばね38が縮
設される。
アーム254 に接続された前記第3ブレーキケーブル4
は、両ハウジング22,23のケーブル挿通孔36から
外部に延出する。また、第3スラストボディ34の下部
に突設したアーム343 に接続された第2ブレーキケー
ブル3は、両ハウジング22,23のケーブル挿通孔開
口37から外部に延出する。第3スラストボディ34の
アーム343 と開口37との間には、戻しばね38が縮
設される。
【0016】次に、ブレーキキャリパBcに一体に設け
られたマスタシリンダMcの構造を説明する。
られたマスタシリンダMcの構造を説明する。
【0017】図4に示すように、前輪Wfのフロントフ
ォーク41に溶接した上下一対の取付ブラケット42,
43に、ボルト44,45を介して板状の支持ブラケッ
ト46が固定される。支持ブラケット46に設けられた
ディスクブレーキ装置Bfは、マスタシリンダMcとブ
レーキキャリパBcとを一体に備える。
ォーク41に溶接した上下一対の取付ブラケット42,
43に、ボルト44,45を介して板状の支持ブラケッ
ト46が固定される。支持ブラケット46に設けられた
ディスクブレーキ装置Bfは、マスタシリンダMcとブ
レーキキャリパBcとを一体に備える。
【0018】ブレーキキャリパBcは、前輪Wfのブレ
ーキディスク47を挟持して制動力を発揮させるべく、
記マスタシリンダMcからブレーキ油圧が供給されるシ
リンダ48と、このシリンダ48に摺動自在に嵌合する
ピストン49とを備える。
ーキディスク47を挟持して制動力を発揮させるべく、
記マスタシリンダMcからブレーキ油圧が供給されるシ
リンダ48と、このシリンダ48に摺動自在に嵌合する
ピストン49とを備える。
【0019】マスタシリンダMcは、シリンダ50の内
部に戻しばね51で後退方向に付勢されたピストン52
が摺動自在に嵌合しており、ピストン52の前端とシリ
ンダ50の底部との間に画成される油室53はブレーキ
キャリパBcのシリンダ48に油路54を介して接続さ
れる。ピストン52にはプライマリカップ55及びセカ
ンダリカップ56が装着されており、リザーバ57の底
部と前記プライマリカップ55前方の油室53とはプラ
イマリポート58を介して連通しており、またリザーバ
57の底部とプライマリカップ55及びセカンダリカッ
プ56間はセカンダリポート59を介して連通する。
部に戻しばね51で後退方向に付勢されたピストン52
が摺動自在に嵌合しており、ピストン52の前端とシリ
ンダ50の底部との間に画成される油室53はブレーキ
キャリパBcのシリンダ48に油路54を介して接続さ
れる。ピストン52にはプライマリカップ55及びセカ
ンダリカップ56が装着されており、リザーバ57の底
部と前記プライマリカップ55前方の油室53とはプラ
イマリポート58を介して連通しており、またリザーバ
57の底部とプライマリカップ55及びセカンダリカッ
プ56間はセカンダリポート59を介して連通する。
【0020】マスタシリンダMcに設けれられて車体左
右方向に延びるピボット60の一端には下方に延びるレ
バー61上端が固定されており、そのレバー61下端は
前記ピストン52の後端に対向する。ピボット60の他
端には下方に延びるブレーキアーム6の上端が固定され
ており、このブレーキアーム6の下端に設けた一対の長
孔61 ,62 に、それぞれ前記第4ブレーキケーブル7
及び前記第2ブレーキケーブル3が連結される。
右方向に延びるピボット60の一端には下方に延びるレ
バー61上端が固定されており、そのレバー61下端は
前記ピストン52の後端に対向する。ピボット60の他
端には下方に延びるブレーキアーム6の上端が固定され
ており、このブレーキアーム6の下端に設けた一対の長
孔61 ,62 に、それぞれ前記第4ブレーキケーブル7
及び前記第2ブレーキケーブル3が連結される。
【0021】従って、第4ブレーキケーブル7又は第2
ブレーキケーブル3が牽引されると、ブレーキアーム6
を介して揺動するレバー61がマスタシリンダMcを作
動させ、発生したブレーキ油圧によりブレーキキャリパ
Bcが作動することにより前輪Wfを制動する。
ブレーキケーブル3が牽引されると、ブレーキアーム6
を介して揺動するレバー61がマスタシリンダMcを作
動させ、発生したブレーキ油圧によりブレーキキャリパ
Bcが作動することにより前輪Wfを制動する。
【0022】次に、前述の構成を備えた本発明の実施例
の作用について説明する。
の作用について説明する。
【0023】右ブレーキレバーLR を操作すると、第4
ブレーキケーブル7を介してマスタシリンダMcが作動
し、このマスタシリンダMcが発生したブレーキ油圧が
前輪WfのブレーキキャリパBcを作動させることによ
り前輪Wfを制動する。
ブレーキケーブル7を介してマスタシリンダMcが作動
し、このマスタシリンダMcが発生したブレーキ油圧が
前輪WfのブレーキキャリパBcを作動させることによ
り前輪Wfを制動する。
【0024】一方、左ブレーキレバーLL を操作する
と、図3に示すように、第1ブレーキケーブル1の牽引
力がイコライザ2を介して第2ブレーキケーブル3の両
端側に均等に伝達される。その結果、第2ブレーキケー
ブル3の一端側の牽引力がマスタシリンダMcのアーム
6を作動させて前輪Wfを制動するとともに、他端側の
牽引力がロックアップ機構Rに伝達される。
と、図3に示すように、第1ブレーキケーブル1の牽引
力がイコライザ2を介して第2ブレーキケーブル3の両
端側に均等に伝達される。その結果、第2ブレーキケー
ブル3の一端側の牽引力がマスタシリンダMcのアーム
6を作動させて前輪Wfを制動するとともに、他端側の
牽引力がロックアップ機構Rに伝達される。
【0025】第2ブレーキケーブル3によってアーム3
43 を引かれた第3スラストボディ34が戻しばね38
に抗して図6(A),(D)の矢印b方向に回動する
と、第3スラストボディ34のカム溝342 …、ボール
35…及び第2スラストボディ25のカム溝253 …を
介して第2スラストボディ25が矢印c方向に押圧され
る。このとき、第2スラストボディ25の矢印c方向へ
の移動量は僅かであるため、第2スラストボディ25が
第1スラストボディ24の摩擦材31に接触することは
なく、間隙αは保持される。
43 を引かれた第3スラストボディ34が戻しばね38
に抗して図6(A),(D)の矢印b方向に回動する
と、第3スラストボディ34のカム溝342 …、ボール
35…及び第2スラストボディ25のカム溝253 …を
介して第2スラストボディ25が矢印c方向に押圧され
る。このとき、第2スラストボディ25の矢印c方向へ
の移動量は僅かであるため、第2スラストボディ25が
第1スラストボディ24の摩擦材31に接触することは
なく、間隙αは保持される。
【0026】第3スラストボディ34の回動によって突
起341 …が長孔252 …の端部に当接すると、第2ス
ラストボディ25が第3スラストボディ34と一体に回
動し始める。その結果、第2スラストボディ25のアー
ム254 が第3ブレーキケーブル4を牽引してドラムブ
レーキ装置Brを作動させ、後輪Wrを制動する。
起341 …が長孔252 …の端部に当接すると、第2ス
ラストボディ25が第3スラストボディ34と一体に回
動し始める。その結果、第2スラストボディ25のアー
ム254 が第3ブレーキケーブル4を牽引してドラムブ
レーキ装置Brを作動させ、後輪Wrを制動する。
【0027】後輪Wrの制動力が所定値を越えると、ブ
レーキドラム11に引かれたブレーキパネル12が戻し
ばね17に抗して図3の矢印a方向に回動するため、ロ
ッド28を介してロックアップ機構Rのレバー27が図
7(C)の矢印d方向に回動する。
レーキドラム11に引かれたブレーキパネル12が戻し
ばね17に抗して図3の矢印a方向に回動するため、ロ
ッド28を介してロックアップ機構Rのレバー27が図
7(C)の矢印d方向に回動する。
【0028】レバー27と共に第1スラストボディ24
が図7(C),(D)の矢印d方向に回動すると、第1
スラストプレート29のカム溝291 …、ボール30…
及び第1スラストボディ24のカム溝242 …を介して
第2スラストボディ25が図7(D)の矢印e方向に押
圧される。その結果、第1スラストボディ24の摩擦材
31が第2スラストボディ25に接触し、第1スラスト
ボディ24及び第2スラストボディ25は相対回転不能
に一体化される。
が図7(C),(D)の矢印d方向に回動すると、第1
スラストプレート29のカム溝291 …、ボール30…
及び第1スラストボディ24のカム溝242 …を介して
第2スラストボディ25が図7(D)の矢印e方向に押
圧される。その結果、第1スラストボディ24の摩擦材
31が第2スラストボディ25に接触し、第1スラスト
ボディ24及び第2スラストボディ25は相対回転不能
に一体化される。
【0029】これにより、第1スラストボディ24、第
2スラストボディ25及び第3スラストボディ34は両
ハウジング22,23に対して固定され、それ以後は左
ブレーキレバーLL の操作力を強めても第2ブレーキケ
ーブル3の牽引力が第3ブレーキケーブル4に伝達され
なくなり、ドラムブレーキ装置Brの制動力は一定値に
保持される。一方、左ブレーキレバーLL の操作力を強
めることにより第2ブレーキケーブル3の牽引力が増加
すると、マスタシリンダMcが発生するブレーキ油圧が
増加して前輪Wfの制動力は増加する。
2スラストボディ25及び第3スラストボディ34は両
ハウジング22,23に対して固定され、それ以後は左
ブレーキレバーLL の操作力を強めても第2ブレーキケ
ーブル3の牽引力が第3ブレーキケーブル4に伝達され
なくなり、ドラムブレーキ装置Brの制動力は一定値に
保持される。一方、左ブレーキレバーLL の操作力を強
めることにより第2ブレーキケーブル3の牽引力が増加
すると、マスタシリンダMcが発生するブレーキ油圧が
増加して前輪Wfの制動力は増加する。
【0030】而して、図8から明らかなように、ロック
アップ機構Rが作動するP点を境にして、前輪Wfの制
動力が増加するにもかかわらず後輪Wrの制動力が一定
値に保持されるため、前後輪間の制動力配分特性を理想
配分特性に近いものとすることができる。
アップ機構Rが作動するP点を境にして、前輪Wfの制
動力が増加するにもかかわらず後輪Wrの制動力が一定
値に保持されるため、前後輪間の制動力配分特性を理想
配分特性に近いものとすることができる。
【0031】左ブレーキレバーLL の操作力を弱める
と、戻しばね38の弾発力で第3スラストボディ34が
長孔252 …の範囲内で図7(A)の矢印f方向に回動
する。その結果、カム溝342 …、ボール35…、カム
溝253 …及びリターンスプリング26の作用で第2ス
ラストボディ25が第1スラストボディ24の摩擦材3
1から離間する。これにより、第2スラストボディ25
は自由に回転できるようになり、第2ブレーキケーブル
3の弛緩に伴って第3ブレーキケーブル4が弛緩するこ
とにより、後輪Wrの制動力が解除される。
と、戻しばね38の弾発力で第3スラストボディ34が
長孔252 …の範囲内で図7(A)の矢印f方向に回動
する。その結果、カム溝342 …、ボール35…、カム
溝253 …及びリターンスプリング26の作用で第2ス
ラストボディ25が第1スラストボディ24の摩擦材3
1から離間する。これにより、第2スラストボディ25
は自由に回転できるようになり、第2ブレーキケーブル
3の弛緩に伴って第3ブレーキケーブル4が弛緩するこ
とにより、後輪Wrの制動力が解除される。
【0032】而して、左ブレーキレバーLL だけで前記
理想配分特性に近い制動力配分特性を得ることができる
ので、左ブレーキレバーLL 及び右ブレーキレバーLR
を適切な比率で操作する必要がなくなり、初心者にとっ
ても操作が容易である。しかもブレーキケーブルに弾性
材を介在させていないので、長期の使用に亘って適切な
制動力配分特性を安定して維持することができる。
理想配分特性に近い制動力配分特性を得ることができる
ので、左ブレーキレバーLL 及び右ブレーキレバーLR
を適切な比率で操作する必要がなくなり、初心者にとっ
ても操作が容易である。しかもブレーキケーブルに弾性
材を介在させていないので、長期の使用に亘って適切な
制動力配分特性を安定して維持することができる。
【0033】尚、左ブレーキレバーLL と右ブレーキレ
バーLR とを同時操作した場合には、マスタシリンダM
cは第3ブレーキケーブル3及び第4ブレーキケーブル
7の何れか牽引力の大きい方によって作動することにな
る。
バーLR とを同時操作した場合には、マスタシリンダM
cは第3ブレーキケーブル3及び第4ブレーキケーブル
7の何れか牽引力の大きい方によって作動することにな
る。
【0034】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は前記実施例に限定されるものでなく、種々の設計変
更を行うことが可能である。
明は前記実施例に限定されるものでなく、種々の設計変
更を行うことが可能である。
【0035】例えば、後輪Wrの制動手段としてドラム
ブレーキ装置Brに代えてディスクブレーキを採用する
ことができる。
ブレーキ装置Brに代えてディスクブレーキを採用する
ことができる。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ブレーキ
操作子の操作力をイコライザを介して後輪制動手段及び
前輪制動手段に伝達するブレーキケーブルに、後輪の制
動力の増加に伴って後輪制動手段に伝達される牽引力を
遮断するロックアップ機構を介装したことにより、操作
に特別の熟練を要することなく後輪の制動力の増加に対
して前輪の制動力を上回らせて理想配分特性に近い制動
力配分特性を得ることができる。しかも、ブレーキケー
ブルに弾性材を介在させていないので、適切な制動力配
分特性を安定して維持することができる。
操作子の操作力をイコライザを介して後輪制動手段及び
前輪制動手段に伝達するブレーキケーブルに、後輪の制
動力の増加に伴って後輪制動手段に伝達される牽引力を
遮断するロックアップ機構を介装したことにより、操作
に特別の熟練を要することなく後輪の制動力の増加に対
して前輪の制動力を上回らせて理想配分特性に近い制動
力配分特性を得ることができる。しかも、ブレーキケー
ブルに弾性材を介在させていないので、適切な制動力配
分特性を安定して維持することができる。
【図1】制動装置を備えた自動二輪車の平面図
【図2】制動装置の全体構成図
【図3】図2に対応する作用説明図
【図4】図4は図2の4方向矢視図
【図5】ロックアップ機構の構造説明図
【図6】図5に対応する作用説明図
【図7】図5に対応する作用説明図
【図8】前後輪の制動力配分特性を示すグラフ
Bf ディスクブレーキ装置(前輪制動手段) Br ドラムブレーキ装置(後輪制動手段) LL 左ブレーキレバー(ブレーキ操作子) R ロックアップ機構 Wf 前輪 Wr 後輪 2 イコライザ 3 第2ブレーキケーブル(ブレーキケーブ
ル) 4 第3ブレーキケーブル(ブレーキケーブ
ル)
ル) 4 第3ブレーキケーブル(ブレーキケーブ
ル)
Claims (1)
- 【請求項1】 ブレーキ操作子(LL )と、後輪(W
r)を制動する後輪制動手段(Br)と、前輪(Wf)
を制動する前輪制動手段(Bf)と、ブレーキ操作子
(LL )の操作力をイコライザ(2)を介して後輪制動
手段(Br)及び前輪制動手段(Bf)に伝達するブレ
ーキケーブル(3,4)と、後輪(Wr)の制動力の増
加に伴って後輪制動手段(Br)に連なるブレーキケー
ブル(4)の牽引力を遮断するロックアップ機構(R)
とを備えたことを特徴とする、自動二輪車用制動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35396193A JPH07196069A (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | 自動二輪車用制動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35396193A JPH07196069A (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | 自動二輪車用制動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07196069A true JPH07196069A (ja) | 1995-08-01 |
Family
ID=18434387
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35396193A Pending JPH07196069A (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | 自動二輪車用制動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07196069A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2757127A1 (fr) | 1996-12-12 | 1998-06-19 | Honda Motor Co Ltd | Dispositif de freinage a couplage avant et arriere pour motocycle |
| ES2146509A1 (es) * | 1996-03-25 | 2000-08-01 | Honda Motor Co Ltd | Sistema de freno enclavado delantero-trasero para vehiculo. |
| CN1057264C (zh) * | 1996-03-25 | 2000-10-11 | 本田技研工业株式会社 | 车辆用制动装置的联动制动机构 |
| US6186282B1 (en) * | 1999-03-10 | 2001-02-13 | Chih-Chen Juan | Balanced braking system |
| JP2006062559A (ja) * | 2004-08-27 | 2006-03-09 | Honda Motor Co Ltd | 車両の連動ブレーキ装置 |
| JP2010149685A (ja) * | 2008-12-25 | 2010-07-08 | Honda Motor Co Ltd | 鞍乗型車両 |
| JP2011152905A (ja) * | 2010-01-28 | 2011-08-11 | Suzuki Motor Corp | 電動式自動二輪車の制動装置 |
| JP2018095245A (ja) * | 2016-12-09 | 2018-06-21 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗型車両の連動ブレーキ装置 |
| CN114867655A (zh) * | 2020-01-05 | 2022-08-05 | Tvs电机股份有限公司 | 机动车辆及其制动系统 |
-
1993
- 1993-12-29 JP JP35396193A patent/JPH07196069A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2146509A1 (es) * | 1996-03-25 | 2000-08-01 | Honda Motor Co Ltd | Sistema de freno enclavado delantero-trasero para vehiculo. |
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| CN108216475A (zh) * | 2016-12-09 | 2018-06-29 | 本田技研工业株式会社 | 鞍乘型车辆的联动制动装置 |
| CN108216475B (zh) * | 2016-12-09 | 2020-01-07 | 本田技研工业株式会社 | 鞍乘型车辆的联动制动装置 |
| CN114867655A (zh) * | 2020-01-05 | 2022-08-05 | Tvs电机股份有限公司 | 机动车辆及其制动系统 |
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