JPH0720903B2 - 2−ヒドロキシ−3−メチレンビシクロ[3.3.0オクタン類の製造法 - Google Patents
2−ヒドロキシ−3−メチレンビシクロ[3.3.0オクタン類の製造法Info
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- JPH0720903B2 JPH0720903B2 JP25597788A JP25597788A JPH0720903B2 JP H0720903 B2 JPH0720903 B2 JP H0720903B2 JP 25597788 A JP25597788 A JP 25597788A JP 25597788 A JP25597788 A JP 25597788A JP H0720903 B2 JPH0720903 B2 JP H0720903B2
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Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明はプロパルギルシクロペンタン類を用いる2−ヒ
ドロキシ−3−メチレンビシクロ[3.3.0]オクタン類
の製造法に関する。さらに詳細には9(O)−メタノ−
Δ6(9α)−プロスタグランジンI1類の新規な鍵合成
中間体である2−ヒドロキシ−3−メチレンビシクロ
[3.3.0]オクタン類の製造法に関する。
ドロキシ−3−メチレンビシクロ[3.3.0]オクタン類
の製造法に関する。さらに詳細には9(O)−メタノ−
Δ6(9α)−プロスタグランジンI1類の新規な鍵合成
中間体である2−ヒドロキシ−3−メチレンビシクロ
[3.3.0]オクタン類の製造法に関する。
<従来の技術> カルバサイクリンは生体内生理活性物質であるプロスタ
グランジン(PGと略記することがある)I2(PGI2)の6,
9−位の酸素原子がメチレン基で置換されたプロスタグ
ランジンI2類縁体であり、分子内にエノールエーテルの
部分構造を有する天然のプロスタグランジンI2に比較し
て化学的に安定であるために抗血栓剤等の医薬品として
有用な化合物である。近年、カルバサイクリンの二重結
合異性体の一種であるイソカルバサイクリン、すなわ
ち、9(O)−メタノ−Δ6(9α)−プロスタグラン
ジンI1類が、この同族体の中でも最も強い血小板凝集抑
制作用を示すことが発見され、医薬品としての応用が期
待されるようになった[池上ら,テトラヘドロン・レタ
ーズ(Tetrahedron Letters),33,3493および3497(19
83)参照]。
グランジン(PGと略記することがある)I2(PGI2)の6,
9−位の酸素原子がメチレン基で置換されたプロスタグ
ランジンI2類縁体であり、分子内にエノールエーテルの
部分構造を有する天然のプロスタグランジンI2に比較し
て化学的に安定であるために抗血栓剤等の医薬品として
有用な化合物である。近年、カルバサイクリンの二重結
合異性体の一種であるイソカルバサイクリン、すなわ
ち、9(O)−メタノ−Δ6(9α)−プロスタグラン
ジンI1類が、この同族体の中でも最も強い血小板凝集抑
制作用を示すことが発見され、医薬品としての応用が期
待されるようになった[池上ら,テトラヘドロン・レタ
ーズ(Tetrahedron Letters),33,3493および3497(19
83)参照]。
先に本発明者らはかかる9(O)−メタノ−Δ
6(9α)−プロスタグランジンI1(イソカルバサイク
リン)の鍵合成中間体として有用な2−ヒドロキシ−3
−メチレンビシクロ[3.3.0]オクタン類とその製造法
を特許出願した。(特開昭62-61937号公報参照) その概要は次の通りである。
6(9α)−プロスタグランジンI1(イソカルバサイク
リン)の鍵合成中間体として有用な2−ヒドロキシ−3
−メチレンビシクロ[3.3.0]オクタン類とその製造法
を特許出願した。(特開昭62-61937号公報参照) その概要は次の通りである。
この方法によればアリルアルコール(A)より3工程を
へてアリルアルコール(C)(2−ヒドロキシ−3−メ
チレンビシクロ[3.3.0]オクタン類)に誘導される
が、この間の収率は50%で(A)の半分が失われること
になる。この為より効率的なアリルアルコール(C)
(6,7−二置換−2−ヒドロキシ−3−メチレンビシク
ロ[3.3.0]オクタン類)の合成法の開発が望まれてい
る。
へてアリルアルコール(C)(2−ヒドロキシ−3−メ
チレンビシクロ[3.3.0]オクタン類)に誘導される
が、この間の収率は50%で(A)の半分が失われること
になる。この為より効率的なアリルアルコール(C)
(6,7−二置換−2−ヒドロキシ−3−メチレンビシク
ロ[3.3.0]オクタン類)の合成法の開発が望まれてい
る。
また、先に本発明者らはかかる6,7−二置換−2−ヒド
ロキシ−3−メチレンビシクロ[3.3.0]オクタン類の
製造法として、下記式[I] で表わされるプロパルギルシクロペンタン類を、アルカ
リ金属又はアルカリ土類金属を用いる還元剤によって環
化せしめる方法(特開昭62-258330号公報参照)および
ヨウ化サマリウム(SmI2)によって環化せしめる方法を
特許出願したが、これらの方法を改良した、より効率的
な合成法の開発が望まれている。
ロキシ−3−メチレンビシクロ[3.3.0]オクタン類の
製造法として、下記式[I] で表わされるプロパルギルシクロペンタン類を、アルカ
リ金属又はアルカリ土類金属を用いる還元剤によって環
化せしめる方法(特開昭62-258330号公報参照)および
ヨウ化サマリウム(SmI2)によって環化せしめる方法を
特許出願したが、これらの方法を改良した、より効率的
な合成法の開発が望まれている。
最近、γ−エチニルケトン類に対し光照射することによ
り、還元的分子内環化反応が進行し、2−メチレンシク
ロペンタノール類が生成することが報告されている(D.
Belottiら,J.Org.Chem.,51,4196,1986年等参照)。しか
し本発明者らの知る限りにおいて、光照射によるγ−エ
チニルアルデヒド類の還元的分子内環化反応は報告され
ていない。
り、還元的分子内環化反応が進行し、2−メチレンシク
ロペンタノール類が生成することが報告されている(D.
Belottiら,J.Org.Chem.,51,4196,1986年等参照)。しか
し本発明者らの知る限りにおいて、光照射によるγ−エ
チニルアルデヒド類の還元的分子内環化反応は報告され
ていない。
<発明が解決しようとする問題点> 本発明の目的は9(O)−メタノ−Δ6(9α)−プロ
スタグランジンI1類(イソカルバサイクリン類)の有用
な鍵中間体である。2−ヒドロキシ−3−メチレンビシ
クロ[3.3.0]オクタン類の効率的な製造法を提供する
ことにある。
スタグランジンI1類(イソカルバサイクリン類)の有用
な鍵中間体である。2−ヒドロキシ−3−メチレンビシ
クロ[3.3.0]オクタン類の効率的な製造法を提供する
ことにある。
本発明者らは9(O)−メタノ−Δ6(9α)−プロス
タグランジンI1類(イソカルバサイクリン類)の有用な
合成鍵中間体である。2−ヒドロキシ−3−メチレンビ
シクロ[3.3.0]オクタン類の、より効率的な製造法を
見出すべく鋭意研究した結果、特定のプロパルギルシク
ロペンタノン類を用い、これを光照射反応せしめること
により目的とする2−ヒドロキシ−3−メチレンビシク
ロ[3.3.0]オクタン類が効率的に得られることを見出
し、本発明に到達したものである。
タグランジンI1類(イソカルバサイクリン類)の有用な
合成鍵中間体である。2−ヒドロキシ−3−メチレンビ
シクロ[3.3.0]オクタン類の、より効率的な製造法を
見出すべく鋭意研究した結果、特定のプロパルギルシク
ロペンタノン類を用い、これを光照射反応せしめること
により目的とする2−ヒドロキシ−3−メチレンビシク
ロ[3.3.0]オクタン類が効率的に得られることを見出
し、本発明に到達したものである。
<問題を解決するための手段> 本発明では下記式[I] で表わされる化合物およびその鏡像体あるいはそれらの
任意の割合の混合物であるプロパルギルシクロペンタン
類を、光照射反応せしめることによって環化反応せし
め、また必要により脱保護反応せしめることを特徴とす
る下記式[II] で表わされる化合物およびその鏡像体あるいはそれらの
任意の割合の混合物である2−ヒドロキシ−3−メチレ
ンビシクロ[3.3.0]オクタン類の製造法が提供され
る。
任意の割合の混合物であるプロパルギルシクロペンタン
類を、光照射反応せしめることによって環化反応せし
め、また必要により脱保護反応せしめることを特徴とす
る下記式[II] で表わされる化合物およびその鏡像体あるいはそれらの
任意の割合の混合物である2−ヒドロキシ−3−メチレ
ンビシクロ[3.3.0]オクタン類の製造法が提供され
る。
上記式[I]においてR11及びR21は同一もしくは異な
り、水素原子,トリ(C1〜C7)炭化水素シリル基又はそ
れらが結合している酸素原子(即ち、水酸基に由来する
酸素原子)とともにアセタール結合またはエステル結合
を形成する基を表わす。
り、水素原子,トリ(C1〜C7)炭化水素シリル基又はそ
れらが結合している酸素原子(即ち、水酸基に由来する
酸素原子)とともにアセタール結合またはエステル結合
を形成する基を表わす。
トリ(C1〜C7)炭化水素シリル基としては、例えば、ト
リメチルシリル基,トリエチルシリル基,トリイソプロ
ピルシリル基,t−ブチルジメチル基のようなトリ(C1〜
C4)アルキルシリル基,t−ブチルジフェニルシリル基の
ようなジフェニル(C1〜C4)アルキルシリル基,ジメチ
ルフェニル基のようなジ(C1〜C4)アルキルフェニル
基、またはトリベンジルシリル基,トリフェニルシリル
基などを好ましいものとして挙げることができる。トリ
(C1〜C4)アルキルシリル,ジフェニル(C1〜C4)アル
キルシリル,フェニルジ(C1〜C4)アルキルシリル基が
好ましく、なかでもt−ブチルジメチルシリル基が特に
好ましい。
リメチルシリル基,トリエチルシリル基,トリイソプロ
ピルシリル基,t−ブチルジメチル基のようなトリ(C1〜
C4)アルキルシリル基,t−ブチルジフェニルシリル基の
ようなジフェニル(C1〜C4)アルキルシリル基,ジメチ
ルフェニル基のようなジ(C1〜C4)アルキルフェニル
基、またはトリベンジルシリル基,トリフェニルシリル
基などを好ましいものとして挙げることができる。トリ
(C1〜C4)アルキルシリル,ジフェニル(C1〜C4)アル
キルシリル,フェニルジ(C1〜C4)アルキルシリル基が
好ましく、なかでもt−ブチルジメチルシリル基が特に
好ましい。
水酸基に由来する酸素原子と共にアセタール結合を形成
する基としては、例えば、メトキシメチル基,1−エトキ
シエチル基,2−メトキシ−2−プロピル基,2−エトキシ
−2−プロピル基,(2−メトキシエトキシ)メチル
基,ベンジルオキシメチル基,2−テトラヒドロピラニル
基,2−テトラヒドロフラニル基,または6,6−ジメチル
−3−オキサ−2−オキソビシクロ[3.1.0]ヘキス−
4−イル基を挙げることができる。2−テトラヒドロピ
ラニル基,2−テトラヒドロフラニル,1−エトキシエチ
ル,2−エトキシ−2−プロピル,(2−メトキシエトキ
シ)メチル,6,6−ジメチル−3−オキサ−2−オキソビ
シクロ[3.1.0]ヘキス−4−イル基が特に好ましい。
なかでも2−テトラヒドロピラニル基が特に好ましい。
する基としては、例えば、メトキシメチル基,1−エトキ
シエチル基,2−メトキシ−2−プロピル基,2−エトキシ
−2−プロピル基,(2−メトキシエトキシ)メチル
基,ベンジルオキシメチル基,2−テトラヒドロピラニル
基,2−テトラヒドロフラニル基,または6,6−ジメチル
−3−オキサ−2−オキソビシクロ[3.1.0]ヘキス−
4−イル基を挙げることができる。2−テトラヒドロピ
ラニル基,2−テトラヒドロフラニル,1−エトキシエチ
ル,2−エトキシ−2−プロピル,(2−メトキシエトキ
シ)メチル,6,6−ジメチル−3−オキサ−2−オキソビ
シクロ[3.1.0]ヘキス−4−イル基が特に好ましい。
なかでも2−テトラヒドロピラニル基が特に好ましい。
水酸基に由来する酸素原子と共にエステル結合を形成す
る基としては、例えばホルミル基,アセチル基,プロピ
オニル基,ブタノイル基,ペンタノイル基等の(C1〜
C5)アルカノイル基;ベンゾイル基,トルイル基等の置
換または非置換のベンゾイル基を挙げることができる。
アセチル基,ベンゾイル基が特に好ましい。
る基としては、例えばホルミル基,アセチル基,プロピ
オニル基,ブタノイル基,ペンタノイル基等の(C1〜
C5)アルカノイル基;ベンゾイル基,トルイル基等の置
換または非置換のベンゾイル基を挙げることができる。
アセチル基,ベンゾイル基が特に好ましい。
これらのシリル基,アセタール結合及びエステル結合を
形成する基は水酸基の保護基であると理解されるべきで
ある。これらの保護基は最終生成物の段階で容易に除去
されて薬剤として有用な遊離の水酸基とすることができ
る。したがってこのような性状を有している水酸基の保
護基はシリル基やアセタール結合やエステル結合を形成
する基の代わりとして使用することができる。本発明の
環化反応は中性で実施することもできるので、かかる保
護基は反応中安定に存在することができ、従って本質的
に保護基を限定する必要はない。
形成する基は水酸基の保護基であると理解されるべきで
ある。これらの保護基は最終生成物の段階で容易に除去
されて薬剤として有用な遊離の水酸基とすることができ
る。したがってこのような性状を有している水酸基の保
護基はシリル基やアセタール結合やエステル結合を形成
する基の代わりとして使用することができる。本発明の
環化反応は中性で実施することもできるので、かかる保
護基は反応中安定に存在することができ、従って本質的
に保護基を限定する必要はない。
上記式[I]においてR3は水素原子,メチル基,または
ビニル基を表わす。
ビニル基を表わす。
上記式[I]においてR4は直鎖もしくは分岐鎖C3〜C8ア
ルキル基、アルケニル基もしくはアルキニル基;フェニ
ル基;C3〜C10シクロアルキル基;またはC1〜C6アルコキ
シ基、フェニル基、フェノキシ基もしくはC3〜C10シク
ロアルキル基で置換されている直鎖もしくは分岐鎖C1〜
C5アルキル基を表わす。
ルキル基、アルケニル基もしくはアルキニル基;フェニ
ル基;C3〜C10シクロアルキル基;またはC1〜C6アルコキ
シ基、フェニル基、フェノキシ基もしくはC3〜C10シク
ロアルキル基で置換されている直鎖もしくは分岐鎖C1〜
C5アルキル基を表わす。
直鎖もしくは分岐鎖C3〜C8アルキル基としてはプロピル
基,ブチル基,ペンチル基,ヘキシル基,ヘプチル基,2
−ヘキシル基,2−メチル−2−ヘキシル基,2−メチルブ
チル基,2−メチルペンチル基,2−メチルヘキシル基,2,2
−ジメチルヘキシル基などを挙げることができる。ブチ
ル基,ペンチル基,ヘキシル基,ヘプチル基,2−ヘキシ
ル基,2−メチル−2−ヘキシル基,2−メチルブチル基,2
−メチルペンチル基,2−メチルヘキシル基が好ましい。
また、R4として2−メトキシエチル基,2−エトキシエチ
ル基を用いるものも参考例として挙げられる。
基,ブチル基,ペンチル基,ヘキシル基,ヘプチル基,2
−ヘキシル基,2−メチル−2−ヘキシル基,2−メチルブ
チル基,2−メチルペンチル基,2−メチルヘキシル基,2,2
−ジメチルヘキシル基などを挙げることができる。ブチ
ル基,ペンチル基,ヘキシル基,ヘプチル基,2−ヘキシ
ル基,2−メチル−2−ヘキシル基,2−メチルブチル基,2
−メチルペンチル基,2−メチルヘキシル基が好ましい。
また、R4として2−メトキシエチル基,2−エトキシエチ
ル基を用いるものも参考例として挙げられる。
直鎖もしくは分岐鎖C3〜C8アルケニル基としては、例え
ば1−ブチルビニル,2−プロピルアリル,2−ペンテニ
ル,4−ペンテニル,2−メチル−3−ペンテニル,4−ヘキ
セニル,1,4−ジメチル−3−ペンテニル,5−ヘプテニ
ル,1−メチル−5−ヘキセニル,6−メチル−5−ヘプテ
ニル,2,6−ジメチル−5−ヘプテニルなどが好ましい。
ば1−ブチルビニル,2−プロピルアリル,2−ペンテニ
ル,4−ペンテニル,2−メチル−3−ペンテニル,4−ヘキ
セニル,1,4−ジメチル−3−ペンテニル,5−ヘプテニ
ル,1−メチル−5−ヘキセニル,6−メチル−5−ヘプテ
ニル,2,6−ジメチル−5−ヘプテニルなどが好ましい。
直鎖もしくは分岐鎖C3〜C8アルキル基としては、例え
ば、2−ブチル,2−ペンチニル,3−ペンチニル,1−メチ
ル−2−ペンチニル,1−メチル−3−ペンチニルが好ま
しい。
ば、2−ブチル,2−ペンチニル,3−ペンチニル,1−メチ
ル−2−ペンチニル,1−メチル−3−ペンチニルが好ま
しい。
C3〜C10のシクロアルキル基としては、例えばシクロプ
ロピル基,シクロペンチル基,シクロヘキシル基,シク
ロヘキセニル基,シクロヘプチル基,シクロオクチル
基,シクロデシル基などを挙げることができる。シクロ
ペンチル基,シクロヘキシル基が好ましい。R4のフェニ
ル基、もしくはC3〜C10のシクロアルキル基が、さらに
ハロゲン原子、保護された水酸基(例えばシリルオキシ
基、C1〜C6アルコキシ基など)、C1〜C4アルキル基など
により置換されているものも参考例として挙げられる。
ロピル基,シクロペンチル基,シクロヘキシル基,シク
ロヘキセニル基,シクロヘプチル基,シクロオクチル
基,シクロデシル基などを挙げることができる。シクロ
ペンチル基,シクロヘキシル基が好ましい。R4のフェニ
ル基、もしくはC3〜C10のシクロアルキル基が、さらに
ハロゲン原子、保護された水酸基(例えばシリルオキシ
基、C1〜C6アルコキシ基など)、C1〜C4アルキル基など
により置換されているものも参考例として挙げられる。
C1〜C6アルコキシ基、フェニル基、フェノキシ基もしく
はC3〜C10シクロアルキル基で置換されている直鎖もし
くは分岐鎖C1〜C5アルキル基において、C1〜C6アルコキ
シ基としては、例えばメトキシ基,エトキシ基,プロピ
ルオキシ基,イソプロピルオキシ基,ブトキシ基,t−ブ
トキシ基,ヘキシルオキシ基などが挙げられる。直鎖も
しくは分岐鎖C1〜C5アルキル基としては、例えば、メチ
ル基,エチル基,プロピル基,イソプロピル基,ブチル
基,イソブチル基,sec−ブチル基,t−ブチル基,ペンチ
ル基などを挙げることができるなお、直鎖もしくは分岐
鎖C1〜C5アルキル基の置換基たるフェニル基、フェノキ
シ基もしくはC3〜C10シクロアルキル基が、さらに前述
したR4のフェニル基等について例示した置換基を有する
ものも参考例として挙げられる。かかるR3としてはブチ
ル,ペンチル,ヘキシル,ヘプチル,2−ヘキシル,2−メ
チル−2−ヘキシル,2−メチルブチル,2−メチルペンチ
ル,シクロペンチル,シクロヘキシル,フェニル,フェ
ノキシ,シクロペンチルメチル,シクロヘキシルメチル
基などを好ましいものとして挙げることができる。な
お、置換基はその任意の位置に結合していてもよい。
はC3〜C10シクロアルキル基で置換されている直鎖もし
くは分岐鎖C1〜C5アルキル基において、C1〜C6アルコキ
シ基としては、例えばメトキシ基,エトキシ基,プロピ
ルオキシ基,イソプロピルオキシ基,ブトキシ基,t−ブ
トキシ基,ヘキシルオキシ基などが挙げられる。直鎖も
しくは分岐鎖C1〜C5アルキル基としては、例えば、メチ
ル基,エチル基,プロピル基,イソプロピル基,ブチル
基,イソブチル基,sec−ブチル基,t−ブチル基,ペンチ
ル基などを挙げることができるなお、直鎖もしくは分岐
鎖C1〜C5アルキル基の置換基たるフェニル基、フェノキ
シ基もしくはC3〜C10シクロアルキル基が、さらに前述
したR4のフェニル基等について例示した置換基を有する
ものも参考例として挙げられる。かかるR3としてはブチ
ル,ペンチル,ヘキシル,ヘプチル,2−ヘキシル,2−メ
チル−2−ヘキシル,2−メチルブチル,2−メチルペンチ
ル,シクロペンチル,シクロヘキシル,フェニル,フェ
ノキシ,シクロペンチルメチル,シクロヘキシルメチル
基などを好ましいものとして挙げることができる。な
お、置換基はその任意の位置に結合していてもよい。
上記[I]においてnは0または1を表わす。
また上記式[II]においてR1およびR2は同一もしくは異
なり、水素原子,トリ(C1〜C7)炭化水素シリル基また
は水酸基の酸素原子とともにアセタール結合またはエス
テル結合を形成する基を表わす。ここでトリ(C1〜C7)
炭化水素シリル基および水酸基の酸素原子とともにアセ
タール結合またはエステル結合を形成する基としては上
記式[I]の場合と同じものがあげられる。
なり、水素原子,トリ(C1〜C7)炭化水素シリル基また
は水酸基の酸素原子とともにアセタール結合またはエス
テル結合を形成する基を表わす。ここでトリ(C1〜C7)
炭化水素シリル基および水酸基の酸素原子とともにアセ
タール結合またはエステル結合を形成する基としては上
記式[I]の場合と同じものがあげられる。
上記式[I]で表わされるプロパルギルシクロペンタン
類を原料とする光照射環化反応に用いられる光の波長
は、通常200〜400nmの範囲が好ましく、さらに好ましく
は220〜300nmの均一波長もしくはある幅を持った範囲の
波長が用いられる。このような条件を満たす光源として
例えば低圧水銀ランプ,中圧水銀ランプ,高圧水銀ラン
プ,タングステン−ハロゲンランプ,水銀−キセノンラ
ンプ,せん光ランプ,レーザーなどが好ましく用いられ
るが、特に好ましくは水銀低圧ランプが用いられる。ま
た必要によってバイコールガラスフィルター等のフィル
ター類を用いてもよい。(新実験化学講座14巻−V.p261
6-2620,日本化学会編,丸善等参照)反応装置として
は、光照射反応に一般的に用いられるものならいかなる
ものでもよい(小倉克之,化学と工業,41,325,1988
年;新実験化学講座14巻−V.p2620-2622,日本化学会
編,丸善等参照)。例えばメリーゴーラウンド型等の外
部照射型や、また種々の内部照射型装置等が用いられ
る。また反応は光増感剤の存在下に行なってもよい。
類を原料とする光照射環化反応に用いられる光の波長
は、通常200〜400nmの範囲が好ましく、さらに好ましく
は220〜300nmの均一波長もしくはある幅を持った範囲の
波長が用いられる。このような条件を満たす光源として
例えば低圧水銀ランプ,中圧水銀ランプ,高圧水銀ラン
プ,タングステン−ハロゲンランプ,水銀−キセノンラ
ンプ,せん光ランプ,レーザーなどが好ましく用いられ
るが、特に好ましくは水銀低圧ランプが用いられる。ま
た必要によってバイコールガラスフィルター等のフィル
ター類を用いてもよい。(新実験化学講座14巻−V.p261
6-2620,日本化学会編,丸善等参照)反応装置として
は、光照射反応に一般的に用いられるものならいかなる
ものでもよい(小倉克之,化学と工業,41,325,1988
年;新実験化学講座14巻−V.p2620-2622,日本化学会
編,丸善等参照)。例えばメリーゴーラウンド型等の外
部照射型や、また種々の内部照射型装置等が用いられ
る。また反応は光増感剤の存在下に行なってもよい。
該光環化反応の溶媒としては、例えば、アセトニトリ
ル;メタノール,エタノール,イソプロパノール等のア
ルコール系溶媒;ヘキサン,シクロヘキサン,ベンゼン
等の炭化水素系溶媒;エーテル,テトラヒドロフラン,
ジオキサン等のエーテル系溶媒;クロロホルム,塩化メ
チレン,四塩化炭素等のハロゲン系溶媒;ヘキサメチル
ホスホリックトリアミド,ジメチルホルムアミド,ジメ
チルスルホキシド等の有機極性溶媒及びそれらの任意の
割合の混合溶媒が用いられるが、好ましくは、アセトニ
トリル,ヘキサメチルホスホリックトリアミド等が用い
られる。該光環化反応は一般的にアミン類存在下に行な
うことが好ましい。使用するアミン類としては、例えば
トリエチルアミン,ジイソプロピルエチルアミン,ジエ
チルアミン,ジイソプロピルアミン,t−ブチルアミン等
のアルキルアミン類,アニリン,ジメチルアニリン等の
芳香族系アミン類等が用いられるが、好ましくはトリエ
チルアミンが用いられる。該アミン類の使用量は、原料
の上記式(I)で表わされるプロパルギルシクロペンタ
ン類に対し、0〜500当量、好ましくは1〜20当量程度
用いられる。尚、該環化反応は、一般的に該アミン類の
非存在下には進行しないが、例えばヘキサメチルホスホ
リックトリアミド等の光照射により励起される溶媒を溶
媒として使用した場合は、該アミン類の存在無しに反応
が進行するため、このような場合は一般的に該アミン類
非存在下で反応を行なう。
ル;メタノール,エタノール,イソプロパノール等のア
ルコール系溶媒;ヘキサン,シクロヘキサン,ベンゼン
等の炭化水素系溶媒;エーテル,テトラヒドロフラン,
ジオキサン等のエーテル系溶媒;クロロホルム,塩化メ
チレン,四塩化炭素等のハロゲン系溶媒;ヘキサメチル
ホスホリックトリアミド,ジメチルホルムアミド,ジメ
チルスルホキシド等の有機極性溶媒及びそれらの任意の
割合の混合溶媒が用いられるが、好ましくは、アセトニ
トリル,ヘキサメチルホスホリックトリアミド等が用い
られる。該光環化反応は一般的にアミン類存在下に行な
うことが好ましい。使用するアミン類としては、例えば
トリエチルアミン,ジイソプロピルエチルアミン,ジエ
チルアミン,ジイソプロピルアミン,t−ブチルアミン等
のアルキルアミン類,アニリン,ジメチルアニリン等の
芳香族系アミン類等が用いられるが、好ましくはトリエ
チルアミンが用いられる。該アミン類の使用量は、原料
の上記式(I)で表わされるプロパルギルシクロペンタ
ン類に対し、0〜500当量、好ましくは1〜20当量程度
用いられる。尚、該環化反応は、一般的に該アミン類の
非存在下には進行しないが、例えばヘキサメチルホスホ
リックトリアミド等の光照射により励起される溶媒を溶
媒として使用した場合は、該アミン類の存在無しに反応
が進行するため、このような場合は一般的に該アミン類
非存在下で反応を行なう。
反応温度は−100〜60℃、好ましくは−30〜40℃程度の
温度範囲が採用される。反応時間は使用するランプの強
さ,本数,波長や使用する装置により異なるが、通常0.
1〜24時間、好ましくは0.5〜5時間である。該光環化反
応における上記式(I)で表わされるプロパルギルシク
ロペンタン類の溶液中の濃度は10-4M〜1M(M=mol/l)
程度であるが、好ましくは10-3〜0.5M程度である。なお
反応系にメタノール,エタノール,イソプロパノール,t
−ブタノール等のプロトン源を加えて該光環化反応を行
なってもよい。
温度範囲が採用される。反応時間は使用するランプの強
さ,本数,波長や使用する装置により異なるが、通常0.
1〜24時間、好ましくは0.5〜5時間である。該光環化反
応における上記式(I)で表わされるプロパルギルシク
ロペンタン類の溶液中の濃度は10-4M〜1M(M=mol/l)
程度であるが、好ましくは10-3〜0.5M程度である。なお
反応系にメタノール,エタノール,イソプロパノール,t
−ブタノール等のプロトン源を加えて該光環化反応を行
なってもよい。
かくして得られた反応液は、そのまま溶媒を減圧留去す
るか、あるいはそのままシリカゲル,フロリジール等で
過した後、液を減圧留去することにより、粗生成物
として反応系から取り出すことができる。また、飽和塩
化アンモニウム水,水等を加えた後、有機溶媒による抽
出等を行なうことによっても粗生成物として反応系から
取り出すことができる。粗生成物は所望により、カラム
クロマトグラフィー,薄層クロマトグラフィー,液体ク
ロマトグラフィー,再結晶等の精製手段により精製する
ことができる。
るか、あるいはそのままシリカゲル,フロリジール等で
過した後、液を減圧留去することにより、粗生成物
として反応系から取り出すことができる。また、飽和塩
化アンモニウム水,水等を加えた後、有機溶媒による抽
出等を行なうことによっても粗生成物として反応系から
取り出すことができる。粗生成物は所望により、カラム
クロマトグラフィー,薄層クロマトグラフィー,液体ク
ロマトグラフィー,再結晶等の精製手段により精製する
ことができる。
上記式[II]で表わされる2−ヒドロキシ−3−メチレ
ンビシクロ[3.3.0]オクタン類の7位および6位の
3′位(あるいは4′位)が保護された水酸基の場合に
は、必要に応じて脱保護することによって遊離の水酸基
とすることができる。
ンビシクロ[3.3.0]オクタン類の7位および6位の
3′位(あるいは4′位)が保護された水酸基の場合に
は、必要に応じて脱保護することによって遊離の水酸基
とすることができる。
水酸基の保護基の除去は、保護基が水酸基の酸素原子と
共にアセタール結合を形成する基の場合には、例えば酢
酸,p−トルエンスルホン酸,p−トルエンスルホン酸のピ
リジニウム塩または陽イオン交換樹脂等を触媒とし、例
えば水,テトラヒドロフラン,エチルエーテル,ジオキ
サン,アセトン,アセトニトリル等を反応溶媒とするこ
とにより好適に実施される。反応は通常−78℃〜+50℃
の温度範囲で10分〜3日間程度行なわれる。また、保護
基がトリ(C1〜C7)炭化水素シリル基の場合には、例え
ば酢酸,p−トルエンスルホン酸、p−トルエンスルホン
酸のピリジニウム塩,テトラブチルアンモニウムフルオ
ライド,セシウムフルオライド,フッ化水素,ピリジン
−フッ化水素の存在下に、上記したような反応溶媒中で
同様の温度で同様の時間実施される。保護基が水酸基の
酸素原子とともにエステル結合を形成する基の場合に
は、例えば水酸化ナトリウム,水酸化カリウム,水酸化
カルシウムの水溶液もしくは水−アルコール混合溶液、
あるいはナトリウムメトキシド,カリウムメトキシド,
ナトリウムエトキシドを含むメタノール,エタノール溶
液中で加水分解せしめることにより実施することができ
る。
共にアセタール結合を形成する基の場合には、例えば酢
酸,p−トルエンスルホン酸,p−トルエンスルホン酸のピ
リジニウム塩または陽イオン交換樹脂等を触媒とし、例
えば水,テトラヒドロフラン,エチルエーテル,ジオキ
サン,アセトン,アセトニトリル等を反応溶媒とするこ
とにより好適に実施される。反応は通常−78℃〜+50℃
の温度範囲で10分〜3日間程度行なわれる。また、保護
基がトリ(C1〜C7)炭化水素シリル基の場合には、例え
ば酢酸,p−トルエンスルホン酸、p−トルエンスルホン
酸のピリジニウム塩,テトラブチルアンモニウムフルオ
ライド,セシウムフルオライド,フッ化水素,ピリジン
−フッ化水素の存在下に、上記したような反応溶媒中で
同様の温度で同様の時間実施される。保護基が水酸基の
酸素原子とともにエステル結合を形成する基の場合に
は、例えば水酸化ナトリウム,水酸化カリウム,水酸化
カルシウムの水溶液もしくは水−アルコール混合溶液、
あるいはナトリウムメトキシド,カリウムメトキシド,
ナトリウムエトキシドを含むメタノール,エタノール溶
液中で加水分解せしめることにより実施することができ
る。
また上記式[I],[II]で表わされる化合物において
シクロペンタン環およびビシクロ[3.3.0]オクタン環
自身およびそれらの環上に結合している置換基の結合し
ている炭素は不斉な環境のために立体異性体が存在する
が、本発明ではいずれの立体異性体をも含むものであ
り、またこれらの任意の割合の立体異性体混合物でもさ
しつかえない。また式で代表される化合物とはこれらの
立体異性体すべて、およびそれらの異性体の任意の割合
の混合物をあらわすが、式で表わされた立体構造を有す
る化合物が最も好ましいものとして挙げられる。
シクロペンタン環およびビシクロ[3.3.0]オクタン環
自身およびそれらの環上に結合している置換基の結合し
ている炭素は不斉な環境のために立体異性体が存在する
が、本発明ではいずれの立体異性体をも含むものであ
り、またこれらの任意の割合の立体異性体混合物でもさ
しつかえない。また式で代表される化合物とはこれらの
立体異性体すべて、およびそれらの異性体の任意の割合
の混合物をあらわすが、式で表わされた立体構造を有す
る化合物が最も好ましいものとして挙げられる。
本反応に用いられる上記式[I]で表わされるプロパル
ギルシクロペンタン類は、下記式[III] で表わされるプロパルギルシクロペンタン類を酸化し、
必要によって上記したと同様の方法で脱保護することに
よって得ることができる。かかる酸化法としてはアルコ
ールをアルデヒドに酸化するものならなんでもよいが、
シュウ酸クロリド−ジメチルスルホキシド−トリエチル
アミンを用いるスワーン酸化(Swern Oxidation;A.J.Ma
ncusoら,J.Org.Chem.,44巻,4148ページ,1979年等参
照)、ピリジニウムクロロクロメート(PCC;E.J.Corey
ら,Tetrahedron Lett.,2647ページ,1975年等参照),ピ
リジニウムジクロメート(PDC;E.J.Coreyら,Tetrahedro
n Lett.,399ページ,1979年等参照)等が好ましく用いら
れる。
ギルシクロペンタン類は、下記式[III] で表わされるプロパルギルシクロペンタン類を酸化し、
必要によって上記したと同様の方法で脱保護することに
よって得ることができる。かかる酸化法としてはアルコ
ールをアルデヒドに酸化するものならなんでもよいが、
シュウ酸クロリド−ジメチルスルホキシド−トリエチル
アミンを用いるスワーン酸化(Swern Oxidation;A.J.Ma
ncusoら,J.Org.Chem.,44巻,4148ページ,1979年等参
照)、ピリジニウムクロロクロメート(PCC;E.J.Corey
ら,Tetrahedron Lett.,2647ページ,1975年等参照),ピ
リジニウムジクロメート(PDC;E.J.Coreyら,Tetrahedro
n Lett.,399ページ,1979年等参照)等が好ましく用いら
れる。
かかる酸化剤の使用量は原料である式[III]で表わさ
れるシクロペンタン類に対して0.8〜20倍、好ましくは
1.2〜2倍当量の酸化剤を用いて行なわれる。反応温度
および溶媒は用いる酸化剤によって大いに異なり、スワ
ーン酸化の場合は−60℃〜室温程度で、主にジクロルメ
タンを溶媒として行なわれ、PCCおよびPDCの場合は−20
℃〜室温程度の温度で主にジクロルメタンを溶媒として
行なわれる。反応時間は反応の条件によって異なるが、
通常10分〜6時間程度である。
れるシクロペンタン類に対して0.8〜20倍、好ましくは
1.2〜2倍当量の酸化剤を用いて行なわれる。反応温度
および溶媒は用いる酸化剤によって大いに異なり、スワ
ーン酸化の場合は−60℃〜室温程度で、主にジクロルメ
タンを溶媒として行なわれ、PCCおよびPDCの場合は−20
℃〜室温程度の温度で主にジクロルメタンを溶媒として
行なわれる。反応時間は反応の条件によって異なるが、
通常10分〜6時間程度である。
上記式[III]で表わされるプロパルギルシクロペンタ
ン類は、下記式[IV] で表わされるプロパルギルシクロペンタン類をハイドロ
ボレーション反応およびそれに続く酸化反応、またR5が
トリメチルシリル基の場合にはさらにR5を選択的に脱保
護することによって得ることができる。ハイドロボレー
ション反応は通常の手法で実施することができる。[オ
ルガニック・リアクション(Organic Reactions),13
巻,Chapter I,ジョン・ウイリー・アンド・サンズ(Joh
n,Wiley & Sons Inc.)New York,1963年;新実験化学
講座,有機化合物の合成と反応I,P497-505,丸善等参
照。]ハイドロボレーション試薬としてはジシアミルボ
ラン((CH2)2CHCH(CH3)BH),9−ボラビシクロ[3.
3.1]ノナン(9−BBN),ジシクロヘキシルボラン,ジ
イソピノカンフェニルボラン等のジアルキルボランやカ
テコールボラン,ジハロボラン等のジ置換ボランを用い
ることができるが、好ましくはジシアミルボランおよび
9−ボラビシクロ[3.3.1]ノナン(9−BBN)が用いら
れる。ハイドロボレーションに続く酸化反応に使用され
る酸化剤としては過酸化水素−水酸化ナトリウム,トリ
メチルアミンオキシド,空気酸化等を用いることができ
るが過酸化水素−水酸化ナトリウムが特に好ましい。ハ
イドロボレーション試薬の使用量は式[IV]で表わされ
るシクロペンタン類に対して化学量論的には等モルで反
応は進行するが、通常は原料化合物に対して0.5〜5倍
モル用いられる。反応温度は−100〜50℃好ましくは−2
0℃〜室温程度である。反応時間は反応温度によって異
なるが、通常10分〜20時間、好ましくは30分〜5時間程
度である。反応は通常有機媒体の存在下に行なわれる。
用いられる媒体は反応試剤とは反応しない不活性な非プ
ロトン性有機媒体が用いられ、好ましくはテトラヒドロ
フラン,ジエチルエーテル,ジグリム,トリグリム等の
エーテル系溶媒が用いられ、特にテトラヒドロフランが
好ましい。ハイドロボレーション反応によって生成する
アルキルボランは通常単離することなく、反応系に直接
酸化剤を加えることにより酸化して下記式[III′] で表わされるアルコール体へと導かれる。酸化剤として
過酸化水素を用いる時は同時に水酸化ナトリウム等の塩
基を使用する。過酸化水素はいかなる濃度のものでも使
用できるが、30%前後の濃度のものが一般的に使用され
る。過酸化水素の使用量は使用するハイドロボレーショ
ン試薬の0.5〜50倍モル、好ましくは3〜10倍モルであ
る。水酸化ナトリウムはそのもの自体または水溶液とし
て使用することができるが、一般的に1〜10規定濃度の
水溶液を使用する。その使用量はハイドロボレーション
試薬の0.5〜50倍モル、好ましくは3〜10倍モルであ
る。このときの反応温度は0℃〜100℃であるが、好ま
しくは40℃〜70℃である。反応時間は5分から5時間で
あるが、好ましくは20分〜1時間である。酸化剤として
トリメチルアミンオキシドを用いる時は、通常ハイドロ
ボレーション試薬に対して0.5〜50倍モル、好ましくは
3〜10倍モル用いる。
ン類は、下記式[IV] で表わされるプロパルギルシクロペンタン類をハイドロ
ボレーション反応およびそれに続く酸化反応、またR5が
トリメチルシリル基の場合にはさらにR5を選択的に脱保
護することによって得ることができる。ハイドロボレー
ション反応は通常の手法で実施することができる。[オ
ルガニック・リアクション(Organic Reactions),13
巻,Chapter I,ジョン・ウイリー・アンド・サンズ(Joh
n,Wiley & Sons Inc.)New York,1963年;新実験化学
講座,有機化合物の合成と反応I,P497-505,丸善等参
照。]ハイドロボレーション試薬としてはジシアミルボ
ラン((CH2)2CHCH(CH3)BH),9−ボラビシクロ[3.
3.1]ノナン(9−BBN),ジシクロヘキシルボラン,ジ
イソピノカンフェニルボラン等のジアルキルボランやカ
テコールボラン,ジハロボラン等のジ置換ボランを用い
ることができるが、好ましくはジシアミルボランおよび
9−ボラビシクロ[3.3.1]ノナン(9−BBN)が用いら
れる。ハイドロボレーションに続く酸化反応に使用され
る酸化剤としては過酸化水素−水酸化ナトリウム,トリ
メチルアミンオキシド,空気酸化等を用いることができ
るが過酸化水素−水酸化ナトリウムが特に好ましい。ハ
イドロボレーション試薬の使用量は式[IV]で表わされ
るシクロペンタン類に対して化学量論的には等モルで反
応は進行するが、通常は原料化合物に対して0.5〜5倍
モル用いられる。反応温度は−100〜50℃好ましくは−2
0℃〜室温程度である。反応時間は反応温度によって異
なるが、通常10分〜20時間、好ましくは30分〜5時間程
度である。反応は通常有機媒体の存在下に行なわれる。
用いられる媒体は反応試剤とは反応しない不活性な非プ
ロトン性有機媒体が用いられ、好ましくはテトラヒドロ
フラン,ジエチルエーテル,ジグリム,トリグリム等の
エーテル系溶媒が用いられ、特にテトラヒドロフランが
好ましい。ハイドロボレーション反応によって生成する
アルキルボランは通常単離することなく、反応系に直接
酸化剤を加えることにより酸化して下記式[III′] で表わされるアルコール体へと導かれる。酸化剤として
過酸化水素を用いる時は同時に水酸化ナトリウム等の塩
基を使用する。過酸化水素はいかなる濃度のものでも使
用できるが、30%前後の濃度のものが一般的に使用され
る。過酸化水素の使用量は使用するハイドロボレーショ
ン試薬の0.5〜50倍モル、好ましくは3〜10倍モルであ
る。水酸化ナトリウムはそのもの自体または水溶液とし
て使用することができるが、一般的に1〜10規定濃度の
水溶液を使用する。その使用量はハイドロボレーション
試薬の0.5〜50倍モル、好ましくは3〜10倍モルであ
る。このときの反応温度は0℃〜100℃であるが、好ま
しくは40℃〜70℃である。反応時間は5分から5時間で
あるが、好ましくは20分〜1時間である。酸化剤として
トリメチルアミンオキシドを用いる時は、通常ハイドロ
ボレーション試薬に対して0.5〜50倍モル、好ましくは
3〜10倍モル用いる。
かくして得られた生成物は、通常の方法に従ってクエン
チ・抽出等をすることにより粗生成物として反応系から
取り出すことができる。粗生成物は、所望によりカラム
クロマトグラフィー,薄層クロマトグラフィー,液体ク
ロマトグラフィー,再結晶等の精製手段により精製する
ことができる。
チ・抽出等をすることにより粗生成物として反応系から
取り出すことができる。粗生成物は、所望によりカラム
クロマトグラフィー,薄層クロマトグラフィー,液体ク
ロマトグラフィー,再結晶等の精製手段により精製する
ことができる。
上記式[III]で表わされる化合物は上記式[III′]で
表わされる化合物のうちR5がトリメチルシリル基である
ものを選択的に脱保護することによっても得られる。こ
のアセチレン末端の脱保護反応は通常の手法で実施する
ことができる[シリコン・リエージェント・フォー・オ
ルガニック・シンセシス(Silicon Reagents for Organ
ic Synthesis),Reactivity and Structure Concepts O
rganic Chemistry 14巻,Chapter 9,Springer-Verlag,19
83年]脱保護反応試薬としてはナトリウムメトキシド−
メタノール,硝酸銀−エタノール−水とシアン化カリウ
ム−水を用いるもの、水酸化カリウム水,フッ化カリウ
ム−メタノールなどが用いられる。
表わされる化合物のうちR5がトリメチルシリル基である
ものを選択的に脱保護することによっても得られる。こ
のアセチレン末端の脱保護反応は通常の手法で実施する
ことができる[シリコン・リエージェント・フォー・オ
ルガニック・シンセシス(Silicon Reagents for Organ
ic Synthesis),Reactivity and Structure Concepts O
rganic Chemistry 14巻,Chapter 9,Springer-Verlag,19
83年]脱保護反応試薬としてはナトリウムメトキシド−
メタノール,硝酸銀−エタノール−水とシアン化カリウ
ム−水を用いるもの、水酸化カリウム水,フッ化カリウ
ム−メタノールなどが用いられる。
上記式[IV]で表わされるプロパルギルシクロペンタン
類は下記式[V] で表わされるプロパルギルシクロペンタノン類を四塩化
チタン−亜鉛−ジブロムメタンより調製されるメチレン
化剤(L.Lombardoら,テトラヘドロンレターズ,23巻,42
93ページ,1982年参照),四塩化チタン−亜鉛−ジョー
ドメタンより調製されるメチレン化剤(野崎一ら,テト
ラヘドロンレターズ,26巻,5581ページ,1985年参照)ま
たは他のメチレン化剤を用いてメチレン化することによ
り得ることができる。
類は下記式[V] で表わされるプロパルギルシクロペンタノン類を四塩化
チタン−亜鉛−ジブロムメタンより調製されるメチレン
化剤(L.Lombardoら,テトラヘドロンレターズ,23巻,42
93ページ,1982年参照),四塩化チタン−亜鉛−ジョー
ドメタンより調製されるメチレン化剤(野崎一ら,テト
ラヘドロンレターズ,26巻,5581ページ,1985年参照)ま
たは他のメチレン化剤を用いてメチレン化することによ
り得ることができる。
かかる四塩化チタン−亜鉛−ジブロムメタンより調製さ
れるメチレン化剤とはジブロムメタン1gに対し、四塩化
チタン0.5g〜2g,亜鉛0.8〜2.5gよりなる混合物をテトラ
ヒドロフラン中0℃で5時間〜3日間撹拌し放置したも
のを表わす。
れるメチレン化剤とはジブロムメタン1gに対し、四塩化
チタン0.5g〜2g,亜鉛0.8〜2.5gよりなる混合物をテトラ
ヒドロフラン中0℃で5時間〜3日間撹拌し放置したも
のを表わす。
また四塩化チタン−亜鉛−ジョードメタンより調製され
るメチレン化剤とはジョードメタン1gに対し、四塩化チ
タン0.1〜0.2g,亜鉛0.3〜0.6gよりなる混合物をテトラ
ヒドロフラン中、25℃で30分撹拌したものを表わす。
るメチレン化剤とはジョードメタン1gに対し、四塩化チ
タン0.1〜0.2g,亜鉛0.3〜0.6gよりなる混合物をテトラ
ヒドロフラン中、25℃で30分撹拌したものを表わす。
上記式[V]で表わされるシクロペンタノン類とメチレ
ン化剤との反応は有機媒体の存在下に行なわれ、反応温
度下において液状であって反応試薬とは反応しない不活
性の非プロトン性の有機媒体が用いられる。かかる媒体
としてはジクロルメタン,ジクロルエタン,テトラクロ
ルエタンの如きハロゲン化炭化水素が好ましく挙げられ
る。有機媒体の使用量は反応を円滑に進行させるに十分
な量があればよく、通常は原料の1〜200倍容量、好ま
しくは5〜50倍容量が用いられる。反応温度は−20℃〜
70℃、好ましくは0℃〜50℃で行なわれる。反応時間は
10分〜24時間で終了する。かくして得られた生成物は飽
和炭酸水素ナトリウム水によってクエンチされ、抽出等
をすることにより反応系から取り出すことができる。粗
生成物は所望によりカラムクロマトグラフィー,薄層ク
ロマトグラフィー,液体クロマトグラフィー,再結晶等
の精製手段により精製することができる。
ン化剤との反応は有機媒体の存在下に行なわれ、反応温
度下において液状であって反応試薬とは反応しない不活
性の非プロトン性の有機媒体が用いられる。かかる媒体
としてはジクロルメタン,ジクロルエタン,テトラクロ
ルエタンの如きハロゲン化炭化水素が好ましく挙げられ
る。有機媒体の使用量は反応を円滑に進行させるに十分
な量があればよく、通常は原料の1〜200倍容量、好ま
しくは5〜50倍容量が用いられる。反応温度は−20℃〜
70℃、好ましくは0℃〜50℃で行なわれる。反応時間は
10分〜24時間で終了する。かくして得られた生成物は飽
和炭酸水素ナトリウム水によってクエンチされ、抽出等
をすることにより反応系から取り出すことができる。粗
生成物は所望によりカラムクロマトグラフィー,薄層ク
ロマトグラフィー,液体クロマトグラフィー,再結晶等
の精製手段により精製することができる。
上記式[V]で表わされるプロパルギルシクロペンタノ
ン類は野依らの方法に従い(野依良治ら,ジャーナル・
オブ・アメリカン・ケミカル・ソサイエティー,107巻,3
348ページ,1985年)、下記に示す如く三成分連結反応を
行うことにより得ることができる。
ン類は野依らの方法に従い(野依良治ら,ジャーナル・
オブ・アメリカン・ケミカル・ソサイエティー,107巻,3
348ページ,1985年)、下記に示す如く三成分連結反応を
行うことにより得ることができる。
かくの如く新規な環化反応によって得られた式[II]で
表わされるヒドロキシ−3−メチレンビシクロ[3.3.
0]オクタン類は最初に述べた抗血栓剤等の医薬品とし
て有用なイソカルバサイクリンすなわち、9(O)−メ
タノ−Δ6(9α)−プロスタグランジンI1類の中間体
として有用である。すなわち式[II]のヒドロキシ−3
−メチレンビシクロ[3.3.0]オクタン類(ただしR1,R2
は各々前記定義のR12,R22を表わすものとする)はその
アリルアルコールのγ位で位置選択的に有機リチウム化
合物と反応して前述のイソカルバサイクリン、すなわち
9(O)−メタノ−Δ6(9α)−プロスタグランジン
I1骨格を構築することができる有用な鍵中間体である
(特開昭62-61937号公報参照)。
表わされるヒドロキシ−3−メチレンビシクロ[3.3.
0]オクタン類は最初に述べた抗血栓剤等の医薬品とし
て有用なイソカルバサイクリンすなわち、9(O)−メ
タノ−Δ6(9α)−プロスタグランジンI1類の中間体
として有用である。すなわち式[II]のヒドロキシ−3
−メチレンビシクロ[3.3.0]オクタン類(ただしR1,R2
は各々前記定義のR12,R22を表わすものとする)はその
アリルアルコールのγ位で位置選択的に有機リチウム化
合物と反応して前述のイソカルバサイクリン、すなわち
9(O)−メタノ−Δ6(9α)−プロスタグランジン
I1骨格を構築することができる有用な鍵中間体である
(特開昭62-61937号公報参照)。
<実施例> 以下、本発明を実施例により更に詳細に説明するが、本
発明はこれらに限定されるものではない。
発明はこれらに限定されるものではない。
光反応の装置は、外部照射型のメリーゴーラウンド型光
照射装置を用いた(Rayonet Photo-Chemical Reactor;T
he Southern New England Ultraviolet Company)。ラ
ンプは低圧水銀ランプ(Rayonet Photochemical Reacti
on Lamp,2537Å,16本)を使用した。尚実施例中、−OZ1
はt−ブチルジメチルシリルオキシ基を表わし、−OZ2
はトリメチルシリルオキシ基を表わす。
照射装置を用いた(Rayonet Photo-Chemical Reactor;T
he Southern New England Ultraviolet Company)。ラ
ンプは低圧水銀ランプ(Rayonet Photochemical Reacti
on Lamp,2537Å,16本)を使用した。尚実施例中、−OZ1
はt−ブチルジメチルシリルオキシ基を表わし、−OZ2
はトリメチルシリルオキシ基を表わす。
実施例1 アルデヒド体(化合物i)102mg(0.20mmol)をアセト
ニトリル5.8mlに溶解し、直径1lcmの石英ガラス管に入
れる。30分間窒素をバブルした後、トリエチルアミン14
3μl(1.03mmol)を加え、前記光照射装置で光照射を
2時間行なった。溶媒を減圧留去し得られた粗生成物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製すると、5
%酢エチル−ヘキサン溶出部に73mg(収率72%)の(1
S,2RS,5R,6R,7R)−2−ヒドロキシ−3−メチレン−6
−{(E,3′S)−3′−t−ブチルジメチルシリルオ
キシ−1′−オクテニル}−7−t−ブチルジメチルシ
リルオキシビシクロ[3.3.0]オクタン(化合物ii)を
得た。
ニトリル5.8mlに溶解し、直径1lcmの石英ガラス管に入
れる。30分間窒素をバブルした後、トリエチルアミン14
3μl(1.03mmol)を加え、前記光照射装置で光照射を
2時間行なった。溶媒を減圧留去し得られた粗生成物を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製すると、5
%酢エチル−ヘキサン溶出部に73mg(収率72%)の(1
S,2RS,5R,6R,7R)−2−ヒドロキシ−3−メチレン−6
−{(E,3′S)−3′−t−ブチルジメチルシリルオ
キシ−1′−オクテニル}−7−t−ブチルジメチルシ
リルオキシビシクロ[3.3.0]オクタン(化合物ii)を
得た。
実施例2 実施例1と同様にして、下記の出発物質から下記の生成
物を得た。
物を得た。
実施例3 アルデヒド体(化合物iii)110mg(0.21mmol)をヘキサ
メチルホスホリックトリアミド4mlに溶解して直径1cmの
石英ガラス管に入れ、20分間窒素をバブルした。これを
前記光照射装置にセットし、光照射を2.5時間行なっ
た。水を加え、エーテルで2回抽出後、合わせた有機層
を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、減
圧留去した。得られた粗生成物をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーで精製すると5%酢酸エチル−ヘキサン
溶出部に77mg(収率70%)の(1S,2RS,5R,6R,7R)−2
−ヒドロキシ−3−メチレン−6−{(E,3′S,5′S)
−3′−t−ブチルジメチルシリルオキシ−5′−メチ
ル−1′−ノネニル}−7−t−ブチルジメチルシリル
オキシビシクロ[3.3.0]オクタン(化合物iv)を得
た。
メチルホスホリックトリアミド4mlに溶解して直径1cmの
石英ガラス管に入れ、20分間窒素をバブルした。これを
前記光照射装置にセットし、光照射を2.5時間行なっ
た。水を加え、エーテルで2回抽出後、合わせた有機層
を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、減
圧留去した。得られた粗生成物をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーで精製すると5%酢酸エチル−ヘキサン
溶出部に77mg(収率70%)の(1S,2RS,5R,6R,7R)−2
−ヒドロキシ−3−メチレン−6−{(E,3′S,5′S)
−3′−t−ブチルジメチルシリルオキシ−5′−メチ
ル−1′−ノネニル}−7−t−ブチルジメチルシリル
オキシビシクロ[3.3.0]オクタン(化合物iv)を得
た。
スペクトルデーターは実施例2に示した。
実施例4 実施例3と同様にして、下記の出発物質から下記の生成
物を得た。
物を得た。
スペクトルデーターは実施例1及び実施例2に示した。
Claims (8)
- 【請求項1】下記式[I] で表わされる化合物およびその鏡像体あるいはそれらの
任意の割合の混合物であるプロパルギルシクロペンタン
類を、光照射反応せしめることによって環化反応せし
め、また必要により脱保護反応せしめることを特徴とす
る下記式[II] で表わされる化合物およびその鏡像体あるいはそれらの
任意の割合の混合物である2−ヒドロキシ−3−メチレ
ンビシクロ[3.3.0]オクタン類の製造法。 - 【請求項2】上記式[I]において、R1,R2が共にt−
ブチルジメチルシリル基である請求項1記載の2−ヒド
ロキシ−3−メチレンビシクロ[3.3.0]オクタン類の
製造法。 - 【請求項3】上記式[I]において、R3が水素原子また
はメチル基である請求項1または2記載の2−ヒドロキ
シ−3−メチレンビシクロ[3.3.0]オクタン類の製造
法。 - 【請求項4】上記式[I]においてR4がn−ブチル基,n
−ペンチル基,シクロペンチル基,シクロヘキシル基ま
たは2−メチルヘキシル基である請求項1〜3のいずれ
か1項記載の2−ヒドロキシ−3−メチレンビシクロ
[3.3.0]オクタン類の製造法。 - 【請求項5】光照射反応を、アミン類存在下に行なう、
請求項1〜4のいずれか1項記載の2−ヒドロキシ−3
−メチレンビシクロ[3.3.0]オクタン類の製造法。 - 【請求項6】アミン類が、トリエチルアミンまたはジメ
チルアニリンである請求項5記載の2−ヒドロキシ−3
−メチレンビシクロ[3.3.0]オクタン類の製造法。 - 【請求項7】反応溶媒がアセトニトリルである請求項1
〜6のいずれか1項記載の2−ヒドロキシ−3−メチレ
ンビシクロ[3.3.0]オクタン類の製造法。 - 【請求項8】反応溶媒がヘキサメチルホスホリックトリ
アミドである請求項1〜4のいずれか1項記載の2−ヒ
ドロキシ−3−メチレンビシクロ[3.3.0]オクタン類
の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25597788A JPH0720903B2 (ja) | 1988-10-13 | 1988-10-13 | 2−ヒドロキシ−3−メチレンビシクロ[3.3.0オクタン類の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25597788A JPH0720903B2 (ja) | 1988-10-13 | 1988-10-13 | 2−ヒドロキシ−3−メチレンビシクロ[3.3.0オクタン類の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02104542A JPH02104542A (ja) | 1990-04-17 |
| JPH0720903B2 true JPH0720903B2 (ja) | 1995-03-08 |
Family
ID=17286194
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25597788A Expired - Fee Related JPH0720903B2 (ja) | 1988-10-13 | 1988-10-13 | 2−ヒドロキシ−3−メチレンビシクロ[3.3.0オクタン類の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0720903B2 (ja) |
-
1988
- 1988-10-13 JP JP25597788A patent/JPH0720903B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02104542A (ja) | 1990-04-17 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |