JPH0721106B2 - ポリエステルブロツク共重合体組成物 - Google Patents
ポリエステルブロツク共重合体組成物Info
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- JPH0721106B2 JPH0721106B2 JP61281346A JP28134686A JPH0721106B2 JP H0721106 B2 JPH0721106 B2 JP H0721106B2 JP 61281346 A JP61281346 A JP 61281346A JP 28134686 A JP28134686 A JP 28134686A JP H0721106 B2 JPH0721106 B2 JP H0721106B2
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- polyester block
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はポリエステルブロック共重合体の本来の耐候
性、耐衝撃性、成形性等を保持しつつ耐屈曲疲労性に優
れ、剛性の向上、さらに難燃性をも付与したポリエステ
ルブロック共重合体組成物に関する。
性、耐衝撃性、成形性等を保持しつつ耐屈曲疲労性に優
れ、剛性の向上、さらに難燃性をも付与したポリエステ
ルブロック共重合体組成物に関する。
(従来の技術) ポリエステルブロック共重合体は、耐熱性、耐候性、耐
衝撃性、耐薬品性、成形性などに優れた成形材料であ
り、その応用範囲はますます広がりつつある。しかしな
がら剛性が小さいため自動車外装品、構造材料等への応
用に適さない分野があった。一方、ポリエステルブロッ
ク共重合体は可燃性であり、さらに悪いことには燃焼時
に溶融燃焼物が雫となって落ちるという欠点がある。
衝撃性、耐薬品性、成形性などに優れた成形材料であ
り、その応用範囲はますます広がりつつある。しかしな
がら剛性が小さいため自動車外装品、構造材料等への応
用に適さない分野があった。一方、ポリエステルブロッ
ク共重合体は可燃性であり、さらに悪いことには燃焼時
に溶融燃焼物が雫となって落ちるという欠点がある。
この様な欠点を改良するための従来の技術としてはポリ
エステルブロック共重合体/ABS樹脂/難燃剤の組成物が
あるが、この場合耐候性が極端に悪化するという欠点を
有する。また燃焼性を改良するための技術としてはポリ
エステルブロック共重合体/ハロゲン化ポリオレフィン
のブレンドがある。しかしこの場合、燃焼性は著しく改
良されるものの剛性、成形性が低下するという欠点を有
する。
エステルブロック共重合体/ABS樹脂/難燃剤の組成物が
あるが、この場合耐候性が極端に悪化するという欠点を
有する。また燃焼性を改良するための技術としてはポリ
エステルブロック共重合体/ハロゲン化ポリオレフィン
のブレンドがある。しかしこの場合、燃焼性は著しく改
良されるものの剛性、成形性が低下するという欠点を有
する。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明者はポリエステルブロック共重合体の本来有する
耐候性、耐衝撃性、成形性その他の諸性質をそこなうこ
となく、剛性を向上させ、さらに従来の難燃化ポリエス
テルブロック共重合体より優れた難燃性(自己消火性、
ノンドリップ性)を付与するため鋭意研究を重ねた。そ
の結果、アクリロニトリルおよびスチレンをグラフト重
合させた塩素化ポリエチレン樹脂(以下ACS樹脂と呼
称)を配合し、さらには有機ハロゲン化合物または有機
ハロゲン化合物とアンチモン酸化物を配合することで目
的を達し得ることを見出し、本発明に到達した。
耐候性、耐衝撃性、成形性その他の諸性質をそこなうこ
となく、剛性を向上させ、さらに従来の難燃化ポリエス
テルブロック共重合体より優れた難燃性(自己消火性、
ノンドリップ性)を付与するため鋭意研究を重ねた。そ
の結果、アクリロニトリルおよびスチレンをグラフト重
合させた塩素化ポリエチレン樹脂(以下ACS樹脂と呼
称)を配合し、さらには有機ハロゲン化合物または有機
ハロゲン化合物とアンチモン酸化物を配合することで目
的を達し得ることを見出し、本発明に到達した。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、融点が150℃以上の高融点ポリエステルセグ
メントとポリラクトンセグメントからなるポリエステル
ブロック共重合体(A)に対し、アクリロニトリルおよ
びスチレンをグラフト重合させた塩素化ポリエチレン
(B)を全樹脂成分当り5〜50重量%、さらに前記
(A)と(B)の和100重量部に対して有機ハロゲン化
合物5〜25重量部、アンチモン酸化物0〜20重量部を配
合してなることを特徴とするポリエステルブロック共重
合体組成物である。
メントとポリラクトンセグメントからなるポリエステル
ブロック共重合体(A)に対し、アクリロニトリルおよ
びスチレンをグラフト重合させた塩素化ポリエチレン
(B)を全樹脂成分当り5〜50重量%、さらに前記
(A)と(B)の和100重量部に対して有機ハロゲン化
合物5〜25重量部、アンチモン酸化物0〜20重量部を配
合してなることを特徴とするポリエステルブロック共重
合体組成物である。
この組成物は剛性が向上し、耐屈曲疲労性、耐候性、耐
衝撃性、成形性、成形品の表面光沢等に優れ、さらに難
燃剤を併用した場合には卓越した難燃性(自己消化性、
ノンドリップ性)を有し、従来のポリエステルブロック
共重合体では実現し得なかった特性を有する。また、こ
の組成物の主要成分であるポリエステルブロック共重合
体とACS樹脂の相溶性は極めて良好であり、得られた成
形品は表面の光沢が優れ、過激な屈曲疲労試験において
も層状に剥離することもないという特徴を有する。
衝撃性、成形性、成形品の表面光沢等に優れ、さらに難
燃剤を併用した場合には卓越した難燃性(自己消化性、
ノンドリップ性)を有し、従来のポリエステルブロック
共重合体では実現し得なかった特性を有する。また、こ
の組成物の主要成分であるポリエステルブロック共重合
体とACS樹脂の相溶性は極めて良好であり、得られた成
形品は表面の光沢が優れ、過激な屈曲疲労試験において
も層状に剥離することもないという特徴を有する。
本発明におけるポリエステルブロック共重合体とは、高
融点硬ポリエステルセグメントと分子量400〜6000のポ
リラクトンセグメントからなる共重合体であり、高融点
ポリエステルセグメント成分だけで高重合体を形成した
場合の融点が150℃以上である。
融点硬ポリエステルセグメントと分子量400〜6000のポ
リラクトンセグメントからなる共重合体であり、高融点
ポリエステルセグメント成分だけで高重合体を形成した
場合の融点が150℃以上である。
ポリエステルブロック共重合体をさらに詳しく述べる
と、高融点硬ポリエステルセグメント構成成分として
は、例えばテレフタル酸、イソフタル酸、1,5−ナフタ
レンジカルボン酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、4,
4′−ジフエニルジカルボン酸、ビス(4−カルボキシ
フエニル)メタン、ビス(4−カルボキシフエニル)ス
ルホン等の芳香族ジカルボン酸またはそのエステルと、
エチレングリコール、プロピレングリコール、テトラメ
チレングリコール、ペンタメチレングリコール、2,2−
ジメチルトリメチレングリコール、ヘキサメチレングリ
コール、デカメチレングリコール、p−キシリレングリ
コール、シクロヘキサンジメタノール等のジオールとか
ら製造されるポリエステルあるいはこれらの2種以上の
ジカルボン酸あるいは2種以上のジオールを用いたコポ
リエステルあるいはp−(β−ヒドロキシエトキシ)安
息香酸、p−オキシ安息香酸などのオキシ酸およびそれ
らのエステルから誘導されるポリエステル、ポリビバロ
ラクトンなどのポリラクトン、1,2−ビス(4,4′−ジカ
ルボキシフエノキシ)エタン等の芳香族エーテルジカル
ボン酸と前述のジオールとから製造されるポリエーテル
エステル、さらに以上のジカルボン酸類、オキシ酸類、
ジオール類を組合せたコポリエステル類などを示すこと
ができる。
と、高融点硬ポリエステルセグメント構成成分として
は、例えばテレフタル酸、イソフタル酸、1,5−ナフタ
レンジカルボン酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、4,
4′−ジフエニルジカルボン酸、ビス(4−カルボキシ
フエニル)メタン、ビス(4−カルボキシフエニル)ス
ルホン等の芳香族ジカルボン酸またはそのエステルと、
エチレングリコール、プロピレングリコール、テトラメ
チレングリコール、ペンタメチレングリコール、2,2−
ジメチルトリメチレングリコール、ヘキサメチレングリ
コール、デカメチレングリコール、p−キシリレングリ
コール、シクロヘキサンジメタノール等のジオールとか
ら製造されるポリエステルあるいはこれらの2種以上の
ジカルボン酸あるいは2種以上のジオールを用いたコポ
リエステルあるいはp−(β−ヒドロキシエトキシ)安
息香酸、p−オキシ安息香酸などのオキシ酸およびそれ
らのエステルから誘導されるポリエステル、ポリビバロ
ラクトンなどのポリラクトン、1,2−ビス(4,4′−ジカ
ルボキシフエノキシ)エタン等の芳香族エーテルジカル
ボン酸と前述のジオールとから製造されるポリエーテル
エステル、さらに以上のジカルボン酸類、オキシ酸類、
ジオール類を組合せたコポリエステル類などを示すこと
ができる。
分子量400〜6000のポリラクトンセグメントは、ポリエ
ステルブロック共重合体中で5〜80重量%の割合である
ことが好ましい。
ステルブロック共重合体中で5〜80重量%の割合である
ことが好ましい。
これらのポリエステルブロック共重合体は通常の重縮合
法によって製造することができる。好適な方法としては
芳香族ジカルボン酸またはそのジメチルエステル、ポリ
ラクトンセグメント形成性ジオールおよび低分子量ジオ
ールを触媒の存在下に約150〜260℃の温度に加熱し、次
いで重縮合反応またはエステル交換反応により形成され
た水またはメタノールを除去し、生成したプレポリマー
を真空下に加熱して過剰の低分子量ジオールを除去する
ことにより高重合度のポリエステルブロック共重合体と
する方法、あらかじめ調製した高融点ポリエステルセグ
メント形成性プレポリマーおよびポリラクトンセグメン
ト形成性プレポリマーにそれらのプレポリマーの末端官
能基と反応する2官能性の化合物を混合反応させたの
ち、系を高真空に保ち、揮発成分を除去することにより
ポリエステルブロック共重合体とする方法、高重合度の
高融点ポリエステルとラクトンモノマーを加熱混合し、
ラクトンを開環重合させつつエステル交換反応させるこ
とによりポリエステルブロック共重合体とする方法など
がある。
法によって製造することができる。好適な方法としては
芳香族ジカルボン酸またはそのジメチルエステル、ポリ
ラクトンセグメント形成性ジオールおよび低分子量ジオ
ールを触媒の存在下に約150〜260℃の温度に加熱し、次
いで重縮合反応またはエステル交換反応により形成され
た水またはメタノールを除去し、生成したプレポリマー
を真空下に加熱して過剰の低分子量ジオールを除去する
ことにより高重合度のポリエステルブロック共重合体と
する方法、あらかじめ調製した高融点ポリエステルセグ
メント形成性プレポリマーおよびポリラクトンセグメン
ト形成性プレポリマーにそれらのプレポリマーの末端官
能基と反応する2官能性の化合物を混合反応させたの
ち、系を高真空に保ち、揮発成分を除去することにより
ポリエステルブロック共重合体とする方法、高重合度の
高融点ポリエステルとラクトンモノマーを加熱混合し、
ラクトンを開環重合させつつエステル交換反応させるこ
とによりポリエステルブロック共重合体とする方法など
がある。
本発明のポリエステルブロック共重合体組成物の一方の
成分であるACS樹脂は、アクリロニトリル、塩素化ポリ
エチレン、スチレンからなる3元系熱可塑性樹脂であ
る。ACS樹脂は主として塩素化ポリエチレンに、アクリ
ロニトリル、スチレンモノマーをグラフト重合させるこ
とによって得られ、好適な組成はアクリロニトリル20〜
30重量%、塩素化ポリエチレン20〜40重量%、スチレン
30〜60重量%である。塩素化ポリエチレンの含有率が高
いほど前述の難燃性を向上させる効果は大きいが、反面
剛性を向上させる効果は低くなる。また本発明で使用す
る難燃剤は、芳香族化合物あるいは脂環族化合物のハロ
ゲン化物ハロゲン化燐酸エステルなどの有機難燃化剤、
あるいはこれらと三酸化アンチモン、五酸化アンチモン
のようなアンチモン酸化物とを併用して配合するのが好
ましい。有機ハロゲン化合物の例としては、デカブロモ
ジフェニルエーテル、3,5、3′,5′−テトラブロモジ
フェニルスルフィド、2,2−ビス(3,5−ジクロル−4−
フェノキシフェニル)プロパン、2,2−ビス(3,5−ジブ
ロム−4−オキシフェニル)プロパンとフェニルジクロ
ロホスフィンオキシドとの縮合ポリマー、3′,5′−テ
トラブロム−4,4′−ジブトキシジフェニルスルホキシ
ド、3,5、3′,5′−テトラブロム−4,4′−(3−ブロ
ムベンゾイルオキシ)ジフェニルスルホン、テトラブロ
ム無水フタル酸、1,2,3,4,5,6,7,8,10,10,11,11,−ドデ
カクロル−1,4,5,8−ジメタフルオレン、ヘキサクロル
シクロペンタジエンと1,9−デカジエンとの縮合物、2,3
−ジカルボキシ−5,8−エンドメチレン−5,6,7,8,9,9−
ヘキサクロル−1,2,3,4,4a,8,8a−オクタヒドロナフタ
リンのエステルまたは酸無水物などを挙げることができ
る。
成分であるACS樹脂は、アクリロニトリル、塩素化ポリ
エチレン、スチレンからなる3元系熱可塑性樹脂であ
る。ACS樹脂は主として塩素化ポリエチレンに、アクリ
ロニトリル、スチレンモノマーをグラフト重合させるこ
とによって得られ、好適な組成はアクリロニトリル20〜
30重量%、塩素化ポリエチレン20〜40重量%、スチレン
30〜60重量%である。塩素化ポリエチレンの含有率が高
いほど前述の難燃性を向上させる効果は大きいが、反面
剛性を向上させる効果は低くなる。また本発明で使用す
る難燃剤は、芳香族化合物あるいは脂環族化合物のハロ
ゲン化物ハロゲン化燐酸エステルなどの有機難燃化剤、
あるいはこれらと三酸化アンチモン、五酸化アンチモン
のようなアンチモン酸化物とを併用して配合するのが好
ましい。有機ハロゲン化合物の例としては、デカブロモ
ジフェニルエーテル、3,5、3′,5′−テトラブロモジ
フェニルスルフィド、2,2−ビス(3,5−ジクロル−4−
フェノキシフェニル)プロパン、2,2−ビス(3,5−ジブ
ロム−4−オキシフェニル)プロパンとフェニルジクロ
ロホスフィンオキシドとの縮合ポリマー、3′,5′−テ
トラブロム−4,4′−ジブトキシジフェニルスルホキシ
ド、3,5、3′,5′−テトラブロム−4,4′−(3−ブロ
ムベンゾイルオキシ)ジフェニルスルホン、テトラブロ
ム無水フタル酸、1,2,3,4,5,6,7,8,10,10,11,11,−ドデ
カクロル−1,4,5,8−ジメタフルオレン、ヘキサクロル
シクロペンタジエンと1,9−デカジエンとの縮合物、2,3
−ジカルボキシ−5,8−エンドメチレン−5,6,7,8,9,9−
ヘキサクロル−1,2,3,4,4a,8,8a−オクタヒドロナフタ
リンのエステルまたは酸無水物などを挙げることができ
る。
本発明の組成物中ACS樹脂の量は、ポリエステルブロッ
ク共重合体とACS樹脂の和100重量部に対して5〜50重量
部、好ましくは10〜30重量部である。5重量部未満では
前述の改良効果は不充分であり、50重量部を越えると組
成物の引張時の伸びが極端に低下する。また難燃剤の量
はポリエステルブロック共重合体とACS樹脂の和100重量
部に対して有機ハロゲン化合物5〜25重量部、アンチモ
ン酸化物0〜20重量部である。この範囲未満では難燃化
効果が十分でなく、この範囲を越えると成形品の表面性
が悪化し、また引張時の伸びも低下する。
ク共重合体とACS樹脂の和100重量部に対して5〜50重量
部、好ましくは10〜30重量部である。5重量部未満では
前述の改良効果は不充分であり、50重量部を越えると組
成物の引張時の伸びが極端に低下する。また難燃剤の量
はポリエステルブロック共重合体とACS樹脂の和100重量
部に対して有機ハロゲン化合物5〜25重量部、アンチモ
ン酸化物0〜20重量部である。この範囲未満では難燃化
効果が十分でなく、この範囲を越えると成形品の表面性
が悪化し、また引張時の伸びも低下する。
ポリエステルブロック共重合体とACS樹脂とをブレンド
する方法としては、単軸もしくは2軸の混練機、混練ロ
ール、バンバリーミキサー等を用いる溶融混練法、両者
を溶媒に溶かして混合する溶液混合法がある。
する方法としては、単軸もしくは2軸の混練機、混練ロ
ール、バンバリーミキサー等を用いる溶融混練法、両者
を溶媒に溶かして混合する溶液混合法がある。
さらに本発明の組成物に、ポリエステルブロック共重合
体用として知られている酸化防止剤、耐候剤などを配合
するのが好ましい。また可塑剤、顔料、充填剤などを配
合することができる。充填剤として特に好ましいのは繊
維状のものである。繊維状充填材、たとえばガラス繊
維、炭素繊維などを配合することにより、剛性はさらに
大きくなり、衝撃強さもほとんど低下しない。充填材の
配合量は、ポリエステルブロック共重合体とACS樹脂の
和100重量部に対して、0〜30重量部が好ましい。
体用として知られている酸化防止剤、耐候剤などを配合
するのが好ましい。また可塑剤、顔料、充填剤などを配
合することができる。充填剤として特に好ましいのは繊
維状のものである。繊維状充填材、たとえばガラス繊
維、炭素繊維などを配合することにより、剛性はさらに
大きくなり、衝撃強さもほとんど低下しない。充填材の
配合量は、ポリエステルブロック共重合体とACS樹脂の
和100重量部に対して、0〜30重量部が好ましい。
本発明により得られた組成物は成形加工性が良く、得ら
れた成形品は表面光沢が良い上に、充分な衝撃強度を保
持しつつ、剛性が充分あるために構造材料としての応用
が可能となる。本発明の組成物は射出成形、押出成形、
トランスファー成形、吹込み成形によって種々の成形品
に賦形することができる。
れた成形品は表面光沢が良い上に、充分な衝撃強度を保
持しつつ、剛性が充分あるために構造材料としての応用
が可能となる。本発明の組成物は射出成形、押出成形、
トランスファー成形、吹込み成形によって種々の成形品
に賦形することができる。
用途として種々の機械部品、自動車部品、電気製品のハ
ウジング、ホース、チューブ、ケーブルなど、剛性と衝
撃強さが合せて要求される分野に適用できる。
ウジング、ホース、チューブ、ケーブルなど、剛性と衝
撃強さが合せて要求される分野に適用できる。
(実施例) 次に本発明を実施例により説明する。実施例に使用され
るポリマーおよび試験方法は次のとおりである。
るポリマーおよび試験方法は次のとおりである。
(1)実施例に使用されるポリマー ポリマーA:ポリエステルブロック共重合体 ポリテトラメチレンテレフタレートとε−カプロラクト
ンを公知の方法(特公昭48−4116号)により反応させて
得られたポリテトラメチレンテレフタレート、ポリカプ
ロラクトンブロック共重合体(還元比粘度1.16)を、2
官能性のエポキシ化合物を用いて公知の方法(特公昭48
−4115号)により鎖延長させたポリエステルブロック共
重合体組成物で、ε−カプロラクトンの共重合割合が約
30重量%であるもの。
ンを公知の方法(特公昭48−4116号)により反応させて
得られたポリテトラメチレンテレフタレート、ポリカプ
ロラクトンブロック共重合体(還元比粘度1.16)を、2
官能性のエポキシ化合物を用いて公知の方法(特公昭48
−4115号)により鎖延長させたポリエステルブロック共
重合体組成物で、ε−カプロラクトンの共重合割合が約
30重量%であるもの。
ポリマーの結晶融点 205℃ 還元比粘度1.4(フェノール/テトラクロルエタン(6/
4)混合溶剤を用いて30℃で測定 ACS樹脂:昭和電工(株)製、GW−360 ABS樹脂:住友ノーガタック(株)製、クララスチックM
V 塩素化ポリエチレン:大阪曹達(株)ダイソラックH135 (2)実施例中に記載した物性値の測定方法 引張試験:JIS K6301法 (JIS 3号ダンベル 厚さ2.0mm) アイゾット衝撃強さ:ASTM−D256 耐候性:カーボンアーク2灯式ウェザオメーター 燃焼試験:UL94V試験法、サンプル厚み (1/16)インチ 耐屈曲疲労性:JIS K6301、亀裂が10mmに達するまでの屈
曲回数 実施例1 実施例1、2および3 ポリマーAとACS樹脂及び難燃剤としてノンネンDP−10
(丸菱油化工業社製)と三酸化アンチモンを40mmφ単軸
押出機を用いて、樹脂温度215℃で混練ペレタイズし
た。このときのポリマーA/ACS樹脂の重量比は、それぞ
れ90/10、70/30、60/40であり、また難燃剤の配合比は
ポリマーAとACS樹脂の和100重量部に対して、ノンネン
DP−10は10重量部、三酸化アンチモンは5重量部であ
る。
4)混合溶剤を用いて30℃で測定 ACS樹脂:昭和電工(株)製、GW−360 ABS樹脂:住友ノーガタック(株)製、クララスチックM
V 塩素化ポリエチレン:大阪曹達(株)ダイソラックH135 (2)実施例中に記載した物性値の測定方法 引張試験:JIS K6301法 (JIS 3号ダンベル 厚さ2.0mm) アイゾット衝撃強さ:ASTM−D256 耐候性:カーボンアーク2灯式ウェザオメーター 燃焼試験:UL94V試験法、サンプル厚み (1/16)インチ 耐屈曲疲労性:JIS K6301、亀裂が10mmに達するまでの屈
曲回数 実施例1 実施例1、2および3 ポリマーAとACS樹脂及び難燃剤としてノンネンDP−10
(丸菱油化工業社製)と三酸化アンチモンを40mmφ単軸
押出機を用いて、樹脂温度215℃で混練ペレタイズし
た。このときのポリマーA/ACS樹脂の重量比は、それぞ
れ90/10、70/30、60/40であり、また難燃剤の配合比は
ポリマーAとACS樹脂の和100重量部に対して、ノンネン
DP−10は10重量部、三酸化アンチモンは5重量部であ
る。
比較例1および2 ポリマーA100重量部に対してノンネンDP−10を10重量
部、三酸化アンチモンを5重量部、実施例1と同様な方
法で混練ペレタイズした(比較例1)。また、ACS樹脂1
00重量部に対し、ノンネンDP−10を10重量部、三酸化ア
ンチモンを5重量部を実施例1と同様な方法で混練ペレ
タイズした(比較例2)。これらの評価結果を表1に示
した。
部、三酸化アンチモンを5重量部、実施例1と同様な方
法で混練ペレタイズした(比較例1)。また、ACS樹脂1
00重量部に対し、ノンネンDP−10を10重量部、三酸化ア
ンチモンを5重量部を実施例1と同様な方法で混練ペレ
タイズした(比較例2)。これらの評価結果を表1に示
した。
表1よりACS樹脂の配合比が増すに従って引張弾性率が
増加し、燃焼時間は短くなるが、衝撃強さ、耐候性は保
持されている。またACS樹脂を配合することによりノン
ドリップ性が付与される。しかしACS樹脂が50重量部を
越えると引張時の伸びが極端に小さくなるため好ましく
ない。
増加し、燃焼時間は短くなるが、衝撃強さ、耐候性は保
持されている。またACS樹脂を配合することによりノン
ドリップ性が付与される。しかしACS樹脂が50重量部を
越えると引張時の伸びが極端に小さくなるため好ましく
ない。
また実施例中に示した全組成において成形性および成形
品表面光沢は、ポリマーA単独の場合と同等であった。
品表面光沢は、ポリマーA単独の場合と同等であった。
(発明の効果) 本発明ではポリエステルブロック共重合体にACS樹脂お
よび有機ハロゲン化合物等の難燃剤を配合することで、
耐屈曲疲労性、耐衝撃性、耐候性、成形性、その他の諸
性質をそこなうことなく、剛性を付与することができ、
タフで剛性があり、強制的に燃焼させてもドリップしな
い、いわゆるノンドリップ性の難燃性エラストマーをつ
くることが可能であり、種々の機械部品、自動車部品、
電気製品のハウジング、ホース、チューブ、ケーブルな
ど剛性と衝撃強さ、耐屈曲性さらには難燃性が要求され
る分野に適用できる。
よび有機ハロゲン化合物等の難燃剤を配合することで、
耐屈曲疲労性、耐衝撃性、耐候性、成形性、その他の諸
性質をそこなうことなく、剛性を付与することができ、
タフで剛性があり、強制的に燃焼させてもドリップしな
い、いわゆるノンドリップ性の難燃性エラストマーをつ
くることが可能であり、種々の機械部品、自動車部品、
電気製品のハウジング、ホース、チューブ、ケーブルな
ど剛性と衝撃強さ、耐屈曲性さらには難燃性が要求され
る分野に適用できる。
Claims (1)
- 【請求項1】融点が150℃以上の高融点ポリエステルセ
グメントとポリラクトンセグメントからなるポリエステ
ルブロック共重合体(A)に対し、アクリロニトリルお
よびスチレンをグラフト重合させた塩素化ポリエチレン
(B)を全樹脂成分当り5〜50重量%、さらに前記
(A)と(B)の和100重量部に対して有機ハロゲン化
合物5〜25重量部、アンチモン酸化物0〜20重量部を配
合してなることを特徴とするポリエステルブロック共重
合体組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61281346A JPH0721106B2 (ja) | 1986-11-25 | 1986-11-25 | ポリエステルブロツク共重合体組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61281346A JPH0721106B2 (ja) | 1986-11-25 | 1986-11-25 | ポリエステルブロツク共重合体組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
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| JPH0721106B2 true JPH0721106B2 (ja) | 1995-03-08 |
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ID=17637827
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61281346A Expired - Fee Related JPH0721106B2 (ja) | 1986-11-25 | 1986-11-25 | ポリエステルブロツク共重合体組成物 |
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| JP (1) | JPH0721106B2 (ja) |
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Family Cites Families (2)
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-
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- 1986-11-25 JP JP61281346A patent/JPH0721106B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
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| JPS63132960A (ja) | 1988-06-04 |
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