JPH07266586A - 記録方法、記録装置及び記録ヘッド - Google Patents

記録方法、記録装置及び記録ヘッド

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JPH07266586A
JPH07266586A JP8558694A JP8558694A JPH07266586A JP H07266586 A JPH07266586 A JP H07266586A JP 8558694 A JP8558694 A JP 8558694A JP 8558694 A JP8558694 A JP 8558694A JP H07266586 A JPH07266586 A JP H07266586A
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recording
head
dye
recording material
transfer
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JP8558694A
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English (en)
Inventor
Yukitoshi Marutani
幸利 丸谷
Osamu Matsuda
修 松田
Masato Doi
正人 土居
Kazuhiko Nemoto
和彦 根本
Masamichi Ogawa
正道 小川
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 染料等の記録材22をレーザ18等の加熱手段に
よって加熱し、印画紙50等の被記録体に飛翔等により移
行させるに際し、移行した記録材の状態を検出し、この
検出情報に基いて、記録材加熱手段の出力等を制御する
記録方法と、この方法を実施する装置。 【効果】 所望の転写濃度に相当する基準値と比較する
ことにより、常に所望の転写濃度が均一かつ再現性よく
得られるようにレーザ等の加熱手段の出力等を制御若し
くは調整することができる。また、記録材移行手段(記
録ヘッド)を目的とする位置に合わせることができ、特
に多色印刷時に各色間のずれをなくし、画素の合わせ精
度(階調性等)を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録方法、記録装置
(特にレーザビームプリンタ)及び記録ヘッドに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオカメラ、テレビジョン、コ
ンピュータグラフィクス等の画像記録において、モノカ
ラーの記録は勿論のこと、ハードコピーのカラー化に対
するニーズが高まっている。これに対応して、色々な方
式のプリンタが開発され、様々な分野に展開している。
【0003】これらの記録方式の中で、適当なバインダ
樹脂中に高濃度の転写染料が分散してなるインク層が塗
布されたインクシートと、転写された染料を受容する染
着樹脂がコーティングされた印画紙等の被転写体とを一
定の圧力で密着させ、インクシート上に位置する感熱記
録ヘッドから画像情報に応じた熱を加え、この加熱に応
じてインクシートから染料受容層に転写染料を熱転写さ
せる方式がある。
【0004】上記の操作を例えば、減法混色の三原色で
あるイエロー、マゼンタ、シアンに分解された画像信号
について夫々繰り返すことによって、フルカラー画像を
得るようにしたいわゆる熱転写方式は、小型化、保守が
容易で、即時性を備え、銀塩カラー写真並の高品位な画
像を得る優れた技術として注目を集めてはいる。
【0005】図24は、こうした熱転写方式のプリンタの
要部の概略正面図である。このプリンタによれば、感熱
記録ヘッド(以下、サーマルヘッドと称する。)1とプ
ラテンローラ3とが対向し、これらの間に、ベースフィ
ルム12b上にインク層12aを設けたインクシート12と、
紙20b上に染着樹脂層(染料受容層)20aを設けた被記
録紙(被転写体)20とが挟着された状態で、プラテンロ
ーラ3によってサーマルヘッド1に押し付けられる。
【0006】そして、サーマルヘッド1によって選択的
に加熱されたインク層12a中のインク(転写染料)が、
被転写体20の染着樹脂層20aにドット状に転写され、熱
転写記録が遂行される。このような熱転写記録には、一
般に、長手状のサーマルヘッドを被記録紙走行方向に直
交させて固定して配したライン方式や、サーマルヘッド
を記録紙走行方向に直交する方向に往復動させるシリア
ル方式が採用されている。
【0007】本出願人は、こうした熱転写記録方式の利
点を生かしつつ、廃棄物及び転写エネルギーを低減し、
プリンタを小型、軽量化するために、図25に示すような
非接触方式の染料気化型レーザビームプリンタ(LB
P)を既に提案した。
【0008】この記録方式によれば、熱溶融性の染料層
22を気化部17に有する記録ヘッド(プリンタヘッド)10
と、気化した(或いは昇華した)染料を受容する受容層
50aを持つ被記録体(印画紙)50との間に微小空隙11を
設けている。
【0009】そして、レーザ光Lの照射によって、記録
ヘッド10の気化部17の染料収容部37に収容した液化染料
22を選択的に加熱して気化させ、気化染料32を空隙11内
で飛翔させて、気化穴23から被記録体である印画紙50上
に転写し、連続的な階調を持つ画像を得る。この操作を
減法混色の三原色であるイエロー、マゼンタ、シアンに
分解された画像信号についてそれぞれ繰り返すことによ
って、フルカラー化を達成できる。
【0010】なお、この記録方式では、印画紙50を記録
ヘッド10に対して例えば上方側で対向させ、気化部17の
上面付近に、レーザ18から出射されてレンズ19で集光さ
れたレーザ光Lを照射して気化染料32を上方に飛翔若し
くは移行させるのがよい。
【0011】また、レーザ光透過性のあるヘッドベース
14に染料溜め15を設け、ヘッドベース14上に固定したス
ペーサ28との間に液化染料22を収容し、ここから染料通
路27を経て気化部17に液化染料22を供給する。この場
合、気化部17への染料の供給効率及び気化効率の向上の
ために、毛細管現象を利用して染料の供給及び保持を行
う小円柱体21からなる微小凹凸を気化部17に設けてい
る。
【0012】そして、上記の空隙11を保持し、X方向に
移動する印画紙50をガイドするために、スペーサ28上に
保護板29を固定している。この保護板29には、上記の染
料の液化状態を保持するためのヒータ16が埋設されてい
るが、こうしたヒータは染料収容部37(上記の通路17及
び染料溜め15)内に配設することができる。
【0013】また、このプリンタヘッドを含むプリンタ
全体は、図26に示すように、例えばフルカラー用として
イエロー、マゼンタ、シアンの各染料溜め15Y、15M、
15Cをそれぞれ共通のベース14に設け、そこから各色の
染料を12〜24個の多数のドットを形成する列状の気化部
17Y、17M、17Cに供給する。
【0014】各気化部に対しては、対応するレーザ(特
に半導体レーザチップ)18を各12〜24個アレイ状に配し
たマルチレーザアレイ30から出射される各レーザ光を多
数の集光レンズ19を配したマイクロレンズアレイ31によ
ってそれぞれ集光する(36はレーザ光Lを直角方向に導
くためのミラー)。
【0015】集光レンズとしては、図示したレンズ系で
もよいが、仮想線で示す1枚の径大の集光レンズ38を使
用してよい。このレンズ38は、光入射位置に応じて光出
射位置が上記の各気化部17Y、17M、17Cに相当するよ
うに屈折経路が変化するように形成されたものである。
なお、マルチレーザアレイ30は、基板33に設けたコント
ロールIC34によって駆動制御し、またヒートシンク35
によって十分に放熱できるようになっている。
【0016】上記したように、この染料気化型レーザビ
ームプリンタによれば、記録に消費される染料について
は、その失われた分だけを染料溜めから溶融状態で気化
部へ流すことにより、気化部へ連続的に供給することが
できる。これは、染料がバインダ樹脂を殆ど含有しない
ために、可能となる。従って、記録に関与する気化部
は、繰り返して多数回使用できるので、上述した熱転写
方式においてはインクシートが1回限りの使い捨てであ
るのに対し、省資源及び環境保護の面で有利である。
【0017】また、気化型であるために、染料層と被記
録体(印画紙)とが接触しないで記録を行え、従って、
2回目以降のプリント時に上述した熱転写方式でみられ
るような染料の逆転写、混色は生じることがない。同時
に、染料の供給に上述したインクシートではなく小体積
の染料溜めを使用するために、プリンタを小型、軽量化
できる。
【0018】更に、この記録方式は、染料の気化又は昇
華を利用したものであるために、上述の熱転写方式のよ
うに被記録体の染料受容層を加熱する必要がなく、イン
クシートと被記録体とを高い圧力で押し付ける必要もな
く、この点でもプリンタの小型化、軽量化に有利であ
る。そして、気化部の染料層と被記録体とが接触しない
ために、それらの間で熱融着が起こり得ないだけではな
く、染料と受容層樹脂の相溶性が小さくても記録可能で
ある。従って、染料及び受容層樹脂の設計、選択の幅が
著しく広がる。
【0019】しかしながら、本発明者が上記した熱転写
方式のプリンタや気化型レーザビームプリンタ等につい
て検討を加えた結果、上記した種々の利点を有するもの
の、次のような問題点が残されていることが分かった。
【0020】上記した各プリンタを含むこれまでの各種
プリンタにおいては、印画紙上の染料転写濃度の均一性
と再現性がその品質を決めるが、このためには、例えば
図27(但し、この図では1つの染料収容部のみを示
す。)に示すように、染料転写濃度を左右する半導体レ
ーザ18の光出力を検出して染料転写濃度をモニタする方
法が採用されることがある。これは、半導体レーザ18の
出力が環境温度、使用時間などにより変化するため、ビ
ームごとの染料転写濃度の調整(光出力の制御)が必要
となるからである。
【0021】即ち、半導体レーザ18(ここでは、一対の
クラッド層60−60間に活性層61が挟まれたダブルヘテロ
接合のSDHレーザ(separated double heterostructu
re laser)として構成されている。)の一方の光出射面
68からは染料加熱用のレーザ光Lが出射され、他方の光
出射面88からはモニタ用のレーザ光L’が出射されてフ
ォトダイオード等のフォトディテクタ39に入射し、これ
によるレーザ出力の検出情報をレーザ18にフィードバッ
クし、光出力を補正する。
【0022】しかしながら、この場合、印画紙50上の転
写染料58の転写濃度に対応した基準値と上記検出情報と
を比較するが、その基準値は、染料気化槽37に収容され
た染料22の経時変化等による染料気化効率の変化などに
は十分に対応できるものではない。従って、上記のよう
にレーザ出力を検出して制御しても、これは染料転写濃
度を間接的にしか検出できない上に、染料転写濃度を正
確に検出したことにはならず、所望の染料転写濃度を均
一にかつ再現性よく得ることは困難となる。
【0023】また、これまでのプリンタヘッド10は、フ
ルカラー用として図28に概略図示するように、各色の染
料収容部(又は染料供給ヘッド部)37Y、37M、37Cが
各レーザアレイ30(それぞれ各色用のレーザ18Y、18
M、18Cからなる。)とユニット化され、Y方向にヘッ
ドスキャンされる(印画紙50はX方向にステップ送りさ
れる)。この場合、印画紙50に対するプリンタヘッド10
の位置は印画紙50をセットした時点で決まってしまう
が、特に、印画紙50の同一領域でヘッド10をY方向に往
復動させながら各色の染料をドット状に転写して多色印
刷を行う際、ヘッド10の移動が振動等により不安定にな
ると、所定の位置にドットが形成されなくなり、各色の
ドット間に位置ずれが生じ易くなる。
【0024】この結果、色ずれによる画質の劣化、階調
度の低下が生じるので、ヘッド10の位置を正確に合わせ
る必要があるが、上記した印画紙50のセット時の位置合
わせのみでは十分に対応することができない。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
した染料等の記録材の転写濃度を均一かつ再現性よく所
望の値に制御若しくは維持でき、また、ヘッドの位置合
わせ精度を向上させて特に多色印刷における画質の向上
を実現できる記録方法と、この記録方法を実施するため
の記録装置及び記録ヘッドを提供することにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、記録材
(例えば気化性染料)を加熱して被記録体(例えば印画
紙)に特に気化による飛翔で移行させる記録方法におい
て、前記被記録体上に移行した前記記録材の状態を検出
し、この検出情報に基いて記録材の加熱手段の出力等の
所定の制御を行うことを特徴とする記録方法に係るもの
である。
【0027】本発明の記録方法においては、被記録体上
に移行した記録材の濃度とその移行パターン形状とその
移行位置との少なくとも1つをフォトセンサで検出する
ことができる。
【0028】そして、記録材の状態の検出情報に基い
て、記録材加熱手段(例えば独立駆動のマルチビーム方
式の半導体レーザ等のレーザ)の出力を制御することに
よって、印画紙等の被記録体上の記録材転写濃度自体を
光源と受光素子の組合わせ(フォトセンサ又はフォトカ
プラ)で測定し、この測定情報をレーザの光出力にフィ
ードバックすることができる。
【0029】従って、記録材転写濃度を直接的に検出で
き、記録材収容部の記録材の経時変化やレーザ出力の経
時変化等により転写量(例えば気化効率)が変化した場
合でも、これによる転写濃度を検出し、この検出情報を
所望の転写濃度に相当する基準値と比較することによ
り、常に所望の転写濃度が均一かつ再現性よく得られる
ようにレーザ等の加熱手段の出力を制御若しくは調整す
ることができる。
【0030】本発明の記録方法においてはまた、被記録
体上に移行した記録材の転写濃度だけでなく、この転写
濃度と共に或いはこの転写濃度に代えて、その記録材の
移行パターン(即ち、転写した記録材の平面形状又は広
がり)も上記と同様に検出することができる。この移行
パターンの形状又は大きさは、記録材収容部からの記録
材の移行量(即ち、レーザ等の出力)に対応するもので
あるから、移行パターンを検出して基準パターンと比較
することによって、上記の転写濃度の検出の場合と同様
にレーザ等の加熱出力を常に所望の状態に制御でき、均
一かつ再現性よく転写濃度を維持することができる。
【0031】本発明の記録方法では更に、上記の転写濃
度の検出及び移行パターンの検出のみならず、記録材の
移行(転写)位置の検出も行うことにより、記録材移行
手段(記録ヘッド)を目的とする位置に合わせることが
でき、既述した各色間のずれをなくし、画素の合わせ精
度(階調性等)を向上させることができる。この記録材
移行手段は、被記録体に対し往復動しつつ記録材を移行
させることができる。
【0032】また、上記検出情報に基いて、被記録体移
動手段(例えば紙送り用の駆動ローラ)を制御してその
送り量を調整することもできる。
【0033】本発明の記録方法では、上記した転写濃度
の検出と移行パターンの検出と移行位置の検出とのう
ち、1種の検出のみを行ってよいが、2種若しくは3種
の検出を同時に行うことができる。
【0034】この場合、フォトセンサによって、記録材
と被記録体との反射光量の差を検出したり、或いは、記
録材と被記録体との透過光量の差を検出することができ
る。
【0035】また、記録材の状態を被記録体の端部又は
非画像部において検出することができる。この検出位置
が記録材の移行した被記録体の端部であるときは、この
端部をミシン目等に沿って除去可能にしたり、或いは、
記録材の移行位置に被記録体に対し剥離可能な剥離材を
貼付し、この剥離材上に前記記録材を移行させて検出後
に剥離材と共に除去するようにすれば、記録後の被記録
体の見栄えを良くすることができる。
【0036】本発明の記録方法では、実際には特に、既
述した接触方式の熱転写プリンタヘッドとは全く異な
り、記録材層を間隙を隔てて被記録体に対向させ、加熱
によって気化した記録材を前記間隙を通して前記被記録
体に移行させることが望ましい。
【0037】本発明は、上記した本発明の記録方法を実
施するのに用いる記録装置、特に非接触方式の染料気化
型レーザビームプリンタも提供するものである。この記
録装置は、記録材を被記録体に移行させる記録ヘッド
と、前記被記録体上に移行した前記記録材の状態を検出
する検出手段と、この検出手段による検出情報に基いて
所定の制御を行う制御手段とを有するものである。
【0038】この場合、例えば、検出手段がフォトセン
サであり、制御手段が記録材加熱手段、記録ヘッド移動
手段又は被記録体移動手段の駆動出力制御回路(例えば
自動出力制御回路)である。
【0039】記録ヘッドが一方向(例えばY方向)に、
被記録体がその一方向と交差する方向(例えばX方向)
に移動すること、検出手段が記録ヘッドに対して被記録
体送り方向の下流側又は被記録体側端部に配されるこ
と、記録ヘッドと検出手段とが一体化されることが可能
である。
【0040】また、本発明は、上記した記録方法又は記
録装置に使用される記録ヘッドも提供するものである。
【0041】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
【0042】図1〜図9は、本発明を非接触方式の染料
気化型レーザビームプリンタ(例えばビデオプリンタ)
に適用した第1の実施例を示すものである。
【0043】本実施例によるプリンタヘッド40は、図1
に示すように、独立駆動が可能なマルチビームレーザア
レイ30からなる半導体レーザ18の出射レーザ光Lを1枚
の集光レンズ38で集光して染料収容部37の液化染料22を
気化又は昇華させ、気化染料32として印画紙50上に飛翔
させて仮想線の如くに転写染料58を形成するものであっ
て、既述した図25〜図27に示したヘッド10と基本的には
同様の構成からなっている。但し、ここでは、ヘッド40
の下側で印画紙50をX方向に送り、気化染料32を下方へ
飛翔させているが、その動作や転写のメカニズムは既述
したものと同様である。
【0044】このプリンタヘッド40の印画紙送り方向の
下流側近傍であって印画紙50の側端位置(ヘッド基準位
置)には、本発明に基いて印画紙50上の転写染料58の転
写濃度及び/又は転写パターンを光学的に検出するため
のフォトディテクタ部70が設けられている。このフォト
ディテクタ部70は、既述したと同様のSDHレーザから
なる半導体レーザ(発光素子)78と、このレーザからの
検出用レーザ光lを50μm径程度の通過孔71を通して印
画紙50へ入射させ、この反射光l’を入射させるフォト
ダイオード又はフォトトランジスタ等の受光素子39とか
らなっている。
【0045】そして、このフォトディテクタ部70におい
て、印画紙50からの反射レーザ光l’の光量又は光強度
を受光素子39で検出(モニタ)し、この検出情報aを自
動出力制御回路62に供給し、この入力電圧を基準の転写
濃度及び/又は転写パターンに相当した基準電圧と比較
し、これによって得られた制御信号bをレーザアレイ30
の個々のレーザに入力して制御されるべきレーザの出力
を目的とする値に調整する(但し、図面では簡略化のた
めに制御ラインbを1本のみ示しているが、実際には個
々のレーザ毎に設けることができる)。
【0046】この場合、図2〜図4に示すように、上記
の基準位置(印画紙側端位置:非画像部)からプリンタ
ヘッド40をヘッド支軸43でガイドしながら送りねじ方式
のヘッド送り軸42によってY方向に1ライン分往復動
(走査)する直前に上記の基準位置にあるプリンタヘッ
ド40から印画紙50の側端位置(染料転写濃度測定領域)
上に染料を転写する。
【0047】しかる後、印画紙50を駆動ローラ45及び従
動ローラ46の組み合わせでX方向に所定ピッチ分送るこ
とによって、印画紙50上の転写染料58を図1又は図4の
ように実線で示すフォトディテクタ部70の直下に移動さ
せる。
【0048】そして、この転写染料58がフォトディテク
タ部70を通過するときに、転写染料58の領域に対してレ
ーザ光lを照射すると、転写染料58の存在しない部分か
らの反射光量は転写染料58自体からの反射光量よりもず
っと多いため、転写染料58の有無(又はその転写パター
ン)を検出できると共に、転写染料58の濃度に応じて転
写染料58からの反射光量が変化する(転写濃度が高いと
反射光量が少なく、低いと反射光量が比較的多い)の
で、転写濃度及び/又は転写パターンに対応した反射光
量(即ち、転写量)に応じた受光量(即ち、フォトディ
テクタ部70の出力a)が得られることになり、転写濃度
の検出が可能となる。
【0049】従って、転写濃度に応じた出力電圧(更に
は転写パターンの形状やサイズの情報)が自動出力制御
回路62に入力されることになり、染料収容部37の染料22
の経時変化及びレーザ18の光出力の経時変化が生じて
も、これが転写濃度の変化となって現れるため、この濃
度変化に対応した制御信号bによってレーザ18の光出力
を各レーザ毎に制御することができる。こうして、各レ
ーザを常に目的とする出力に(転写濃度が一定となるよ
うに)出力制御することができるので、転写濃度を均一
かつ再現性よく維持することができる。
【0050】図5には、こうした自動出力制御回路62の
一例を示す。この制御回路では、レーザ78と受光素子39
との組み合わせからなるフォトディテクタ部(出力モニ
タ部)70のフォトトランジスタ39が電源電圧Vccと接地
との間に抵抗R1 を介して接続され、その抵抗R1 とフ
ォトトランジスタ79との共通接続点が演算増幅器64の非
反転入力端子に接続されている。また、この演算増幅器
64の反転入力端子は抵抗R2 を介して出力端子に接続さ
れると共に、抵抗R3 を介して接地されている。また、
演算増幅器64の出力端子はコンパレータ65の反転入力端
子に接続されている。このコンパレータ65の非反転入力
端子には電源電圧Vccを抵抗R4 とR5で分割した電圧
が比較基準電圧として入力している。
【0051】フォトトランジスタ39は入射するレーザ光
量が多いほど、そのエミッタ電流が多く、この電流は演
算増幅器64で電圧に変換され、増幅される。そして、そ
の演算増幅器64の出力はフォトトランジスタ79へのレー
ザ光量が多いほど上昇して、次段のコンパレータ65に入
力される。そして、このコンパレータ65において、反転
入力端子への演算増幅器64からの出力が、非反転入力端
子に印加している基準電圧よりも上昇すると、出力電圧
がローレベルとなり、検出したレーザ光の出力が所定値
よりも大きいことを示す。これとは逆に、出力電圧がハ
イレベルのときは、レーザ光の出力が所定値よりも小さ
いことを示す。
【0052】こうして、レーザ光Lの出力が所定値より
大きい(転写濃度が高い)ときには、ローレベルの制御
電圧がレーザ18へ供給され、レーザ出力を上記所定値と
なるように低下させ、また、レーザ光Lの出力が所定値
よりも小さい(転写濃度が低い)ときには、ハイレベル
の制御電圧がレーザ18へ供給され、レーザ出力を上記所
定値となるように上昇させる。従って、この出力モニタ
及びその制御によって、レーザ18の出力を常に所望の状
態に自動制御することができる。具体的には、レーザ18
を設定されたパルス数で変調し、常に一定の出力に制御
することができる。
【0053】本実施例によれば、本来の記録開始直前に
印画紙50の非画像部である側端位置に染料を転写し、こ
の後のヘッド40のスキャン中は制御された一定電流駆動
でレーザをパルス幅変調し、1ライン分走査後の紙送り
で転写染料を次のライン走査直前に検出し、これに基い
てレーザ出力を制御することができる。或いは、1ライ
ン走査の直前に非画像部の転写染料を紙送り後にフォト
ディテクタ70で検出し、この検出情報によって直ちにレ
ーザ出力を調整すれば、同ラインの走査を所望のレーザ
出力下で行うことができる。
【0054】いずれの場合も、制御(レーザ出力のモニ
タ及び出力制御)は、記録時以外にモニタすることので
きる(換言すれば、常にモニタする必要のない)ヘッ
ド、例えばマルチ(ビーム)レーザを用いたプリンタヘ
ッドに好適である。このようなプリンタヘッド40は、実
際には、染料収容部37とレーザ18及びレンズ38等がユニ
ット化され、共に移動(スキャン)可能に構成される。
【0055】なお、本例のプリンタヘッド40は、図26に
示したヘッドと同様の構成からなっていてよく、また、
図6に示すように、気化部に対しては、対応するレーザ
(特に半導体レーザチップ)18を12〜24個アレイ状に配
したマルチレーザアレイ30から出射される各レーザ光を
集光レンズ38(これは、仮想線のように多数の集光レン
ズ19を配したマイクロレンズアレイ31としてもよい。)
によって集光する。なお、マルチレーザアレイ30は、基
板33に設けたコントロールIC34によって駆動制御し、
またヒートシンク35によって十分に放熱できるようにな
っている。
【0056】また、本例で使用可能な望ましいレーザ18
を図7〜図9について説明する。このレーザ18は、図7
に示すように、第1導電型(例えばN型)のGaAs等
からなる半導体基板54上に設けられる。半導体基板54は
主面54Sを示し、この上に少なくとも、第1導電型(例
えばN型)のAlGaAs等からなるクラッド層60と、
例えば真性のGaAsからなる活性層61と、第2導電型
(例えばP型)のAlGaAs等からなるクラッド層6
0’とが順次積層されている。
【0057】これらの各層60、61、60’によって、出射
レーザ光波長が例えば 850nmのハイパワーのダブルヘテ
ロ接合タイプのSDHレーザ(separated double hente
rostructure laser)と称される水平共振型レーザ18が構
成されている(図中のLは水平方向に出射されたレーザ
光、L’は活性層における発振光である)。なお、クラ
ッド層60’には、例えばここではN型不純物(例えばS
i)のイオン注入によってN型電流阻止層63が形成さ
れ、活性層61への電流集中を効率的に行えるゲイン・ガ
イド型(電流利得型)として構成されている。
【0058】また、上記の各層60、61、60’、63は、フ
ォトリソグラフィによってそれぞれ形成され、所定パタ
ーンに加工されたものである。レーザ18の光出射面68
は、シリコンナイトライド等の保護膜64及び84によって
保護されている。また、レーザ18の上面と半導体基板54
の底面にはそれぞれ、電極65及び66が設けられ、これら
の間には記録信号に対応した駆動電圧が印加される。
【0059】半導体レーザ18の光出射面68の側方に隣接
して、保護膜64、及び半導体基板54の主面54Sに対して
ほぼ45°の角度をなす結晶成長面93(レーザ光Lの90°
反射面)を有するN型半導体層95が後述の方法で形成さ
れている。
【0060】上記の結晶成長面93は、ミラー面(反射鏡
面)として形成される。半導体基板54の主面54Sが{1
00}結晶面からなっていてレーザ部80の共振器長方向
が<01−1>、<011>、<010>結晶軸方向に
選定され、ミラー面93及び83を{111}B,A面又は
{110}面としたとき、共振器ストライプ方向はそれ
ぞれ〔01−1〕方向、〔011〕方向又は〔010〕
方向となる。
【0061】こうしたミラー面は、図8及び図9に示す
ような方法で容易に形成することができる。
【0062】まず、図8(A)及び図8(B)に示すよ
うに、第1導電型(例えばN型のGaAs等より成る半
導体基板54を用意し、この基板54の{100}結晶面か
らなる主面54S上に、例えばMOCVD法(有機金属に
よる気相成長法)によってN型AlGaAs等からなる
第1導電型のクラッド層60、真性のGaAs等からなる
活性層61、P型AlGaAs等からなる第2導電型のク
ラッド層60’、N型AlGaAs等からなる電流阻止層
63(これは、クラッド層62上にマスク付着後のイオン注
入法による)を順次例えばMOCVD法及びイオン注入
法により形成する。
【0063】なお、上記とは別の工程として、導波領域
100 となる部分のクラッド層62において、クラッド層6
0’をレジストマスク(図示せず)によってウェットエ
ッチング等で選択的に除去し、更にこの上を覆うように
全面に例えばN型AlGaAsからなる第1導電型のク
ラッド層63’をMOCVD法等によりエピタキシャル成
長させることができる。このようにしても、電流阻止層
63’を選択的に形成して電流の集中を実現できると共
に、この近傍領域の屈折率が他部に較べて大となって光
の閉じ込めを効果的に実現できる。
【0064】次いで、図8(B)におけるa−a線上の
断面図としての図8(C)において、所定の共振器長L
cが得られるように、RIE等の異方性エッチングによ
り基板54の主面54Sに直交する垂直エッチングを基板54
に達する深さまで行い、矢印Aで示す<010>結晶軸
方向に延びる共振器を構成する。68は垂直エッチングに
よって形成された共振器端面(光出射面)を示す。
【0065】この例においては、半導体基板54の主面を
{100}結晶面とし、共振器長方向を<01−1>、
<011>、<010>結晶軸方向に選定しているが、
このような構成において、MOCVD法等により結晶成
長する場合、その共振器端面68の縁部68Aから自然発生
的にそれぞれ{111}B結晶面、{111}A結晶面
又は{110}結晶面が生じる。以下、この現象を説明
する。
【0066】図9(A)に示すように、半導体基板54の
{100}結晶面からなる主面54S上に、<001>結
晶軸方向に延びる保護膜64及び84を光出射面68に形成す
る。
【0067】しかる後、図9(B)に示すように、MO
CVD法、MBE法又は減圧MOCVD法等によりGa
As、AlGaAs、InP、InAlGaP等の半導
体層95の結晶成長を行う際、これらの保護膜の縁部から
一旦自然発生的に{110}結晶面が生じると、この
{110}結晶面上では成長速度が比較的遅いことか
ら、保護膜64の縁部68Aから半導体基板54の主面54Sに
対しほぼ45°を成す{110}結晶面、例えば(11
0)面からなる結晶面93が斜面又は傾斜した反射鏡面と
して形成されることが明らかになった。共振器長方向を
<01−1>、<011>結晶軸方向に選定した場合
は、前述の一旦自然発生的に生じる面はそれぞれ{11
1}B、{111}A面となり、主面54Sに対しほぼ55
°をなす面が同様に得られる。
【0068】このように、劈開によることなく結晶成長
面93が結晶成長により自然発生的に形成し得る構成とす
れば、45°の反射面93を容易に形成でき、図6に示した
レーザアレイにおいて染料収容部の方向へのレーザ光を
同図中のミラーなしで得ることができる。
【0069】図10及び図11は、本発明を非接触方式の染
料気化型レーザビームプリンタに適用した第2の実施例
を示すものである。
【0070】この例のプリンタヘッド40によれば、図10
に示すように、特にフルカラー用として、図1及び図3
に示した如き染料収容部を各色毎にイエロー用37Y、マ
ゼンタ用37M、シアン用37Cとして連結し、これらのそ
れぞれに対して各色用のレーザ18Y、18M、18Cからの
レーザ光Lを選択的に入射させ、各色の染料を気化させ
る。
【0071】そして、このプリンタヘッド40の印画紙送
り方向の下流側近傍であって印画紙50の側端位置(ヘッ
ド基準位置)には、本発明に基いて印画紙50上の転写染
料58の転写濃度及び/又は転写パターンを光学的に検出
するためのフォトディテクタ部70が設けられている。こ
のフォトディテクタ部70では、既述したと同様のSDH
レーザからなる半導体レーザ(発光素子)78を各色毎に
(或いは共通に)設け、レーザからの検出用レーザ光l
を上述の例と同様に印画紙へ入射させ、それぞれの反射
光l’を入射させるフォトダイオード又はフォトトラン
ジスタ等の受光素子を各色毎に(或いは共通に)設けて
いる。
【0072】このフォトディテクタ部70において、上述
した例と同様に、印画紙50からの反射レーザ光l’の光
量又は光強度を受光素子で各色毎に検出(モニタ)し、
この検出情報aを自動出力制御回路62に供給し、この入
力電圧を基準の転写濃度及び/又は転写パターンに相当
した基準電圧と比較し、これによって得られた制御信号
をレーザアレイ30の各色の個々のレーザに入力して制御
されるべきレーザの出力を目的とする値に調整する。
【0073】こうして、転写染料の有無(又はその転写
パターン)を各色毎に検出できると共に、転写染料の転
写量に応じた受光量(即ち、フォトディテクタ部70の出
力)が得られることになり、転写濃度の検出が可能とな
り、高画質のフルカラーの印刷を行うことができる。本
発明に基づく方法及び装置は特にフルカラー等の多色印
刷に効果がある。
【0074】図12及び図13は、本発明を非接触方式の染
料気化型レーザビームプリンタに適用した第3の実施例
を示すものである。
【0075】本実施例のプリンタヘッド40によれば、プ
リンタヘッド40とフォトディテクタ部70とを連結板90に
よって一体化し、共にY方向に往復動できるように構成
されている。
【0076】この例でも、染料転写濃度を検出するため
の動作は上述した例と基本的には同様であるが、ヘッド
40とフォトディテクタ部70とはヘッド作製段階で相互の
位置関係が既に決まるために、プリンタへの組み付けが
容易であり、位置精度も良くなる。
【0077】また、染料転写濃度のモニタ(検出)は非
記録時のみならず、ヘッドのスキャニング中(画像部)
でも可能である。このため、上記した実施例と同様の効
果が得られる上に、リアルタイムでの出力モニタ及び出
力制御を行える。
【0078】図14は、本発明を非接触方式の染料気化型
レーザビームプリンタに適用した第4の実施例を示すも
のである。
【0079】この例では、上述した各実施例とは異な
り、転写濃度を検出するのに、レーザ光lの透過光l”
を使用している。即ち、半導体レーザ78とフォトダイオ
ード等の受光素子39とを印画紙50に関し反対側に配置す
るが、これ以外は上述した実施例と同様である。
【0080】転写染料58の転写濃度の検出を行うには、
ヘッドスキャニングによるプリント直前に、プリンタヘ
ッド基準位置にあるプリンタヘッド40より印画紙50の染
料転写濃度測定領域へ染料を転写する。続いて、紙送り
を行うと、印画紙50に転写された染料がフォトダイオー
ド39の上を通過するときにその広がりと濃度に対応した
透過光(転写染料の広がり及び濃度が大きいと透過光量
が小)をフォトダイオード39に送り、これにより、各ビ
ームに対応した染料転写濃度を上述した実施例と同様に
測定できる。
【0081】この例の場合、上述した実施例と同様の効
果が得られるが、受光素子39をレーザ78とは反対側に配
置しているので、配置を余裕を以て行うことができる。
また、空間的な余裕からレーザ78の出射レーザ光lを集
光レンズ91で集光できるため、検出用に十分な透過光量
差を得ることができる。使用するレーザ78も通常タイプ
のものであってよい。
【0082】なお、上記の実施例によるプリンタヘッド
40において、そのレーザアレイ(フルカラー用)として
図15に示すモノリシック構造を採用してもよい(但し、
この図では、各部分は概略的に示している)。
【0083】図15のモノリシック構造では、図7に示し
た如きレーザ18を多数個、フルカラー用として上記した
半導体加工プロセスによってそれぞれ作り込んでいる。
即ち、イエロー用レーザ18Y、マゼンタ用レーザ18M、
シアン用レーザ18Cを2次元アレイ状に配置しているの
で、フルカラー用のマルチレーザアレイを容易に形成で
きる。
【0084】図16〜図17は、本発明を非接触方式の染料
気化型レーザビームプリンタに適用した第5の実施例を
示すものである。
【0085】本実施例によれば、印画紙50をその一方の
側端部にある非画像部50Aと実際の印刷を行う画像部50
Bとに区画し、非画像部50A上に上述した図1〜図4と
同様のセンサであるフォトディテクタ部70を配置してい
る。このフォトディテクタ部は、図13及び図14のように
プリンタヘッド40と一体化してよい。
【0086】従って、プリンタヘッド40をスキャンする
直前に、このプリンタヘッドによって非画像部50A(こ
れはヘッド40の走査開始の基準位置となる。)上に検出
用の染料を転写し、印画紙50を所定ピッチ分送ってフォ
トディテクタ部70によって非画像部50A上の転写染料の
濃度又は転写パターンを検出し、この検出情報に基づく
制御信号によって常に一定の転写濃度が得られるように
プリンタヘッド40のレーザの出力を制御する。この出力
制御後に、プリンタヘッド40をスキャンすることができ
る。
【0087】また、この場合、非画像部50A上の転写染
料の位置はプリンタヘッド40のプリント開始の基準位置
になるので、この転写染料の検出は同時に染料転写位置
(即ち、ヘッド基準位置)の検出にもなる。
【0088】従って、プリンタの機械的振動等によりプ
リンタヘッド40の移動が不安定となり、1ライン分のプ
リント開始位置がばらつく可能性があっても、上記の染
料転写位置(基準位置)の検出情報に基づく位置制御信
号cを図1又は図14に二点鎖線で示すようにヘッド40の
駆動手段(ここでは、図2に示したヘッド送り軸42を駆
動するモータ(図示せず)が使用可能)に供給し、これ
によってヘッド40のプリント開始位置を上記の検出され
た基準位置を基準にして常に所定位置に合わせることが
できる。
【0089】こうして、特に図10及び図11に示した如き
多色印刷を行う際には、各色の染料ドットを所定位置に
形成できることになり、各色のドット間にずれがなくな
り、高画質で階調性の良好な画像を得ることができる。
【0090】図18及び図19はそれぞれ、本発明を非接触
方式の染料気化型レーザビームプリンタに適用した第6
及び第7の実施例を示すものである。
【0091】これらの例によれば、図16及び図17に示し
た例と同様に、印画紙50の非画像部50A上に検出用の染
料転写を行うが、この転写染料は本来の画像ではない。
従って、いわば捨てインク部として、図18のようにミシ
ン目102 を入れ、ここで一点鎖線の如くに除去したり、
或いは、図19のように非画像部上に剥離性テープ101を
貼着し、この上に染料を転写後にテープ101 を一点鎖線
のように剥離することができる。
【0092】従って、画像部50Bからみて目障りな場合
には、非画像部50Aを除去することができるので、得ら
れる画像は見栄えのする高品質なものとなる。
【0093】図20は、本発明を非接触方式の染料気化型
レーザビームプリンタに適用した第8の実施例を示すも
のである。
【0094】本実施例によれば、印画紙50をその両側端
部にある非画像部50A及び50A’と実際の印刷を行う画
像部50Bとに区画し、非画像部50A及び/又は50A’
(望ましくは50A及び50A’)上に上述した図1〜図4
と同様のセンサであるフォトディテクタ部70を配置して
いる。このフォトディテクタ部は、図13及び図14のよう
にプリンタヘッド40と一体化してよい。
【0095】従って、プリンタヘッド40をスキャンする
直前に、このプリンタヘッドによって非画像部50A及び
/又は50A’(これはヘッド40の走査開始及び終了の各
基準位置となる。)上に検出用の染料を転写し、印画紙
50を所定ピッチ分送ってフォトディテクタ部70によって
非画像部50A及び/又は50A’上の転写染料の濃度又は
転写パターンを検出し、この検出情報に基づく制御信号
によって常に一定の転写濃度が得られるようにプリンタ
ヘッド40のレーザの出力を制御する。この出力制御後
に、プリンタヘッド40をスキャン開始又はスキャン終了
することができる。
【0096】また、この場合、非画像部50A及び50A’
上の転写染料の位置はプリンタヘッド40のプリント開始
及びプリント終了の各基準位置になるので、その転写染
料の検出は同時に各染料転写位置(即ち、各ヘッド基準
位置)の検出にもなる。
【0097】従って、プリンタの機械的振動等によりプ
リンタヘッド40の移動が不安定となり、1ライン分のプ
リント開始及び/又は終了位置がばらつく可能性があっ
ても、上記の染料転写位置(基準位置)の検出情報に基
づく位置制御信号をヘッド40の駆動手段(ここでは、図
2に示したヘッド送り軸42を駆動するモータ(図示せ
ず)が使用可能)に供給し、これによってヘッド40のプ
リント開始位置、更にはプリント終了位置を上記の検出
された基準位置を基準にして常に所定位置に合わせるこ
とができる。
【0098】こうして、特に図10及び図11に示した如き
多色印刷を行う際には、各色の染料ドットを所定位置に
一層正確に形成できることになり、各色のドット間にず
れがなくなり、高画質で階調性の良好な画像を得ること
ができる。
【0099】なお、ヘッド40のスキャンについては、図
20の場合では、ヘッド往動時のみプリントすることがで
きるが、往動時と復動時のそれぞれにおいて印刷するこ
ともできる。後者の場合には非画像部50A及び50A’と
もに各転写染料の検出によってプリント開始と終了の各
位置を決めることができる。これは、図16及び図17の例
でも同様である。
【0100】また、図20の例においても、図18、図19で
述べた如くに非画像部を除去若しくは剥離するようにし
てよい。
【0101】図21は、本発明を非接触方式の染料気化型
レーザビームプリンタに適用した第9の実施例を示すも
のである。
【0102】本実施例によれば、長手状の印画紙50をそ
の長さ方向において画像部50B−50Bとこれらの間の非
画像部50A(印画紙幅方向)とに区画し、非画像部50A
上に上述した図1〜図4と同様のセンサであるフォトデ
ィテクタ部70を配置している。このフォトディテクタ部
は、図13及び図14のようにプリンタヘッド40と一体化し
てよい。
【0103】従って、プリンタヘッド40を印画紙の1つ
の画像部50Bでスキャンする最初のラインの前に、この
プリンタヘッドによって非画像部50A(これはヘッド40
の最初のスキャン開始又は最後のスキャン終了の基準位
置ともなる。)上に検出用の染料を転写し、印画紙50を
所定ピッチ分送ってフォトディテクタ部70によって非画
像部50A上の転写染料の濃度又は転写パターンを検出
し、この検出情報に基づく制御信号によって常に一定の
転写濃度が得られるようにプリンタヘッド40のレーザの
出力を制御する。この出力制御後に、プリンタヘッド40
をスキャンすることができる。或いは、上記検出情報に
よってヘッドスキャンの最終ラインを割り出し、この最
終ラインを規定することもできる。
【0104】また、この場合、非画像部50A上の転写染
料の位置はプリンタヘッド40のプリント開始又は終了の
基準位置になるので、この転写染料の検出は同時に染料
転写位置(即ち、ヘッド基準位置)の検出にもなる。
【0105】従って、プリンタの機械的振動等により印
画紙50の位置がずれ、1枚分のプリント開始又は終了位
置がばらつく可能性があっても、上記の染料転写位置
(基準位置)の検出情報に基づく位置制御信号を図2に
示した紙送りローラ45の駆動手段(ここでは、ローラ45
を駆動するモータ(図示せず)が使用可能)に供給し、
これによってヘッド40のプリント開始又は終了位置を上
記の検出された基準位置を基準にして常に所定位置に合
わせるように印画紙50の送り量を制御することができ
る。
【0106】図22は、本発明を非接触方式の染料気化型
レーザビームプリンタに適用した第10の実施例を示すも
のである。
【0107】この例では、上述したプリンタ(往復動可
能なシリアル型ヘッドを使用)とは異なり、固定式のラ
イン型ヘッド140 により上方からレーザ光を照射し、そ
の下側に位置する被記録紙に記録を行う。
【0108】即ち、この例のレーザプリンタ131 によれ
ば、筐体136 で覆われたフレームシャーシ132 上に、被
記録紙(印画紙)50を入れるカセット133 と記録用の平
面ベース134 とを有している。
【0109】そして、筐体136 内の被記録紙の排紙口13
5 側には、モータ146 等により駆動する紙送り駆動ロー
ラ137 が設けられ、この紙送り駆動ローラ137 との間で
被記録紙50を軽圧力で挟持する圧接従動ローラ138 が設
けられている。筐体136 内のカセット133 の上方には、
駆動IC139 をマウントしたヘッド駆動回路基板150と
DC電源141 とを設けてある。ヘッド駆動回路基板150
と、平面ベース134 上に配置されたプリンタヘッド140
とは、フレキシブルハーネス142 を介して接続されてい
る。
【0110】ヘッド140 は、例えば図6に示したものと
要部においては同一構成からなっていてよく、下方に向
けてレーザ光を出射し、染料を飛翔させるように構成さ
れている。そして、ヘッド140 の一側端又はページ間に
配されたフォトディテクタ部70によって、1ラインの印
刷開始前又は1ページの印刷開始前に非画像部に転写さ
れた染料の濃度及び/又は転写パターンが検出され、こ
の検出情報によって上述した例と同様にヘッド140 のレ
ーザの出力が制御される。なお、このヘッド140 は、図
11に示したようにイエロー、マゼンタ、シアン用の各ヘ
ッド部に区画することができる。
【0111】図23は、本発明を接触方式のサーマルヘッ
ド使用のプリンタに適用した第11の実施例を示すもので
ある。
【0112】即ち、この例のプリンタ150 は、図24に示
したものと同様の構成からなってはいるが、サーマルヘ
ッド1の下流側(又は、サーマルヘッド1の側端部でも
よい。)に上述したと同様のフォトディテクタ部70を配
置し、非画像部上の転写染料の濃度及び/又は転写パタ
ーンを検出し、この検出情報に基いてサーマルヘッド1
の加熱出力(発熱体への印加電圧)を制御し、常に一定
の転写濃度又は紙送り位置が得られるようにしている。
【0113】なお、この例で使用したサーマルヘッド1
に代えて、図1等に示した如きレーザビームプリンタヘ
ッドを使用しても印刷は可能である。
【0114】以上、本発明の実施例を説明したが、上述
の実施例は本発明の技術的思想に基いて更に変形が可能
である。
【0115】例えば、上述の転写濃度の検出によって上
述したこと以外の種々の制御を行うことができる。この
制御は、図5に示した回路以外の種々の回路で行うこと
ができる。
【0116】また、その検出手段もフォトセンサに限ら
ず、他の手段を用いてもよいし、その検出位置も非画像
部のみならず、画像部であってもよい。検出手段(フォ
トディテクタ等)はヘッド自体に設けられていてよい。
使用する加熱手段も、半導体レーザをはじめ各種レーザ
等によるレーザ光やサーマルヘッドも使用してよい。使
用可能な半導体レーザは、上述したもの以外にも、例え
ば特開昭61−183987号公報に記載されたSDHレーザ等
であってよい。
【0117】また、ヘッドやプリンタの構造や形状は、
前記以外の適宜の構造、形状としてよく、ヘッドを構成
する各部分の材料には、他の適宜の材料を使用してよ
い。記録染料についても、マゼンタ、イエロー、シアン
の3色としてフルカラーの記録を行うほか、1色のモノ
カラー又は白黒の記録を行うことができる。
【0118】ヘッドについては、1ライン毎をスキャニ
ングするタイプ(シリアル型)や固定タイプ(ライン
型)のいずれでもよく、シリアル型の場合の駆動機構は
上述のもの(例えば図2のもの)に限定されることはな
い。
【0119】また、上述の例のように、固体染料を一旦
液状にし、これを気化させて記録を行う他、固体染料を
レーザ光によって加熱して直接気化、即ち昇華させて記
録を行うことができるし、染料溜めに液化染料(室温に
て液状)を収容することもできる。染料を気化させる方
向も変化させることができ、例えば図25の如くにしても
よい。更に、記録材は上述した飛翔以外の現象(例えば
蒸気化)によっても印画紙へ移行させることができ、こ
の意味では上述した非接触式でなくてもよい。
【0120】
【発明の作用効果】本発明は上述した如く、染料等の記
録材をレーザ光等の加熱手段によって加熱し、印画紙等
の被記録体に飛翔等により移行させるに際し、移行した
記録材の状態を検出し、この検出情報に基いて、記録材
加熱手段の出力等を制御しているので、記録材転写濃度
を直接的に検出でき、記録材収容部の記録材の経時変化
やレーザ出力の経時変化等により転写量(例えば気化効
率)が変化した場合でも、これによる転写濃度を検出
し、この検出情報を所望の転写濃度に相当する基準値と
比較することにより、常に所望の転写濃度が均一かつ再
現性よく得られるようにレーザ等の加熱手段の出力等を
制御若しくは調整することができる。
【0121】また、転写した記録材の検出によって記録
材の移行(転写)位置の検出も行えることにより、記録
材移行手段(記録ヘッド)を目的とする位置に合わせる
ことができ、特に多色印刷時に各色間のずれをなくし、
画素の合わせ精度(階調性等)を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるプリンタの転写濃
度検出時の概略断面図である。
【図2】同プリンタの要部の概略斜視図である。
【図3】同プリンタの要部の概略平面図である。
【図4】同プリンタの転写濃度検出時の要部の概略平面
図である。
【図5】同転写濃度検出による出力制御を行う自動出力
制御回路の等価回路図である。
【図6】同プリンタヘッドの概略分解斜視図である。
【図7】同プリンタヘッドに使用可能な半導体レーザの
概略斜視図である。
【図8】(A)は同半導体レーザの作製工程の一段階を
示す断面図、(B)は同作製工程の他の一段階を示す断
面図、(C)は(B)におけるa−a線断面図である。
【図9】(A)は同半導体レーザの作製工程の他の一段
階を示す断面図、(B)は同作製工程の更に他の一段階
を示す断面図である。
【図10】本発明の第2の実施例によるプリンタの概略平
面図である。
【図11】同プリンタヘッドの主要部の分解斜視図であ
る。
【図12】本発明の第3の実施例によるプリンタの要部の
概略斜視図である。
【図13】同プリンタの要部の概略平面図である。
【図14】本発明の第4の実施例によるプリンタの転写濃
度検出時の概略断面図である。
【図15】プリンタヘッドに使用可能な半導体レーザアレ
イの概略図である。
【図16】本発明の第5の実施例によるプリンタの要部の
概略斜視図である。
【図17】同プリンタの要部の概略平面図である。
【図18】本発明の第6の実施例によるプリンタの要部の
概略平面図である。
【図19】本発明の第7の実施例によるプリンタの要部の
概略平面図である。
【図20】本発明の第8の実施例によるプリンタの要部の
概略平面図である。
【図21】本発明の第9の実施例によるプリンタの要部の
概略平面図である。
【図22】本発明の第10の実施例によるプリンタの概略分
解斜視図である。
【図23】本発明の第11の実施例によるプリンタの要部の
正面図である。
【図24】従来の感熱記録ヘッドを用いたプリンタの要部
正面図である。
【図25】本発明完成前に案出されたプリンタヘッドの概
略断面図である。
【図26】同プリンタヘッドの概略分解斜視図である。
【図27】同プリンタヘッドのレーザ出力のモニタ時の概
略断面図である。
【図28】同プリンタヘッドの概略平面図である。
【符号の説明】
10、40、140 ・・・プリンタヘッド 11・・・空隙 14・・・ベース 15・・・染料溜め 16・・・ヒータ 17・・・気化部 18、78・・・半導体レーザ 19、38・・・集光レンズ(フォーカシングレンズ) 22・・・液化染料 30・・・レーザアレイ 31・・・マクロレンズアレイ 32・・・気化染料 37・・・染料収容部 39・・・受光素子 42・・・ヘッド送り軸 43・・・ヘッド支軸 45・・・駆動ローラ 46・・・従動ローラ 50・・・印画紙(被記録紙) 50A、50A’・・・非画像部 50B・・・画像部 58・・・転写染料 60、60’・・・クラッド層 61・・・活性層 62・・・自動出力制御回路 70・・・フォトディテクタ部 L、l・・・レーザ光 l’・・・反射レーザ光 l”・・・透過レーザ光 X・・・紙送り方向 Y・・・ヘッドスキャン方向
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41M 5/26 9121−2H B41M 5/26 A (72)発明者 根本 和彦 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 小川 正道 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録材を加熱して被記録体に移行させる
    記録方法において、前記被記録体上に移行した前記記録
    材の状態を検出し、この検出情報に基いて所定の制御を
    行うことを特徴とする記録方法。
  2. 【請求項2】 被記録体上に移行した記録材の濃度とそ
    の移行パターン形状とその移行位置との少なくとも1つ
    を検出する、請求項1に記載した記録方法。
  3. 【請求項3】 記録材の状態の検出情報に基いて、記録
    材加熱手段の出力を制御する、請求項1又は2に記載し
    た記録方法。
  4. 【請求項4】 記録材加熱手段としてレーザを使用す
    る、請求項3に記載した記録方法。
  5. 【請求項5】 記録材の状態の検出情報に基いて、記録
    材移行手段の位置を制御する、請求項1又は2に記載し
    た記録方法。
  6. 【請求項6】 記録材移行手段を被記録体に対して往復
    動させながら、記録材を移行させる、請求項5に記載し
    た記録方法。
  7. 【請求項7】 記録材の状態の検出情報に基いて、被記
    録体移動手段を制御する、請求項1又は2に記載した記
    録方法。
  8. 【請求項8】 フォトセンサによって記録材の状態を検
    出する、請求項1〜7のいずれか1項に記載した記録方
    法。
  9. 【請求項9】 記録材と被記録体との反射光量の差を検
    出する、請求項8に記載した記録方法。
  10. 【請求項10】 記録材と被記録体との透過光量の差を検
    出する、請求項8に記載した記録方法。
  11. 【請求項11】 記録材の状態を被記録体の端部又は非画
    像部において検出する、請求項1〜10のいずれか1項に
    記載した記録方法。
  12. 【請求項12】 記録材が移行した被記録体の端部を除去
    可能にする、請求項11に記載した記録方法。
  13. 【請求項13】 記録材の移行位置に被記録体に対し剥離
    可能な剥離材を貼付し、この剥離材上に前記記録材を移
    行させる、請求項11に記載した記録方法。
  14. 【請求項14】 記録ヘッドによって記録材を被記録体に
    移行させる、請求項1〜13のいずれか1項に記載した記
    録方法。
  15. 【請求項15】 記録材層を間隙を隔てて被記録体に対向
    させ、加熱によって気化した記録材を前記間隙を通して
    前記被記録体に移行させる、請求項1〜14のいずれか1
    項に記載した記録方法。
  16. 【請求項16】 請求項1〜15のいずれか1項に記載した
    記録方法を実施するために使用される記録装置。
  17. 【請求項17】 記録材を被記録体に移行させる記録ヘッ
    ドと、前記被記録体上に移行した前記記録材の状態を検
    出する検出手段と、この検出手段による検出情報に基い
    て所定の制御を行う制御手段とを有する、請求項16に記
    載した記録装置。
  18. 【請求項18】 検出手段がフォトセンサであり、制御手
    段が記録材加熱手段、記録ヘッド移動手段又は被記録体
    移動手段の駆動出力制御回路である、請求項16又は17に
    記載した記録装置。
  19. 【請求項19】 記録ヘッドが一方向に、被記録体がその
    一方向と交差する方向に移動する、請求項16〜18のいず
    れか1項に記載した記録装置。
  20. 【請求項20】 検出手段が記録ヘッドに対して被記録体
    送り方向の下流側又は被記録体側端部に配されている、
    請求項16〜19のいずれか1項に記載した記録装置。
  21. 【請求項21】 記録ヘッドと検出手段とが一体化されて
    いる、請求項16〜20のいずれか1項に記載した記録装
    置。
  22. 【請求項22】 請求項1〜21のいずれか1項に記載した
    記録方法又は記録装置に使用される記録ヘッド。
JP8558694A 1994-03-31 1994-03-31 記録方法、記録装置及び記録ヘッド Pending JPH07266586A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023029027A (ja) * 2021-08-20 2023-03-03 Pacraft株式会社 印刷システム

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