JPH0735452Y2 - 選択呼出受信機 - Google Patents

選択呼出受信機

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JPH0735452Y2
JPH0735452Y2 JP1988131730U JP13173088U JPH0735452Y2 JP H0735452 Y2 JPH0735452 Y2 JP H0735452Y2 JP 1988131730 U JP1988131730 U JP 1988131730U JP 13173088 U JP13173088 U JP 13173088U JP H0735452 Y2 JPH0735452 Y2 JP H0735452Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は選択呼出受信機に関し,特に復調回路に続くロ
ーパス・フィルタに関する。
〔従来の技術〕
選択呼出受信機において電波の有効利用を考えた場合,
信号伝送速度の高速化が不可欠となる。信号伝送速度を
上げると1波当りの情報伝送量を増加させることが可能
となる。しかし,信号伝送速度が上がるにつれて,ビッ
ト誤り率が増加し,受信機の呼出感度低下につながる。
これはサービスエリアの縮小をもたらし,システムを構
成する上で経済性という点で問題がある。問題の一解決
法として,同一信号構成の中で信号伝送速度を変更する
方法がある。これは選択呼出信号までは低信号伝送速度
を用い,大容量のメッセージ信号については高信号伝送
速度を用いるものである。
ここで,同一信号列の中で異なる信号伝送速度の信号が
存在する場合には,復調回路の出力信号のS/Nを最良に
するために,復調回路につづくローパス・フィルタのカ
ットオフ周波数を変更する必要がある。
以下,第5図を参照して従来技術の一例を説明する。
アンテナ1より入力した無線信号は,無線部2で増幅検
波され,更に復調部3で復調される。次に,雑音を減少
させるためにローパス・フィルタ9a,9bに通し,更に波
形整形部5を通してデコーダ6に入力され,ROMによる記
憶部7に格納されている選択呼出信号と照合され,合致
すると報知回路11により報知し,表示のある場合は表示
部10にて表示する。
この従来回路において,ローパス・フィルタは9aと9bの
2系統があり,カットオフ周波数を信号伝送速度に合わ
せてデコーダ6により切換える。すなわち,デコーダ6
より送出される切換信号により切換回路12を切換え,最
適なカットオフ周波数に合わせる。
〔考案が解決しようとする課題〕
上述した従来の選択呼出受信機のローパス・フィルタ
は,カットオフ周波数を2種類設定する必要があるため
に2系統必要であった。また,カットオフ周波数が低い
ために,アクティブなバタワース・フィルタ等はコンデ
ンサ容量値,抵抗値が大きくなり,IC化には不向きであ
った。まして,ローパス・フィルタが2系統必要である
ということは,小型化・軽量化の要求される選択呼出受
信機においては大きな問題であった。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の選択呼出受信機のローパス・フィルタは,トラ
ンスコンダクタンス・アンプを有するジャイレータフィ
ルタにより構成され,デコーダからの信号により前記ト
ランスコンダクタンス・アンプの共通エミッタ電流を変
更する電流切換部を有し,前記共通エミッタ電流値によ
り前記ローパスフィルタのカットオフ周波数が信号伝送
速度に対応したカットオフ周波数に設定できることを特
徴としている。
〔実施例〕
次に,本考案について,図面を参照して説明する。
第1図は本考案の一実施例のブロック図であり,第5図
と同じ部分には同一の番号を付している。本構成におい
て従来技術と異なる点は,後述するトランスコンダクタ
ンス・アンプを有するローパスフィルタ4及び電流切換
回路8である。
基本動作としては,電流切換回路8はデコーダ6より送
出される電流切換信号CCにより,ローパス・フィルタ4
に用いられているトランスコンダクタンス・アンプの共
通エミッタ電流IEEを切り換える。共通エミッタ電流IEE
の変化は,トランスコンダクタンス・アンプのトランス
コンダクタンスゲインを変化させ,このことによりロー
パス・フィルタ4のカットオフ周波数が共通エミッタ電
流値に合わせて変化する。
次に,ローパス・フィルタ4として用いられるトランス
コンダクタンス・アンプ及びジャイレータについて第2
図〜第4図を参照して説明する。
トランスコンダクタンス・アンプは電圧−電流変換回路
であり,入力電位差をVi,出力電流をioで表わせば,ト
ランスコンダクタンスゲインGは, で表わせる。
ここで,第2図(b)の回路において,各部に流れる電
流,各部の電圧を図中に示すように設定すれば, なる関係が成立する。また, Vc =Ic/jωC2 但し,ω:入力各周波数 Io2=Io1+Ic であるので,これに式を代入してVcを消去し,整理す
れば, となる。これは, と考えれば, これは第2図(b)のフローティングのL1と等価である
ことがわかる。
で表現可能であるので,トランスコンダクタンスゲイン
Gが減少すれば,同一の容量でL値が増加するように作
用する。つまり,トランスコンダクタンス・アンプの電
流を変化させてゲインGを変化させることにより,L値を
任意の値に設定することが可能となる。
第2図(a)のLCローパス・フィルタをジャイレータフ
ィルタで構成した場合,第2図(b)のようになる。本
フィルタは,LCローパス・フィルタの基本構成を示して
あり,当然他のタイプの構成も可能である。
第2図(b)において,32はボルテージホロワで,これ
はインピーダンス変換のためにジャイレータフィルタの
前後に用いている。フローティングのL1は,トランスコ
ンダクタンス・アンプ33を4個とコンデンサC2とを用い
ることにより実現している。また,31はトランスコンダ
クタンス・アンプ33へのバイアス回路である。
以上の構成を用いることにより,等価的に第2図(a)
のLCローパス・フィルタを,ICチップ上に実装可能とな
る。
次に,トランスコンダクタンス・アンプ及び電流切換回
路について第3図(b)を用いて説明する。第3図
(a)は,第2図で用いられているトランスコンダクタ
ンス・アンプ33のブロック図を示している。Q41,Q42,Q4
5〜Q51はNPNトランジスタ,Q43,Q44はPNPトランジスタ,R
41〜R45は,抵抗器である。ここで,トランジスタQ45〜
Q51及び抵抗器R41〜R45で電流切換回路8(第1図)を
実現している。抵抗器R41とR42の値を適当値に選ぶこと
により,電流切換信号CCがハイの場合,トランジスタQ4
8,Q49,抵抗器R42で定電流回路が構成され,共通エミッ
タ電流IEEが抵抗器R42(抵抗値をも表わす)により下の
式のように決定される。
また,電流切換信号CCがロウレベルの場合は,トランジ
スタQ46,Q47,抵抗器R41で定電流回路が構成され,共通
エミッタ電流IEEが抵抗器R41の抵抗値により決定され
る。これは,式の抵抗値R42をR41にベース・エミッタ
間電圧VBE(Q49)をVBE(Q46)におきかえたものであ
る。
このようにして決定された共通エミッタ電流IEEによ
り,トランジスタQ41〜Q44で構成されるトランスコンダ
クタンス・アンプのゲインGが決定されることになる。
例えば,電流切換信号CCハイレベルの時の電流値IEE
小,電流切換信号CCローレベルの時の電流値を大とする
と,選択呼出番号を受信するまでは電流切換信号CCをデ
コーダ6がハイレベルと設定して電流IEEを小とし,ゲ
インGを小として,カットオフ周波数を低い値c1に設
定し,低速度の伝送信号に対応する。
次に,メッセージ信号になった時に電流切換信号CCをロ
ーレベルにして電流値IEEを大にし,ゲインGを大とし
てカットオフ周波数を高い値c2に設定し,高速度の伝
送信号に対応するようにする。
この場合の周波数特性を第4図に示す。
本方式の周波数切換フローについての詳細は,実開昭59
−61644号において開示されているので省略する。
〔考案の効果〕 以上説明したように本考案は,トランスコンダクタンス
・アンプを用いたジャイレータをローパスフィルタとし
て用いることにより,等価的に大きなコイルをICチップ
上で実現可能である。従来,アクティブフィルタを構成
してカットオフ周波数を設定するために必要であった外
付部品のコンデンサ,抵抗器をIC内に等価的に搭載する
ことが可能となり,特に,伝送速度を切り換えるような
システムにおいては,ジャイレータフィルタの設定電流
を変更することだけでカットオフ周波数設定が可能であ
り,外付部品を全く必要としなくなる効果は極めて大き
い。また,このことにより選択呼出受信機の小型,軽量
化がより一層可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のブロック図で,第2図は,
第1図のローパスフィルタ,電流切換回路の詳細回路
で,第3図はトランスコンダクタンス・アンプの回路
図,第4図は本考案におけるローパス・フィルタの周波
数特性図であり,第5図は従来の選択呼出受信機の一例
を示すブロック図。 1…アンテナ,2…無線部,3…復調部,4…ローパス・フィ
ルタ,5…波形整形部,6…デコーダ,7…記憶部,8…電流切
換回路,10…表示部,11…報知部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少くとも選択呼出信号及びメッセージ信号
    とで構成され,前記選択呼出信号と前記メッセージ信号
    との伝送速度が互いに異なる信号列で変調された無線信
    号を受信復調して第1の信号を出力する無線受信部と, 前記第1の信号よりベースバンド信号を抽出して第2の
    信号を出力するローパス・フィルタと,前記第2の信号
    をデジタル信号に変換する波形整形部と,前記デジタル
    信号を復号し,自己の選択呼出符号と比較照合するデコ
    ーダとを含む選択呼出受信機において, 前記ローパス・フィルタは少くとも4個のトランスコン
    ダクタンス・アンプ及び1個のコンデンサから成るジャ
    イレータ回路と少くとも1個のコンデンサとで構成さ
    れ,前記デコーダからの第3の信号により前記トランス
    コンダクタンス・アンプの電流を変更する電流切換部を
    設けたことを特徴とする選択呼出受信機。
JP1988131730U 1988-10-11 1988-10-11 選択呼出受信機 Expired - Lifetime JPH0735452Y2 (ja)

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JP1988131730U JPH0735452Y2 (ja) 1988-10-11 1988-10-11 選択呼出受信機

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JPH0253635U JPH0253635U (ja) 1990-04-18
JPH0735452Y2 true JPH0735452Y2 (ja) 1995-08-09

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JPS58106909A (ja) * 1981-12-21 1983-06-25 Hitachi Ltd フイルタ回路
JPS6210914A (ja) * 1985-07-08 1987-01-19 Tokyo Denshi Yakin Kenkyusho:Kk 合成リアクタンス装置
JPH0738558B2 (ja) * 1985-09-13 1995-04-26 日本電信電話株式会社 モノリシツク位相器

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JPH0253635U (ja) 1990-04-18

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