JPH073872Y2 - 結束機における紐通し装置 - Google Patents

結束機における紐通し装置

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JPH073872Y2
JPH073872Y2 JP1987050837U JP5083787U JPH073872Y2 JP H073872 Y2 JPH073872 Y2 JP H073872Y2 JP 1987050837 U JP1987050837 U JP 1987050837U JP 5083787 U JP5083787 U JP 5083787U JP H073872 Y2 JPH073872 Y2 JP H073872Y2
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健一 井手
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セイレイ工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、結束紐を係止した可撓杆繰出部によって強制
的に繰り出してニードル先端の紐孔に挿通する紐通し装
置の改良に関するものである。
(ロ)従来の技術 結束紐を係止した弾性杆を弾性杆繰出部でもって紐繰出
経路に進出動させて、結束機のニードルの紐孔に紐通し
するように構成された紐通し装置が知られている(例え
ば、特開昭61−104913号公報参照)。
(ハ)考案が解決しようとする課題 従来のものは、弾性杆を紐通し方向に進出動させる、あ
るいはその逆方向に後退動させるに際して、弾性杆を進
退動させるための動力操作とは別に、弾性杆の移行方向
を切り換える操作が必要なものであったから、操作が面
倒で操作間違いをお越し易い難点があり、操作ミスがあ
ると、弾性杆およびそれに係止された結束紐が正常に繰
り出されなかったり、紐通しされた結束紐が抜け外れて
しまったりするという問題があった。
そこで、本考案は、上記の問題点を解消する結束機の紐
通し装置を得ることを目的として実施したものである。
(ニ)課題を解決するための手段 すなわち、本考案における紐通し装置は、 ドラム(13)に巻装するリコイル索条(12a)によって
正転され、リコイルバネ(14)により逆転作動されるリ
コイル軸(15)に、可撓杆繰出輪体(16)を嵌着し、該
可撓杆繰出輪体(16)とそれに対設されるガイドローラ
(17)とで紐通し用可撓杆(18)を進退動するように構
成された可撓杆繰出部(K)を、巻紐保持ケース(9)
とニードル(5)間の紐繰出経路に設置し、紐通し用可
撓杆(18)の進出動でもって結束紐(M)をニードル
(5)にまで紐通しする紐通し装置において、前記ドラ
ム(13)の横側部に配置する作動板(36)をリコイル軸
(15)に平行する支点軸(37)に揺動自在に枢支してり
こいる軸(15)の回転に伴い所定範囲を揺動移行するよ
うに設け、この作動板(36)の所定部位に、前記ドラム
(13)の外周に刻設されている逆転阻止歯(41)に係脱
可能な係合爪体(40)を軸着して蔓巻バネ(43)で逆転
阻止歯(41)から離脱する方向に弾圧付勢し、作動板
(36)の揺動により蔓巻バネ(43)が圧縮されると係合
爪体(40)が逆転阻止歯(41)に係合するようにしてあ
る結束機における紐通し装置と構成したものである。
(ホ)作用 本考案装置にあっては、リコイル装置(11)を操作する
のみで他の操作を一切必要せずに可撓杆(18)を繰り出
して適正に紐通しすることができ、且つ、可撓杆(18)
を繰り出し状態に一時的に維持することができるので、
操作の面倒さがなくて操作ミスを起こすことがなくな
り、弾性杆及びそれに係止された結束紐の不正な繰出し
や、紐通しされた結束紐を抜け外れさせてしまうといっ
た不具合を生ずることがなくて常に良好に紐通しするこ
とができるのである。
(ヘ)実施例 以下、実施例について図面を参照して説明するが、先
ず、本考案が適用されるバインダの全体構造を第10図と
第11図によって説明する。
バインダの刈取結束部は、前端に引起装置(A)を配設
し、その引起装置(A)の後背部下方に横設される刈刃
部後方に搬送ガイド板(B)を立設して刈刃部で刈り取
られた穀稈を機体横一側方へ搬送するように構成されて
いる。
そして、穀稈を横搬送する搬送経路の終端には結束機が
連設され、その結束通路の前側部には結節カバー
(1)、結節ビル(2)、紐ホルダー(3)等からなる
結節部と束放出アーム(4)が配設され、また、結束通
路の後側部にはニードル(5)、ドア兼クラッチ作動体
(6)、パッカー(7)などが配設されている。
上記刈取結束部は、走行車体の前面部に装着され、走行
車体は、搭載エンジン(E)と搬送板(B)との間の走
行ミッション上方に巻紐保持ケース(9)を配置し、そ
れに収納する巻紐(C)から結束紐(M)を繰り出して
前記ニードル(5)の先端の紐孔に向けて供給できるよ
うに構成し、その紐繰出経路の中途部に本考案による可
撓杆繰出部(K)を設置している。
次いで、可撓杆繰出部(K)の構成を説明すると、走行
車体のハンドル部(8)にケース(10)を固設し、該ケ
ース(10)内にリコイル装置(11)が設置される。
リコイル装置(11)は、リコイル索条(12a)を巻回す
るドラム(13)と、リコイルバネ(14)とを縦方向のリ
コイル軸(15)に装備して構成されている。
そして、リコイル索条(12a)の端部に連設されたリコ
イル把手(12)をハンドル部(8)に対し交差する方向
に引っ張るとドラム(13)及びリコイル軸(15)が正転
方向(第5図の矢印イ方向)に回転し、また、リコイル
把手(12)に加えた引き力を解除するとリコイルバネ
(14)の巻き戻し力でドラム(13)及びリコイル軸(1
5)が逆方向(前記矢印イとは反対の方向)に巻き込む
ようになっている。
リコイル軸(15)には可撓杆繰出輪体(16)が嵌着固定
され、また、その可撓杆繰出輪体(16)の外周に近接す
る部位にはガイドローラ(17)が対設されて両者(16)
(17)の間に結束紐繰出用の可撓杆(18)を挿通し、該
可撓杆外周に形設されたスクリュー突起を可撓杆繰出輪
体(16)の歯部に係合させ同輪体(16)の正転方向の作
動で強制的に繰り出すように構成されている。
可撓杆(18)は、結束紐(M)を引掛け保持する紐係止
突起(19)を先端に設置して設けられ、通常時(紐通し
が行われないとき)には収納パイプ(20)内に引込み収
納される。
収納パイプ(20)は、可撓杆繰出輪体(16)とガイドロ
ーラ(17)が対設された部位を挟んでその前後に配置さ
れる前部収納パイプ(20a)と後部収納パイプ(20b)と
に分断形成され、前部収納パイプ(20a)には結束紐
(M)を可撓杆(18)の紐係止突起(19)に係止するた
めの紐セット溝(20c)が設けられており、。紐セット
溝(20c)に結束紐(M)を係止する時には、紐係止突
起(19)が前部収納パイプ(20a)のセット溝(20c)よ
りも後部に引っ込み収納されるようになっている。(第
1図及び第2図参照)。
ケース(10)の前部には紐案内板(21)が配設されてそ
のガイド孔(21a)に結束紐(M)が挿通され、ガイド
孔(21a)を通過した結束紐(M)は更にガイドパイプ
(22)内を通りニードル(5)先端部の紐孔に向けて伸
長されるのであり、その紐繰出経路には紐ブレーキ装置
(23)と弛み取り杆(24)が設置され、これらをも経て
結束紐(M)が繰り出されるようになっている。
紐ブレーキ装置(23)は、ガイド孔(21a)の出口側隣
接部位においてガイドパイプ(22)の後端面との間の紐
繰出経路に設置されて、ブレーキローラ(23a)とそれ
に向けて弾圧付勢される制動板(23b)との間を通る結
束紐(M)に対して制動力を付与できるように構成さ
れ、制動力調節ハンドル(25)で制動バネ(26)の圧力
を変更すること制動力を調整し得るようになっている。
また、弛み取り杆(24)はバネ材で形成されていて、基
部の巻きバネのバネ端をブレーキローラー軸(27)に固
装された支持板(28)に係止して取付け、巻きバネ部か
ら延出する他方端部を結束紐挿通用のリング部(24a)
にして構成されており、結束紐(M)を挿通したリング
部(24a)がガイドパイプ(22)から側方にずれて位置
することによって結束紐(M)の弛み取りをするように
なっている。
なお、可撓杆繰出部(K)によって可撓杆(18)が繰り
出される時に、上述紐ブレーキ装置(23)が制動状態に
なっていると、可撓杆(18)が紐ブレーキ装置部分を通
過することができないし、また、弛み取り杆(24)がガ
イドパイプ(22)から側方にずれて位置していると、リ
ング部(24a)に結束紐(M)挿通することができない
ので、可撓杆(18)によって紐通しする際に紐ブレーキ
装置(23)の制動状態を解除し、且つ、弛み取り杆(2
4)をそのリング部(24a)がガイドパイプ(22)に同心
に一致する位置に移行させるための機構が、次のような
構造で設けられている。
ブレーキローラー軸(27)に支持板(28)が固着され、
その支持板(28)に制動解除ローラ(29)が設けられる
とともに、ブレーキローラー軸(27)の反対部に作動腕
(30)が設けられて、その作動腕(30)の先端部から下
方に向けてブレーキローラー軸(27)に平行なピン(3
1)が突設され、このピン(31)が、連動アーム(32)
に長孔係合で係わり合わされる。
連動アーム(32)は、前後方向に長い板状体によって形
成され、後端基部をリコイル軸(15)に平行する枢支軸
(34)に枢着して装備され、前記ピン(31)が係合する
前後方向に長い長孔(33)を、板状体の前後方向中程部
位に開設している。
この連動アーム(32)の前方部分は、第2図で示すよう
に、前記リコイル装置(11)のドラム(13)の外側に一
体に装設されている案内輪体(35)の、前記リコイルバ
ネ(14)側の外端面に接当し、案内輪体(35)に対して
枢支軸(34)部に介装されたバネで上下動自在に付勢維
持されている。
そして、連動アーム(32)は、リコイル軸(15)が正転
回動されると、第4図のように、前記案内輪体(35)に
形成されている誘導部(35a)に導かれるのであるがリ
コイル軸(15)の回動初期段階では、連動アーム(32)
を第2図のような状態に位置したところから、案内輪体
(35)の外側端面に設けられた不図示の係止段部により
外周に刻設されている誘導部(35a)のスパイラル溝に
導かれ、よってドラム(13)のリコイル索条(12a)巻
付け側に向かって移行すると共にスパイラル溝底部の外
周上に移動させられる。
すなわち、前記枢支軸(34)を中心に連動アーム(32)
は上動しながらリコイル軸(15)の軸心方向に撓み移行
するように構成されている(第2図と第4図参照)。
しかして、リコイル軸(15)の回動初期段階で連動アー
ム(32)が上記の如く揺動されると、連動アーム(32)
の長孔(33)にピン(31)係合している作動腕(30)が
所定の方向に揺動され、この揺動によりブレーキ軸(2
7)が回動されて制動解除ローラ(29)が制動板(23b)
を押し拡げてブレーキ装置の制動状態が解除されると共
に、弛み取り杆(24)のリング部(24a)が、ガイドパ
イプ(22)と同心になる位置に動かされるのであり、リ
コイル軸(15)の正転作動で可撓杆繰出輪体(16)によ
り繰り出される可撓杆(18)は、制動解除状態のブレー
キ装置(23)を通り抜け、弛み取り杆(24)のリング部
(24a)を通過してニードル先端の紐孔を通過する位置
まで伸長するのである。
ところで、ニードル先端部の紐孔を通過する位置にまで
可撓杆(18)が繰り出されたあとは、可撓杆(18)の紐
係止突起に係止保持された結束紐(M)を抜き外して手
作業などで結束機の結節部にセットするのであるが、こ
の時に、リコイル軸(15)がリコイル作動されてしまう
と、折角ニードル(5)にまで到達している結束紐8M)
が可撓杆(18)の退動で引き戻されてしまうので、その
ようなことを防ぐために可撓杆繰出部(K)に次のよう
な構造の逆転阻止機構(S)が組み込み設置されてい
る。
ドラム(13)の横側部に位置する作動板(36)をケース
(10)に設置する支点軸(37)によって回動自在に枢支
し、該作動板(36)に前記支点軸(37)を中心とする上
下方向の円弧長孔(38)を、リコイル軸(15)に相当の
遊び間隔を有して嵌合させ、作動板(36)の遊端側はブ
レーキローラ軸(27)の方に延出させその延出先端部に
位置規制面(36a)と揺動位置規制面(36b)とを設けて
いる。
該作動板(36)には、リコイル軸(15)の外方に余裕を
もって外挿されるトルクスプリング(39)の一方のバネ
端部が係止され、トルクスプリング(39)の他方のバネ
端は、前記ドラム(13)の横側面に摺接されている。
そして、作動板(36)は、通常時(紐通しが行われない
とき)には、遊端側に設けられている位置規制面(36
a)がブレーキローラ軸(27)側に当接して待機姿勢
(第1図及び第5図参照)に維持され、その体勢におい
てドラム(13)が第5図のイ方向に正転作動されると、
図の上方に揺動し、前記揺動規制面(36b)がケース(1
0)の内側壁に当接する位置にまで移行される(第6図
及び第7図参照)。
なお、作動板(36)がケース(10)内側壁に当接する位
置にまで移行された後も、ドラム(13)は回り続ける
が、この時には、ドラム(13)の横側面に摺接するトル
クスプリング(39)の他方のバネ端部が滑って対応する
のでドラム(13)は支障なく回転する。
そして、作動板(36)の所定位置には係合爪体(40)が
軸着され、該係合爪体(40)の先端部がドラム(13)の
外周縁に刻設られている逆転阻止歯(41)に係脱するこ
とができるようになっており、係合爪体(40)はそれと
前記ケース(10)に設けられている係止ピン(42)とに
両バネ端を係止して介装され、開き方向に作用する蔓巻
バネ(43)でもって、通常時は逆転阻止歯(41)に係合
しない退動位置に維持されるように構成されるのであ
る。
本考案による紐通し装置が適用された結束機において、
紐通し作業する場合は、巻紐(C)から引き出した結束
紐(M)を第1図と第2図に示しているように収納パイ
プ(20)の紐セット溝(20c)にセットし、しかる後に
リコイル装置(11)のリコイル把手(12)を引っ張り操
作する。
リコイル把手(12)が引き操作されると、リコイル索条
(12a)とドラム(13)とによりリコイル軸(15)がイ
方向に正転作動され、それに嵌着された可撓杆繰出輪体
(16)が回動するので、その輪体(16)とガイドローラ
(17)とにより可撓杆(18)が繰り出され、紐セット溝
(20c)にセットさている結束紐(M)を紐係止突起(1
9)が引っ掛け保持して収納パイプ(20)から繰り出さ
れる。
繰り出される可撓杆(18)は、紐ブレーキ装置(23)と
弛み取り杆(24)のリング部を通過しなければならない
のであるが、可撓杆先端の紐係止突起(19)が紐ブレー
キ装置(23)等に達する迄には、ドラム(13)と共に回
転する案内輪体(35)の誘導部(35a)に係わり合って
移行される連動アーム(32)でもって作動腕(30)が揺
動されて支持板(28)を作動させ、それに設置されてい
る制動解除ローラ(29)を動かして制動板(23b)をブ
レーキローラ(23a)から離間させそれと同時に弛み取
り杆(24)をも動かしてそのリング部(24a)がガイド
パイプ(22)に一致する位置に移行させるので、可撓杆
(18)は制動板(23b)とブレーキローラ(23a)の離間
で制動解除状態になったブレーキ装置(23)を難なく通
過し、且つ弛み取り杆(24)のリング部(24a)を通っ
てガイドパイプ(22)内に繰り出され、先端の紐停止突
起(19)がニードル(5)の紐孔を通過する位置にまで
進出される。
この状態になった時に、リコイル装置(11)のリコイル
把手(12)の引き作動を止めて作業者がリコイル把手
(12)から手を放しても、逆転阻止機構(S)が阻止作
動してドラム(13)の逆転方向への作動を阻止するの
で、ニードル先端部の紐孔を通過した可撓杆(18)が直
ちに引き戻されることはなくニードル通過状態のままで
維持されるのであり、逆転阻止機構(S)の作動は、第
5図から第9図に順に追って示している。
つまり、リコイル装置(11)が作動されない通常時にあ
っては、作動板(36)が、その遊端側に設けられている
位置規制面(36a)とブレーキローラ軸(27)側との当
接でもって第5図にみられる待機姿勢に保たれ、また係
合爪体(40)は開き方向に作用する蔓巻バネ(43)によ
り逆転阻止歯(41)から離脱した位置に保たれる(第5
図参照)。
したがって、リコイル装置(11)の作動は支障なく行わ
れる。
紐通しするにあたってリコイル装置(11)が正転作動さ
れると、ドラム(13)がイ方向に回転するので、その横
側面にバネを摺接させているトルクスプリング(39)に
より作動板(36)は支点軸(37)中心で第6図のように
揺動し、揺動位置規制面(36b)がケース(10)内側壁
に当接する位置に移行する。
この移行時には、第7図のように係合爪体(40)が蔓巻
バネ(43)によって逆転阻止歯(41)の歯部に係合す
る。
そして、リコイル装置(11)の正転作動は、可撓杆(1
8)がニードル(5)先端の紐孔を通過するまで継続さ
れるのであるが、係合爪体(40)と逆転阻止歯(41)と
の係合は逆転方向にのみ機能するものであるので、リコ
イル装置(11)の正転作動は支障なく続行される。
しかして、第8図の通り可撓杆(18)がニードル(5)
先端部の紐孔を通過した後に、リコイル装置(11)の引
き作動を止めると、逆転阻止歯(40)が逆転阻止作用を
発揮することになり、作業者がリコイル把手(12)から
手を放しても可撓杆(18)はニードル(5)の紐孔を通
過した状態のままで維持されるのである。
したがって、作業者は可撓杆(18)の不測の退動を心配
することなく次工程の作業にとりかかれるのである。
つまり、逆転阻止機構(S)によってニードル通過状態
に維持されている可撓杆(13)先端の紐係止突起(19)
から結束紐(M)を抜き外して結節カバー(1)の右端
に固定された紐係止片(44)に掛け止めて位置決めし、
紐終端は収納状態の束放出アーム(4)の駆動用クラン
クアーム部に設置した紐係止片(45)に引掛けてとめ
る。
そして、ドア兼クラッチ作動体(6)を引いて結束クラ
ッチを入れて結束機を空転すると、ニードル(5)の作
動で結束紐(M)が結節ビル(2)、紐ホルダー(3)
に保持された状態を作りだし、その後に紐切り刃で切断
された結束紐の切れ端は束放出アーム(4)の作動によ
り手繰り寄せられるので、紐係止片(45)から取り去る
ことによって紐通しセット作業が完了するのである。
そして、この作業が完了した後に、リコイル把手(12)
を僅かに引き操作すると、それによって正転されるドラ
ム(13)の外周縁に刻設されている逆転阻止歯(41)が
係合爪体(40)の先端部に対して回転方向に位置ずれす
ることになって、逆転阻止歯(41)の歯部から抜け外れ
ることができる相対位置関係になり、第9図のように係
合爪体(40)は、開き方向に作用する蔓巻きバネ(43)
のバネ力でもって退動位置に復帰動され、ドラム(13)
は回転自由状態になり、リコイルバネ(14)の巻き戻し
力により逆転作動されて、逆転阻止機構(S)は第5図
の通常状態に復帰し、また、可撓杆繰出部(K)全体も
第1図の状態に復帰するのである。
なお、リコイル把手(12)の引き操作によりリコイル装
置(11)を正転作動させて可撓杆(18)を繰り出す時に
は、係合爪体(40)が逆転阻止歯(41)に当接して歯部
を乗り越えながらドラム(13)に沿って移動していて、
リコイル把手(12)の引き力が無くなれば直ちにその部
位の歯部に係合するので、可撓杆が未だニードルの紐孔
にまで到達しない中途半端な状態でリコイル把手位置に
まで戻ってしまうようなことが無くなって可撓杆(18)
は中途の繰り出し位置に保持される。
故に、リコイル装置(11)を中途の繰り出し位置から継
ぎ足し作動すれば可撓杆(18)は中途の繰り出し位置か
ら繰り出し続けられるので一旦、元の位置に戻ってから
再び繰り出されることによって生ずる、結束紐(M)の
絡みつきなどが起きるようなことがなくなり、ニードル
に向けての紐通しが円滑且つ良好に行われるのである。
(ト)考案の効果 本考案装置は、リコイル装置(11)の操作により正逆回
転作動される可撓杆繰出部(K)を、巻紐保持ケース
(9)とニードル(5)との間の紐繰出経路に設置し、
その可撓杆繰出部(K)の正転作動で紐通し用可撓杆
(18)を繰り出して結束紐(M)をニードル(5)の紐
孔に挿通する紐通し装置において、リコイル装置(11)
中に、そのリコイル装置(11)を正転する操作が停止さ
れると自動的にリコイル装置(11)の逆転を阻止する体
勢に変更される逆転阻止機構(S)を設置し、該逆転阻
止機構(S)の阻止作動で可撓杆(18)をニードル
(5)に向けて繰出された状態に一時的に保持して置け
るようにしたので、リコイル装置(11)を操作するのみ
で、他の操作を一切必要せずに可撓杆(18)を繰り出し
て適正に紐通しすることができ、しかも可撓杆(18)を
繰り出し状態に一時的に維持することができるので、操
作の面倒さがなくて操作ミスを起こすことがなくなり、
弾性杆及びそれに係止された結束紐(M)の不正繰出し
や、紐通しされた結束紐(M)を抜け外れさせてしまう
といった不具合を生ずることがなく常に良好に紐通しす
ることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案装置の紐セット状態における平面図、
第2図はその一部破断側面図、第3図は本考案装置の紐
通し終了状態における平面図、第4図はその一部破断側
面図、第5図と第6図と第7図と第8図と第9図は本考
案装置の作動順序を示す説明図、第10図は本考案装置が
適用されたバインダの全体平面図、第11図はその結束機
部分を拡大した平面図である。 (5)……ニードル、(9)……巻紐ケース、(11)…
…リコイル装置、(18)……可撓杆、(K)……可撓杆
繰出部、(M)……結束紐、(S)……逆転阻止機構

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドラム(13)に巻装するリコイル索条(12
    a)によって正転され、リコイルバネ(14)により逆転
    作動されるリコイル軸(15)に、可撓杆繰出輪体(16)
    を嵌着し、該可撓杆繰出輪体(16)とそれに対設される
    ガイドローラ(17)とで紐通し用可撓杆(18)を進退動
    するように構成された可撓杆繰出部(K)を、巻紐保持
    ケース(9)とニードル(5)間の紐繰出経路に設置
    し、紐通し用可撓杆(18)の進出動でもって結束紐
    (M)をニードル(5)にまで紐通しする紐通し装置に
    おいて、前記ドラム(13)の横側部に配置する作動板
    (36)をリコイル軸(15)に平行する支点軸(37)に揺
    動自在に枢支してリコイル軸(15)の回転に伴い所定範
    囲を揺動移行するように設け、この作動板(36)の所定
    部位に、前記ドラム(13)の外周に刻設されている逆転
    阻止歯(41)に係脱可能な係合爪体(40)を軸着して蔓
    巻バネ(43)で逆転阻止歯(41)から離脱する方向に弾
    圧付勢し、作動板(36)の揺動による蔓巻バネ(43)が
    圧縮されると係合爪体(40)が逆転阻止歯(41)に係合
    するようにしてある結束機における紐通し装置。
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