JPH0740193Y2 - 漏液検知線 - Google Patents

漏液検知線

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JPH0740193Y2
JPH0740193Y2 JP2544192U JP2544192U JPH0740193Y2 JP H0740193 Y2 JPH0740193 Y2 JP H0740193Y2 JP 2544192 U JP2544192 U JP 2544192U JP 2544192 U JP2544192 U JP 2544192U JP H0740193 Y2 JPH0740193 Y2 JP H0740193Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、硫酸、苛性ソーダなど
の液体を輸送するパイプラインや貯蔵タンクなどに破損
が生じたとき、それを検知する漏液検知線に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、先に、硫酸、苛性ソーダな
どの液体を輸送するパイプラインや貯蔵タンクなどに添
設して用いることにより、漏液を広範囲にわたって検知
することができる漏液検知線を提案した(実願昭61−
151259参照)。
【0003】この漏液検知線は、耐水性で検知対象液に
溶解する薄肉の絶縁体を被覆した導体から成る電極線の
1対を平行に配設し撚り合わせたコアの外周に、検知対
象液に溶解せず耐水性・非吸液性の糸から成る内部編組
体と、検知対象液に溶解し耐水性・吸液性の糸から成る
外部編組体とを被覆したものである。そして、具体的に
は、絶縁体は不飽和ポリエステル樹脂の塗装焼付による
エナメル被覆で形成されているものが用いられ、内部編
組体は例えばモノフィラメント状のポリエチレン繊維糸
が用いられ、外部編組体は例えばマルチフィラメント状
のポリエステル繊維糸が用いられていた。
【0004】上述の漏液検知線においては、硫酸等の漏
液が発生すると、検知対象液に溶解し耐水性・吸液性の
糸から成る外部編組体が漏液を吸収し、検知対象液に溶
解せず耐水性・非吸液性の糸から成る内部編組体が漏液
を保持し、内部編組体を経てしみこむ漏液が耐水性で検
知対象液に溶解する薄肉の絶縁体を溶解し、電極線の1
対の導体間が短絡又は短絡に近い状態となる。したがっ
て、漏液検知線の片端から導体間の絶縁抵抗を測定する
ことにより漏液を検知することができる。なお、降雨な
どにより通常の水が漏液検知線に侵入したとしても、電
極線の絶縁体が溶解しないため、降雨などを検知するこ
とがない。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上述した従来の漏液検
知線では、絶縁体を被覆した電極線の1対を撚り合わせ
るために、撚り合わせ工程で電極線の絶縁体にピンホー
ルを生じるおそれがあり、撚り合わせ工程後の各工程に
おける巻き取りや巻き戻しの際にも、電極線の絶縁体相
互の摩擦により傷つくおそれもある。また、敷設工事等
の際に踏まれたりして、電極線間に加わる圧力によって
絶縁体に傷が生じることがある。特に不飽和ポリエステ
ル樹脂のエナメル被覆による絶縁体は内部応力をひとつ
の要因としてクレージングやクラックが生じやすい材料
である。電極線の絶縁体にピンホールや傷があると、降
雨などにより誤動作するという問題点を有していた。
【0006】本考案は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、絶縁体を被覆した電極線の1対をほぼ平行に配
設してコアを形成した漏液検知線であって、製造工程に
おいて電極線の絶縁体にピンホールや傷がついた場合で
も、降雨などによる誤作動の恐れがない漏液検知線を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
考案の漏液検知線は、導体上に耐水性で検知対象液に溶
解する薄肉の絶縁体を被覆した電極線1対をほぼ平行に
配設してコアを形成し、その外方に、検知対象液に溶解
せず耐水性・非吸液性の糸から成る群と、検知対象液に
溶解し耐水性・吸液性の糸から成る群とを交互に配設し
た内部編組体、および検知対象液に溶解し耐水性・吸液
性で耐候性の糸から成る外部編組体を順次被覆して成る
漏液検知線であって、前記1対の電極線間に微小間隙を
保持する耐水性で検知対象液に溶解するスペーサを設け
たものである。そして、上記絶縁体はポリエステル系熱
可塑性エラストマーを押出被覆したものが好ましい。
【0008】
【作用】電極線間に微小間隔を保持する耐水性で検知対
象液に溶解するスペーサを設けたので、製造工程中や布
設時に電極線間に圧力が加わっても、スペーサの緩衝作
用により絶縁体に傷の生じるおそれがなく、万一電極線
の絶縁体に傷やピンホールが生じても、降雨などにより
電極線間の電気抵抗値が基準値以下に低下する確率が極
めて少なくなる。検知対象液の漏洩があったときは、検
知対象液に溶解する糸から成る外部編組体、内部編組体
の液溶性の糸から成る群および液溶性のスペーサが溶解
し、一方、内部編組体の検知対象液に溶解しない糸から
成る群によって絶縁体が溶解されるまで漏液が保持され
る。そして、絶縁体をポリエステル系熱可塑性エラスト
マーで形成すると、低温から高温までの広い使用温度範
囲で機械的強度、ゴム弾性、耐屈曲疲労性、亀裂伝搬抵
抗に優れており、上記スペーサの緩衝作用と相まってピ
ンホールや傷が生じにくく、更に検知対象液に対する検
知時間の温度依存性が小さくなる。
【0009】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1は本考案の漏液検知線の断面図である。
【0010】図1において、1は断面円形の導体であ
り、2は導体1上に被覆された絶縁体であり、これらか
ら電極線3が形成され、1対の電極線3となっている。
4は1対の電極線3間に設けられた小径のスペーサであ
り、5は電極線3及びスペーサ4に接するように配設さ
れた大径の介在体である。そして、上述した電極線3、
スペーサ4及び介在体5がほぼ平行に配設され、又はこ
れらが撚り合わされてコア6を形成している。また、コ
ア6の外方に、内部編組体7と外部編組体8が順次被覆
されている。
【0011】電極線3の絶縁体2は、耐水性で検知対象
液に溶解する薄肉のものである。例えばエステル結合を
有する高分子材料の絶縁体があり、多価の有機酸と多価
アルコール類が縮重合して生成した樹脂であって、有機
酸及びアルコール類の違いによって種々のものが得ら
れ、硫酸等の漏液に溶解される。中でも不飽和ポリエス
テル樹脂は耐水性もあって硫酸や苛性ソーダにすみやか
に溶解される。
【0012】絶縁体2として特にポリエステル系熱可塑
性エラストマーを押出被覆して形成されたものが好まし
い。ここで、ポリエステル系熱可塑性エラストマー(以
下、ポリエステルエラストマーという)は、ハードセグ
メントがポリエステルから成り、ソフトセグメントがポ
リエーテル系のもの又はポリエステル系のものがある。
ハードセグメントがポリエステルでソフトセグメントが
ポリエーテル系のものとしては、「ハイトレル」(東レ
・デュポン(株)の商品名)、「ペルプレン−P」(東
洋紡績(株)の商品名)、「Lomod」(Akzo社
の商品名)などがある。ハードセグメントがポリエステ
ルでソフトセグメントがポリエステル系のものとして
は、「ペルプレン−S」(東洋紡績(株)の商品名)、
「ARINTEL−S」(Akzo社の商品名)などが
ある。ポリエステルエラストマーは、低温から高温まで
広い使用温度範囲で機械的強度、ゴム弾性、耐屈曲疲労
性、亀裂伝搬抵抗に優れているので、製造工程や敷設工
程において、電極線に加わる圧力、引っ張り力、曲げな
どの外力によってまたはそれを一つの要因としてピンホ
ールや傷が発生する恐れがない。また、硫酸などの検知
対象液に対する検知時間の温度依存性が少ないので特に
好ましい。
【0013】スペーサ4は、耐水性で検知対象液に溶解
する小径のものであり、例えばポリエステルの紐が用い
られる。このスペーサ4により1対の電極線3間に微小
間隙が形成される。
【0014】介在体5は、コア6をほぼ円形にするため
のものであり、例えばポリエステルの紐が用いられる。
図示例では、介在体5は電極線3とほぼ同じ径を有し、
電極線3と介在体5はスペーサ4を中心にして星形に撚
り合わされている。
【0015】内部編組体7は、検知対象液に溶解せず耐
水性・非吸液性の糸から成る群と、検知対象液に溶解し
耐水性・吸液性の糸から成る群とを交互に配設して成る
ものである。図3に示されるように、検知対象液に溶解
せず耐水性・非吸液性の糸から成る群7aと検知対象液
に溶解し耐水性・吸液性の糸から成る群7bとを編組し
たものがある。群7aの糸としてはポリエチレン、ポリ
プロピレンなどの繊維から成るモノフィラメント状の糸
などが好適であり、群7bの糸としてはテトロンなどの
ポリエステル繊維から成るマルチフィラメント状の糸な
どが好適である。なお、糸から成る群とは、編組を施す
際、一つの供給リールから繰り出される1本の糸または
1本にまとめられた複数本の糸をいう。硫酸等の漏液に
触れると、漏液はマルチフィラメント状の糸の中に吸収
され、マルチフィラメント状の糸は溶ける。しかし、モ
ノフィラメント状の糸は溶解せず格子状を保ったままで
あるので、マルチフィラメント状の糸を溶解した漏液
は、この格子によって保持されつつ絶縁体2を溶解させ
る。
【0016】外部編組体8は、検知対象液に溶解し耐水
性・吸液性で耐候性の糸から成るものであり、バインド
部等で内部編組体7を介して電極線3の絶縁体2に加わ
る圧力を緩和するなどの機械的保護機能を有する。外部
編組体8を構成する検知対象液に溶解し耐水性・吸液性
で耐候性の糸としては、例えばポリエステル繊維から成
る黒色のマルチフィラメント状の糸が好ましい。硫酸等
の漏液が発生すると、外部編組体8がまずこれを吸収
し、前述した内部編組体7が保持する。特に、外部編組
体8は黒色による耐候性を有しているので、紫外線等の
太陽光線をこの外部編組体8が吸収し、内部編組体7の
経時変化を防ぐ。
【0017】つぎに、上述した構成の漏液検知線の作動
を以下に説明する。図1において、降雨があった場合、
降雨は外部編組体8と内部編組体7を通過して電極線3
の絶縁体2に至る。この場合、1対の電極線3の間にス
ペーサが設けられ、電極線3の間に微小間隙が保持され
ているので、電極線3の絶縁体2に傷やピンホールが生
じたとしても、電極線3間の電気抵抗値が基準値以下に
低下する確率が極めて低く誤作動を起こす恐れがない。
また、絶縁体2をポリエステル系熱可塑性エラストマー
にすると、傷やピンホールが生じにくく、スペーサ4と
相まって誤作動を更に少なくすることができる。そし
て、検知対象液の漏液があった場合、漏液は外部編組体
8によって吸液され、内部編組体7を透過して電極線3
へ導かれる。外部編組体8は検知対象液に溶解し耐水性
・吸液性で耐候性の糸から成るので漏液があると吸液し
て内部に導くだけでなく、いち早く溶解して漏液の浸入
を容易にする。内部編組体7は、検知対象液に溶解せず
耐水性・非吸液性の糸から成る群と、検知対象液に溶解
し耐水性・吸液性の糸から成る群とを交互に配設して成
るので、漏液によって液溶性の糸から成る群がいち早く
溶解して漏液の内部電極3への通路を確保すると共に、
非液溶性の糸から成る群が溶解も吸液もせず、液溶性の
糸を溶解した漏液が周辺に拡散するのを阻止して内部電
極3の絶縁体2が溶解するまで保持する。したがって、
漏液を検知するまでの所要時間のバラツキが少なくな
り、確実な漏液の検出が可能となる。また、介在体5に
よってコア6が円形を保っているので、外部編組体8と
内部編組体7を被覆した漏液検知線の全体が円形となり
取り扱い性が向上する。
【0018】図2は他の実施例に係る漏液検知線の断面
図である。図1と異なる点は、1対の電極線3間の小径
のスペーサ4に代わり、電極線3に巻かれた耐水性で検
知対象液に溶解するテープによるスペーサ4′とした点
である。液溶性のテープであるので、電極線3への漏液
の到達を阻害することがない。このようなテープとして
は例えばポリエステルテープが用いられる。テープであ
るので、テープ自体の厚さや巻き密度を変えることによ
って、1対の電極線3間の微小間隙を簡単に調整するこ
とができる。また、1対の電極線3間の微小間隙を確保
できればよいので、片方の電極線3にのみテープを巻き
付けることができる。
【0019】つぎに、絶縁体に各種の材料を用いた場合
の違いについて表1の本考案例1〜4を用いて説明す
る。本考案例1は絶縁体としてハイトレルの押出被覆4
0μmを用い、本考案例2は絶縁体としてハルプレンの
押出被覆40μmを用い、本考案例3は絶縁体としてテ
レフタール酸アルコールワニスの塗装焼付(所謂エナメ
ル)20μmを用い、本考案例4は絶縁体としてテレフ
タール酸アルコールワニスの塗装焼付40μmを用い
た。そして、絶縁体以外の具体的構造は表1に示される
ものとなっている。なお、本考案例4は本考案例3の厚
さ20μmより厚い45μmのエナメル絶縁体を被覆し
て外径0.74mmとしている。この場合、電極線の外
径が本考案例3の外径0.69mmに比し太くなるの
で、それに伴って他の構成要素の寸法が以下のように変
更されている。第1に、中心のスペーサの外径は0.3
mmφ、外層の介在体5の外径は0.74mmφとす
る。第2に、内部編組体は左巻き糸と右巻き糸とをそれ
ぞれ100デニール双糸の黒色テトロン糸7bの3本持
4打と200デニール単糸の白色ポリエチレン糸7aの
3本持4打とを交互に配列した合計16打として、ピッ
チ11mmで編組して外径約2.6mmとする。第3
に、外部編組体は、100デニール双糸の黒色テトロン
糸4を4本持24打とし、ピッチ約14mmで編組して
外径約3.4mmとする。
【0020】
【表1】
【0021】本考案例4のように電極線の絶縁体の厚さ
を厚くすることにより、本考案例3に比較して製造工程
中や布設時に絶縁体に傷つくことがあってもピンホール
の生ずる危険性が皆無に近くなり、スペーサによる隔離
作用と相まって誤作動を少なくすることができる。しか
しながら、絶縁体が厚くなったぶん、漏液の検知時間が
長くなる。そこで、本考案例1や2のように、絶縁体と
してハイトレルやペルプレン等のポリエステル系熱可塑
性エラストマーを押出被覆したものが好ましい。このポ
リエステル系熱可塑性エラストマーは傷やピンホールが
生じにくいだけではなく、低温時の温度依存性が少ない
という特有の効果を有している。そこで、表2に本考案
例1〜4の温度依存性テストの結果を示す。
【0022】
【表2】
【0023】ここで、漏液の検知時間は図4に示される
試験装置により測定した。長さ約1mの検知試料11を
パット12の上に置き、両端の電極線における導体を露
出させ、片端には5キロオームの抵抗13をクリップ1
4で接続し、他端には記録計16付の漏液検知器15を
クリップ14で接続した。漏液検知器15は、例えば電
極線間に交流電圧を印加する交流電源と、電圧印加によ
って流れる電流を電圧印加回路に挿入した回路抵抗や整
流回路によって直流電圧に変換し、基準電圧値と比較し
て、異常電流の発生を検知するものであり、記録計16
は前記直流電圧の変化を記録するものである。そして、
所定温度に設定可能な恒温室内に検知試料11を入れ、
その中程上方にビュレット17を設置し、濃度98%の
硫酸を0.02 ml/secの割合で滴下し、絶縁抵抗5キロオ
ーム以下に至るまでの時間(分)を測定した。
【0024】表2のデータが図5でグラフに示され、そ
の結果が明瞭化されている。特に15°C以下の低温域
においては、ポリエステル系熱可塑性エラストマーのハ
イトレルやペルプレンを絶縁体にした本考案例1,2は
低温域でもそれほど検知時間が増加しないのに対して、
エナメルを絶縁体にした本考案例3,4は低温域で検知
時間が急激に増加する傾向を示している。この結果から
明らかなように、低温特性が求められない場合には、本
考案例3,4でも充分であるが、低温特性を求められる
場合には、本考案例1,2が好ましい。
【0025】
【考案の効果】本考案の漏液検知線は、1対の電極線間
に微小間隙を保持する耐水性で検知対象液に溶解するス
ペーサを設けたものであり、製造工程中や布設時に電極
線間に圧力が加わっても、スペーサの緩衝作用により絶
縁体に傷の生じるおそれがなく、電極線の絶縁体にピン
ホールがあっても、降雨などにより電極線間の電気抵抗
値が基準値以下に低下する確率が極めて少なくなる。ま
た、検知対象液の漏液があったときは、液溶性の糸から
成る外部編組体、内部編組体の液溶性の糸から成る群お
よび液溶性のスペーサが溶解し、一方、内部編組体の非
液溶性の糸から成る群によって絶縁体が溶解されるまで
漏液が保持され、漏液検知時間のバラツキが少なくな
る。そして、絶縁体をポリエステル系熱可塑性エラスト
マーにすると、上記スペーサの緩衝作用と相まってピン
ホールや傷が一層生じにくくなり、更に検知対象液に対
する検知時間の温度依存性が小さくなるので、誤作動を
殆ど皆無にできると共に低温でも漏液を短時間に検出で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の漏液検知線の断面図である。
【図2】本考案の他の漏液検知線の断面図である。
【図3】内部編組体の構造図である。
【図4】漏液検知線の検査装置を示す図である。
【図5】漏液検知線における検知時間の温度依存性を示
すグラフ図である。
【符号の説明】
1 導体 2 絶縁体 3 電極線 4,4′ スペーサ 5 介在体 6 コア 7 内部編組体 8 外部編組体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 川上 斉徳 大阪府東大阪市岩田町2丁目3番1号 タ ツタ電線株式会社内 (72)考案者 石坂 満洲雄 大阪府東大阪市岩田町2丁目3番1号 タ ツタ電線株式会社内 (56)参考文献 実開 昭63−57546(JP,U) 実開 平4−59440(JP,U)

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導体上に耐水性で検知対象液に溶解する
    薄肉の絶縁体を被覆した電極線1対をほぼ平行に配設し
    てコアを形成し、その外方に、検知対象液に溶解せず耐
    水性・非吸液性の糸から成る群と、検知対象液に溶解し
    耐水性・吸液性の糸から成る群とを交互に配設した内部
    編組体、および検知対象液に溶解し耐水性・吸液性で耐
    候性の糸から成る外部編組体を順次被覆して成る漏液検
    知線であって、前記1対の電極線間に微小間隙を保持す
    る耐水性で検知対象液に溶解するスペーサを設けたこと
    を特徴とする漏液検知線。
  2. 【請求項2】 請求項1の漏液検知線において、前記絶
    縁体がポリエステル系熱可塑性エラストマーを押出被覆
    してなることを特徴とする漏液検知線。
  3. 【請求項3】 請求項1の漏液検知線において、前記ス
    ペーサの周りに1対の電極線とほぼ等しい外径を有する
    1対の太径の介在体を配設し星形に撚り合わせてほぼ円
    形にコアを形成したことを特徴とする漏液検知線。
  4. 【請求項4】 請求項1の漏液検知線において、少なく
    とも1本の電極線の周りに耐水性で検知対象液に溶解す
    るテープを巻きつけてスペーサとしたことを特徴とする
    漏液検知線。
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