JPH0741661Y2 - 農用トラクタの油圧構造 - Google Patents
農用トラクタの油圧構造Info
- Publication number
- JPH0741661Y2 JPH0741661Y2 JP1988165324U JP16532488U JPH0741661Y2 JP H0741661 Y2 JPH0741661 Y2 JP H0741661Y2 JP 1988165324 U JP1988165324 U JP 1988165324U JP 16532488 U JP16532488 U JP 16532488U JP H0741661 Y2 JPH0741661 Y2 JP H0741661Y2
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- JP
- Japan
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- oil
- agricultural tractor
- hydraulic
- discharge port
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、農用トラクタの油圧構造に関し、詳しくは、
油圧式パワーステアリング装置と湿式多板クラッチを備
えた農用トラクタの油圧構造に関する。
油圧式パワーステアリング装置と湿式多板クラッチを備
えた農用トラクタの油圧構造に関する。
従来における農用トラクタにおいては、例えば特開昭57
−87717号公報に示されるように、湿式多板クラッチに
対する潤滑油の供給は、他の主リリーフバルブからのミ
ッションケースへの排油路中に専用のリリーフバルブを
介在させて、このリリーフバルブの上手側から油路を介
して行うよう構成してあった。
−87717号公報に示されるように、湿式多板クラッチに
対する潤滑油の供給は、他の主リリーフバルブからのミ
ッションケースへの排油路中に専用のリリーフバルブを
介在させて、このリリーフバルブの上手側から油路を介
して行うよう構成してあった。
上記従来構造は、多板クラッチに対して潤滑油を効率よ
く作用させるための給油圧を得るために、専用のリリー
フバルブを設けたものであるが、制御バルブから多板ク
ラッチまでの専用の油圧配管や制御バルブに特別の加工
を必要とし、又、リリーフバルブも必要で構造が複雑と
なってコストがアップする問題があった。
く作用させるための給油圧を得るために、専用のリリー
フバルブを設けたものであるが、制御バルブから多板ク
ラッチまでの専用の油圧配管や制御バルブに特別の加工
を必要とし、又、リリーフバルブも必要で構造が複雑と
なってコストがアップする問題があった。
本考案は、合理的改良により上記不具合点を解消するこ
とを目的としている。
とを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕 本考案の特徴は、パワーステアリング装置からの戻り油
を、伝動ケースに形成した排油口からケース内に戻すよ
う構成し、前記排油口に絞り部を形成するとともに、湿
式多板クラッチに潤滑油を供給するための給油路を、戻
り油路の排油口における絞り部の上手側から分岐してあ
る点にあり、その作用・効果は次の通りである。
を、伝動ケースに形成した排油口からケース内に戻すよ
う構成し、前記排油口に絞り部を形成するとともに、湿
式多板クラッチに潤滑油を供給するための給油路を、戻
り油路の排油口における絞り部の上手側から分岐してあ
る点にあり、その作用・効果は次の通りである。
つまり、常に圧油が循環供給されるパワーステアリング
装置からの戻り油は、前記絞り部によりミッションケー
ス内への戻り量が抑制され、その上手側の油路の内圧が
高められる。そして、その圧油は前記給油路を介して多
板クラッチ内を効率よく循環して冷却する。このとき、
戻り油量が多すぎると、余分な圧油は絞り部から排出さ
れるから、多板クラッチに供給される圧油が必要以上に
多くなりにくく、その結果、多板クラッチの連れまわり
を防止できる。
装置からの戻り油は、前記絞り部によりミッションケー
ス内への戻り量が抑制され、その上手側の油路の内圧が
高められる。そして、その圧油は前記給油路を介して多
板クラッチ内を効率よく循環して冷却する。このとき、
戻り油量が多すぎると、余分な圧油は絞り部から排出さ
れるから、多板クラッチに供給される圧油が必要以上に
多くなりにくく、その結果、多板クラッチの連れまわり
を防止できる。
従って、本考案によれば、パワーステアリング装置から
の排油を有効利用して、ミッションケースへの排油路中
に構造簡易な絞り部を形成するとともに、その上手側に
給油路を連通させればよく、極めて簡易な構成で多板ク
ラッチへの潤滑油供給を行えることとなり、しかも、多
板クラッチの連れまわりを防止できて、多板クラッチを
円滑かつ確実に作動させるようにすることができた。
の排油を有効利用して、ミッションケースへの排油路中
に構造簡易な絞り部を形成するとともに、その上手側に
給油路を連通させればよく、極めて簡易な構成で多板ク
ラッチへの潤滑油供給を行えることとなり、しかも、多
板クラッチの連れまわりを防止できて、多板クラッチを
円滑かつ確実に作動させるようにすることができた。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第3図に本考案に係る農用トラクタを示している。この
農用トラクタは、前部のボンネット(1)内にエンジン
(2)を搭載し、このエンジン(2)の動力を後方の湿
式多板型主クラッチ(3)及び機体後部のミッションケ
ース(4)を介して車輪(5)に伝達して駆動するよう
構成し、前車輪(5)の操向制御は、操縦部(6)のス
テアリングハンドル(7)の回動操作に伴って駆動され
る油圧式パワーステアリング装置(8)により軽快に行
えるよう構成してある。又、機体後部には、例えばロー
タリ耕耘装置等の作業装置を昇降自在に連結するための
リフトアーム(9)を備え、このリフトアーム(9)は
昇降駆動用油圧シリンダ(10)により揺動駆動するよう
構成してある。
農用トラクタは、前部のボンネット(1)内にエンジン
(2)を搭載し、このエンジン(2)の動力を後方の湿
式多板型主クラッチ(3)及び機体後部のミッションケ
ース(4)を介して車輪(5)に伝達して駆動するよう
構成し、前車輪(5)の操向制御は、操縦部(6)のス
テアリングハンドル(7)の回動操作に伴って駆動され
る油圧式パワーステアリング装置(8)により軽快に行
えるよう構成してある。又、機体後部には、例えばロー
タリ耕耘装置等の作業装置を昇降自在に連結するための
リフトアーム(9)を備え、このリフトアーム(9)は
昇降駆動用油圧シリンダ(10)により揺動駆動するよう
構成してある。
第1図に油圧構造を示している。ミッションケース
(4)内の貯留油を、エンジン(2)により駆動される
2個の油圧ポンプ(P1),(P2)でフィルタ(11)を介して
吸引し、一方の油圧ポンプ(P1)の出力を制御バルブ(1
2)を介して前記昇降用油圧シリンダ(10)に供給する
よう構成してある。そして、この油圧シリンダ(10)か
らの戻り油はミッションケース(4)内に戻すように構
成してある。又、他方の油圧ポンプ(P2)の出力は、前記
油圧式パワーステアリング装置(8)に供給するよう構
成し、パワーステアリング装置(8)からの戻り油は、
伝動ケースの一例である主クラッチケース(13)に形成
した排油口(14)からケース内に戻すよう構成してあ
る。そして、前記排油口(14)に絞り部(15)を形成す
るとともに、戻り油路(l1)の排油口(14)上手側から前
記主クラッチ(3)に潤滑油を供給するための給油路(l
2)を形成してある。詳述すると、パワーステアリング装
置(8)からの戻り油配管(16)を主クラッチケース
(13)に接続するための接続プラグ(17)を、ケース貫
通孔(18)の外方側に形成した大径ネジ部(19)に螺合
し、ケース貫通孔(18)の内方側に小径のネジ部を形成
するとともに、このネジ部に絞り部プラグ(20)を螺合
し、さらにこのプラグ(20)の内方側に小径の絞り部材
(21)を螺合させてある。つまり、第2図にも示すよう
に、絞り部材(21)の軸芯部には小径の絞り油路(l3)を
形成してあり、クラッチケース(13)内への戻り量を抑
制するよう前記絞り部(15)を構成し、かつ、絞り部材
(21)を油路径の異なるものに容易に取換変更すること
ができるよう構成してある。
(4)内の貯留油を、エンジン(2)により駆動される
2個の油圧ポンプ(P1),(P2)でフィルタ(11)を介して
吸引し、一方の油圧ポンプ(P1)の出力を制御バルブ(1
2)を介して前記昇降用油圧シリンダ(10)に供給する
よう構成してある。そして、この油圧シリンダ(10)か
らの戻り油はミッションケース(4)内に戻すように構
成してある。又、他方の油圧ポンプ(P2)の出力は、前記
油圧式パワーステアリング装置(8)に供給するよう構
成し、パワーステアリング装置(8)からの戻り油は、
伝動ケースの一例である主クラッチケース(13)に形成
した排油口(14)からケース内に戻すよう構成してあ
る。そして、前記排油口(14)に絞り部(15)を形成す
るとともに、戻り油路(l1)の排油口(14)上手側から前
記主クラッチ(3)に潤滑油を供給するための給油路(l
2)を形成してある。詳述すると、パワーステアリング装
置(8)からの戻り油配管(16)を主クラッチケース
(13)に接続するための接続プラグ(17)を、ケース貫
通孔(18)の外方側に形成した大径ネジ部(19)に螺合
し、ケース貫通孔(18)の内方側に小径のネジ部を形成
するとともに、このネジ部に絞り部プラグ(20)を螺合
し、さらにこのプラグ(20)の内方側に小径の絞り部材
(21)を螺合させてある。つまり、第2図にも示すよう
に、絞り部材(21)の軸芯部には小径の絞り油路(l3)を
形成してあり、クラッチケース(13)内への戻り量を抑
制するよう前記絞り部(15)を構成し、かつ、絞り部材
(21)を油路径の異なるものに容易に取換変更すること
ができるよう構成してある。
又、前記給油路(l2)は、ロータリジョイント(23)及び
伝動軸(22)内を経由して主クラッチ(3)に潤滑油を
供給するよう連通形成してある。このとき、パワーステ
アリング装置(8)からの戻り油路(l1)の絞り部(15)
上手側部位は、ドレン量の抑制によって内圧が高くな
り、主クラッチ(3)への潤滑油供給を円滑に行えるの
である。しかも、潤滑油供給用の専用の油圧配管及びリ
リーフ弁等が不要となり、構造が簡素化できるのであ
る。
伝動軸(22)内を経由して主クラッチ(3)に潤滑油を
供給するよう連通形成してある。このとき、パワーステ
アリング装置(8)からの戻り油路(l1)の絞り部(15)
上手側部位は、ドレン量の抑制によって内圧が高くな
り、主クラッチ(3)への潤滑油供給を円滑に行えるの
である。しかも、潤滑油供給用の専用の油圧配管及びリ
リーフ弁等が不要となり、構造が簡素化できるのであ
る。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
図面は本考案に係る農用トラクタの油圧構造の実施例を
示し、第1図は油圧系統図、第2図は絞り部材の斜視
図、第3図は農用トラクタの全体側面図である。 (3)……湿式多板クラッチ、(13)……伝動ケース、
(14)……排油口、(15)……絞り部、(l1)……戻り油
路、(l2)……給油路。
示し、第1図は油圧系統図、第2図は絞り部材の斜視
図、第3図は農用トラクタの全体側面図である。 (3)……湿式多板クラッチ、(13)……伝動ケース、
(14)……排油口、(15)……絞り部、(l1)……戻り油
路、(l2)……給油路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−195179(JP,A) 実開 昭59−122926(JP,U) 実開 昭56−54661(JP,U) 実開 昭56−172470(JP,U) 実開 昭53−86730(JP,U) 実開 昭49−64924(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】パワーステアリング装置(8)からの戻り
油を、伝動ケース(13)に形成した排油口(14)からケ
ース内に戻すよう構成し、前記排油口(14)に絞り部
(15)を形成するとともに、湿式多板クラッチ(3)に
潤滑油を供給するための給油路(l2)を、戻り油路
(l1)の排油口(14)における絞り部(15)の上手側か
ら分岐してある農用トラクタの油圧構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988165324U JPH0741661Y2 (ja) | 1988-12-20 | 1988-12-20 | 農用トラクタの油圧構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988165324U JPH0741661Y2 (ja) | 1988-12-20 | 1988-12-20 | 農用トラクタの油圧構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0284777U JPH0284777U (ja) | 1990-07-02 |
| JPH0741661Y2 true JPH0741661Y2 (ja) | 1995-09-27 |
Family
ID=31451706
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988165324U Expired - Fee Related JPH0741661Y2 (ja) | 1988-12-20 | 1988-12-20 | 農用トラクタの油圧構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0741661Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4793149B2 (ja) * | 2006-07-14 | 2011-10-12 | 井関農機株式会社 | 移動農機の走行油圧制御装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59122926U (ja) * | 1983-02-08 | 1984-08-18 | ティー・シー・エム株式会社 | 荷役車両の湿式クラツチ装置 |
-
1988
- 1988-12-20 JP JP1988165324U patent/JPH0741661Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0284777U (ja) | 1990-07-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |