JPH0768034B2 - コンテナ船におけるコンテナ移載装置 - Google Patents

コンテナ船におけるコンテナ移載装置

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JPH0768034B2
JPH0768034B2 JP61162764A JP16276486A JPH0768034B2 JP H0768034 B2 JPH0768034 B2 JP H0768034B2 JP 61162764 A JP61162764 A JP 61162764A JP 16276486 A JP16276486 A JP 16276486A JP H0768034 B2 JPH0768034 B2 JP H0768034B2
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晃 川瀬
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、岸壁上に設置したコンテナクレーンによって
着岸したコンテナ船に対してコンテナの荷役を行なう際
に、該コンテナクレーンとの間で受け渡されるコンテナ
をコンテナ船の甲板上で移送するコンテナ移載装置に関
する。
「従来の技術」 従来、岸壁上と着岸したコンテナ船との間で荷役を行な
う場合、例えば第4図に示すようなコンテナクレーンに
よって行なわれている。このコンテナクレーン30は、岸
壁3上に常設されるもので、該岸壁3に沿って移動可能
な支持脚16に水平なガーダ17が海側に向けて支持される
とともに、該ガーダ17の先端に、その長さを延長し得る
ようにブーム18が上下回動可能に連設されて、これらガ
ーダ17およびブーム18に沿って移動するトロリ19にコン
テナ吊り具20が設けられ、また、支持脚16には、コンテ
ナ8を受ける中継台31と、該中継台31の上方に水平に配
置させられる補助ガーダ32とが設けられ、該補助ガーダ
32に、中継台31と陸上のシャーシ24との間でコンテナ8
の移送を行なう補助トロリ33が移動自在に支持されてい
る。
そして、このコンテナクレーン30のブーム18を第4図に
示すように着岸したコンテナ船5の上方に配置させた状
態として、該ブーム18およびガーダ17に沿ってトロリ19
を往復移動させながら、コンテナ船5上のコンテナ8を
一つずつ吊り上げて中継台31に移送するとともに、該中
継台31から補助トロリ33によって順次シャーシ24に移送
することが行なわれる。
「発明が解決しようとする問題点」 しかしながら、このような技術であると、第4図からも
分かるように補助トロリ33は中継台31とシャーシ24との
間の短い距離を往復移動するのに対して、ガーダ17およ
びブーム18に沿って移動するトロリ19は、岸壁3からコ
ンテナ船5の側端までの間の長い距離を往復移動するこ
とになるため、該トロリ19がコンテナ船5上のコンテナ
8の上方に位置してから、吊り上げたコンテナ8を中継
台31に移送して再びコンテナ船5上に戻り、次に移送す
べきコンテナ8の上方に位置するまでの時間(以下、こ
のような1往復に要する時間をサイクル時間という)
が、補助トロリ33のサイクル時間よりも長くなり、この
ため、全体としての作業時間がこのトロリ19のサイクル
時間によって決められてしまい、長期化を招き易いとと
もに、両トロリ19・33のサイクル時間の差の分、補助ト
ロリ33に長い待機時間が生じることになる。この場合、
トロリ19の走行速度等を増大させることが考えられる
が、設計等の上で限界がある。また、一般に、この種の
コンテナクレーンは、そのブーム18の長さがいわゆるパ
ナマックスタイプのコンテナ船の幅を最大として設計さ
れており、それより幅の大きいコンテナ船に対してはブ
ーム18が側端まで届かなくなるために、作業の効率が著
しく悪くなるという問題もある。
本発明は前記事情に鑑みてなされたもので、コンテナク
レーンが受け持つコンテナ移送距離を短くして、そのサ
イクル時間を短縮させるとともに、全体としての作業の
効率を高めて荷役時間の短縮を図り、かつ、船体幅の大
きなコンテナ船の場合にも荷役の効率を損なうことのな
いコンテナ移載装置の提供を目的とする。
「問題点を解決するための手段」 本発明は、荷役作業の一部を受け持つように、コンテナ
クレーンとの間で受け渡されるコンテナをコンテナ船の
甲板上を移送するコンテナ移載装置であって、コンテナ
船のハッチの仕切壁上に該ハッチの一つをまたいで配さ
れコンテナ船の幅方向に走行する門形フレームと、該門
形フレームの上部の水平架台に搭載される巻き上げ機
と、該巻き上げ機に吊持状態に配されコンテナを把持す
るスプレッダと、前記仕切壁上に門形フレームよりも内
側位置をコンテナ船の幅方向に走行可能に搭載されかつ
コンテナクレーン及びスプレッダとの間でコンテナを受
け渡す受け台とを具備する技術を採用している。
「作用」 本発明の移載装置は、コンテナ船の甲板上でハッチをま
たいで、スプレッダでコンテナを吊持しながら、コンテ
ナ船の幅方向に沿って往復走行して、コンテナ置き場と
コンテナクレーンに対する受け渡し場所との間を移送す
る。
つまり、コンテナ船の甲板または船倉におけるコンテナ
置き場の上方位置に、門形フレーム及びスプレッダを位
置合わせした状態で、スプレッダでコンテナを把持して
甲板上方位置とコンテナ置き場との間の上下移動の荷役
を行ない、受け台にあっては、スプレッダの下方位置に
おけるスプレッダとの間のコンテナの受け渡しと、コン
テナ船の岸壁側の位置におけるコンテナクレーンとの間
のコンテナの受け渡しと、これらの間におけるコンテナ
船の幅方向のコンテナの水平移動との荷役を行ない、コ
ンテナクレーンにあっては、コンテナ船の岸壁側の位置
における受け台と岸壁との間のコンテナの受け渡しの荷
役を分担させるものである。
このように移載装置により、コンテナ船上におけるコン
テナ移送作業を負担することにより、コンテナクレーン
によるコンテナ移送距離を短くして、該コンテナクレー
ンのサイクル時間をコンテナ船上における移載装置自身
のサイクル時間に近付け、両者の中継のための待機時間
を短くすることができる。
「実施例」 以下、本発明のコンテナ船におけるコンテナ移載装置の
一実施例を第1図ないし第3図に基づいて説明する。
図中符号1は本発明に係る移載装置、符号2は岸壁3上
に配置されるコンテナクレーン、符号4は一実施例にお
いて移載装置1とコンテナクレーン2との間で中継のた
め補助的に使用される中継装置をそれぞれ示している。
この移載装置1は、コンテナ船5のハッチ6の一つをま
たいで甲板7上に積載されているコンテナ8を超える大
きさの門形フレーム9を有している。すなわち、該門形
フレーム9は、甲板7上のコンテナ8の積載高さよりも
高い脚9aが、コンテナ船5のハッチ9よりも大きい間隔
をおいて左右に二本ずつ配設されるとともに、これら脚
9aの上端部に水平架台9bが一体に設けられており、各脚
9aの下端に、前記二本ずつの脚9aの配列方向に沿って水
平走行し得るように車輪10が配設されて、駆動機構11に
よって駆動されるようになっている。そして、該門形フ
レーム9の水平架台9b上に巻き上げ機12が固定状態に設
けられ、該巻き上げ機12にコンテナ8を把持するスプレ
ッダ13が把持状態に設けられた構成とされている。ま
た、コンテナ船5には、第3図に示すようにハッチ6両
側の仕切壁14の甲板7上にコンテナ船5の幅方向に沿っ
てレール15が敷設されており、該レール15の上に、ハッ
チ6をまたぐように移載装置1が搭載されるものであ
る。
また、前記コンテナクレーン2と中継装置4とについて
説明を補足しておくと、コンテナクレーン2は、図示例
においては、岸壁3に沿って移動可能な支持脚16に水平
なガーダ17が海側に向けて支持されるとともに、該ガー
ダ17の先端に、その長さを延長し得るようにブーム18が
上下回動可能に連設され、これらガーダ17およびブーム
18に沿って移動するトロリ19にコンテナ8を把持する吊
り具20が設けられた構成とされている。もちろん、前記
第4図例のように中継台31および補助トロリ33を有する
コンテナクレーン30を使用することも可能である。
一方、中継装置4は、移載装置1の門形フレーム9の脚
9aの間隔よりも若干幅の狭いコンテナ受け台21に車輪22
を配設した構成とされ、前記移載装置1用のレール15よ
り内側に敷設されたレール23上にハッチ6をまたぐよう
に搭載されて、門形フレーム9の脚9aの間を通ってコン
テナ船5の幅方向に移動することができるようになって
いる。なお、前記受け台21は、必要に応じて、高さが変
えられるように、またコンテナ8を複数載せ得るように
構成してもよい。
次に、このように構成した移載装置1等を使用して甲板
7上のコンテナ8の荷役を行なう場合について説明す
る。
第3図に示すようにコンテナクレーン2のブーム18を着
岸したコンテナ船5の上方に配置させるとともに、移載
装置1と中継装置4とをコンテナ船5上に搭載して、該
中継装置4を例えばコンテナ船5の岸壁3側の側端(第
3図左端)に配置させておく。そして、移載装置1は甲
板7に積載状態のコンテナ8をまたいで、甲板7又は船
倉内の一個のコンテナ8をスプレッダ13によって吊持し
て、岸壁3側に向けてコンテナ船5の幅方向に走行して
中継装置4の受け台21の上方位置まで移動し、該受け台
21上にコンテナ8を載せた後、再びコンテナ置き場に戻
って次のコンテナ8を移送する。一方、コンテナクレー
ン2のトロリ19は、ガーダ17およびブーム18に沿って往
復移動しながら中継装置4の受け台21上のコンテナ8を
吊持して順次岸壁3上のシャーシ24に移送する。つま
り、全体としての作業をコンテナ船5上で区切って二つ
に分け、両作業を並行して行なうとともに、そのうち、
コンテナ船5上においてコンテナ8を中継装置4に移送
する作業を移載装置1に負担させるのである。また、こ
の場合、中継装置4も、一個のコンテナ8を荷役する毎
に、甲板7上又は船倉内のコンテナ置き場におけるコン
テナ8の積載位置、トロリ19や移載装置1等の位置に応
じてコンテナ船5の幅方向に移動させることが行なわ
れ、例えば、移載装置1から受けたコンテナ8をコンテ
ナクレーン2が把持した時に、そのときの移載装置1の
現在位置から次のコンテナ8を運んでくるまでまでのサ
イクル時間と、空のトロリ19が戻ってくるまでのサイク
ル時間との差を最も小さくする位置に移動させることが
行なわれる。なお、一つのハッチ6におけるコンテナ8
の荷役が終了すると、移載装置1と中継装置4とをコン
テナクレーン2によって他のハッチ6上に移動させるこ
とが行なわれる。
すなわち、この移載装置1は、二つに分けたコンテナ移
送作業のうち、コンテナ船5上の作業を受け持つことに
より、コンテナクレーン2によるコンテナ移送距離を例
えば全体の半分程度に短くして、そのサイクル時間を短
縮させることができるとともに、該コンテナクレーン2
によるサイクル時間をコンテナ船2上における移載装置
1自身のサイクル時間に近付けて、中継装置4付近での
これらの待機時間を短くして作業の効率を高めることが
できるものである。
なお、前記移載装置1および中継装置4は、コンテナ船
5に常設しておいてもよいし、岸壁3上に常設しておき
着岸したコンテナ船5に前記コンテナクレーン2によっ
て搭載するようにしてもよい。また、以上の説明ではコ
ンテナ船5に積載されたコンテナ8を岸壁3上に移送す
る例を示したが、逆の手順によって岸壁3上からコンテ
ナ船5に移送することができることはもちろんである。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明のコンテナ移載装置は、コ
ンテナ船上でのコンテナ移送作業を負担するようにした
から、岸壁上のコンテナクレーンによるコンテナ移送距
離を短くして、そのサイクル時間を短縮させることがで
きるとともに、該コンテナクレーンのサイクル時間をコ
ンテナ船上における移載装置自身のサイクル時間に近付
け得て、両者の中継のための待機時間を短くして作業の
効率を高め、全体としての作業時間の短縮を図ることが
できる。また、コンテナ船上に搭載されて、該コンテナ
船上でコンテナの移送を行なうから、岸壁上の既設のコ
ンテナクレーンに対して船体幅の大きいコンテナ船の場
合でも、該コンテナクレーンを使用して有効に荷役を行
なうことができ、作業の効率を損なうことがない。さら
に、一つのハッチをまたいだ状態で甲板上に設置される
から、コンテナの吊り上げ、吊り降ろしの操作が安定
し、コンテナ積み上げ等の精度を高めることができるな
どの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第3図は本発明のコンテナ移載装置の一実
施例を示すもので、第1図は正面図、第2図は第1図の
II-II線に沿う矢視図、第3図は荷役作業時におけるコ
ンテナ船等との配置を示す正面図、第4図は従来のコン
テナ荷役作業に使用されるコンテナクレーンを示す正面
図である。 1……移載装置、2……コンテナクレーン、3……岸
壁、4……中継装置、5……コンテナ船、6……ハッ
チ、7……甲板、8……コンテナ、9……門形フレー
ム、9a……脚、9b……水平架台、10……車輪、11……駆
動機構、12……巻き上げ機、13……スプレッダ、14……
仕切壁、15……レール、16……支持脚、17……ガーダ、
18……ブーム、19……トロリ、20……吊り具、21……受
け台、22……車輪、23……レール、24……シャーシ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】岸壁(3)上に設置したコンテナクレーン
    (2)によって着岸したコンテナ船(5)に対してコン
    テナ(8)の荷役を行なう際に、該コンテナクレーンと
    の間で受け渡されるコンテナをコンテナ船の甲板(7)
    上で移送する移載装置(1)であって、コンテナ船のハ
    ッチ(6)の仕切壁(14)上に該ハッチの一つをまたい
    で配されコンテナ船の幅方向に走行する門形フレーム
    (9)と、該門形フレームの上部の水平架台(9b)に搭
    載される巻き上げ機(12)と、該巻き上げ機に吊持状態
    に配されコンテナを把持するスプレッダ(13)と、前記
    仕切壁上に門形フレームよりも内側位置をコンテナ船の
    幅方向に走行可能に搭載されかつコンテナクレーン及び
    スプレッダとの間でコンテナを受け渡す受け台(21)と
    を具備することを特徴とするコンテナ船におけるコンテ
    ナ移載装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5247289A (en) * 1975-10-09 1977-04-14 Hitachi Zosen Corp Steel block handling method for steel block carrier ships
JPS54142793A (en) * 1978-04-26 1979-11-07 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd Apparatus used in combination with gantry crane installed on ship for dumping away waste packed in drum cans

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