JPH0788371B2 - (e)−又は(z)−3−フエニルチオ−4−イリデン−2−ブテン−4−オリド類及びその製法 - Google Patents

(e)−又は(z)−3−フエニルチオ−4−イリデン−2−ブテン−4−オリド類及びその製法

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JPH0788371B2
JPH0788371B2 JP12922086A JP12922086A JPH0788371B2 JP H0788371 B2 JPH0788371 B2 JP H0788371B2 JP 12922086 A JP12922086 A JP 12922086A JP 12922086 A JP12922086 A JP 12922086A JP H0788371 B2 JPH0788371 B2 JP H0788371B2
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▲高▼信 熊本
幹夫 渡辺
和芳 黒田
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は新規な(E)−又は(Z)−3−フエニルチオ
−4−イリデン−2−ブテン−4−オリド類及びその製
法に関する。更に詳しくは、本発明は医薬、農薬分野に
おける抗菌、殺菌、殺虫剤等として有用な生理活性化合
物又はその合成中間中間体として有用な(E)−又は
(Z)−3−フエニルチオ−4−イリデン−2−ブテン
−4−オリド類に関するものである。
発明の構成 本発明者らは、例えば医薬分野、農園芸分野などにおい
て抗菌、殺菌、殺虫剤などとして有用な生理活性化合
物、更にはその合成中間体として有用な2−フエニルチ
オ−2−ブテン−4−オリド系化合物の合成研究を行っ
てきたが、今回、新規な(E)−もしくは(Z)−3−
フエニルチオ−4−イリデン−2−ブテン−4−オリド
類が存在できること及び該化合物が容易な手段で合成で
きることを発見した。
即ち、本発明の新規な(E)−又は(Z)−3−フエニ
ルチオ−4−イリデン−2−ブテン−4−オリド類は式
(Ia) 又は式(Ib) [上記2式中、R1はハロゲン、好ましくはCl,Br及び
F、及び低級アルキルよりなる群より選ばれた置換基を
随意有してもよいフエニル基を示し、 R2はハロゲン、好ましはCl、Br及びF、及び低級アルキ
ル基よりなる群より選ばれた置換基を随意有してもよい
フエニル基もしくはベンジル基又はC1〜C10アルキル基
を示す] で表わされるものである。
本発明で用いる(E)体はシス型、(Z)体はトランス
型の幾何学異性体を意味する。
本発明は、更に、上記式(Ia)及び式(Ib)の新規な
(E)−又は(Z)−3−フエニル−4−イリデン−2
−ブテン−4−オリド類の製法を提供する。即ち、式
(Ia)及び式(Ib)の(E)−又は(Z)−3−フエニ
ル−4−イリデン−2−ブテン−4−オリド類は、式
(II) [ここで、R1は前記の意味を有する] の3−フエニルチオ−2−ブテン−4−オリド類を式
(III) R2−CHO (III) [ここで、R2は前記の意味を有する] のアルデヒドと反応させ、得られた生成物を、好ましく
は分離精製することなく、有機塩基触媒と接触させて分
子内脱水反応させることを特徴とする方法により容易に
製造することができることが今度発見された。
前記式(Ia)、(Ib)及び(III)の化合物において、R
1が置換フエニル基である場合の該置換基としては、C
l、Br、F、Iのようなハロゲン及びメチル、エチル、
n−プロピル、iso−プロピル、n−ブチル、iso−ブチ
ル、sec−ブチル、tert−ブチルのような低級アルキル
を例示することができる。
また、前記式(Ia)、(Ib)及び(III)の化合物にお
けるR2としては、メチル、エチル、n−プロピル、iso
−プロピル、n−ブチル、iso−ブチル、sec−ブチル、
tert−ブチル、n−ペンチル、iso−ペンチル、n−ヘ
キシル、iso−ヘキシル、n−ヘプチル、iso−ヘプチ
ル、n−オクチル、iso−オクチル、ノニル、デシルの
ようなC1〜C10アルキルを例示することができる。
前記の式(II)の3−フエニルチオ−2−ブテン−4−
オリド類より式(Ia)又は式(Ib)の3−フエニルチオ
−4−イリデン−2−ブテン−4オリド類の製法は下記
反応式で示すことができる。
上記式(II)化合物→(Ia)又は(Ib)化合物への反応
のうち、式(II)化合物3−フエニルチオ−2−ブテン
−4−オリドと式(III)のアルデヒドとの付加反応
は、例えば下記のように行なうことができる。式(II)
化合物3−フエニルチオ−2−ブテン−4−オリドをテ
トラヒドロフラン(THF)溶媒中ジイソプロピルアミンT
HF溶液とn−ブチルリチウム・ヘキサン溶液との混合液
に不活性ガス(例えば、窒素、アルゴンなど)気流中、
−50℃で滴下した後、これに式(III)のベンツアルデ
ヒドのTHF溶液を滴下して、例えば、1時間、−50℃の
条件で反応させて、反応液を処理すると式(II)と式
(III)化合物の付加物が得られる。これをそのまま、
若しくは精製した後、不活性有機溶媒に溶解し、例えば
これにトリエチルアミンと触媒料の4−(N,N−ジメチ
ルアミノ)ピリジンを加え、これに無水酢酸・ベンゼン
溶液を滴下し、室温で2時間撹拌反応せしめた後、6〜
7時間煮沸還流し、分子内脱水反応を完結せしめる。反
応液を処理し、溶媒と蒸発除去した残留物を、石油エー
テル・テーテル(3:1)混合溶媒に溶解し、シリカゲル
・カラムクロマトグラフイーで分離精製すれば先づ
(Z)−4−ベンジリデン−3−フエニルチオ−2−ブ
テン−4−オリドが溶出し、次いで(E)−4−ベンジ
リデン−3−フエニルチオ−2−ブテン−4−オリドが
得られる。
上記反応では例えば、先づ不活性ガス気流中(例えば窒
素、アルゴンなど)、ジイソプロピルアミン・THF溶液
とn−ブチルリチウム・ヘキサン溶液を−50℃で混合す
る。ジイソプロピルアミンの使用料は適宜に選択できる
が、例えば式(II)化合物に基づいて約1〜約1.2倍モ
ルの如き使用量を例示することできる。n−ブチルリチ
ウムの使用量も適宜に選択できるが、ジイソプロピルア
ミンの使用量に基いて当モルを使用することができる。
又式(III)R2CHOの使用量は式(II)化合物に基づいて
約1〜約2倍モルの使用量を例示することができる。反
応温度は比較的低温度条件下で行うことが好ましく、例
えば−20〜−70℃の如き低温条件を例示することができ
る。反応時間は約0.5〜約2時間で付加反応は終了す
る。
上記付加反応に用いられる溶媒としては、ベンゼン、ア
セトニトリル、THF、塩化メチレン、ジクロロエタン当
の不活性有機溶媒を例示することができる。
付加反応後の後処理は常法に従い、例えば下記のような
行なうことができる。反応終了後、適量の飽和塩化アン
モニウム水溶液を加え、室温まで放置した後、エーテル
で反応生成物を抽出し、エーテル層を脱水芒硝(又は無
水硫酸マグネシウム)で脱水した後、エーテルを留去し
て付加反応生成物を得ることができるが、必要に応じシ
リカゲル・カラムクロマトグラフイーで精製を行っても
よい。
次いで分子内脱水反応は、例えば、下記のように行なう
ことができる。上記のエーテル留去した残留物である付
加反応生成物又はシリカゲルカラムクロマトグラフイー
で精製した付加反応生成物を不活性有機溶媒に溶解し、
これにトリメチルアミン、トリエチルアミン、ピリジン
の如き第三アミン及び触媒量の有機塩基触媒、例えば、
4−(N,N−ジメチルアミノ)ピリジン、4−ピロリジ
ノピリジン、4−モルホリノピリジン、4−ピペリジノ
ピリジンなどの如き有機塩基触媒の存在下に、例えば無
水酢酸、トリフルオロ酢酸などの如き酸無水物と、室温
の如き緩かな温度条件下で2時間反応を行った後、6〜
7時間煮沸還流して分子内脱水反応を完結せしめる。反
応液をシリカゲル・シヨートカラムで過した後、液
を濃縮し、残留物をシリカゲル・カラムクロマトグラフ
イーを用い、石油エーテル・エーテル(3:1)混合溶媒
で分離製すれば式(I)の(Z)体、(E)体の順に得
られる。
利用する不活性有機溶剤の例としては、例えばベンゼ
ン、アセトニトリル、THF、塩化メチレン、ジクロロエ
タンなどの如き有機溶媒を例示することができる。反応
は室温及び約2時間反応を行った後、約6〜7時間煮沸
還流して反応を完結させる。例えば焼0゜〜約80℃の温
度が例示できる。反応時間は適宜に選択することができ
るが、約2〜10時間程度の反応時間を例示できる。
反応に使用する前記第三アミン塩基の種類及び使用量は
適宜に選択できるが、例えば式(II)化合物に基いて約
1〜約3モル、より好ましくは約1.5〜約2.5モルの如き
使用量を例示できる。又は有機酸例えば無水酢酸の使用
量についても適宜に選択できるが、例えば式(II)化合
物に基づいて約0.5〜約2.5モル、より好ましくは約0.7
〜2モルの使用量が例示できる。又有機塩基触媒、例え
ば4−(N,N−ジメチルアミノ)ピリジンの使用量も適
宜に選択でき、式(II)化合物に基いて約1〜約10重量
%、より好ましくは約3〜6重量%の如き使用量を例示
できる。又溶媒の使用量も適宜に選択でき、例えば式
(II)化合物に対して約10〜約80倍容量のの如き使用量
が例示できる。
反応生成物は常法により処理される。例えば反応生成物
はシリカゲル・シヨートカラムで過した後、溶媒を除
去した残留物をシリカゲル・カラムクロマトグラフイー
を用いて石油エーテル・エーテル(3:11)混合溶媒によ
り分離精製すると先づシス型の(Z)対が溶出し、次い
でトランス型のE体が溶出し、分離される。
式(II)の中間体である3−フエニル−2−ブテン−4
−オリド類は、下記の反応式で示される製法によって製
造することができる。
即ち、該式(II)化合物は、例えば2−ブテン−4−オ
リド(V)を不活性ガス気流中でチオフエノール(又は
置換フエニル)とを有機塩基存在下に反応させると、3
−フエニル(又は置換フエニル)チオ−γ−プチロラク
トン(IV)が高収率で得られる。この(IV)化合物を不
活性溶媒に溶解し、不活性ガス気流中でメタクロロ安息
香酸(m−CPBA)で酸化した後、反応生成物を精製・分
離することなく、トルエン溶媒中で、例えば無水トリフ
ルオロ酢酸と触媒量のp−トルエンスルホン酸存在下に
加熱し、プンメレン転位反応(Pummerer Rearrangemen
t)を行えば高収率で(II)化合物が得られる。
上記式で示した製造例に於て、式(V)2−ブテン−4
−オリドは、例えば文献Org・Syhth.,Coll.Vol.V,255記
載の方法によってγ−ブチロラクトンから容易に合成す
ることができる。
上記式(V)化合物→(IV)化合物への反応、即ち式
(V)化合物2−ブテン−4−オリドと式HS−R1チオフ
エノール類との反応は好ましくは不活性ガス(例えば窒
素、アルゴンなど)気流中で、例えば、適当な不活性有
機溶媒(例えば窒素、アルゴンなど)適当な有機塩基存
在下に反応せしめることにより(IV)化合物β−フエニ
ル(又は置換フエニル)チオ−γ−ブチロラクトを合成
することができる。
上記有機塩基の例としては、例えばトリメチルアミン、
トリエチルアミン、トリヘキシルアミンなどの如き第三
アミン類の例えばベンゼン溶液を例示することができ
る。反応に利用する不活性有機溶媒の例としては、ベン
ゼン、トルエンなどの芳香族炭化水素、THF、ジメトキ
シエタン、エチルエーテルそれらの適当な混合物などを
例示することができる。反応は、室温で行われ時に加熱
又は冷却を必要としないが、好ましくは10〜30℃の温度
条件を例示することができる。反応に利用する第三アミ
ン類の使用量は適宜に選択でき、例えば式(V)化合物
に基づいて約1〜約1.2モルの如き使用量を例示するこ
とができる。更に溶媒の使用量も適宜に選択できること
ができ、例えば式(V)化合物に基いて約30〜約100容
量倍の如き使用量を例示することができる。又式HS−R1
チオフエノール類の使用量も適宜に選択でき、例えば式
(V)化合物に基いて約1〜約2モルの如き使用量を例
示することができる。
上記式(IV)化合物→化合物への反応、即ち式(IV)化
合物β−フエニル(又は置換フエニル)チオ−γ−プチ
ロラクトンの酸化及びプンメレン転位反応は好ましくは
不活性ガス(例えば窒素、アルゴンなど)気流中で、例
えば式(IV)化合物を不活性有機溶媒に溶解し、−50℃
で酸化剤m−クロロ過安息香酸(m−CPAB)のジクロロ
メタン溶液を滴下し撹拌して反応を行う。反応液を処理
し、溶媒を除去すれば粗製の(IV)化合物の酸化された
スルホキシド化合物が得られる。これを精製することな
く、不活性ガス気流中、無水トリフルオロ酢酸[(CF3C
O)3O)]と触媒量のp−トルエンスルホン酸存在下
に、トルエン溶媒中で30〜35℃で2時間撹拌し、更に60
〜70℃で2時間30分撹拌してプンメレル転位反応を完結
させる。反応液を処理し、溶媒を除去し残留物をシリカ
ゲル・カラムクロマトグラフイーでベンゼン・エーテル
(2:1)混合溶媒で分離精製すると式(II)化合物3−
フエニル(又は置換フエニル)チオ−2ブテン−4−オ
リドが高収率で得られる。
上記式(IV)化合物の酸化に用いる酸化剤としては、例
えば、m−クロロ安息香酸、過沃素酸ナトリウム、過酸
化水素の如き酸化剤を例示することができる。その使用
量は適宜に選択できるが、例えば、式(IV)化合物に基
いて約1〜約1.2倍モルの如き使用量を例示できる。又
不活性有機溶媒としてはジクロロメタン、クロロホル
ム、四塩化炭素、ジクロロエタンなどのハロゲン過脂肪
族炭化水素などを例示することができ、その使用量も適
宜に選択できるが、例れば式(IV)化合物に基いて約40
〜約80容量倍の使用量が例示できる。反応温度は比較的
低温条件下で行うことが好ましく、例えば約−20〜約−
70℃の如き低温条件を例示することができる。
又プンメレル転位反応に用いられる試剤として無水トリ
フルオロ酢酸、無水酢酸を例示することができる。その
使用量は適宜に選択できるが、例えば、式(IV)化合物
に基いて約3〜約5倍モルの使用量を例示できる。触媒
として用いられるp−トルエンスルホン酸の使用量も適
宜に選択できることができ、式(IV)化合物に基いて約
0.5〜約2重量%の如き使用量を例示できる。不活性有
機溶媒としてはベンゼン、トルエンなどの如き芳香族炭
化水素を例示することができ、その使用量は適宜に選択
でき、例えば式(IV)化合物に基いて約2〜約10容量倍
の使用量を例示することができる。反応は不活性ガス
(例えば窒素、アルゴンなど)気流中で行われ、反応温
度は初め室温程度、好ましくは30〜35℃で約2時間、緩
やかに反応を行った後、加温し、好ましくは60〜70℃約
3時間、プンメレル転位反応を完結させる。反応液を処
理し、溶媒を除去し残留物をシリカゲル・カラムクロマ
トグラフイーでベンゼン・エーテル(2:1)混合溶媒で
分離精製すると式(II)化合物3−フエニル(又は置換
フエニル)チオ−2−ブテン−4−オリドが収率85%で
得られる。
本発明の効果 本発明によって提供される新規な(E)−又は(Z)−
3−フエニルチオ−4−イリデン−2−ブテン−4−オ
リド類は医薬や農園芸分野で抗菌、殺菌又は殺虫剤とし
て有用な生理活性化合物又はその合成中間体であり、当
該分野における技術の進歩に大きく貢献するものであ
る。
実施例 以下実施例により本発明方法実施の数例について更に詳
しく例示する。
実施例1.(Z)−4−ベンジリデン−3−フエニルチオ
−2−ブテン−4−オリド及び(E)−4−ベンジリデ
ン−3−フエニルチオ−2−ブテン−4−オリドの製造 アルゴンガス気流下にジイソプロピルアミン0.555g(5.
5ミリモル)をTHF10mlに溶解し、これに1.6M.n−ブチル
リチウム(ヘキサン溶液)3.4ml(5.5ミリモル)を滴下
した後、−50℃で15分間撹拌し、次いで3−フエニルチ
オ−2−ブテン−4−オリド0.960g(5ミリモル)をTH
F20mlに溶解した溶液を徐々に滴下する。−50℃約30分
撹拌した後、これにベンズアルデヒド0.795g(7.5ミリ
モル)をTHF15mlに溶解した溶液を徐々に滴下した後、
約1時間、−50℃で撹拌しつつ反応させる。反応終了
後、飽和塩化アンモニウム水溶液30mlを加え、室温まで
放置する。50mlのエーテルで3回抽出し、エーテル層を
無水硫酸マグネシウムで脱水乾燥した後、エーテルを蒸
発して除去すれば残留物として粗製の3−フエニルチオ
−2−ブテン−4−オリドとベンズアルデヒドの付加化
合物が得られる。この粗製付加化合物をそのまま精製す
ることなく、次の分子内脱水反応に使用することができ
る。又この付加化合物はシリカゲル・カラムクロマトグ
ラフイーを用い、ベンゼン・エーテル(3:1)混合溶媒
で分離精製すれば、精製付加化合物が0.91g得られる。
これを乾燥ベンゼン50mlに溶解し、これにトリエチルア
ミン0.913g(8.3ミリモル)と触媒量の4−(N,N−ジメ
チルアミノ)ピリジン(約45mg)とを加え、溶解する。
次にこの混合溶液に、乾燥ベンゼン50mlに溶解した無水
酢酸0.612g(6.0ミリモル)溶液を撹拌しながら除去に
滴下し、室温で2時間撹拌した後、加温して6〜7時間
煮沸還流する。反応終了後、反応液をシリカゲル・シヨ
ートカラムで過した後、液を濃縮心、残留物シリカ
ゲル・カラムクロマトグラフイーを用い、石油エーテル
・エーテル(3:1)混合溶媒で分離精製すると、初めに
(Z)−4−ベンジリデン−3−フエニルチオ−2−ブ
テン−4−オリドが収率65%出られ、次いで(E)−4
−ベンジリデン−3−フエニルチオ−2−ブテン−4−
オリドが収率14%で得られた。
その物理的データを表2に示した。
実施例2〜4 式(III)の化合物のR2:フエニルの化合物の代りに、後
掲表2に示したR2である化合物を用いる外は、実施例1
の手法に準じてい行ない、下掲表2に示した化合物が得
られた。
その物理的データを表2に示した。
なお、実施例2における(Z)−4−ブチリデン−3−
フエニルチオ−2−ブテン−4−オリドの収率は45%、
(E)−4−ブチリデン−3−フエニルチオ−2−ブテ
ン−4−オリドの収率は33%であった。
実施例5〜6 式(II)化合物のR1:フエニルの化合物の代りに、後掲
表2に示したR1である化合物を用いる外は、実施例1の
手法に準じて行ない、下掲表2に示した化合物が得られ
た。
その物理的データを表2に示した。
上記、実施例1〜6で用いた本発明原料の3−フエニル
チオ−2−ブテン−4−オリド類の物理的データを表1
に示した。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式(Ia) 又は式(Ib) [上記2式中、R1はハロゲン及び低級アルキルよりなる
    群より選ばれた置換基を随意有してもよいフエニル基を
    示し、 R2はハロゲン及び低級アルキル基よりなる群より選ばれ
    た置換基を随意有してもよいフエニル基もしくはベンジ
    ル基又はC1〜C10アルキ基を示す] で夫々表わされる(E)−又は(Z)−3−フエニルチ
    オ−4−イリデン−2−ブテン−4−オリド類。
  2. 【請求項2】式(Ia) 又は式(Ib) [上記2式中、R1はハロゲン及び低級アルキルよりなる
    群より選ばれた置換基を随意有してもよいフエニル基を
    示し、 R2はハロゲン及び低級アルキル基よりなる群より選ばれ
    た置換基を随意有してもよいフエニル基もしくはベンジ
    ル基又はC1〜C10アルキ基を示す] で夫々表わされる(E)−又は(Z)−3−フエニルチ
    オ−4−イリデン−2−ブテン−4−オリド類を製造す
    るにあたり、式(II) [ここで、R1は前記の意味を有する] の3−フエニルチオ−2−ブテン−4−オリド類を式
    (III) R2−CHO (III) [ここで、R2は前記の意味を有する] のアルデヒド類と反応させ、得られた生成物を、随意分
    離精製を行った後、分子内脱水反応せしめることを特徴
    とする製法。
JP12922086A 1986-06-05 1986-06-05 (e)−又は(z)−3−フエニルチオ−4−イリデン−2−ブテン−4−オリド類及びその製法 Expired - Lifetime JPH0788371B2 (ja)

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