JPH078873Y2 - 密閉形圧縮機 - Google Patents
密閉形圧縮機Info
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- JPH078873Y2 JPH078873Y2 JP8870988U JP8870988U JPH078873Y2 JP H078873 Y2 JPH078873 Y2 JP H078873Y2 JP 8870988 U JP8870988 U JP 8870988U JP 8870988 U JP8870988 U JP 8870988U JP H078873 Y2 JPH078873 Y2 JP H078873Y2
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- JP
- Japan
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- gas
- motor
- oil
- compression element
- discharge port
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、密閉形圧縮機における油戻し構造の改良に関
する。
する。
(従来の技術) 従来、密閉形圧縮機として、底部に油溜をもつ密閉ケー
シングの内部に、モータと圧縮要素とを配設し、該圧縮
機要素におけるモータとの対向側頂部に、圧縮ガスを前
記ケーシング内に開放する吐出口と、前記モータの駆動
軸を支持する軸受とを設けると共に、前記駆動軸の軸心
内部に前記油溜に臨む給油通路を形成して、該給油通路
に汲上げた潤滑油を前記軸受などの給油箇所に給油する
ようにしたものは、例えば実開昭63-54882号公報におい
て、既に知られている。
シングの内部に、モータと圧縮要素とを配設し、該圧縮
機要素におけるモータとの対向側頂部に、圧縮ガスを前
記ケーシング内に開放する吐出口と、前記モータの駆動
軸を支持する軸受とを設けると共に、前記駆動軸の軸心
内部に前記油溜に臨む給油通路を形成して、該給油通路
に汲上げた潤滑油を前記軸受などの給油箇所に給油する
ようにしたものは、例えば実開昭63-54882号公報におい
て、既に知られている。
しかして以上のような密閉形圧縮機でインバータ制御運
転可能とした機種にあっては、第4図に示したごとく、
圧縮要素(CP)とモータ(M)とを連結する駆動軸
(K)の軸心内部に、上下方向に延びる給油通路(T)
を設け、この給油通路(T)の下端側に密閉ケーシング
(C)の底部油溜に臨むポンプ要素を取付け、該ポンプ
要素で汲上げた潤滑油を前記給油通路(T)を介して前
記駆動軸(K)を支持する軸受(B)などに給油するご
とくなすと共に、前記駆動軸(K)の上下方向中間部で
前記圧縮要素(CP)とモータ(M)との間に、ガス抜き
孔(A)を形成して、このガス抜き孔(A)を介して前
記給油通路(T)の上部側を前記モータ(M)の下部側
空間(S1)に開放させるようにしている。
転可能とした機種にあっては、第4図に示したごとく、
圧縮要素(CP)とモータ(M)とを連結する駆動軸
(K)の軸心内部に、上下方向に延びる給油通路(T)
を設け、この給油通路(T)の下端側に密閉ケーシング
(C)の底部油溜に臨むポンプ要素を取付け、該ポンプ
要素で汲上げた潤滑油を前記給油通路(T)を介して前
記駆動軸(K)を支持する軸受(B)などに給油するご
とくなすと共に、前記駆動軸(K)の上下方向中間部で
前記圧縮要素(CP)とモータ(M)との間に、ガス抜き
孔(A)を形成して、このガス抜き孔(A)を介して前
記給油通路(T)の上部側を前記モータ(M)の下部側
空間(S1)に開放させるようにしている。
即ち、通常の密閉形圧縮機にあっては、前記駆動軸
(K)の軸心内部に上下方向に向けて貫通する給油通路
(T)を設け、前記軸受(B)などを給油した残りの油
を前記モータ(M)の上部側空間(S2)に持ち上げ、こ
の空間(S2)から前記ケーシング(C)の底部油溜へと
戻すようにしているが、インバータ対応機種において、
以上の構成とする場合には、高速回転時に前記上部側空
間(S2)に持ち上げられる油量が大となり、これに伴っ
て前記空間(S2)での油の滞留量も著しく増大されるこ
とから、前記駆動軸(K)の中間部で前記モータ(M)
と圧縮要素(CP)との間に、前記ガス抜き孔(A)を開
設し、該ガス抜き孔(A)からガス混じりの潤滑油を、
前記モータ(M)の下部側空間(S1)を経て前記ケーシ
ング(C)の底部油溜へと速やかに戻すようにしてい
る。
(K)の軸心内部に上下方向に向けて貫通する給油通路
(T)を設け、前記軸受(B)などを給油した残りの油
を前記モータ(M)の上部側空間(S2)に持ち上げ、こ
の空間(S2)から前記ケーシング(C)の底部油溜へと
戻すようにしているが、インバータ対応機種において、
以上の構成とする場合には、高速回転時に前記上部側空
間(S2)に持ち上げられる油量が大となり、これに伴っ
て前記空間(S2)での油の滞留量も著しく増大されるこ
とから、前記駆動軸(K)の中間部で前記モータ(M)
と圧縮要素(CP)との間に、前記ガス抜き孔(A)を開
設し、該ガス抜き孔(A)からガス混じりの潤滑油を、
前記モータ(M)の下部側空間(S1)を経て前記ケーシ
ング(C)の底部油溜へと速やかに戻すようにしてい
る。
(考案が解決しようとする課題) ところで、前記ガス抜き孔(A)が開放される前記空間
(S1)には、前記圧縮要素(CP)で圧縮した圧縮ガスの
吐出口(D)が開放されていることから、該吐出口
(D)から吐出されたガスが、前記ガス抜き孔(A)か
ら前記空間(S1)に排出された潤滑油に干渉して、この
潤滑油が前記吐出ガスと共に前記モータ(M)のエアギ
ャップ(G)などを経て前記上部側空間(S2)へと持ち
上げられ、特にインバータ運転時で高速回転を行う場合
には、前記ガス抜き孔(A)から前記下部側空間(S1)
に排出される油量が大となるため、前記吐出ガスによる
上部側空間(S2)への持ち上げ油量も大となり、前記油
溜の油量が少なくなって、所謂油上がりの問題が発生し
たのである。
(S1)には、前記圧縮要素(CP)で圧縮した圧縮ガスの
吐出口(D)が開放されていることから、該吐出口
(D)から吐出されたガスが、前記ガス抜き孔(A)か
ら前記空間(S1)に排出された潤滑油に干渉して、この
潤滑油が前記吐出ガスと共に前記モータ(M)のエアギ
ャップ(G)などを経て前記上部側空間(S2)へと持ち
上げられ、特にインバータ運転時で高速回転を行う場合
には、前記ガス抜き孔(A)から前記下部側空間(S1)
に排出される油量が大となるため、前記吐出ガスによる
上部側空間(S2)への持ち上げ油量も大となり、前記油
溜の油量が少なくなって、所謂油上がりの問題が発生し
たのである。
本考案は以上のような問題に鑑みてなしたものであり、
その目的は、前記圧縮要素から吐出されたガスが、前記
ガス抜き孔から排出された潤滑油に干渉するのを阻止し
て、前記吐出ガスによる油の持ち上げ量を軽減し、油上
がりを防止することができる密閉形圧縮機を提供するこ
とにある。
その目的は、前記圧縮要素から吐出されたガスが、前記
ガス抜き孔から排出された潤滑油に干渉するのを阻止し
て、前記吐出ガスによる油の持ち上げ量を軽減し、油上
がりを防止することができる密閉形圧縮機を提供するこ
とにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案は、密閉ケーシング
(1)にモータ(2)と圧縮要素(3)とを内装し、こ
の圧縮要素(3)におけるモータ(2)の対向側頂部
に、圧縮ガスを開放する吐出口(35)と、前記モータ
(2)の駆動軸(4)を支持する軸受(5)とを設ける
と共に、前記駆動軸(4)の軸心内に給油通路(41)を
設けて、その一端を底部油溜(1a)に、他端をガス抜き
孔(43)を介して前記モータ(2)と圧縮要素(3)と
の間にそれぞれ開放した密閉形圧縮機において、前記モ
ータ(2)と圧縮要素(3)との間で、前記吐出口(3
5)の開口位置より径方向内方位置に、前記ガス抜き孔
(43)が開放される給油経路開放空間(6A)と、前記吐
出口(35)が開放されるガス経路開放空間(6B)とを仕
切る仕切体(9)を介装したことを特徴とするものであ
る。
(1)にモータ(2)と圧縮要素(3)とを内装し、こ
の圧縮要素(3)におけるモータ(2)の対向側頂部
に、圧縮ガスを開放する吐出口(35)と、前記モータ
(2)の駆動軸(4)を支持する軸受(5)とを設ける
と共に、前記駆動軸(4)の軸心内に給油通路(41)を
設けて、その一端を底部油溜(1a)に、他端をガス抜き
孔(43)を介して前記モータ(2)と圧縮要素(3)と
の間にそれぞれ開放した密閉形圧縮機において、前記モ
ータ(2)と圧縮要素(3)との間で、前記吐出口(3
5)の開口位置より径方向内方位置に、前記ガス抜き孔
(43)が開放される給油経路開放空間(6A)と、前記吐
出口(35)が開放されるガス経路開放空間(6B)とを仕
切る仕切体(9)を介装したことを特徴とするものであ
る。
(作用) しかして以上の密閉形圧縮機では、前記モータ(2)と
圧縮要素(3)との間に仕切体(9)が設けられ、該仕
切体(9)で前記駆動軸(4)のガス抜き孔(43)が開
放される給油経路開放空間(6A)と、前記圧縮要素
(3)の吐出口(35)が開放されるガス経路開放空間
(6B)とが画成されているため、前記吐出口(35)から
の吐出ガスが、前記ガス抜き孔(43)から排出される潤
滑油に干渉することがなくなり、従って前記吐出ガスに
よる油の持ち上げ量が軽減され、油上がりが確実に防止
されるのである。
圧縮要素(3)との間に仕切体(9)が設けられ、該仕
切体(9)で前記駆動軸(4)のガス抜き孔(43)が開
放される給油経路開放空間(6A)と、前記圧縮要素
(3)の吐出口(35)が開放されるガス経路開放空間
(6B)とが画成されているため、前記吐出口(35)から
の吐出ガスが、前記ガス抜き孔(43)から排出される潤
滑油に干渉することがなくなり、従って前記吐出ガスに
よる油の持ち上げ量が軽減され、油上がりが確実に防止
されるのである。
(実施例) 実施例について、図面を参照して説明する。
第3図に示した密閉形圧縮機は、内方底部に油溜(1a)
をもった密閉ケーシング(1)の内方上部側に、ステー
タ(21)とロータ(22)とから成り、該ステータ(21)
とロータ(22)との間に所定のエアギャップ(G)を設
けたモータ(2)を配設すると共に、このモータ(2)
の下部側に圧縮要素(3)を配設している。
をもった密閉ケーシング(1)の内方上部側に、ステー
タ(21)とロータ(22)とから成り、該ステータ(21)
とロータ(22)との間に所定のエアギャップ(G)を設
けたモータ(2)を配設すると共に、このモータ(2)
の下部側に圧縮要素(3)を配設している。
前記圧縮要素(3)は、シリンダ(31)と、該シリンダ
(31)の上下部位に取付けられたフロント及びリヤヘッ
ド(32)(33)と、前記シリンダ(31)に回転自由に内
装されたローラ(34)と、前記フロントヘッド(32)の
上部側に取付けられた吐出口(35)をもつマフラー(3
6)とから成り、前記モータ(2)のロータ(22)に一
体状に結合された駆動軸(4)を、前記ローラ(34)に
挿嵌させた状態で、前記各ヘッド(32)(33)にそれぞ
れ軸受(5)を介して回転自由に支持させている。
(31)の上下部位に取付けられたフロント及びリヤヘッ
ド(32)(33)と、前記シリンダ(31)に回転自由に内
装されたローラ(34)と、前記フロントヘッド(32)の
上部側に取付けられた吐出口(35)をもつマフラー(3
6)とから成り、前記モータ(2)のロータ(22)に一
体状に結合された駆動軸(4)を、前記ローラ(34)に
挿嵌させた状態で、前記各ヘッド(32)(33)にそれぞ
れ軸受(5)を介して回転自由に支持させている。
斯くして、前記モータ(2)に伴う前記駆動軸(4)の
回転駆動により、前記シリンダ(31)内に吸入した冷媒
ガスを前記ローラ(34)で圧縮し、前記フロントヘッド
(32)に形成した吐出孔(32a)から、前記マフラー(3
6)の吐出口(35)を経て、前記モータ(2)と圧縮要
素(3)との中間部位に形成した一次空間(6)へと吐
出させ、この吐出ガスを前記モータ(2)のエアギャッ
プ(G)を経て、該モータ(2)の上部側に形成した二
次空間(7)へと案内し、この二次空間(7)から吐出
ガス管(8)を介して外部へと吐出させるようにしてい
る。
回転駆動により、前記シリンダ(31)内に吸入した冷媒
ガスを前記ローラ(34)で圧縮し、前記フロントヘッド
(32)に形成した吐出孔(32a)から、前記マフラー(3
6)の吐出口(35)を経て、前記モータ(2)と圧縮要
素(3)との中間部位に形成した一次空間(6)へと吐
出させ、この吐出ガスを前記モータ(2)のエアギャッ
プ(G)を経て、該モータ(2)の上部側に形成した二
次空間(7)へと案内し、この二次空間(7)から吐出
ガス管(8)を介して外部へと吐出させるようにしてい
る。
また、前記駆動軸(4)には、上下方向に向けて延びる
給油通路(41)を設け、この給油通路(41)の下部側に
前記ケーシング(1)の油溜(1a)に臨むポンプ要素
(42)を取付けて、該ポンプ要素(42)で前記油溜(1
a)から汲上げた潤滑油を、複数の分岐通路(41a)を介
して、前記各軸受(5)や前記駆動軸(4)と前記ロー
ラ(34)との摺接箇所などに給油するごとくなすと共
に、前記駆動軸(4)の上下方向中間部で前記モータ
(2)と圧縮要素(3)との間に、ガス抜き孔(43)を
開設して、このガス抜き孔(43)に前記給油通路(41)
の上部側を開放させ、前記軸受(5)などに給油した残
りの潤滑油を前記ガス抜き孔(43)から前記一次空間
(6)へと排出し、該一次空間(6)から前記油溜(1
a)へと戻すようにしている。
給油通路(41)を設け、この給油通路(41)の下部側に
前記ケーシング(1)の油溜(1a)に臨むポンプ要素
(42)を取付けて、該ポンプ要素(42)で前記油溜(1
a)から汲上げた潤滑油を、複数の分岐通路(41a)を介
して、前記各軸受(5)や前記駆動軸(4)と前記ロー
ラ(34)との摺接箇所などに給油するごとくなすと共
に、前記駆動軸(4)の上下方向中間部で前記モータ
(2)と圧縮要素(3)との間に、ガス抜き孔(43)を
開設して、このガス抜き孔(43)に前記給油通路(41)
の上部側を開放させ、前記軸受(5)などに給油した残
りの潤滑油を前記ガス抜き孔(43)から前記一次空間
(6)へと排出し、該一次空間(6)から前記油溜(1
a)へと戻すようにしている。
尚、同図中、(37)は前記吐出孔(32a)の上部側に配
設した吐出弁である。
設した吐出弁である。
しかして以上のような密閉形圧縮機において、前記モー
タ(2)と圧縮要素(3)との間に形成した一次空間
(6)で、前記圧縮要素(3)における吐出口(35)の
開口位置より径方向内方位置に、仕切体(9)を配設し
て、該仕切体(9)を介して前記一次空間(6)を、前
記ガス抜き孔(43)が開放される給油経路開放空間(6
A)と、前記吐出口(35)が開放されるガス経路開放空
間(6B)とに、それぞれ画成するようにしたのである。
タ(2)と圧縮要素(3)との間に形成した一次空間
(6)で、前記圧縮要素(3)における吐出口(35)の
開口位置より径方向内方位置に、仕切体(9)を配設し
て、該仕切体(9)を介して前記一次空間(6)を、前
記ガス抜き孔(43)が開放される給油経路開放空間(6
A)と、前記吐出口(35)が開放されるガス経路開放空
間(6B)とに、それぞれ画成するようにしたのである。
具体的には、第1図で明らかなごとく、概略裁頭円錐形
状をなす仕切体(9)を形成して、この仕切体(9)
を、前記圧縮要素(3)におけるマフラー(36)の上方
側で、その吐出口(35)より径方向内方位置に、前記ガ
ス抜き孔(43)を覆うように前記駆動軸(4)の外周側
に套嵌させることにより、前記仕切体(9)の内部側に
前記給油経路開放空間(6A)を、また前記仕切体(9)
の外部側に前記給油経路開放空間(6A)と画成された前
記ガス経路開放空間(6B)をそれぞれ形成する。
状をなす仕切体(9)を形成して、この仕切体(9)
を、前記圧縮要素(3)におけるマフラー(36)の上方
側で、その吐出口(35)より径方向内方位置に、前記ガ
ス抜き孔(43)を覆うように前記駆動軸(4)の外周側
に套嵌させることにより、前記仕切体(9)の内部側に
前記給油経路開放空間(6A)を、また前記仕切体(9)
の外部側に前記給油経路開放空間(6A)と画成された前
記ガス経路開放空間(6B)をそれぞれ形成する。
斯くして、前記吐出口(35)から吐出されるガスと、前
記ガス抜き孔(43)から排出される潤滑油との干渉を前
記仕切体(9)で阻止して、前記吐出ガスによる潤滑油
の持ち上げ量を軽減させるようになすと共に、前記ガス
抜き孔(43)から前記給油経路開放空間(6A)に排出さ
れたガス混じりの潤滑油を、前記仕切体(9)の内壁に
衝突させて気液分離を行い、このガスから分離された潤
滑油を、前記仕切体(9)の下方一部に設けた通路(9
1)から前記圧縮要素(3)の外周面を伝って前記油溜
(1a)へと戻すようになし、またガス成分は、前記仕切
体(9)の上部側で前記駆動軸(4)との間に形成した
隙間(92)から、前記ガス経路開放空間(6B)へと案内
させて、前記吐出口(35)からの吐出ガスと共に前記二
次空間(7)側に吐出させるようになすのである。
記ガス抜き孔(43)から排出される潤滑油との干渉を前
記仕切体(9)で阻止して、前記吐出ガスによる潤滑油
の持ち上げ量を軽減させるようになすと共に、前記ガス
抜き孔(43)から前記給油経路開放空間(6A)に排出さ
れたガス混じりの潤滑油を、前記仕切体(9)の内壁に
衝突させて気液分離を行い、このガスから分離された潤
滑油を、前記仕切体(9)の下方一部に設けた通路(9
1)から前記圧縮要素(3)の外周面を伝って前記油溜
(1a)へと戻すようになし、またガス成分は、前記仕切
体(9)の上部側で前記駆動軸(4)との間に形成した
隙間(92)から、前記ガス経路開放空間(6B)へと案内
させて、前記吐出口(35)からの吐出ガスと共に前記二
次空間(7)側に吐出させるようになすのである。
また、前記仕切体(9)は、第2図で明らかにしたと
く、概略円筒形状に形成して、斯かる仕切体(9)を前
記圧縮要素(3)におけるマフラー(36)の上方側で、
その吐出口(35)より径方向内方位置に、前記ガス抜き
孔(43)と対向状に前記駆動軸(4)の外周側であっ
て、ステータ(21)のコイルエンド(21a)の内周側に
套嵌させて、前記仕切体(9)の内部側に、前記コイル
エンド(21a)とロータ(21)の下方側とで仕切られる
前記給油経路開放空間(6A)を、また前記仕切体(9)
の外部側に前記ガス経路開放空間(6B)をそれぞれ形成
するようにしてもよいのである。斯くする場合にも、前
述した場合と同様に、前記吐出口(35)からの吐出ガス
と、前記ガス抜き孔(43)からの潤滑油との干渉が前記
仕切体(9)で阻止され、前記吐出ガスによる潤滑油の
持ち上げ量が軽減され、また前記ガス抜き孔(43)から
前記給油経路開放空間(6A)に排出されたガス混じりの
潤滑油が、前記仕切体(9)の内壁に衝突されて気液分
離が行われ、このガスから分離された潤滑油が前記仕切
体(9)の下方一部に設けた通路(91)から前記圧縮要
素(3)の外周面を伝って前記油溜(1a)へと戻され、
更にガス成分は、前記仕切体(9)の上方開放部から前
記エアギャップ(G)を介して前記二次空間(7)側に
吐出される。
く、概略円筒形状に形成して、斯かる仕切体(9)を前
記圧縮要素(3)におけるマフラー(36)の上方側で、
その吐出口(35)より径方向内方位置に、前記ガス抜き
孔(43)と対向状に前記駆動軸(4)の外周側であっ
て、ステータ(21)のコイルエンド(21a)の内周側に
套嵌させて、前記仕切体(9)の内部側に、前記コイル
エンド(21a)とロータ(21)の下方側とで仕切られる
前記給油経路開放空間(6A)を、また前記仕切体(9)
の外部側に前記ガス経路開放空間(6B)をそれぞれ形成
するようにしてもよいのである。斯くする場合にも、前
述した場合と同様に、前記吐出口(35)からの吐出ガス
と、前記ガス抜き孔(43)からの潤滑油との干渉が前記
仕切体(9)で阻止され、前記吐出ガスによる潤滑油の
持ち上げ量が軽減され、また前記ガス抜き孔(43)から
前記給油経路開放空間(6A)に排出されたガス混じりの
潤滑油が、前記仕切体(9)の内壁に衝突されて気液分
離が行われ、このガスから分離された潤滑油が前記仕切
体(9)の下方一部に設けた通路(91)から前記圧縮要
素(3)の外周面を伝って前記油溜(1a)へと戻され、
更にガス成分は、前記仕切体(9)の上方開放部から前
記エアギャップ(G)を介して前記二次空間(7)側に
吐出される。
前記各図の実施例で示した仕切体(9)は、前記圧縮要
素(3)のマフラー(36)と別体に形成したが、一体に
形成することも可能である。尚、前記仕切体(9)を別
体で形成する場合に、該仕切体(9)を前記マフラー
(36)の上部側に溶接等により固定し、ガタつきの無い
ようにするのが好ましい。
素(3)のマフラー(36)と別体に形成したが、一体に
形成することも可能である。尚、前記仕切体(9)を別
体で形成する場合に、該仕切体(9)を前記マフラー
(36)の上部側に溶接等により固定し、ガタつきの無い
ようにするのが好ましい。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案の密閉形圧縮機では、モー
タ(2)と圧縮要素(3)との間で、該圧縮要素(3)
に設けた吐出口(35)の径方向内方位置に、駆動軸
(4)の長さ方向中間部位に形成したガス抜き孔(43)
が開放される給油経路開放空間(6A)と、前記吐出口
(35)が開放されるガス経路開放空間(6B)とを仕切る
仕切体(9)を介装させるようにしたから、前記吐出口
(35)からの吐出ガスが、前記ガス抜き孔(43)から排
出される潤滑油に干渉するのを、前記仕切体(9)でも
って阻止することができ、従って前記吐出ガスによる油
の持ち上げ量を軽減させ得て、油上がりを確実に防止で
きるに至ったのである。
タ(2)と圧縮要素(3)との間で、該圧縮要素(3)
に設けた吐出口(35)の径方向内方位置に、駆動軸
(4)の長さ方向中間部位に形成したガス抜き孔(43)
が開放される給油経路開放空間(6A)と、前記吐出口
(35)が開放されるガス経路開放空間(6B)とを仕切る
仕切体(9)を介装させるようにしたから、前記吐出口
(35)からの吐出ガスが、前記ガス抜き孔(43)から排
出される潤滑油に干渉するのを、前記仕切体(9)でも
って阻止することができ、従って前記吐出ガスによる油
の持ち上げ量を軽減させ得て、油上がりを確実に防止で
きるに至ったのである。
第1図は本考案にかかる密閉形圧縮機の要部を示す断面
図、第2図は他の実施例を示す断面図、第3図は同密閉
形圧縮機の全体構造を示す縦断面図、第4図は従来例を
示す断面図である。 (1)……密閉ケーシング (1a)……油溜 (2)……モータ (3)……圧縮要素 (35)……吐出口 (4)……駆動軸 (41)……給油通路 (43)……ガス抜き孔 (5)……軸受 (6A)……給油経路開放空間 (6B)……ガス経路開放空間 (9)……仕切体
図、第2図は他の実施例を示す断面図、第3図は同密閉
形圧縮機の全体構造を示す縦断面図、第4図は従来例を
示す断面図である。 (1)……密閉ケーシング (1a)……油溜 (2)……モータ (3)……圧縮要素 (35)……吐出口 (4)……駆動軸 (41)……給油通路 (43)……ガス抜き孔 (5)……軸受 (6A)……給油経路開放空間 (6B)……ガス経路開放空間 (9)……仕切体
Claims (1)
- 【請求項1】密閉ケーシング(1)にモータ(2)及び
圧縮要素(3)を内装し、該圧縮要素(3)におけるモ
ータ(2)の対向側頂部に、圧縮ガスを開放する吐出口
(35)と、前記モータ(2)の駆動軸(4)を支持する
軸受(5)とを設けると共に、前記駆動軸(4)の軸心
内に給油通路(41)を設けて、その一端を底部油溜(1
a)に、他端をガス抜き孔(43)を介して前記モータ
(2)と圧縮要素(3)との間にそれぞれ開放した密閉
形圧縮機であって、前記モータ(2)と圧縮要素(3)
との間で、前記吐出口(35)の開口位置より径方向内方
位置に、前記ガス抜き孔(43)が開放される給油経路開
放空間(6A)と、前記吐出口(35)が開放されるガス経
路開放空間(6B)とを仕切る仕切体(9)を介装したこ
とを特徴とする密閉形圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8870988U JPH078873Y2 (ja) | 1988-07-04 | 1988-07-04 | 密閉形圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8870988U JPH078873Y2 (ja) | 1988-07-04 | 1988-07-04 | 密閉形圧縮機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0212090U JPH0212090U (ja) | 1990-01-25 |
| JPH078873Y2 true JPH078873Y2 (ja) | 1995-03-06 |
Family
ID=31313270
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8870988U Expired - Lifetime JPH078873Y2 (ja) | 1988-07-04 | 1988-07-04 | 密閉形圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH078873Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017115606A (ja) * | 2015-12-21 | 2017-06-29 | 株式会社富士通ゼネラル | ロータリ圧縮機 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5868247B2 (ja) * | 2012-04-09 | 2016-02-24 | 三菱電機株式会社 | ロータリー式圧縮機 |
-
1988
- 1988-07-04 JP JP8870988U patent/JPH078873Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017115606A (ja) * | 2015-12-21 | 2017-06-29 | 株式会社富士通ゼネラル | ロータリ圧縮機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0212090U (ja) | 1990-01-25 |
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