JPH08106684A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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Publication number
JPH08106684A
JPH08106684A JP6243019A JP24301994A JPH08106684A JP H08106684 A JPH08106684 A JP H08106684A JP 6243019 A JP6243019 A JP 6243019A JP 24301994 A JP24301994 A JP 24301994A JP H08106684 A JPH08106684 A JP H08106684A
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JP
Japan
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gear
loading
slider
tooth
recording
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Application number
JP6243019A
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English (en)
Inventor
Tomoyasu Takaoka
智康 高岡
Junya Endo
純也 遠藤
Zensaku Mitsutsuji
善作 三辻
Satoshi Kani
智 可児
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数が少なく且つ簡単な構造でありなが
ら、理想的なローディング動作を行うことができる記録
再生装置を提供する。 【構成】 ローディングギア15a,15bのうち一方
のローディングギア15aに、同軸に非円弧ギア23を
設け、この非円弧ギア23の回転動作により、シャトル
18a,18bのローディング開始時は増速し、ローデ
ィング終了直前では減速するローディング動作を行える
ようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録媒体としてのテー
プをローディング機構により回転ドラムにローディング
して、回転ドラムに取付けられたヘッドによりテープに
対して記録及び/又は再生を行うようにした記録再生装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に、この種の記録再生装置に
おいては、ローディング機構によってテープを回転ドラ
ムに巻き付けているが、この場合、ローディング終了直
前になってもテープの引出し速度が早いままであると、
リールの慣性によってテープに弛みが生じたり、テープ
のガイド落ちを起こすことがある。このような不具合の
発生を防止し、理想的なローディング動作を行う方法と
しては、ローディング開始時のテープ引出し速度を速く
する一方、ローディング終了直前では引出し速度を遅く
する方法がある。
【0003】このようなローディング動作を可能とした
記録再生装置のローディング機構としては、例えば、図
10及び図11に示すようなものがある。図10に示す
ローディング機構は、カムギア1とローディングレバー
2とを用いて一対の駆動ギア3a及び3bを回転駆動す
ることによりローディング動作を行えるようにしたもの
である。
【0004】図10において、4は回転ドラム、5a及
び5bは、回転ドラム4を両側から挟むようにシャーシ
に設けたガイド溝、6a及び6bは、ガイド溝5a,5
bにガイドされてスライド移動するシャトルである。一
対のシャトル6a,6bには、それぞれ連結リンク7a
及び7bを介してギアアーム8a及び8bが連結されて
おり、これらのギアアーム8a,8bがローディングギ
ア3a,3bにそれぞれ固定されている。
【0005】一対のローディングギア3a,3bのう
ち、一方のローディングギア3aには、回動軸2aによ
って回動自在とされたローディングレバー2の一端に設
けた扇形ギア2bが噛合している。このローディングレ
バー2の中途部にはカムピン2cが設けられており、こ
のカムピン2cはカムギア1に設けたカム溝9に摺動可
能に係合されている。このカム溝9は、カムギア1の半
径方向外側部分で周方向に延びる外周部9aと、この外
周部9aの一端から半径方向内側に延びる径方向部9b
と、この径方向部9bの内側部分で周方向に延びる内周
部9cとからなり、このようにカム溝9の形状を工夫し
てローディングレバー2の動きを制御することにより、
一対のローディングギア3a,3bの回転速度をコント
ロールして、ローディング終了直前のローディング動作
を減速させるようにしている。
【0006】また、図11に示すローディング機構は、
上記ローディングレバー2に替えて揺動レバー10とス
ライド板11と円形ギア12とを設け、これらの動きを
カムギア1で制御することにより、駆動ギア3a,3b
の回転速度をコントロールするようにしたものである。
【0007】回動軸10aによって回動自在とされた揺
動レバー10の中途部には、カムギア1のカム溝9に噛
合するカムピン10bを設け、先端部にはスライド板1
1の長孔11aに摺動可能に係合される操作ピン10c
を設けている。スライド板11は、長孔11aが延びる
方向と交差する方向にスライド可能とされており、長孔
11aが延びる方向の一側にラック13が設けられてい
る。このラック13は、一方の駆動ギア3bと一体的に
形成された円形ギア12に噛合しており、ラック13の
直線運動を円形ギア12の回転運動に変えて、ローディ
ング終了直前のローディング動作を減速させるようにし
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の記録再生装置にあっては、前者の場合に
はカムギア1とローディングレバー2とが必要とされ、
後者の場合にはカムギア1と揺動レバー10とスライド
板11と円形ギア12とが必要とされており、いずれの
場合にもカムギア1の回動により、一対のローディング
ギア3a,3bの回転速度を制御してテープの引出し速
度をコントロールするものであった。そのため、ローデ
ィング機構を駆動する動力伝達機構の部品点数が多くて
不経済であるばかりでなく、複雑なカム溝を有するカム
ギアが必要とされるため、機構が複雑化しているという
課題があった。
【0009】本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなさ
れたものであり、部品点数が少なく且つ簡単な構造であ
りながら、理想的なローディング動作を行うことができ
る記録再生装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述したよう
な課題等を解決し、上記目的を達成するために、例え
ば、図1〜図9に示すように、一対の駆動ギア15a,
15bを回転駆動して一対のシャトル18a,18bを
スライド移動し、シャトル18a,18bにそれぞれ固
定されたテープガイドによりカセットからテープを引き
出して回転ドラム4にローディングするローディング機
構14を有する記録再生装置において、駆動ギア15
a,15bのうち一方の駆動ギア15aに、同軸に非円
弧ギア23を設け、この非円弧ギア23の回転動作によ
り、シャトル18a,18bのローディング開始時は増
速し、ローディング終了直前では減速するローディング
動作を行えるようにしたことを特徴としている。
【0011】また、本発明の記録再生装置は、例えば、
図1〜図9に示すように、非円弧ギア23は、ギア比の
異なる1つずつの歯24,25,26が回転中心からそ
れぞれ偏心した複数のギア列からなる構成とすることが
好ましい。
【0012】更に、本発明の記録再生装置は、例えば、
図1に示すように、非円弧ギア23は、モータ35から
動力伝達機構29を経てスライド移動されるスライダ3
0の歯41との噛み合いにより回転駆動される構成にす
るとよい。
【0013】更に又、本発明の記録再生装置は、例え
ば、図1に示すように、一対の駆動ギア15a,15b
には、一対のシャトル18a,18bをローディング完
了位置にそれぞれ付勢するばね部材21を設ける構成と
することができる。
【0014】
【作用】本発明は、上述のように構成したことにより、
一方の駆動ギア15aが回転駆動されると、これと同軸
に設けた非円弧ギア23が一体に回転駆動され、この非
円弧ギア23の回転動作により、ローディング開始時に
はシャトル18a,18bを増速させ、ローディング終
了直前ではシャトル18a,18bを減速させるローデ
ィング動作を行うことができる。
【0015】また、ギア比の異なる1つずつの歯24、
25、26が回転中心からそれぞれ偏心した複数のギア
列によって非円弧ギア23を形成することにより、構造
が簡単でありながら、上記ローディング動作を確実に行
うことができる。
【0016】更に、モータ35から動力伝達機構29を
経てスライダ30をスライド移動させることにより、非
円弧ギア23を介して駆動ギア15a,15bが回転駆
動され、スライダ30のスライド移動を用いて上記ロー
ディング動作を行うことができる。
【0017】更に又、一対の駆動ギア15a,15bに
ばね部材21をそれぞれ設け、ローディング完了位置に
おいてばね部材21でシャトル18a,18bを付勢す
ることにより、ローディング完了位置にシャトル18
a,18bを確実に固定することができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図9は本発明の一実施例を示すもので、記
録再生装置の一具体例を示すビデオテープレコーダ(以
下「VTR」という。)に適用した図である。更に詳し
くは、図1はVTRのローディング機構を駆動するため
の動力伝達機構の要部を示す底面図、図2は図1に示す
非円弧ギアの斜視図、図3は非円弧ギアの平面図、図4
は駆動ギアに取付けたギアアームの底面図、図5〜図9
は非円弧ギアと非円弧ギア用ラックとの噛み合い状態の
変化を示すそれぞれ説明図である。尚、図1及び図2に
おいて、従来例を示す図10及び図11と同一部分には
同一の符号を付して重複する説明は省略する。
【0019】図1において、14はローディング機構で
あり、このローディング機構14は、一対の互いに噛合
する駆動ギアの一具体例を示すローディングギア15
a,15bと、これらローディングギア15a,15b
とそれぞれ一体に回動するように設けたギアアーム16
a,16bと、これらギアアーム16a,16bの先端
に一端が回動自在に連結された連結リンク17a,17
bと、これら連結リンク17a,17bの他端に回動自
在に連結された一対のシャトル18a,18bとから構
成されている。一対のシャトル18a,18bは、回転
ドラム4を両側から挟むようにしてシャーシ20に設け
たガイド溝19a,19bにスライド移動可能に係合さ
れており、ローディングギア15a,15b側がローデ
ィング動作の開始端、その反対側がローディング動作の
終了端である。
【0020】従って、一対のシャトル18a,18b
は、ローディング動作の開始前は開始端に位置してお
り、ガイド溝19a,19bに沿ってスライド移動して
終了端に達するとローディング動作が完了する。このロ
ーディング完了位置においてシャトル18a,18bを
ロックすることによりテープ張力によるガタを防止して
回転ドラム4にテープを確実に巻き付けるために、一対
のローディングギア15a,15bにはばね部材がそれ
ぞれ設けられている。
【0021】即ち、ローディングギア15a,15bに
は裏面側に開口するリング状の凹部が設けられており、
これらの凹部を閉じるようにギアアーム16a,16b
の基端が各ローディングギア15a,15bに嵌合され
ている。そして、ローディングギア15a,15bの凹
部内において、ばね部材の一具体例を示すコイルばね2
1a,21bの一端をローディングギア15a,15b
の固定ピン等に係止して固定すると共に、他端をギアア
ーム16a,16bの係止片等に係止して固定してい
る。これにより、シャトル18a,18bがローディン
グ完了位置に達した後にも、ローディングギア15a,
15bが若干回動されてコイルばね21を弾性変形させ
るため、このコイルばね21のばね力によりシャトル1
8a,18bがローディング完了位置において付勢され
てロックされる。
【0022】上記ローディングギア15a,15b及び
ギアアーム16a,16bは、シャーシ20に設けた支
持軸22a,22bによりそれぞれ組み合わされた状態
で回動自在に支持されている。従って、一方のローディ
ングギア15aを回転駆動することにより、これに噛合
する他方のローディングギア15bが逆方向へ回転駆動
される。このようなローディングギア15a,15bの
うち、一方のローディングギア15aの上面には、非円
弧ギア23が同軸に設けられている。
【0023】この非円弧ギア23は、ローディング開始
時はシャトル18a,18bを増速して速くスライド移
動させると共に、ローディング終了直前ではシャトル1
8a,18bを減速させて遅くスライド移動させること
を目的とするものであり、ギア比の異なる1つずつの歯
24,25,26が回転中心Cからそれぞれ偏心した複
数(本実施例では3個)のギア列によって構成されてい
る。図3に拡大して示すように、非円弧ギア23は、ボ
スの外周に設けた3つの歯24,25,26を有し、こ
れら3つの歯24〜26は、モジュール及び圧力角は全
て同一であるが、ギア比としての歯数が異なるギア列の
歯を1つずつ用いている。
【0024】具体的には、本実施例では、第1の歯24
は、歯数が7つからなるギアのうちの1歯であり、第2
の歯25は、歯数が9つからなるギアのうちの1歯であ
り、第3の歯26は、歯数が12からなるギアの1歯で
ある。そして、3つの歯24,25,26のピッチ円P
に対して各歯24〜26の中心T1,T2,T3は、ロ
ーディングギア15aの回転中心でもある非円弧ギア2
3の回転中心Cよりそれぞれ偏心して設けられている。
従って、3つの歯24,25,26のピッチ円半径R
1,R2,R3も異なっており、第1の歯24のピッチ
円半径R1よりも第2の歯25のピッチ円半径R2の方
が長く、更に、第2の歯25のピッチ円半径R2よりも
第3の歯26のピッチ円半径R3の方が長くなってい
る。
【0025】尚、図2及び図3等に示す27は、第3の
歯26の強度を高めるために補強用として設けた補強歯
であり、第3の歯26のローディングギア15a側に適
当な歯厚を持たせて形成している。
【0026】このような構成を有する非円弧ギア23に
は、図1に示すように、動力伝達機構29のスライダ3
0に設けた非円弧ギア用ラック31が噛み合い可能に構
成されている。動力伝達機構29は、シャーシ20の下
面にスライド可能に支持された上記スライダ30と、動
力源としてのモータ35と、複数のギアの組合せからな
るギア系36とから構成されている。
【0027】ギア系36は、ウォーム37a及びウォー
ムホイール37bからなるウォームギア37と、ウォー
ムホイール37bに同軸に設けた小径ギア38と、この
小径ギア38に噛合する大径ギア39と、この大径ギア
39に同軸に設けた出力ギア40とからなり、ウォーム
37aを除く他のギア等はシャーシ20の下面に回転自
在に軸支されている。更に、ウォーム37aはモータ3
5の回転軸に固定されており、この回転動力伝達系の終
端に位置する出力ギア40がスライダ30に設けたラッ
ク41に噛合している。
【0028】また、スライダ30に設けた上記非円弧ギ
ア用ラック31は3つの歯32,33,34からなり、
これら3つの歯32,33,34が非円弧ギア23の3
つの歯24〜26に対して逐次的にころがり接触できる
ように構成されている。即ち、3つの歯32,33,3
4は、逐次的に深くなるように形成されたラック状の歯
形を有し、まず、スライダ30の第1の歯32が非円弧
ギア23の第1の歯24に噛合し、次に、スライダ30
の第2の歯33が非円弧ギア23の第2の歯25に噛合
し、続いて、スライダ30の第3の歯34が非円弧ギア
23の第3の歯26に噛合する。尚、スライダ30の第
2の歯33の歯元には、非円弧ギア23の第3の歯26
の歯元に設けた補強歯27との接触を回避するために切
欠部43を設けている。
【0029】このような構成を有する非円弧ギア用ラッ
ク31を具えたスライダ30のスライド移動量と、非円
弧ギア23を具えたローディングギア15aの回転量と
の関係を、図5(A〜D)〜図9(Q〜T)及び表1に
示す。
【0030】
【表1】
【0031】これら図5(A〜D)〜図9(Q〜T)と
表1とは、互いに対応した関係にあり、スライダ30の
単位移動量と、これに対するローディングギア15aの
回転量との関係を、これらの図及び表で逐次的に表して
いる。即ち、図5(A〜D)〜図9(Q〜T)では、ス
ライダ30の移動量を0mmから19mmまでの1mm
単位で20段階に分けて図示している。そして、スライ
ダ30の単位移動量に対するローディングギア15aの
回転角(°)と、その変化量(°/mm)とを表1に示
している。
【0032】更に詳しく述べると、図5Aに示すよう
に、スライダ30の移動量が0mmのとき、ローディン
グギア15aの回転角は0°である。このとき、スライ
ダ30の第1の歯32の歯先には非円弧ギア23の第2
の歯25の歯先が接触しており、非円弧ギア23の第1
の歯24はスライダ30の第1の歯32の移動軌跡上に
位置している。この状態から、図5Bに示すように、ス
ライダ30が同図において右方向へ1mm移動すると、
スライダ30の第1の歯32の正面側の歯面が非円弧ギ
ア23の第1の歯24の背面側の歯面に接触するが、ロ
ーディングギア15aの回転角は0°のままである。
【0033】次に、図5Cに示すように、スライダ30
の移動量が2mmになると、スライダ30の第1の歯3
2の正面側の歯面が非円弧ギア23の第1の歯24の背
面側の歯面を押圧するため、ローディングギア15aが
1.0°回転する。従って、図5Bの状態から図5Cの
状態に至るまでのローディングギア15aの回転角の変
化量は1.0(°/mm)である。このとき、非円弧ギ
ア23の回転量に応じて、第2の歯25がスライダ30
の第1の歯32の背面側に入り込むように変位する。続
いて、図5Dに示すように、スライダ30の移動量が3
mmになると、スライダ30の第1の歯32の押圧力に
より非円弧ギア23の第1の歯24が押圧されて、ロー
ディングギア15aが19.6°回転する。従って、図
5Cの状態から図5Dの状態に至るまでのローディング
ギア15aの回転角の変化量は18.6(°/mm)で
ある。
【0034】次に、図6Eに示すように、スライダ31
の移動量が4mmになると、スライダ30の第1の歯3
2が非円弧ギア23の第1の歯24から離れ始める一
方、スライダ30の第2の歯33が非円弧ギア23の第
2の歯25との接触を開始して非円弧ギア23を回転駆
動する。これにより、ローディングギア15aの回転角
が36.9°となり、このときの回転角の変化量は1
7.3(°/mm)になる。続いて、スライダ30の移
動量が5mmになると(図6F)、ローディングギア1
5aの回転角は52.7°となり、このときの回転角の
変化量は15.8(°/mm)である。
【0035】次に、スライダ30の移動量が6mmにな
ると(図6G)、ローディングギア15aの回転角は6
6.4°となり、このときの回転角の変化量は13.7
(°/mm)である。このとき、非円弧ギア23の回転
量に応じて、第3の歯26がスライダ30の第2の歯3
3の背面側に入り込み、同様に補強歯27が第2の歯3
3の切欠部43内に入り込むように変位する。続いて、
スライダ30の移動量が7mmになると(図6H)、ロ
ーディングギア15aの回転角は79.0°となり、こ
のときの回転角の変化量は12.6(°/mm)であ
る。
【0036】次に、図7Iに示すように、スライダ30
の移動量が8mmになると、スライダ30の第2の歯3
3が非円弧ギア23の第2の歯25から離れ始める一
方、スライダ30の第3の歯34が非円弧ギア23の第
3の歯26との接触を開始し、これ以後、スライダ30
の移動量が最大の19mmになって非円弧ギア23の第
3の歯26が抜け出すまで、スライダ30の第3の歯3
4の正面側の歯面が非円弧ギア23の第3の歯26の背
面側の歯面と接触し、非円弧ギア23を回転駆動する。
これにより、ローディングギア15aの回転角が91.
0°となり、このときの回転角の変化量は12.0(°
/mm)になる。続いて、スライダ30の移動量が9m
mになると(図7J)、ローディングギア15aの回転
角は101.3°となり、このときの回転角の変化量は
10.3(°/mm)である。
【0037】次に、スライダ30の移動量が10mmに
なると(図7K)、ローディングギア15aの回転角は
110.7°となり、このときの回転角の変化量は9.
4(°/mm)である。続いて、スライダ30の移動量
が11mmになると(図7L)、ローディングギア15
aの回転角は119.7°となり、このときの回転角の
変化量は9.0(°/mm)である。
【0038】同様に、スライダ30の移動量が12mm
になると(図8M)、ローディングギア15aの回転角
は128.4°となり、このときの回転角の変化量は
8.7(°/mm)である。続いて、スライダ30の移
動量が13mmになると(図8N)、ローディングギア
15aの回転角は136.6°となり、このときの回転
角の変化量は8.2(°/mm)である。更に、スライ
ダ30の移動量が14mmになると(図8O)、ローデ
ィングギア15aの回転角は145.0°となり、この
ときの回転角の変化量は8.4(°/mm)である。続
いて、スライダ30の移動量が15mmになると(図8
P)、ローディングギア15aの回転角は154.0°
となり、このときの回転角の変化量は9.0(°/m
m)である。
【0039】また、スライダ30の移動量が16mmに
なると(図9Q)、ローディングギア15aの回転角は
162.9°となり、このときの回転角の変化量は8.
9(°/mm)である。続いて、スライダ30の移動量
が17mmになると(図9R)、ローディングギア15
aの回転角は170.4°となり、このときの回転角の
変化量は7.5(°/mm)である。更に、スライダ3
0の移動量が18mmになると(図9S)、ローディン
グギア15aの回転角は174.0°となり、このとき
の回転角の変化量は3.6(°/mm)である。続い
て、スライダ30の移動量が19mmになると(図9
T)、ローディングギア15aの回転角は175.2°
となり、このときの回転角の変化量は1.2(°/m
m)である。
【0040】この表1等から明らかなように、非円弧ギ
ア23の回転角の変化量は、スライダ30の移動量が2
mmから3mmに変化するときに18.6(°/mm)
と最大になり、それ以後の変化量は、スライダ30の移
動量と反比例するかのように徐々に減少する。これを通
常の円形ギアで動作させると、スライダの単位移動量当
たりのローディングギアの回転角変化量は10.4(°
/mm)となる。従って、スライダ30の移動量に対す
るローディングギア15aの回転角変化量は、スライダ
移動量が2mmから8mmまで変化する間は通常の円形
ギアよりも大きくなっており、増速状態にあると言え
る。これに対して、スライダ移動量が10mmを越える
と、その回転角変化量は通常の円形ギアよりも小さくな
るため、減速状態にあると言える。
【0041】従って、この非円弧ギア23を介してロー
ディングギア15aを回転駆動することにより、当該ロ
ーディングギア15aの回転を、その開始時には増速し
て早めに回転させ、その終了時には減速して遅く回転さ
せることができる。
【0042】尚、スライダ30の移動量が16mmに達
すると、一対のシャトル18a,18bはガイド溝19
a,19bの先端に設けたストッパに当接し、これ以後
のシャトル18a,18bの移動は阻止されるが、スラ
イダ30の移動量の増加分は、ローディングギア15
a,15bとギアアーム16a,16bとの間に介在さ
れたコイルばね21a,21bの弾性変形によって吸収
される。そして、このコイルばね21a,21bのばね
力により、一対のシャトル18a,18bがローディン
グ完了位置に付勢される。これにより、一対のシャトル
18a,18bがローディング完了位置にロックされ、
テープが回転ドラム4に確実に巻き付けられる。
【0043】このような構成を有するVTRにおいて、
そのメカデッキにカセットを装着すると、カセットのマ
ウス部を閉じているリッドが上方に開かれると共に、こ
のマウス部を横断しているテープの内側に、一対のシャ
トル18a,18bにそれぞれ取付けられたテープガイ
ドが挿入される。この状態から動力伝達機構29を作動
することにより、ローディング機構14による回転ドラ
ム4へのテープのローディング動作が開始される。
【0044】まず、動力伝達機構29のモータ35を駆
動すると、その回転駆動力がギア系36を介してスライ
ダ30に伝達され、このスライダ30が往復運動する。
即ち、モータ35の回転により、その回転軸と一体に回
転するウォーム37aの回転力がウォームホイール37
bから小径ギア38、大径ギア39及び出力ギア40を
介してスライダ30のラック41に伝達され、これによ
り、スライダ30が図1において左方向Xへスライド移
動する。
【0045】このようにスライダ30がスライド移動す
ることにより、このスライダ30に設けた上記非円弧ギ
ア用ラック31の3つの歯32〜34と非円弧ギア23
に設けた3つの歯24〜26が上述したように噛み合
い、一方のローディングギア15aが、図1において時
計方向へ回転駆動されると共に、このローディングギア
15aにより他方のローディングギア15bが反時計方
向へ回転駆動される。このとき、一対のローディングギ
ア15a,15bの、スライダ30の移動量に対する回
転角の変化量は、非円弧ギア23の上述した作用によ
り、ローディング開始時は増す一方、ローディング終了
直前では減少する。
【0046】従って、このようなローディングギア15
a,15bにギアアーム16a,16b及び連結リンク
17a,17bを介して連結された一対のシャトル18
a,18bは、ローディング開始時には増速され、途中
から減速に変化して、ローディング終了直前では大きく
減速され、このように減速された状態でローディングが
終了する。そのため、ローディング終了時点において
は、カセットから引き出されたテープが回転ドラム4に
緩やかに圧接される。
【0047】これにより、ローディング時にテープに衝
撃力が加えられるおそれをなくすことができ、従って、
テープの損傷等を防止して耐久性を向上させることがで
きる。しかも、ローディング開始直後のシャトル18
a,18bの移動速度が従来よりも早く、シャトルが早
めに出て行くため、この動作に追従してキャプスタン側
にテープを送給するガイドピンの動きを速くすることが
でき、これにより、キャプスタンへのテープの圧着動作
を早めに完了させることができ、テープに弛みを生じる
ことなくスムーズにローディング動作を行うことができ
る。
【0048】また、モータ35を逆回転させると、その
回転軸と一体に回転するウォーム37aの回転力がウォ
ームホイール37bから小径ギア38、大径ギア39及
び出力ギア40を介してスライダ30のラック41に伝
達され、これにより、スライダ30が図1において右方
向Yへスライド移動する。
【0049】このようにスライダ30がスライド移動す
ることにより、一方のローディングギア15aが、図1
において反時計方向へ回転駆動されると共に、このロー
ディングギア15aにより他方のローディングギア15
bが時計方向へ回転駆動される。これにより、上述した
動作とは逆動作となって、非円弧ギア用ラック31から
非円弧ギア23に伝達される。即ち、まず、非円弧ギア
用ラック31の第3の歯34と第2の歯33との間に非
円弧ギア23の第3の歯26が入り込み(図9Tから図
6Gまで)、次に、非円弧ギア用ラック31の第2の歯
33と第1の歯32との間に非円弧ギア23の第2の歯
25が入り込み(図7Jから図5Dまで)、最後に非円
弧ギア用ラック31の第1の歯32の正面側の歯面側に
非円弧ギア用ラック31の第1の歯24は入り込む。
【0050】その結果、一対のローディングギア15
a,15bが、上述した作用とは逆の作用により、ロー
ディング解除開始時は減速して回転駆動される一方、ロ
ーディング解除終了直前では増速して回転駆動される。
尚、図8Mに示すように、非円弧ギア用ラック31の第
2の歯33が非円弧ギア23の第3の歯26に接触する
際に、第2の歯33の歯元には切欠部43を設けている
ため、非円弧ギア23の第3の歯26の歯元に設けた補
強歯27と接触することがない。
【0051】以上説明したが、本発明は上記実施例に限
定されるものではなく、上記実施例においては、本発明
をVTRに適用した例について説明したが、例えば、ビ
デオカセットレコーダ(VCR)、ビデオカメラ等のよ
うにテープを記録媒体として用いる各種の電子機器に適
用することができる。更に、上記実施例では、ばね部材
としてコイルばねを用いた例について説明したが、ねじ
りコイルばね或いはゴム等の弾性体等を適用することも
できる。
【0052】また、上記実施例においては、非円弧ギア
23に補強歯27を設けた例について説明したが、3枚
の歯24〜26のみで十分な強度が得られる場合には、
補強歯27は不要である。このように、本発明は、その
趣旨を逸脱しない範囲で種々変更できるものである。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ローディングギアに同軸に非円弧ギアを設け、シャトル
のローディング開始時は増速し、ローディング終了直前
では減速するローディング動作を行えるようにしたた
め、テープの引き出し速度をコントロールして、テープ
を回転ドラムに緩やかに接触させることができる。従っ
て、ローディング時においてテープにダメージを与える
ことがなく、部品点数が少なくて簡単な機構でありなが
ら、最適な状態で記録及び/又は再生を行うことができ
る記録再生装置を提供することができるという効果が得
られる。
【0054】また、ギア比の異なる1つずつの歯が回転
中心からそれぞれ偏心した複数のギア列によって非円弧
ギアを形成することにより、構造が簡単でありながら、
上記ローディング動作を確実に行うことができる記録姿
勢装置を提供することができる。
【0055】更に、モータから動力伝達機構を経てスラ
イダをスライド移動させることにより、非円弧ギアを介
してローディングギアが回転駆動されるため、スライダ
のスライド移動を用いて上記ローディング動作を行うこ
とができる。
【0056】更に又、一対のローディングギアにばね部
材をそれぞれ設け、ローディング完了位置においてばね
部材でシャトルを付勢することにより、ローディング完
了位置にシャトルを確実に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録再生装置に係る一実施例の要部を
示す底面図である。
【図2】図1に示した非円弧ギアを有するローディング
ギアの斜視図である。
【図3】図2の非円弧ギアの平面図である。
【図4】図1に示したローディングギアにギアアームを
取付けた状態の底面図である。
【図5】本発明の記録再生装置に係る非円弧ギアと非円
弧ギア用ラックとの噛み合い状態を説明するもので、同
図Aはスライダの移動量が0mmの状態、同図Bはスラ
イダの移動量が1mmの状態、同図Cはスライダの移動
量が2mmの状態、同図Dはスライダの移動量が3mm
の状態をそれぞれ示す説明図である。
【図6】同、非円弧ギアと非円弧ギア用ラックとの噛み
合い状態を説明するもので、同図Eはスライダの移動量
が4mmの状態、同図Fはスライダの移動量が5mmの
状態、同図Gはスライダの移動量が6mmの状態、同図
Hはスライダの移動量が7mmの状態をそれぞれ示す説
明図である。
【図7】同、非円弧ギアと非円弧ギア用ラックとの噛み
合い状態を説明するもので、同図Iはスライダの移動量
が8mmの状態、同図Jはスライダの移動量が9mmの
状態、同図Kはスライダの移動量が10mmの状態、同
図Lはスライダの移動量が11mmの状態をそれぞれ示
す説明図である。
【図8】同、非円弧ギアと非円弧ギア用ラックとの噛み
合い状態を説明するもので、同図Mはスライダの移動量
が12mmの状態、同図Nはスライダの移動量が13m
mの状態、同図Oはスライダの移動量が14mmの状
態、同図Pはスライダの移動量が15mmの状態をそれ
ぞれ示す説明図である。
【図9】同、非円弧ギアと非円弧ギア用ラックとの噛み
合い状態を説明するもので、同図Qはスライダの移動量
が16mmの状態、同図Rはスライダの移動量が17m
mの状態、同図Sはスライダの移動量が18mmの状
態、同図Tはスライダの移動量が19mmの状態をそれ
ぞれ示す説明図である。
【図10】従来の記録再生装置のローディング機構の一
例を示す説明図である。
【図11】同、従来の記録再生装置のローディング機構
の他の例を示す説明図である。
【符号の説明】
4 回転ドラム 14 ローディング機構 15a,15b ローディングギア(駆動ギア) 16a,16b ギアアーム 17a,17b 連結リンク 18a,18b シャトル 19a,19b ガイド溝 20 シャーシ 21 コイルばね(ばね部材) 23 非円弧ギア 24,25,26 歯 29 動力伝達機構 30 スライダ 31 非円弧ギア用ラック 32,33,34 歯 35 モータ 36 ギア系 41 ラック
フロントページの続き (72)発明者 可児 智 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の駆動ギアを回転駆動して一対のシ
    ャトルをスライド移動し、上記シャトルにそれぞれ固定
    されたテープガイドによりカセットからテープを引き出
    して回転ドラムにローディングするローディング機構を
    有する記録再生装置において、 上記駆動ギアのうち一方の駆動ギアに、同軸に非円弧ギ
    アを設け、この非円弧ギアの回転動作により、上記シャ
    トルのローディング開始時は増速し、ローディング終了
    直前では減速するローディング動作を行えるようにした
    ことを特徴とする記録再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の記録再生装置において、 上記非円弧ギアは、ギア比の異なる1つずつの歯が回転
    中心からそれぞれ偏心した複数のギア列からなることを
    特徴とする記録再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の記録再生装置にお
    いて、 上記非円弧ギアは、モータから動力伝達機構を経てスラ
    イド移動されるスライダの歯との噛み合いにより回転駆
    動されることを特徴とする記録再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の記録再生装置において、 上記一対の駆動ギアには、上記一対のシャトルをローデ
    ィング完了位置にそれぞれ付勢するばね部材を設けたこ
    とを特徴とする記録再生装置。
JP6243019A 1994-10-06 1994-10-06 記録再生装置 Pending JPH08106684A (ja)

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JP6243019A JPH08106684A (ja) 1994-10-06 1994-10-06 記録再生装置

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ID=17097671

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