JPH08112477A - 下糸巻機構 - Google Patents
下糸巻機構Info
- Publication number
- JPH08112477A JPH08112477A JP6253596A JP25359694A JPH08112477A JP H08112477 A JPH08112477 A JP H08112477A JP 6253596 A JP6253596 A JP 6253596A JP 25359694 A JP25359694 A JP 25359694A JP H08112477 A JPH08112477 A JP H08112477A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bobbin
- thread
- winding mechanism
- pin
- flange portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 下糸巻時における操作手順を簡略化する。
【構成】 糸巻軸36には、軸中心に上下動可能なピン
42が挿入されており、そのピン上端には、糸端保持板
104とつば部106とが設けられ、ボビン62挿入
時、下側のボビンフランジ部の下面により押下され、ピ
ン下端は、クラッチ板46の爪をつめ車48の爪と係合
し得るように押下し、ばね部材64がクラッチ板46と
ピン42を常に上方へ押圧しているので、糸を糸端保持
板104とボビン62のフランジ部との間で保持するこ
とができるように構成されている。
42が挿入されており、そのピン上端には、糸端保持板
104とつば部106とが設けられ、ボビン62挿入
時、下側のボビンフランジ部の下面により押下され、ピ
ン下端は、クラッチ板46の爪をつめ車48の爪と係合
し得るように押下し、ばね部材64がクラッチ板46と
ピン42を常に上方へ押圧しているので、糸を糸端保持
板104とボビン62のフランジ部との間で保持するこ
とができるように構成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ミシンモータから動力
を伝達されるプーリーと、そのプーリーとクラッチ機構
により連結され、針棒を上下動させるための主軸と、そ
の主軸に固定され、複数の爪を有するつめ車と、そのつ
め車の爪と係合するための爪を有するクラッチ板と、ボ
ビンが挿入される糸巻軸とを備えた下糸巻機構に関す
る。
を伝達されるプーリーと、そのプーリーとクラッチ機構
により連結され、針棒を上下動させるための主軸と、そ
の主軸に固定され、複数の爪を有するつめ車と、そのつ
め車の爪と係合するための爪を有するクラッチ板と、ボ
ビンが挿入される糸巻軸とを備えた下糸巻機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、下糸巻き動作中、針棒の動きを止
めるために様々な方法が知られており、又、糸巻開始時
における糸端の保持方法についても、多くの考案等が提
案されている。
めるために様々な方法が知られており、又、糸巻開始時
における糸端の保持方法についても、多くの考案等が提
案されている。
【0003】糸巻開始時における糸端の保持について、
最も良く知られている方法を以下に説明する。
最も良く知られている方法を以下に説明する。
【0004】まず、オペレータは、ボビンフランジ部に
開けられた穴に糸を通し、ボビンを糸巻軸に挿入し、糸
端を手で保持する。この状態で、糸巻きを開始し、ボビ
ンに糸が数巻きした時点で、一旦、ミシンを停止させ
る。そして、手で保持していた糸端を切断し、再び、糸
巻きを開始する。
開けられた穴に糸を通し、ボビンを糸巻軸に挿入し、糸
端を手で保持する。この状態で、糸巻きを開始し、ボビ
ンに糸が数巻きした時点で、一旦、ミシンを停止させ
る。そして、手で保持していた糸端を切断し、再び、糸
巻きを開始する。
【0005】これに対して、実公平2−6931号公報
は、ボビンに細工を施すことにより、上記の欠点を解消
している。即ち、この考案によれば、糸巻開始時に、糸
端を手で保持する必要がないので、ボビンに糸が数巻き
した時点で、ミシンを停止させ、糸端を切断するという
作業を省略することができる。
は、ボビンに細工を施すことにより、上記の欠点を解消
している。即ち、この考案によれば、糸巻開始時に、糸
端を手で保持する必要がないので、ボビンに糸が数巻き
した時点で、ミシンを停止させ、糸端を切断するという
作業を省略することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の実公平2−69
31号公報は、上述したように、従来の糸巻方法の問題
点を解消している。しかし、この方法では、従来から一
般に流通しているボビンは使用できなくなり、それだけ
ではなく、糸を糸穴へ通すという面倒な作業が必要であ
った。
31号公報は、上述したように、従来の糸巻方法の問題
点を解消している。しかし、この方法では、従来から一
般に流通しているボビンは使用できなくなり、それだけ
ではなく、糸を糸穴へ通すという面倒な作業が必要であ
った。
【0007】請求項1乃至3の発明は、上述した問題点
を一挙に解決し、先に本出願人が出願した特願平6−7
6932号の下糸巻機構を利用した新規な方法である。
即ち、本発明によると、ボビンの糸巻軸への着脱によ
り、主軸への動力の連結、遮断を行う下糸巻機構を利用
して、糸巻開始時、糸端を手で保持する必要が無く、
又、従来のボビンをそのまま使用でき、しかも、極、簡
単な手順により、下糸巻きを行うことのできる下糸巻機
構を提供することを目的としている。
を一挙に解決し、先に本出願人が出願した特願平6−7
6932号の下糸巻機構を利用した新規な方法である。
即ち、本発明によると、ボビンの糸巻軸への着脱によ
り、主軸への動力の連結、遮断を行う下糸巻機構を利用
して、糸巻開始時、糸端を手で保持する必要が無く、
又、従来のボビンをそのまま使用でき、しかも、極、簡
単な手順により、下糸巻きを行うことのできる下糸巻機
構を提供することを目的としている。
【0008】また、請求項4記載の発明によれば、確実
に糸巻き付け作業が行える下糸巻機構を提供することを
目的としている。
に糸巻き付け作業が行える下糸巻機構を提供することを
目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載の下糸巻機構は、前記糸巻軸
に挿入され、軸方向に上下動可能なピンと、ボビン挿入
時、そのピン上端は、ボビンフランジ部により押下さ
れ、前記ピン下端は、前記クラッチ板の爪を前記つめ車
の爪と係合し得るように押下し、ボビン離脱時、前記ク
ラッチ板の爪と前記つめ車の爪とを非係合状態にし、前
記ピンを上方へ移動させるばね部材と、前記ピン上端に
固定された糸端保持板と、その糸端保持板に固定され、
ボビン挿入時、ボビンフランジ部外周より外側で、か
つ、ボビンフランジ部の厚みよりやや高い位置にて、糸
を案内するつば部とで構成されている。
に、本発明の請求項1記載の下糸巻機構は、前記糸巻軸
に挿入され、軸方向に上下動可能なピンと、ボビン挿入
時、そのピン上端は、ボビンフランジ部により押下さ
れ、前記ピン下端は、前記クラッチ板の爪を前記つめ車
の爪と係合し得るように押下し、ボビン離脱時、前記ク
ラッチ板の爪と前記つめ車の爪とを非係合状態にし、前
記ピンを上方へ移動させるばね部材と、前記ピン上端に
固定された糸端保持板と、その糸端保持板に固定され、
ボビン挿入時、ボビンフランジ部外周より外側で、か
つ、ボビンフランジ部の厚みよりやや高い位置にて、糸
を案内するつば部とで構成されている。
【0010】また、請求項2記載の下糸巻機構のつば部
には、糸を係止する係止部が設けられて構成されてい
る。
には、糸を係止する係止部が設けられて構成されてい
る。
【0011】更に、請求項3記載の下糸巻機構には、係
止部が複数設けられている。
止部が複数設けられている。
【0012】そして、請求項4記載の下糸巻機構には、
糸を狭持しているフランジ部の内側面よりも、フランジ
部の外周部付近の糸を対向するフランジ部の間に位置さ
せるガイド部材を備えている。
糸を狭持しているフランジ部の内側面よりも、フランジ
部の外周部付近の糸を対向するフランジ部の間に位置さ
せるガイド部材を備えている。
【0013】
【作用】上記の構成を有する請求項1記載の下糸巻機構
において、まず、糸をつば部に案内し、糸端保持板上に
置く。この状態で、糸巻軸にボビンを挿入する。する
と、ボビンフランジ部はピン上端を押下し、ピン下端
は、クラッチ板を押下するため、クラッチ板の爪は、つ
め車の爪と係合する。この時、ばね部材が、ピンを上方
へ押圧しているため、糸端は、ボビンフランジ部と糸端
保持板との間に挟まれ、保持される。こうして、糸巻き
を開始すると、つば部は、ボビンフランジ部の厚みより
やや高い位置にて、糸を案内しているので、糸は、ボビ
ン内径部に巻回される。
において、まず、糸をつば部に案内し、糸端保持板上に
置く。この状態で、糸巻軸にボビンを挿入する。する
と、ボビンフランジ部はピン上端を押下し、ピン下端
は、クラッチ板を押下するため、クラッチ板の爪は、つ
め車の爪と係合する。この時、ばね部材が、ピンを上方
へ押圧しているため、糸端は、ボビンフランジ部と糸端
保持板との間に挟まれ、保持される。こうして、糸巻き
を開始すると、つば部は、ボビンフランジ部の厚みより
やや高い位置にて、糸を案内しているので、糸は、ボビ
ン内径部に巻回される。
【0014】また、請求項2記載の下糸巻機構において
は、つば部に係止部が形成されており、つば部の形状に
よって糸の位置が決定される。
は、つば部に係止部が形成されており、つば部の形状に
よって糸の位置が決定される。
【0015】更に、請求項3記載の下糸巻機構において
は、複数の箇所に糸を所定位置に位置させる係止部があ
る。
は、複数の箇所に糸を所定位置に位置させる係止部があ
る。
【0016】そして、ガイド部が糸をフランジ部の外周
部で、糸を狭持しているフランジ部の内側面よりも対向
するフランジ部の間方向に位置させる。
部で、糸を狭持しているフランジ部の内側面よりも対向
するフランジ部の間方向に位置させる。
【0017】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0018】図1及び図2に示すように、家庭ミシンの
主軸14の左端には、クランク機構12を介して針棒1
0が連結されている。主軸14の右端には、ばねクラッ
チを介してプーリー16が連結されている。プーリー1
6とミシンモータ20との間には、タイミングベルト1
8が架けられており、タイミングベルト18は、ミシン
モータ20の動力をプーリー16へ伝達する。ミシンモ
ータ20は、スタート・ストップスイッチ28が一回押
されると駆動され、二回押されると停止されるように、
図示しない電気回路により設定されている。
主軸14の左端には、クランク機構12を介して針棒1
0が連結されている。主軸14の右端には、ばねクラッ
チを介してプーリー16が連結されている。プーリー1
6とミシンモータ20との間には、タイミングベルト1
8が架けられており、タイミングベルト18は、ミシン
モータ20の動力をプーリー16へ伝達する。ミシンモ
ータ20は、スタート・ストップスイッチ28が一回押
されると駆動され、二回押されると停止されるように、
図示しない電気回路により設定されている。
【0019】ミシンの右方上部には、下糸巻機構22が
搭載されており、その近傍にボビン押え26が配置され
ている。糸駒立て32は糸駒30を軸支し、糸駒30か
ら下糸巻機構22までの糸経路34には、糸折返し部に
糸架け24が配置されている。
搭載されており、その近傍にボビン押え26が配置され
ている。糸駒立て32は糸駒30を軸支し、糸駒30か
ら下糸巻機構22までの糸経路34には、糸折返し部に
糸架け24が配置されている。
【0020】さて、本発明の下糸巻機構の構成につい
て、図3及び図4を参照して以下に詳述する。
て、図3及び図4を参照して以下に詳述する。
【0021】糸巻軸36は、そのほぼ中央部において腕
38に回転可能に軸支され、腕38は、段ネジ58によ
りプーリー16に対して接近及び離間できるように揺動
可能に支持されている。腕38の一端には、ミシンアー
ムに固定されたねじりコイルバネ56が取り付けられて
おり、ねじりコイルバネ56は、所定の平衡点を境にし
て腕38をプーリー側あるいは反対側へ押圧している。
腕38の側面には、糸巻スイッチ54の一端子が装着さ
れている。糸巻軸36の上部は、上カバー60から突出
しており、この突出部にボビン62を挿入することがで
きるように構成されている。
38に回転可能に軸支され、腕38は、段ネジ58によ
りプーリー16に対して接近及び離間できるように揺動
可能に支持されている。腕38の一端には、ミシンアー
ムに固定されたねじりコイルバネ56が取り付けられて
おり、ねじりコイルバネ56は、所定の平衡点を境にし
て腕38をプーリー側あるいは反対側へ押圧している。
腕38の側面には、糸巻スイッチ54の一端子が装着さ
れている。糸巻軸36の上部は、上カバー60から突出
しており、この突出部にボビン62を挿入することがで
きるように構成されている。
【0022】この糸巻軸36の上部には、ボビン62が
糸巻軸36から、離脱しないように、ボビン62を保持
するために糸巻軸バネ100が固定されている。糸巻軸
36の下部には、ゴム輪40が固定され、ゴム輪40は
糸巻軸36と一体となって回転することができるように
構成されている。ゴム輪40がプーリー16の側面に接
する時、腕38に装着された糸巻スイッチ54の一端子
はもう一方のミシン内部の端子に接触するように配置さ
れている。糸巻スイッチ54は、両端子が接触している
時はミシンモータ20が駆動可能となり、非接触になる
と、ミシンモータ20の駆動が停止されるように図示し
ない電気回路により設定されている。
糸巻軸36から、離脱しないように、ボビン62を保持
するために糸巻軸バネ100が固定されている。糸巻軸
36の下部には、ゴム輪40が固定され、ゴム輪40は
糸巻軸36と一体となって回転することができるように
構成されている。ゴム輪40がプーリー16の側面に接
する時、腕38に装着された糸巻スイッチ54の一端子
はもう一方のミシン内部の端子に接触するように配置さ
れている。糸巻スイッチ54は、両端子が接触している
時はミシンモータ20が駆動可能となり、非接触になる
と、ミシンモータ20の駆動が停止されるように図示し
ない電気回路により設定されている。
【0023】また、糸巻軸36の中心部は貫通されてお
り、その貫通部には、ピン42が上下動可能に挿入され
ている。ピン42の上端は、屈曲しており、その屈曲部
分は糸巻軸36から突出している。そして、ボビン62
を糸巻軸36に挿入した時、ボビン62のフランジ部は
ピン42の屈曲部分を押下し、その結果、ピン42は下
方へ移動する。ピン42の下端は、クラッチ爪を有する
クラッチ板46と接している。クラッチ板46には、圧
縮コイルバネ64が挿入される軸部が設けられており、
そのためクラッチ板46は、常に上方へ押圧されてい
る。クラッチ板46のクラッチ爪の下方には、主軸14
に固定されたつめ車48が配置されている。つめ車48
はその周囲に複数のつめを有している。つめ車48の右
方には、プーリー16がばねクラッチを介して主軸14
に連結されている。従って、通常、プーリー16が回転
されると、プーリー16と主軸14とは一体となって回
転される。又、前記ピン42の上部屈曲部分には、糸端
保持板104が固定されている。
り、その貫通部には、ピン42が上下動可能に挿入され
ている。ピン42の上端は、屈曲しており、その屈曲部
分は糸巻軸36から突出している。そして、ボビン62
を糸巻軸36に挿入した時、ボビン62のフランジ部は
ピン42の屈曲部分を押下し、その結果、ピン42は下
方へ移動する。ピン42の下端は、クラッチ爪を有する
クラッチ板46と接している。クラッチ板46には、圧
縮コイルバネ64が挿入される軸部が設けられており、
そのためクラッチ板46は、常に上方へ押圧されてい
る。クラッチ板46のクラッチ爪の下方には、主軸14
に固定されたつめ車48が配置されている。つめ車48
はその周囲に複数のつめを有している。つめ車48の右
方には、プーリー16がばねクラッチを介して主軸14
に連結されている。従って、通常、プーリー16が回転
されると、プーリー16と主軸14とは一体となって回
転される。又、前記ピン42の上部屈曲部分には、糸端
保持板104が固定されている。
【0024】そして、糸端保持板104には、ボビンフ
ランジ部外周より外側で、かつ、ボビンフランジ部の厚
みよりやや高い位置にて、糸を案内することのできるつ
ば部106が固定されている。この糸端保持板104の
上面には、糸巻軸36と同心である円柱状のくぼみがつ
ば部106によって形成されており、そのくぼみ内にボ
ビンフランジ部を収納できるように構成されている。
ランジ部外周より外側で、かつ、ボビンフランジ部の厚
みよりやや高い位置にて、糸を案内することのできるつ
ば部106が固定されている。この糸端保持板104の
上面には、糸巻軸36と同心である円柱状のくぼみがつ
ば部106によって形成されており、そのくぼみ内にボ
ビンフランジ部を収納できるように構成されている。
【0025】以上のような糸巻機構を搭載した家庭ミシ
ンの動作について、以下に説明する。
ンの動作について、以下に説明する。
【0026】まず、オペレータが縫製作業を行なう場
合、オペレータはスタート・ストップスイッチ28を一
回押す。すると、図示しない電気回路を介してミシンモ
ータ20が駆動される。ミシンモータ20の動力は、タ
イミングベルト18を介してプーリー16へ伝達され、
さらに、バネクラッチを介して主軸14へ伝達される。
主軸14の回転運動は、クランク機構12を介して針棒
10の上下運動に変換される。こうして、オペレータは
縫製作業を行なうことができる。そして、縫製作業が終
了すると、オペレータは再びスタート・ストップスイッ
チ28を押す。すると、図示しない電気回路を介してミ
シンモータ20の駆動が停止される。その結果、針棒1
0の上下運動は停止される。
合、オペレータはスタート・ストップスイッチ28を一
回押す。すると、図示しない電気回路を介してミシンモ
ータ20が駆動される。ミシンモータ20の動力は、タ
イミングベルト18を介してプーリー16へ伝達され、
さらに、バネクラッチを介して主軸14へ伝達される。
主軸14の回転運動は、クランク機構12を介して針棒
10の上下運動に変換される。こうして、オペレータは
縫製作業を行なうことができる。そして、縫製作業が終
了すると、オペレータは再びスタート・ストップスイッ
チ28を押す。すると、図示しない電気回路を介してミ
シンモータ20の駆動が停止される。その結果、針棒1
0の上下運動は停止される。
【0027】次に、オペレータが下糸巻作業を行なう場
合、オペレータは糸立て32に糸駒30を立てる。そし
て、糸駒30から出た糸を糸架け24に架け、さらに、
つば部106に案内し、糸端を糸端保持板104上面に
置く。オペレータがボビン62を糸巻軸36に挿入する
と、ボビン62のフランジ部はピン42の屈曲部分を押
下し、さらに、ピン42の下端はクラッチ板46を押下
する。その結果、ピン42とクラッチ板46とは下方へ
移動し、クラッチ板46のクラッチ爪はつめ車48のつ
めと係合する。ここで、ピン42は、圧縮コイルバネ6
4によって、上方へ押圧されているため、糸端は、下側
のボビンフランジ部の下面と糸端保持板104との間で
保持される。
合、オペレータは糸立て32に糸駒30を立てる。そし
て、糸駒30から出た糸を糸架け24に架け、さらに、
つば部106に案内し、糸端を糸端保持板104上面に
置く。オペレータがボビン62を糸巻軸36に挿入する
と、ボビン62のフランジ部はピン42の屈曲部分を押
下し、さらに、ピン42の下端はクラッチ板46を押下
する。その結果、ピン42とクラッチ板46とは下方へ
移動し、クラッチ板46のクラッチ爪はつめ車48のつ
めと係合する。ここで、ピン42は、圧縮コイルバネ6
4によって、上方へ押圧されているため、糸端は、下側
のボビンフランジ部の下面と糸端保持板104との間で
保持される。
【0028】次に、オペレータは腕38を段ネジ58を
中心にして、プーリー16側へ移動させる。腕38は、
下方にあるゴム輪40がプーリー16の側面に接するま
で移動する。そして、糸巻スイッチ54の両端子が接触
して、ミシンモータ20が駆動可能状態となる。オペレ
ータがスタート・ストップスイッチ28を押すと、ミシ
ンモータ20が駆動され、その動力は、タイミングベル
ト18を介してプーリー16へ伝達される。しかし、主
軸14は、つめ車48のつめがクラッチ板46のクラッ
チ爪に係止されているため、回転することができず、プ
ーリー16の動力は主軸14には伝達されない。一方、
プーリー16が回転すると、プーリー16の側面に接し
ているゴム輪40が回転される。そして、ゴム輪40と
一体となって糸巻軸36とボビン62が回転される。こ
の時、糸は下側のボビンフランジ部外周より外側で、か
つ、下側のボビンフランジ部の厚みよりやや高い位置に
て、つば部106に案内されているので、ボビン62内
径部に巻回される。こうして、ボビン62の周囲には糸
が巻回されていく。
中心にして、プーリー16側へ移動させる。腕38は、
下方にあるゴム輪40がプーリー16の側面に接するま
で移動する。そして、糸巻スイッチ54の両端子が接触
して、ミシンモータ20が駆動可能状態となる。オペレ
ータがスタート・ストップスイッチ28を押すと、ミシ
ンモータ20が駆動され、その動力は、タイミングベル
ト18を介してプーリー16へ伝達される。しかし、主
軸14は、つめ車48のつめがクラッチ板46のクラッ
チ爪に係止されているため、回転することができず、プ
ーリー16の動力は主軸14には伝達されない。一方、
プーリー16が回転すると、プーリー16の側面に接し
ているゴム輪40が回転される。そして、ゴム輪40と
一体となって糸巻軸36とボビン62が回転される。こ
の時、糸は下側のボビンフランジ部外周より外側で、か
つ、下側のボビンフランジ部の厚みよりやや高い位置に
て、つば部106に案内されているので、ボビン62内
径部に巻回される。こうして、ボビン62の周囲には糸
が巻回されていく。
【0029】そして、ボビン62の周囲に所定量の糸が
巻回されると、糸はボビン押え26と接するようにな
る。その結果、ゴム輪40はプーリー16の側面から離
れ、遂には、プーリー16の回転運動はゴム輪40には
伝達されなくなる。この時、腕38はネジリコイルバネ
56の平衡点を越え、腕38は一気に糸巻開始前の位置
まで移動する。さらに、糸巻スイッチ54の両端子は離
れるため、ミシンモータ20の駆動が停止され、プーリ
ー16の回転が停止される。オペレータは釜に下糸をセ
ットするために、糸巻軸36からボビン62を抜く。ば
ね64の押圧力により、クラッチ板46とピン42は上
方へ移動する。その結果、クラッチ板46のクラッチ爪
とつめ車48のつめとの係合は外れ、主軸14は回転可
能な状態となる。
巻回されると、糸はボビン押え26と接するようにな
る。その結果、ゴム輪40はプーリー16の側面から離
れ、遂には、プーリー16の回転運動はゴム輪40には
伝達されなくなる。この時、腕38はネジリコイルバネ
56の平衡点を越え、腕38は一気に糸巻開始前の位置
まで移動する。さらに、糸巻スイッチ54の両端子は離
れるため、ミシンモータ20の駆動が停止され、プーリ
ー16の回転が停止される。オペレータは釜に下糸をセ
ットするために、糸巻軸36からボビン62を抜く。ば
ね64の押圧力により、クラッチ板46とピン42は上
方へ移動する。その結果、クラッチ板46のクラッチ爪
とつめ車48のつめとの係合は外れ、主軸14は回転可
能な状態となる。
【0030】さらに、変形例として、つば部106に図
5(a)、(b)に示すような糸端係止部108、11
0を設ければ、より確実に、糸をボビン内径部に巻回す
ることができる。即ち、糸駒からの糸を前記糸端係止部
108或は110を通し、糸端保持板104上に置き、
この状態で、ボビン62を糸巻軸36に挿入する。そし
て、下側のボビンフランジ部の下面と糸端保持板104
とで糸を狭持する。糸巻を開始すると、糸がつば部10
6上で滑る心配も無く、確実にボビン内径部に巻回する
ようにできる。
5(a)、(b)に示すような糸端係止部108、11
0を設ければ、より確実に、糸をボビン内径部に巻回す
ることができる。即ち、糸駒からの糸を前記糸端係止部
108或は110を通し、糸端保持板104上に置き、
この状態で、ボビン62を糸巻軸36に挿入する。そし
て、下側のボビンフランジ部の下面と糸端保持板104
とで糸を狭持する。糸巻を開始すると、糸がつば部10
6上で滑る心配も無く、確実にボビン内径部に巻回する
ようにできる。
【0031】尚、上記の変形例においては、係止部を糸
端保持板104の唯1カ所のみに設けた場合を記述した
が、係止部が複数設けられておれば、糸端を係止する際
に糸巻軸36の回転方向位置に関わらず、そのまま糸端
を係止することが可能となる。また、つば部106の形
状を従来のミシンに比べて、変更するだけ確実に糸を巻
き付けることができるようになるので安価である。
端保持板104の唯1カ所のみに設けた場合を記述した
が、係止部が複数設けられておれば、糸端を係止する際
に糸巻軸36の回転方向位置に関わらず、そのまま糸端
を係止することが可能となる。また、つば部106の形
状を従来のミシンに比べて、変更するだけ確実に糸を巻
き付けることができるようになるので安価である。
【0032】本実施例によれば、糸の位置をフランジ部
の間方向に位置させるつば部106(請求項4記載のガ
イド部材)を下糸巻装置に糸を狭持する糸端保持板10
4に形成しているがミシンカバーに同様なでっぱりを設
けても良い。
の間方向に位置させるつば部106(請求項4記載のガ
イド部材)を下糸巻装置に糸を狭持する糸端保持板10
4に形成しているがミシンカバーに同様なでっぱりを設
けても良い。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したことから明らかなように、
本発明の請求項1記載の下糸巻機構によれば、下糸巻時
のクラッチ機構の切り替え操作が不要な下糸巻機構の技
術的な特徴を利用して、糸巻開始時の糸端を保持するこ
とが可能となった。そして、現在流通しているボビンを
そのまま使用することができ、下糸巻のための手順が簡
略化された。それだけではなく、糸端保持のために面倒
な作業は必要無く、極めて簡単な作業で糸端を保持する
ことができる。
本発明の請求項1記載の下糸巻機構によれば、下糸巻時
のクラッチ機構の切り替え操作が不要な下糸巻機構の技
術的な特徴を利用して、糸巻開始時の糸端を保持するこ
とが可能となった。そして、現在流通しているボビンを
そのまま使用することができ、下糸巻のための手順が簡
略化された。それだけではなく、糸端保持のために面倒
な作業は必要無く、極めて簡単な作業で糸端を保持する
ことができる。
【0034】また、請求項2記載の下糸巻機構において
は、つば部に係止部が形成されており、つば部の形状に
よって糸を確実に巻き付けることができ安価である。
は、つば部に係止部が形成されており、つば部の形状に
よって糸を確実に巻き付けることができ安価である。
【0035】更に、請求項3記載の下糸巻機構において
は、複数の箇所に糸を所定位置に位置させる係止部があ
るので、係止部の糸を調整する手間が低減されている。
は、複数の箇所に糸を所定位置に位置させる係止部があ
るので、係止部の糸を調整する手間が低減されている。
【0036】そして、請求項4記載の下糸巻機構におい
ては、糸がフランジ部の外周部で、糸を狭持しているフ
ランジ部の内側面よりも対向するフランジ部の間方向に
位置しており、フランジ部の間に糸を導き易いので、フ
ランジ部の外側に糸が巻き付けられることが防止され、
確実に糸を対向するフランジ部の間に巻き付けることが
できる。
ては、糸がフランジ部の外周部で、糸を狭持しているフ
ランジ部の内側面よりも対向するフランジ部の間方向に
位置しており、フランジ部の間に糸を導き易いので、フ
ランジ部の外側に糸が巻き付けられることが防止され、
確実に糸を対向するフランジ部の間に巻き付けることが
できる。
【図1】簡略化したミシンの正面図である。
【図2】簡略化したミシンの上面図である。
【図3】本発明の下糸巻機構の一実施例を示す図であ
る。
る。
【図4】本発明の糸端保持主要部を示す断面図である。
【図5】本発明の変形例を示す図である。
10 針棒 14 主軸 16 プーリー 20 ミシンモータ 36 糸巻軸 38 腕 40 ゴム輪 42 ピン 46 クラッチ板 48 つめ車 62 ボビン 64 圧縮コイルバネ 104 糸端保持板 106 つば部
Claims (4)
- 【請求項1】 ミシンモータから動力を伝達されるプー
リーと、そのプーリーとクラッチ機構により連結され、
針棒を上下動させるための主軸と、その主軸に固定さ
れ、複数の爪を有するつめ車と、そのつめ車の爪と係合
するための爪を有するクラッチ板と、ボビンが挿入され
る糸巻軸とを備えた下糸巻機構において、 前記糸巻軸に挿入され、軸方向に上下動可能なピンと、
ボビン挿入時、そのピン上端は、ボビンフランジ部によ
り押下され、前記ピン下端は、前記クラッチ板の爪を前
記つめ車の爪と係合し得るように押下し、ボビン離脱
時、前記クラッチ板の爪と前記つめ車の爪とを非係合状
態にし、前記ピンを上方へ移動させるばね部材と、前記
ピン上端に固定された糸端保持板と、その糸端保持板に
固定され、ボビン挿入時、ボビンフランジ部外周より外
側で、かつ、ボビンフランジ部の厚みよりやや高い位置
にて、糸を案内するつば部とで構成されたことを特徴と
する下糸巻機構。 - 【請求項2】 前記つば部には、糸を係止する係止部が
設けられて構成された請求項1記載の下糸巻機構。 - 【請求項3】 前記係止部が複数設けられて構成された
請求項2記載の下糸巻機構。 - 【請求項4】 対向するフランジ部を有するボビンに糸
を巻き付けるための下糸巻機構であって、そのボビンの
フランジ部の外側面と下糸巻機構の一部とによって前記
糸を狭持して糸を前記対向するフランジの間に巻き付け
る下糸巻機構において、 前記糸を狭持しているフランジ部の内側面よりも、前記
フランジ部の外周部付近の糸を前記対向するフランジ部
の間に位置させるガイド部材を設けたことを特徴とする
下糸巻機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6253596A JPH08112477A (ja) | 1994-10-19 | 1994-10-19 | 下糸巻機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6253596A JPH08112477A (ja) | 1994-10-19 | 1994-10-19 | 下糸巻機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08112477A true JPH08112477A (ja) | 1996-05-07 |
Family
ID=17253583
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6253596A Pending JPH08112477A (ja) | 1994-10-19 | 1994-10-19 | 下糸巻機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08112477A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09313763A (ja) * | 1996-05-31 | 1997-12-09 | Brother Ind Ltd | 下糸巻機構 |
| CN103320993A (zh) * | 2013-06-22 | 2013-09-25 | 永嘉县德宝机械有限公司 | 智能全自动梭芯绕线机 |
-
1994
- 1994-10-19 JP JP6253596A patent/JPH08112477A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09313763A (ja) * | 1996-05-31 | 1997-12-09 | Brother Ind Ltd | 下糸巻機構 |
| CN103320993A (zh) * | 2013-06-22 | 2013-09-25 | 永嘉县德宝机械有限公司 | 智能全自动梭芯绕线机 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6564731B2 (en) | Sewing machine having a threading device | |
| US5092257A (en) | Automatic threading apparatus on a sewing machine | |
| US20020035956A1 (en) | Upper thread cassette and upper thread changing device | |
| JPH09313763A (ja) | 下糸巻機構 | |
| JP2002355472A (ja) | 下糸糸巻き装置および下糸糸巻き量制御装置 | |
| JPH0768071A (ja) | 下糸自動供給装置 | |
| JPH0234631B2 (ja) | ||
| JPS5922551B2 (ja) | ミシンの一針縫装置 | |
| JPH0327230B2 (ja) | ||
| US4161153A (en) | Thread winding mechanism for sewing machine | |
| JP2709565B2 (ja) | ミシンの下糸巻回装置 | |
| JP2762688B2 (ja) | ミシンの糸巻装置 | |
| CN211689487U (zh) | 一种绕线装置及缝纫机 | |
| JPH07328265A (ja) | 下糸巻機構 | |
| JPH07275549A (ja) | 下糸巻機構 | |
| JPH0731779A (ja) | 下糸自動供給装置 | |
| JP3148341U (ja) | ミシンの糸巻装置 | |
| JPH08276083A (ja) | ボタン付け縫いミシン | |
| JP2022008039A (ja) | 下糸巻装置及びミシン | |
| JP2007252414A (ja) | ミシンの下糸巻き装置 | |
| JP3943692B2 (ja) | ミシン | |
| JPH08155178A (ja) | ミシンの下糸巻回装置 | |
| JP3663739B2 (ja) | ミシンの縫糸処理装置 | |
| JPH0642627Y2 (ja) | ボビン糸巻取り装置のボビン押え | |
| JP2994573B2 (ja) | ラインフィルタ用巻線装置及び巻線方法 |