JPH0817026A - 磁気ヘッドクリーニング装置 - Google Patents
磁気ヘッドクリーニング装置Info
- Publication number
- JPH0817026A JPH0817026A JP14810494A JP14810494A JPH0817026A JP H0817026 A JPH0817026 A JP H0817026A JP 14810494 A JP14810494 A JP 14810494A JP 14810494 A JP14810494 A JP 14810494A JP H0817026 A JPH0817026 A JP H0817026A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁気テープに記録再生を行なう回転ヘッドド
ラム1にクリーニングローラ100が転接して磁気ヘッ
ド4のクリーニングを行なう磁気ヘッドクリーニング装
置において、磁気ヘッドに付着した粘着性の異物を簡単
に除去できるようにする。 【構成】 磁気ヘッド4のクリーニングを行なうクリー
ニングローラ100として、弾力性を有する円筒型ロー
ラ300の周面に、研磨性を有する材料200を塗布し
た構造とする。
ラム1にクリーニングローラ100が転接して磁気ヘッ
ド4のクリーニングを行なう磁気ヘッドクリーニング装
置において、磁気ヘッドに付着した粘着性の異物を簡単
に除去できるようにする。 【構成】 磁気ヘッド4のクリーニングを行なうクリー
ニングローラ100として、弾力性を有する円筒型ロー
ラ300の周面に、研磨性を有する材料200を塗布し
た構造とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はVTR装置等において磁
気テープに記録再生を行なう回転ヘッドドラムの磁気ヘ
ッドをクリーニングするための装置に関するものであ
る。
気テープに記録再生を行なう回転ヘッドドラムの磁気ヘ
ッドをクリーニングするための装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】VTR装置等の回転磁気ヘッドを用いた
ヘリカルスキャン方式によって記録再生を行なうように
した磁気記録再生装置においては、磁気ヘッドのギャッ
プ部に異物が付着すると正常な記録または再生が行われ
なくなるので、この異物を除去するためのクリーニング
装置を備えたものがある。
ヘリカルスキャン方式によって記録再生を行なうように
した磁気記録再生装置においては、磁気ヘッドのギャッ
プ部に異物が付着すると正常な記録または再生が行われ
なくなるので、この異物を除去するためのクリーニング
装置を備えたものがある。
【0003】一般にこの磁気ヘッドクリーニング装置
は、回転ヘッドドラムの周面にクリーニングローラを転
接させ、この状態でドラムを回転させることにより磁気
ヘッドとクリーニングローラが擦られ、磁気ヘッドのギ
ャップ部に付着した異物が除去されるように構成されて
いる。従来この磁気ヘッドクリーニング装置に用いられ
るクリーニングローラとしては、例えば図5に示すよう
にバインディング剤等を浸み込ませた円板状の不織布1
02を約100枚程重ねてローラ100を構成したも
の、あるいは図6に示すようにポリウレタンフォーム製
のローラ100の周面(回転ヘッドドラムとの転接面)
に縦方向の溝部(スリット)101を複数形成してなる
もの、等が実施されている。また最近ではクリーニング
性能を向上させるために、図7に示されるようなポリウ
レタンフォーム製のローラ100に研磨剤を混入させた
ものも考案されている。
は、回転ヘッドドラムの周面にクリーニングローラを転
接させ、この状態でドラムを回転させることにより磁気
ヘッドとクリーニングローラが擦られ、磁気ヘッドのギ
ャップ部に付着した異物が除去されるように構成されて
いる。従来この磁気ヘッドクリーニング装置に用いられ
るクリーニングローラとしては、例えば図5に示すよう
にバインディング剤等を浸み込ませた円板状の不織布1
02を約100枚程重ねてローラ100を構成したも
の、あるいは図6に示すようにポリウレタンフォーム製
のローラ100の周面(回転ヘッドドラムとの転接面)
に縦方向の溝部(スリット)101を複数形成してなる
もの、等が実施されている。また最近ではクリーニング
性能を向上させるために、図7に示されるようなポリウ
レタンフォーム製のローラ100に研磨剤を混入させた
ものも考案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらの従来の磁気ヘ
ッドクリーニングローラは、図5の場合、不織布にバイ
ンディング剤等を浸み込ませることによってクリーニン
グ効果の向上を図っているが、研磨成分を含むものでは
ないためクリーニング効果は充分ではなく、またこれを
多数枚重ねるためコスト的に非常に高いものとなる欠点
があった。図6の場合、溝部の段差によって磁気ヘッド
のギャップ部に溜まった異物を掻き出すことを狙ってい
るが、粘着性のある異物に対しては殆ど効果がない。図
7のように研磨剤を混入させるとクリーニング効果は格
段に向上するが、ベースとなるポリウレタンフォームが
柔らか過ぎるためクリーニング時にローラのなかにヘッ
ドが潜り込んで、磁気ヘッドの摺動面端部が強く擦り取
られる。このため頻繁にクリーニングを施すと磁気ヘッ
ド摺動面の形状が凸型に変化し、磁気ヘッド出力の低下
やテープとの当り不良を招く事になる。本発明はこれら
の問題点を解消することを目的としてなされたものであ
る。
ッドクリーニングローラは、図5の場合、不織布にバイ
ンディング剤等を浸み込ませることによってクリーニン
グ効果の向上を図っているが、研磨成分を含むものでは
ないためクリーニング効果は充分ではなく、またこれを
多数枚重ねるためコスト的に非常に高いものとなる欠点
があった。図6の場合、溝部の段差によって磁気ヘッド
のギャップ部に溜まった異物を掻き出すことを狙ってい
るが、粘着性のある異物に対しては殆ど効果がない。図
7のように研磨剤を混入させるとクリーニング効果は格
段に向上するが、ベースとなるポリウレタンフォームが
柔らか過ぎるためクリーニング時にローラのなかにヘッ
ドが潜り込んで、磁気ヘッドの摺動面端部が強く擦り取
られる。このため頻繁にクリーニングを施すと磁気ヘッ
ド摺動面の形状が凸型に変化し、磁気ヘッド出力の低下
やテープとの当り不良を招く事になる。本発明はこれら
の問題点を解消することを目的としてなされたものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、磁気テープに記録再生を行なう回転ヘッ
ドドラムに転接して磁気ヘッドのクリーニングを行なう
クリーニングローラを装着してなる装置において、上記
クリーニングローラを、弾力性を有する円筒型の材料
と、そのローラの周面の全面または一部に塗布された研
磨性を有する材料とから構成してなるものである。
めに本発明は、磁気テープに記録再生を行なう回転ヘッ
ドドラムに転接して磁気ヘッドのクリーニングを行なう
クリーニングローラを装着してなる装置において、上記
クリーニングローラを、弾力性を有する円筒型の材料
と、そのローラの周面の全面または一部に塗布された研
磨性を有する材料とから構成してなるものである。
【0006】
【作用】上記の構成を有する本発明の磁気ヘッドクリー
ニング装置においては、クリーニングローラを回転ヘッ
ドドラムに転接させ、この状態で回転ヘッドドラムが回
転される事により、クリーニングローラの表面に塗布さ
れた研磨性を有する材料が、常に磁気テープとの実走状
態とほぼ同じ状態で磁気ヘッドの表面を軽く研磨するた
め、磁気ヘッド摺動面の形状を大きく変化させることな
く、磁気ヘッドに付着した粘着性の異物を簡単に除去す
ることができる。
ニング装置においては、クリーニングローラを回転ヘッ
ドドラムに転接させ、この状態で回転ヘッドドラムが回
転される事により、クリーニングローラの表面に塗布さ
れた研磨性を有する材料が、常に磁気テープとの実走状
態とほぼ同じ状態で磁気ヘッドの表面を軽く研磨するた
め、磁気ヘッド摺動面の形状を大きく変化させることな
く、磁気ヘッドに付着した粘着性の異物を簡単に除去す
ることができる。
【0007】
【実施例】以下、図1〜図4を参照しながら本発明の実
施例について説明する。図1及び図2で1はVTR等の
磁気記録再生装置において磁気テープが巻き付けられる
回転ヘッドドラムを示し、この回転ヘッドドラム1は図
2により明らかな如く固定側ドラム2と、この固定側ド
ラム2に対して高速回転される回転側ドラム3とにより
なり、この回転側ドラム3に磁気テープに記録再生を行
う磁気ヘッド4が取り付けられ、その先端部はドラム周
面から僅かに突出している。
施例について説明する。図1及び図2で1はVTR等の
磁気記録再生装置において磁気テープが巻き付けられる
回転ヘッドドラムを示し、この回転ヘッドドラム1は図
2により明らかな如く固定側ドラム2と、この固定側ド
ラム2に対して高速回転される回転側ドラム3とにより
なり、この回転側ドラム3に磁気テープに記録再生を行
う磁気ヘッド4が取り付けられ、その先端部はドラム周
面から僅かに突出している。
【0008】5はこの回転ヘッドドラム1の磁気ヘッド
4をクリーニングするための磁気ヘッドクリーニング装
置で、この磁気ヘッドクリーニング装置5は、固定基板
6に軸7を中心として回転可能にアーム8が取り付けら
れ、このアーム8の先端にクリーニングローラ100が
回転自在に枢支されてなる。このクリーニングローラ1
00の枢支部の構造は図2から明らかなように、アーム
8の先端部に植設された軸柱9にカラー10を介してク
リーニングローラ100が回転自在に取り付けられて構
成される。11はクリーニングローラ100の抜け止め
のためのワッシャである。
4をクリーニングするための磁気ヘッドクリーニング装
置で、この磁気ヘッドクリーニング装置5は、固定基板
6に軸7を中心として回転可能にアーム8が取り付けら
れ、このアーム8の先端にクリーニングローラ100が
回転自在に枢支されてなる。このクリーニングローラ1
00の枢支部の構造は図2から明らかなように、アーム
8の先端部に植設された軸柱9にカラー10を介してク
リーニングローラ100が回転自在に取り付けられて構
成される。11はクリーニングローラ100の抜け止め
のためのワッシャである。
【0009】そしてこのクリーニングローラ100は固
定基板6とアーム8との間に配されるねじりコイルばね
12の力によって常に回転ヘッドドラム1の周面に圧着
して転接されるようになっており、このクリーニングロ
ーラ100が転接した状態で回転ヘッドドラム1の回転
側ドラム3が回転されると、ドラム周面より突出してい
る磁気ヘッド4の先端部とクリーニングローラ100と
が擦られ、これによって磁気ヘッド4に付着している異
物が除去され、即ち磁気ヘッドのクリーニングが行われ
る。
定基板6とアーム8との間に配されるねじりコイルばね
12の力によって常に回転ヘッドドラム1の周面に圧着
して転接されるようになっており、このクリーニングロ
ーラ100が転接した状態で回転ヘッドドラム1の回転
側ドラム3が回転されると、ドラム周面より突出してい
る磁気ヘッド4の先端部とクリーニングローラ100と
が擦られ、これによって磁気ヘッド4に付着している異
物が除去され、即ち磁気ヘッドのクリーニングが行われ
る。
【0010】またこのクリーニングローラ100はテー
プカセットのローディング完了状態では回転ヘッドドラ
ム1から離れるようになっており、即ち磁気記録再生装
置にテープカセットCが挿入されてローディング動作が
開始されると、これと同期してローディング機構の一部
である移動棒13が矢印a方向に前進移動し、この動き
によりアーム8の上面に突設された突起14が移動棒1
3に押圧され、これによってクリーニングローラ100
はねじりコイルばね12の力に抗して回転ヘッドドラム
1の周面から離れる(図1Bの状態)。従って、クリー
ニングローラ100が回転ヘッドドラム1への磁気テー
プの巻付動作及びテープ走行の妨げとなることはない。
またテープカセットのイジェクト時にはアンローディン
グ動作に同期して移動棒13が後退移動されることによ
り、クリーニングローラ100は前述した如くねじりコ
イルばね12の力によって回転ヘッドドラム1の周面に
転接される状態に戻る。
プカセットのローディング完了状態では回転ヘッドドラ
ム1から離れるようになっており、即ち磁気記録再生装
置にテープカセットCが挿入されてローディング動作が
開始されると、これと同期してローディング機構の一部
である移動棒13が矢印a方向に前進移動し、この動き
によりアーム8の上面に突設された突起14が移動棒1
3に押圧され、これによってクリーニングローラ100
はねじりコイルばね12の力に抗して回転ヘッドドラム
1の周面から離れる(図1Bの状態)。従って、クリー
ニングローラ100が回転ヘッドドラム1への磁気テー
プの巻付動作及びテープ走行の妨げとなることはない。
またテープカセットのイジェクト時にはアンローディン
グ動作に同期して移動棒13が後退移動されることによ
り、クリーニングローラ100は前述した如くねじりコ
イルばね12の力によって回転ヘッドドラム1の周面に
転接される状態に戻る。
【0011】次にクリーニングローラ100の構造につ
いてさらに詳しく説明する。このクリーニングローラ1
00は図3に示すように、多孔質で弾力性のある材料、
例えばポリウレタンを材料として成型された円筒型ロー
ラ300と、そのローラの周面の一部に塗布されている
研磨性を有する材料200からなる。この研磨性を有す
る材料は、例えば精密研磨テープの研磨塗料として用い
られているものとほぼ同成分のもので、微小研磨砥粒、
バインダ樹脂、添加剤により構成されるもの等が使わ
れ、上記円筒型ローラ300の表面に分散塗布される。
いてさらに詳しく説明する。このクリーニングローラ1
00は図3に示すように、多孔質で弾力性のある材料、
例えばポリウレタンを材料として成型された円筒型ロー
ラ300と、そのローラの周面の一部に塗布されている
研磨性を有する材料200からなる。この研磨性を有す
る材料は、例えば精密研磨テープの研磨塗料として用い
られているものとほぼ同成分のもので、微小研磨砥粒、
バインダ樹脂、添加剤により構成されるもの等が使わ
れ、上記円筒型ローラ300の表面に分散塗布される。
【0012】図3の例では円筒型ローラ300の周面の
全面に亘って研磨性を有する材料200が塗布されてい
るが、マスキング、または転写ローラのパターンを調整
することにより、図4に示すように円筒型ローラ300
の周面の一部に縞状の模様を呈するように研磨性を有す
る材料200を塗布してもよい。このように塗布パター
ンを変えて円筒型ローラ300の周面の面積に対する塗
布面積を変化させることで、クリーニングローラの研磨
力を調整することができる。また微小研磨砥粒としては
酸化アルミ、酸化硅素、酸化クロム、酸化鉄、炭化硅素
等のいずれでもよく、またその大きさは被研磨面を荒ら
さないように粒度2μm以下、好ましくは1μm以下の
均質なものを用いる。
全面に亘って研磨性を有する材料200が塗布されてい
るが、マスキング、または転写ローラのパターンを調整
することにより、図4に示すように円筒型ローラ300
の周面の一部に縞状の模様を呈するように研磨性を有す
る材料200を塗布してもよい。このように塗布パター
ンを変えて円筒型ローラ300の周面の面積に対する塗
布面積を変化させることで、クリーニングローラの研磨
力を調整することができる。また微小研磨砥粒としては
酸化アルミ、酸化硅素、酸化クロム、酸化鉄、炭化硅素
等のいずれでもよく、またその大きさは被研磨面を荒ら
さないように粒度2μm以下、好ましくは1μm以下の
均質なものを用いる。
【0013】そしてこのクリーニングローラ100によ
る磁気ヘッド4のクリーニング時には、ローラ周面に塗
布されている研磨性を有する材料200が、常に磁気ヘ
ッドの表面を軽く研磨し、これによって磁気ヘッド4に
付着している異物が除去される。この場合、粘着性を有
する異物でも確実に除去され、また粘着性のない通常の
異物に対しても従来以上のクリーニング効果がある。
尚、クリーニングローラの研磨力は、回転ヘッドドラム
への圧着力を10g程度に抑えることにより過度に強く
ならないようにして、磁気ヘッドの摩耗を防いでいる。
る磁気ヘッド4のクリーニング時には、ローラ周面に塗
布されている研磨性を有する材料200が、常に磁気ヘ
ッドの表面を軽く研磨し、これによって磁気ヘッド4に
付着している異物が除去される。この場合、粘着性を有
する異物でも確実に除去され、また粘着性のない通常の
異物に対しても従来以上のクリーニング効果がある。
尚、クリーニングローラの研磨力は、回転ヘッドドラム
への圧着力を10g程度に抑えることにより過度に強く
ならないようにして、磁気ヘッドの摩耗を防いでいる。
【0014】また、このように弾力性を有する材料と研
磨性を有する塗布層の2重構造とした場合、磁気ヘッド
は適度な硬さを持つ塗布層と接するため、ローラ内部に
潜り込むことなく実際のテープ走行時と同じような状態
で研磨される。また、この塗布層は弾力性を有する材料
により支持されているため、回転ヘッドドラムに対し
て、常に平行度を保った状態で転接することができる。
尚、本例のクリーニングローラでは研磨層を塗布により
形成することから、払拭性能の高いクリーニングローラ
を安価で提供することができる。
磨性を有する塗布層の2重構造とした場合、磁気ヘッド
は適度な硬さを持つ塗布層と接するため、ローラ内部に
潜り込むことなく実際のテープ走行時と同じような状態
で研磨される。また、この塗布層は弾力性を有する材料
により支持されているため、回転ヘッドドラムに対し
て、常に平行度を保った状態で転接することができる。
尚、本例のクリーニングローラでは研磨層を塗布により
形成することから、払拭性能の高いクリーニングローラ
を安価で提供することができる。
【0015】次に本例のクリーニングローラの効果につ
いて説明する。実験は市販の8ミリVTR装置を用いて
行った。まず、このVTR装置の回転ヘッドドラムに装
着されている磁気ヘッドの摺動面(テープ対接面)に速
乾性油性インク(いわゆるマジックインク)を塗布し、
乾燥させる。このインクは磁気ヘッド摺動面上で硬化し
固着するため、擬似的に磁気ヘッドの摺動面に異物が付
着した状態が再現される。これらの処理を施した2台の
VTR装置の各々に、それぞれ図6に示した従来型のポ
リウレタン製クリーニングローラと、図3に示される本
例のクリーニングローラを取り付けてロード、アンロー
ドを繰り返して、何回目で磁気ヘッド摺動面上のインク
が除去されるかを比較した。尚、本例のクリーニングロ
ーラには、粒度0.5μmの酸化鉄を混入させた塗料
を、上記従来型クリーニングローラの周面に塗布したも
のを使用した。この実験の結果、従来型クリーニングロ
ーラではロード、アンロードを10回繰り返してもイン
クを除去できなかったのに対し、本例のクリーニングロ
ーラでは10回の繰り返しでほぼ完全に除去することが
できた。
いて説明する。実験は市販の8ミリVTR装置を用いて
行った。まず、このVTR装置の回転ヘッドドラムに装
着されている磁気ヘッドの摺動面(テープ対接面)に速
乾性油性インク(いわゆるマジックインク)を塗布し、
乾燥させる。このインクは磁気ヘッド摺動面上で硬化し
固着するため、擬似的に磁気ヘッドの摺動面に異物が付
着した状態が再現される。これらの処理を施した2台の
VTR装置の各々に、それぞれ図6に示した従来型のポ
リウレタン製クリーニングローラと、図3に示される本
例のクリーニングローラを取り付けてロード、アンロー
ドを繰り返して、何回目で磁気ヘッド摺動面上のインク
が除去されるかを比較した。尚、本例のクリーニングロ
ーラには、粒度0.5μmの酸化鉄を混入させた塗料
を、上記従来型クリーニングローラの周面に塗布したも
のを使用した。この実験の結果、従来型クリーニングロ
ーラではロード、アンロードを10回繰り返してもイン
クを除去できなかったのに対し、本例のクリーニングロ
ーラでは10回の繰り返しでほぼ完全に除去することが
できた。
【0016】
【発明の効果】以上に説明した如く本発明の磁気ヘッド
クリーニング装置においては、クリーニングローラを回
転ヘッドドラムに転接させ、この状態で回転ヘッドドラ
ムが回転される事により、クリーニングローラの表面に
塗布された研磨性を有する材料が、常に磁気テープとの
実走状態とほぼ同じ状態で磁気ヘッドの表面を軽く研磨
するため、磁気ヘッド摺動面の形状を大きく変化させる
ことなく、磁気ヘッドに付着した粘着性の異物を簡単に
除去することができる。さらに本発明においては、クリ
ーニングローラは周面の研磨層が塗布によって形成され
るものであるため製造が容易であり、従って払拭性能の
優れた磁気ヘッドクリーニング装置を安価に提供するこ
とができる。
クリーニング装置においては、クリーニングローラを回
転ヘッドドラムに転接させ、この状態で回転ヘッドドラ
ムが回転される事により、クリーニングローラの表面に
塗布された研磨性を有する材料が、常に磁気テープとの
実走状態とほぼ同じ状態で磁気ヘッドの表面を軽く研磨
するため、磁気ヘッド摺動面の形状を大きく変化させる
ことなく、磁気ヘッドに付着した粘着性の異物を簡単に
除去することができる。さらに本発明においては、クリ
ーニングローラは周面の研磨層が塗布によって形成され
るものであるため製造が容易であり、従って払拭性能の
優れた磁気ヘッドクリーニング装置を安価に提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】磁気ヘッドクリーニング装置の平面図で、Aは
クリーニングローラが回転ヘッドドラムに転接した状
態、Bはクリーニングローラが回転ヘッドドラムから離
れた状態である。
クリーニングローラが回転ヘッドドラムに転接した状
態、Bはクリーニングローラが回転ヘッドドラムから離
れた状態である。
【図2】回転ヘッドドラムに転接されるクリーニングロ
ーラの側面図である。
ーラの側面図である。
【図3】実施例のクリーニングローラの斜視図である。
【図4】他の実施例のクリーニングローラの斜視図であ
る。
る。
【図5】従来例のクリーニングローラの説明図である。
【図6】従来例のクリーニングローラの説明図である。
【図7】従来例のクリーニングローラの説明図である。
1 回転ヘッドドラム 4 磁気ヘッド 100 クリーニングローラ 200 研磨性を有する材料 300 円筒型ローラ(弾力性を有する材料)
Claims (1)
- 【請求項1】 磁気テープに記録再生を行なう回転ヘッ
ドドラムに転接して磁気ヘッドのクリーニングを行なう
クリーニングローラを装着してなる装置において、上記
クリーニングローラが、弾力性を有する円筒型の材料
と、そのローラの周面の全面または一部に塗布された研
磨性を有する材料とからなることを特徴とする磁気ヘッ
ドクリーニング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14810494A JPH0817026A (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | 磁気ヘッドクリーニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14810494A JPH0817026A (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | 磁気ヘッドクリーニング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0817026A true JPH0817026A (ja) | 1996-01-19 |
Family
ID=15445340
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14810494A Pending JPH0817026A (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | 磁気ヘッドクリーニング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0817026A (ja) |
-
1994
- 1994-06-29 JP JP14810494A patent/JPH0817026A/ja active Pending
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