JPH0824742B2 - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JPH0824742B2
JPH0824742B2 JP4200210A JP20021092A JPH0824742B2 JP H0824742 B2 JPH0824742 B2 JP H0824742B2 JP 4200210 A JP4200210 A JP 4200210A JP 20021092 A JP20021092 A JP 20021092A JP H0824742 B2 JPH0824742 B2 JP H0824742B2
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吉平 新山
広司 伊東
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遊技者にとって不利な
第1状態と遊技者にとって有利な第2状態とに変換可能
な特別入賞口手段と、該特別入賞口手段が第1状態から
第2状態へ変換することを待機している特別遊技状態を
起生する特別遊技状態起生手段とを備えたパチンコ機に
関わり、特に、その遊技制御に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記した特別入賞口手段と特別遊
技状態起生手段とを備え、この特別遊技状態が起生され
ていることを条件に、特別変換入賞検出手段からの検出
信号により特別入賞口手段を予め設定された規定にもと
づいて第2状態に変換するようにしたパチンコ機が所謂
第3種パチンコ機として、例えば、特開昭58−146
376号公報、更には本願出願人により特開昭59−1
15070号公報等により知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のパチンコ機は、遊技者にとって特別遊技状態起生手段
に対し、特別遊技状態が起生されるまではこの特別遊技
状態を起生させようとする遊技意欲が高められている
が、一旦特別遊技状態を起生させてしまった後は再度特
別遊技状態が起生してこの特別遊技状態が消滅しないよ
うに注意して、特別変換入賞口に遊技球を入賞させるこ
とに専念し特別入賞口手段を予め設定された最大回数
(例えば8回)だけ規定にもとづく第2状態に変換させ
る遊技のみで、特別遊技状態中では遊技意欲の低下を招
いたり緊張感のない変化に乏しい遊技となっていた。ま
た、特別遊技状態が1回起生されると、特別入賞口手段
が規定にもとづく第2状態を予め設定された最大回数
(例えば8回)だけ繰り返し変換するので、遊技者は多
量の賞球(特別利益)を獲得可能となる反面遊技店側で
は比較的に大きな不利益となるので、特別遊技状態の起
生比率を抑制せざるを得ず多くの遊技者に公平にサービ
スをすることができないという不満があった。さらに、
従来の所謂第3種バチンコ機にあっては、特別遊技状態
中では毎回特別変換入賞検出手段からの検出信号が発生
するごとにこの特別入賞口手段を第2状態に変換するよ
うにしていたので、パチンコ遊技特有のスランプ状態に
陥ると遊技球が特別変換入賞口になかなか入賞させられ
ない場合が多々発生して遊技の中断を試みたりして、折
角、特別遊技状態が起生したのにも拘らずその特別利益
を獲得するまでに比較的に長い時間を要してイライラさ
せられたり或は多量の発射遊技球をムダ球として費やし
てしまい、遊技者は結果的に特別遊技状態起生に見合っ
た賞球(特別利益)を獲得できないといった該種パチン
コ機の不人気の大きな要因となっていた。本発明は上記
に鑑み提案されたもので、その目的とするところは、各
特別遊技状態において遊技者の獲得利益量に対し変動を
持たせることにより、特別遊技状態においても遊技者の
遊技意欲の低下を招くことなく、少しでも多くの利益獲
得に対して技量を発揮して緊張感の持続できる遊技内容
としたことにある。また、特別遊技状態下において遊技
者の獲得利益量に対し変動を持たせることにより、遊技
店側では毎回一定の大きな不利益を被ることがなくな
り、特別遊技状態を比較的に多く起生させることができ
て、より多くの遊技者に公平にサービスをすることがで
きるようにしたことにある。さらには、この特別遊技状
態下においては、特別変換入賞検出手段からの検出信号
を上限値の範囲内で順次計数記憶させ、この記憶出力に
より特別入賞口手段を連続的に繰り返し第2状態に変換
させて、スランプ状態における特別変換入賞口に遊技球
がなかなか入賞しない所謂発射遊技球のムダ打ちが出来
るだけ少なくなるようにしたことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するものであって、遊技領域(11)を形成した遊技
盤(2)と、上記遊技領域に設けられて、遊技者にとっ
て不利な第1状態と遊技者にとって有利な第2状態とに
変換可能な特別入賞口手段(33)と、上記遊技領域に
設けられ、遊技球が入賞可能な特別変換入賞口(57)
と、上記特別変換入賞口へ入賞した遊技球を検出する特
別変換入賞検出手段(特別変換入賞検出器59,59)
と、予め定めた特別遊技状態起生条件(例えば特別検出
器46による特別球検出)が達成されることに基づい
て、特別入賞口手段が第1状態から第2状態へ変換する
ことを待機している特別遊技状態を起生する特別遊技状
態起生手段(例えば補助遊技手段12,特別検出器4
6,第1Dフリップフロップ70等)と、上記特別遊技
状態起生手段により特別遊技状態が起生されていること
を条件に、上記特別変換入賞検出手段からの検出信号に
もとづいて上記特別入賞口手段を予め設定された規定に
よる第2状態に変換する駆動制御手段(例えば第3Dフ
リップフロップ81,第2カウンタ86,タイマー87
等)と、上記特別遊技状態における上記駆動制御手段が
繰り返して駆動される回数を、上記特別変換入賞検出手
段からの検出信号を計数した数値が予め設定されている
最大値を以て制限する最大回数制限手段(例えば第3カ
ウンタ93等)と、上記最大回数制限手段が計数した計
数値が予め設定されている最大値以下であることを条件
に、上記特別変換入賞検出手段からの検出信号を上記駆
動制御手段が駆動中であるのにも拘らず順次計数記憶
し、該駆動制御手段を駆動させる駆動指令信号を駆動制
御手段が駆動停止する毎に導出して当該駆動制御手段を
繰り返し順次駆動させる繰り返し駆動指令信号発生手段
(例えばFIFOレジスタ78等)と、上記特別遊技状
態起生手段によって起生された特別遊技状態起生中にお
いて、再び特別遊技状態起生条件が達成されるか、上記
最大回数制限手段による駆動制御手段の最大繰り返し駆
動回数の制限が実行されるか、何れか最先の条件が満た
されることに基づいて、特別遊技状態を終了させる特別
遊技状態終了手段(例えば、第1Dフリップフロップ7
0)と、を備えるものとした。
【0005】
【作用】遊技者は特別遊技状態起生手段としての補助遊
技手段による特別遊技状態の起生を目指して遊技する。
特別遊技状態起生条件が成立することに基づいて特別遊
技状態が起生された後、特別遊技状態終了手段によって
特別遊技状態が終了させられるまでの間に、特別変換入
賞口へ遊技球が入賞すると特別変換入賞検出手段がこれ
を検出し、駆動制御手段により特別入賞口手段が予め設
定された規定にもとづいて遊技者にとって有利な第2状
態に変換するので、遊技球を容易に入賞させることがで
きる。そして、この特別遊技状態の起生中において、特
別変換入賞口へ遊技球が入賞すると特別変換入賞検出手
段が検出し、この検出信号を繰り返し駆動指令信号発生
手段が順次計数記憶するとともに最大回数制限手段が計
数して、最大回数制限手段は予め設定している最大値を
以て特別遊技状態における駆動制御手段が繰り返して駆
動する回数を制限する。また、この特別遊技状態の起生
中は、最大回数制限手段の計数した計数値が予め設定さ
れている最大値以下であることを条件に、上記繰り返し
駆動指令信号発生手段の記憶値にもとづく駆動指令出力
により駆動制御手段が駆動停止する毎に該駆動制御手段
を繰り返し駆動させて、特別入賞口手段が第2状態に連
続的に繰り返し変換する。従って、パチンコ遊技特有の
スランプ状態に陥って遊技球を特別変換入賞口になかな
か入賞させられない場合が発生しても、繰り返し駆動指
令信号発生手段に記憶値があることにより特別入賞口手
段が連続して第2状態に変換して、所謂発射遊技球のム
ダ打ちをすることがなくなる。
【0006】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。図1に示すパチンコ機1は、遊技盤2を交換可能
にした所謂分離式パチンコ機であり、機枠3に開閉自在
に軸支した額縁状前面枠4の裏面に枠状の遊技盤収納枠
5を設け、該遊技盤収納枠5の内部に収納した遊技盤2
を係止具6…で着脱可能に止着し、遊技盤収納枠5の裏
側には、賞球タンク7や賞球排出装置(図示せず)等の
裏機構を装備した裏機構板8を開閉自在に設け、該裏機
構板8を閉じたときに裏機構板8の前面が遊技盤2の裏
面に臨むようにしてある。したがって、裏機構板8を開
放した後、係止具6…を外すと、遊技盤2だけを取り出
して交換することができる。
【0007】遊技盤2は、合板の表面にプラスチックシ
ート状のセルを貼着したもので、表面には、鋼帯板を円
弧状に彎曲成型した外区画板9と内区画板10を略円形
状に止着することにより両区画板9,10に囲まれた遊
技領域11を形成し、左右及び上端縁には所定幅の平坦
な装着部2′…を形成してある。そして、この装着部
2′…と内外区画板9,10との間の領域内に表示部材
等を設け、また、内外区画板9,10に囲まれた遊技領
域11内には無数の障害釘を植設するとともに、ほぼ中
央には補助遊技手段12を配設する。
【0008】図面で示す補助遊技手段12は、遊技盤2
表面に取付ける取付基板13の中央開口部14の上方に
一般入賞口を兼ねた庇部15を突設し、取付基板13の
裏面には中央開口部14を裏側から塞ぐようにして凹室
16を設け、該凹室16内にオートバイ乗りを模した装
飾体17を設けるとともに、該装飾体17を支持するよ
うにして誘導手段18を設けてある。なお、凹室16
は、上面及び側面の一部を、透光性を有し多数の溝を形
成したレンズ板19…で構成し、各レンズ板19の外方
にランプ等の発光源20…を設け、レンズ板19を通し
て乱反射した光により凹室16内を照明できるようにし
てある。
【0009】図面で示す誘導手段18は、起立部21を
有する前端部分を中央開口部14から前方に突出させ、
後部を凹室16の奥に向って僅かに下り傾斜させた状態
で設けた棚板状であって、幅方向の中央に開設した貫通
部22内にはタイヤを模した誘導部23を支軸24によ
り回転可能に軸支してある。誘導部23は、中空な円柱
体の一部を欠切して玉出入口25を形成したものであ
り、後述する駆動源の駆動により回転する。また、上記
誘導手段18の下方には、凹室16の底部を構成する球
流下板26を前方に向って下り傾斜した状態で設けると
ともに、球流下板26に2列に開設した各小孔内に発光
ダイオード等の発光源27…を各々臨ませ、球流下板2
6の傾斜下端には分別手段28を設ける。
【0010】分別手段28は、仕切板29,29で仕切
った3つの球入賞口を取付基板13の表面に突出させた
状態で並設したものであり、中央の球入賞口を特別入賞
口30、左右の球入賞口を一般入賞口31,31として
ある。なお、分別手段28の左右上方には、遊技領域1
1から直接遊技球が流入するのを阻止するため、取付基
板13の表面に突出する阻止板32,32を設けてあ
る。
【0011】また、図面で示す補助遊技手段12は、特
別入賞口手段33を中央開口部14の左右に一体的に設
けてある。特別入賞口手段33は、取付基板13の左右
延出部分に開設してある球通過開口部34に扉板35を
軸36により開閉可能に軸着し、扉板35から延設した
受動部材37に作用部材38を係止し、ソレノイド39
の作動で回動する作動レバ40の先端部分を上記作用部
材38に上方から臨ませてなる。したがって、上記特別
入賞口手段33は、ソレノイド39が消磁した状態にお
いては、スプリング41の付勢により作動レバ40の先
端部分が作用部材38を下方に押圧し、作用部材38の
先端が受動部材37の先端部を押圧して扉板35を起立
させ、該扉板35により球通過開口部34を閉じて遊技
球を全く入賞させない遊技者にとって不利な第1状態を
維持する一方、ソレノイド39が励磁すると、スプリン
グ41の付勢に抗して作動レバ40の先端部が上昇する
ので、作用部材38が回動自在に解放される。これによ
り、扉板35が自重により前方に回動し、球通過開口部
34を開放する遊技者にとって有利な第2状態に変換す
る。なお、扉板35は、第2状態に変換すると、扉板3
5の側部に設けた扇状のサイドガード42の端部が取付
基板13の表面に当接するので、球通過開口部34に向
けて僅かに下り傾斜した状態で停止する。したがって、
上記した特別入賞口手段33は、扉板35が前方に回動
して球通過開口部34を開放した第2状態に変換する
と、流下してきた遊技球を受け入れ易い状態となる。な
お、左右の特別入賞口手段33は、取付位置が異なるだ
けであり、同じ構造である。
【0012】また、取付基板13の裏側には、図3で示
すように、右裏基板43と左裏基板44を取付ける。右
裏基板43は、分別手段28の特別入賞口30に連通す
る流路45に特別検出器46を臨設するとともに、右側
の特別入賞口手段33に連通する流路47に計数用検出
器48を臨設し、裏側には右側の特別入賞口手段33を
駆動するソレノイド39を取付けてあり、補助遊技手段
12の取付基板13の裏面に突設してある係止突起49
を係止孔50内に係合することにより補助遊技手段12
の所定位置に装着できるようにしてある。したがって、
右裏基板43を補助遊技手段12の裏側に取付ると、流
路45が特別入賞口30に、流路47が右側の特別入賞
口手段33に各々連通し、また作動レバ40の先端が特
別入賞口手段33の作用部材38の上方の所定位置に位
置する。
【0013】一方、左裏基板44は、特別入賞口手段3
3の左側の特別入賞口手段33に連通する流路51に計
数用検出器48を臨設し、裏側には誘導部23を回転駆
動するギアードモータ等の駆動源52と、左側の特別入
賞口手段33を駆動するソレノイド39を取付てある。
したがって、取付基板13裏面の係止突起49を左裏基
板44の係止孔50に嵌合して左裏基板44を補助遊技
手段12の裏側の所定位置に装着すると、流路51が左
側の特別入賞口手段33に連通し、作動レバ40の先端
が作用部材38の上方に位置し、また、駆動源52の歯
車列53の最先が誘導部23の支軸24の歯車54に噛
み合う。
【0014】そして、本実施例では上記した構成から成
る補助遊技手段12を遊技領域11のほぼ中央に設ける
一方、遊技領域11内には、図2に示すように、複数の
障害釘を植設することにより、遊技領域11内を流下す
る遊技球を補助遊技手段12の阻止板32の上方から中
央開口部14に案内する特定入賞流路55と、特別入賞
口手段33に案内する特別入賞流路56を形成する。ま
た、遊技領域11の下部の左右には特別変換入賞口5
7,57を配設するとともに、各特別変換入賞口57の
上方には遊技球を案内する特別入賞作用流路58を各々
形成し、特別入賞作用流路58に通じる流路には入賞し
た遊技球を検出する特別変換入賞検出器59を臨ませ
る。
【0015】なお、本発明に係るパチンコ機1は、上記
した各検出器46、48、59、ソレノイド39、駆動
源52等を、遊技盤2の裏側に制御手段として設けてあ
る電気的制御装置60に各々電気的に接続し、該電気的
制御装置60の制御の下で遊技を進行するようにしてあ
る。
【0016】以下に斯るパチンコ機1における遊技を説
明する。遊技者がパチンコ機1前面の発射操作部61を
操作することにより打球発射部62を作動して、供給皿
63内の遊技球を1個宛遊技領域11内に発射すると、
遊技領域11内に入った遊技球は障害釘に当って弾かれ
ながら流下する。
【0017】遊技球が補助遊技手段12に入らない第1
制御状態においては、駆動源52の駆動により誘導部2
3が回転し、球流下板26に設けた発光ダイオード27
…が上方のものから下方にゆっくりと順次点滅する。な
お、この第1制御状態において、特別入賞口手段33は
閉じたままである。
【0018】そして、運良く特定入賞流路55内に遊技
球が流下すると、この遊技球は阻止板32の傾斜上端上
を通って補助遊技手段12の誘導手段18上に落下す
る。なお、遊技球が誘導手段18上に落下しても、誘導
手段18先端に起立部21が起立しているので、遊技球
がガラスを破損することはない。誘導手段18上に落下
した遊技球は、誘導手段18の上面が僅かに下り傾斜し
ているので、この傾斜により凹室16内の奥に向ってゆ
っくりと転動し、誘導手段18の傾斜下端から球流下板
26上に落下する。球流下板26上に落下した遊技球
は、球流下板26の傾斜により前方に向って転動し、分
別手段28の特別入賞口30か或は一般入賞口31に入
る。しかしながら、上記の様に誘導手段18から直接球
流下板26上に落下した遊技球は、球流下板26上に落
下したとき既に凹室16の左右側壁近くに落下している
ので、その殆どがそのまま球流下板26上の側部を転動
し、分別手段28の左右に開口する一般入賞口31,3
1に入賞する。遊技球が一般入賞口31に入ると、該遊
技球は遊技盤2の裏側に流出して入賞球となり、この入
賞球により賞球排出装置(図示せず)が作動し、パチン
コ機1前面の球供給皿63に所定数の賞球が排出され
る。
【0019】一方、回転している誘導部23の球出入口
25が図5で示すように誘導手段18の貫通部22に臨
んで開口しているとき、運良く遊技球が誘導手段18上
に落下し、この遊技球が球出入口25から誘導部23内
に入ると、この遊技球は、誘導部23内に静かに保留さ
れ、図6で示すように、球出入口25が下方に向いたと
きに球出入口25から球流下板26上に落下する。そし
て、この遊技球は、球流下板26のほぼ中央に落下し且
つ静かに落下するので、球流下板26のほぼ中央を流下
し、高い確率で特別入賞口30に入る。したがって、特
定入賞流路55から流入した遊技球を特別入賞口30に
誘導する確率は、誘導部23の球出入口25の大きさを
適宜に設定したり、誘導部23の回転速度を適宜に調整
して球出入口25から遊技球が入る入り易さを調整する
などにより、パチンコ店の係員が予測できる範囲内に設
定することができる。この様に誘導手段18は、特定入
賞流路55から流入した遊技球の流下方向を所定の率に
近い値で補助的に誘導する機能を有するが、誘導部23
内に入った遊技球が必ず特別入賞口30に入るとは限ら
ないし、誘導部23に入らないで流下した遊技球が特別
入賞口30に入る可能性があるので、常に遊技者に利益
獲得の期待感を抱かせることができるし、実施例では遊
技球が誘導手段18上をゆっくり転動するようにしたの
で、遊技者に一層大きな期待感を持たせることができ
る。
【0020】特別入賞口30に遊技球が入ると、該遊技
球は流路45内を流下し特別検出器46を作動した後遊
技盤2の裏側に入賞球として流出する。したがって、こ
の入賞球により賞球排出装置が球供給皿63に賞球を排
出する。また、特別検出器46が遊技球を検出すると、
該特別検出器46からの信号により電気的制御装置60
が特別入賞口手段33が第1状態から第2状態へ変換す
ることを待機している特別遊技状態に移行する。
【0021】本発明の実施例における特別遊技状態は、
特別検出器46が遊技球を検出することを条件として第
1制御状態から第2制御状態に変換し、特別変換入賞口
57の特別変換入賞検出器59が有効に遊技球を検出し
得る第2制御状態から、特別変換入賞検出器59が遊技
球を検出したことを条件として特別入賞口手段33が開
いて遊技球を入賞し得る第3制御状態に変換し、第3制
御状態に変換してから10秒間が経過するか、或は10
個の遊技球が入賞するかいずれか一方の充足で停止条件
が成立し、この停止条件が例えば8回成立するまで、即
ち特別入賞口手段33が開いてから10秒間経過する
か、或はその間に10個の遊技球が入るまでを1サイク
ルとすると、8サイクルまで繰り返して遊技ができるよ
うにしてある。なお、特別変換入賞口57に遊技球が入
って特別変換入賞検出器59が該遊技球を検出すると、
その都度上記サイクルが更新されるが、特別遊技状態に
おいて遊技球が補助遊技手段12の特別入賞口30に入
賞した場合には、残りサイクル数に拘らず特別遊技状態
をその時点で終了させるようにしてある。更に、本実施
例では、特別変換入賞口57に8個の遊技球が入賞した
場合には、サイクルの更新実効数に拘らず特別遊技状態
をその時点で終了する。
【0022】また、本実施例では上記制御状態の変換を
遊技者に認識させるため、第2制御状態に変換した場合
には補助遊技手段12の発光ダイオード27…の点滅を
第1制御状態のときよりも速くするとともに、補助遊技
手段12の凹室16の設けた発光源20…、特別入賞口
手段33に設けたランプ64、及び遊技盤2の上端に設
けたランプ表示部65を点滅或は点灯する。
【0023】上記ランプ64,65が点滅或は点灯して
いる第2制御状態において、遊技球が運良く特別入賞作
用流路58を通って特別入賞口57に入り、特別変換入
賞検出器59が該遊技球を検出して電気的制御装置60
に信号を伝送すると、電気的制御装置60がソレノイド
39を励磁し、特別入賞口手段33を遊技球が入賞可能
な遊技者にとって有利な第2状態に変換する。なお、特
別変換入賞口57に入った遊技球は、遊技盤2の裏側に
流出して入賞球となり、賞球排出装置を作動する。
【0024】特別入賞口手段33が開いて1サイクル目
の第3制御状態に変換すると、補助遊技手段12の発光
ダイオード27…の全てが同時に点滅するとともに、遊
技領域11の左右に配設したランプ表示器66,66が
点滅或は点灯して遊技者に第3制御状態に変換したこと
を可視表示する。この第3制御状態においては、前記し
たように、遊技球が特別入賞口30に入るとその時点で
特別遊技状態が終了してしまうし、特別変換入賞口57
に次々と遊技球が入ってサイクル更新されても損なの
で、特別入賞口30や特別変換入賞口57に遊技球が入
らないように注意し、出来るだけ特別入賞口手段33に
入るように特別入賞流路56を狙って遊技球の発射操作
を行う。なお、本実施例では、特別変換入賞口57の上
方に、遊技盤前方に傾動可能な扉板35を有する特別入
賞口手段33を配設してあるので、扉板35が前方に傾
動して開いた第3制御状態においては、流下してくる打
球をこの扉板35が受け止めてしまい、特別変換入賞口
57に不必要に次々と打球が入る状態を減少させる様に
している。発射した遊技球が特別入賞流路56を通る
と、これら遊技球の殆どが扉板35上に流下し、これら
遊技球は球通過開口部34を通って流路47,51内に
入り、計数用検出器48を作動した後遊技盤2の裏側に
流出して入賞球となる。計数用検出器48が遊技球を検
出すると、電気的制御装置60にカウント信号を伝送す
る。そして、電気的制御装置60が10個の入賞球をカ
ウントするか、又は第3制御状態に変換してから10秒
間が経過して停止条件が成立すると、電気的制御装置6
0がソレノイド39を消磁して1サイクル目を終了し、
第2制御状態に復帰する。
【0025】そして、復帰した第2制御状態で遊技球が
特別変換入賞口57に入り特別変換入賞検出器59が電
気的制御装置60に信号を伝送すると、電気的制御装置
60が特別入賞口手段33を再度第2状態に変換して2
サイクル目に更新する。
【0026】この様にして、補助遊技手段12の特別入
賞口30に遊技球が入り、上記特別入賞口手段33が第
1状態から第2状態へ変換することを待機している特別
遊技状態が起生されると、特別変換入賞口57に遊技球
が入る度にサイクル更新が行われ、最高8サイクルまで
更新される。但し、補助遊技手段12の特別入賞口30
に再度遊技球が入ってしまったり、特別変換入賞口57
に8個の遊技球が入賞した場合には、サイクルの更新に
拘らずその時点で特別遊技状態が終了する。
【0027】なお、補助遊技手段12の庇部15に設け
たデジタル式第1表示手段67にサイクル更新数を、遊
技盤2左上端に設けたデジタル式第2表示手段68に特
別入賞口手段33への入賞球数を、遊技盤2の右上端に
設けたデジタル式第3表示手段69に特別変換入賞球数
を各々可視表示する。次に補助遊技手段12を上記した
ように作動する電気的制御装置60について説明する。
なお、説明の便宜上、信号をHレベルは「H」、Lレベ
ルは「L」で表わす。
【0028】図8に示す電気的制御装置60の実施例
は、補助遊技手段12の特別検出器46を第1Dフリッ
プフロップ70のT入力側に波形整形回路71を介して
接続し、第1Dフリップフロップ70の反転Q出力側を
D入力側に接続し、Q出力側を効果音発生器72と発振
器73と発光源制御器74に接続する。したがって、第
1Dフリップフロップ70がリセットした状態では反転
Q出力が「H」となり、この「H」がD入力に入力され
ている。
【0029】この状態で遊技球が補助遊技手段12の特
別入賞口30に入ると、特別検出器46がこの遊技球を
検出して第1Dフリップフロップ70のT入力側に
「H」信号を送る。第1Dフリップフロップ70はこの
「H」を受けると、Q出力側からD入力側と同じ信号、
即ち反転Q出力からの「H」信号を出力する。この出力
は、効果音発生器72を作動してスピーカ75から効果
音を発生し、また発光源制御器74と発振器73を作動
して補助遊技手段12の発光ダイオード27…を速い点
滅移動に変えるとともに、補助遊技手段12の凹室16
に設けた発光源20…、特別入賞口手段33に設けたラ
ンプ64、及び遊技盤2の上端に設けたランプ表示部6
5を点滅或は点灯して第2制御状態に変換したことを遊
技者に知らせる。また、この出力は、第1アンドゲート
76の一方の入力側に送られ、特別変換入賞口57に入
った遊技球を特別変換入賞検出器59で検出可能にす
る。
【0030】したがって、この状態で遊技球が特別変換
入賞口57に入り、この遊技球を検出した特別変換入賞
検出器59の信号が波形整形回路77を介して第1アン
ドゲート76の他方の入力側に入力すると、該アンドゲ
ート76のアンドが採れFIFOレジスタ78のSI入
力側に「H」を送る。FIFOレジスタ78は、特別変
換入賞口57に入った遊技球を記憶しておき、この記憶
内容があれば補助遊技手段12が1サイクルを終了する
毎にDOR出力側に接続した第2アンドゲート79と協
働して第2Dフリップフロップ80及び第3Dフリップ
フロップ81等を作動し、補助遊技手段12を次のサイ
クルに移行させるものである。第2アンドゲート79
は、第3Dフリップフロップ81の反転Q出力を一方の
入力とし、出力側が第2Dフリップフロップ80のT入
力側に接続する。第2Dフリップフロップ80は、Q出
力側が遅延回路82に接続し、遅延回路82の出力側が
第2Dフリップフロップ80のリセット側に接続し、第
2Dフリップフロップ80の反転Q出力側が第3Dフリ
ップフロップ81のT入力側に接続する。そして、この
第3Dフリップフロップ81は反転Q出力側が前記した
FIFOレジスタ78のSO入力側に接続し、Q出力側
がドライバを介して特別入賞口手段33のソレノイド3
9と、効果音発生器72と、発光源制御器74と、ラン
プ表示器66の発振器83に接続する。したがって、特
別変換入賞検出器59から波形整形回路77及び第1ア
ンドゲート76を介して「H」がFIFOレジスタ78
のSI入力側に入ると、DOR出力側から「H」が発せ
られ第2アンドゲート79に入る。第2アンドゲート7
9は第3Dフリップフロップ81の反転Q出力を他の入
力としているので、第3Dフリップフロップ81がリセ
ット状態のときは、反転Q出力の「H」とアンドが採
れ、第2フリップフロップのT入力側に「H」のクロッ
ク信号を送る。第2フリップフロップのT入力側にクロ
ック信号が入ると、Q出力側が「H」となり、この
「H」が遅延回路82の入力側に送られる。遅延回路8
2は信号が入ると、その時点から0.5秒後に「H」信
号を第2Dフリップフロップ80のリセット側に送り、
第2Dフリップフロップ80を上記0.5秒だけ遅らせ
てリセットする。第2Dフリップフロップ80がリセッ
トされると、反転Q出力が「H」に変換するので、この
反転Q出力をクロック入力とする第3Dフリップフロッ
プ81が「H」の立ち上りによりセットされ、Q出力側
を「H」に、反転Q出力側を「L」に変換する。したが
って、第3Dフリップフロップ81がセットされ、Q出
力側から「H」が送出されると、効果音発生器72が作
動して前記とは異なる効果音をスピーカ75から発生
し、同時に発光源制御器74が発光ダイオード27…の
全てを同時点滅させる。また、これらの動作と同時にソ
レノイド39が励磁し、特別入賞口手段33を遊技球が
入賞可能な第2状態に変換し、1サイクル目を開始す
る。この様にして特別入賞口手段33が1サイクル目を
開始すると、第3Dフリップフロップ81のQ出力側か
ら「H」を受けた第1カウンタ84が1サイクル目をカ
ウントし、デコーダ85を介して第1表示手段67にサ
イクル数「1」をデジタル表示する。そしてこの第1カ
ウンタ84は第3Dフリップフロップ81のQ出力側が
「H」になる度に、即ち特別入賞口手段33が第1状態
から第2状態に変換する度にカウントし、この回数(サ
イクル数)を特別入賞口手段33の第1表示手段67に
表示する。
【0031】特別入賞口手段33は第2状態に変換する
と停止条件が成立するまで第2状態を維持し、遊技球を
入賞し続ける。そして本実施例では特別入賞口手段33
の計数用検出器48からの信号をカウント入力する第2
カウンタ86に設定した入賞球数、及びタイマー87に
設定した時間のいずれか一方の停止条件が成立したとき
に特別入賞口手段33を第2状態から第1状態に戻し、
当該サイクルを終了させるようにしてある。即ち、サイ
クル継続最長時間10秒を設定したタイマー87の出力
側を微分回路88を介してオアゲート89の一方の入力
側に接続し、該オアゲート89の出力側を第3Dフリッ
プフロップ81のリセット入力側に接続する。また、第
2カウンタ86のQ1出力側とQ3出力側とを第3アン
ドゲート90の入力側に各々接続し、該第3アンドゲー
ト90の出力側を前記したオアゲート89の他方の入力
側に接続する。
【0032】したがって、特別入賞口手段33に遊技球
が次々に入賞し、計数用検出器48,48がこれらの遊
技球を1個宛検出し、波形整形回路91を介して第2カ
ウンタ86に「H」信号を送ると、該カウンタ86が入
賞球数を逐一カウントし、Q0〜Q3出力を順次変換す
る。このため該カウンタ86のQ0〜Q3にデコーダ9
2を介して接続した第2表示手段68に当該サイクルに
おける入賞個数をデジタル表示することができる。そし
て特別入賞口手段33に10個の遊技球が入賞すると、
第2カウンタ86のQ0出力が「L」、Q1出力が
「H」、Q2出力が「L」、Q3出力が「H」、即ち
「10」となり、オアゲート89を介して第3Dフリッ
プフロップ81のリセット入力側に「H」信号が送ら
れ、第3Dフリップフロップ81をリセットして、1サ
イクル目を終了させる。
【0033】一方、特別入賞口手段33に遊技球が10
個入賞する前にタイマー87の設定時間10秒が経過す
ると、タイマー87からの「H」信号がオアゲート89
を介して第3Dフリップフロップ81のリセット入力側
に送られ、特別入賞口手段33への入賞個数に拘らず第
3Dフリップフロップ81がリセットされる。
【0034】第3Dフリップフロップ81がリセットさ
れると、Q出力が「L」に変換するので、各ソレノイド
39が消磁し、各特別入賞口手段33が遊技球を受け入
れ易い第2状態から遊技球を全く受け入れない第1状態
に復帰する。また第3Dフリップフロップ81がリセッ
トされると反転Q出力が「H」に変換するので、この
「H」が第2カウンタ86をリセットするとともに、タ
イマー87をリセットする。
【0035】この状態で特別変換入賞口57に遊技球が
入り特別変換入賞検出器59からの「H」信号がFIF
Oレジスタ78のSI入力側に入ると、前記と同様に第
2Dフリップフロップ80が一旦セットした後僅かに遅
れてリセットし、第3Dフリップフロップ81が再度セ
ット状態となる。したがって、特別入賞口手段33が再
度第2状態に変換し、2サイクル目に更新され、同時に
第1表示手段67が2サイクル目である旨を可視表示す
る。
【0036】このようして特別入賞口手段33は、タイ
マー87に設定した「10秒」、或は第2カウンタ86
に設定した「10個」という停止条件が成立する度に球
を受け入れ易い第2状態から受け入れない第1状態に復
帰し、特別変換入賞口57に遊技球が入ることを条件と
して次のサイクルに更新される。
【0037】特別変換入賞検出器59は、特別遊技が行
われている間継続して、即ち、第1Dフリップフロップ
70がセット状態を維持する限り、特別変換入賞口57
に入った遊技球を検出してFIFOレジスタ78のSI
入力側にサイクル開始信号を送る。FIFOレジスタ7
8は、特別変換入賞検出器59からの信号を記憶し、こ
の記憶内容が用尽されるまで、即ちSO入力側におい
て、第3Dフリップフロップ81がセットされ反転Q出
力が「H」から「L」に変換する時の立ち上りの数と、
SI入力側への「H」信号数とが一致するまでDOR出
力側を「H」に維持する。
【0038】FIFOレジスタ78のDOR出力側が
「H」を維持すると、第2アンドゲート79の一方の入
力側が「H」となる。この第2アンドゲート79は、他
方の入力側が第3Dフリップフロップ81の反転Q出力
側に接続しているので、第3Dフリップフロップ81が
セット状態からリセット状態に変換したときに、即ち特
別入賞口手段33が或るサイクルを終了して第2状態か
ら第1状態に復帰したとき開き、第2Dフリップフロッ
プ80がセットすると、遅延回路82の時間だけ遅れて
直ちにリセット状態に復帰し、前記と同様第3Dフリッ
プフロップ81をセットして、特別入賞口手段33を再
度球が入り易い第2状態に変換し、次のサイクルに更新
する。
【0039】なお、ソレノイド39が消磁するとFIF
Oレジスタ78の記憶内容により第2Dフリップフロッ
プ80が直ちに特別入賞口手段33のサイクル更新を行
うべく始動するが、遅延回路82により第3Dフリップ
フロップ81のセット時間、即ちソレノイド39の再励
磁を遅延させているので、特別入賞口手段33の扉板3
5がスプリング41等に付勢で球通過開口部34を閉じ
るだけの時間を確保することができる。したがって、特
別入賞口手段33は、扉板35を一旦確実に閉じてから
再度開き、節度をもってサイクルの更新を行う。そして
特別入賞口手段33が実際に球の受け入れ状態を変換す
ると、即ちサイクルが更新されると、第1カウンタ84
が第3Dフリップフロップ81のQ出力をカウントする
ので、遊技を行ったサイクル数(遊技中のものを含む)
を第1表示手段67に可視表示することができる。
【0040】また特別入賞口手段33が実行したサイク
ル数と、特別変換入賞口57に入った球数とは、遊技途
中においては必ずしも一致せず、特別変換入賞口57に
入った球数が多くなる場合が多い。そこで図面の実施例
では特別変換入賞口57の特別変換入賞検出器59から
の検出信号「H」を第3カウンタ93によりカウント
し、このカウント値をデコーダ94を介して接続した第
3表示手段69にデジタル表示する。したがって、第3
表示手段69は、特別入賞口手段33のサイクル実行数
に拘らず、当該特別遊技状態において特別変換入賞口5
7に入った球数、換言すれば更新し得るサイクル数を可
視表示する。
【0041】特別変換入賞口57に遊技球が入り続ける
限り特別入賞口手段33のサイクルを無制限に更新した
のでは、健全な遊技とならないし、パチンコ店に大きな
損害を与える。したがって、一回の特別遊技当りのサイ
クル数を制限する必要がある。そこで本実施例では8サ
イクル目まで更新できるようにするため、前記第3カウ
ンタ93のQ3出力側を遅延回路95を介して第1Dフ
リップフロップ70のリセット入力側に接続する。した
がって、特別変換入賞口57に7個の遊技球が入ると特
別入賞口手段33がこの7個の入賞にもとづいて7サイ
クル目までの更新を行うことができ、8個目の遊技球が
特別入賞口30に入ると、この8個目の入賞にもとづい
て第3カウンタ93のQ3出力が「H」に変換して第1
Dフリップフロップ70をリセットするので、第1アン
ドゲート76の一方の入力を「L」にする。このため特
別入賞口手段33は8サイクル目まで更新できるが9サ
イクル目に移行することがない。なお、第3カウンタ9
3のQ3出力側と第1Dフリップフロップ70のリセッ
ト入力側との間に遅延回路95を入れてあるので、特別
入賞口手段33を8サイクル目に確実に更新された後に
第1Dフリップフロップ70をリセットさせることがで
きる。
【0042】また特別変換入賞口57に入った遊技球
の数により特別遊技状態の終了条件を成立させるように
してあるので、この特別遊技状態終了条件が成立した場
合には特別入賞口手段33のサイクル更新実行数に拘ら
ず第1Dフリップフロップ70がリセットして特別遊技
状態を強制的に終了させることができる。更に、第1D
フリップフロップ70のD入力側に反転Q出力を接続し
てあるので、第1Dフリップフロップ70がセットされ
て特別遊技状態が起生された後、補助遊技手段12の開
口部に入った遊技球が特別入賞口30に分別されると、
特別検出器46からの信号によりQ出力がD入力側と同
じレベルの信号、即ち反転Q出力からの「L」となる。
したがって第1Dフリップフロップ70の反転Q出力側
からの「H」によりFIFOレジスタ78、第1カウン
タ84、及び第3カウンタ93がリセットされ、FIF
Oレジスタ78の記憶内容の有無に拘らず特別遊技状態
を当該サイクルで終了させる。
【0043】すなわち、上記第1Dフリップフロップ7
0は、そのQ出力が「H」である特別遊技状態起生中
に、特別検出器46よりの特別球検出信号をT入力に受
けることに基づいてQ出力を「L」に反転させると共
に、第3カウンタ93が所定数を計数することでリセッ
トされることに基づいてQ出力を「L」に反転させるよ
うに構成したので、「特別遊技状態起生手段によって起
生された特別遊技状態起生中において、再び特別遊技状
態起生条件が達成されるか、上記最大回数制限手段によ
る駆動制御手段の最大繰り返し駆動回数の制限が実行さ
れるか、何れか最先の条件が満たされることに基づい
て、特別遊技状態を終了させる特別遊技状態終了手段」
としての機能を第1Dフリップフロップ70に付加する
ことができるのである。
【0044】この様に本実施例では補助遊技手段12に
入った遊技球が特別入賞に分別されて特別遊技状態の権
利を獲得したとしても、その後の入賞態様の如何により
利益の大きさが異なる。したがって、遊技者は、特別遊
技状態起生後は補助遊技手段12の中央開口部14に遊
技球が入らないように注意しながら、尚且つ先ずは特別
変換入賞口57を狙って遊技球の発射操作を行い、特別
変換入賞口57に入ったならば開放された特別入賞口手
段33,33に出来るだけ多くの遊技球が入るように発
射操作し、特別入賞口手段33,33が閉じたならばサ
イクル更新を行うべく特別変換入賞口57,57だけを
狙って発射操作を行い、特別遊技状態の特典を出来る限
り活用する。この様に、遊技者は遊技の進行状況に応じ
て遊技でき、パチンコ遊技本来の楽しさを満喫すること
ができる。上記において、特別変換入賞検出器59,5
9は特別変換入賞検出手段に相当し、補助遊技手段1
2,特別検出器46,第1Dフリップフロップ70等は
特別入賞口手段33が第1状態から第2状態へ変換する
ことを待機している特別遊技状態を起生する特別遊技状
態起生手段に相当し、第3Dフリップフロップ81,第
2カウンタ86,タイマー87等は特別入賞口手段を予
め設定された規定による第2状態に変換する駆動制御手
段に相当し、第3カウンタ93等は駆動制御手段の繰り
返し駆動回数を予め設定されている最大値をもって制限
する最大回数制限手段に相当し、FIFOレジスタ78
等は駆動制御手段を繰り返し順次駆動させる繰り返し駆
動指令信号発生手段に相当している。
【0045】なお、上記実施例においては特別入賞口手
段33を補助遊技手段12と一体に設けたが、この特別
入賞口手段33は、例えば遊技領域11の下方部分に配
置するなど、補助遊技手段12から離隔して別個に設け
てもよい。
【0046】また、特別変換入賞口57は、上記実施例
では遊技領域11の下方部分に配設したが、補助遊技手
段12の分別手段28の入賞口を特別変換入賞口57と
してもよい。この場合には、補助遊技手段12の裏基板
の流路に特別変換入賞検出器59を設け、特別変換入賞
口57に入った遊技球を検出して信号を電気的制御装置
60に送るようにする。さらに、特別遊技状態起生手段
を構成している補助遊技手段12は実施例のものに限定
されることなく、例えば可変表示装置を組み合わせて構
成することもできる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、
別遊技状態起生手段によって起生され、特別遊技状態終
了手段によって終了させられるまでの特別遊技状態起生
中においては、特別変換入賞口へ遊技球が入賞して特別
変換入賞検出手段がこれを検出すると特別入賞口手段が
予め設定された規定にもとづく第2状態に変換されると
ともに、この検出信号が出力される毎に順次計数され
て、最大回数制限手段の予め設定している最大値を以て
特別遊技状態における駆動制御手段の繰り返し駆動回数
を制限するようにしたので、各特別遊技状態での実際に
特別入賞口手段が第2状態に変換される回数が遊技者の
遊技技量に反映して遊技者の獲得利益量が変動し、この
特別遊技状態の起生中において、遊技者は少しでも多く
の利益を獲得しようと遊技技量を発揮し、遊技意欲及び
緊張感の持続する遊技内容とすることができる。また、
特別遊技状態において遊技者の獲得利益量を変動可能と
したことにより、遊技店側では毎回一定の大きな不利益
を被ることがなくなり、特別遊技状態を比較的に多く起
生させるように設定することができて、より多くの遊技
者に公平にサービスをすることができる。更に、この特
別遊技状態の起生中において、最大回数制限手段の計数
した計数値が予め設定されている最大値以下であること
を条件に、繰り返し駆動指令信号発生手段の記憶値にも
とづく駆動指令出力により駆動制御手段が駆動停止する
毎に該駆動制御手段を繰り返し駆動させて、特別入賞口
手段が第2状態に連続的に変換するようにしたので、パ
チンコ遊技特有のスランプ状態に陥って遊技球を特別変
換入賞口になかなか入賞させられない場合が発生して
も、遊技者は繰り返し駆動指令信号発生手段に記憶値が
あることにより所謂発射遊技球のムダ打ちをすることな
く、特別入賞口手段における第2状態の変換を連続的に
且つ円滑に遂行でき、特別遊技状態起生に見合った賞球
(特別利益)獲得可能なパチンコ機を提供するに至っ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す分解斜視図であ
る。
【図2】本発明の一実施例における遊技盤の構成を示す
正面図である。
【図3】本発明の一実施例における補助遊技手段の構成
を示す分解斜視図である。
【図4】図3における補助遊技手段の断面図である。
【図5】図3における誘導部の球出入口が貫通部に臨ん
だ状態における誘導手段の斜視図である。
【図6】図3における誘導部の球出入口が下方に向いて
誘導部内の遊技球を球流下板上に落下する状態における
誘導手段の斜視図である。
【図7】図3における特別入賞口手段の分解斜視図であ
る。
【図8】本発明の一実施例における電気的制御装置の配
線図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機 2 遊技盤 11 遊技領域 12 補助遊技手段 13 取付基板 14 中央開口部 16 凹室 17 装飾体 18 誘導手段 22 貫通部 23 誘導部 25 球出入口 26 球流下板 28 分別手段 30 特別入賞口 31 一般入賞口 33 特別入賞口手段 34 球通過開口部 35 扉板 46 特別検出器 48 計数用検出器 52 駆動源 55 特定入賞流路 56 特別入賞流路 57 特別変換入賞口 58 特別入賞作用流路 59 特別変換入賞検出器 60 電気的制御装置 61 発射操作部 62 打球発射部 70 第1フリップフロップ 81 第3フリップフロップ 86 第2カウンタ 87 タイマー 93 第3カウンタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技領域を形成した遊技盤と、 上記遊技領域に設けられて、遊技者にとって不利な第1
    状態と遊技者にとって有利な第2状態とに変換可能な特
    別入賞口手段と、 上記遊技領域に設けられて、遊技球が入賞可能な特別変
    換入賞口と、 上記特別変換入賞口へ入賞した遊技球を検出する特別変
    換入賞検出手段と、予め定めた特別遊技状態起生条件が達成されることに基
    づいて、 特別入賞口手段が第1状態から第2状態へ変換
    することを待機している特別遊技状態を起生する特別遊
    技状態起生手段と、 上記特別遊技状態起生手段により特別遊技状態が起生さ
    れていることを条件に、上記特別変換入賞検出手段から
    の検出信号にもとづいて上記特別入賞口手段を予め設定
    された規定による第2状態に変換する駆動制御手段と、 上記特別遊技状態における上記駆動制御手段が繰り返し
    て駆動される回数を、上記特別変換入賞検出手段からの
    検出信号を計数した数値が予め設定されている最大値を
    以て制限する最大回数制限手段と、 上記最大回数制限手段が計数した計数値が予め設定され
    ている最大値以下であることを条件に、上記特別変換入
    賞検出手段からの検出信号を上記駆動制御手段が駆動中
    であるのにも拘らず順次計数記憶し、該駆動制御手段を
    駆動させる駆動指令信号を駆動制御手段が駆動停止する
    毎に導出して当該駆動制御手段を繰り返し順次駆動させ
    る繰り返し駆動指令信号発生手段と、上記特別遊技状態起生手段によって起生された特別遊技
    状態起生中において、再び特別遊技状態起生条件が達成
    されるか、上記最大回数制限手段による駆動制御手段の
    最大繰り返し駆動回数の制限が実行されるか、何れか最
    先の条件が満たされることに基づいて、特別遊技状態を
    終了させる特別遊技状態終了手段と、 を備えたことを特徴とするパチンコ機。
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JPS58112571A (ja) * 1981-12-28 1983-07-05 株式会社ソフィア パチンコ機

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