JPH0885963A - 下水道施設用マンホールの製造方法 - Google Patents
下水道施設用マンホールの製造方法Info
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- JPH0885963A JPH0885963A JP6221734A JP22173494A JPH0885963A JP H0885963 A JPH0885963 A JP H0885963A JP 6221734 A JP6221734 A JP 6221734A JP 22173494 A JP22173494 A JP 22173494A JP H0885963 A JPH0885963 A JP H0885963A
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Landscapes
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 マンホール用コンクリートブロックの内面に
耐酸性層を形成するマンホールの製造方法に際し、コン
クリートブロックの形態によらず均一な耐酸性層が簡易
に形成でき、しかも既存の成形型枠を使用しても内径規
格に適合したマンホールを形成できる。 【構成】 硬化性樹脂を含浸させ所定厚さに形成された
耐酸性を有する基材10を内型枠17の外周面に貼付け
た後に、外型枠と内型枠により形成された成型空間内に
コンクリート材を投入しすることによって、マンホール
用コンクリートブロックの内面に耐酸性層を形成する。
耐酸性層を形成するマンホールの製造方法に際し、コン
クリートブロックの形態によらず均一な耐酸性層が簡易
に形成でき、しかも既存の成形型枠を使用しても内径規
格に適合したマンホールを形成できる。 【構成】 硬化性樹脂を含浸させ所定厚さに形成された
耐酸性を有する基材10を内型枠17の外周面に貼付け
た後に、外型枠と内型枠により形成された成型空間内に
コンクリート材を投入しすることによって、マンホール
用コンクリートブロックの内面に耐酸性層を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として下水道施設に
設備されるコンクリート製のマンホールの製造方法に関
し、更に詳しくは、耐久性向上のために侵蝕防止用の防
蝕層を内面に形成するコンクリート製マンホールの製造
方法に関する。
設備されるコンクリート製のマンホールの製造方法に関
し、更に詳しくは、耐久性向上のために侵蝕防止用の防
蝕層を内面に形成するコンクリート製マンホールの製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】下水道施設を含む各種の敷設管路の経路
上には、その管路の維持管理のためにマンホールが不可
欠であり、下水道施設用のマンホールには一般にコンク
リート製のものが多用されている。
上には、その管路の維持管理のためにマンホールが不可
欠であり、下水道施設用のマンホールには一般にコンク
リート製のものが多用されている。
【0003】コンクリート製のマンホールはブロックの
単位で工場生産し、成型された複数のコンクリートブロ
ックを接合して大形のマンホールを形成することが行わ
れている。そして、この複数のコンクリートブロックの
接合には、各ブロックの接合部間にエポキシ樹脂を含浸
したスポンジを介在させて接合させる含浸接着工法を採
用して、大形のマンホールでも能率の良い生産が行われ
ている。
単位で工場生産し、成型された複数のコンクリートブロ
ックを接合して大形のマンホールを形成することが行わ
れている。そして、この複数のコンクリートブロックの
接合には、各ブロックの接合部間にエポキシ樹脂を含浸
したスポンジを介在させて接合させる含浸接着工法を採
用して、大形のマンホールでも能率の良い生産が行われ
ている。
【0004】また、工場生産されるマンホール用コンク
リートブロックの成型は、コンクリートを遠心力成型法
またはロール転圧成型法により締め固めて円筒状のコン
クリートブロックを成型する方法と、外型枠と内型枠と
により形成された成型空間内にコンクリートを打設し、
これに振動を与えて締固めを施し、その後脱型すること
により成型する方法があるが、何れの方法でも成型時に
コンクリートを十分締め固めることによって高強度、高
水密性を確保している。
リートブロックの成型は、コンクリートを遠心力成型法
またはロール転圧成型法により締め固めて円筒状のコン
クリートブロックを成型する方法と、外型枠と内型枠と
により形成された成型空間内にコンクリートを打設し、
これに振動を与えて締固めを施し、その後脱型すること
により成型する方法があるが、何れの方法でも成型時に
コンクリートを十分締め固めることによって高強度、高
水密性を確保している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来のコンク
リート製マンホールは、その生産に際してコンクリート
を十分に締め固めることで各分割ブロックはこれが高強
度、高水密性に成型されてはいるが、成型されたマンホ
ールの内面はコンクリート壁面が直接的に露出した状態
に作られている。
リート製マンホールは、その生産に際してコンクリート
を十分に締め固めることで各分割ブロックはこれが高強
度、高水密性に成型されてはいるが、成型されたマンホ
ールの内面はコンクリート壁面が直接的に露出した状態
に作られている。
【0006】そして、近年、下水処理の効率化を図るた
めに下水を圧送することが試みられているが、この場
合、下水管内には酸素補給源がないため、管内が嫌気性
になることにより硫化水素が生成され、それに伴い臭気
の問題が発生するばかりでなく、下水の酸性化により腐
蝕問題が顕在化し、酸腐蝕によりマンホール内面の侵
蝕,破壊が問題となっている。
めに下水を圧送することが試みられているが、この場
合、下水管内には酸素補給源がないため、管内が嫌気性
になることにより硫化水素が生成され、それに伴い臭気
の問題が発生するばかりでなく、下水の酸性化により腐
蝕問題が顕在化し、酸腐蝕によりマンホール内面の侵
蝕,破壊が問題となっている。
【0007】上述の腐蝕問題の対策として、マンホール
の内面に防蝕層を形成することが考えられ、本出願人の
先願(特願平6−3694号)として既に提案されてい
る。
の内面に防蝕層を形成することが考えられ、本出願人の
先願(特願平6−3694号)として既に提案されてい
る。
【0008】この先願においては、マンホールの内面に
耐酸性の塗布層を施すことを提案しているが、成型した
マンホール用コンクリートブロックの内面に塗布層を施
す場合、遠心力成型法またはロール転圧成型法等によっ
て形成されるような円柱のコンクリートブロックの内面
に塗布する際には比較的容易に行えるが、斜壁を有する
ブロックの内面や楕円柱のコンクリートブロックの内面
に塗布により均一な耐酸層を形成することは困難である
という問題が生じた。
耐酸性の塗布層を施すことを提案しているが、成型した
マンホール用コンクリートブロックの内面に塗布層を施
す場合、遠心力成型法またはロール転圧成型法等によっ
て形成されるような円柱のコンクリートブロックの内面
に塗布する際には比較的容易に行えるが、斜壁を有する
ブロックの内面や楕円柱のコンクリートブロックの内面
に塗布により均一な耐酸層を形成することは困難である
という問題が生じた。
【0009】また、十分な腐蝕防止のための防蝕層とし
ては、その層厚を5〜6mmとする必要があることが確
認されているが、成型されたコンクリートブロックの内
面にこのような厚さの層を形成すると、マンホール用コ
ンクリートブロックの内径が層の厚さ分だけ減ずること
になり、マンホールの内径規格に適合しなくなるという
新たな問題も生じる。これを解決するために、形成型枠
の寸法を変更することも考えられるが、新たな設備投資
を要求され経済的でないという問題が派生する。
ては、その層厚を5〜6mmとする必要があることが確
認されているが、成型されたコンクリートブロックの内
面にこのような厚さの層を形成すると、マンホール用コ
ンクリートブロックの内径が層の厚さ分だけ減ずること
になり、マンホールの内径規格に適合しなくなるという
新たな問題も生じる。これを解決するために、形成型枠
の寸法を変更することも考えられるが、新たな設備投資
を要求され経済的でないという問題が派生する。
【0010】本発明は、上述した問題点に対処するため
に提案されたものであり、マンホール用コンクリートブ
ロックの内面に耐酸性層を形成するマンホールの製造方
法に際し、コンクリートブロックの形態によらず均一な
耐酸性層が簡易に形成でき、しかも既存の成形型枠を使
用しても内径規格に適合したマンホールを形成できる下
水道施設用マンホールの製造方法を提供することを目的
とするものである。
に提案されたものであり、マンホール用コンクリートブ
ロックの内面に耐酸性層を形成するマンホールの製造方
法に際し、コンクリートブロックの形態によらず均一な
耐酸性層が簡易に形成でき、しかも既存の成形型枠を使
用しても内径規格に適合したマンホールを形成できる下
水道施設用マンホールの製造方法を提供することを目的
とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による下水道施設用マンホールの製造方法
は、硬化性樹脂を含浸させ所定厚さに形成された耐酸性
を有する基材を内型枠の外周面に貼付けた後に、外型枠
と内型枠により形成された成型空間内にコンクリート材
を投入し、これに振動を与えて締固めを施し、その後脱
型することにより成型されたマンホール用コンクリート
ブロックの内面に耐酸性層を形成することを特徴とする
ものである。
に、本発明による下水道施設用マンホールの製造方法
は、硬化性樹脂を含浸させ所定厚さに形成された耐酸性
を有する基材を内型枠の外周面に貼付けた後に、外型枠
と内型枠により形成された成型空間内にコンクリート材
を投入し、これに振動を与えて締固めを施し、その後脱
型することにより成型されたマンホール用コンクリート
ブロックの内面に耐酸性層を形成することを特徴とする
ものである。
【0012】また、上記の硬化性樹脂を熱硬化性エポキ
シ樹脂とし、上記の耐酸性を有する基材をフェルト又は
スポンジ材として、熱硬化性エポキシ樹脂を含浸させ所
定厚さに形成された耐酸性を有するフェルト又はスポン
ジ材を内型枠の外周面に貼付けた後に、外型枠と内型枠
により形成された成型空間内にコンクリート材を投入
し、これに振動を与えて締固めを施し、その後脱型する
ことにより成型されたマンホール用コンクリートブロッ
クの内面に耐酸性層を形成することを特徴とする。
シ樹脂とし、上記の耐酸性を有する基材をフェルト又は
スポンジ材として、熱硬化性エポキシ樹脂を含浸させ所
定厚さに形成された耐酸性を有するフェルト又はスポン
ジ材を内型枠の外周面に貼付けた後に、外型枠と内型枠
により形成された成型空間内にコンクリート材を投入
し、これに振動を与えて締固めを施し、その後脱型する
ことにより成型されたマンホール用コンクリートブロッ
クの内面に耐酸性層を形成することを特徴とする。
【0013】
【作用】上記のような手段によれば、耐酸性を有するフ
ェルト又はスポンジ等の基材に樹脂を含浸させ内型枠の
外周面に貼付けることによって、樹脂が硬化すると内型
枠の外周に基材の厚さ分の耐酸性層が形成される。した
がって型枠内にコンクリート材が投入されてコンクリー
トブロックが成型されると、コンクリートと内型枠外周
に貼付けられた耐酸性層が一体化し、内面に所定厚さの
耐酸性層を形成したマンホール用コンクリートブロック
が形成される。
ェルト又はスポンジ等の基材に樹脂を含浸させ内型枠の
外周面に貼付けることによって、樹脂が硬化すると内型
枠の外周に基材の厚さ分の耐酸性層が形成される。した
がって型枠内にコンクリート材が投入されてコンクリー
トブロックが成型されると、コンクリートと内型枠外周
に貼付けられた耐酸性層が一体化し、内面に所定厚さの
耐酸性層を形成したマンホール用コンクリートブロック
が形成される。
【0014】この際、基材の厚さによって、形成される
耐酸性層の厚さを設定でき、また樹脂を含浸して内型枠
に貼付けるという簡単な工程を採用しているので、コン
クリートブロックの形態あるいは内型枠の形状によら
ず、簡単に均一な厚さの層を形成することができる。
耐酸性層の厚さを設定でき、また樹脂を含浸して内型枠
に貼付けるという簡単な工程を採用しているので、コン
クリートブロックの形態あるいは内型枠の形状によら
ず、簡単に均一な厚さの層を形成することができる。
【0015】また、上記の手段によって既存の型枠を用
いてコンクリートブロックを形成する場合、内面に形成
された耐酸性層を含んだコンクリートブロックの内径は
規格どおりになり、層形成によってマンホールの内径が
減ずる問題も生じない。
いてコンクリートブロックを形成する場合、内面に形成
された耐酸性層を含んだコンクリートブロックの内径は
規格どおりになり、層形成によってマンホールの内径が
減ずる問題も生じない。
【0016】そして、このように内面に耐酸性層を形成
した複数のマンホール用コンクリートブロックを、互い
に接合することによって、内面に耐酸性層を形成した大
形のマンホールを形成することができ、その際ブロック
間の接合に含浸接着工法を採用することによって、内面
に耐酸性層を形成した大形マンホールを能率良く形成す
ることが可能になる。
した複数のマンホール用コンクリートブロックを、互い
に接合することによって、内面に耐酸性層を形成した大
形のマンホールを形成することができ、その際ブロック
間の接合に含浸接着工法を採用することによって、内面
に耐酸性層を形成した大形マンホールを能率良く形成す
ることが可能になる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の下水道施設用マンホールの製
造方法における実施例を図面を参照して説明する。
造方法における実施例を図面を参照して説明する。
【0018】図1は、本発明の製造法においてマンホー
ル用コンクリートブロックを成型するために使用する型
枠を示す断面図である。図において、符号11は振動機
12を内設した内型枠であり、防振材13に支持された
台板14上に着脱自在に取り付けられている。また符号
15は内型枠11の下部外周に設けた振動リング16に
支持されたリング状のパレットである。さらに符号17
は内型枠11の外周に挿入した外型枠であり、下端をパ
レット15に支持させている。上記振動リング16とパ
レット15、パレット15と外型枠17との接合部はパ
ッキングを介し、気密に且つ分離可能に連結されてい
る。そして、外型枠17と内型枠11並びにパレット1
5により成型空間Sが形成されている。また、符号18
は外型枠17の上端を支持した防振材である。
ル用コンクリートブロックを成型するために使用する型
枠を示す断面図である。図において、符号11は振動機
12を内設した内型枠であり、防振材13に支持された
台板14上に着脱自在に取り付けられている。また符号
15は内型枠11の下部外周に設けた振動リング16に
支持されたリング状のパレットである。さらに符号17
は内型枠11の外周に挿入した外型枠であり、下端をパ
レット15に支持させている。上記振動リング16とパ
レット15、パレット15と外型枠17との接合部はパ
ッキングを介し、気密に且つ分離可能に連結されてい
る。そして、外型枠17と内型枠11並びにパレット1
5により成型空間Sが形成されている。また、符号18
は外型枠17の上端を支持した防振材である。
【0019】図2は、本発明の製造方法に使用する耐酸
性を有する基材を示す説明図である。基材10にはポリ
エステル繊維フェルトあるいはウレタンスポンジが適す
るが、耐酸性を有して樹脂を含浸させて所定の厚さを保
持できる基材であれば代用可能である。そして、基材1
0はマンホール用コンクリートブロックの内面に形成す
る耐酸性層の厚さに応じて設定された厚さtを有するよ
うに形成され、また内型枠の形状に応じて、内型枠の外
周を被うように所定の大きさ,形状に加工される。この
際、基材10を単体で内型枠の外周を被うように加工し
てもよいし、複数の基材を貼合わせて内型枠の外周を被
うように形成してもよい。
性を有する基材を示す説明図である。基材10にはポリ
エステル繊維フェルトあるいはウレタンスポンジが適す
るが、耐酸性を有して樹脂を含浸させて所定の厚さを保
持できる基材であれば代用可能である。そして、基材1
0はマンホール用コンクリートブロックの内面に形成す
る耐酸性層の厚さに応じて設定された厚さtを有するよ
うに形成され、また内型枠の形状に応じて、内型枠の外
周を被うように所定の大きさ,形状に加工される。この
際、基材10を単体で内型枠の外周を被うように加工し
てもよいし、複数の基材を貼合わせて内型枠の外周を被
うように形成してもよい。
【0020】次に、本発明の製造方法におけるマンホー
ル用コンクリートブロックの成型方法をその工程に従っ
て順に説明する。
ル用コンクリートブロックの成型方法をその工程に従っ
て順に説明する。
【0021】まず、図2に示すように所定厚さ,所定形
状に加工された基材10に、熱硬化性エポキシ樹脂等の
硬化性樹脂を含浸させ、その基材10を、図3に示すよ
うに、振動リング16に支持されたパレット15を設け
た内型枠11の外周面に外周を被うように貼付ける。そ
して必要に応じて、基材10とコンクリートとの一体化
を図るため、内型枠11の外周面に貼付けた基材10の
周囲つまりコンクリート打設面に清浄な豆砂利又は粗い
砂をまぶして砂付き加工を施す。この際、基材10に含
浸させる樹脂に硬化促進剤を混入するか、あるいは樹脂
を含浸させた基材10を内型枠17に貼付けた後に基材
10をヒータ等で加熱する等して、短時間で含浸させた
樹脂が硬化するように調整する。
状に加工された基材10に、熱硬化性エポキシ樹脂等の
硬化性樹脂を含浸させ、その基材10を、図3に示すよ
うに、振動リング16に支持されたパレット15を設け
た内型枠11の外周面に外周を被うように貼付ける。そ
して必要に応じて、基材10とコンクリートとの一体化
を図るため、内型枠11の外周面に貼付けた基材10の
周囲つまりコンクリート打設面に清浄な豆砂利又は粗い
砂をまぶして砂付き加工を施す。この際、基材10に含
浸させる樹脂に硬化促進剤を混入するか、あるいは樹脂
を含浸させた基材10を内型枠17に貼付けた後に基材
10をヒータ等で加熱する等して、短時間で含浸させた
樹脂が硬化するように調整する。
【0022】そして次に、基材10が貼付けられた内型
枠17の周囲に、鉄筋,インサート部材あるはステップ
金具等を配設し、更に図1に示すように外型枠17を取
り付ける。そして、内型枠17に内設した振動機12に
より型枠に振動を加えながら成型空間S内にコンクリー
ト材を徐々に投入し、振動によって型枠内のコンクリー
ト材を締め固め、その上端を図示しない加圧盤で押圧し
て仕上げ、成型を終了する。その後加圧盤を退避させ、
脱型すれば、図4に示すような内面に耐酸性層2を形成
したマンホール用コンクリートブロック1が成型され
る。
枠17の周囲に、鉄筋,インサート部材あるはステップ
金具等を配設し、更に図1に示すように外型枠17を取
り付ける。そして、内型枠17に内設した振動機12に
より型枠に振動を加えながら成型空間S内にコンクリー
ト材を徐々に投入し、振動によって型枠内のコンクリー
ト材を締め固め、その上端を図示しない加圧盤で押圧し
て仕上げ、成型を終了する。その後加圧盤を退避させ、
脱型すれば、図4に示すような内面に耐酸性層2を形成
したマンホール用コンクリートブロック1が成型され
る。
【0023】図5は、上述したように成型されたマンホ
ール用コンクリートブロック1を分割ブロックとして、
複数の分割ブロックを互いに接合させて所要規格の大形
コンクリート製マンホールを形成した例である。これに
よって耐酸性層2を内面に有する大形のコンクリート製
マンホールを形成している。
ール用コンクリートブロック1を分割ブロックとして、
複数の分割ブロックを互いに接合させて所要規格の大形
コンクリート製マンホールを形成した例である。これに
よって耐酸性層2を内面に有する大形のコンクリート製
マンホールを形成している。
【0024】また上記のマンホール用コンクリートブロ
ックの接合に際しては、図6に示すように、互いに対向
する接合面同士に形成した凹部1aと凸部1bとの間
に、エポキシ樹脂を含浸したウレタンスポンジ20が介
在されていて、互いに接合するブロックの重みにより含
浸樹脂がスポンジ20より絞り出されて各ブロックが相
互に接着される。この接着工法(含浸接着工法)を採用
することで、大形のマンホールにおいても生産の効率化
が図れ、耐酸性層を内面に有する大形のコンクリート製
マンホールの形成も有効である。
ックの接合に際しては、図6に示すように、互いに対向
する接合面同士に形成した凹部1aと凸部1bとの間
に、エポキシ樹脂を含浸したウレタンスポンジ20が介
在されていて、互いに接合するブロックの重みにより含
浸樹脂がスポンジ20より絞り出されて各ブロックが相
互に接着される。この接着工法(含浸接着工法)を採用
することで、大形のマンホールにおいても生産の効率化
が図れ、耐酸性層を内面に有する大形のコンクリート製
マンホールの形成も有効である。
【0025】
【発明の効果】本発明による下水道施設用マンホールの
製造方法は上記のように構成されるので、次に記載する
効果を奏する。
製造方法は上記のように構成されるので、次に記載する
効果を奏する。
【0026】(1)マンホールの内面のコンクリート壁
面に耐酸性層を形成することで、マンホール内を流れる
下水が酸性化しても酸腐蝕に対してマンホール内面の侵
蝕,破壊が防止されてマンホールの耐久性を向上でき
る。
面に耐酸性層を形成することで、マンホール内を流れる
下水が酸性化しても酸腐蝕に対してマンホール内面の侵
蝕,破壊が防止されてマンホールの耐久性を向上でき
る。
【0027】(2)硬化性樹脂を含浸させ所定厚さに形
成された耐酸性を有する基材を内型枠の外周面に貼付け
た後に、外型枠と内型枠により形成された成型空間内に
コンクリート材を投入し、これに振動を与えて締固めを
施し、その後脱型することにより成型されたマンホール
用コンクリートブロックの内面に耐酸性層を形成するこ
とにより、基材の厚さによって、形成される耐酸性層の
厚さを設定でき、また樹脂を含浸して内型枠に貼付ける
という簡単な工程を採用しているので、コンクリートブ
ロックの形態あるいは内型枠の形状によらず、簡単に均
一な厚さの層を形成することができる。
成された耐酸性を有する基材を内型枠の外周面に貼付け
た後に、外型枠と内型枠により形成された成型空間内に
コンクリート材を投入し、これに振動を与えて締固めを
施し、その後脱型することにより成型されたマンホール
用コンクリートブロックの内面に耐酸性層を形成するこ
とにより、基材の厚さによって、形成される耐酸性層の
厚さを設定でき、また樹脂を含浸して内型枠に貼付ける
という簡単な工程を採用しているので、コンクリートブ
ロックの形態あるいは内型枠の形状によらず、簡単に均
一な厚さの層を形成することができる。
【0028】(3)また、上述のような耐酸性層を内面
に形成したマンホール用コンクリートブロックの形成
を、既存の型枠を用いて行うことによって、内面の耐酸
性層を含んだコンクリートブロックの内径は規格どおり
になり、層形成によってマンホールの内径が減ずるとい
う問題も生じない。
に形成したマンホール用コンクリートブロックの形成
を、既存の型枠を用いて行うことによって、内面の耐酸
性層を含んだコンクリートブロックの内径は規格どおり
になり、層形成によってマンホールの内径が減ずるとい
う問題も生じない。
【0029】(4)上述のように形成されたマンホール
用コンクリートブロックを、分割ブロックとして複数の
ブロックを接合することによって、内面に耐酸性層を形
成した大形のマンホールを形成することができ、その際
ブロック間の接合に上述の含浸接着工法を採用すること
によって、内面に耐酸性層を形成した大形マンホールを
能率良く形成することが可能になる。
用コンクリートブロックを、分割ブロックとして複数の
ブロックを接合することによって、内面に耐酸性層を形
成した大形のマンホールを形成することができ、その際
ブロック間の接合に上述の含浸接着工法を採用すること
によって、内面に耐酸性層を形成した大形マンホールを
能率良く形成することが可能になる。
【図1】本発明の実施例においてマンホール用コンクリ
ートブロックを成型するために使用する型枠を示す断面
図である。
ートブロックを成型するために使用する型枠を示す断面
図である。
【図2】本発明の実施例に使用する耐酸性を有する基材
を示す説明図
を示す説明図
【図3】本発明の実施例における一工程を示す説明図。
【図4】本発明の実施例によって形成されたマンホール
用コンクリートブロックを一部縦断した側面図。
用コンクリートブロックを一部縦断した側面図。
【図5】本発明の実施例によって形成されたコンクリー
ト製マンホールの断面図。
ト製マンホールの断面図。
【図6】分割ブロックとして成型されたマンホール用コ
ンクリートブロックの接合部を分離した状態で示す斜視
図。
ンクリートブロックの接合部を分離した状態で示す斜視
図。
1 マンホール用コンクリートブロック 2 耐酸性層 3 ステップ金具 10 耐酸性を有する基材 11 内型枠 12 振動機 13 防振材 14 台板 15 パレット 16 防振リング 17 外型枠 18 防振材 20 エポキシ樹脂を含振させたウレタンスポンジ
Claims (2)
- 【請求項1】 硬化性樹脂を含浸させ所定厚さに形成さ
れた耐酸性を有する基材を内型枠の外周面に貼付けた後
に、外型枠と内型枠により形成された成型空間内にコン
クリート材を投入し、これに振動を与えて締固めを施
し、その後脱型することにより成型されたマンホール用
コンクリートブロックの内面に耐酸性層を形成すること
を特徴とする下水道施設用マンホールの製造方法。 - 【請求項2】 熱硬化性エポキシ樹脂を含浸させ所定厚
さに形成された耐酸性を有するフェルト又はスポンジ材
を内型枠の外周面に貼付けた後に、外型枠と内型枠によ
り形成された成型空間内にコンクリート材を投入し、こ
れに振動を与えて締固めを施し、その後脱型することに
より成型されたマンホール用コンクリートブロックの内
面に耐酸性層を形成することを特徴とする下水道施設用
マンホールの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6221734A JPH0885963A (ja) | 1994-09-16 | 1994-09-16 | 下水道施設用マンホールの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6221734A JPH0885963A (ja) | 1994-09-16 | 1994-09-16 | 下水道施設用マンホールの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0885963A true JPH0885963A (ja) | 1996-04-02 |
Family
ID=16771416
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6221734A Pending JPH0885963A (ja) | 1994-09-16 | 1994-09-16 | 下水道施設用マンホールの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0885963A (ja) |
-
1994
- 1994-09-16 JP JP6221734A patent/JPH0885963A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040225 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040227 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040629 |