JPH09146235A - ハロゲン化銀カラー写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀カラー写真感光材料

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JPH09146235A
JPH09146235A JP8222294A JP22229496A JPH09146235A JP H09146235 A JPH09146235 A JP H09146235A JP 8222294 A JP8222294 A JP 8222294A JP 22229496 A JP22229496 A JP 22229496A JP H09146235 A JPH09146235 A JP H09146235A
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JP8222294A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Hoshino
裕之 星野
Nobuo Kubo
伸夫 久保
Satomi Kawabe
里美 川邉
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 高感度で且つ色再現性に優れたハロゲン化銀
カラー写真感光材料の提供。 【解決手段】 1.下記一般式〔I〕及び/又は〔II〕
から選ばれる化合物を少なくとも1種を含有し、且つ、
下記一般式〔III〕で表される化合物を含有するハロゲ
ン化銀カラー写真感光材料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はハロゲン化銀カラー
写真感光材料(以下、単に感光材料ともいう)に関し、
更には高感度で色再現性に優れたハロゲン化銀カラー写
真感光材料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンベンショナルハロゲン化銀カ
ラー写真感光材料は露光後、発色現像処理をする事によ
りパラフェニレンジアミン系発色現像主薬の酸化体とカ
プラーが反応し色素が形成され、それにより色画像が形
成される。
【0003】一般にこの写真方法においては減色法によ
る色再現が使われ、イエロー、マゼンタ、シアンの色画
像が形成される。
【0004】マゼンタ色素形成カプラー(マゼンタカプ
ラー)としては、ピラゾロン系、ピラゾリノベンツイミ
ダゾール系、インダノン系等が知られているが、中でも
種々の5−ピラゾロン誘導体が従来広く使用されてき
た。
【0005】上記、5−ピラゾロン誘導体の5−ピラゾ
ロン環3位の置換基としては、例えばアルキル基、アリ
ール基、米国特許第2,439,098号記載のアルコ
キシ基、同2,369,489号、同2,600,78
8号等に記載のアシルアミノ基、同3,558,319
号記載のウレイド基などが用いられている。しかしなが
ら、以上のカプラーは現像主薬の酸化体とのカップリン
グ活性が低く高濃度のマゼンタ色画像を得にくいこと
や、発色現像により得られるマゼンタ色画像の青色光領
域における2次吸収が大きい、主吸収の長波側の切れが
悪いなどの欠点があった。
【0006】また、米国特許第2,311,081号、
同3,677,764号、同3,684,514号、英
国特許第956,261号、同1,173,513号等
に記載の3−アニリノ−5−ピラゾロン系カプラーは、
カップリング活性が高く高発色であり、赤色光領域の不
要な吸収が小さいなどの利点を有している。しかし、こ
れら従来知られている3−アニリノ−5−ピラゾロン系
カプラーは主吸収が比較的短波にあるため、カラーネガ
ハロゲン化銀写真感光材料に用いた場合プリント色再現
性を悪化させる。
【0007】以上の様な欠点を改良する目的で種々の検
討がなされてきており、例えば、特開昭52−8002
7号には1−ペンタハロゲノフェニル−3−アニリノ−
5−ピラゾロン系カプラーが提案されている。該カプラ
ーはカップリング活性が高く高発色で、良好な分光特性
を有しているが、ホルマリンガス存在下の保存で発色性
が低下するという欠点を有していた。又、年々高まる感
光材料の高感度の要求に対しても、必ずしも十分とは言
えない。
【0008】一方、ハロゲン化銀カラー写真感光材料の
色再現性、鮮鋭性を改良する手段として、発色現像主薬
の酸化体と反応し現像抑制剤を放出するDIR化合物を
用いることはよく知られている。一般にはDIR化合物
を乳剤層に添加することにより、層間のインターイメー
ジ効果と、層間及び層内のエッジ効果を利用して、色再
現性と鮮鋭性を向上させているのである。
【0009】しかしながら、近年のハロゲン化銀カラー
写真感光材料の高感度化要求にともない使用カプラーの
高速化が達成されるなかで、従来のDIRでは十分な改
良効果が得難いという問題点が生じていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、高感
度で且つ色再現性に優れたハロゲン化銀カラー写真感光
材料を提供する事にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、下
記の構成により達成される。
【0012】1.下記一般式〔I〕及び/又は〔II〕か
ら選ばれる化合物を少なくとも1種を含有し、且つ、下
記一般式〔III〕で表される化合物を含有する事を特徴
とするハロゲン化銀カラー写真感光材料。
【0013】
【化5】
【0014】式中、R11はアルキル基、アルコキシ基、
フェノキシ基、ハロゲン原子を表し、R12はアルキル
基、フェニル基、アルコキシ基、アルコキシカルボニル
基、アリールオキシカルボニル基、カルバモイル基、ス
ルファモイル基を表す。
【0015】R13は水素原子・置換基を表し、n1
1、2、3の整数を表す。Z1は下記一般式で表される
構造を有する現像抑制剤放出基を表す。
【0016】−(Time1)m1−Inh1 (式中、Time1は分子内求核反応、或いは電子移動
反応により抑制剤部分を放出可能なタイミング基を表
し、m1は1、2、3の整数を表す。
【0017】Inh1は現像抑制剤部分を表す。)
【0018】
【化6】
【0019】式中、Vはアリール基を表し、Wはアルキ
ル基を表す。Z2は下記一般式で表される構造を有する
現像抑制剤放出基を表す。
【0020】−(Time2)m2−Inh2 (式中、Time2は分子内求核反応、或いは電子移動
反応により抑制剤部分を放出可能なタイミング基を表
し、m2は1、2、3の整数を表す。Inh2は現像抑制
剤部分を表す。)
【0021】
【化7】
【0022】式中、R31は水素原子若しくは芳香族1級
アミン発色現像主薬の酸化体との反応によって離脱可能
な基を表す。R32はアリール基を表す。R33は置換基を
表しn3は1〜5の整数を表す。n3が2以上のときR33
は同じでも異なっていても良い。
【0023】2.上記、一般式〔I〕のZ1、一般式〔I
I〕のZ2が各々独立に下記構造式(a)〜(d)で表さ
れることを特徴とする前記1記載のハロゲン化銀カラー
写真感光材料。
【0024】
【化8】
【0025】式中、Qa、Qbは電子吸引性基を表し、R
aは水素原子、アルキル基、アリール基を表す。Rb,R
c1はアルキル基、アリール基を表しRc2はハロゲン原
子、アルキル基を表す。mbは0又は1の整数を表す。
Inha、Inhb、Inhc、Inhdは現像抑制剤部分
を表す。
【0026】以下、本発明を詳細に述べる。
【0027】先ず本発明の一般式〔I〕、〔II〕、及び
部分構造式(a)、(b)、(c)、(d)について、
詳細に説明する。
【0028】一般式〔I〕、〔II〕、及び部分構造式
(a)、(b)、(c)、(d)において、R11
12、Ra、Rb、Rc1、Rc2、Wで表されるアルキル基
としては、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イ
ソプロピル基、n−ブチル基、tert−ブチル基、n
−ペンチル基、シクロペンチル基、n−ヘキシル基、シ
クロヘキシル基、n−オクチル基、n−ドデシル基等が
挙げられる。これらのアルキル基は、更にハロゲン原子
(例えば、塩素原子、臭素原子、弗素原子等)、アルコ
キシ基(例えばメトキシ基、エトキシ基、1,1−ジメ
チルエトキシ基、n−ヘキシルオキシ基、n−ドデシル
オキシ基等)、アリールオキシ基(例えばフェノキシ
基、ナフチルオキシ基等)、アリール基(例えばフェニ
ル基、ナフチル基等)、アルコキシカルボニル基(例え
ば、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、n
−ブトキシカルボニル基、2−エチルヘキシルカルボニ
ル基等)、アリールオキシカルボニル基(例えば、フェ
ノキシカルボニル基、ナフチルオキシカルボニル基
等)、アルケニル基(例えば、ビニル基、アリル基
等)、複素環基(例えば2−ピリジル基、3−ピリジル
基、4−ピリジル基、モルホリル基、ピペリジル基、ピ
ペラジル基、ピリミジル基、ピラゾリル基、フリル基
等)、アルキニル基(例えば、プロパギル基等)、アミ
ノ基(例えば、アミノ基、N,N−ジメチルアミノ基、
アニリノ基等)、ヒドロキシ基、シアノ基、スルホ基、
カルボキシル基、スルホンアミド基(例えば、メチルス
ルホニルアミノ基、エチルスルホニルアミノ基、n−ブ
チルスルホニルアミノ基、n−オクチルスルホニルアミ
ノ基、フェニルスルホニルアミノ基等)等によって置換
されていてもよい。
【0029】R11、R12で表されるアルコキシ基として
は、例えばメトキシ基、エトキシ基、ブトキシ基、オク
チルオキシ基、ドデシルオキシ基、イソプロピルオキシ
基、t−ブチルオキシ基、2−エチルヘキシルオキシ基
等が挙げられる。これらの基は、R11、R12で表される
アルキル基及びアルキル基の置換基として示した基によ
って置換することができる。
【0030】R11で表されるアリールオキシ基として
は、例えばフェニルオキシ基、ナフチルオキシ基等が挙
げられる。これらの基は、後述するR13で表される置換
基と同様な基によって置換することができる。
【0031】R11、Rc2で表されるハロゲン原子として
は、例えば塩素原子、臭素原子、沃素原子、弗素原子等
が挙げられる。
【0032】R12で表されるアルコキシカルボニル基と
しては、例えばメトキシカルボニル基、エトキシカルボ
ニル基、イソプロピルオキシカルボニル基、t−ブチル
オキシカルボニル基、2−エチルヘキシルオキシカルボ
ニル基、ドデシルオキシカルボニル基等が挙げられる。
これらの基は、R11、R12で表されるアルキル基及びア
ルキル基の置換基として示した基と同様な基によって置
換することができる。
【0033】R12で表されるアリールオキシカルボニル
基としては、例えばフェニルオキシカルボニル基、ナフ
チルオキシカルボニル基等が挙げられる。これらの基
は、後述するR13で表される置換基と同様な基によって
置換することができる。
【0034】R12で表されるカルバモイル基としては、
例えばメチルカルバモイル基、プロピルカルバモイル
基、t−ブチルカルバモイル基、2−エチルヘキシルカ
ルバモイル基、ペンタデシルカルバモイル基、ジブチル
アミノカルボニル基、N−メチル−N−(2−エチルヘ
キシル)アミノカルボニル基等が挙げられる。これらの
基は、R11、R12で表されるアルキル基及びアルキル基
の置換基として示した基と同様な基によって置換するこ
とができる。
【0035】R12で表されるスルファモイル基として
は、例えばメチルスルファモイル基、プロピルスルファ
モイル基、t−ブチルスルファモイル基、2−エチルヘ
キシルスルファモイル基、ペンタデシルスルファモイル
基、ジブチルアミノスルホニル基、ジオクチルアミノス
ルホニル基、N−メチル−N−(2−エチルヘキシル)
アミノスルホニル基等が挙げられる。これらの基は、R
11、R12で表されるアルキル基及びアルキル基の置換基
として示した基と同様な基によって置換することができ
る。
【0036】V、R12、Ra、Rb、Rc1で表されるアリ
ール基としては、例えばフェニル基、ナフチル基等が挙
げられる。これらの基は、下記R13で表される置換基と
同様な基によって置換することができる。
【0037】R13で表される置換基としては、ベンゼン
環上に置換可能な基なら何でも良いが、例えばアルキル
基(例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イ
ソプロピル基、tert−ブチル基、n−ペンチル基、
シクロペンチル基、n−ヘキシル基、シクロヘキシル
基、n−オクチル基、n−ドデシル基等)、アルケニル
基(例えば、ビニル基、アリル基等)、アルキニル基
(例えば、プロパルギル基等)、アリール基(例えば、
フェニル基、ナフチル基等)、複素環基(例えば、ピリ
ジル基、チアゾリル基、オキサゾリル基、イミダゾリル
基、フリル基、ピロリル基、ピラジニル基、ピリミジニ
ル基、ピリダジニル基、セレナゾリル基、スルホラニル
基、ピペリジニル基、ピラゾリル基、テトラゾリル基
等)、ハロゲン原子(例えば、塩素原子、臭素原子、ヨ
ウ素原子、フッ素原子等)、アルコキシ基(例えば、メ
トキシ基、エトキシ基、プロピルオキシ基、n−ペンチ
ルオキシ基、シクロペンチルオキシ基、n−ヘキシルオ
キシ基、シクロヘキシルオキシ基、n−オクチルオキシ
基、n−ドデシルオキシ基等)、アリールオキシ基(例
えば、フェノキシ基、ナフチルオキシ基等)、アルコキ
シカルボニル基(例えば、メチルオキシカルボニル基、
エチルオキシカルボニル基、n−ブチルオキシカルボニ
ル基、n−オクチルオキシカルボニル基、n−ドデシル
オキシカルボニル基等)、アリールオキシカルボニル基
(例えば、フェニルオキシカルボニル基、ナフチルオキ
シカルボニル基等)、スルホンアミド基(例えば、メチ
ルスルホニルアミノ基、エチルスルホニルアミノ基、n
−ブチルスルホニルアミノ基、n−ヘキシルスルホニル
アミノ基、シクロヘキシルスルホニルアミノ基、n−オ
クチルスルホニルアミノ基、n−ドデシルスルホニルア
ミノ基、フェニルスルホニルアミノ基等)、スルファモ
イル基(例えば、アミノスルホニル基、メチルアミノス
ルホニル基、ジメチルアミノスルホニル基、n−ブチル
アミノスルホニル基、n−ヘキシルアミノスルホニル
基、シクロヘキシルアミノスルホニル基、n−オクチル
アミノスルホニル基、n−ドデシルアミノスルホニル
基、フェニルアミノスルホニル基、ナフチルアミノスル
ホニル基、2−ピリジルアミノスルホニル基等)、ウレ
イド基(例えば、メチルウレイド基、エチルウレイド
基、ペンチルウレイド基、シクロヘキシルウレイド基、
n−オクチルウレイド基、n−ドデシルウレイド基、フ
ェニルウレイド基、ナフチルウレイド基、2−ピリジル
アミノウレイド基等)、アシル基(例えばアセチル基、
エチルカルボニル基、プロピルカルボニル基、n−ペン
チルカルボニル基、シクロヘキシルカルボニル基、n−
オクチルカルボニル基、2−エチルヘキシルカルボニル
基、n−ドデシルカルボニル基、フェニルカルボニル
基、ナフチルカルボニル基、ピリジルカルボニル基
等)、カルバモイル基(例えば、アミノカルボニル基、
メチルアミノカルボニル基、ジメチルアミノカルボニル
基、プロピルアミノカルボニル基、n−ペンチルアミノ
カルボニル基、シクロヘキシルアミノカルボニル基、n
−オクチルアミノカルボニル基、2−エチルヘキシルア
ミノカルボニル基、n−ドデシルアミノカルボニル基、
フェニルアミノカルボニル基、ナフチルアミノカルボニ
ル基、2−ピリジルアミノカルボニル基等)、アミド基
(例えば、アセトアミド基、エチルカルボニルアミノ
基、プロピルアミノカルボニル基、n−ペンチルカルボ
ニルアミノ基、シクロヘキシルカルボニルアミノ基、2
−エチルヘキシルカルボニルアミノ基、n−オクチルカ
ルボニルアミノ基、ドデシルカルボニルアミノ基、ベン
ゾイルアミノ基、ナフチルカルボニルアミノ基等)、ス
ルホニル基(例えば、メチルスルホニル基、エチルスル
ホニル基、n−ブチルスルホニル基、シクロヘキシルス
ルホニル基、2−エチルヘキシルスルホニル基、ドデシ
ルスルホニル基、フェニルスルホニル基、ナフチルスル
ホニル基、2−ピリジルスルホニル基等)、アミノ基
(例えば、アミノ基、エチルアミノ基、ジメチルアミノ
基、n−ブチルアミノ基、シクロペンチルアミノ基、2
−エチルヘキシルアミノ基、n−ドデシルアミノ基、ア
ニリノ基、ナフチルアミノ基、2−ピリジルアミノ基
等)、シアノ基、ニトロ基、カルボキシル基、ヒドロキ
シ基等を表す。これらの基は、R11、R12で表されるア
ルキル基及びアルキル基の置換基として示した基と同様
な基によって置換することができる。
【0038】本発明の一般式〔I〕、〔II〕、及び部分
構造式(a)、(b)、(c)、(d)において、In
a、Inhb、Inhc、Inhdで表される現像抑制剤
としては、例えば5−メルカプトテトラゾール系化合物
(例えば、1−フェニル−5−メルカプトテトラゾー
ル、1−(4−ヒドロキシフェニル)−5−メルカプト
テトラゾール、1−(2−メトキシカルボニルフェニ
ル)−5−メルカプトテトラゾール、1−エチル−5−
メルカプトテトラゾール、1−プロピルオキシカルボニ
ルメチル−5−メルカプトテトラゾール等)、ベンゾト
リアゾール系化合物(例えば、5−(或いは6−)ニト
ロベンゾトリアゾール、5−(或いは6−)フェノキシ
カルボニルベンゾトリアゾール等)、1,3,4−チア
ジアゾール系化合物(例えば、5−メチル−2−メルカ
プト−1,3,4−チアジアゾール、5−(2−メトキ
シカルボニルエチルチオ)−2−メルカプト−1,3,
4−チアジアゾール等)、 1,3,4−オキサジアゾ
ール系化合物(例えば、5−メチル−2−メルカプト−
1,3,4−オキサジアゾール等)、ベンゾチアゾール
系化合物(例えば、2−メルカプトベンゾチアゾール
等)、ベンゾイミダゾール系化合物(例えば、2−メル
カプトベンゾイミダゾール等)、ベンゾオキサゾール系
化合物(例えば、2−メルカプトベンゾオキサゾール
等)、1,2,4−トリアゾール系化合物(例えば、3
−(2−フリル)−5−ヘキシルチオ−1,2,4−ト
リアゾール等)、1,2,3−トリアゾール系化合物
(例えば、4−ヘキシルチオ−1,2,3−トリアゾー
ル、4−ヘキシルオキシカルボニルメチルチオ−1,
2,3−トリアゾール等)等が挙げられる。
【0039】本発明の一般式〔I〕、〔II〕で表される
化合物において、Z1、Z2で表される現像抑制剤放出基
としては、部分構造式(a)で表される構造を有するこ
とが、本発明の効果をより効率的に発現させるので望ま
しい。
【0040】以下に本発明の一般式〔I〕、〔II〕で表
される化合物の代表的な例示化合物を示すが、これらに
限定されない。
【0041】
【化9】
【0042】
【化10】
【0043】
【化11】
【0044】
【化12】
【0045】
【化13】
【0046】
【化14】
【0047】
【化15】
【0048】
【化16】
【0049】
【化17】
【0050】
【化18】
【0051】
【化19】
【0052】
【化20】
【0053】
【化21】
【0054】
【化22】
【0055】
【化23】
【0056】次に、一般式〔III〕について述べる。一
般式〔III〕において、R31は水素原子若しくは芳香族
一級アミン発色現像主薬の酸化体との反応によって離脱
可能な基を表す。R31は省銀化、有害ガス耐性の改良が
可能な点で芳香族一級アミン発色現像主薬の酸化体との
反応によって離脱可能な基が好ましく、アリールチオ基
であることがより好ましい。
【0057】R32はアリール基を表し、例えば、フェニ
ル基、ペンタクロルフェニル基、2,4,6−トリクロ
ルフェニル基、2,5−ジクロルフェニル基、2,4−
ジクロルフェニル基、2,6−ジクロル−4−メチルフ
ェニル基、2,6−ジクロル−4−メタンスルホニルフ
ェニル基、2,6−ジクロル−4−シアノフェニル基、
2,6−ジクロル−4−モルホリノスルホニルフェニル
基、2,4−ジクロル−6−メトキシフェニル基、2,
4−ジクロル−6−メチルフェニル基等が挙げられる。
【0058】本発明の化合物をカラーネガフィルムに用
いる場合には、発色現像主薬の酸化体と反応して得られ
る発色色素の分光吸収波長が好ましい点ではR32はペン
タクロルフェニル基、2,6−ジクロル−4−メタンス
ルホニルフェニル基、2,6−ジクロル−4−シアノフ
ェニル基、2,6−ジクロル−4−モルホリノスルホニ
ルフェニル基であることが好ましい。
【0059】R33は置換基を表し、例えば塩素、臭素、
フッ素等のハロゲン原子、メトキシ、エトキシ等のアル
コキシ基、フェノキシ基等のアリールオキシ基、2,6
−ジクロルベンゾイルアミノ基、2,6−ジメトキシベ
ンゾイルアミノ基、ヘキサデシルスルホニル基等のベン
ゾイルアミノ基、ヘキサデシルスルホニル等のアルキル
スルホニル基、アセチルアミノ基等のアシルアミノ基、
シアノ基、ニトロ基、カルボキシル基、アミノ基、エト
キシカルボニル基等のアルコキシカルボニル基、メチル
基、エチル基、イソプロピル基等のアルキル基等が挙げ
られるが、もちろんこれ以外の一価の置換基であっても
良い。
【0060】発色性や分光吸収波長の点でR33のうち少
なくとも一つの原子、基はハロゲン原子又はアルコキシ
基であることが好ましい。
【0061】以下に本発明の一般式〔III〕で表される
化合物の具体例を示すが、本発明はこれらに限定される
ものではない。
【0062】
【化24】
【0063】
【化25】
【0064】
【化26】
【0065】
【化27】
【0066】
【化28】
【0067】
【化29】
【0068】
【化30】
【0069】本発明に係る一般式〔I〕、〔II〕で表さ
れるDIR化合物はハロゲン化銀1モルあたり1×10
-5〜0.5モル、好ましくは1×10-3〜0.05モル
添加するのが望ましい。これらDIR化合物は感光性層
へ添加しても良く、非感光性層へ添加してもよい。本発
明に係る一般式〔I〕、〔II〕で表されるDIR化合物
をハロゲン化銀カラー写真感光材料に導入するには、後
述する種々の公知分散法により分散して添加すれば良
い。
【0070】本発明に係る一般式〔III〕で表されるカ
プラーは、感光性層へ添加しても良く、非感光性層へ添
加してもよい。本発明に係る一般式〔III〕で表される
カプラーをハロゲン化銀カラー写真感光材料に導入する
には、上記DIR化合物同様、後述する種々の公知分散
法により分散して添加すれば良いが、例えば、公知のジ
ブチルフタレート、トリクレジルホスフェート等の如き
高沸点溶媒と酢酸ブチル、酢酸エチル等の如き低沸点溶
媒の混合液或いは低沸点溶媒のみに、一般式〔I〕又は
〔II〕で表される化合物を単独又は併用して溶解した
後、界面活性剤を含むゼラチン水溶液と混合し、次いで
高速度回転ミキサー、コロイドミル若しくは超音波分散
機を用いて乳化分散させた後、ハロゲン化銀乳剤中に直
接添加する方法を採用することができる。又、上記乳化
分散液をセットし、細断して水洗してからハロゲン化銀
乳剤に添加してもよい。
【0071】上記一般式〔I〕、〔II〕で表されるDI
R化合物と一般式〔III〕で表されるカプラーは同一層
へ添加しても良いし、異なる層に添加しても良く、感色
性は同一でも異なっていても良い。同一層に添加する場
合、個別に分散して添加しても良いし、同時にミックス
して分散し添加しても良い。
【0072】また、本発明においては下記一般式〔IV〕
で表される化合物の少なくとも1種を含有する事によ
り、より効率的に本発明の目的を達成することが出来
る。
【0073】
【化31】
【0074】式中、R41、R42は水素原子、アルキル
基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、複素環
基を表わしR43、R44、R45は置換基を表わす。
【0075】R41とR42、R43とR44、R44とR45はそ
れぞれ環を形成しても良い。
【0076】一般式〔IV〕においてR41、R42で表わさ
れる置換基としては、それぞれ、水素原子、アルキル基
(例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソ
プロピル基、tert−ブチル基、n−ペンチル基、シ
クロペンチル基、n−ヘキシル基、シクロヘキシル基、
n−オクチル基、n−ドデシル基等)、アルケニル基
(例えば、ビニル基、アリル基等)、アルキニル基(例
えば、プロパルギル基等)、アリール基(例えば、フェ
ニル基、ナフチル基等)、複素環基(例えば、ピリジル
基、チアゾリル基、オキサゾリル基、イミダゾリル基、
フリル基、プロリル基、ピラジニル基、ピリミジニル
基、ピリダジニル基、セレナゾリル基、スルホラニル
基、ピペリジニル基、ピラゾリル基、テトラゾリル基
等)が挙げられる。これらの置換基はそれ自体更に置換
基を有してもよい。
【0077】一般式〔IV〕においてR43、R44、R45
表わされる置換基としては、アルキル基(例えば、メチ
ル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、t
ert−ブチル基、n−ペンチル基、シクロペンチル
基、n−ヘキシル基、シクロヘキシル基、n−オクチル
基、n−ドデシル基等)、アルケニル基(例えば、ビニ
ル基、アリル基等)、アルキニル基(例えば、プロパル
ギル基等)、アリール基(例えば、フェニル基、ナフチ
ル基等)、複素環基(例えば、ピリジル基、チアゾリル
基、オキサゾリル基、イミダゾリル基、フリル基、プロ
リル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ピリダジニル
基、セレナゾリル基、スルホラニル基、ピペリジニル
基、ピラゾリル基、テトラゾリル基等)、ハロゲン原子
(例えば、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、フッソ原
子等)、アルコキシ基(例えば、メトキシ基、エトキシ
基、プロピルオキシ基、n−ペンチルオキシ基、シクロ
ペンチルオキシ基、n−ヘキシルオキシ基、シクロヘキ
シルオキシ基、n−オクチルオキシ基、n−ドデシルオ
キシ基等)、アリールオキシ基(例えば、フェノキシ
基、ナフチルオキシ基等)、アルコキシカルボニル基
(例えば、メチルオキシカルボニル基、エチルオキシカ
ルボニル基、n−ブチルオキシカルボニル基、n−オク
チルオキシカルボニル基、n−ドデシルオキシカルボニ
ル基等)、アリールオキシカルボニル基(例えば、フェ
ニルオキシカルボニル基、ナフチルオキシカルボニル基
等)、スルホンアミド基(例えば、メチルスルホニルア
ミノ基、エチルスルホニルアミノ基、n−ブチルスルホ
ニルアミノ基、n−ヘキシルスルホニルアミノ基、シク
ロヘキシルスルホニルアミノ基、n−オクチルスルホニ
ルアミノ基、n−ドデシルスルホニルアミノ基、フェニ
ルスルホニルアミノ基等)、スルファモイル基(例え
ば、アミノスルホニル基、メチルアミノスルホニル基、
ジメチルアミノスルホニル基、n−ブチルアミノスルホ
ニル基、n−ヘキシルアミノスルホニル基、シクロヘキ
シルアミノスルホニル基、n−オクチルアミノスルホニ
ル基、n−ドデシルアミノスルホニル基、フェニルアミ
ノスルホニル基、ナフチルアミノスルホニル基、2−ピ
リジルアミノスルホニル基等)、ウレイド基(例えば、
メチルウレイド基、エチルウレイド基、ペンチルウレイ
ド基、シクロヘキシルウレイド基、n−オクチルウレイ
ド基、n−ドデシルウレイド基、フェニルウレイド基、
ナフチルウレイド基、2−ピリジルアミノウレイド基
等)、アシル基(例えば、アセチル基、エチルカルボニ
ル基、プロピルカルボニル基、n−ペンチルカルボニル
基、シクロヘキシルカルボニル基、n−オクチルカルボ
ニル基、2−エチルヘキシルカルボニル基、n−ドデシ
ルカルボニル基、フェニルカルボニル基、ナフチルカル
ボニル基、ピリジルカルボニル基等)、カルバモイル基
(例えば、アミノカルボニル基、メチルアミノカルボニ
ル基、ジメチルアミノカルボニル基、プロピルアミノカ
ルボニル基、n−ペンチルアミノカルボニル基、シクロ
ヘキシルアミノカルボニル基、n−ドデシルアミノカル
ボニル基、フェニルアミノカルボニル基、ナフチルアミ
ノカルボニル基、2−ピリジルアミノカルボニル基
等)、アミド基(例えば、アセトアミド基、エチルカル
ボニルアミノ基、プロピルカルボニルアミノ基、n−ペ
ンチルカルボニルアミノ基、シクロヘキシルカルボニル
アミノ基、2−エチルヘキシルカルボニルアミノ基、n
−オクチルカルボニルアミノ基、ドデシルカルボニルア
ミノ基、ベンゾイルアミノ基、ナフチルカルボニルアミ
ノ基等)、スルホニル基(例えば、メチルスルホニル
基、エチルスルホニル基、n−ブチルスルホニル基、シ
クロヘキシルスルホニル基、2−エチルヘキシルスルホ
ニル基、ドデシルスルホニル基、フェニルスルホニル
基、ナフチルスルホニル基、2−ピリジルスルホニル基
等)、アミノ基(例えば、アミノ基、エチルアミノ基、
ジメチルアミノ基、n−ブチルアミノ基、シクロペンチ
ルアミノ基、2−エチルヘキシルアミノ基、n−ドデシ
ルアミノ基、アニリノ基、ナフチルアミノ基、2−ピリ
ジルアミノ基等)、シアノ基、ニトロ基、カルボキシル
基、ヒドロキシル基、スルホ基、水素原子等を表わす。
これらの基はR41、R42で表されるアルキル基、及びア
ルキル基の置換基として示したのと同様な基によって置
換することが出来る。
【0078】R41とR42で形成できる環としては、例え
ばピペリジン環、ピロリジン環、モルホリン環、ピロー
ル環、ピペラジン環、チオモルホリン環等が挙げられ
る。R43とR44、R44とR45で形成できる環としては、
例えばベンゼン環、チオフェン環、フラン環、ピロール
環等が挙げられる。
【0079】以下に本発明に好ましく用いられる一般式
〔IV〕で表わされる化合物の具体例を示すが、これらに
限定されるものではない。
【0080】
【化32】
【0081】本発明に好ましく使用される一般式〔IV〕
で表される化合物は、一般式〔III〕で表されるカプラ
ーに対して1重量%以上300重量%以下の範囲で添加
するのが良い。より好ましくは5重量%以上150重量
%以下で添加する。添加する層は一般式〔III〕で表さ
れるカプラーを添加する層と同一でも異なってもよい
が、同一の層に添加することが好ましい。
【0082】一般式〔IV〕で表される化合物は、一般式
〔III〕で表されるカプラー同様、後述する種々の公知
分散法より、感光材料中に導入することができる。一般
式〔IV〕で表される化合物は一般式〔III〕で表される
カプラーと同時に混合分散し、感光材料に添加しても良
いし、カプラーとは別途分散して添加してもよいが、同
時に混合分散して添加するのが望ましい。
【0083】本発明において、ハロゲン化銀乳剤は化学
増感を施したものを用いることができる。本発明におい
て、好ましい化学増感剤として、硫黄増感剤、セレン増
感剤、テルル増感剤が挙げられる。
【0084】硫黄増感剤、セレン増感剤、テルル増感剤
等を用いる化学熟成の温度は、40〜90℃の範囲が好
ましい。より好ましくは、45℃以上80℃以下であ
る。又、pHは4〜9、pAgは6〜9.5の範囲が好
ましい。
【0085】又、硫黄増感剤、セレン増感剤、テルル増
感剤等の使用量は、使用する化合物、ハロゲン化銀粒
子、化学熟成条件等により変わるが、一般にハロゲン化
銀1モル当たり10-8〜10-4モル程度を用いる。又、
添加方法は、使用する化合物の性質に応じて、水又はメ
タノール、エタノールなどの有機溶媒の単独又は混合溶
媒に溶解して添加する方法でも、或いは、ゼラチン溶液
と予め混合して添加する方法でも、特開平4−1407
39号に開示されている方法、即ち、有機溶媒可溶性の
重合体との混合溶液の乳化分散物の形態で添加する方法
でもよい。
【0086】本発明においては、還元増感を併用しても
よい。該還元増感は、ハロゲン化銀粒子の成長途中に施
すのが好ましい。成長途中に施す方法としては、ハロゲ
ン化銀粒子が成長しつつある状態で還元増感を施す方法
だけでなく、ハロゲン化銀粒子の成長を中断した状態で
還元増感を施し、その後に還元増感されたハロゲン化銀
粒子を成長せしめる方法をも含む。
【0087】本発明の感光材料における親水性コロイド
層は、通常はゼラチンを用いるのが有利である。
【0088】ゼラチンには石灰処理ゼラチン、酸処理ゼ
ラチン、Bull.Soc.Sci.Phot.Jap
an.No.16,30頁(1966)に記載されたよ
うな酵素処理ゼラチンの他、ゼラチン誘導体(ゼラチン
に例えば酸ハライド、酸無水物、イソシアナート類、ブ
ロモ酢酸、アルカンサルトン類、ビニルスルホンアミド
類、マレインイミド化合物類、ポリアルキレンオキシド
類、エポキシ化合物類等の種々の化合物を反応させて得
られるもの)が包含される。
【0089】本発明の感光材料の支持体としては、セル
ロースエステルフィルム、ポリエステルフィルム、ポリ
カーボネートフィルム等が好ましく用いられ、特にセル
ローストリアセテートフィルム、ポリエチレンテレフタ
レートフィルム、ポリエチレンナフタレートフィルム、
ポリパラフェニレンテレフタルアミドフィルムが好まし
い。
【0090】本発明の感光材料において、ハロゲン化銀
乳剤は物理熟成、化学熟成及び分光増感を行ったものを
使用する。このような工程で使用される添加剤は、リサ
ーチ・ディスクロージャーNo.17643,No.1
8716及びNo.308119(それぞれ、以下RD
17643,RD18716及びRD308119と略
す)に記載されている。以下に記載箇所を示す。
【0091】
【表1】
【0092】本発明において写真構成層中には、公知の
写真用添加剤が添加される。
【0093】本発明に使用できる公知の写真用添加剤も
前記リサーチ・ディスクロージャーに記載されている。
以下に記載箇所を示す。
【0094】
【表2】
【0095】本発明には種々のカプラーを使用すること
ができ、その具体例は、上記リサーチ・ディスクロージ
ャーに記載されている。以下に関連ある記載箇所を示
す。
【0096】
【表3】
【0097】本発明に使用する添加剤は、RD3081
19XIVに記載されている分散法などにより、添加する
ことができる。
【0098】本発明においては、前述RD17643
28頁,RD18716 647〜8頁及びRD308
119のXVII−K項に記載されているフィルター層や中
間層等の補助層を設けることができる。
【0099】
【実施例】以下に実施例を挙げて、本発明を更に説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0100】実施例1 下引層を施したトリアセチルセルロースフィルム支持体
上に下記に示すような組成の各層を順次支持体側から形
成して多層カラー写真感光材料試料101を作製した。
【0101】添加量は特に記載のない限り1m2当たり
のグラム数を示す。又、ハロゲン化銀とコロイド銀は銀
に換算して示し、増感色素は銀1モル当たりのモル数で
示した。
【0102】 第1層:ハレーション防止層 黒色コロイド銀 0.16 紫外線吸収剤(UV−1) 0.20 高沸点有機溶媒(Oil−1) 0.12 ゼラチン 1.53 第2層:中間層 色汚染防止剤(SC−1) 0.06 高沸点有機溶媒(Oil−2) 0.08 ゼラチン 0.80 第3層:低感度赤感性層 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.38μm,沃化銀含有率8.0モル%) 0.43 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.27μm,沃化銀含有率2.0モル%) 0.15 増感色素(SD−1) 2.8×10-4 増感色素(SD−2) 1.9×10-4 増感色素(SD−3) 1.9×10-4 増感色素(SD−4) 1.0×10-4 シアンカプラー(C−1) 0.56 カラードシアンカプラー(CC−1) 0.021 DIR化合物(D−1) 0.025 高沸点溶媒(Oil−1) 0.49 ゼラチン 1.14 第4層:中感度赤感性層 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.52μm,沃化銀含有率8.0モル%) 0.89 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.38μm,沃化銀含有率8.0モル%) 0.22 増感色素(SD−1) 2.3×10-4 増感色素(SD−2) 1.2×10-4 増感色素(SD−3) 1.6×10-4 シアンカプラー(C−1) 0.45 カラードシアンカプラー(CC−1) 0.038 DIR化合物(D−1) 0.017 高沸点溶媒(Oil−1) 0.39 ゼラチン 1.01 第5層:高感度赤感性層 沃臭化銀乳剤(平均粒径1.00μm,沃化銀含有率8.0モル%) 1.27 増感色素(SD−1) 1.3×10-4 増感色素(SD−2) 1.3×10-4 増感色素(SD−3) 1.6×10-4 シアンカプラー(C−2) 0.20 カラードシアンカプラー(CC−1) 0.034 DIR化合物(D−3) 0.001 高沸点溶媒(Oil−1) 0.57 ゼラチン 1.10 第6層:中間層 色汚染防止剤(SC−1) 0.075 高沸点有機溶媒(Oil−2) 0.095 ゼラチン 1.00 第7層:中間層 ゼラチン 0.45 第8層:低感度緑感性層 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.38μm,沃化銀含有率8.0モル%) 0.64 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.27μm,沃化銀含有率2.0モル%) 0.21 増感色素(SD−4) 7.4×10-4 増感色素(SD−5) 6.6×10-4 マゼンタカプラー(M−1) 0.19 マゼンタカプラー(M−2) 0.49 カラードマゼンタカプラー(CM−1) 0.12 高沸点溶媒(Oil−2) 0.81 ゼラチン 1.89 第9層:中感度緑感性層 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.59μm,沃化銀含有率8.0モル%) 0.76 増感色素(SD−6) 1.5×10-4 増感色素(SD−7) 1.6×10-4 増感色素(SD−8) 1.5×10-4 マゼンタカプラー(M−1) 0.043 マゼンタカプラー(M−2) 0.10 カラードマゼンタカプラー(CM−1) 0.039 DIR化合物(D−2) 0.021 DIR化合物(D−3) 0.002 高沸点溶媒(Oil−2) 0.37 ゼラチン 0.76 第10層:高感度緑感性層 沃臭化銀乳剤(平均粒径1.00μm,沃化銀含有率8.0モル%) 1.46 増感色素(SD−6) 0.93×10-4 増感色素(SD−7) 0.97×10-4 増感色素(SD−8) 0.93×10-4 マゼンタカプラー(M−1) 0.08 マゼンタカプラー(M−2) 0.133 カラードマゼンタカプラー(CM−1) 0.014 高沸点溶媒(Oil−1) 0.15 高沸点溶媒(Oil−2) 0.42 ゼラチン 1.08 第11層:イエローフィルター層 黄色コロイド銀 0.07 色汚染防止剤(SC−1) 0.18 ホルマリンスカベンジャー(HS−1) 0.14 高沸点溶媒(Oil−2) 0.21 ゼラチン 0.73 第12層:中間層 ホルマリンスカベンジャー(HS−1) 0.18 ゼラチン 0.60 第13層:低感度青感性層 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.59μm,沃化銀含有率8.0モル%) 0.073 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.38μm,沃化銀含有率3.0モル%) 0.16 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.27μm,沃化銀含有率2.0モル%) 0.20 増感色素(SD−9) 2.1×10-4 増感色素(SD−10) 2.8×10-4 イエローカプラー(Y−1) 0.89 DIR化合物(D−4) 0.008 高沸点溶媒(Oil−2) 0.37 ゼラチン 1.51 第14層:高感度青感性層 沃臭化銀乳剤(平均粒径1.00μm,沃化銀含有率8.0モル%) 0.95 増感色素(SD−9) 7.3×10-4 増感色素(SD−10) 2.8×10-4 イエローカプラー(Y−1) 0.16 高沸点溶媒(Oil−2) 0.093 ゼラチン 0.80 第15層:第1保護層 沃臭化銀乳剤(平均粒径0.05μm,沃化銀含有率3.0モル%) 0.30 紫外線吸収剤(UV−1) 0.094 紫外線吸収剤(UV−2) 0.10 ホルマリンスカベンジャー(HS−1) 0.38 高沸点溶媒 (Oil−1) 0.10 ゼラチン 1.44 第16層:第2保護層 アルカリ可溶性マット剤(平均粒径2μm) 0.15 ポリメチルメタクリレート(平均粒径3μm) 0.04 滑り剤(WAX−1) 0.02 ゼラチン 0.55 尚、上記の組成物の他に、塗布助剤SU−1、SU−
3、SU−4、分散助剤SU−2、粘度調整剤、安定剤
ST−1、染料AI−1、AI−2、カブリ防止剤AF
−1、重量平均分子量:10,000及び重量平均分子
量:100,000の2種のポリビニルピロリドン(A
F−2)、硬膜剤H−1、H−2及び防腐剤DI−1を
添加した。DI−1の添加量は9.4mg/m2であっ
た。
【0103】上記試料に用いた化合物の構造を以下に示
す。
【0104】
【化33】
【0105】
【化34】
【0106】
【化35】
【0107】
【化36】
【0108】
【化37】
【0109】
【化38】
【0110】
【化39】
【0111】
【化40】
【0112】試料101の第8、9、10層のM−1、
M−2及びM−3、第4、5層のD−1、D−3を、表
4、5の様に置き換えて試料102〜130を作成し
た。
【0113】但し、マゼンタカプラーを置き換える場
合、試料101のM−1とM−2或いはM−1,M−3
のモル数の和の1/2のモル数で各マゼンタカプラーを
置き換えた。又、DIRカプラーを置き換える場合、第
4層は試料101の化合物D−1と等モル置き換え、第
5層は必要に応じて試料101の化合物D−3の等モル
或いは、10倍量モル数の各DIRカプラーと置き換え
た。(置き換えた時の添加量は表4、5中に記載し
た。)マゼンタカプラーに本発明の化合物を用いる場
合、該カプラーの重量の30%に相当する量の化合物IV
−5を必要に応じて同一層に添加した。(化合物IV−5
を添加した試料については表4、5中に記載した。) 又、比較化合物として、下記に示すDIR化合物D−
5,D−6を用いた。
【0114】以上の様にして作成した試料101〜13
0を下記に示す性能評価に応じた露光を与え、以下に示
す処理を実施してその性能を評価した。
【0115】a)写真感度 試料に白色光で階調露光を与え、そのマゼンタ色像の特
性曲線から最小濃度+0.3の濃度を与える露光量の逆
数の対数値を求め、試料101を基準にとってその差
(ΔS)を算出した。ここでΔSの値がプラスに大きい
程高感度である事をしめす。
【0116】b)インターイメージ効果(層間効果) 試料に緑色光で1ルックス・秒の均一露光を与えてか
ら、赤色光で階調露光を与えて処理を行い、シアン濃度
が最小濃度+1.0の濃度を与える露光量のところでの
マゼンタ濃度から、シアンの最小濃度部におけるマゼン
タ濃度を減じた値を色濁り値(ΔDC)として評価し
た。数値が小さいほど、層間効果が大きく色再現上好ま
しい事を表す。結果を表4、5に示す。
【0117】 (処理工程) 工程 処理時間 処理温度 補給量* 発色現像 3分15秒 38±0.3℃ 780ml 漂 白 45秒 38±2.0℃ 150ml 定 着 1分30秒 38±2.0℃ 830ml 安 定 60秒 38±5.0℃ 830ml 乾 燥 60秒 55±5.0℃ − *補充量は感光材料1m2当りの値である。
【0118】 <処理剤の調製> (発色現像液組成) 水 800ml 炭酸カリウム 30g 炭酸水素ナトリウム 2.5g 亜硫酸カリウム 3.0g 臭化ナトリウム 1.3g 沃化カリウム 1.2mg ヒドロキシアミン硫酸塩 2.5g 塩化ナトリウム 0.6g 4−アミノ−3−メチル−N−エチル−N−(β−ヒドロキシエチル) アニリン硫酸塩 4.5g ジエチレンテトラアミン5酢酸 3.0g 水酸化カリウム 1.2g 水を加えて1.0lに仕上げ、水酸化カリウム又は20%硫酸を用いてpH1 0.06に調整する。
【0119】 (発色現像補充液組成) 水 800ml 炭酸カリウム 35g 炭酸水素ナトリウム 3.0g 亜硫酸カリウム 5.0g 臭化ナトリウム 0.4g ヒドロキシアミン硫酸塩 3.1g 4−アミノ−3−メチル−N−エチル−N−(β−ヒドロキシエチル) アニリン硫酸塩 6.3g ジエチレンテトラアミン5酢酸 3.0g 水酸化カリウム 2.0g 水を加えて1.0lに仕上げ、水酸化カリウム又は20%硫酸を用いてpH1 0.18に調整する。
【0120】 (漂白液組成) 水 700ml 1,3−ジアミノプロパン四酢酸鉄(III)アンモニウム 125g エチレンジアミン四酢酸 2g 硝酸ナトリウム 40g 臭化アンモニウム 150g 氷酢酸 40g 水を加えて1.0lに仕上げ、アンモニア水又は氷酢酸を用いてpH4.4に 調整する。
【0121】 (漂白補充液組成) 水 700ml 1,3−ジアミノプロパン四酢酸鉄(III)アンモニウム 175g エチレンジアミン四酢酸 2g 硝酸ナトリウム 50g 臭化アンモニウム 200g 氷酢酸 56g 水を加えて1.0lに仕上げ、アンモニア水又は氷酢酸を用いてpH4.4に 調整する。
【0122】 (定着液処方) 水 800ml チオシアン酸アンモニウム 120g チオ硫酸アンモニウム 150g 亜硫酸ナトリウム 15g エチレンジアミン四酢酸 2g 水を加えて1.0lに仕上げ、アンモニア水又は氷酢酸を用いてpH6.2に 調整する。
【0123】 (定着補充液処方) 水 800ml チオシアン酸アンモニウム 150g チオ硫酸アンモニウム 180g 亜硫酸ナトリウム 20g エチレンジアミン四酢酸 2g 水を加えて1.0lに仕上げ、アンモニア水又は氷酢酸を用いてpH6.5に 調整する。
【0124】 (安定液及び安定補充液処方) 水 900ml p−オクチルフェノール・エチレンオキシド・10モル付加物 2.0g ジメチロール尿素 0.5g ヘキサメチレンテトラミン 0.2g 1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オン 0.1g シロキサン(UCC製L−77) 0.1g アンモニア水 0.5ml 水を加えて1.0lに仕上げ、アンモニア水又は50%硫酸を用いてpH8. 5に調整する。
【0125】
【化41】
【0126】
【表4】
【0127】
【表5】
【0128】表4、5に示した結果から分かる様に、赤
色感光性層のDIRカプラーを本発明のDIRカプラー
に置き換えただけでは、緑色感光性層への層間効果は殆
ど増大せず、むしろ使い方によっては、緑色感光性層感
度の低下を招くことが分かる。
【0129】また、緑色感光性層のカプラーを本発明の
マゼンタカプラーに置き換えただけでは、自層の感度は
上昇するものの、赤色感光性層から受ける層間効果が著
しく低減することも分かる。
【0130】一方、本発明のDIRカプラー、本発明の
マゼンタカプラーを併用した場合にはじめて緑色感光性
層の感度が上昇し、かつ赤色感光性層からの層間効果も
十分である事がわかる。
【0131】DIRカプラーのみを置き換えても、層間
効果は上昇しない事、マゼンタカプラーのみ置き換えた
場合の従来のカプラー系で極端に層間効果が低減する事
を考えると、本発明の構成による効果は驚くべきことで
ある。
【0132】また表4、5の結果より、現像抑制剤放出
基として部分構造式(a)で表される構造をもったDI
R化合物の方が本発明の効果をより効果的に発現される
上で有利である事がわかる。
【0133】また一般式〔III〕においてR31がアリー
ルチオ基であることが、又R31がアリールチオ基の場
合、R32がペンタクロルフェニル基、2,6ジクロル−
4−シアノフェニル基が本発明の効果をより発揮できる
ことが分かる。
【0134】実施例2 試料101の第8、9、10層のM−1、M−2、M−
3、及び第13層のD−4を以下の表6の様に置き換え
て試料201〜218を作成した。
【0135】但し、マゼンタカプラーを置き換える場
合、実施例1同様、試料101のM−1,M−2或いは
M−1,M−3のモル数の和の1/2のモル数で各マゼ
ンタカプラーと置き換え、置き換えた該カプラーの重量
の30%に相当する量の化合物IV−5を同一層に添加し
た。
【0136】DIRカプラーを置き換える場合は、試料
101の化合物D−4と等モル置き換えした。
【0137】又、比較化合物として下記に示すDIR化
合物D−7,D−8を用いた。
【0138】以上の様にして作成した試料201〜21
8を下記に示す性能評価に応じた露光を与え、実施例1
と同様の処理を実施してその性能を評価した。
【0139】a)写真感度 試料に白色光で階調露光を与え、そのマゼンタ色像の特
性曲線から最小濃度+0.3の濃度を与える露光量の逆
数の対数値を求め、試料201を基準にとってその差
(ΔS)を算出した。ここでΔSの値がプラスに大きい
程高感度である事をしめす。
【0140】b)インターイメージ効果(層間効果) 試料に緑色光で1ルックス・秒の均一露光を与えてか
ら、青色光で階調露光を与えて処理を行い、イエロー濃
度が最小濃度+1.0の濃度を与える露光量のところで
のシアン濃度から、イエローの最小濃度部におけるシア
ン濃度を減じた値を色濁り値(ΔDY)として評価し
た。数値が小さいほど、層間効果が大きく色再現上好ま
しい事を表す。結果を表6に示す。
【0141】
【化42】
【0142】
【表6】
【0143】表6の結果より、本発明のマゼンタカプラ
ーを緑色感光性層に、本発明のDIR化合物を青色感光
性層に採用した場合も、緑色感光性層の感度が上昇し、
かつ緑色感光性層自身の他層(青色感光性層)から受け
る層間効果が低下せずに有効であることが分かる。
【0144】
【発明の効果】本発明によるハロゲン化銀カラー写真感
光材料は、高感度で且つ色再現性に優れた効果を有す
る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式〔I〕及び/又は〔II〕から
    選ばれる化合物を少なくとも1種を含有し、且つ、下記
    一般式〔III〕で表される化合物を含有する事を特徴と
    するハロゲン化銀カラー写真感光材料。 【化1】 〔式中、R11はアルキル基、アルコキシ基、フェノキシ
    基、ハロゲン原子を表し、R12はアルキル基、フェニル
    基、アルコキシ基、アルコキシカルボニル基、アリール
    オキシカルボニル基、カルバモイル基、スルファモイル
    基を表す。R13は水素原子、置換基を表し、n1は1、
    2、3の整数を表す。Z1は下記一般式で表される構造
    を有する現像抑制剤放出基を表す。 −(Time1)m1−Inh1 (式中、Time1は分子内求核反応、或いは電子移動
    反応により抑制剤部分を放出可能なタイミング基を表
    し、m1は1、2、3の整数を表す。Inh1は現像抑制
    剤部分を表す。)〕 【化2】 〔式中、Vはアリール基を表し、Wはアルキル基を表
    す。Z2は下記一般式で表される構造を有する現像抑制
    剤放出基を表す。 −(Time2)m2−Inh2 (式中、Time2は分子内求核反応、或いは電子移動
    反応により抑制剤部分を放出可能なタイミング基を表
    し、m2は1、2、3の整数を表す。Inh2は現像抑制
    剤部分を表す。)〕 【化3】 〔式中、R31は水素原子若しくは芳香族1級アミン発色
    現像主薬の酸化体との反応によって離脱可能な基を表
    す。R32はアリール基を表す。R33は置換基を表しn3
    は1〜5の整数を表す。n3が2以上のときR33は同じ
    でも異なっていても良い。〕
  2. 【請求項2】 上記、一般式〔I〕のZ1、一般式〔I
    I〕のZ2が各々独立に下記構造式(a)〜(d)で表さ
    れることを特徴とする請求項1記載のハロゲン化銀カラ
    ー写真感光材料。 【化4】 〔式中、Qa、Qbは電子吸引性基を表し、Raは水素原
    子、アルキル基、アリール基を表す。Rb,Rc1はアル
    キル基、アリール基を表しRc2はハロゲン原子、アルキ
    ル基を表す。mbは0又は1の整数を表す。Inha、I
    nhb、Inhc、Inhdは現像抑制剤部分を表す。〕
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