JPH09277223A - 水硬性無機質成形物の成形装置 - Google Patents

水硬性無機質成形物の成形装置

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JPH09277223A
JPH09277223A JP9562796A JP9562796A JPH09277223A JP H09277223 A JPH09277223 A JP H09277223A JP 9562796 A JP9562796 A JP 9562796A JP 9562796 A JP9562796 A JP 9562796A JP H09277223 A JPH09277223 A JP H09277223A
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JP
Japan
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decompression chamber
hydraulic inorganic
mold
molding
decompression
Prior art date
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Pending
Application number
JP9562796A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Nasu
厚 那須
Hidemasa Susuki
秀雅 須々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Okayama Sekisui Industry Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Okayama Sekisui Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd, Okayama Sekisui Industry Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】品質の安定化が図れ、しかも、維持管理が容易
で、連続作業性に優れた水硬性無機質成形物の成形装置
を提供することを目的としている。 【解決手段】下型3の減圧室31の底面31aをその周
縁から中心に向かって徐々に下降するテーパにし、底面
31aの最低部に減圧手段と繋がれた配管33の一端を
開口させ、この配管33を介して減圧手段によって減圧
室31内を減圧状態にし、上下型2,3内の水硬性無機
質成形材料7中の余剰水分を減圧室31と連通する小孔
32から吸引脱水するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水硬性無機質成形
物の成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】セメント、石膏等の水硬性無機材料と、
水とを主材とし、これらに必要に応じて骨材、補強繊維
等を含む水硬性無機質成形材料を用いて瓦などの建築資
材を成形するために、図3に示すような成形装置100
が用いられている(特開平5−16110号公報等参
照)。
【0003】この成形装置100は、上型200と下型
300とを備え、下型300が内部に減圧室301を有
し、下型300の型面に減圧室301に連通する小孔3
02が多数穿設されている。そして、減圧室301内を
減圧状態にする真空ポンプ(図示せず)等の減圧手段に
接続された配管303の一端が、減圧室301の一側壁
下端に開口している。
【0004】すなわち、この成形装置100は、上型2
00と下型300とを閉合し、上型200に設けられた
注入管201から型内に水硬性無機質成形材料400を
充填するとともに、配管303を介して減圧手段により
減圧室301を減圧状態にして小孔302から型内の水
硬性無機質成形材料400中の余剰水分を脱水すること
によって緻密で強度的に優れた成形物を得ることができ
るようにしている。
【0005】しかし、従来の成形装置100は、配管3
03の開口部が減圧室301の一側壁下端に設けられて
いるので、配管303の開口部の設けられた側の小孔3
02からの吸引圧と、他側壁に近い小孔302からの吸
引圧とを比べると、配管33の開口部との距離が遠いた
め、どうしても他側壁に近い小孔302からの吸引圧の
方が弱くなる。
【0006】したがって、特に、多数個どりを行うよう
な大型の成形装置においては、品質にばらつきがでる恐
れがあるとともに、他側壁に近い小孔302がつまりや
すい。また、このような成形装置100は、通常下型3
00の型面と水硬性無機質成形材料400との間には濾
布が設けられて、水硬性無機質成形材料400ができる
だけ減圧室301に入り込まないようにしているが、水
硬性無機質成形材料400中微粒なものは、どうしても
減圧室301内に入り込んでしまう。
【0007】そして、このようにして減圧室301内に
入り込んだ水硬性無機質成形材料400は、その殆どが
余剰水分とともに、配管303を通って排出されるので
あるが、他側壁側に近い部分は、上述のように吸引圧が
弱いため、水硬性無機質成形材料の残滓401がどうし
ても溜まりやすい。すなわち、従来の成形装置100
は、水硬性無機質成形物の品質安定および成形装置の維
持管理を図るために、小孔302や減圧室301の清掃
を頻繁に行わなければならず、作業性が悪いと言う問題
がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情に鑑みて、品質の安定化が図れ、しかも、維持管理
が容易で、連続作業性に優れた水硬性無機質成形物の成
形装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる水硬性無
機質成形物の成形装置は、このような目的を達成するた
めに、上型と下型とを備え、下型が内部に減圧室を有し
その型面にこの減圧室に連通する小孔が多数穿設されて
いて、減圧室内を減圧して型内の水硬性無機質材料中の
余剰水分を前記小孔から減圧脱水するようになっている
水硬性無機質成形物の成形装置において、前記減圧室の
底面が、その周縁から中心に向かって徐々に下降するテ
ーパになっていて、減圧室とこの減圧室を減圧する減圧
手段とを繋ぐ配管が前記底面の最底部に接続されている
構成とした。
【0010】上記構成において、請求項2のように、減
圧室の底面の上縁部に沿って洗浄水を放水する洗浄水配
管を減圧室内に設けることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
図面を参照しつつ詳しく説明する。図1および図2は、
本発明にかかる水硬性無機質成形物の成形装置の実施の
形態をあらわしている。
【0012】図1および図2に示すように、この成形装
置1は、上型2と下型3とを備えている。上型2と下型
3とは、図2に示すように、閉合することによって内部
に複数のキャビティ4,4,4が形成されるようになっ
ている。
【0013】また、上型2は、各キャビティ4,4,4
の型面に開口する水硬性無機質成形材料7の注入管2
1,21,21が内部に設けられている。下型3は、内
部に減圧室31を備え、各キャビティ4,4,4の型面
に減圧室31と連通する多数の小孔32・・・32が穿
設されている。
【0014】減圧室31は、その底面31aが減圧室3
1の周縁から中心に向かって徐々に下降するテーパにな
っていて、この底面31aの最下端に真空ポンプ(図示
せず)等の減圧手段に繋がる配管33の一端が開口して
いる。また、底面31aの上端縁に沿って洗浄水配管5
が設けられていて、洗浄水配管5に設けられた吐出口か
ら洗浄水51が放水されるようになっている。
【0015】図中、6は伸縮性材料からなる濾布であっ
て、その周縁が下型3の上端縁に沿って固定されてい
る。
【0016】この成形装置1は、以上のようになってお
り、図2に示すように従来の成形装置と同様に上下型
2,3を閉合し、注入管21,21,21から水硬性無
機質成形材料7を各キャビティ4,4,4内に注入する
と、濾布6が水硬性無機質成形材料7の圧力によって下
型3の型面に沿うように伸長する。したがって、水硬性
無機質成形材料7がキャビティ4,4,4内に密に充填
され、キャビティ4形状に賦形される。また、同時に減
圧手段を作動させて配管33を介して減圧室31内を減
圧すると、キャビティ4,4,4内の水硬性無機質成形
材料7中から余剰水分が濾布6越しに小孔32・・・3
2を介して吸引脱水され、所定の賦形物を得ることがで
きる。
【0017】また、この成形装置1は、減圧室31の底
面31aが減圧室31の周縁から中央に向かって徐々に
下降するテーパになっていて、底面31aの最下端に配
管33が開口しているので、減圧室31の中央部の小孔
32へかかる吸引圧と減圧室31の端部の小孔32にか
かる吸引圧とが略同じ圧力となる。すなわち、キャビテ
ィ4内の水硬性無機質成形材料7が、全域において略均
一に吸引脱水されるため、得られる賦形物は、含水率の
バラツキがなくなり、養生硬化させると、緻密で均一な
強度の成形物となる。
【0018】しかも、各小孔32に均一に吸引圧がかか
るため、一部の小孔32のみが頻繁につまるといった問
題がなくなるとともに、余剰水分とともに濾布6および
小孔32を通って水硬性無機質成形材料7の一部が減圧
室31内に入り込んでも、底面31aがテーパになって
いるので、このテーパに沿って水分とともに、底面31
aの最低部まで流れ落ち、配管33を介して水分ととも
に排出され、減圧室31内に殆ど溜まることがない。
【0019】さらに、この成形装置1の場合、底面31
aの上端縁に沿って洗浄水配管5が設けられ、この洗浄
水配管5から放水された洗浄水が底面31aのテーパに
よって底面31aに沿って底面31aの最低部まで流れ
るため、底面31a上がこの洗浄水より水洗され、より
綺麗な状態に保たれる。したがって、成形装置1自体の
維持管理が非常に楽である。
【0020】本発明にかかる水硬性無機質成形物の成形
装置は、上記の実施の形態に限定されない。たとえば、
上記の成形装置1は、多数個の成形物を同時に成形可能
な多数個取り用の成形装置であったが、単数個取りの成
形装置でも構わない。
【0021】
【発明の効果】本発明にかかる水硬性無機質成形物の成
形装置は、以上のように構成されているので、緻密で均
一な成形物を安定して得ることができるとともに、装置
自体の維持管理も容易に行える。したがって、連続作業
性に優れている。
【0022】特に、請求項2のようにすれば、減圧室の
底面をより綺麗に維持管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる成形装置の上型と下型とを開放
した状態の断面図である。
【図2】図1の成形装置の成形時の断面図である。
【図3】従来の成形装置の成形時の断面図である。
【符号の説明】
1 成形装置 2 上型 3 下型 31 減圧室 31a 底面 32 小孔 33 配管 5 洗浄水配管 51 洗浄水 7 水硬性無機質成形材料

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上型と下型とを備え、下型が内部に減圧室
    を有しその型面にこの減圧室に連通する小孔が多数穿設
    されていて、減圧室内を減圧して型内の水硬性無機質材
    料中の余剰水分を前記小孔から減圧脱水するようになっ
    ている水硬性無機質成形物の成形装置において、前記減
    圧室の底面が、その周縁から中心に向かって徐々に下降
    するテーパになっていて、減圧室とこの減圧室を減圧す
    る減圧手段とを繋ぐ配管が前記底面の最底部に接続され
    ていることを特徴とする水硬性無機質成形物の成形装
    置。
  2. 【請求項2】減圧室の底面の上縁部に沿って洗浄水を放
    水する洗浄水配管が減圧室内に設けられている請求項1
    に記載の水硬性無機質成形物の成形装置。
JP9562796A 1996-04-17 1996-04-17 水硬性無機質成形物の成形装置 Pending JPH09277223A (ja)

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