JPH0972411A - 車両用自動変速機の変速制御装置 - Google Patents
車両用自動変速機の変速制御装置Info
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- JPH0972411A JPH0972411A JP7227661A JP22766195A JPH0972411A JP H0972411 A JPH0972411 A JP H0972411A JP 7227661 A JP7227661 A JP 7227661A JP 22766195 A JP22766195 A JP 22766195A JP H0972411 A JPH0972411 A JP H0972411A
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- JP
- Japan
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- shift
- downshift
- gear
- automatic
- vehicle
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 シフト操作装置が重ねて操作されても、最新
の運転状態に合致した適切な復帰条件で自動変速状態へ
復帰させることができる車両用自動変速機の変速制御装
置を提供する。 【解決手段】 多重操作判定手段170により、ダウン
変速保持手段160によるダウンシフトの実行が開始さ
れてから自動復帰手段162による復帰が行われるまで
の間のダウンシフトモード期間に、ダウンシフトスイッ
チ77が多重的に操作されたと判定されると、復帰条件
更新手段172によって、その多重操作判定手段170
によりダウンシフトスイッチ77が多重的に操作された
と判定されたときの車両状態に基づいて、自動変速状態
への復帰条件が更新される。このため、ダウンシフトス
イッチ77が重ねて操作されても、新たにダウンシフト
スイッチ77が操作されたときの車両状態に応じた復帰
条件を用いることができ、最新の運転状態に合致した適
切な復帰条件で自動変速状態へ復帰することができる。
の運転状態に合致した適切な復帰条件で自動変速状態へ
復帰させることができる車両用自動変速機の変速制御装
置を提供する。 【解決手段】 多重操作判定手段170により、ダウン
変速保持手段160によるダウンシフトの実行が開始さ
れてから自動復帰手段162による復帰が行われるまで
の間のダウンシフトモード期間に、ダウンシフトスイッ
チ77が多重的に操作されたと判定されると、復帰条件
更新手段172によって、その多重操作判定手段170
によりダウンシフトスイッチ77が多重的に操作された
と判定されたときの車両状態に基づいて、自動変速状態
への復帰条件が更新される。このため、ダウンシフトス
イッチ77が重ねて操作されても、新たにダウンシフト
スイッチ77が操作されたときの車両状態に応じた復帰
条件を用いることができ、最新の運転状態に合致した適
切な復帰条件で自動変速状態へ復帰することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用自動変速機
の変速制御装置に関する。
の変速制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のギヤ段のうちの所望のギヤ段が選
択される自動変速機と、予め設定された変速線図から実
際の車両の走行状態に基づいてギヤ段を自動的に切り換
える変速制御手段とを備えた車両用自動変速機の変速制
御装置が知られている。そして、そのような自動変速機
の変速制御装置の一種に、ステアリングホイールに設け
たアップシフトスイッチ或いはダウンシフトスイッチを
操作することにより所望のギヤ段を選択できるようにし
たものがある。しかしながら、このような従来の変速制
御装置では、スポーツ性が高められているに過ぎず、手
動ダウン変速に先立って自動変速モードから手動変速モ
ードへ切り換えるための操作、手動ダウン変速の後に手
動変速モードから自動変速モードへ切り換えるための操
作が必要とされることから、手動ダウン変速毎に上記の
モード切換操作が一々必要とされるので、操作が煩雑と
なり、簡易な運転(イージードライブ)感覚が得られな
かった。
択される自動変速機と、予め設定された変速線図から実
際の車両の走行状態に基づいてギヤ段を自動的に切り換
える変速制御手段とを備えた車両用自動変速機の変速制
御装置が知られている。そして、そのような自動変速機
の変速制御装置の一種に、ステアリングホイールに設け
たアップシフトスイッチ或いはダウンシフトスイッチを
操作することにより所望のギヤ段を選択できるようにし
たものがある。しかしながら、このような従来の変速制
御装置では、スポーツ性が高められているに過ぎず、手
動ダウン変速に先立って自動変速モードから手動変速モ
ードへ切り換えるための操作、手動ダウン変速の後に手
動変速モードから自動変速モードへ切り換えるための操
作が必要とされることから、手動ダウン変速毎に上記の
モード切換操作が一々必要とされるので、操作が煩雑と
なり、簡易な運転(イージードライブ)感覚が得られな
かった。
【0003】たとえば、高速道路の追越車線を走行中に
おいて直後を追従走行している車両をやり過ごすために
走行車線へ車線変更するとき、走行車線を走行している
車両の速度に合わせるためにダウン変速を実行してエン
ジンブレーキによる減速を行うような場合には、簡便な
運転操作感覚が要求されるのである。
おいて直後を追従走行している車両をやり過ごすために
走行車線へ車線変更するとき、走行車線を走行している
車両の速度に合わせるためにダウン変速を実行してエン
ジンブレーキによる減速を行うような場合には、簡便な
運転操作感覚が要求されるのである。
【0004】上記に対し、予め設定された変速線図から
実際の車両の走行状態に基づいてギヤ段を自動的に切り
換える変速制御手段を備え、ダウンシフト操作装置が操
作されることによりその変速制御手段により切り換えら
れた自動変速機のギヤ段をそれよりも1段下のギヤ段へ
ダウンシフトさせるとともにその1段下のギヤ段を保持
させる一方、アクセルペダルが操作されると、その1段
下のギヤ段の保持を解除して前記変速制御手段による自
動変速状態へ復帰させる形式の車両用自動変速機の変速
制御装置が提案されている。たとえば、特開昭61−2
28151号公報に記載されたものがそれである。
実際の車両の走行状態に基づいてギヤ段を自動的に切り
換える変速制御手段を備え、ダウンシフト操作装置が操
作されることによりその変速制御手段により切り換えら
れた自動変速機のギヤ段をそれよりも1段下のギヤ段へ
ダウンシフトさせるとともにその1段下のギヤ段を保持
させる一方、アクセルペダルが操作されると、その1段
下のギヤ段の保持を解除して前記変速制御手段による自
動変速状態へ復帰させる形式の車両用自動変速機の変速
制御装置が提案されている。たとえば、特開昭61−2
28151号公報に記載されたものがそれである。
【0005】しかしながら、上記変速制御装置では、自
動変速状態への復帰条件が車両状態に拘わらず一律であ
るため、種々の運転状態に合致した適切な自動変速条件
で復帰できないという問題があった。これに対し、ダウ
ンシフト操作装置が操作されることにより自動変速機の
ギヤ段がそれよりも1段下のギヤ段へダウンシフトさせ
られたときの車両の運転状態に応じて復帰条件を切り換
えることが考えられる。すなわち、ダウンシフト操作装
置が操作されたときの車両状態が、駆動状態であるか非
駆動状態であるか、登坂制御中であるか、或いは降坂制
御中であるかによって自動復帰条件を変更するのであ
る。たとえば、本出願人が先に出願した特願平7−21
5892号の明細書に記載された変速制御装置がそれで
ある。
動変速状態への復帰条件が車両状態に拘わらず一律であ
るため、種々の運転状態に合致した適切な自動変速条件
で復帰できないという問題があった。これに対し、ダウ
ンシフト操作装置が操作されることにより自動変速機の
ギヤ段がそれよりも1段下のギヤ段へダウンシフトさせ
られたときの車両の運転状態に応じて復帰条件を切り換
えることが考えられる。すなわち、ダウンシフト操作装
置が操作されたときの車両状態が、駆動状態であるか非
駆動状態であるか、登坂制御中であるか、或いは降坂制
御中であるかによって自動復帰条件を変更するのであ
る。たとえば、本出願人が先に出願した特願平7−21
5892号の明細書に記載された変速制御装置がそれで
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ダウン
シフト操作装置を備えた車両では、ダウンシフト操作装
置が一旦操作されたときの減速効果が不充分であると、
ダウンシフト操作装置が再度操作される可能性がある。
しかしながら、上記の変速制御装置のように、ダウンシ
フト操作装置が操作されたときの車両状態に応じて復帰
条件が切り換えられる場合においては、ダウン変速保持
手段によるダウンシフトの実行が開始されてから前記自
動復帰手段による復帰が最終的に実行されるまでの間の
ダウンシフトモード期間では、その復帰条件が維持され
るため、上記のようにシフト操作装置が重ねて操作され
る場合には、新たにダウンシフト操作装置が操作された
ときの車両状態に応じた復帰条件を用いることができ
ず、最新の運転状態に合致した適切な復帰条件で自動変
速状態へ復帰することが困難となる可能性があった。
シフト操作装置を備えた車両では、ダウンシフト操作装
置が一旦操作されたときの減速効果が不充分であると、
ダウンシフト操作装置が再度操作される可能性がある。
しかしながら、上記の変速制御装置のように、ダウンシ
フト操作装置が操作されたときの車両状態に応じて復帰
条件が切り換えられる場合においては、ダウン変速保持
手段によるダウンシフトの実行が開始されてから前記自
動復帰手段による復帰が最終的に実行されるまでの間の
ダウンシフトモード期間では、その復帰条件が維持され
るため、上記のようにシフト操作装置が重ねて操作され
る場合には、新たにダウンシフト操作装置が操作された
ときの車両状態に応じた復帰条件を用いることができ
ず、最新の運転状態に合致した適切な復帰条件で自動変
速状態へ復帰することが困難となる可能性があった。
【0007】本発明は以上の事情を背景として為された
ものであり、その目的とするところは、シフト操作装置
が重ねて操作されても、最新の運転状態に合致した適切
な復帰条件で自動変速状態へ復帰させることができる車
両用自動変速機の変速制御装置を提供することにある。
ものであり、その目的とするところは、シフト操作装置
が重ねて操作されても、最新の運転状態に合致した適切
な復帰条件で自動変速状態へ復帰させることができる車
両用自動変速機の変速制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、予め設定された変速
線図から実際の車両の走行状態に基づいてギヤ段を自動
的に切り換える変速制御手段と、ダウンシフト操作装置
が操作されることによりその変速制御手段により切り換
えられた自動変速機のギヤ段をそれよりも1段下のギヤ
段へダウンシフトさせるとともにその1段下のギヤ段を
保持させるダウン変速保持手段と、所定の復帰条件を満
足するとその1段下のギヤ段の保持を解除して前記変速
制御手段による自動変速状態へ復帰させる自動復帰手段
とを備える形式の車両用自動変速機の変速制御装置であ
って、(a) 前記ダウンシフト操作装置が多重的に操作さ
れたか否かを判定する多重操作判定手段と、(b) その多
重操作判定手段により前記ダウンシフト操作装置が多重
的に操作されたと判定されたときの車両状態に基づい
て、前記自動復帰手段の復帰条件を更新する復帰条件更
新手段とを、含むことにある。
めの本発明の要旨とするところは、予め設定された変速
線図から実際の車両の走行状態に基づいてギヤ段を自動
的に切り換える変速制御手段と、ダウンシフト操作装置
が操作されることによりその変速制御手段により切り換
えられた自動変速機のギヤ段をそれよりも1段下のギヤ
段へダウンシフトさせるとともにその1段下のギヤ段を
保持させるダウン変速保持手段と、所定の復帰条件を満
足するとその1段下のギヤ段の保持を解除して前記変速
制御手段による自動変速状態へ復帰させる自動復帰手段
とを備える形式の車両用自動変速機の変速制御装置であ
って、(a) 前記ダウンシフト操作装置が多重的に操作さ
れたか否かを判定する多重操作判定手段と、(b) その多
重操作判定手段により前記ダウンシフト操作装置が多重
的に操作されたと判定されたときの車両状態に基づい
て、前記自動復帰手段の復帰条件を更新する復帰条件更
新手段とを、含むことにある。
【0009】
【発明の効果】このようにすれば、多重操作判定手段に
より前記ダウンシフト操作装置が多重的に操作されたと
判定されると、復帰条件更新手段によって、その多重操
作判定手段により前記ダウンシフト操作装置が多重的に
操作されたと判定されたときの車両状態に基づいて、前
記自動復帰手段の復帰条件が更新される。この結果、ダ
ウンシフト操作装置が重ねて操作される場合でも、新た
にダウンシフト操作装置が操作されたときの車両状態に
応じた復帰条件を用いることができ、最新の運転状態に
合致した適切な復帰条件で自動変速状態へ復帰すること
ができる。
より前記ダウンシフト操作装置が多重的に操作されたと
判定されると、復帰条件更新手段によって、その多重操
作判定手段により前記ダウンシフト操作装置が多重的に
操作されたと判定されたときの車両状態に基づいて、前
記自動復帰手段の復帰条件が更新される。この結果、ダ
ウンシフト操作装置が重ねて操作される場合でも、新た
にダウンシフト操作装置が操作されたときの車両状態に
応じた復帰条件を用いることができ、最新の運転状態に
合致した適切な復帰条件で自動変速状態へ復帰すること
ができる。
【0010】
【発明の他の態様】ここで、好適には、前記多重操作判
定手段は、前記ダウン変速保持手段によるダウンシフト
の実行が開始されてから前記自動復帰手段による復帰が
行われるまでの間に前記ダウンシフト操作装置が多重的
に操作されたか否かを判定する。この多重操作判定手段
によって、前記ダウン変速保持手段によるダウンシフト
の実行が開始されてから前記自動復帰手段による復帰が
行われるまでの間に前記ダウンシフト操作装置が多重的
に操作されないと判定された場合には、自動復帰手段に
おいて用いられる復帰条件を前回のダウンシフト操作装
置の操作時に決定された復帰条件に維持する復帰条件維
持手段が設けられる。
定手段は、前記ダウン変速保持手段によるダウンシフト
の実行が開始されてから前記自動復帰手段による復帰が
行われるまでの間に前記ダウンシフト操作装置が多重的
に操作されたか否かを判定する。この多重操作判定手段
によって、前記ダウン変速保持手段によるダウンシフト
の実行が開始されてから前記自動復帰手段による復帰が
行われるまでの間に前記ダウンシフト操作装置が多重的
に操作されないと判定された場合には、自動復帰手段に
おいて用いられる復帰条件を前回のダウンシフト操作装
置の操作時に決定された復帰条件に維持する復帰条件維
持手段が設けられる。
【0011】また、好適には、ダウンシフト操作装置が
操作されたときの車両状態に関連して決定された復帰条
件が成立したか否かを判定する復帰条件成立判定手段が
設けられ、その復帰条件成立判定手段により復帰条件が
成立したと判定された場合には、上記復帰条件成立判定
手段は、前記復帰条件更新手段による復帰条件の更新を
禁止して前記自動復帰手段に自動変速状態への復帰を実
行させる。
操作されたときの車両状態に関連して決定された復帰条
件が成立したか否かを判定する復帰条件成立判定手段が
設けられ、その復帰条件成立判定手段により復帰条件が
成立したと判定された場合には、上記復帰条件成立判定
手段は、前記復帰条件更新手段による復帰条件の更新を
禁止して前記自動復帰手段に自動変速状態への復帰を実
行させる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて詳細に説明する。
基づいて詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施例の変速制御装置
により変速制御される車両用自動変速機の一例を示す骨
子図である。図において、エンジン10の出力は、トル
クコンバータ12を介して自動変速機14に入力され、
図示しない差動歯車装置および車軸を介して駆動輪へ伝
達されるようになっている。
により変速制御される車両用自動変速機の一例を示す骨
子図である。図において、エンジン10の出力は、トル
クコンバータ12を介して自動変速機14に入力され、
図示しない差動歯車装置および車軸を介して駆動輪へ伝
達されるようになっている。
【0014】上記トルクコンバータ12は、エンジン1
0のクランク軸16に連結されたポンプインペラ18
と、自動変速機14の入力軸20に連結されたタービン
ランナー22と、それらポンプインペラ18およびター
ビンランナー22の間を直結するロックアップクラッチ
24と、一方向クラッチ26によって一方向の回転が阻
止されているステータ28とを備えている。
0のクランク軸16に連結されたポンプインペラ18
と、自動変速機14の入力軸20に連結されたタービン
ランナー22と、それらポンプインペラ18およびター
ビンランナー22の間を直結するロックアップクラッチ
24と、一方向クラッチ26によって一方向の回転が阻
止されているステータ28とを備えている。
【0015】上記自動変速機14は、ハイおよびローの
2段の切り換えを行う第1変速機30と、後進ギヤ段お
よび前進4段の切り換えが可能な第2変速機32を備え
ている。第1変速機30は、サンギヤS0、リングギヤ
R0、およびキャリヤK0に回転可能に支持されてそれ
らサンギヤS0およびリングギヤR0に噛み合わされて
いる遊星ギヤP0から成るHL遊星歯車装置34と、サ
ンギヤS0とキャリヤK0との間に設けられたクラッチ
C0および一方向クラッチF0と、サンギヤS0および
ハウジング41間に設けられたブレーキB0とを備えて
いる。
2段の切り換えを行う第1変速機30と、後進ギヤ段お
よび前進4段の切り換えが可能な第2変速機32を備え
ている。第1変速機30は、サンギヤS0、リングギヤ
R0、およびキャリヤK0に回転可能に支持されてそれ
らサンギヤS0およびリングギヤR0に噛み合わされて
いる遊星ギヤP0から成るHL遊星歯車装置34と、サ
ンギヤS0とキャリヤK0との間に設けられたクラッチ
C0および一方向クラッチF0と、サンギヤS0および
ハウジング41間に設けられたブレーキB0とを備えて
いる。
【0016】第2変速機32は、サンギヤS1、リング
ギヤR1、およびキャリヤK1に回転可能に支持されて
それらサンギヤS1およびリングギヤR1に噛み合わさ
れている遊星ギヤP1から成る第1遊星歯車装置36
と、サンギヤS2、リングギヤR2、およびキャリヤK
2に回転可能に支持されてそれらサンギヤS2およびリ
ングギヤR2に噛み合わされている遊星ギヤP2から成
る第2遊星歯車装置38と、サンギヤS3、リングギヤ
R3、およびキャリヤK3に回転可能に支持されてそれ
らサンギヤS3およびリングギヤR3に噛み合わされて
いる遊星ギヤP3から成る第3遊星歯車装置40とを備
えている。
ギヤR1、およびキャリヤK1に回転可能に支持されて
それらサンギヤS1およびリングギヤR1に噛み合わさ
れている遊星ギヤP1から成る第1遊星歯車装置36
と、サンギヤS2、リングギヤR2、およびキャリヤK
2に回転可能に支持されてそれらサンギヤS2およびリ
ングギヤR2に噛み合わされている遊星ギヤP2から成
る第2遊星歯車装置38と、サンギヤS3、リングギヤ
R3、およびキャリヤK3に回転可能に支持されてそれ
らサンギヤS3およびリングギヤR3に噛み合わされて
いる遊星ギヤP3から成る第3遊星歯車装置40とを備
えている。
【0017】上記サンギヤS1とサンギヤS2は互いに
一体的に連結され、リングギヤR1とキャリヤK2とキ
ャリヤK3とが一体的に連結され、そのキャリヤK3は
出力軸42に連結されている。また、リングギヤR2が
サンギヤS3に一体的に連結されている。そして、リン
グギヤR2およびサンギヤS3と中間軸44との間にク
ラッチC1が設けられ、サンギヤS1およびサンギヤS
2と中間軸44との間にクラッチC2が設けられてい
る。また、サンギヤS1およびサンギヤS2の回転を止
めるためのバンド形式のブレーキB1がハウジング41
に設けられている。また、サンギヤS1およびサンギヤ
S2とハウジング41との間には、一方向クラッチF1
およびブレーキB2が直列に設けられている。この一方
向クラッチF1は、サンギヤS1およびサンギヤS2が
入力軸20と反対の方向へ逆回転しようとする際に係合
させられるように構成されている。
一体的に連結され、リングギヤR1とキャリヤK2とキ
ャリヤK3とが一体的に連結され、そのキャリヤK3は
出力軸42に連結されている。また、リングギヤR2が
サンギヤS3に一体的に連結されている。そして、リン
グギヤR2およびサンギヤS3と中間軸44との間にク
ラッチC1が設けられ、サンギヤS1およびサンギヤS
2と中間軸44との間にクラッチC2が設けられてい
る。また、サンギヤS1およびサンギヤS2の回転を止
めるためのバンド形式のブレーキB1がハウジング41
に設けられている。また、サンギヤS1およびサンギヤ
S2とハウジング41との間には、一方向クラッチF1
およびブレーキB2が直列に設けられている。この一方
向クラッチF1は、サンギヤS1およびサンギヤS2が
入力軸20と反対の方向へ逆回転しようとする際に係合
させられるように構成されている。
【0018】キャリヤK1とハウジング41との間には
ブレーキB3が設けられており、リングギヤR3とハウ
ジング41との間には、ブレーキB4と一方向クラッチ
F2とが並列に設けられている。この一方向クラッチF
2は、リングギヤR3が逆回転しようとする際に係合さ
せられるように構成されている。
ブレーキB3が設けられており、リングギヤR3とハウ
ジング41との間には、ブレーキB4と一方向クラッチ
F2とが並列に設けられている。この一方向クラッチF
2は、リングギヤR3が逆回転しようとする際に係合さ
せられるように構成されている。
【0019】以上のように構成された自動変速機14で
は、たとえば図2に示す作動表に従って後進1段および
変速比が順次異なる前進5段のギヤ段のいずれかに切り
換えられる。図2において○印は係合状態を示し、空欄
は解放状態を示し、●はエンジンブレーキのときの係合
状態を示している。
は、たとえば図2に示す作動表に従って後進1段および
変速比が順次異なる前進5段のギヤ段のいずれかに切り
換えられる。図2において○印は係合状態を示し、空欄
は解放状態を示し、●はエンジンブレーキのときの係合
状態を示している。
【0020】図3に示すように、車両のエンジン10の
吸気配管には、アクセルペダル50およびスロットルア
クチュエータ54によって操作されるスロットル弁56
が設けられている。また、エンジン10の回転速度NE
を検出するエンジン回転速度センサ58、エンジン10
の吸入空気量Qを検出する吸入空気量センサ60、吸入
空気の温度TA を検出する吸入空気温度センサ62、上
記スロットル弁56の開度θTHを検出するスロットルセ
ンサ64、出力軸42の回転速度NOUT すなわち車速V
を検出する車速センサ66、エンジン10の冷却水温度
TW を検出する冷却水温センサ68、ブレーキの作動を
検出するブレーキスイッチ70、シフトレバー72の操
作位置PSHを検出する操作位置センサ74、入力軸20
の回転速度NINすなわちクラッチC0の回転速度N
C0(=タービン回転速度NT または入力軸回転速度
NIN)を検出する入力軸回転センサ73、油圧制御回路
84の作動油温度TOIL を検出する油温センサ75、ダ
ウンシフトを優先的に実行させるために手動操作される
ダウンシフトスイッチ77などが設けられており、それ
らのセンサから、エンジン回転速度NE 、吸入空気量
Q、吸入空気温度TA 、スロットル弁56の開度θTH、
車速V、エンジン冷却水温TW 、ブレーキの作動状態B
K、シフトレバー72の操作位置PSH、入力軸回転速度
NC0、作動油温度TOIL、ダウンシフト操作を表す信号
がエンジン用電子制御装置76或いは変速用電子制御装
置78に供給されるようになっている。
吸気配管には、アクセルペダル50およびスロットルア
クチュエータ54によって操作されるスロットル弁56
が設けられている。また、エンジン10の回転速度NE
を検出するエンジン回転速度センサ58、エンジン10
の吸入空気量Qを検出する吸入空気量センサ60、吸入
空気の温度TA を検出する吸入空気温度センサ62、上
記スロットル弁56の開度θTHを検出するスロットルセ
ンサ64、出力軸42の回転速度NOUT すなわち車速V
を検出する車速センサ66、エンジン10の冷却水温度
TW を検出する冷却水温センサ68、ブレーキの作動を
検出するブレーキスイッチ70、シフトレバー72の操
作位置PSHを検出する操作位置センサ74、入力軸20
の回転速度NINすなわちクラッチC0の回転速度N
C0(=タービン回転速度NT または入力軸回転速度
NIN)を検出する入力軸回転センサ73、油圧制御回路
84の作動油温度TOIL を検出する油温センサ75、ダ
ウンシフトを優先的に実行させるために手動操作される
ダウンシフトスイッチ77などが設けられており、それ
らのセンサから、エンジン回転速度NE 、吸入空気量
Q、吸入空気温度TA 、スロットル弁56の開度θTH、
車速V、エンジン冷却水温TW 、ブレーキの作動状態B
K、シフトレバー72の操作位置PSH、入力軸回転速度
NC0、作動油温度TOIL、ダウンシフト操作を表す信号
がエンジン用電子制御装置76或いは変速用電子制御装
置78に供給されるようになっている。
【0021】また、図4に示すように、上記シフトレバ
ー72は、車両の前後方向に位置するPレンジ、Rレン
ジ、Nレンジ、Dおよび4レンジ、3レンジ、2および
Lレンジへ操作されるとともに、Dレンジと4レンジの
間、および2レンジとLレンジの間が車両の左右方向に
操作されるようにその支持機構が構成されている。
ー72は、車両の前後方向に位置するPレンジ、Rレン
ジ、Nレンジ、Dおよび4レンジ、3レンジ、2および
Lレンジへ操作されるとともに、Dレンジと4レンジの
間、および2レンジとLレンジの間が車両の左右方向に
操作されるようにその支持機構が構成されている。
【0022】図3のエンジン用電子制御装置76は、C
PU、RAM、ROM、入出力インターフェースを備え
た所謂マイクロコンピュータであって、CPUはRAM
の一時記憶機能を利用しつつ予めROMに記憶されたプ
ログラムに従って入力信号を処理し、種々のエンジン制
御を実行する。たとえば、燃料噴射量制御のために燃料
噴射弁80を制御し、点火時期制御のためにイグナイタ
82を制御し、アイドルスピード制御のために図示しな
いバイパス弁を制御し、トラクション制御或いはクルー
ズコントロール制御のためにスロットルアクチュエータ
54によりスロットル弁56を制御する。上記クルーズ
コントロール制御が選択されている場合には、予め設定
された目標車速VT と実際の車速Vとが一致するように
スロットル弁56の開度が制御されるとともに、スロッ
トル弁56の開度が制御されても車両の駆動力が不足す
る期間はダウンシフトを実行させる。本実施例では、エ
ンジン用電子制御装置76は、クルーズコントロール装
置としても機能しているのである。
PU、RAM、ROM、入出力インターフェースを備え
た所謂マイクロコンピュータであって、CPUはRAM
の一時記憶機能を利用しつつ予めROMに記憶されたプ
ログラムに従って入力信号を処理し、種々のエンジン制
御を実行する。たとえば、燃料噴射量制御のために燃料
噴射弁80を制御し、点火時期制御のためにイグナイタ
82を制御し、アイドルスピード制御のために図示しな
いバイパス弁を制御し、トラクション制御或いはクルー
ズコントロール制御のためにスロットルアクチュエータ
54によりスロットル弁56を制御する。上記クルーズ
コントロール制御が選択されている場合には、予め設定
された目標車速VT と実際の車速Vとが一致するように
スロットル弁56の開度が制御されるとともに、スロッ
トル弁56の開度が制御されても車両の駆動力が不足す
る期間はダウンシフトを実行させる。本実施例では、エ
ンジン用電子制御装置76は、クルーズコントロール装
置としても機能しているのである。
【0023】変速用電子制御装置78も、上記と同様の
マイクロコンピュータであって、CPUはRAMの一時
記憶機能を利用しつつ予めROMに記憶されたプログラ
ムに従って入力信号を処理し、油圧制御回路84の各電
磁弁或いはリニヤソレノイド弁を駆動する。たとえば、
変速用電子制御装置78は、スロットル弁56の開度θ
THに対応した大きさのスロットル圧PTHを発生させるた
め或いはアキュム背圧を制御するための指令値DSLT
をリニヤソレノイド弁SLT に供給し、その指令値DSL
Tに対応した制御圧PSLT を出力させる。また、ロック
アップクラッチ24の係合、解放、スリップ量、ブレー
キB3の直接制御、およびクラッチツウクラッチ変速を
制御するための指令値DSLUをリニヤソレノイド弁SL
U に供給し、その指令値DSLUに対応した制御圧P
SLU を出力させる。この変速用電子制御装置78は、エ
ンジン用電子制御装置76と相互に通信可能に接続され
ており、一方に必要な信号が他方から適宜送信されるよ
うになっている。
マイクロコンピュータであって、CPUはRAMの一時
記憶機能を利用しつつ予めROMに記憶されたプログラ
ムに従って入力信号を処理し、油圧制御回路84の各電
磁弁或いはリニヤソレノイド弁を駆動する。たとえば、
変速用電子制御装置78は、スロットル弁56の開度θ
THに対応した大きさのスロットル圧PTHを発生させるた
め或いはアキュム背圧を制御するための指令値DSLT
をリニヤソレノイド弁SLT に供給し、その指令値DSL
Tに対応した制御圧PSLT を出力させる。また、ロック
アップクラッチ24の係合、解放、スリップ量、ブレー
キB3の直接制御、およびクラッチツウクラッチ変速を
制御するための指令値DSLUをリニヤソレノイド弁SL
U に供給し、その指令値DSLUに対応した制御圧P
SLU を出力させる。この変速用電子制御装置78は、エ
ンジン用電子制御装置76と相互に通信可能に接続され
ており、一方に必要な信号が他方から適宜送信されるよ
うになっている。
【0024】また、変速用電子制御装置78は、予め記
憶された変速線図から実際のスロットル弁開度θTHおよ
び車速Vに基づいて自動変速機14のギヤ段すなわち変
速を判断し、この判断されたギヤ段すなわち変速が得ら
れるようにする変速出力を行って電磁弁S1、S2、S
3を駆動し、またエンジンブレーキを発生させる際には
電磁弁S4を駆動する。さらに、変速用電子制御装置7
8は、車両の走行路が所定以上の勾配の登坂路であるか
否かを、実際のギヤ段、スロットル弁開度θTH、および
車速Vの関数である基準加速度と実際の加速度とを比較
することにより判定し、登坂路を判定した場合には、自
動変速機14のギヤ段のうち比較的駆動力の小さい第5
速を禁止し且つ第4速を保持してビジーシフトを防止す
る登坂制御と、車両の走行路が所定以上の負勾配の降坂
路であるか否かを、実際のギヤ段および車速Vの関数で
ある基準加速度と実際の加速度とを比較することにより
判定し、降坂路と判定した場合には、自動変速機14の
ギヤ段を比較的エンジンブレーキ力の小さい第5速を禁
止し且つ第4速以下のギヤ段で変速させてブレーキ操作
を低減させる降坂制御とを実行する。
憶された変速線図から実際のスロットル弁開度θTHおよ
び車速Vに基づいて自動変速機14のギヤ段すなわち変
速を判断し、この判断されたギヤ段すなわち変速が得ら
れるようにする変速出力を行って電磁弁S1、S2、S
3を駆動し、またエンジンブレーキを発生させる際には
電磁弁S4を駆動する。さらに、変速用電子制御装置7
8は、車両の走行路が所定以上の勾配の登坂路であるか
否かを、実際のギヤ段、スロットル弁開度θTH、および
車速Vの関数である基準加速度と実際の加速度とを比較
することにより判定し、登坂路を判定した場合には、自
動変速機14のギヤ段のうち比較的駆動力の小さい第5
速を禁止し且つ第4速を保持してビジーシフトを防止す
る登坂制御と、車両の走行路が所定以上の負勾配の降坂
路であるか否かを、実際のギヤ段および車速Vの関数で
ある基準加速度と実際の加速度とを比較することにより
判定し、降坂路と判定した場合には、自動変速機14の
ギヤ段を比較的エンジンブレーキ力の小さい第5速を禁
止し且つ第4速以下のギヤ段で変速させてブレーキ操作
を低減させる降坂制御とを実行する。
【0025】図5および図6は、上記油圧制御回路84
の要部を示している。図において、1−2シフト弁88
および2−3シフト弁90は、電磁弁S1、S2の出力
圧に基づいて、第1速ギヤ段から第2速ギヤ段への変速
時および第2速ギヤ段から第3速ギヤ段への変速時にお
いてそれぞれ切り換えられる切換弁であり、その切換位
置を示す数値はギヤ段を示している。前進レンジ圧PD
は、シフトレバー72が前進レンジ(D、4、3、2、
L)へ操作されているときに図示しないマニュアル弁か
ら発生される圧であり、ライン油圧PL を元圧としてい
る。
の要部を示している。図において、1−2シフト弁88
および2−3シフト弁90は、電磁弁S1、S2の出力
圧に基づいて、第1速ギヤ段から第2速ギヤ段への変速
時および第2速ギヤ段から第3速ギヤ段への変速時にお
いてそれぞれ切り換えられる切換弁であり、その切換位
置を示す数値はギヤ段を示している。前進レンジ圧PD
は、シフトレバー72が前進レンジ(D、4、3、2、
L)へ操作されているときに図示しないマニュアル弁か
ら発生される圧であり、ライン油圧PL を元圧としてい
る。
【0026】第1速ギヤ段から第2速ギヤ段へ切り換え
る変速出力が出された時には、上記前進レンジ圧P
D は、1−2シフト弁88、2−3シフト弁90、油路
L01、B3コントロール弁92、油路L02を経てブ
レーキB3へ供給される。なお、94は緩衝を行うダン
パである。また、第2速ギヤ段から第3速ギヤ段へ切り
換える変速出力が出された時には、前進レンジ圧P
D は、2−3シフト弁90、油路L03を経て、ブレー
キB2およびB2アキュムレータ100へ供給されると
同時に、ブレーキB3内の作動油は、油路L02、B3
コントロール弁92、油路L01、2−3シフト弁9
0、戻り油路L04、2−3タイミング弁98を経て調
圧ドレンされるとともに、戻り油路L04から分岐する
分岐油路L05およびB2オリフィスコントロール弁9
6を経てドレンされるようになっている。
る変速出力が出された時には、上記前進レンジ圧P
D は、1−2シフト弁88、2−3シフト弁90、油路
L01、B3コントロール弁92、油路L02を経てブ
レーキB3へ供給される。なお、94は緩衝を行うダン
パである。また、第2速ギヤ段から第3速ギヤ段へ切り
換える変速出力が出された時には、前進レンジ圧P
D は、2−3シフト弁90、油路L03を経て、ブレー
キB2およびB2アキュムレータ100へ供給されると
同時に、ブレーキB3内の作動油は、油路L02、B3
コントロール弁92、油路L01、2−3シフト弁9
0、戻り油路L04、2−3タイミング弁98を経て調
圧ドレンされるとともに、戻り油路L04から分岐する
分岐油路L05およびB2オリフィスコントロール弁9
6を経てドレンされるようになっている。
【0027】上記B2アキュムレータ100の背圧室1
00B には、リニヤソレノイド弁SLT の制御圧P
SLT が、各変速に際して供給される。特にクラッチツウ
クラッチ変速である2→3変速に際しては、上記背圧室
100B に供給される制御圧PSLTは、クラッチツウク
ラッチ変速期間においてイナーシャ相の初期から変速終
了時の値に向かって変化するタービン回転速度NT (=
NIN)の減少率が所定の目標範囲内となるように学習補
正される。
00B には、リニヤソレノイド弁SLT の制御圧P
SLT が、各変速に際して供給される。特にクラッチツウ
クラッチ変速である2→3変速に際しては、上記背圧室
100B に供給される制御圧PSLTは、クラッチツウク
ラッチ変速期間においてイナーシャ相の初期から変速終
了時の値に向かって変化するタービン回転速度NT (=
NIN)の減少率が所定の目標範囲内となるように学習補
正される。
【0028】前記B3コントロール弁92は、油路L0
1と油路L02との間を開閉するスプール弁子104
と、スプリング106を挟んでスプール弁子104と同
心に設けられ且つそのスプール弁子104よりも大径の
プランジャ108と、スプリング106を収容し、前記
2−3シフト弁90が第3速側へ切り換えられたときに
それから出力される前進レンジ圧PD を油路L07を介
して受け入れる油室110と、プランジャ108の軸端
に設けられてリニヤソレノイド弁SLU の制御圧P SLU を
受け入れる油室112とを備えている。このため、B3
コントロール弁92は、第2速ギヤ段の成立過程では、
リニヤソレノイド弁SLU の制御圧PSLU に従ってスプー
ル弁子104を中心線の左側に示す開位置に位置させて
ファーストフィルをその初期に行うとともに、その後は
油路L01からの作動油を油路L02に供給したり或い
は油路L02内の作動油を排出油路L06へ流出させる
ことによりブレーキB3内の係合圧PB3の立ち上がりを
数式1から上記制御圧PSLUに基づき、アキュムレータ
による緩衝作用の如くに直接的に調圧する。
1と油路L02との間を開閉するスプール弁子104
と、スプリング106を挟んでスプール弁子104と同
心に設けられ且つそのスプール弁子104よりも大径の
プランジャ108と、スプリング106を収容し、前記
2−3シフト弁90が第3速側へ切り換えられたときに
それから出力される前進レンジ圧PD を油路L07を介
して受け入れる油室110と、プランジャ108の軸端
に設けられてリニヤソレノイド弁SLU の制御圧P SLU を
受け入れる油室112とを備えている。このため、B3
コントロール弁92は、第2速ギヤ段の成立過程では、
リニヤソレノイド弁SLU の制御圧PSLU に従ってスプー
ル弁子104を中心線の左側に示す開位置に位置させて
ファーストフィルをその初期に行うとともに、その後は
油路L01からの作動油を油路L02に供給したり或い
は油路L02内の作動油を排出油路L06へ流出させる
ことによりブレーキB3内の係合圧PB3の立ち上がりを
数式1から上記制御圧PSLUに基づき、アキュムレータ
による緩衝作用の如くに直接的に調圧する。
【0029】
【数1】PB3=PSLU ・S1 /S2
【0030】また、B3コントロール弁92は、第3速
ギヤ段以上のギヤ段では、2−3シフト弁90から油室
110に供給される前進レンジ圧PD に従ってスプール
弁子104を中心線の左側に示す開位置にロックさせ
る。これは、B3コントロール弁92の油室112と2
−3タイミング弁98の油室138とが接続されている
ことから、第2→3変速状態では、B3コントロール弁
92の油室112の容積変化を阻止して、2−3タイミ
ング弁98による調圧作動に影響を与えないようにする
ためである。なお、数式1において、S1 およびS2 は
プランジャ108およびスプール弁子104の断面積で
ある。
ギヤ段以上のギヤ段では、2−3シフト弁90から油室
110に供給される前進レンジ圧PD に従ってスプール
弁子104を中心線の左側に示す開位置にロックさせ
る。これは、B3コントロール弁92の油室112と2
−3タイミング弁98の油室138とが接続されている
ことから、第2→3変速状態では、B3コントロール弁
92の油室112の容積変化を阻止して、2−3タイミ
ング弁98による調圧作動に影響を与えないようにする
ためである。なお、数式1において、S1 およびS2 は
プランジャ108およびスプール弁子104の断面積で
ある。
【0031】B2オリフィスコントロール弁96は、ブ
レーキB2およびB2アキュムレータ100と油路L0
3との間を開閉すると同時に排出油路L06とドレンポ
ート113との間を開閉するスプール弁子114と、ス
プール弁子114をファーストドレン位置へ向かって付
勢するスプリング116と、スプール弁子114の軸端
に設けられて第3電磁弁S3の制御圧PS3を3−4シフ
ト弁118を通して受け入れる油室120とを備えてい
る。これにより、3→2変速時などには第3電磁弁S3
がオン状態とされてその制御圧PS3が油室120に供給
されなくなるので、スプール弁子114によりブレーキ
B2およびB2アキュムレータ100と油路L03との
間を開かれて、それらブレーキB2およびB2アキュム
レータ100からの作動油の排出を速やかに行うファー
ストドレン作動が行われる。また、1→2変速において
は、上記第3電磁弁S3がオフ状態とされてその制御圧
P S3が油室120に供給されることにより、B3コント
ロール弁92の調圧作動によりそれから排出される作動
油を排出させる排出油路L06とドレンポート113と
の間が開かれてそのB3コントロール弁92の調圧作動
が許容されるが、1→2変速が完了すると第3電磁弁S
3がオン状態とされて排出油路L06とドレンポート1
13との間が閉じられることによりB3コントロール弁
92の調圧作動が停止させられる。
レーキB2およびB2アキュムレータ100と油路L0
3との間を開閉すると同時に排出油路L06とドレンポ
ート113との間を開閉するスプール弁子114と、ス
プール弁子114をファーストドレン位置へ向かって付
勢するスプリング116と、スプール弁子114の軸端
に設けられて第3電磁弁S3の制御圧PS3を3−4シフ
ト弁118を通して受け入れる油室120とを備えてい
る。これにより、3→2変速時などには第3電磁弁S3
がオン状態とされてその制御圧PS3が油室120に供給
されなくなるので、スプール弁子114によりブレーキ
B2およびB2アキュムレータ100と油路L03との
間を開かれて、それらブレーキB2およびB2アキュム
レータ100からの作動油の排出を速やかに行うファー
ストドレン作動が行われる。また、1→2変速において
は、上記第3電磁弁S3がオフ状態とされてその制御圧
P S3が油室120に供給されることにより、B3コント
ロール弁92の調圧作動によりそれから排出される作動
油を排出させる排出油路L06とドレンポート113と
の間が開かれてそのB3コントロール弁92の調圧作動
が許容されるが、1→2変速が完了すると第3電磁弁S
3がオン状態とされて排出油路L06とドレンポート1
13との間が閉じられることによりB3コントロール弁
92の調圧作動が停止させられる。
【0032】2−3タイミング弁98は、第2速ギヤ段
から第3速ギヤ段へのクラッチツウクラッチ変速に関与
し、ブレーキB3からの解放圧をリニヤソレノイド弁SL
U から制御圧PSLU に従って調圧する調圧弁として機能
する。すなわち、2−3タイミング弁98は、2→3変
速が出力されたときに2−3シフト弁90から出力され
た前進レンジ圧PD が3−4シフト弁118およびソレ
ノイドリレー弁122を通して供給される供給ポート1
24と、ドレンポート126と、油路L04をその供給
ポート124またはドレンポート126に連通させるこ
とによりブレーキB3のドレン期間の圧力PB3を調圧す
るスプール弁子128と、スプリング130を介してス
プール弁子128と同心に設けられ且つそのスプール弁
子128と同径の第1プランジャ132と、スプール弁
子128と同心に且つその一端に当接可能に設けられ且
つそのスプール弁子128よりも大径の第2プランジャ
134と、スプリング130を収容し、前記2−3シフ
ト弁90が第2速側へ切り替えられたときにそれから出
力される前進レンジ圧PD を油路L08を介して受け入
れる油室136と、第1プランジャ132の軸端に設け
られ、リニヤソレノイド弁SLU からの制御圧PSLU を受
け入れる油室138と、第2プランジャ134の軸端に
設けられ、ブレーキB2内の油圧PB2を受け入れる油室
140と、フィードバック圧を受け入れるフィードバッ
ク油室142とを備えている。
から第3速ギヤ段へのクラッチツウクラッチ変速に関与
し、ブレーキB3からの解放圧をリニヤソレノイド弁SL
U から制御圧PSLU に従って調圧する調圧弁として機能
する。すなわち、2−3タイミング弁98は、2→3変
速が出力されたときに2−3シフト弁90から出力され
た前進レンジ圧PD が3−4シフト弁118およびソレ
ノイドリレー弁122を通して供給される供給ポート1
24と、ドレンポート126と、油路L04をその供給
ポート124またはドレンポート126に連通させるこ
とによりブレーキB3のドレン期間の圧力PB3を調圧す
るスプール弁子128と、スプリング130を介してス
プール弁子128と同心に設けられ且つそのスプール弁
子128と同径の第1プランジャ132と、スプール弁
子128と同心に且つその一端に当接可能に設けられ且
つそのスプール弁子128よりも大径の第2プランジャ
134と、スプリング130を収容し、前記2−3シフ
ト弁90が第2速側へ切り替えられたときにそれから出
力される前進レンジ圧PD を油路L08を介して受け入
れる油室136と、第1プランジャ132の軸端に設け
られ、リニヤソレノイド弁SLU からの制御圧PSLU を受
け入れる油室138と、第2プランジャ134の軸端に
設けられ、ブレーキB2内の油圧PB2を受け入れる油室
140と、フィードバック圧を受け入れるフィードバッ
ク油室142とを備えている。
【0033】したがって、スプール弁子128および第
1プランジャ132の断面積をS3、スプール弁子12
8の第2プランジャ134側のランドの断面積をS4 、
第2プランジャ134の断面積をS5 とすると、2→3
変速出力が出された状態における解放過程のブレーキB
3の圧力PB3は、2−3タイミング弁98による調圧作
動により、数式2から、ブレーキB2の係合圧PB2の増
加に応じて減少し、リニヤソレノイド弁SLU の制御圧P
SLU に応じて増加するように調圧される。
1プランジャ132の断面積をS3、スプール弁子12
8の第2プランジャ134側のランドの断面積をS4 、
第2プランジャ134の断面積をS5 とすると、2→3
変速出力が出された状態における解放過程のブレーキB
3の圧力PB3は、2−3タイミング弁98による調圧作
動により、数式2から、ブレーキB2の係合圧PB2の増
加に応じて減少し、リニヤソレノイド弁SLU の制御圧P
SLU に応じて増加するように調圧される。
【0034】
【数2】PB3=PSLU ・S3 /(S3 −S4 )−PB2・
S5 /(S3 −S4 )
S5 /(S3 −S4 )
【0035】また、上記2−3タイミング弁98は、第
2速側へ切り換えられた2−3シフト弁90から出力さ
れる前進レンジ圧PD が油室136へ供給されると、上
記スプール弁子128がロックされるようになってい
る。これも、2−3タイミング弁98の油室138とB
3コントロール弁92の油室112とが接続されている
ことから、第1速および第2速の状態では2−3タイミ
ング弁98の油室138の容積変化を阻止して、B3コ
ントロール弁92の調圧作動に影響を与えないようにす
るためである。
2速側へ切り換えられた2−3シフト弁90から出力さ
れる前進レンジ圧PD が油室136へ供給されると、上
記スプール弁子128がロックされるようになってい
る。これも、2−3タイミング弁98の油室138とB
3コントロール弁92の油室112とが接続されている
ことから、第1速および第2速の状態では2−3タイミ
ング弁98の油室138の容積変化を阻止して、B3コ
ントロール弁92の調圧作動に影響を与えないようにす
るためである。
【0036】C0エキゾースト弁150は、第3電磁弁
S3の出力圧PS3および油路L01内の油圧に従って閉
位置に位置させられるが、第4電磁弁S4の出力圧PS4
に従って開位置に位置させられるスプール弁子152を
備え、図示しない4−5シフト弁が第4速以下の切り換
え状態であるときにそれを経由して供給されるライン油
圧PL を、第2速および第5速時以外のときにクラッチ
C0およびC0アキュムレータ154に供給する。
S3の出力圧PS3および油路L01内の油圧に従って閉
位置に位置させられるが、第4電磁弁S4の出力圧PS4
に従って開位置に位置させられるスプール弁子152を
備え、図示しない4−5シフト弁が第4速以下の切り換
え状態であるときにそれを経由して供給されるライン油
圧PL を、第2速および第5速時以外のときにクラッチ
C0およびC0アキュムレータ154に供給する。
【0037】図7および図8は、前記ダウンシフトスイ
ッチ77の配置例をそれぞれ示している。図7では、ス
テアリングホイール156の左側位置および右側位置に
一対のダウンシフトスイッチ77が配設されている。ま
た、図8では、ステアリングホイール156の中央位置
に1個のダウンシフトスイッチ77が配設されている。
図7および図8のいずれの例においても、手動操作によ
る変速のための他のスイッチが設けられておらず、手動
により専らダウンシフト操作を行うためのダウンシフト
スイッチ77が単独で配置されているので、ステアリン
グホイール156の回転角度位置がどの状態であって
も、操作が容易となる。
ッチ77の配置例をそれぞれ示している。図7では、ス
テアリングホイール156の左側位置および右側位置に
一対のダウンシフトスイッチ77が配設されている。ま
た、図8では、ステアリングホイール156の中央位置
に1個のダウンシフトスイッチ77が配設されている。
図7および図8のいずれの例においても、手動操作によ
る変速のための他のスイッチが設けられておらず、手動
により専らダウンシフト操作を行うためのダウンシフト
スイッチ77が単独で配置されているので、ステアリン
グホイール156の回転角度位置がどの状態であって
も、操作が容易となる。
【0038】図9は、変速用電子制御装置78による制
御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。図に
おいて、変速制御手段158は、自動変速のために予め
記憶された変速線図から車両の走行状態、たとえば実際
のスロットル弁開度θTHおよび車速Vに基づいて変速判
断を行い、その判断された変速を達成するための変速出
力を実行する。図10および図11は、5→4シフトダ
ウン線を1点鎖線にて例示した変速線図および4→5シ
フトアップ線を実線にて例示した変速線図である。図1
0において、車速Vおよびスロットル弁開度θTHにより
表される車両状態がA点からB点へ変化した場合にはダ
ウンシフトが判断されて5→4変速の変速出力が行われ
る。図11において、車両状態がC点からD点へ変化し
た場合にはアップシフトが判断されて4→5変速の出力
が行われる。
御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。図に
おいて、変速制御手段158は、自動変速のために予め
記憶された変速線図から車両の走行状態、たとえば実際
のスロットル弁開度θTHおよび車速Vに基づいて変速判
断を行い、その判断された変速を達成するための変速出
力を実行する。図10および図11は、5→4シフトダ
ウン線を1点鎖線にて例示した変速線図および4→5シ
フトアップ線を実線にて例示した変速線図である。図1
0において、車速Vおよびスロットル弁開度θTHにより
表される車両状態がA点からB点へ変化した場合にはダ
ウンシフトが判断されて5→4変速の変速出力が行われ
る。図11において、車両状態がC点からD点へ変化し
た場合にはアップシフトが判断されて4→5変速の出力
が行われる。
【0039】ダウンシフトスイッチ77は、自動変速機
14のギヤ段からさらにダウン変速させるために手動操
作されるダウンシフト操作装置として機能する。ダウン
変速保持手段160は、ダウンシフトスイッチ77が操
作されたことに応答して、上記変速制御手段158によ
り切り換えられた自動変速機14のギヤ段をそれよりも
1段下のギヤ段へ優先的に変速させ且つその1段下のギ
ヤ段を保持する。たとえば、第5速ギヤ段にて走行中に
ダウンシフトスイッチ77が操作されると、5→4変速
が実行されるとともにその第4速ギヤ段が保持される。
このダウン変速保持手段160は、上記1段下のギヤ段
が達成されたときの値に向かってエンジン回転速度NE
を上昇させた後に、変速制御手段158により切り換え
られた自動変速機14のギヤ段からその1段下のギヤ段
への変速を実行させるものである。このようにすれば、
上記1段下のギヤ段への変速終了によるエンジン回転速
度NE の急変がないので、手動変速機における等速シフ
トと同様に、滑らかなエンジンブレーキ作用が得られ
る。
14のギヤ段からさらにダウン変速させるために手動操
作されるダウンシフト操作装置として機能する。ダウン
変速保持手段160は、ダウンシフトスイッチ77が操
作されたことに応答して、上記変速制御手段158によ
り切り換えられた自動変速機14のギヤ段をそれよりも
1段下のギヤ段へ優先的に変速させ且つその1段下のギ
ヤ段を保持する。たとえば、第5速ギヤ段にて走行中に
ダウンシフトスイッチ77が操作されると、5→4変速
が実行されるとともにその第4速ギヤ段が保持される。
このダウン変速保持手段160は、上記1段下のギヤ段
が達成されたときの値に向かってエンジン回転速度NE
を上昇させた後に、変速制御手段158により切り換え
られた自動変速機14のギヤ段からその1段下のギヤ段
への変速を実行させるものである。このようにすれば、
上記1段下のギヤ段への変速終了によるエンジン回転速
度NE の急変がないので、手動変速機における等速シフ
トと同様に、滑らかなエンジンブレーキ作用が得られ
る。
【0040】自動復帰手段162は、車両状態が予め設
定された復帰条件を満足したときには、ダウン変速保持
手段160によるギヤ段の保持を解除し、変速制御手段
158によりギヤ段が自動的に切り換えられる自動変速
状態へ自動的に復帰させる。この自動復帰手段162
は、前記1段下のギヤ段と同じギヤ段への変速が変速制
御手段158による自動変速状態で判断される車両状態
となったときに、その変速制御手段158による自動変
速状態へ自動的に復帰させる。
定された復帰条件を満足したときには、ダウン変速保持
手段160によるギヤ段の保持を解除し、変速制御手段
158によりギヤ段が自動的に切り換えられる自動変速
状態へ自動的に復帰させる。この自動復帰手段162
は、前記1段下のギヤ段と同じギヤ段への変速が変速制
御手段158による自動変速状態で判断される車両状態
となったときに、その変速制御手段158による自動変
速状態へ自動的に復帰させる。
【0041】前記自動復帰手段162は、車両を減速走
行させるためにダウン変速保持手段160により上記1
段下のギヤ段へダウン変速され且つその1段下のギヤ段
が保持された場合には、その減速走行が終了したとき
に、変速制御手段158による自動変速状態へ自動的に
復帰させる。また、上記自動復帰手段162は、車両を
加速走行させるために前記ダウン変速保持手段160に
より前記1段下のギヤ段へダウン変速され且つその1段
下のギヤ段が保持された場合には、その加速走行が終了
したときに、変速制御手段158による自動変速状態へ
自動的に復帰させる。
行させるためにダウン変速保持手段160により上記1
段下のギヤ段へダウン変速され且つその1段下のギヤ段
が保持された場合には、その減速走行が終了したとき
に、変速制御手段158による自動変速状態へ自動的に
復帰させる。また、上記自動復帰手段162は、車両を
加速走行させるために前記ダウン変速保持手段160に
より前記1段下のギヤ段へダウン変速され且つその1段
下のギヤ段が保持された場合には、その加速走行が終了
したときに、変速制御手段158による自動変速状態へ
自動的に復帰させる。
【0042】復帰条件切換手段164は、ダウンシフト
スイッチ77が操作されたことにより自動変速機14の
ギヤ段がそれよりも1段下のギヤ段へ変速させられた
後、自動復帰手段162の復帰条件を車両状態に応じて
切り換える。この復帰条件切換手段164は、たとえ
ば、車両のスロットル弁開度が所定値を超えている加速
走行状態すなわち車両の駆動走行状態であるか否か、或
いは車両のスロットル弁開度が所定値以下の減速走行状
態すなわち車両の非駆動(惰行)走行状態であるか否
か、登坂制御中であるか否か、降坂制御中であるか否か
などを判定し、判定結果に基づいて復帰条件を切り換え
る。
スイッチ77が操作されたことにより自動変速機14の
ギヤ段がそれよりも1段下のギヤ段へ変速させられた
後、自動復帰手段162の復帰条件を車両状態に応じて
切り換える。この復帰条件切換手段164は、たとえ
ば、車両のスロットル弁開度が所定値を超えている加速
走行状態すなわち車両の駆動走行状態であるか否か、或
いは車両のスロットル弁開度が所定値以下の減速走行状
態すなわち車両の非駆動(惰行)走行状態であるか否
か、登坂制御中であるか否か、降坂制御中であるか否か
などを判定し、判定結果に基づいて復帰条件を切り換え
る。
【0043】登坂制御手段166は、車両の走行路が所
定以上の勾配の登坂路であるか否かを、実際のギヤ段、
スロットル弁開度θTH、および車速Vの関数である基準
加速度と実際の加速度とを比較することにより判定し、
登坂路であると判定された場合には、自動変速機14の
ギヤ段を比較的駆動力の小さい第5速ギヤ段を禁止して
第4速ギヤ段に保持させる。また、降坂制御手段168
は、車両の走行路が所定以上の負勾配の降坂路であるか
否かを、実際のギヤ段および車速Vの関数である基準加
速度と実際の加速度とを比較することにより判定し、降
坂路と判定された場合には、自動変速機14のギヤ段を
比較的エンジンブレーキ力の小さい第5速ギヤ段を禁止
し且つ第4速ギヤ段以下で変速させる。
定以上の勾配の登坂路であるか否かを、実際のギヤ段、
スロットル弁開度θTH、および車速Vの関数である基準
加速度と実際の加速度とを比較することにより判定し、
登坂路であると判定された場合には、自動変速機14の
ギヤ段を比較的駆動力の小さい第5速ギヤ段を禁止して
第4速ギヤ段に保持させる。また、降坂制御手段168
は、車両の走行路が所定以上の負勾配の降坂路であるか
否かを、実際のギヤ段および車速Vの関数である基準加
速度と実際の加速度とを比較することにより判定し、降
坂路と判定された場合には、自動変速機14のギヤ段を
比較的エンジンブレーキ力の小さい第5速ギヤ段を禁止
し且つ第4速ギヤ段以下で変速させる。
【0044】上記登坂制御手段166により登坂制御が
実行されている場合には、ダウン変速保持手段160
は、ダウンシフトスイッチ77が操作されたことに応答
して、自動変速機14のギヤ段を上記の登坂制御により
保持されているギヤ段よりも1段下のギヤ段へ変速させ
且つそのギヤ段を保持する。また、上記降坂制御手段1
68により降坂制御が実行されている場合には、ダウン
変速保持手段160は、ダウンシフトスイッチ77が操
作されたことに応答して、自動変速機14のギヤ段を上
記降坂制御により保持されているギヤ段よりも1段下の
ギヤ段へ変速させ且つそのギヤ段を保持する。
実行されている場合には、ダウン変速保持手段160
は、ダウンシフトスイッチ77が操作されたことに応答
して、自動変速機14のギヤ段を上記の登坂制御により
保持されているギヤ段よりも1段下のギヤ段へ変速させ
且つそのギヤ段を保持する。また、上記降坂制御手段1
68により降坂制御が実行されている場合には、ダウン
変速保持手段160は、ダウンシフトスイッチ77が操
作されたことに応答して、自動変速機14のギヤ段を上
記降坂制御により保持されているギヤ段よりも1段下の
ギヤ段へ変速させ且つそのギヤ段を保持する。
【0045】多重操作判定手段170は、ダウン変速保
持手段160によるダウンシフトの実行が開始されてか
ら自動復帰手段162による復帰が実行終了されるまで
の間にダウンシフトスイッチ77が多重的に操作された
か否かを判定する。復帰条件更新手段172は、その多
重操作判定手段170によりダウンシフトスイッチ77
が多重的に操作されたと判定されたときの車両状態に基
づいて、自動復帰手段162の復帰条件を更新する。
持手段160によるダウンシフトの実行が開始されてか
ら自動復帰手段162による復帰が実行終了されるまで
の間にダウンシフトスイッチ77が多重的に操作された
か否かを判定する。復帰条件更新手段172は、その多
重操作判定手段170によりダウンシフトスイッチ77
が多重的に操作されたと判定されたときの車両状態に基
づいて、自動復帰手段162の復帰条件を更新する。
【0046】復帰条件維持手段174は、上記多重操作
判定手段170により、前記ダウン変速保持手段160
によるダウンシフトの実行が開始されてから前記自動復
帰手段162による復帰が行われるまでの間に前記ダウ
ンシフトスイッチ77が多重的に操作されないと判定さ
れた場合には、自動復帰手段162において用いられる
復帰条件を前回のダウンシフトスイッチ77の操作時に
決定された復帰条件に維持する。
判定手段170により、前記ダウン変速保持手段160
によるダウンシフトの実行が開始されてから前記自動復
帰手段162による復帰が行われるまでの間に前記ダウ
ンシフトスイッチ77が多重的に操作されないと判定さ
れた場合には、自動復帰手段162において用いられる
復帰条件を前回のダウンシフトスイッチ77の操作時に
決定された復帰条件に維持する。
【0047】復帰条件成立判定手段176は、ダウンシ
フトスイッチ77が操作されたときの車両状態に関連し
て決定された復帰条件が成立したか否かを判定し、復帰
条件が成立したと判定されたときは、前記復帰条件更新
手段172による復帰条件の更新を禁止して自動復帰手
段162に自動変速状態への復帰を実行させる。
フトスイッチ77が操作されたときの車両状態に関連し
て決定された復帰条件が成立したか否かを判定し、復帰
条件が成立したと判定されたときは、前記復帰条件更新
手段172による復帰条件の更新を禁止して自動復帰手
段162に自動変速状態への復帰を実行させる。
【0048】図12は、変速用電子制御装置78による
制御作動の要部すなわち手動ダウン変速制御を説明する
フローチャートである。図において、入力信号を読込む
などの入力信号処理がSA1において実行された後、S
A2において、ダウンシフトスイッチ77がオン側へ操
作されたか否かが判断される。このSA2の判断が否定
された場合は本ルーチンが終了させられるが、肯定され
た場合は、SA3において、シフトレバー72がDレン
ジ、4レンジ、3レンジの何れかに操作されているか否
かが判断される。このSA3は、手動操作によるダウン
シフトの余地があるか否かを判断するためのものであ
る。
制御作動の要部すなわち手動ダウン変速制御を説明する
フローチャートである。図において、入力信号を読込む
などの入力信号処理がSA1において実行された後、S
A2において、ダウンシフトスイッチ77がオン側へ操
作されたか否かが判断される。このSA2の判断が否定
された場合は本ルーチンが終了させられるが、肯定され
た場合は、SA3において、シフトレバー72がDレン
ジ、4レンジ、3レンジの何れかに操作されているか否
かが判断される。このSA3は、手動操作によるダウン
シフトの余地があるか否かを判断するためのものであ
る。
【0049】上記SA3の判断が否定された場合は本ル
ーチンが終了させられるが、肯定された場合は、復帰条
件切換手段164に対応するSA4乃至SA7が実行さ
れることにより、ダウンシフトの実行後の復帰条件が切
り換えられる。すなわち、SA4においては登坂制御中
であるか否かが判断され、そのSA4の判断が否定され
た場合はSA5において降坂制御中であるか否かが判断
され、そのSA5の判断が否定された場合はSA6にお
いてアイドルスイッチがオン状態(スロットル弁開度θ
TH=0)であるか否かが判断され、そのSA6の判断が
否定された場合はSA7においてスロットル弁開度θTH
が予め設定された判断基準値θ1 を超えたか否かが判断
される。この判断基準値θ1 は車両が駆動走行状態であ
るか或いは非駆動走行状態であるかを判断するために設
定された値であり、たとえば7%程度の値が採用され
る。
ーチンが終了させられるが、肯定された場合は、復帰条
件切換手段164に対応するSA4乃至SA7が実行さ
れることにより、ダウンシフトの実行後の復帰条件が切
り換えられる。すなわち、SA4においては登坂制御中
であるか否かが判断され、そのSA4の判断が否定され
た場合はSA5において降坂制御中であるか否かが判断
され、そのSA5の判断が否定された場合はSA6にお
いてアイドルスイッチがオン状態(スロットル弁開度θ
TH=0)であるか否かが判断され、そのSA6の判断が
否定された場合はSA7においてスロットル弁開度θTH
が予め設定された判断基準値θ1 を超えたか否かが判断
される。この判断基準値θ1 は車両が駆動走行状態であ
るか或いは非駆動走行状態であるかを判断するために設
定された値であり、たとえば7%程度の値が採用され
る。
【0050】上記SA6の判断が肯定されるか或いはS
A7の判断が否定された場合には、車両の減速走行すな
わち車両の非駆動走行状態であるので、このような減速
走行で更にエンジンブレーキを期待してダウンシフトス
イッチ77が操作されたと考えられる。このため、前記
ダウン変速保持手段160に対応するSA8において、
予めエンジン回転速度NE が自動変速機14の実際のギ
ヤ段よりも1段下のギヤ段が成立したときの値に向かっ
て増加させられた後、自動変速機14の実際のギヤ段か
らそれより1段下のギヤ段へのダウンシフトの変速が実
行され、且つその1段下のギヤ段が保持される。同時
に、エンジンブレーキを作用させるための電磁弁S4が
作動させられる。
A7の判断が否定された場合には、車両の減速走行すな
わち車両の非駆動走行状態であるので、このような減速
走行で更にエンジンブレーキを期待してダウンシフトス
イッチ77が操作されたと考えられる。このため、前記
ダウン変速保持手段160に対応するSA8において、
予めエンジン回転速度NE が自動変速機14の実際のギ
ヤ段よりも1段下のギヤ段が成立したときの値に向かっ
て増加させられた後、自動変速機14の実際のギヤ段か
らそれより1段下のギヤ段へのダウンシフトの変速が実
行され、且つその1段下のギヤ段が保持される。同時
に、エンジンブレーキを作用させるための電磁弁S4が
作動させられる。
【0051】次いで、SA9において自動変速復帰条件
Iが採用される。図13は、その自動変速復帰条件Iが
成立したときに自動復帰させる自動復帰制御ルーチンで
ある。この図13の自動復帰制御ルーチンは、図12の
手動ダウン変速制御ルーチンと、時分割などにより直列
的或いは並列的に実行され、実質的に平行処理される。
Iが採用される。図13は、その自動変速復帰条件Iが
成立したときに自動復帰させる自動復帰制御ルーチンで
ある。この図13の自動復帰制御ルーチンは、図12の
手動ダウン変速制御ルーチンと、時分割などにより直列
的或いは並列的に実行され、実質的に平行処理される。
【0052】図13では、SR1において入力信号処理
が実行された後、SR2において、ダウンシフトスイッ
チ77が操作されてダウンシフトされた後に自動復帰が
実行されるまでのダウンシフトモードであるか否かが判
断される。このSR2の判断が否定された場合は本ルー
チンが終了させられるが、肯定された場合は、前記復帰
条件成立判定手段176に対応するSR3において、前
記自動復帰条件Iが成立したか否かが判断される。自動
復帰条件Iを構成する複数種類の条件のうちのいずれか
1つが満足された場合、或いは全部が満足された場合に
このSR3の判断が肯定される。
が実行された後、SR2において、ダウンシフトスイッ
チ77が操作されてダウンシフトされた後に自動復帰が
実行されるまでのダウンシフトモードであるか否かが判
断される。このSR2の判断が否定された場合は本ルー
チンが終了させられるが、肯定された場合は、前記復帰
条件成立判定手段176に対応するSR3において、前
記自動復帰条件Iが成立したか否かが判断される。自動
復帰条件Iを構成する複数種類の条件のうちのいずれか
1つが満足された場合、或いは全部が満足された場合に
このSR3の判断が肯定される。
【0053】上記自動復帰条件Iとは、たとえば、(1)
変速制御手段158による自動変速状態で決定されるギ
ヤ段GA が、上記SA8によりダウンシフトされ且つ保
持された実際のギヤ段GD と同等若しくは低速側のギヤ
段であるか、(2) アクセルペダル50の再踏み込みによ
ってスロットル弁開度θTHが所定値θ1 を超えて増加し
たか、および(3) 車両の実際の加速度(NOUT の変化率
から求められる)が、車速Vおよび実際のギヤ段GD の
関数である基準加速度以下となったかの3条件である。
上記(2) および(3) は、実質的に車両の減速走行が終了
したか否かを判断している。
変速制御手段158による自動変速状態で決定されるギ
ヤ段GA が、上記SA8によりダウンシフトされ且つ保
持された実際のギヤ段GD と同等若しくは低速側のギヤ
段であるか、(2) アクセルペダル50の再踏み込みによ
ってスロットル弁開度θTHが所定値θ1 を超えて増加し
たか、および(3) 車両の実際の加速度(NOUT の変化率
から求められる)が、車速Vおよび実際のギヤ段GD の
関数である基準加速度以下となったかの3条件である。
上記(2) および(3) は、実質的に車両の減速走行が終了
したか否かを判断している。
【0054】ダウンシフトスイッチ77が操作された当
初は上記SR3の判断が否定されるので、前記多重操作
判定手段170に対応するSR4においてダウンシフト
スイッチ77が操作されたか否かが判断される。このS
R4の判断は、SR3において復帰条件が成立したと判
定されるまで実行されるので、ダウンシフトスイッチ7
7が操作された当初、或いはダウン変速保持手段160
によるダウンシフトの実行が開始されてから自動復帰手
段162による復帰が行われるまでの期間内においてダ
ウンシフトスイッチ77が再度操作されたか否かを判定
する。このSR4の判断が否定される場合は、前記復帰
条件維持手段174に対応するSR5において、上記S
R3において用いられる復帰条件として、先回に採用さ
れた復帰条件が維持される。
初は上記SR3の判断が否定されるので、前記多重操作
判定手段170に対応するSR4においてダウンシフト
スイッチ77が操作されたか否かが判断される。このS
R4の判断は、SR3において復帰条件が成立したと判
定されるまで実行されるので、ダウンシフトスイッチ7
7が操作された当初、或いはダウン変速保持手段160
によるダウンシフトの実行が開始されてから自動復帰手
段162による復帰が行われるまでの期間内においてダ
ウンシフトスイッチ77が再度操作されたか否かを判定
する。このSR4の判断が否定される場合は、前記復帰
条件維持手段174に対応するSR5において、上記S
R3において用いられる復帰条件として、先回に採用さ
れた復帰条件が維持される。
【0055】しかし、上記SR4の判断が肯定された場
合は、ダウンシフトモード内でダウンシフトスイッチ7
7が操作された状態すなわち多重的にダウンシフトスイ
ッチ77が操作された状態であるので、前記復帰条件更
新手段172に対応するSR6において、ダウンシフト
スイッチ77の新たな操作時の車両状態に基づいて復帰
条件が更新される。たとえば、ダウンシフトスイッチ7
7が新たに操作されたときに、比較的スロットル弁開度
θTHが判断基準値θ1 を超えた加速走行中、登坂制御
中、或いは降坂制御中であれば、自動復帰条件II、登坂
路用復帰条件、或いは降坂路用復帰条件にそれぞれ新た
に更新される。
合は、ダウンシフトモード内でダウンシフトスイッチ7
7が操作された状態すなわち多重的にダウンシフトスイ
ッチ77が操作された状態であるので、前記復帰条件更
新手段172に対応するSR6において、ダウンシフト
スイッチ77の新たな操作時の車両状態に基づいて復帰
条件が更新される。たとえば、ダウンシフトスイッチ7
7が新たに操作されたときに、比較的スロットル弁開度
θTHが判断基準値θ1 を超えた加速走行中、登坂制御
中、或いは降坂制御中であれば、自動復帰条件II、登坂
路用復帰条件、或いは降坂路用復帰条件にそれぞれ新た
に更新される。
【0056】上記のようにして採用された復帰条件が成
立すると、前記SR3の判断が肯定されるので、前記自
動復帰手段162に対応するSR7において、変速制御
手段158による自動変速状態へ復帰させられる。
立すると、前記SR3の判断が肯定されるので、前記自
動復帰手段162に対応するSR7において、変速制御
手段158による自動変速状態へ復帰させられる。
【0057】しかし、前記図12のSA7の判断が肯定
された場合は、車両の加速走行すなわち車両の駆動走行
状態であるので、このような加速走行で更に駆動力(加
速力)を期待してダウンシフトスイッチ77が操作され
たと考えられる。このため、前記ダウン変速保持手段1
60に対応するSA10において、SA8と同様にして
自動変速機14の実際のギヤ段からそれより1段下のギ
ヤ段へのダウンシフトの変速が実行され、且つその1段
下のギヤ段が保持された後、SA11において、SA9
の自動復帰条件Iとは異なる自動復帰条件IIが採用され
る。この結果、図13に示す自動復帰制御ルーチンのS
R3では、自動復帰条件IIが満足されたか否かが判断さ
れる。
された場合は、車両の加速走行すなわち車両の駆動走行
状態であるので、このような加速走行で更に駆動力(加
速力)を期待してダウンシフトスイッチ77が操作され
たと考えられる。このため、前記ダウン変速保持手段1
60に対応するSA10において、SA8と同様にして
自動変速機14の実際のギヤ段からそれより1段下のギ
ヤ段へのダウンシフトの変速が実行され、且つその1段
下のギヤ段が保持された後、SA11において、SA9
の自動復帰条件Iとは異なる自動復帰条件IIが採用され
る。この結果、図13に示す自動復帰制御ルーチンのS
R3では、自動復帰条件IIが満足されたか否かが判断さ
れる。
【0058】上記自動復帰条件IIとは、たとえば、(1)
変速制御手段158による自動変速状態で決定されるギ
ヤ段GA が、上記SA10によりダウンシフトされ且つ
保持された実際のギヤ段GD と同等若しくは低速側のギ
ヤ段であるか、(2) アクセルペダル50の再踏み込みに
よってスロットル弁開度θTHが所定値θ1 を下回って減
少したか、および(3) 車両の実際の加速度(NOUT の変
化率から求められる)が、車速Vおよび実際のギヤ段G
D の関数である基準加速度以上となったかの3条件であ
る。上記(2) および(3) は、実質的に車両の加速走行が
終了したか否かを判断している。
変速制御手段158による自動変速状態で決定されるギ
ヤ段GA が、上記SA10によりダウンシフトされ且つ
保持された実際のギヤ段GD と同等若しくは低速側のギ
ヤ段であるか、(2) アクセルペダル50の再踏み込みに
よってスロットル弁開度θTHが所定値θ1 を下回って減
少したか、および(3) 車両の実際の加速度(NOUT の変
化率から求められる)が、車速Vおよび実際のギヤ段G
D の関数である基準加速度以上となったかの3条件であ
る。上記(2) および(3) は、実質的に車両の加速走行が
終了したか否かを判断している。
【0059】また、前記図12のSA5において降坂制
御中であると判断された場合は、SA12において、前
記SA8と同様のダウンシフトが実行された後、SA1
3において降坂路用復帰条件が採用される。この結果、
図13に示す自動復帰制御ルーチンのSR3では、降坂
路用復帰条件が満足されたか否かが判断される。この降
坂路用復帰条件は、アイドルスイッチのオン状態におい
ては、車両の実際の加速度が前記基準加速度以下である
状態が所定時間以上継続したときに自動変速状態へ復帰
させられたか、アイドルスイッチのオフ状態において
は、車両の実際の加速度が前記基準加速度に余裕値αを
加えた値以下である状態が所定時間以上継続したときに
自動変速状態へ復帰させられたかである。
御中であると判断された場合は、SA12において、前
記SA8と同様のダウンシフトが実行された後、SA1
3において降坂路用復帰条件が採用される。この結果、
図13に示す自動復帰制御ルーチンのSR3では、降坂
路用復帰条件が満足されたか否かが判断される。この降
坂路用復帰条件は、アイドルスイッチのオン状態におい
ては、車両の実際の加速度が前記基準加速度以下である
状態が所定時間以上継続したときに自動変速状態へ復帰
させられたか、アイドルスイッチのオフ状態において
は、車両の実際の加速度が前記基準加速度に余裕値αを
加えた値以下である状態が所定時間以上継続したときに
自動変速状態へ復帰させられたかである。
【0060】また、前記図12のSA4において登坂制
御中であると判断された場合は、SA14において、前
記SA8と同様のダウンシフトが実行されたあと、SA
15において登坂路用復帰条件が採用される。この結
果、図13に示す自動復帰制御ルーチンのSR3では、
登坂路用復帰条件が満足されたか否かが判断される。こ
の登坂路用復帰条件は、車両の実際の加速度が前記基準
加速度から余裕値βを差し引いた値以上である状態が所
定時間以上継続し且つブレーキの非操作状態であるかで
ある。
御中であると判断された場合は、SA14において、前
記SA8と同様のダウンシフトが実行されたあと、SA
15において登坂路用復帰条件が採用される。この結
果、図13に示す自動復帰制御ルーチンのSR3では、
登坂路用復帰条件が満足されたか否かが判断される。こ
の登坂路用復帰条件は、車両の実際の加速度が前記基準
加速度から余裕値βを差し引いた値以上である状態が所
定時間以上継続し且つブレーキの非操作状態であるかで
ある。
【0061】上述のように、本実施例によれば、多重操
作判定手段170に対応するSR4により、ダウン変速
保持手段160によるダウンシフトの実行が開始されて
から自動復帰手段162に対応するSR7による復帰が
行われるまでの間のダウンシフトモード期間に、ダウン
シフトスイッチ77が多重的に操作されたと判定される
と、復帰条件更新手段172に対応するSR6によっ
て、その多重操作判定手段170によりダウンシフトス
イッチ77が多重的に操作されたと判定されたときの車
両状態に基づいて、自動変速状態への復帰条件が更新さ
れる。このため、ダウンシフトスイッチ77が重ねて操
作されても、新たにダウンシフトスイッチ77が操作さ
れたときの車両状態に応じた復帰条件を用いることがで
き、最新の運転状態に合致した適切な復帰条件で自動変
速状態へ復帰することができる。
作判定手段170に対応するSR4により、ダウン変速
保持手段160によるダウンシフトの実行が開始されて
から自動復帰手段162に対応するSR7による復帰が
行われるまでの間のダウンシフトモード期間に、ダウン
シフトスイッチ77が多重的に操作されたと判定される
と、復帰条件更新手段172に対応するSR6によっ
て、その多重操作判定手段170によりダウンシフトス
イッチ77が多重的に操作されたと判定されたときの車
両状態に基づいて、自動変速状態への復帰条件が更新さ
れる。このため、ダウンシフトスイッチ77が重ねて操
作されても、新たにダウンシフトスイッチ77が操作さ
れたときの車両状態に応じた復帰条件を用いることがで
き、最新の運転状態に合致した適切な復帰条件で自動変
速状態へ復帰することができる。
【0062】また、本実施例によれば、多重操作判定手
段170により、ダウンシフトモード内においてダウン
シフトスイッチ77が多重的に操作されないと判定され
た場合には、自動復帰手段162において用いられる復
帰条件を前回のダウンシフトスイッチ77の操作時に決
定された復帰条件に維持する復帰条件維持手段174が
設けられるているので、適切な復帰条件で自動変速状態
へ復帰することができる。
段170により、ダウンシフトモード内においてダウン
シフトスイッチ77が多重的に操作されないと判定され
た場合には、自動復帰手段162において用いられる復
帰条件を前回のダウンシフトスイッチ77の操作時に決
定された復帰条件に維持する復帰条件維持手段174が
設けられるているので、適切な復帰条件で自動変速状態
へ復帰することができる。
【0063】また、本実施例によれば、ダウンシフトス
イッチ77が操作されたときの車両状態に関連して決定
された復帰条件が成立したか否かを判定する復帰条件成
立判定手段176に対応するSR3が設けられ、その復
帰条件成立判定手段176により復帰条件が成立したと
判定された場合には、上記復帰条件成立判定手段176
は、復帰条件更新手段172による復帰条件の更新を禁
止して自動復帰手段162に自動変速状態への復帰を実
行させるので、適切な復帰条件で自動変速状態へ復帰す
ることができる。
イッチ77が操作されたときの車両状態に関連して決定
された復帰条件が成立したか否かを判定する復帰条件成
立判定手段176に対応するSR3が設けられ、その復
帰条件成立判定手段176により復帰条件が成立したと
判定された場合には、上記復帰条件成立判定手段176
は、復帰条件更新手段172による復帰条件の更新を禁
止して自動復帰手段162に自動変速状態への復帰を実
行させるので、適切な復帰条件で自動変速状態へ復帰す
ることができる。
【0064】また、本実施例によれば、図7および図8
に示すように、自動変速機14を手動操作により変速さ
せるための操作装置としてダウンシフトスイッチ77の
みを備えたステアリングホイール156が車両に備えら
れる結果、そのステアリングホイール156には変速操
作のための他の操作装置が設けられていないので、ステ
アリングホイール156の回転操作中に手動操作により
変速しようとして他の操作装置を間違えて操作すること
が解消される。
に示すように、自動変速機14を手動操作により変速さ
せるための操作装置としてダウンシフトスイッチ77の
みを備えたステアリングホイール156が車両に備えら
れる結果、そのステアリングホイール156には変速操
作のための他の操作装置が設けられていないので、ステ
アリングホイール156の回転操作中に手動操作により
変速しようとして他の操作装置を間違えて操作すること
が解消される。
【0065】また、本実施例によれば、ダウン変速保持
手段160に対応するSA8、SA10、SA12、S
A14では、自動変速機14のギヤ段を1段下のギヤ段
に変速させるに際して、その1段下のギヤ段の成立後の
値に向かってエンジン回転速度を上昇させた後に自動変
速機のギヤ段をその1段下のギヤ段へ切り換える変速を
実行させるので、手動変速機における等速シフトと同様
に、滑らかなエンジンブレーキ作用が得られる利点があ
る。
手段160に対応するSA8、SA10、SA12、S
A14では、自動変速機14のギヤ段を1段下のギヤ段
に変速させるに際して、その1段下のギヤ段の成立後の
値に向かってエンジン回転速度を上昇させた後に自動変
速機のギヤ段をその1段下のギヤ段へ切り換える変速を
実行させるので、手動変速機における等速シフトと同様
に、滑らかなエンジンブレーキ作用が得られる利点があ
る。
【0066】また、本実施例によれば、自動復帰手段1
62に対応するSR7では、自動変速機14のギヤ段よ
り1段下のギヤ段と同じギヤ段への変速が変速制御手段
158による自動変速状態で判断される車両状態となっ
たときに、その変速制御手段158による自動変速状態
へ自動的に復帰させるものであるので、上記1段下のギ
ヤ段を保持する状態から自動変速状態へ自動的に復帰さ
せられることに起因して、自動変速機14の不要なアッ
プシフト変速の発生が解消される。
62に対応するSR7では、自動変速機14のギヤ段よ
り1段下のギヤ段と同じギヤ段への変速が変速制御手段
158による自動変速状態で判断される車両状態となっ
たときに、その変速制御手段158による自動変速状態
へ自動的に復帰させるものであるので、上記1段下のギ
ヤ段を保持する状態から自動変速状態へ自動的に復帰さ
せられることに起因して、自動変速機14の不要なアッ
プシフト変速の発生が解消される。
【0067】また、本実施例によれば、ダウンシフトス
イッチ77が操作されたことにより自動変速機14のギ
ヤ段がそれよりも1段下のギヤ段へ変速させられた後、
自動復帰手段162の復帰条件を車両状態に応じて切り
換える復帰条件切換手段164(SA4、SA5、SA
6、SA7)が設けられる。この復帰条件切換手段16
4は、たとえば、車両のスロットル弁開度θTHが所定値
を超えた車両の加速走行状態すなわち車両の駆動走行状
態であるか否か、或いは車両のスロットル弁開度θTHが
所定値以下の車両の減速走行状態すなわち車両の非駆動
走行状態であるか否か、登坂制御中であるか否か、降坂
制御中であるか否かを判定し、判定結果に基づいて復帰
条件を切り換える。このように、スロットル弁開度
θTH、車両の駆動或いは非駆動状態、登坂制御中、降坂
制御中などの車両状態に応じて復帰条件が切り換えられ
るので、自動変速状態へ自動的に復帰させられたときの
違和感が防止される。
イッチ77が操作されたことにより自動変速機14のギ
ヤ段がそれよりも1段下のギヤ段へ変速させられた後、
自動復帰手段162の復帰条件を車両状態に応じて切り
換える復帰条件切換手段164(SA4、SA5、SA
6、SA7)が設けられる。この復帰条件切換手段16
4は、たとえば、車両のスロットル弁開度θTHが所定値
を超えた車両の加速走行状態すなわち車両の駆動走行状
態であるか否か、或いは車両のスロットル弁開度θTHが
所定値以下の車両の減速走行状態すなわち車両の非駆動
走行状態であるか否か、登坂制御中であるか否か、降坂
制御中であるか否かを判定し、判定結果に基づいて復帰
条件を切り換える。このように、スロットル弁開度
θTH、車両の駆動或いは非駆動状態、登坂制御中、降坂
制御中などの車両状態に応じて復帰条件が切り換えられ
るので、自動変速状態へ自動的に復帰させられたときの
違和感が防止される。
【0068】また、本実施例によれば、自動復帰手段1
62に対応するSR7は、車両を減速走行させるために
ダウン変速保持手段160により自動変速機14のギヤ
段がそれより1段下のギヤ段へダウン変速され且つその
1段下のギヤ段が保持された場合に、その減速走行が終
了したときに、変速制御手段158による自動変速状態
へ自動的に復帰させるので、上記1段下のギヤ段のエン
ジンブレーキによる減速走行途中で自動変速状態への復
帰が行われることが防止される利点がある。
62に対応するSR7は、車両を減速走行させるために
ダウン変速保持手段160により自動変速機14のギヤ
段がそれより1段下のギヤ段へダウン変速され且つその
1段下のギヤ段が保持された場合に、その減速走行が終
了したときに、変速制御手段158による自動変速状態
へ自動的に復帰させるので、上記1段下のギヤ段のエン
ジンブレーキによる減速走行途中で自動変速状態への復
帰が行われることが防止される利点がある。
【0069】また、本実施例によれば、自動復帰手段1
62に対応するSR7は、車両を加速走行させるために
ダウン変速保持手段160により自動変速機14のギヤ
段がそれより1段下のギヤ段へダウン変速され且つその
1段下のギヤ段が保持された場合に、その加速走行が終
了したときに、前記変速制御手段158による自動変速
状態へ自動的に復帰させるものであるので、上記1段下
のギヤ段のエンジンブレーキによる加速走行途中で自動
変速状態への復帰が行われることが防止される利点があ
る。
62に対応するSR7は、車両を加速走行させるために
ダウン変速保持手段160により自動変速機14のギヤ
段がそれより1段下のギヤ段へダウン変速され且つその
1段下のギヤ段が保持された場合に、その加速走行が終
了したときに、前記変速制御手段158による自動変速
状態へ自動的に復帰させるものであるので、上記1段下
のギヤ段のエンジンブレーキによる加速走行途中で自動
変速状態への復帰が行われることが防止される利点があ
る。
【0070】次に、本発明の他の実施例を説明する。な
お、以下の説明において前述の実施例と共通する部分に
は同一の符号を付して説明を省略する。
お、以下の説明において前述の実施例と共通する部分に
は同一の符号を付して説明を省略する。
【0071】図9の破線に示す機能ブロックは、本発明
の他の実施例の変速用電子制御装置78の制御機能の要
部を説明するものである。この図9において、ダウン変
速保持手段160により自動変速機14のギヤ段が保持
されたときには、車速Vを予め設定された目標車速VM
に一致させるように自動変速機14のギヤ段およびスロ
ットル弁開度θTHを調節するクルーズコントロール装置
(エンジン用電子制御装置76)の車速制御作動を中止
させるクルーズコントロール中止手段180と、前記自
動復帰手段162により、ダウン変速保持手段160に
よるギヤ段の保持が解除されて変速制御手段158によ
りギヤ段が自動的に切り換えられる自動変速状態へ自動
的に復帰させられたときには、上記クルーズコントロー
ル装置の車速制御作動の中止を継続させる中止継続手段
182とが設けられる。このクルーズコントロール装置
は、車速制御モードを開始させるよく知られた通常の制
御開始操作が行われることにより、車速制御が再開され
る。
の他の実施例の変速用電子制御装置78の制御機能の要
部を説明するものである。この図9において、ダウン変
速保持手段160により自動変速機14のギヤ段が保持
されたときには、車速Vを予め設定された目標車速VM
に一致させるように自動変速機14のギヤ段およびスロ
ットル弁開度θTHを調節するクルーズコントロール装置
(エンジン用電子制御装置76)の車速制御作動を中止
させるクルーズコントロール中止手段180と、前記自
動復帰手段162により、ダウン変速保持手段160に
よるギヤ段の保持が解除されて変速制御手段158によ
りギヤ段が自動的に切り換えられる自動変速状態へ自動
的に復帰させられたときには、上記クルーズコントロー
ル装置の車速制御作動の中止を継続させる中止継続手段
182とが設けられる。このクルーズコントロール装置
は、車速制御モードを開始させるよく知られた通常の制
御開始操作が行われることにより、車速制御が再開され
る。
【0072】図14は、変速用電子制御装置78の手動
ダウン変速制御の他の実施例を示すフローチャートであ
る。図において、SB1においてSA1と同様の入力信
号処理が実行された後、SB2では、フラグFs の内容
が「1」であるか否かが判断される。このフラグFs
は、その内容が「1」であるときにダウンシフトスイッ
チ77の操作によるダウンシフトが実行された後に自動
復帰が未だ行われない状態を示すものである。
ダウン変速制御の他の実施例を示すフローチャートであ
る。図において、SB1においてSA1と同様の入力信
号処理が実行された後、SB2では、フラグFs の内容
が「1」であるか否かが判断される。このフラグFs
は、その内容が「1」であるときにダウンシフトスイッ
チ77の操作によるダウンシフトが実行された後に自動
復帰が未だ行われない状態を示すものである。
【0073】当初は上記SB2の判断が否定されるの
で、続くSB3においてクルーズコントロール装置の作
動中であるか否かがエンジン用電子制御装置76からの
信号に基づいて判断される。このSB3の判断が否定さ
れた場合は本ルーチンが終了させられるが、肯定された
場合には、SB4においてダウンシフトスイッチ77が
オン側へ操作されたか否かが判断される。このSB4の
判断が否定された場合は本ルーチンが終了させられる
が、肯定された場合には、前記ダウン変速保持手段16
0に対応するSB5においてたとえば図12に示すルー
チンと同様の制御が実行されることにより、自動変速機
14のギヤ段をそれよりも1段或いは2段下のギヤ段へ
切り換えるダウンシフトが実行されるとともに、その1
段或いは2段下のギヤ段に保持させる。そして、前記ク
ルーズコントロール中止手段180に対応するSB6で
は、上記SB5により自動変速機14のギヤ段が保持さ
れた状態において、車速Vを予め設定された目標車速V
M に一致させるように自動変速機14のギヤ段およびス
ロットル弁開度θTHを調節するクルーズコントロール装
置(エンジン用電子制御装置76)の車速制御作動を中
止させる。
で、続くSB3においてクルーズコントロール装置の作
動中であるか否かがエンジン用電子制御装置76からの
信号に基づいて判断される。このSB3の判断が否定さ
れた場合は本ルーチンが終了させられるが、肯定された
場合には、SB4においてダウンシフトスイッチ77が
オン側へ操作されたか否かが判断される。このSB4の
判断が否定された場合は本ルーチンが終了させられる
が、肯定された場合には、前記ダウン変速保持手段16
0に対応するSB5においてたとえば図12に示すルー
チンと同様の制御が実行されることにより、自動変速機
14のギヤ段をそれよりも1段或いは2段下のギヤ段へ
切り換えるダウンシフトが実行されるとともに、その1
段或いは2段下のギヤ段に保持させる。そして、前記ク
ルーズコントロール中止手段180に対応するSB6で
は、上記SB5により自動変速機14のギヤ段が保持さ
れた状態において、車速Vを予め設定された目標車速V
M に一致させるように自動変速機14のギヤ段およびス
ロットル弁開度θTHを調節するクルーズコントロール装
置(エンジン用電子制御装置76)の車速制御作動を中
止させる。
【0074】次いで、SB7において自動復帰条件が成
立したか否かが判断される。この自動復帰条件とは、た
とえば図12のSA9やSA11と同様のものであり、
ダウンシフトスイッチ77が複数回操作されたと判定さ
れたときには、最新の操作時の車両状態に基づいて復帰
条件が更新されたものである。当初は上記SB7の判断
が否定されるので、SB8においてフラグFs の内容が
「1」にセットされる。このため、次回以後の制御サイ
クルでは、SB2の判断が肯定されるので、SB7以下
が繰り返し実行される。
立したか否かが判断される。この自動復帰条件とは、た
とえば図12のSA9やSA11と同様のものであり、
ダウンシフトスイッチ77が複数回操作されたと判定さ
れたときには、最新の操作時の車両状態に基づいて復帰
条件が更新されたものである。当初は上記SB7の判断
が否定されるので、SB8においてフラグFs の内容が
「1」にセットされる。このため、次回以後の制御サイ
クルでは、SB2の判断が肯定されるので、SB7以下
が繰り返し実行される。
【0075】以上のステップが繰り返し実行されるう
ち、上記SB7の判断が肯定されると、前記自動復帰手
段162に対応するSB9において前記変速制御手段1
58による自動変速状態へ復帰させられた後、SB10
においてフラグFs の内容が「0」にリセットされる。
そして、前記中止継続手段182に対応するSB11に
おいて、クルーズコントロール(車速制御)作動の中止
が継続される。
ち、上記SB7の判断が肯定されると、前記自動復帰手
段162に対応するSB9において前記変速制御手段1
58による自動変速状態へ復帰させられた後、SB10
においてフラグFs の内容が「0」にリセットされる。
そして、前記中止継続手段182に対応するSB11に
おいて、クルーズコントロール(車速制御)作動の中止
が継続される。
【0076】上述のように、本実施例によれば、前述の
実施例と同様の効果が得られるに加えて、ダウンシフト
スイッチ77の操作により自動変速機14のギヤ段がそ
れよりも1段下のギヤ段へダウンシフトされると、クル
ーズコントロール中止手段180に対応するSB6によ
りクルーズコントロール作動が中止させられるととも
に、自動復帰手段162に対応するSB9によって自動
変速状態へ自動復帰させられた後は、中止継続手段18
2に対応するSB11によってクルーズコントロール作
動の中止が継続されるので、そのクルーズコントロール
作動は、運転者による通常のクルーズコントロール作動
開始操作が行われることによってのみ再開される利点が
ある。
実施例と同様の効果が得られるに加えて、ダウンシフト
スイッチ77の操作により自動変速機14のギヤ段がそ
れよりも1段下のギヤ段へダウンシフトされると、クル
ーズコントロール中止手段180に対応するSB6によ
りクルーズコントロール作動が中止させられるととも
に、自動復帰手段162に対応するSB9によって自動
変速状態へ自動復帰させられた後は、中止継続手段18
2に対応するSB11によってクルーズコントロール作
動の中止が継続されるので、そのクルーズコントロール
作動は、運転者による通常のクルーズコントロール作動
開始操作が行われることによってのみ再開される利点が
ある。
【0077】以上、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明したが、本発明はその他の態様においても適用し得
る。
説明したが、本発明はその他の態様においても適用し得
る。
【0078】たとえば、前述の実施例の図12、図13
において、所期の目的が達成される作動が得られる範囲
において、フローチャートが変形されたり或いはステッ
プの順序が入れ替えられても差支えない。たとえば図1
2のフローチャートでは、SA4乃至SA6、SA10
乃至SA15が除去されても、発明の一応の効果が得ら
れるのである。また、図12のSA8、SA10、SA
12、SA14に替えて、ダウンシフトを実行する単一
のステップをSA3とSA4との間に設けてもよいので
ある。
において、所期の目的が達成される作動が得られる範囲
において、フローチャートが変形されたり或いはステッ
プの順序が入れ替えられても差支えない。たとえば図1
2のフローチャートでは、SA4乃至SA6、SA10
乃至SA15が除去されても、発明の一応の効果が得ら
れるのである。また、図12のSA8、SA10、SA
12、SA14に替えて、ダウンシフトを実行する単一
のステップをSA3とSA4との間に設けてもよいので
ある。
【0079】また、前述の実施例において、ダウンシフ
トスイッチ77がステアリングホイール156上に設け
られていたが、ステアリングコラムなどの他の場所に設
けられてもよい。
トスイッチ77がステアリングホイール156上に設け
られていたが、ステアリングコラムなどの他の場所に設
けられてもよい。
【0080】その他一々例示はしないが、本発明は当業
者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実
施することができる。
者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実
施することができる。
【図1】本発明の一実施例の変速制御装置によってギヤ
段が制御される車両用自動変速機の構成を説明する骨子
図である。
段が制御される車両用自動変速機の構成を説明する骨子
図である。
【図2】図1の自動変速機における、複数の摩擦係合装
置の作動の組合わせとそれにより成立するギヤ段との関
係を示す図表である。
置の作動の組合わせとそれにより成立するギヤ段との関
係を示す図表である。
【図3】図1の自動変速機を制御する油圧制御回路およ
び電気制御回路を含むブロック線図である。
び電気制御回路を含むブロック線図である。
【図4】図3のシフトレバーの操作位置を説明する図で
ある。
ある。
【図5】図3の油圧制御回路の要部を説明する図であ
る。
る。
【図6】図3の油圧制御回路の要部を説明する図であ
る。
る。
【図7】図3のダウンシフトスイッチのステアリングホ
イール上の配置例を示す図である。
イール上の配置例を示す図である。
【図8】図3のダウンシフトスイッチのステアリングホ
イール上の他の配置例を示す図である。
イール上の他の配置例を示す図である。
【図9】図3の変速用電子制御装置の制御機能の要部を
説明する機能ブロック線図である。
説明する機能ブロック線図である。
【図10】図8の変速制御手段において用いられるダウ
ンシフト用変速線図を説明する図である。
ンシフト用変速線図を説明する図である。
【図11】図8の変速制御手段において用いられるアッ
プシフト用変速線図を説明する図である。
プシフト用変速線図を説明する図である。
【図12】図3の変速用電子制御装置の制御作動の要部
であって、手動ダウン変速制御ルーチンを説明するフロ
ーチャートである。
であって、手動ダウン変速制御ルーチンを説明するフロ
ーチャートである。
【図13】図3の変速用電子制御装置の制御作動の要部
であって、自動復帰制御ルーチンを説明するフローチャ
ートである。
であって、自動復帰制御ルーチンを説明するフローチャ
ートである。
【図14】本発明の他の実施例における変速用電子制御
装置の制御作動の要部であって、手動ダウン変速制御ル
ーチンを説明するフローチャートである。
装置の制御作動の要部であって、手動ダウン変速制御ル
ーチンを説明するフローチャートである。
14:自動変速機 77:ダウンシフトスイッチ(ダウンシフト操作装置) 158:変速制御手段 160:ダウン変速保持手段 162:自動復帰手段 164:復帰条件切換手段 170:多重操作判定手段 172:復帰条件更新手段 174:復帰条件維持手段 176:復帰条件成立判定手段
Claims (1)
- 【請求項1】 予め設定された変速線図から実際の車両
の走行状態に基づいてギヤ段を自動的に切り換える変速
制御手段と、ダウンシフト操作装置が操作されることに
より該変速制御手段により切り換えられた自動変速機の
ギヤ段をそれよりも1段下のギヤ段へダウンシフトさせ
るとともにその1段下のギヤ段を保持させるダウン変速
保持手段と、所定の復帰条件を満足すると該1段下のギ
ヤ段の保持を解除して前記変速制御手段による自動変速
状態へ復帰させる自動復帰手段とを備える形式の車両用
自動変速機の変速制御装置であって、 前記ダウンシフト操作装置が多重的に操作されたか否か
を判定する多重操作判定手段と、 該多重操作判定手段により前記ダウンシフト操作装置が
多重的に操作されたと判定されたときの車両状態に基づ
いて、前記自動復帰手段の復帰条件を更新する復帰条件
更新手段とを、含むことを特徴とする車両用自動変速機
の変速制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7227661A JPH0972411A (ja) | 1995-09-05 | 1995-09-05 | 車両用自動変速機の変速制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7227661A JPH0972411A (ja) | 1995-09-05 | 1995-09-05 | 車両用自動変速機の変速制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0972411A true JPH0972411A (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=16864363
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7227661A Pending JPH0972411A (ja) | 1995-09-05 | 1995-09-05 | 車両用自動変速機の変速制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0972411A (ja) |
-
1995
- 1995-09-05 JP JP7227661A patent/JPH0972411A/ja active Pending
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